JPH07208787A - 冷房のためのエアカーテンによる仕切方法 - Google Patents
冷房のためのエアカーテンによる仕切方法Info
- Publication number
- JPH07208787A JPH07208787A JP6022187A JP2218794A JPH07208787A JP H07208787 A JPH07208787 A JP H07208787A JP 6022187 A JP6022187 A JP 6022187A JP 2218794 A JP2218794 A JP 2218794A JP H07208787 A JPH07208787 A JP H07208787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air curtain
- cooling
- room
- air
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えばゴルフ練習場の如く正面を開放してい
る部分をエアカーテンにより仕切って室内を冷房する場
合の冷房効果を高める。 【構成】 一部が開放されている部分をエアカーテンに
より仕切った室内を冷房するに当たって、開放部(2)
の上端に取り付けたエアカーテン機(1)の吹出口付近
に噴霧ノズル(3)を取り付けて、水を霧状に噴射して
空気と水噴霧とからなる混合エアカーテン(5)とする
もので、この混合エアカーテンを通過する太陽光に含ま
れる大気熱を水噴霧が吸収し蒸発して室内への侵入を阻
止することで冷房効果を高めるものである。
る部分をエアカーテンにより仕切って室内を冷房する場
合の冷房効果を高める。 【構成】 一部が開放されている部分をエアカーテンに
より仕切った室内を冷房するに当たって、開放部(2)
の上端に取り付けたエアカーテン機(1)の吹出口付近
に噴霧ノズル(3)を取り付けて、水を霧状に噴射して
空気と水噴霧とからなる混合エアカーテン(5)とする
もので、この混合エアカーテンを通過する太陽光に含ま
れる大気熱を水噴霧が吸収し蒸発して室内への侵入を阻
止することで冷房効果を高めるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴルフ練習場の
如く一部が開放されている部分に適用される冷房のため
のエアカーテンによる仕切方法に関するものである。
如く一部が開放されている部分に適用される冷房のため
のエアカーテンによる仕切方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一部を開放する必要のあるゴルフ練習場
や野外劇場等では、その開放部分をエアカーテンにより
仕切って風雨を遮り、あるいは昆虫の侵入を阻止するこ
とが行われている。
や野外劇場等では、その開放部分をエアカーテンにより
仕切って風雨を遮り、あるいは昆虫の侵入を阻止するこ
とが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したエアカーテン
で仕切った室内を冷房する場合、エアカーテンは熱の遮
断が困難なためまことに効率の悪いものであり、従って
ゴルフ練習場ではスポットエアコンで部分冷房を行う
か、扇風機によっているのが普通であり、こうした部分
冷房では満足し得る冷房効果は得られないといった難点
があった。
で仕切った室内を冷房する場合、エアカーテンは熱の遮
断が困難なためまことに効率の悪いものであり、従って
ゴルフ練習場ではスポットエアコンで部分冷房を行う
か、扇風機によっているのが普通であり、こうした部分
冷房では満足し得る冷房効果は得られないといった難点
があった。
【0004】本発明の目的は、上記の問題を解消して冷
房が比較的効率よく行えるエアカーテンによる仕切方法
を提供することにある。
房が比較的効率よく行えるエアカーテンによる仕切方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
のこの発明は、一部がエアカーテンにより仕切られた室
内を冷房するに当たって、開放部の上端に取り付けたエ
アカーテン機の吹出口付近に水を霧状に噴射して、空気
と水噴霧とからなる混合エアカーテンとした、冷房のた
めのエアカーテンによる仕切方法である。使用水は水温
の低いものが有効であり、地下水を使用することが望ま
しい。
のこの発明は、一部がエアカーテンにより仕切られた室
内を冷房するに当たって、開放部の上端に取り付けたエ
アカーテン機の吹出口付近に水を霧状に噴射して、空気
と水噴霧とからなる混合エアカーテンとした、冷房のた
めのエアカーテンによる仕切方法である。使用水は水温
の低いものが有効であり、地下水を使用することが望ま
しい。
【0006】
【作用】空気と水噴霧とからなる混合エアカーテンで外
気を遮断すると、外部から大気熱がエアカーテンを越え
て室内に侵入しようとするとき、水噴霧が熱を吸収する
ため侵入する大気熱を大幅に低減することができ、室内
を冷房する場合の冷房効率を高めることができる。
気を遮断すると、外部から大気熱がエアカーテンを越え
て室内に侵入しようとするとき、水噴霧が熱を吸収する
ため侵入する大気熱を大幅に低減することができ、室内
を冷房する場合の冷房効率を高めることができる。
【0007】
【実施例】以下この発明を、例示図面を参照として詳細
説明する。図1は、本発明をゴルフ練習場に実施した例
を示す図で、(1)はエアカーテン機で、下端に吹出口
(1a)を持ち、ゴルフ練習場の正面の開放部(2)の
上端に取り付けられ、下向きにエアを吹き出して開放部
(2)を仕切っている。
説明する。図1は、本発明をゴルフ練習場に実施した例
を示す図で、(1)はエアカーテン機で、下端に吹出口
(1a)を持ち、ゴルフ練習場の正面の開放部(2)の
上端に取り付けられ、下向きにエアを吹き出して開放部
(2)を仕切っている。
【0008】(3)は噴霧ノズルで、エアカーテン機
(1)の吹出口(1a)の近くに設けて、吹き出すエア
に向かって地下水を水噴霧(4)するもので、この水噴
霧(4)はエアカーテン中に広く飛散して水分を多分に
含んだ混合エアカーテン(5)が形成される。この場合
の混合エアカーテン(5)の風量に対する水量の割合
は、混合エアカーテン(5)が視界を実質的に妨げない
範囲でなければならず、実験の結果風量1000m3 /
hにつき5l/h程度が適当であった。
(1)の吹出口(1a)の近くに設けて、吹き出すエア
に向かって地下水を水噴霧(4)するもので、この水噴
霧(4)はエアカーテン中に広く飛散して水分を多分に
含んだ混合エアカーテン(5)が形成される。この場合
の混合エアカーテン(5)の風量に対する水量の割合
は、混合エアカーテン(5)が視界を実質的に妨げない
範囲でなければならず、実験の結果風量1000m3 /
hにつき5l/h程度が適当であった。
【0009】こうした混合エアカーテン(5)による
と、太陽光がこの混合エアカーテン(5)を通過すると
き、その光に含まれている大気熱を水噴霧(4)が吸収
して蒸発するため大気熱を奪うことになって、仕切った
室内の温度上昇を低減することができ、その室内の冷房
効果を高めるものである。
と、太陽光がこの混合エアカーテン(5)を通過すると
き、その光に含まれている大気熱を水噴霧(4)が吸収
して蒸発するため大気熱を奪うことになって、仕切った
室内の温度上昇を低減することができ、その室内の冷房
効果を高めるものである。
【0010】この大気熱の遮断効果は、実際に混合エア
カーテン(5)で区画した内部をヒートポンプ式エアコ
ンにより冷房して測定した結果次の通りであった。 通常エアカーテンの場合・・・23.5°C 混合エアカーテンの場合・・・21.5°C この結果から水噴霧(4)が大気温度を2°C分だけ奪
って冷房効果を高めていることがわかった。
カーテン(5)で区画した内部をヒートポンプ式エアコ
ンにより冷房して測定した結果次の通りであった。 通常エアカーテンの場合・・・23.5°C 混合エアカーテンの場合・・・21.5°C この結果から水噴霧(4)が大気温度を2°C分だけ奪
って冷房効果を高めていることがわかった。
【0011】
【発明の効果】以上説明した本発明に係わる冷房のため
のエアカーテンによる仕切方法によれば、開放部分を仕
切るエアカーテンに水噴霧を含ませることにより、空気
と水噴霧からなる混合エアカーテンを通って侵入する大
気温度を水噴霧が吸収して、その区画内の冷房効果を高
め、かつ冷房のための経費を低減することができるもの
である。
のエアカーテンによる仕切方法によれば、開放部分を仕
切るエアカーテンに水噴霧を含ませることにより、空気
と水噴霧からなる混合エアカーテンを通って侵入する大
気温度を水噴霧が吸収して、その区画内の冷房効果を高
め、かつ冷房のための経費を低減することができるもの
である。
【図1】本発明方法をゴルフ練習場に応用した状態を示
す図である。
す図である。
1 エアカーテン機 1a 吹出口 2 開放部 3 噴霧ノズル 4 水噴霧 5 混合エアカーテン
Claims (1)
- 【請求項1】 一部がエアカーテンにより仕切られた室
内を冷房するに当たって、開放部の上端に取り付けたエ
アカーテン機の吹出口付近に水を霧状に噴射して、空気
と水噴霧とからなる混合エアカーテンとしたことを特徴
とする、冷房のためのエアカーテンによる仕切方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6022187A JPH07208787A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 冷房のためのエアカーテンによる仕切方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6022187A JPH07208787A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 冷房のためのエアカーテンによる仕切方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208787A true JPH07208787A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=12075798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6022187A Pending JPH07208787A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 冷房のためのエアカーテンによる仕切方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07208787A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128581A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Mie Denki Co Ltd | 光触媒散布機能付きエアーカーテン装置 |
US20090176447A1 (en) * | 2008-01-04 | 2009-07-09 | Shenzhen Futaihong Precision Industry Co., Ltd. | Air shower room |
KR20200043643A (ko) * | 2018-10-18 | 2020-04-28 | 이철형 | 단일모터의 양측에 임펠러가 구비된 제연용 에어커튼 송풍기 |
KR102356577B1 (ko) * | 2020-09-23 | 2022-02-07 | 공주대학교 산학협력단 | 에어커튼을 구비하는 골프카트 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3093322B2 (ja) * | 1990-06-15 | 2000-10-03 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP6022187A patent/JPH07208787A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3093322B2 (ja) * | 1990-06-15 | 2000-10-03 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008128581A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Mie Denki Co Ltd | 光触媒散布機能付きエアーカーテン装置 |
JP4480092B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2010-06-16 | 株式会社三重電機 | 光触媒散布機能付きエアーカーテン装置 |
US20090176447A1 (en) * | 2008-01-04 | 2009-07-09 | Shenzhen Futaihong Precision Industry Co., Ltd. | Air shower room |
KR20200043643A (ko) * | 2018-10-18 | 2020-04-28 | 이철형 | 단일모터의 양측에 임펠러가 구비된 제연용 에어커튼 송풍기 |
KR102356577B1 (ko) * | 2020-09-23 | 2022-02-07 | 공주대학교 산학협력단 | 에어커튼을 구비하는 골프카트 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |