JPH0720946A - 圧力調整器 - Google Patents

圧力調整器

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JPH0720946A
JPH0720946A JP3218161A JP21816191A JPH0720946A JP H0720946 A JPH0720946 A JP H0720946A JP 3218161 A JP3218161 A JP 3218161A JP 21816191 A JP21816191 A JP 21816191A JP H0720946 A JPH0720946 A JP H0720946A
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ホルゲル・ゼール
Dietmar Zwoelfer
デイートマル・ツヴエルフエル
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ゲーロルト・デイールクス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 制御ばねの予荷重の手動設定により出口圧力
を設定することができる圧力調整器に生ずるヒステリシ
スを打消す。 【構成】 弁閉鎖部材14は供給圧力室17を制御圧力
室18から隔離し,また制御圧力室18を圧力逃し弁3
3から隔離している。内側弁座13を持つ制御ピストン
21は,制御ばね24により荷重をかけられている。高
い出口圧力を設定するため,制御ばね24の予荷重が増
大され,減圧のためその予荷重が減少される。その際適
当な圧力変化により再び平衡状態が得られて,両座弁が
閉じるまで,外側弁座12又は内側弁座13が一時的に
弁閉鎖部材14から離れる。ヒステリシスを打消すため
に設けられる離し装置34は,制御ばね24の予荷重の
減少の際内側弁座13を弁閉鎖部材14から離し,それ
から再び作用しなくなる。それに伴う制御圧力室18内
の比例関係以上の圧力低下によつて,両座弁11を閉じ
るための力の平衡が,圧力上昇による外側弁座12の開
放後に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,圧力調整器が供給圧力
室と制御圧力室との間に設けられる両座弁を持ち,この
両座弁が,供給圧力室と負荷に接続可能な制御圧力室と
の間に設けられる固定外側弁座と,これに対して同軸的
に制御圧力室と圧力逃し室との間に設けられる可動内側
弁座と,外側弁座及び内側弁座と共同作用する弁閉鎖部
材とを持ち,供給圧力室内の供給圧力と弁閉鎖ばねとに
より閉鎖方向に荷重をかけられ,閉鎖位置において外側
弁座に接し,軸線方向に移動可能で端面に内側弁座を持
つ制御ピストンが,一方では内側弁座に開口し他方では
圧力逃し室に開口する軸線方向圧力逃し孔を持ち,制御
ピストンの外径が内側弁座の外径より大きく,制御ピス
トンが制御圧力室内の制御圧力により開放方向に荷重を
かけられ,弁閉鎖ばねとは逆向きに作用する制御ばねに
より閉鎖方向に荷重をかけられ,閉鎖位置で制御ピスト
ンの内側弁座が弁閉鎖部材に接し,手動操作可能な設定
素子が制御ばねの予荷重を変化する,圧力調整器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばドイツ連邦共和国の特許出願公開
第3144274号又は第2908097号明細書から
公知であるこのような圧力調整器は,持に車両用座席の
クツシヨン輪郭の空気圧による設定のために使用され
る。圧力調整器の出口から取出し可能な制御圧力の高さ
に応じて,クツシヨン輪郭が異なる形状をとり,従つて
乗客の希望に個々に合わせることができる。圧力の高さ
は,大抵の場合選択ハンドル車として構成される設定素
子により手動で設定されて,操作の際制御ばねの予荷重
を変化する。設定素子が大きい制御圧力の方へ操作され
ると,今や強くなるばね予荷重によつて,弁閉鎖部材が
制御ピストンにより外側弁座から離されるので,供給圧
力室と制御圧力室とが接続される。制御圧力室に存在す
る制御圧力は,供給圧力の力と弁閉鎖部材へ作用する弁
閉鎖ばねの力との和が制御ばねの力と制御ピストンへ作
用する制御圧力の力との差より大きくなるまで,高ま
る。低い制御圧力を設定するため逆の方向へ設定素子を
回すと,制御ばねの予荷重の減少のため制御ピストンの
内側弁座が弁閉鎖部材から離れ,従つて制御圧力室と大
気圧の周囲につながる圧力逃し室とが接続される。制御
圧力室内の制御圧力は,この制御圧力により制御ピスト
ンへ及ぼされる力が制御ばねの力より小さくなるまで,
低下する。この瞬間に制御ピストンは再び弁閉鎖部材に
接し,内側弁座が閉じる。
【0003】部材摩擦や弁座を密閉するために必要な制
御ばね及び弁閉鎖ばねの押圧力により,圧力調整器はヒ
ステリシスを示し,即ち設定素子の特定の位置まで制御
圧力を高める方向への設定素子の操作運動は,設定素子
の同じ位置まで制御圧力を減圧する方向への設定素子の
操作運動とは著しく異なる圧力レベルの制御圧力を生ず
る。車両用座席において普通であるように,設定素子に
補助認知手段が設けられ,それにより使用者が,長いテ
ストの後最終的に設定される所望のクツシヨン輪郭を,
設定素子のこの位置で現れる標識例えば数字により認知
し,設定素子の位置変化後これに個々に合わされるクツ
シヨン輪郭を速やかに再度のめんどうなテストなしに再
び見出すことができるようにする場合,圧力調整器のこ
のようなヒステリシスは非常に不利である。しかし圧力
調整器にヒステリシスがあると,この補助認知手段はあ
まり有効でない。なぜならば,利用者が設定素子を高い
制御圧力用の設定位置から所望の設定位置へ移行させる
か,低い制御圧力用の設定位置から所望の設定位置へ移
行させるかに応じて,標識を再び見出す際利用者は異な
る制御圧力を設定するからである。
【0004】米国特許第355968号明細書に記載さ
れている圧力調整弁も同様に両座弁で,複動制御ピスト
ン及び弁閉鎖ばねにより荷重をかけられる弁部材が,外
側弁座と共に第1の弁接続口から第2の弁接続口への接
続を制御し,内側弁座と共に第1の弁接続口と圧力逃し
出力との接続を制御する。圧力上昇過程及び減圧過程の
開始は,ここでは手動設定素子によつてはなく,複動制
御ピストンにより区画される制御圧力室の空気制御圧力
の変化により行われる。この圧力調整弁も上述した調整
ヒステリシスを持つている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は,最初にあげた種類の圧力調整器を改良し
て,設定素子の操作方向には無関係に設定素子の特定の
設定位置に常に1つの不変な大きさの制御圧力が対応
し,従つて設定素子の特定の設定位置の設定が再現可能
に常に所望の制御圧力を圧力調整器の出口に生ずるよう
にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め,最初にあげた種類の圧力調整器において不発明によ
れば,動作の際内側弁座を弁閉鎖部材から離しながら制
御ピストンを所定の行程だけ開放方向へ移動させる離し
装置が制御ピストンに付属し,この離し装置が設定素子
に連結されて,任意の設定位置から制御圧力の減圧方向
へ設定素子の設定運動の開始と共に,離し装置が短時間
動作せしめられて制御圧力を目標圧力以下に低下させ,
それにより離し装置の動作停止後制御圧力の圧力上昇に
より目標圧力を得る。
【0007】
【発明の効果】本発明による圧力調整器では,制御圧力
の減圧方向への設定素子の最少の操作で,制御ピストン
が強制的に弁閉鎖部材から比例関係以上に離される。制
御ピストンをこのように短時間離す桔果,制御圧力室内
の減圧が短時間比例関係以上に行われる。しかし離し装
置は直ちに動作惇止し,従つて作用しなくなるので,圧
力調整器の調整過程はそれ以上乱されることがない。制
御ピストンが弁閉鎖部材を外側弁座から離し,供給圧力
室と制御圧力室との間が短絡され,その結果弁閉鎖部材
が再び外側弁座を閉鎖するまで,制御圧力が上昇するこ
とによつて,制御圧力室内の高まる圧力損失が今や再び
打消される。従つて設定素子の所望の設定位置は,圧力
調整器において制御圧力の上昇により常に得られ,制御
圧力の減圧によつて得られるのではないので,両座弁の
平衡状態は常に同じ方向から,即ち圧力上昇によつて生
ぜしめられる。それにより,平衡状態が制御圧力室内の
減圧により得られると,この平衡状態の生ずる際現れる
ヒステリシスがなくなる。従つて本発明による圧力調整
器では,設定素子の各設定位置へ一方の方回から達する
か他方の方向から達するかに関係なく,一定の制御圧力
が常に確実に圧力調整器の出口に生ずる。
【0008】
【実施態様】本発明による圧力調整器の有利な実施態様
は,他の請求項に示されている。
【0009】
【実施例】図面に示されている実施例について本発明を
以下に説明する。
【0010】図1に縦断面で示し図2に横断面で示す圧
力調整器は,例えば車両用座席のクツシヨン輪郭の空気
圧による設定に使用される。圧力調整器はハウジング1
0内に設けられる両座弁11を含み,この両座弁は,外
側弁座12と,これに対して同軸的な内側弁座13と,
これらの弁座12,13と共同作用する弁閉鎖部材14
とを持つている。外側弁座12はハウジング10へ固定
的に挿入される案内片15に形成されて,この案内片に
ある同軸的な開口16を包囲し,この開口を介して供給
圧力室17と制御圧力室18とを互いに接続することが
できる。供給圧力室17は図2に見られるハウジング接
続口19を介して圧縮空気源に,また制御圧力室18は
ハウジング接続口20を介して負荷としての車両用座席
に接続可能である。内側弁座13は制御ピストン21の
端面に設けられ,この制御ピストン21の直径を減少さ
れた突起が案内片15の開口16を通つている。軸線方
向移動可能に案内される制御ピストン21は膜22と共
に制御圧力室18を区画している。制御ピストン21を
軸線方向に貫通する圧力逃し孔32は,一方では内側弁
座13に開口し,他方では圧力逃し弁33に開口してい
る。この圧力逃し弁33は下側を制御ピストン21と膜
22とにより区画され,大気圧の周囲に接続されてい
る。弁閉鎖部材14はハウジング10内に支持される弁
閉鎖ばね23により外側弁座12に接し,内側弁圧13
は制御ばね24により弁閉鎖部材14の上側に接してい
る。制御ばね24はコイル圧縮ばねとして構成されて,
一方では内側弁座13から遠い方にある制御ピストン2
1の後側に支持され,他方では軸線方向に対向するばね
支持体25に支持されている。フランジ状に構成される
ばね支持体25はねじ穴27のあるボス26を持ち,こ
のねじ穴へ調節ねじ28がねじ込まれている。制御ばね
24は直接調節ねじ28に支持され,ばね支持体25は
設定環30の形の設定素子の環状突片29を介してハウ
ジシグ10に支持されている。ばね支持体25は適当な
輪郭によりハウジング10内に回り止めして保持されて
いるが,軸線方向に移動することができる。調節ねじ2
8により制御ばね24の予荷重を調節することができ
る。
【0011】円筒状に構成される設定環30はハウジン
グ10内に同軸的に回転可能に保持され,ハウジング開
口31を通つて部分的にハウジング10から出ているの
で,ここで手により設定環30を回すことができる。ば
ね支持体25とハウジング部分との間にはまる同軸的な
環状突片29は,設定環30と一体に形成されて,いわ
ゆる傾斜台として構成され,その一方の環状面は傾斜し
て軸線方向に上昇しているので,設定環30を回すと,
環状突片29の端面に接するばね支持体25は軸線方向
に移動する。
【0012】圧力調整器の出口に大きい制御圧力を生ず
るため,設定環30が一方の方向に回されると,ばね支
持体25が制御ピストン21の方へ軸線方向に移動す
る。制御ばね24の今や強くなる予荷重により,膜22
を持つ制御ピストン21を介して弁閉鎖部材14が外側
弁座12から離されるので,供給圧力室17と制御圧力
室18とが流体圧的に短絡される。供給圧力室17従つ
て制御圧力室18内の圧力が上昇して,制御ピストン2
1の面及び膜22により生ずる圧力の力が制御ピストン
21の力と平衡するまで,両圧力室17,18の短絡が
維持される。この場合制御ばね24が圧縮され,弁閉鎖
部材14が再び外側弁座12に接する。
【0013】減圧が望まれる場合,設定環30を逆向き
に回すことによつて,制御ばね24が荷重を軽減される
ので,制御圧力室18内に存在する高い制御圧力は,制
御ピストン21従つて内側弁座13を弁閉鎖部材14か
ら離す。これにより制御圧力室18が圧力逃し孔32を
介して大気圧の圧力逃し弁33に接続される。その結果
制御ばね24と制御ピストン21及び膜22へ作用する
制御圧力室18の圧力とが平衡するまで,制御圧力室1
8内の圧力低下が行われる。平衡状態に達すると,内側
弁座13が弁閉鎖部材14に接し,制御圧力室18が再
び閉鎖される。
【0014】この調整過程において不可避なヒステリシ
スが生じ,その結果設定環30の同じ設定位置でも,設
定環30の設定位置が圧力上昇の方向に得られるか圧力
低下の方向に得られるかに応じて,制御圧力室18に異
なる制御圧力が生ずる。このヒステリシスを打消すた
め,即ち設定環30のどの回転方向で設定位置へ達する
かに関係なく,設定環30の同じ設定位置で同じ制御圧
力を得るため,制御ピストン21に離し装置34が付属
して,その動作の際内側弁座13を離し(持上げ)なが
ら制御ピストン21を所定の行程だけ開放方向へ移動さ
せる。この離し装置34は設定環30に連結されて,任
意の設定位置から制御圧力の減圧方向への設定環30の
操作運動の開始と共に,この離し装置34が短時間動作
せしめられるようになつている。制御圧力の減圧方向へ
の操作運動の初めに離し装置34を短時間動作させるこ
とによつて,内側弁座13は比例関係以上に弁閉鎖部材
14から強制的に離される。制御圧力室18と圧力逃し
弁33との間の接続部が比例関係以上に開かれる結果,
まず制御圧力室18において極めて短時間比例関係以上
の減圧が行われる。更に極めて短時間なため利用者に感
知されない制御圧力室18のこの比例関係以上の減圧の
結果,離し装置34の動作停止後即ち離し装置34が作
用しなくなつた後,制御圧力室18内のこの大きすぎる
圧力損失を再び補償せねばならず,即ち両座弁11はも
はや平衡状態にないので,制御圧力室18に再び給気せ
ねばならない。今や前述したようにして圧力上昇過程が
始まる。従つて制御圧力の減圧方向へ設定環30を回し
ても,制御圧力の上昇方同へ設定環30を回す場合のよ
うに,同じ方向から即ち圧力上昇により,両座弁11の
平衡状態が得られる。従つて設定環30の回転方向に関
係なく,常に圧力上昇により所望の制御圧力が設定され
るので,圧力調整器にあるヒステリシスは認められな
い。
【0015】離し装置34は回転板35を持ち,この回
転板35は連結素子36を介して設定環30に連結され
て,設定環30により制御圧力を減圧する操作方向にの
み連行されるようになつている(図2の矢印R)。この
ため設定環30は回転板35に対向する内壁の範囲に歯
切り部としての内歯37を持ち,回転板35には2つの
弾性係合爪38が直径上で突出して,内歯37に係合し
ている。両方の係合爪38は,減圧方向Rへの設定環3
0の回転の際内歯37内に拘束され,それにより回転板
35を設定環30に相対回転しないように連結し,逆方
向従つて圧力上昇19(図2の矢印E)の際内歯37に
沿つて摺動し,従つて回転板35に影響を及ぼさないよ
うに,構成されている。
【0016】回転板35は軸線方向に突出する鋸歯状の
歯40を有する同軸的な歯付き環39を持つている。図
3によれば,各歯40は回転板35の連行方向Rに上昇
する上昇歯面41とそれに続く急峻な下降歯面42とを
持つている。歯40の高さは,制御ピストン21の所望
の比例関係以上の行程に応じて,大きさを定められてい
る。内側弁座13から遠い方にある制御ピストン21の
後側に2つの腕43,44が直径上に取付けられて,ま
ず制御ピストン21から軸線方向に突出し,それから半
径方向に延びている。一方の腕43は,図1では図の面
に対して90゜回して示されている。これらの腕43,
44は回転板35の歯付き環39に上から係合し,歯付
き環39に近い方の下側にそれぞれ突片を持ち,図1及
び3には腕43の突片45のみが見える。突片45の自
由端面は歯40の歯輪郭に合わされているので,突片4
5の周方向に幅広い面は歯40の上昇歯面41上に載
り,隣接する歯40の下降歯面42に側方で接してい
る。突片の周方向における幅は上昇歯面41の長さより
少し小さく定められているので,歯40への充分な接触
が行われる。回転板35をR方向へ回すと,それぞれの
歯40は突片45を越えて摺動し,その際両方の腕4
3,44従つて制御ピストン21が軸線方向へ移動せし
められ,それから下降歯面42を経て次の歯40に係合
し,制御ピストン21の軸線方向移動が再び解消され
る。それにより生ずる制御ピストン21の行程は,内側
弁座13を弁閉鎖部材14から充分大きく離すのに充分
である。
【0017】設定環30及びこれに連結される回転板3
5の回転の際維持すべき最小操作変位は,歯40の幅従
つて上昇歯面41の長さによつて規定されている。図2
の右に示すように,ハウジング10に保持されてばね荷
重をかけられる係合体47と設定環30にある外歯48
とから成る係合装置46によつて,この最小操作変位を
常に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力調整器の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 両座弁 12 外側弁座 13 内側弁座 14 弁閉鎖部材 17 供給圧力室 18 制御圧力室 21 制御ピストン 23 弁閉鎖ばね 24 制御ばね 30 設定素子 32 圧力逃し孔 33 圧力逃し室 34 離し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592032751 ヴアルテル・アルフマイエル・ゲゼルシヤ フト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツ ング WALTER ALFMEIER GES ELLSCHAFT MIT BESCH RANKTER HAFTUNG ドイツ連邦共和国トロイヒトリンゲン・イ ンドウストリ−シユトラーセ5 (72)発明者 ルードルフ・アンドレス ドイツ連邦共和国ジンデルフインゲン・ヴ アツツマンシユトラーセ59 (72)発明者 ミヒヤエル・デイミトロフ ドイツ連邦共和国ミユールアツケル・アイ ンシユタインシユトラーセ12 (72)発明者 ホルゲル・ゼール ドイツ連邦共和国アイトリンゲン・ゲーテ シユトラーセ37 (72)発明者 デイートマル・ツヴエルフエル ドイツ連邦共和国ヒルトリツハウゼン・ク ヴエレンシユトラーセ26 (72)発明者 ヘルマン・メレル ドイツ連邦共和国ゲルトリンゲン・ブリユ ツヒエルシユトラーセ11 (72)発明者 クラウス−ユルゲン・ハイムブロツト ドイツ連邦共和国トロイヒトリンゲン・ゴ ツトフリート−ケレル−シユトラーセ8 (72)発明者 ゲーロルト・デイールクス ドイツ連邦共和国トロイヒトリンゲン・ア ーダルベルト−シユテイフテル−シユトラ ーセ6アー (72)発明者 クラウス・エンゲルハルト ドイツ連邦共和国ヴアイセンブルク・フエ ルデイナント−フオン−ヴイセル−シユト ラーセ5 (72)発明者 デイーテル・ジーモン ドイツ連邦共和国トロイヒトリンゲン・ヴ アイセンブルゲル・シユトラーセ92

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力調整器が供給圧力室と制御圧力室と
    の間に設けられる両座弁を持ち,この両座弁が,供給圧
    力室と負荷に接続可能な制御圧力室との間に設けられる
    固定外側弁座と,これに対して同軸的に制御圧力室と圧
    力逃し室との間に設けられる可動内側弁座と,外側弁座
    及び内側弁座と共同作用する弁閉鎖部材とを持ち,供給
    圧力室内の供給圧力と弁閉鎖ばねとにより閉鎖方向に荷
    重をかけられ,閉鎖位置において外側弁座に接し,軸線
    方向に移動可能で端面に内側弁座を持つ制御ピストン
    が,一方では内側弁座に開口し他方では圧力逃し室に開
    口する軸線方向圧力逃し孔を持ち,制御ピストンの外径
    が内側弁座の外径より大きく,制御ピストンが制御圧力
    室内の制御圧力により開放方向に荷重をかけられ,弁閉
    鎖ばねとは逆向きに作用する制御ばねにより閉鎖方向に
    荷重をかけられ,閉鎖位置で制御ピストンの内側弁座が
    弁閉鎖部材に接し,手動操作可能な設定素子が制御ばね
    の予荷重を変化するものにおいて,動作の際内側弁座
    (13)を弁閉鎖部材(14)から離しながら制御ピス
    トン(21)を所定の行程だけ開放方向へ移動させる離
    し装量(34)が制御ピストン(21)に付属し,この
    離し装置(34)が設定素子(30)に連結されて,任
    意の設定位置から制御圧力の減圧方向へ設定素子(3
    0)の設定運動の開始と共に,離し装置(34)が短時
    間動作せしめられて制御圧力を目標圧力以下に低下さ
    せ,それにより離し装置(34)の動作停止後制御圧力
    の圧力上昇により目標圧力を得ることを持徴とする,圧
    力調整器。
  2. 【請求項2】 離し装置(34)が,制御圧力減圧方向
    への設定運動の際設定素子(30)により連行される環
    状回転板(35)を持ち,この回耘板が軸線方向へ突出
    する鋸歯状の歯(40)を有する同軸的な歯付き環(3
    9)を持ち,これらの歯の一方の歯面(41)が回転方
    向にゆるやかに上昇し,他方の歯面(42)が続いて急
    峻に下降し,直径上で対向して位置しかつ軸線方向に突
    出する2つの突片(45)が制御ピストン(21)に固
    定的に結合され,突片(45)の輪郭が歯付き環(3
    9)の歯(40)の輪郭に合わされて,突片の端面が歯
    (40)のゆるやかに上昇する歯面に載り,回転板(3
    5)の回転の際突片の側面が急峻に下降する歯面(4
    2)に沿つて摺動することを特徴とする,請求項1に記
    載の圧力調整器。
  3. 【請求項3】 制御ピストン(21)が制御圧力室(1
    8)から遠い方の側に半径方向外方へ延びる2つの腕
    (43,44)を持ち,これらの腕が歯付き環(39)
    に近い方の下側にそれぞれ突片(45)を持ち,歯付き
    環(39)に上から係合していることを特徴とする,請
    求項2に記載の圧力調整器。
  4. 【請求項4】 回転板(35)の周方向に延びる突片
    (45)の輻が歯(40)の幅にほぼ等しく,突片(4
    5)が端面に歯(40)のゆるやかに上昇する歯面(4
    1)に対して平行に延びる斜面をそれぞれ持つているこ
    とを特徴とする,請求項2又は3に記載の圧力調整器。
  5. 【請求項5】 設定素子が回転板(35)に対して同軸
    的な設定環(30)として構成され,回転板(35)に
    近い方の内壁に取巻き歯切り部(37)を持ち,この歯
    切り部が,回転板(35)に弾性的に設けられる係合爪
    (38)と爪車機構のように共同作用することを特徴と
    する,請求項1ないし4の1つに記載の圧力調整器。
  6. 【請求項6】 設定環(30)に係合装置(46)が設
    けられて,設定環(30)の同じ回転運動を固定的に規
    定される同じ変位間隔に区分し,回転板(35)の歯付
    き環(39)が少なくとも1つの歯幅だけ突片(45)
    の下を回転するように,各変位間隔が大きさを定められ
    ていることを特徴とする,請求項5に記載の圧力調整
    器。
  7. 【請求項7】 制御ばね(24)がコイル圧縮ばねとし
    て構成されて,一方では制御ピストン(21)に支持さ
    れ,他方では相対回転せず軸線方向にのみ移動可能に保
    持されるばね支持体(25)に支持され,設定素子(3
    0)が円軌道上に形成されて軸線方向に上昇する傾斜台
    によりばね支持体(25)に作用して,設定素子(3
    0)の設定運動の際ばね支持体(25)を制御ばね(2
    4)の軸線方向に移動させることを特徴とする,請求項
    1ないし6の1つに記載の圧力調整器。
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