JPH07208799A - 空調用ダクト - Google Patents
空調用ダクトInfo
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- JPH07208799A JPH07208799A JP6027243A JP2724394A JPH07208799A JP H07208799 A JPH07208799 A JP H07208799A JP 6027243 A JP6027243 A JP 6027243A JP 2724394 A JP2724394 A JP 2724394A JP H07208799 A JPH07208799 A JP H07208799A
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- tubular
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で且つフレシキブル性や保温性に優れ、
且つ工事期間を大幅に短縮できるようにした空調用ダク
トに関する。 【構成】 内層及び外層フィルムの長さ方向における接
合を介して仕切り用空間部を形成した所要長さの二層型
筒状フィルムと保護用並びに断熱用筒状生地とを接着
し、且つ保護用並びに断熱用筒状生地と外層フィルムを
貫通して仕切り用空間部に通じるエアーパイプを設け、
圧縮エアーを仕切り用空間部に注入して同空間部を膨ら
ますようにしたものである。
且つ工事期間を大幅に短縮できるようにした空調用ダク
トに関する。 【構成】 内層及び外層フィルムの長さ方向における接
合を介して仕切り用空間部を形成した所要長さの二層型
筒状フィルムと保護用並びに断熱用筒状生地とを接着
し、且つ保護用並びに断熱用筒状生地と外層フィルムを
貫通して仕切り用空間部に通じるエアーパイプを設け、
圧縮エアーを仕切り用空間部に注入して同空間部を膨ら
ますようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量でフレシキブル性
や保温性に優れ、且つ工事期間を大幅に短縮できるよう
にした空調用ダクトに関する。
や保温性に優れ、且つ工事期間を大幅に短縮できるよう
にした空調用ダクトに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空調用ダクトは、強度や形態保持
のために外面層が剛性であることが望ましく、従って一
般には金属性のものが多く用いられている。
のために外面層が剛性であることが望ましく、従って一
般には金属性のものが多く用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属性のダク
トでは、ダクト自体が相当の重量があり、且つフレキシ
ブル性や保温性が劣り、また現場での組立てや取付け作
業並びに搬送の面で取扱いが困難で、作業性が悪く、非
能率的であった。
トでは、ダクト自体が相当の重量があり、且つフレキシ
ブル性や保温性が劣り、また現場での組立てや取付け作
業並びに搬送の面で取扱いが困難で、作業性が悪く、非
能率的であった。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】本考案は、上記の問題
点を解決するために、内層及び外層フィルムの軸方向に
おける接合を介して仕切り用空間部を形成した所要長さ
の二層型筒状フィルムと保護用並びに断熱用筒状生地と
を接着し、且つ同保護用並びに断熱用筒状生地と外層フ
ィルムを貫通して仕切り用空間部に通じるエアーパイプ
を設け、圧縮エアーを仕切り用空間部に注入して同空間
部を膨らますようにしたことを特徴とするものである。
点を解決するために、内層及び外層フィルムの軸方向に
おける接合を介して仕切り用空間部を形成した所要長さ
の二層型筒状フィルムと保護用並びに断熱用筒状生地と
を接着し、且つ同保護用並びに断熱用筒状生地と外層フ
ィルムを貫通して仕切り用空間部に通じるエアーパイプ
を設け、圧縮エアーを仕切り用空間部に注入して同空間
部を膨らますようにしたことを特徴とするものである。
【０００５】
【０００６】
【実施例】図１〜図４は、本発明による第１実施例で、
１は空調用ダクト、２は二層型筒状フィルムで、５は筒
状の内層フィルム、６は筒状の外層フィルム、７は補強
用フィルムで、内層及び外層のフィルム５、６間に設け
て補強用リブとして形成してあり、これら内層及び外層
のフィルム５、６及び補強用フィルム７は、夫々一体化
して立体構造型に押出し成形加工し、二層型の筒状フィ
ルム２を形成している。
１は空調用ダクト、２は二層型筒状フィルムで、５は筒
状の内層フィルム、６は筒状の外層フィルム、７は補強
用フィルムで、内層及び外層のフィルム５、６間に設け
て補強用リブとして形成してあり、これら内層及び外層
のフィルム５、６及び補強用フィルム７は、夫々一体化
して立体構造型に押出し成形加工し、二層型の筒状フィ
ルム２を形成している。
【０００７】８は内層及び外層のフィルム５、６及び補
強用フィルム７で囲まれた仕切り用空間部であり、９は
前記補強用フィルム７に設けた通気用孔、１０は風道で
冷風や温風が流通するようにしたものである。
強用フィルム７で囲まれた仕切り用空間部であり、９は
前記補強用フィルム７に設けた通気用孔、１０は風道で
冷風や温風が流通するようにしたものである。
【０００８】２０は保護用びに断熱用筒状生地で、前記
外層フィルム６の表面に接着剤若しくはラミネートなど
の手段を介して接着してあり、２１は圧縮エアー導入用
のエアーパイプで、保護用並びに断熱用筒状生地２０及
び内、外層フィルム５、６を貫通して仕切り空間部８に
通じるようにしてあり、且つ圧縮エアーをエアーパイプ
２１に吹き込み、通気用孔９を介して同空間部８を膨ら
ますようにしてある。
外層フィルム６の表面に接着剤若しくはラミネートなど
の手段を介して接着してあり、２１は圧縮エアー導入用
のエアーパイプで、保護用並びに断熱用筒状生地２０及
び内、外層フィルム５、６を貫通して仕切り空間部８に
通じるようにしてあり、且つ圧縮エアーをエアーパイプ
２１に吹き込み、通気用孔９を介して同空間部８を膨ら
ますようにしてある。
【０００９】尚、前記内層及び外層のフィルム５、６及
び補強用フィルム７に使用する合成樹脂としては、例え
ばナイロン６や６・６等のポリアミド系樹脂、ポリ塩化
ビニリデン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニールエ
ーテル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレ等の
フッ素系樹脂等のガスバリアー性や耐熱性、耐薬品性等
に富んだ合成樹脂類が好ましい。
び補強用フィルム７に使用する合成樹脂としては、例え
ばナイロン６や６・６等のポリアミド系樹脂、ポリ塩化
ビニリデン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニールエ
ーテル共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレ等の
フッ素系樹脂等のガスバリアー性や耐熱性、耐薬品性等
に富んだ合成樹脂類が好ましい。
【００１０】尚、前記筒状の内、外層フィルム５、６及
び補強用フィルム７の夫々の耐熱温度は、−２０〜＋１
２０℃の範囲が好ましい。また同フィルム５、６、７の
夫々の厚さは、０．０１〜０．５ｍｍの範囲が好まし
い。
び補強用フィルム７の夫々の耐熱温度は、−２０〜＋１
２０℃の範囲が好ましい。また同フィルム５、６、７の
夫々の厚さは、０．０１〜０．５ｍｍの範囲が好まし
い。
【００１１】また筒状の内層及び外層フィルム５、６及
び補強用フィルム７の夫々の構成としては、単層又は接
着性樹脂層などを有する二層又は三層以上の多層フィル
ムなどいずれの構造であってもよい。
び補強用フィルム７の夫々の構成としては、単層又は接
着性樹脂層などを有する二層又は三層以上の多層フィル
ムなどいずれの構造であってもよい。
【００１２】更に前記フィルム５、６、７の製造にあた
って、例えば難燃性を目的としてハロゲン化ジオールや
ハロゲン化グリシジルエーテルなどのハロゲン系難燃
剤、リン酸塩やリン酸エステルなどのリン系難燃剤など
をフィルム用合成樹脂と共に混合して押出すとか、或い
は抗菌性を向上するために銀や銅、亜鉛などのイオンを
水溶性ガラスやセラミック、ゼオライトなどの状態にし
てフィルム用合成樹脂と共に混合して押出してもよい
って、例えば難燃性を目的としてハロゲン化ジオールや
ハロゲン化グリシジルエーテルなどのハロゲン系難燃
剤、リン酸塩やリン酸エステルなどのリン系難燃剤など
をフィルム用合成樹脂と共に混合して押出すとか、或い
は抗菌性を向上するために銀や銅、亜鉛などのイオンを
水溶性ガラスやセラミック、ゼオライトなどの状態にし
てフィルム用合成樹脂と共に混合して押出してもよい
【００１３】また保護用並びに断熱用筒状生地２０の素
材としては、例えばガラス繊維や鉱物性繊維、金属性繊
維、プラスチック性ファイバーなど、更には綿糸や羊毛
などの植物性繊維や動物性繊維など各種の単繊維糸条又
は紡績糸条などを一種類或いは二種類以上用いて筒状メ
リヤス生地又は筒状織物地を編織成するようにしたもの
である。尚、筒状メリヤス生地や筒状織物地としては、
一重組織或いは二重組織、三重組織など多重構造の編織
組織であってもよい。
材としては、例えばガラス繊維や鉱物性繊維、金属性繊
維、プラスチック性ファイバーなど、更には綿糸や羊毛
などの植物性繊維や動物性繊維など各種の単繊維糸条又
は紡績糸条などを一種類或いは二種類以上用いて筒状メ
リヤス生地又は筒状織物地を編織成するようにしたもの
である。尚、筒状メリヤス生地や筒状織物地としては、
一重組織或いは二重組織、三重組織など多重構造の編織
組織であってもよい。
【００１４】次に前記空調用ダクト１を製造するにあた
り、図２の如く二層型筒状フィルム２の押出し、成型後
に同フィルム２の端縁部から１０〜６０ｃｍの範囲内
で、補強用フィルム７、７・・・に予じめ通気用孔９、
９・・・を突設しておくのである。
り、図２の如く二層型筒状フィルム２の押出し、成型後
に同フィルム２の端縁部から１０〜６０ｃｍの範囲内
で、補強用フィルム７、７・・・に予じめ通気用孔９、
９・・・を突設しておくのである。
【００１５】次いで、二層構造の筒状フィルム２と保護
用並びに断熱用筒状生地２０の接着装置について述べる
と、接着装置としては、図４の如く所要幅の水平な平坦
部５１、傾斜部５２及び筒状部５３の一体化されたもの
を固定片５０に固定しておき、且つ分割自在に設けた筒
状支持体５４を周知の手段で固定片５０に着脱自在に設
けると共に、一体化された平坦部５１及び筒状部５２の
外周面に所要距離を隔てて筒状支持体５４を位置させて
おく。
用並びに断熱用筒状生地２０の接着装置について述べる
と、接着装置としては、図４の如く所要幅の水平な平坦
部５１、傾斜部５２及び筒状部５３の一体化されたもの
を固定片５０に固定しておき、且つ分割自在に設けた筒
状支持体５４を周知の手段で固定片５０に着脱自在に設
けると共に、一体化された平坦部５１及び筒状部５２の
外周面に所要距離を隔てて筒状支持体５４を位置させて
おく。
【００１６】また固定片５０には、複数本の接着剤噴射
用ノズル６０を設け、且つ同ノズル６０を傾斜部５２の
外周面に夫々位置するようにしてあり、６１、６１は夫
々圧着ローラでバネ（図示略）などを介して互いに圧着
されるようにしてある。
用ノズル６０を設け、且つ同ノズル６０を傾斜部５２の
外周面に夫々位置するようにしてあり、６１、６１は夫
々圧着ローラでバネ（図示略）などを介して互いに圧着
されるようにしてある。
【００１７】６５はモーター（図示略）付きの押圧ロー
ラで、筒状部５３の右端（図４に向って右方向）外周面
に対して所要の距離を隔てて複数個の押圧ローラ６５を
位置させ、且つエアーシリンダー６６のピストン６７を
介して押圧ローラ６５が筒状部５３側に押圧される如く
してある。
ラで、筒状部５３の右端（図４に向って右方向）外周面
に対して所要の距離を隔てて複数個の押圧ローラ６５を
位置させ、且つエアーシリンダー６６のピストン６７を
介して押圧ローラ６５が筒状部５３側に押圧される如く
してある。
【００１８】次いで、二層構造の筒状フィルム２と保護
用並びに断熱用筒状生地２０の接着手段について述べる
と、先ず分割自在な筒状体５４を取り外した状態で、一
体化された所要幅の平坦部５１及び傾斜部５２表面に筒
状フィルム２をたぐり寄せた状態で被覆しておき、且つ
同筒状フィルム２の先端部を傾斜部５２の先端部（図４
に向って右方向）付近に位置させておく。
用並びに断熱用筒状生地２０の接着手段について述べる
と、先ず分割自在な筒状体５４を取り外した状態で、一
体化された所要幅の平坦部５１及び傾斜部５２表面に筒
状フィルム２をたぐり寄せた状態で被覆しておき、且つ
同筒状フィルム２の先端部を傾斜部５２の先端部（図４
に向って右方向）付近に位置させておく。
【００１９】次いで前記筒状フィルム２の先端部に適宜
長さの筒状ガイド用フィルム（図示略）を適宜接着して
おき、且つ同ガイド用フィルムの先端部を圧着ローラ６
１、６１間に挟持しておく。
長さの筒状ガイド用フィルム（図示略）を適宜接着して
おき、且つ同ガイド用フィルムの先端部を圧着ローラ６
１、６１間に挟持しておく。
【００２０】次いで分割自在な筒状支持体５４を固定片
５０に装着して、保護用並びに断熱用筒状生地２０をた
ぐり寄せた状態で筒状支持体５４外表面に被覆し、且つ
同筒状生地２０の先端部を筒状部５３の先端部に位置さ
せておく。
５０に装着して、保護用並びに断熱用筒状生地２０をた
ぐり寄せた状態で筒状支持体５４外表面に被覆し、且つ
同筒状生地２０の先端部を筒状部５３の先端部に位置さ
せておく。
【００２１】次いで圧着ローラ６１、６１を駆動すると
同時に接着剤噴射用ノズル６０を介して傾斜部５２に位
置する筒状フィルム２外周面に接着剤を噴射し、順次接
着剤の塗布された筒状フィルム２は、圧着ローラ６１、
６１の駆動を介して引き出され、同フィルム２の先端部
が、筒状部５３の先端部に位置したとき、即ち圧着ロー
ラ６１、６１の駆動後、所要時間経過した後にエアーシ
リンダー６６が作動し、押圧ローラ６５が、ピストン６
７を介して筒状部５３側に圧着され、接着剤の塗布され
た筒状フィルム２表面上に保護用並びに断熱用筒状生地
２０が押圧され、互いに接着されて一体化された筒状フ
ィルム２と保護用並びに断熱用筒状生地２０は、圧着ロ
ーラ６１、６１を介して順次送り出され、所要長さの空
調用ダクト１が得られ、次いで図１の如きエアーパイプ
２１を適宜突設するのである。
同時に接着剤噴射用ノズル６０を介して傾斜部５２に位
置する筒状フィルム２外周面に接着剤を噴射し、順次接
着剤の塗布された筒状フィルム２は、圧着ローラ６１、
６１の駆動を介して引き出され、同フィルム２の先端部
が、筒状部５３の先端部に位置したとき、即ち圧着ロー
ラ６１、６１の駆動後、所要時間経過した後にエアーシ
リンダー６６が作動し、押圧ローラ６５が、ピストン６
７を介して筒状部５３側に圧着され、接着剤の塗布され
た筒状フィルム２表面上に保護用並びに断熱用筒状生地
２０が押圧され、互いに接着されて一体化された筒状フ
ィルム２と保護用並びに断熱用筒状生地２０は、圧着ロ
ーラ６１、６１を介して順次送り出され、所要長さの空
調用ダクト１が得られ、次いで図１の如きエアーパイプ
２１を適宜突設するのである。
【００２２】尚、筒状フィルム２と保護用並びに断熱用
筒状生地２０の接着方法としては、例えば筒状フィルム
２を押出し成型する段階で、保護用並びに断熱用筒状生
地２０を熱接着（ラミネート）するようにしてもよい。
筒状生地２０の接着方法としては、例えば筒状フィルム
２を押出し成型する段階で、保護用並びに断熱用筒状生
地２０を熱接着（ラミネート）するようにしてもよい。
【００２３】尚、図５及び図６に示したものは、第２実
施例による空調用ダクト８０で、８１は二層型筒状フィ
ルム、８２は筒状の内層フィルム、８３は筒状の外層フ
ィルムで、これらのフィルム８２、８３を夫々一体化し
て立体構造型に押出し成形して二層型筒状フィルム８１
を形成するのである
施例による空調用ダクト８０で、８１は二層型筒状フィ
ルム、８２は筒状の内層フィルム、８３は筒状の外層フ
ィルムで、これらのフィルム８２、８３を夫々一体化し
て立体構造型に押出し成形して二層型筒状フィルム８１
を形成するのである
【００２４】８５は内層及び外層のフィルム８２、８３
の長手方向における接合部で、８６は内層及び外層のフ
ィルム８２、８３で形成した仕切用空間部、８７は接合
部８５に設けた通気用孔である。尚、前記内層及び外層
のフィルム８２、８３を立体構造型に押出し成形する代
りに、例えば２枚の平坦状フィルム８２、８３を軸方向
でヒートシールなどにより、接合部８５を形成した後、
更に平坦状フィルム８２、８３を軸方向でセンターヒー
トシールなどによりフィルム側縁同志を接合し、筒状に
加工して二層型筒状フィルム８１を形成するようにして
もよい。
の長手方向における接合部で、８６は内層及び外層のフ
ィルム８２、８３で形成した仕切用空間部、８７は接合
部８５に設けた通気用孔である。尚、前記内層及び外層
のフィルム８２、８３を立体構造型に押出し成形する代
りに、例えば２枚の平坦状フィルム８２、８３を軸方向
でヒートシールなどにより、接合部８５を形成した後、
更に平坦状フィルム８２、８３を軸方向でセンターヒー
トシールなどによりフィルム側縁同志を接合し、筒状に
加工して二層型筒状フィルム８１を形成するようにして
もよい。
【００２５】２０は保護用並びに断熱用筒状生地で、前
記実施例１と同様であり、外層フィルム８３の表面に接
着剤若しくはラミネートなどの手段を介して固着してあ
り、２１は圧縮エアー導入用のエアーパイプで、保護用
並びに断熱用筒状生地２０及び内、外層フィルム８２、
８３を貫通して仕切り用空間部８６に通じるようにして
あり、且つ圧縮エアーをエアーパイプに吹き込み、通気
用孔８７を介して同空間部８６を膨らますようにしてあ
り、９０は風道である。尚、内層及び外層のフィルム８
２、８３に使用される原料樹脂は実施例１の場合と同様
である。
記実施例１と同様であり、外層フィルム８３の表面に接
着剤若しくはラミネートなどの手段を介して固着してあ
り、２１は圧縮エアー導入用のエアーパイプで、保護用
並びに断熱用筒状生地２０及び内、外層フィルム８２、
８３を貫通して仕切り用空間部８６に通じるようにして
あり、且つ圧縮エアーをエアーパイプに吹き込み、通気
用孔８７を介して同空間部８６を膨らますようにしてあ
り、９０は風道である。尚、内層及び外層のフィルム８
２、８３に使用される原料樹脂は実施例１の場合と同様
である。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、上述の如く内層及び外層フィ
ルムの長さ方向における接合を介して仕切り用空間部を
形成した所要長さの二層型筒状フィルムと保護用並びに
断熱用筒状生地とを接着し、且つ保護用並びに断熱用筒
状生地と外層フィルムを貫通して仕切り用空間部に通じ
るエアーパイプを設け、圧縮エアーを仕切り用空間部に
注入して同空間部を膨らますようにしたもので、ダクト
自体がフレキシブル性であるから、軸（長さ）方向で適
宜の寸法に容易に切断可能であり、また屈曲した部位に
ダクトを敷設する場合、ダクトを任意に屈曲させること
ができ、作業性が向上するのである。
ルムの長さ方向における接合を介して仕切り用空間部を
形成した所要長さの二層型筒状フィルムと保護用並びに
断熱用筒状生地とを接着し、且つ保護用並びに断熱用筒
状生地と外層フィルムを貫通して仕切り用空間部に通じ
るエアーパイプを設け、圧縮エアーを仕切り用空間部に
注入して同空間部を膨らますようにしたもので、ダクト
自体がフレキシブル性であるから、軸（長さ）方向で適
宜の寸法に容易に切断可能であり、また屈曲した部位に
ダクトを敷設する場合、ダクトを任意に屈曲させること
ができ、作業性が向上するのである。
【００２７】またフレキシブル性に富んだダクトは、断
面積を同一にして扁平状に変形可能であるから、狭いス
ペースでも敷設自在であるから、付設空間を少なくで
き、従って建物の高さや容積を極力最小限にできるとい
う大きな波及効果が得られる。尚、仕切り用空間部に圧
縮エアーを注入して、同空間部を容易に膨らませること
ができるので、ダクトの搬送や取り扱い容易であり、フ
レキシブル性や作業性並びに施工性に富んだ空調用ダク
トが得られるのである。
面積を同一にして扁平状に変形可能であるから、狭いス
ペースでも敷設自在であるから、付設空間を少なくで
き、従って建物の高さや容積を極力最小限にできるとい
う大きな波及効果が得られる。尚、仕切り用空間部に圧
縮エアーを注入して、同空間部を容易に膨らませること
ができるので、ダクトの搬送や取り扱い容易であり、フ
レキシブル性や作業性並びに施工性に富んだ空調用ダク
トが得られるのである。
【００２８】更に圧縮エアーの圧入された仕切り用空間
部は、ガラスウールなどの一般的な保温材に較べて保温
性や熱遮断性が極めて高いために、従来の保温材は不要
となり、且つ屋外における雨水などの浸透による弊害か
ら解放されるなどの効果が得られるのである。
部は、ガラスウールなどの一般的な保温材に較べて保温
性や熱遮断性が極めて高いために、従来の保温材は不要
となり、且つ屋外における雨水などの浸透による弊害か
ら解放されるなどの効果が得られるのである。
【図１】本発明の第１実施例における一部切欠きによる
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明の第１実施例における二層型筒状フィル
ムの斜視図である。
ムの斜視図である。
【図３】本発明の図１におけるＸ−Ｘ断面図である。
【図４】本発明の第１実施例におけるフィルムと生地の
接着説明用断面図である。
接着説明用断面図である。
【図５】本発明の第２実施例における一部切欠きによる
斜視図である。
斜視図である。
【図６】本発明の図５におけるＹ−Ｙ断面図である。
１ 空調用ダクト ２ 二層型筒状フィルム ５ 内層フィルム ６ 外層フィルム ７ 補強用フィルム ２０ 保護用並びに断熱用筒状生地 ２１ エアーパイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 内層及び外層フィルムの軸方向における
接合を介して仕切り用空間部を形成した所要長さの二層
型筒状フィルムと保護用並びに断熱用筒状生地とを接着
し、且つ保護用並びに断熱用筒状生地と外層フィルムを
貫通して仕切り用空間部に通じるエアーパイプを設け、
圧縮エアーを仕切り用空間部に注入して同空間部を膨ら
ますように構成したことを特徴とする空調用ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027243A JPH07208799A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 空調用ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6027243A JPH07208799A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 空調用ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208799A true JPH07208799A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=12215647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6027243A Pending JPH07208799A (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | 空調用ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208799A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2814228A1 (fr) * | 2000-09-16 | 2002-03-22 | Chin Kuang Luo | Conduit de fluide ayant une aptitude a la conductivite thermique amelioree |
| JP2008190745A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Toyota Motor Corp | 建物のダクト設置構造、及びダクト設置方法 |
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