JPH07210158A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH07210158A JPH07210158A JP6014957A JP1495794A JPH07210158A JP H07210158 A JPH07210158 A JP H07210158A JP 6014957 A JP6014957 A JP 6014957A JP 1495794 A JP1495794 A JP 1495794A JP H07210158 A JPH07210158 A JP H07210158A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送経路の空き時間を利用して予め演奏デー
タを伝送して受信側に蓄えておき、所定時間に逐次楽音
の発生・消音等のイベント処理を行う機能を具備する電
子楽器を提供する。 【構成】 演奏データとともに、該演奏データが受信さ
れてから実際に演奏されるまでの遅延時間を付加した遅
延時間付き演奏データを受信するデータ受信手段と、前
記データ受信手段が受信した前記遅延時間付き演奏デー
タを前記遅延時間に該当する時間だけ遅延させて発音・
消音する楽音発生手段とによって構成される。
タを伝送して受信側に蓄えておき、所定時間に逐次楽音
の発生・消音等のイベント処理を行う機能を具備する電
子楽器を提供する。 【構成】 演奏データとともに、該演奏データが受信さ
れてから実際に演奏されるまでの遅延時間を付加した遅
延時間付き演奏データを受信するデータ受信手段と、前
記データ受信手段が受信した前記遅延時間付き演奏デー
タを前記遅延時間に該当する時間だけ遅延させて発音・
消音する楽音発生手段とによって構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関し、特に
外部から伝送される演奏データを受信して適宜遅延時間
を付加しつつ発音または消音等のイベント処理ができる
電子楽器に関する。
外部から伝送される演奏データを受信して適宜遅延時間
を付加しつつ発音または消音等のイベント処理ができる
電子楽器に関する。
【0002】近年、種々のタイプの電子楽器が広く普及
し、特にMIDI(Musical Instrument Digital Inter
face) 端子を介して、他楽器や外部記憶媒体から伝送さ
れる演奏データを受信して演奏を行う電子楽器が実用に
供されている。
し、特にMIDI(Musical Instrument Digital Inter
face) 端子を介して、他楽器や外部記憶媒体から伝送さ
れる演奏データを受信して演奏を行う電子楽器が実用に
供されている。
【0003】
【従来の技術】通常、このような電子楽器は、音階に相
当する楽音を発生する楽音発生装置を具備している。発
生される楽音は、自楽器に付属する鍵盤等によって直接
入力される演奏データはもとより、各種の記憶媒体の記
憶している自動演奏用の演奏データや外部から伝送され
る演奏データによっても演奏が行われるものが多い。
当する楽音を発生する楽音発生装置を具備している。発
生される楽音は、自楽器に付属する鍵盤等によって直接
入力される演奏データはもとより、各種の記憶媒体の記
憶している自動演奏用の演奏データや外部から伝送され
る演奏データによっても演奏が行われるものが多い。
【0004】このような外部から伝送される演奏データ
は、通常はリアルタイムで送受信が行われ、受信された
データに基づいて遅延なく、あるいはできるだけ少ない
遅延時間で楽音を発生あるいは消音するように制御して
いた。
は、通常はリアルタイムで送受信が行われ、受信された
データに基づいて遅延なく、あるいはできるだけ少ない
遅延時間で楽音を発生あるいは消音するように制御して
いた。
【0005】しかし、演奏データは時間軸に対して均一
ではないことが多く、ある時間には伝送経路が密であ
り、次の瞬間には疎 (空) になるような状態が継続して
いる。一方、外部からの演奏データの伝送は必ずしもリ
アルタイムである必要はなく、予め伝送しておき、受信
側で記憶しておくことも可能である。
ではないことが多く、ある時間には伝送経路が密であ
り、次の瞬間には疎 (空) になるような状態が継続して
いる。一方、外部からの演奏データの伝送は必ずしもリ
アルタイムである必要はなく、予め伝送しておき、受信
側で記憶しておくことも可能である。
【0006】全てリアルタイムで伝送しようとすると、
伝送経路が過密状態にある間は、物理的制限によって伝
送すべきデータが遅延しがちになることがあり、従来技
術においてはこれを是正することはできなかった。
伝送経路が過密状態にある間は、物理的制限によって伝
送すべきデータが遅延しがちになることがあり、従来技
術においてはこれを是正することはできなかった。
【0007】このような従来技術による演奏データの伝
送システムにあっては、全体的にみれば伝送経路は常に
過密ではなく空である期間が多いにもかかわらず、上述
のような不合理が生起していた。
送システムにあっては、全体的にみれば伝送経路は常に
過密ではなく空である期間が多いにもかかわらず、上述
のような不合理が生起していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、伝送経路
の空き時間を利用して予め演奏データを伝送して受信側
に蓄えておき、所定時間に逐次楽音の発生・消音等のイ
ベント処理を行う機能を具備する電子楽器を提供するこ
とを課題とする。
の空き時間を利用して予め演奏データを伝送して受信側
に蓄えておき、所定時間に逐次楽音の発生・消音等のイ
ベント処理を行う機能を具備する電子楽器を提供するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、演奏デ
ータとともに、該演奏データが受信されてから実際に演
奏されるまでの遅延時間を付加した遅延時間付き演奏デ
ータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段
が受信した前記遅延時間付き演奏データを前記遅延時間
に該当する時間だけ遅延させて発音・消音する楽音発生
手段とを具備する電子楽器によって解決される。
ータとともに、該演奏データが受信されてから実際に演
奏されるまでの遅延時間を付加した遅延時間付き演奏デ
ータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段
が受信した前記遅延時間付き演奏データを前記遅延時間
に該当する時間だけ遅延させて発音・消音する楽音発生
手段とを具備する電子楽器によって解決される。
【0010】
【作用】本発明にかかる、楽音発生手段を備えた電子楽
器は、外部から伝送経路を介して受信する演奏データを
蓄えておく。
器は、外部から伝送経路を介して受信する演奏データを
蓄えておく。
【0011】このようにして蓄えられる演奏データに
は、音色、音程、音量等の本来の演奏データに加えて、
当該データに基づいて楽音の発生または消音等のイベン
ト処理を実行すべきタイミングを決定するための時間デ
ータをも記憶しておく。
は、音色、音程、音量等の本来の演奏データに加えて、
当該データに基づいて楽音の発生または消音等のイベン
ト処理を実行すべきタイミングを決定するための時間デ
ータをも記憶しておく。
【0012】受信後記憶している演奏データに基づい
て、電子楽器として楽音を発生するに際しては、本来の
演奏データに相当する実行をどの時点から開始すべきか
の時間情報をも包含している。
て、電子楽器として楽音を発生するに際しては、本来の
演奏データに相当する実行をどの時点から開始すべきか
の時間情報をも包含している。
【0013】かかる信号形態を採用することによって、
伝送経路が空である間にデータ伝送が行われるためデー
タ伝送効率が向上し、所定時間内に演奏データの伝送が
行われる。
伝送経路が空である間にデータ伝送が行われるためデー
タ伝送効率が向上し、所定時間内に演奏データの伝送が
行われる。
【0014】その結果、電子楽器に予め受信して蓄えて
いる演奏データによって楽音を発生すればよく、発生開
始時期や持続時間等が正確に規定され、常に正しい演奏
データに基づく楽音発生が保証される。
いる演奏データによって楽音を発生すればよく、発生開
始時期や持続時間等が正確に規定され、常に正しい演奏
データに基づく楽音発生が保証される。
【0015】
【実施例】以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本発
明を開示する。図1は、上述のような楽音発生装置を具
備する電子楽器の全体的な構成を概略的に示すブロック
図である。
明を開示する。図1は、上述のような楽音発生装置を具
備する電子楽器の全体的な構成を概略的に示すブロック
図である。
【0016】ここに示す電子楽器は、中央処理装置(以
下、CPUとする)1、CPU1の制御に基づいて楽音
を発生する楽音発生手段(以下、SPUともいう)2、
CPU1の動作に関するプログラムおよびデータ類が書
き込まれたROM3、CPU1が一時的なデータを記憶
したり、FIFOやタイマ用のレジスタを構成するため
のランダムアクセスメモリ(以下、RAMとする)4を
有する。これら各要素間は、アドレスバス5とデータバ
ス6によって相互に接続されている。
下、CPUとする)1、CPU1の制御に基づいて楽音
を発生する楽音発生手段(以下、SPUともいう)2、
CPU1の動作に関するプログラムおよびデータ類が書
き込まれたROM3、CPU1が一時的なデータを記憶
したり、FIFOやタイマ用のレジスタを構成するため
のランダムアクセスメモリ(以下、RAMとする)4を
有する。これら各要素間は、アドレスバス5とデータバ
ス6によって相互に接続されている。
【0017】なお、CPU1への演奏データ受信ポート
7は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital
Interface)端子とすることができるが、その他の通信方
式とすることもできる。
7は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital
Interface)端子とすることができるが、その他の通信方
式とすることもできる。
【0018】また、演奏データの送信システムは図示し
ていないが、例えば、送信側の電子楽器で一定時間遅ら
せておいてデータを送る場合や自動演奏データをシーケ
ンサで先読みをしてデータ伝送を行うような用途におい
て、演奏データに遅延時間データを付加して先送りする
ものが考えられる。
ていないが、例えば、送信側の電子楽器で一定時間遅ら
せておいてデータを送る場合や自動演奏データをシーケ
ンサで先読みをしてデータ伝送を行うような用途におい
て、演奏データに遅延時間データを付加して先送りする
ものが考えられる。
【0019】この場合の時間データは、受信時点を基準
としての遅延時間とすることができるが、クロックに対
する遅延時間とすることもできる。
としての遅延時間とすることができるが、クロックに対
する遅延時間とすることもできる。
【0020】また、楽音発生装置(SPU)2には、デ
ィジタル/アナログ変換器(D/A)8および増幅器
(AMP)9を介してスピーカ装置10が接続され、楽
音発生手段2の出力を所望レベルの音の出力に変換す
る。
ィジタル/アナログ変換器(D/A)8および増幅器
(AMP)9を介してスピーカ装置10が接続され、楽
音発生手段2の出力を所望レベルの音の出力に変換す
る。
【0021】このような電子楽器は、通常、鍵盤装置や
切り替えパネル等の入力手段を具備しているが、本発明
においては直接影響がないため、記述を省略する。
切り替えパネル等の入力手段を具備しているが、本発明
においては直接影響がないため、記述を省略する。
【0022】図2は、本発明にかかる電子楽器の楽音発
生装置の動作を示すプログラムのメインルーチンを示す
フローチャートである。フロー開始に伴って、CPU
1、楽音発生装置(SPU)2、FIFOやタイマ用レ
ジスタ、その他のレジスタ等を初期化するための初期化
ルーチンが実行される(ステップS100)。
生装置の動作を示すプログラムのメインルーチンを示す
フローチャートである。フロー開始に伴って、CPU
1、楽音発生装置(SPU)2、FIFOやタイマ用レ
ジスタ、その他のレジスタ等を初期化するための初期化
ルーチンが実行される(ステップS100)。
【0023】次いで、イベント・キューから1イベント
分のイベントデータ(ここでは8バイト)を取り出し、
イベントレジスタ(8バイト)に格納するための処理が
行われる(ステップS101)。
分のイベントデータ(ここでは8バイト)を取り出し、
イベントレジスタ(8バイト)に格納するための処理が
行われる(ステップS101)。
【0024】この8バイトデータの前半4バイトはイベ
ントのタイプやバリュー等のデータであり、後半4バイ
トは時間データである。ここでイベント・キューが空の
場合には0を、空でない場合には0以外の数値を、それ
ぞれ返送する。
ントのタイプやバリュー等のデータであり、後半4バイ
トは時間データである。ここでイベント・キューが空の
場合には0を、空でない場合には0以外の数値を、それ
ぞれ返送する。
【0025】次いで、イベントか否かの判定が行われ
(ステップS102)、前項の処理によって返送値が0
以外の場合には、イベントと判定されるため、イベント
バッファの後半4バイトをYとする(ステップS10
3)。イベントでないと判定された場合には、イベント
検出処理(ステップS101)以降を繰り返す。
(ステップS102)、前項の処理によって返送値が0
以外の場合には、イベントと判定されるため、イベント
バッファの後半4バイトをYとする(ステップS10
3)。イベントでないと判定された場合には、イベント
検出処理(ステップS101)以降を繰り返す。
【0026】次いで、現時点のタイマの値をXとする
(ステップS104)。その後、上記XとYから値Z=
X−Yの演算処理を行う(ステップS105)。この演
算結果に基づいて、楽音発生等のイベント処理予定時刻
Tに等しいかまたはそれより大きくなっているかの判定
を行う(ステップS106)。
(ステップS104)。その後、上記XとYから値Z=
X−Yの演算処理を行う(ステップS105)。この演
算結果に基づいて、楽音発生等のイベント処理予定時刻
Tに等しいかまたはそれより大きくなっているかの判定
を行う(ステップS106)。
【0027】この判定の結果、ZがTに等しいかまたは
大きいと判定された場合には、所定イベントの処理を実
行する(ステップS107)。上記条件が満たされてい
ないと判定された場合には、イベントを再びイベント・
キューに戻して(ステップS108)、イベント検出処
理(ステップS101)以降の処理を繰り返す。
大きいと判定された場合には、所定イベントの処理を実
行する(ステップS107)。上記条件が満たされてい
ないと判定された場合には、イベントを再びイベント・
キューに戻して(ステップS108)、イベント検出処
理(ステップS101)以降の処理を繰り返す。
【0028】上述のような処理において、イベントの処
理(ステップS107)は、イベントレジスタの内容の
実行を意味し、例えば、演奏態様+データ1+データ2
(押鍵、離鍵、音色変更、音量変更、音程変更等の内容
およびそれらの変化量)を実行する処理である。これら
イベントの処理を行った後はイベント検出(ステップS
101)以降の処理に復帰する。
理(ステップS107)は、イベントレジスタの内容の
実行を意味し、例えば、演奏態様+データ1+データ2
(押鍵、離鍵、音色変更、音量変更、音程変更等の内容
およびそれらの変化量)を実行する処理である。これら
イベントの処理を行った後はイベント検出(ステップS
101)以降の処理に復帰する。
【0029】図3は、インタバルタイマの割り込みルー
チンを示すフローチャートである。適宜間隔、例えば、
1msec毎に自動的に発生するインタバルタイマにお
いて現在時刻Txに1を加えるインクリメント処理を行
い(ステップS200)、復帰する。
チンを示すフローチャートである。適宜間隔、例えば、
1msec毎に自動的に発生するインタバルタイマにお
いて現在時刻Txに1を加えるインクリメント処理を行
い(ステップS200)、復帰する。
【0030】図4は演奏データ受信時に発生する割り込
みルーチンを示すフローチャートである。受信されたイ
ベント(4バイト)に現在時刻Tx(4バイト)を付加
して8バイトのデータとし、イベント・キューに書き込
む処理を行い(ステップS300)、復帰する。
みルーチンを示すフローチャートである。受信されたイ
ベント(4バイト)に現在時刻Tx(4バイト)を付加
して8バイトのデータとし、イベント・キューに書き込
む処理を行い(ステップS300)、復帰する。
【0031】図5は、本発明における受信データとイベ
ントバッファ内のデータの対応を示すものである。
ントバッファ内のデータの対応を示すものである。
【0032】図から明らかなように、送受信時のデータ
では、バイト0の演奏態様、バイト1のデータ1、バイ
ト2のデータ2及びバイト3の遅延時間までの計4バイ
トからなり、バイト4からバイト7までの4バイトは送
信も受信も行われない。
では、バイト0の演奏態様、バイト1のデータ1、バイ
ト2のデータ2及びバイト3の遅延時間までの計4バイ
トからなり、バイト4からバイト7までの4バイトは送
信も受信も行われない。
【0033】これに対して、イベントバッファ内では、
バイト0からバイト3までの4バイトは送受信時と同様
であるが、バイト4からバイト7までの4バイトによっ
て現在時刻Txを表している。ここでは、バイト0から
バイト2までの3バイトが例えばMIDIデータに相当
するが、他の通信方式であっても遅延時間を付加するこ
とによって対応可能である。
バイト0からバイト3までの4バイトは送受信時と同様
であるが、バイト4からバイト7までの4バイトによっ
て現在時刻Txを表している。ここでは、バイト0から
バイト2までの3バイトが例えばMIDIデータに相当
するが、他の通信方式であっても遅延時間を付加するこ
とによって対応可能である。
【0034】図6は、演奏態様と、データ1およびデー
タ2のそれぞれの対応を示すものである。演奏データ
は、例えば8xの押鍵、9xの離鍵、Axの音色、Bx
の音量、Cxの音程、Dxの効果等が含まれる。データ
1は、これら種別を番号または数量的に特定するデータ
である。
タ2のそれぞれの対応を示すものである。演奏データ
は、例えば8xの押鍵、9xの離鍵、Axの音色、Bx
の音量、Cxの音程、Dxの効果等が含まれる。データ
1は、これら種別を番号または数量的に特定するデータ
である。
【0035】データ2は、これらの状態、強さ等を数量
的に表すデータである。データ1およびデータ2が相ま
って、総体的演奏データを構成する。
的に表すデータである。データ1およびデータ2が相ま
って、総体的演奏データを構成する。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したような楽音発生手段を備え
た電子楽器は、外部から伝送経路を介して受信する自動
演奏等の演奏データを蓄えておくことができる。このよ
うにして蓄えられる演奏データには、音色、音程、音量
等の本来の演奏データに加えて、当該データに基づいて
楽音発生や消音等のイベントを実行すべきタイミングを
決定するための遅延時間に関するデータをも記憶してい
る。
た電子楽器は、外部から伝送経路を介して受信する自動
演奏等の演奏データを蓄えておくことができる。このよ
うにして蓄えられる演奏データには、音色、音程、音量
等の本来の演奏データに加えて、当該データに基づいて
楽音発生や消音等のイベントを実行すべきタイミングを
決定するための遅延時間に関するデータをも記憶してい
る。
【0037】受信後記憶している演奏データは、本来の
演奏データに相当する楽音発生または消音等のイベント
をどの時点から開始すべきかの時間情報をも包含してい
る。かかる信号形態を採用することによって、伝送経路
が空である間にデータ伝送が行われるためデータ伝送効
率が向上し、所定時間内に演奏データの伝送が行われ
る。
演奏データに相当する楽音発生または消音等のイベント
をどの時点から開始すべきかの時間情報をも包含してい
る。かかる信号形態を採用することによって、伝送経路
が空である間にデータ伝送が行われるためデータ伝送効
率が向上し、所定時間内に演奏データの伝送が行われ
る。
【0038】その結果、電子楽器に予め受信して蓄えて
いる演奏データによって楽音を発生又は消音等の処理を
行えばよく、発生開始時期や持続時間等が正確に規定さ
れ、常に正しい演奏データに基づくイベント処理が保証
される。
いる演奏データによって楽音を発生又は消音等の処理を
行えばよく、発生開始時期や持続時間等が正確に規定さ
れ、常に正しい演奏データに基づくイベント処理が保証
される。
【図1】本発明にかかる電子楽器の一実施例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明にかかる電子楽器におけるメインルーチ
ンの動作を示すフローチャートである。
ンの動作を示すフローチャートである。
【図3】インターバルタイマの割り込み処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】演奏データ受信時に発生する割り込み処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】本発明にかかる電子楽器における伝送データお
よびイベントバッファ内データの状態を示す説明図であ
る。
よびイベントバッファ内データの状態を示す説明図であ
る。
【図6】本発明にかかる電子楽器における演奏態様とデ
ータ1およびデータ2の内容を示す説明図である。
ータ1およびデータ2の内容を示す説明図である。
1 中央処理装置(CPU) 2 楽音発生装置(SPU) 3 読み出し専用メモリ(ROM) 4 ランダムアクセスメモリ(RAM) 5 アドレスバス 6 データバス 7 演奏データ受信ポート 8 D/A変換器 9 増幅器 10 スピーカ装置
Claims (1)
- 【請求項1】 演奏データとともに、該演奏データが受
信されてから実際に演奏されるまでの遅延時間を付加し
た遅延時間付き演奏データを受信するデータ受信手段
と、 前記データ受信手段が受信した前記遅延時間付き演奏デ
ータを、前記遅延時間に該当する時間だけ遅延させて処
理する楽音発生手段と、を具備することを特徴とする電
子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06014957A JP3138585B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 電子楽音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06014957A JP3138585B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 電子楽音発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210158A true JPH07210158A (ja) | 1995-08-11 |
JP3138585B2 JP3138585B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=11875464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06014957A Expired - Fee Related JP3138585B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 電子楽音発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138585B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016166911A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | ヤマハ株式会社 | プログラム、音源装置及び音響信号生成装置 |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP06014957A patent/JP3138585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016166911A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | ヤマハ株式会社 | プログラム、音源装置及び音響信号生成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3138585B2 (ja) | 2001-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |