JPH0720834A - Crtキャリブレータユニット - Google Patents

Crtキャリブレータユニット

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JPH0720834A
JPH0720834A JP5040346A JP4034693A JPH0720834A JP H0720834 A JPH0720834 A JP H0720834A JP 5040346 A JP5040346 A JP 5040346A JP 4034693 A JP4034693 A JP 4034693A JP H0720834 A JPH0720834 A JP H0720834A
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circuit board
calibrator unit
counter
optical
microcontroller
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JP5040346A
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Jr Wilbert Frank Janson
フランク ヤンソン ジュニア ウィルバート
James Walter Fulmer
ウォルター ファルマー ジェームス
Norbert Koenig
ケーニヒ ノーバート
Eli Joseph Behlok
ジョセフ ベーロック エリ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2種類のコンピュータアーキテクチャに接続
することの可能なキャリブレータユニットを供給する。 【構成】 キャリブレータユニット10は、どのタイプ
のコンピュータ12、16が自己に接続されているかを
判定する。キャリブレータユニット10は、ディスプレ
イ14の画面から検出した光の強度を周波数パルスに変
換する光―周波数変換器を有する。キャリブレータユニ
ット10の全ての電子回路は、単一回路基板上に配置さ
れている。光が強ければ周波数パルスの計数値も強くな
るから、計数値は強度に比例する。ユニット10は、校
正中のディスプレイ14の画面表面に装着される。同期
信号は、ディスプレイ14との配線接続からではなく、
ディスプレイ14の各スイープから得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願】本願は、本願の出願人が特許を受ける権利
を有する米国特許出願“Monitor Calibrator Housing A
nd Mounting Bracket ”(第855,399号)及び
“Luminance Measurement Method And Apparatus”(第
855,281号)に関連する出願である。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに用いら
れる各種ディスプレイ、例えば陰極線管(CRT)ディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセン
スディスプレイ等のディスプレイを校正するためのキャ
リブレータユニットに関する。本発明は、特に、低コス
トの光−周波数変換センサを用いることにより、ディス
プレイ画面に装着可能な単一パッケージに組み込み可能
で、各種コンピュータバスと互換性を有し、さらにディ
スプレイからの光に応じて自動的に同期化するキャリブ
レータユニットに関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スーパ
ーマック(Supermac)、レイディアス(Radius)等の従来の
キャリブレータシステムでは、キャリブレータヘッド内
に光センサ及び付随的な各種電子回路を内蔵している。
この電子回路は、検出された光をある種の電気信号に変
換する回路である。得られた電気信号は、キャリブレー
タヘッドと別体の電子回路パッケージによって利用され
る。従って、この種のキャリブレータシステムは、光セ
ンサと電子回路パッケージが異なるパッケージとなるた
め、製造・試験のコスト発生により高価になる。また、
これらのキャリブレータシステムは、例えばフォトメー
タやラジオメータ等、高価な光センサを用いている。そ
の結果、低価格コンピュータ、例えばIBM PC、Ap
ple Macintosh 、Sun computers 等のユーザがキャリブ
レータシステムを揃えるのが難しくなっている。(P
C、Apple Macintosh 、Sun computers は、いずれも商
標又は商号である。)これらの高価な光センサには、安
定した漏れの小さいコンデンサ及び低ドリフトアンプか
ら構成されるアナログ積分器が用いられる。さらに、信
号をディジタル形式に変換する場合、十分に高いビット
数のアナログ−ディジタル変換器が必要である。アナロ
グ−ディジタル変換器には、安定した基準電圧源が必要
である。そして、光強度を正確に検出するためには積分
周期を長くしなければならず、これに伴い部品の特性パ
ラメタもより高くなければならなくなる。加えて、従来
のキャリブレータユニットは、IBM等1つのタイプの
コンピュータとしか互換性がなかった。すなわち、異な
るタイプのコンピュータには異なるキャリブレータユニ
ットを用いなければならない。また、ある種のキャリブ
レータユニットは、同期信号が得られるよう校正されて
いるCRTディスプレイの電子回路に接続されなければ
ならない。ディスプレイの電子回路がすぐにアクセス可
能な配置となっていない場合、これは欠点となる。別個
のベースユニットに電子回路を配置するのは、ユーザの
デスクトップのスペースを占領するため、ユーザに不都
合である。
【0004】本発明の第1の目的は、ディスプレイ画面
表面に装着可能な完全な形のキャリブレータユニットを
提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、ディスプレイ画面
に装着されるヘッドの内部にキャリブレータユニットの
全ての電子回路をコンパクトな形で収納することにあ
る。
【0006】本発明の第3の目的は、デスクトップ配置
されるベースユニットを不要にすることにある。
【0007】本発明の第4の目的は、高価な部品を必要
としない低コストの光−周波数変換センサを使用可能に
することにある。
【0008】本発明の第5の目的は、自動的にプラット
フォームタイプを感知することにより複数のCPUアー
キテクチャプラットフォームとの互換性を実現すること
にある。
【0009】本発明の第6の目的は、簡素で低コストの
光積分器を提供することにある。
【0010】本発明の第7の目的は、ディスプレイ自体
の電子回路からの光ではなくCRTディスプレイによっ
て生成される光により同期化を行なうことにある。
【0011】本発明の第8の目的は、アナログ―ディジ
タル変換器を用いるキャリブレータよりも高い解像度を
有するキャリブレータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的は、キ
ャリブレータユニットに少なくとも2種類のインタフェ
ースを設け、これらにより異なる2種類のコンピュータ
アーキテクチャに接続可能とすることにより達成され
る。本発明のキャリブレータユニットは、いずれのタイ
プのコンピュータアーキテクチャプラットフォームが自
己に接続されたかを判定し、その結果に応じて適切な通
信ソフトウエアを実行する。本発明のキャリブレータユ
ニットは、光を検出して周波数パルスに変換する光―周
波数変換器を有する。電圧安定器(voltage regulator
)を含むキャリブレータユニットの全ての電子回路
は、当該キャリブレータユニット内において単一回路基
板上に配置される。この光―周波数変換器は、検出され
た光の強度を周波数パルスに変換する。周波数パルス
は、計数される。検出された光が強ければ、ある固定さ
れた計数インターバル又は積分周期において得られる計
数値は高くなる。すなわち、光強度に比例した計数値が
得られる。本発明のユニットは、その全体が、校正の対
象とされているコンピュータのディスプレイ面に装着さ
れ、ディスプレイの各スイープに応じて同期信号を得
る。キャリブレータユニット用の電源は、ホスト又は補
助電源である。
【0013】
【実施例】次に、以上の目的をより詳細に説明する。そ
の際、その他の目的や利点を、明細書及び図面において
参照し、具体的に説明する。なお、同一参照符号は同一
部材を示している。
【0014】本発明は、いくつかの異なるタイプのディ
スプレイの校正に用いることができるが、以下の説明で
は、議論を単純にするため、ディスプレイタイプを陰極
線管に限定する。図1に実施例として示されるキャリブ
レータユニット10は、コンピュータ12に接続されて
いる。コンピュータ12は、典型的な陰極線管(CR
T)タイプのディスプレイ14を駆動する。ディスプレ
イ12日ら発せられる光は、キャリブレータユニット1
0を刺激する。キャリブレータユニット10の機械的構
成については、ハウジング及びマウンティングブラケッ
トに関する先出願を参照されたし。ディスプレイ14及
びコンピュータ12は、例えば、IBM社のPC型コン
ピュータで構わない。また、破線で示されるように、キ
ャリブレータユニット10は、他の種類のコンピュータ
16と接続して使用してもよい。当該他の種類のコンピ
ュータ16は、例えば、アップル社(Apple) のMacintos
h やSUNコンピュータ等である。コンピュータ16
は、コンピュータ12と同じタイプのディスプレイ14
を駆動してもよいし、異なるタイプを駆動してもよい。
すなわち、本実施例の装置は、異なるコンピュータアー
キテクチャのインタフェースとなることが可能である。
【0015】図2に示されるように、キャリブレータユ
ニット10は、キャリブレータユニット10の動作を制
御するマイクロコンピュータ又はマイクロコントローラ
(MC)30を有している。マイクロコントローラ30
としては、好ましくは、モトローラ(Motorola)社のMC
68HC05P1マイクロコントローラを用いる。マイ
クロコントローラ30によって実行される動作のうち、
CRTディスプレイ14のリフレッシュサイクルに同期
する動作及びセンサ32によって検出された光をそのレ
ベルを示す計数値に変換する動作については、輝度測定
に関連する先出願を参照されたい。動作にあたって、セ
ンサ32は、受光している光の強度に比例した周波数の
信号(パルス)を生成する。マイクロコントローラ30
は、トランジスタ34を駆動する。これにより、センサ
32からのパルス入力が許可される。この状態では、セ
ンサ32からのパルスが2値カウンタ36によって計数
される。2値カウンタ36としては、好ましくは、フィ
リップス(Philips) 社の74HC4040が用いられ
る。光を測定するための積分周期が完了すると、マイク
ロコントローラ30は、トランジスタ34を制御してカ
ウンタ36へのパルス入力を断つ。マイクロコントロー
ラ30は、さらに、どのタイプのコンピュータが接続さ
れているかに応じて、計数値を出力する。この出力は、
アップル・デスクトップ・バス(ADB)コネクタ38
を介して、又はIBM PC コンピュータやSUNコ
ンピュータに適したRS232型バスインタフェース4
0及びコネクタ42を介して、行われる。インタフェー
ス40としては、好ましくは、ダラス・セミコンダクタ
(Dallas Semiconductor)社のDS1275Sを用いる。
抵抗器R2及びコンデンサC3は、プログラムをはじめ
から実行させるためのリセット信号を、マイクロコント
ローラ30に供給する。セラミック共振器Y1、コンデ
ンサC1、C2及び抵抗R1はクロック発振器を構成
し、マイクロコントローラ30にクロックを供給する。
センサ32からの周波数信号は、マイクロコントローラ
30にも入力されている。これにより、モニタからの光
のピークを検出でき、適切な開始及び停止時刻を計算す
ることができる。マイクロコントローラ30は、測定動
作中は、これらの時刻を用い、トランジスタ34及び2
値カウンタ36を制御する。
【0016】マイクロコンピュータ30は、ホストコン
ピュータとの通信を、2種類の通信方法、プロトコルを
選択的に用いて実行する。用いる通信方法、プロトコル
は、従来公知のものである。マイクロコンピュータ30
は、アップル・デスクトップ・バス(ADB)を用いた
通信を実行できる。ADBは、キーボードやマウス等の
周辺機器と通信するためにアップル(Apple) コンピュー
タにおいて用いられるシリアルインタフェースである。
アップル・コンピュータ社(Apple Computer, Inc.)は、
アップル・デスクトップ・バスに関する特許を所有して
いる。ADBを利用するためのライセンスについては、
アップル・コンピュータ社(Apple Computer, Inc.)と協
議することが可能である。ADBはバイディレクショナ
ルのシリアルインタフェースである。従って、コネクタ
38での信号ラインは入出力信号ラインである。信号は
マイクロコントローラ30によって読まれる。マイクロ
コントローラ30は、入出力信号ラインに接続されてい
るトランジスタ43を駆動する。マイクロコントローラ
30は、また、RS232と互換性のあるシリアルイン
タフェースによりホストコンピュータと通信することが
可能である。マイクロコンピュータ30は、RS232
インタフェース(集積回路)40と通信する。インタフ
ェース40は、マイクロコントローラ30と互換性のあ
る5V信号を、RS232シリアル通信インタフェース
と互換性のある電圧レベルに変換し、コネクタ42から
出力する。
【0017】システム用の電源は、次の3種類のいずれ
かから得られる。まず、システムがADBシリアルイン
タフェースに接続されている場合には、電源はアップル
コンピュータから得られる。ADBは、コネクタ38に
て+5VのDC電源を提供することが可能である。ホス
トコンピュータシステムがRS232シリアルインタフ
ェースを用いている場合には、RS232シリアルポー
トコネクタ42からのリクエスト・トゥ・センド(RT
S)信号及びデータ・ターミナル・レディ(DTR)信
号から得た電圧を、電圧安定器(voltage regulator )
46を介して利用できる。ホストコンピュータは、RT
S信号及びDTR信号をHに設定できる。ある種のコン
ピュータのシリアルポートは、これらのライン上に十分
な電力を提供することができないため、補助電源ジャッ
ク44がRS232コネクタ上に設けられている。ショ
ットキダイオードD2,D3,及びD4は、各電源間の
分離に用いられる。入力電源V_POSは、電圧安定器
46に入力される。電圧安定器46としては、好ましく
はナショナル・セミコンダクタ(National Semiconducto
r)社のLP2951CMが用いられる。この種の電圧安
定器は、キャリブレータユニットがRS232シリアル
ポートに接続されたときに、システムに対して+5Vの
直流電圧を提供する。
【0018】キャリブレータユニット10側コネクタシ
ステムの実現手法としては、第1に、キャリブレータユ
ニット10側に共通コネクタを設け、2本の異なる種類
のケーブルを用いる方法がある。各ケーブルの一方の端
は、キャリブレータユニット10側において、対応する
コネクタと接続され、他方の端は、所望のホストシステ
ム側において、対応するコネクタと接続される。ホスト
側のコネクタは直接ホストに接続されてもよい。従っ
て、本実施例のキャリブレータユニット10により、付
加的なパッケージが必要でなくなる。実現手法の第2と
しては、一端に各ホスト毎に異なるコネクタが設けられ
た2本のケーブルを、キャリブレータユニット10から
コネクタなしで引き出す構成がある。この方法の場合、
共通のコネクタが必要なくなり、製造中に所望のケーブ
ルを装着することができる。実現手法の第3としては、
ADB通信システムのみにより通信する構成がある。こ
の場合、RS232通信をサポートするために用いられ
る構成部材40、46、D1、D2、D3、D4、R
3、C5及びC6を取り除くことができ、回路を簡素化
できる。実現手法の第4としては、RS232だけのシ
ステムがある。これにより、トランジスタ43が除去さ
れる。
【0019】マイクロコンピュータ30は、コンピュー
タ12又は16のいずれが接続されているのかを自動的
に判定する。システムの電源を入れた後、マイクロコン
トローラ30はまず初期動作を実行し、ADBインタフ
ェースの入出力ラインをテストする。キャリブレータシ
ステムがADB通信システムに接続されている場合、入
力信号はHと検出される。ある周期内にHと検出されな
い場合には、マイクロコントローラ30はRS232通
信にデフォルトする。
【0020】センサ32を集積回路として構成する場
合、図3に示されるような機能構成となる。まず、フォ
トダイオード60は、フォトダイオードプリアンプ62
に接続されている。このプリアンプ62は、フォトダイ
オード60からの光電流を増幅し、固定利得温度補償回
路64に信号を出力する。固定利得温度補償回路64の
出力は可変利得アンプ66に供給される。可変利得アン
プ66は、センサ32の動作を校正するのに用いられ
る。可変利得アンプ66には、電流制限回路68が接続
されている。電流制限回路68は3ゲート(フリップフ
ロップ)リング発振器70に信号を出力し、このリング
発振器70は電流制限回路68からの信号振幅に応じて
発振する。リング発振器70の出力は、出力バッファ7
2に供給される。出力バッファ72は、図2のカウンタ
36に接続されている。動作中、フォトダイオード60
からの光電流は、周波数が光電流値に正比例するAC波
形に変換される。すると、発振出力が、AC波形の各サ
イクルを1個のイベントとして計数するイベントカウン
タ、例えばカウンタ36、マイクロコントローラ30等
に供給される。信号レベルがイベントカウンタの入力し
きい値を越えると、その信号レベルは計数される。計数
がある確立された周期で起こる場合、その計数値は、同
じ周期中の輝度レベルの積分に正比例する値である。図
4(B)には典型的なディスプレイ輝度の時間パターン
が、図4(A)には同じ周期中のセンサ32の発振出力
が、示されている。図4(A)には三角波が示されてい
るが、実際には、リング発振器70のフリップフロップ
を経るため方形波となる。輝度が高くなれば周波数も高
くなり、輝度が低下すれば周波数も低下する。従来型の
装置をディスクリート部品から構成する場合、装置構成
は、フォトダイオード、フォトダイオードに接続された
電流―電圧変換アンプ、変換アンプに接続された電圧―
周波数変換器、並びにこの変換器に接続されパルス出力
する複数のフリップフロップを含む構成となる。図3に
示されているようなセンサ32は、ASICとして得ら
れるものであり、コダック(Kodak) 社の部品番号で23
7092と示される。センサ32は、コダックカメラモ
デルS500に共通して見られる。テキサス・インスツ
ルメンツ社(Texas Instruments Inc.)から入手可能なT
ST220等、その他の光―周波数変換器を用いること
も可能である。
【0021】図5には、キャリブレータユニット10の
構成部品を単一の回路配置基板80に配置した状態が示
されている。この配置は、ユニット10全体をディスプ
レイ14の画面表面に装着可能なコンパクトな単一のユ
ニットとすることを可能としている。基板80上では、
中央にセンサ32が、下部周縁部には2種類のタイプの
インタフェース用のコネクタ38及び42が、それぞれ
配置されている。これにより、ハウジングのケーブル出
口をコネクタ38及び42の近くに配置することが可能
とされている。センサ32は、チップ実装技術(chip-o
n-board technology)により搭載され、さらに透明被覆
により外装されている。
【0022】図6及び7には、基板80の両面配線レイ
アウトが示されている。特に図7には基板80の部品実
装面82が、図6には部品非実装面84が、それぞれ示
されている。ユニット10をコンパクトにするために
は、部品間の配線は基板80の両面に施されていなけれ
ばならない。例えばマイクロコントローラ30とカウン
タ36の間の配線は、部品非実装面84から始まって部
品実装面82に移り、さらに部品実装面82から部品非
実装面84に戻る。センサ32封止用の透明コーティン
グは、銅リング90とオーバレイ開口部によって形成さ
れる空間を封止する。部品間の配線は、センサ32から
比較的離れた位置で行なわれ、これにより電子ノイズの
問題を防いでいる。また、様々なテストポイントを設け
て、テストをやり易くしている。なお、単一面の回路基
板を用いたり、チップ型センサ上の代わりにパッケージ
型センサを用いることも可能である。
【0023】図8には、本実施例のキャリブレータユニ
ット100をハウジングに収め、コンピュータ106用
のCRTディスプレイ104の画面表面102に装着し
た状況が示されている。
【0024】なお、本発明の多くの特徴や利点は、以上
の説明から明かである。従って、当業者であれば、特許
請求の範囲に記載される本発明の真の精神及び範囲を逸
脱しないよう、上述の記載から各種の変更を加えること
が可能である。すなわち、本発明は、文中に明示の説明
がありあるいは図面に示されている構成及び動作のみに
限定されるべきものではない。例えばカウンタ36の代
りにマイクロコントローラ30により、センサ32から
のパルスを計数することも可能である。ただし、この場
合、より高速でより高価なマイクロコントローラが要求
される。本発明は、また、参照光源によって印刷ページ
を照射することにより適切な光が供給されている場合、
印刷ページから反射した光をセンサ32へ集束する際に
濃度計や反射率計としても用いることが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリブレータユニットに少なくとも2種類のインタフ
ェースを設け、自動的にプラットフォームタイプを感知
することによりこれらにより、異なる2種類のコンピュ
ータアーキテクチャに接続可能となり、複数のCPUア
ーキテクチャプラットフォームとの互換性が実現され
る。また、その際、ディスプレイ画面に装着されるヘッ
ドの内部にキャリブレータユニットの全ての電子回路を
コンパクトな形で収納することができ、デスクトップ配
置されるベースユニットを不要にすることができる。ま
た、高価な部品を必要としない低コストの光−周波数変
換センサを使用できるため、簡素で低コストの光積分器
を提供できる。さらに、ディスプレイ自体の電子回路か
らの光ではなくCRTディスプレイによって生成される
光により同期化を行なうことができる。加えて、アナロ
グ―ディジタル変換器を用いるキャリブレータよりも高
い解像度を有するキャリブレータを提供できる。このよ
うに、ディスプレイ画面表面に装着可能な完全な形のキ
ャリブレータユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るユニットとコンピュー
タ等との関係を示すブロック図である。
【図2】この実施例の回路構成を示す図である。
【図3】センサの回路構成を示す図である。
【図4】(A)はCRTディスプレイの画面に装着され
たときにセンサによって生成される波形を、(B)はC
RTディスプレイの典型的な光出力を、それぞれ示す図
である。
【図5】この実施例における部品配置を示す図である。
【図6】この実施例における配線パタンの一例を示す図
である。
【図7】この実施例における配線パタンの一例を示す図
である。
【図8】CRTディスプレイの画面表面に装着されたキ
ャリブレータユニットを示す図である。
【符号の説明】
10,100 キャリブレータユニット 12,16,106 コンピュータ 14,104 CRTディスプレイ 30 マイクロコントローラ 32 センサ 34,43 トランジスタ 36 カウンタ 38 ADBコネクタ 40 RS232型バスインタフェース 42 コネクタ 44 補助電源ジャック 46 電圧安定器 60 フォトダイオイード 62 プリアンプ 64 固定利得温度補償回路 66 可変利得アンプ 68 電流制限回路 70 リング発振器 72 出力バッファ 80 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノーバート ケーニヒ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター フェア オークス アベニュー 104 (72)発明者 エリ ジョセフ ベーロック アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター バリナ ドライブ 255

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光に応じ光信号を生成する光
    センサ及び光信号を光値に変換する変換手段をハウジン
    グに内蔵したことを特徴とする光源用のディスプレイキ
    ャリブレータユニット。
  2. 【請求項2】 光信号を生成する光センサと、 この光信号を光値に変換する変換手段と、 それぞれ変換手段に接続され、互いに相違する第1又は
    第2のインタフェースフォーマットの光値を生成する第
    1及び第2のインタフェースと、 を備えることを特徴とするディスプレイキャリブレータ
    ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスプレイキャリブレ
    ータユニットにおいて、 光センサが、受光強度に比例した周波数を有するパルス
    信号を光信号として生成し、 変換手段が、 光センサに接続され、ある計数周期の間、この光センサ
    によって生成されたパルス信号を計数するカウンタと、 カウンタ、第1及び第2のインタフェースに接続され、
    カウンタの計数の結果計数周期を制御すると共に、カウ
    ンタの計数結果を第1及び第2のインタフェースのいず
    れに供給するかを制御するマイクロコントローラと、 を有することを特徴とするディスプレイキャリブレータ
    ユニット。
  4. 【請求項4】 回路基板と、 光を受光するよう回路基板上に配置された光センサと、 回路基板上に配置され光センサに接続されたカウンタ
    と、 回路基板上に配置されカウンタに接続されたマイクロコ
    ントローラと、 回路基板上に配置されマイクロコントローラに接続され
    た第1のインタフェース回路と、 回路基板上に配置されマイクロコントローラ及び出力ピ
    ンとに接続された第2のインタフェース回路と、 を備えることを特徴とするキャリブレータユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のキャリブレータユニット
    において、 マイクロコントローラが、第1及び第2のインタフェー
    ス回路のうちいずれをアクティブとするかを決定するこ
    とを特徴とするキャリブレータユニット。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のキャリブレータユニット
    において、 光センサが、回路基板の中心に配置されたことを特徴と
    するキャリブレータユニット。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のキャリブレータユニット
    において、 回路基板が第1の面及び第2の面を有する両面基板であ
    り、 第1のインタフェース回路に接続され回路基板の第1の
    面に設けられた第1の出力接続ポイントと、 第2のインタフェース回路に接続され回路基板の第2の
    面に設けられた第2の出力接続ポイントと、 を有することを特徴とするキャリブレータユニット。
  8. 【請求項8】 回路基板と、 回路基板上に搭載されたマイクロコントローラと、 回路基板上に搭載された光センサと、 回路基板上に搭載されたカウンタと、 マイクロコントローラ、光センサ及びカウンタを接続す
    るよう回路基板の両側に形成された配線パターンと、 を備えることを特徴とするキャリブレータユニット。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のキャリブレータユニット
    において、 前記配線パターンによりマイクロコントローラと接続さ
    れるよう回路基板上に第1及び第2のバスコネクタが形
    成されており、 第1及び第2のバスコネクタが、互いに異なる第1及び
    第2のインタフェースに接続されることを特徴とするキ
    ャリブレータユニット。
  10. 【請求項10】 それぞれ第1又は第2のディスプレイ
    を有する第1又は第2のコンピュータに接続される第1
    及び第2のインタフェースと、 第1及び第2のインタフェースに接続され、第1及び第
    2のインタフェースのうちいずれをアクティブとするか
    を決定し、アクティブとするインタフェースに対応する
    ディスプレイを校正するマイクロコントローラと、 を備えることを特徴とするキャリブレータユニット。
  11. 【請求項11】 光センサによって検出された光の強度
    に応じてパルスを生成する光周波数変換センサと、 所定周期の間パルスを計数し、光強度に比例した計数値
    を出力するカウンタと、 を備えることを特徴とする光積分装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の光積分装置におい
    て、 光周波数変換センサをコンピュータディスプレイに接続
    する手段と、 カウンタの計数値をコンピュータに供給する手段と、 を備えることを特徴とする光積分装置。
JP5040346A 1992-03-23 1993-03-02 Crtキャリブレータユニット Pending JPH0720834A (ja)

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