JPH07207938A - 仕上工事のチェックデータ入力方法 - Google Patents

仕上工事のチェックデータ入力方法

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JPH07207938A
JPH07207938A JP2312994A JP2312994A JPH07207938A JP H07207938 A JPH07207938 A JP H07207938A JP 2312994 A JP2312994 A JP 2312994A JP 2312994 A JP2312994 A JP 2312994A JP H07207938 A JPH07207938 A JP H07207938A
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repair
pen
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plan
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Osamu Suzuki
修 鈴木
Suzuo Kumagai
鈴夫 熊谷
Shiyuuichi Tomoda
秀一 朋田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕上工事チェックデータを容易に、かつ効率
よく正確に入力することを目的とする。 【構成】 携帯用端末10のタッチセンサパネル105
付き液晶表示装置104の画面にペン40で指示するこ
とにより住戸番号を入力した後、この住戸番号をアドレ
スポインタとして外部記憶装置108から住戸別の平面
図データを読み出して液晶表示装置104に表示し、こ
の住戸平面図上をペン40で指示して手直し箇所と識別
番号を入力し、該手直し箇所に対応する部屋名、部位
名、作業名、手直し内容、業者名を外部記憶装置108
から順番に読み出して液晶表示装置104に表示し、こ
の各表示内容からペン40で選択し、住戸別に平面図と
共に外部記憶装置108に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション、事務所ビ
ル等の建築工事において、仕上工事のチェックデータを
簡単な操作で容易に入力できる仕上工事チェックデータ
の入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の建築工事におい
て、例えば各住戸別の仕上工事のダメ(手直し)をチェ
ックする場合は、管理者が仕上工事チェックシートを携
帯し、巡回中に手直し箇所を発見したならば、手直し箇
所の部屋名・手直しを要する部位名・その作業名・手直
し内容・業者名等をチェックシート上に手書きにて記入
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方法では、手直し箇所の部屋名・部位名・
その作業名・手直し内容・業者名等を全て手作業で行っ
ているため、チェック住戸数が多くなると管理者への負
担が増大し、記入ミスが生じ易く、さらに記入事項のチ
ェックが不可欠となって、仕上工事のチェック作業を更
に煩雑にし、人的コストも上昇するという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、仕上工事チェックデータを容易に、か
つ効率よく正確に入力することができる仕上工事チェッ
クデータの入力方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、携帯用端末のタッチセンサパネル
付き表示部にポップアップメニューで表示される仕上工
事用のチェック項目をタッチペンで指示することにより
チェックデータを入力する方法であって、検査対象であ
る住戸の平面図を前記表示部に表示し、前記住戸平面図
上の手直し箇所に相当する位置を前記タッチペンで指示
することにより手直し箇所とその識別番号を住戸平面図
上に登録し、次いで前記手直し箇所に対応する部屋名・
手直し部位名・手直し作業名・手直し内容・業者名を前
記表示部に任意の順番で表示し、前記各表示内容から前
記手直し箇所に対応する部屋名、手直し部位名、手直し
作業名、手直し内容、業者名を前記タッチペンで選択指
示し登録することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、前記仕上工事チェック
内容が、前記支持部材を前記タッチセンサパネルに接触
して動かすことにより手書きにて入力できるようにした
ものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明方法の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明方法をマンション等の各住戸
の仕上工事のチェックデータ入力システムに適用した場
合の一実施例を示す全体の概略構成図である。図1にお
いて、10は仕上工事のチェックデータを入力するため
の携帯用端末、20は事務所等に設置されるパーソナル
コンピュータであり、このパーソナルコンピュータ20
と携帯用端末10間は、RS232C等のインタフェー
ス30を介して接続される。
【0008】前記携帯用端末10は、端末全体を制御し
管理するとともに工事仕上チェックデータの入力に必要
な所定の演算処理を行う主制御部101と、この主制御
部101に接続された内部記憶部102と、主制御部1
01に表示制御部103を介して接続した240×32
0ドットの液晶表示装置104と、この液晶表示装置1
04の表面に積層した透明なタッチセンサパネル105
と、複数の機能釦を有する操作部106と、この操作部
106及びタッチセンサパネル105からの出力信号を
主制御部101に送出する操作制御部107と、主制御
部101に接続されたICカード等からなる外部記憶装
置108とから構成され、さらに手直し発見日及び手直
し完了日を入力するために年月日を計時する計時部10
9が主制御部101に接続されている。
【0009】前記内部記憶部102は、主記憶部101
が工事仕上チェックデータの入力処理に必要な各種の演
算処理を行う時に使用するデータやプログラムを格納す
る。また、前記外部記憶装置108は、主記憶部101
での演算処理に使用されていないプログラムや内部記憶
部102に格納しきれないデータ及び主記憶部101で
処理された工事仕上チェックデータ等を格納する。さら
に、外部記憶装置108には、仕上チェックの対象であ
る住戸の「部屋名」、「手直し部位名」、「作業名」、
「手直し内容」、「業者名」、「仕上工事チェック担当
者名」等がファイル構成で格納されているとともに、仕
上チェックされる各住戸別の平面図データが格納されて
いる。これらのファイルデータ及び住戸別平面図データ
はパーソナルコンピュータ20から外部記憶装置108
にダウンロードされ、また、各住戸別に入力された工事
仕上チェックデータは携帯用端末10からパーソナルコ
ンピュータ20へアップロードされる。
【0010】前記「部屋名」ファイルの項目としては、
玄関、居間・食堂、キッチン、ユニットバス、洗面所、
便所、洋間(1)・(2)・(3)、和室、ポーチ、ク
ロゼット、階段、バルコニー(1)・(2)、納戸、S
バルコニー、ユーテリティ、外廊下、エレベータ(EL
V)などがある。また、「部位名」ファイルの項目に
は、床、幅木、壁、天井、梁形、SD(ドア取付)、W
D(窓)、AW(窓サッシ取付)、流し台、吊戸棚、U
B(ユニットバス設置)、洗面台、家具、点検口、換気
レジスタ、避難ハッチ、畳、押入、敷居・鴨居、木枠・
額縁、床下収納、把手クレセント、カーテンBOX、カ
ウンタ、天井回り、縁、付長押、メディスンBOX、
鏡、網戸、入隅、出隅、照明、スイッチPL、設備機
器、タオル掛け、メーターBOX等がある。さらに、
「作業名」ファイルの内容には、クロス、タイル、ボー
ド、床、石、内装、軒天、造作大工、サッシ、SD(ド
ア取付)、金物、ガラス、シール、片付、左官、塗装、
家具、吹付け、UB(ユニットバス設置)、雑、ブロッ
ク、防水、電気、設備(配管工事)などがある。また、
「手直し内容」ファイルの項目には、下地不良、汚れ、
クラック補修、ジョイント不良、目違い、床鳴り、ガタ
ツキ、凹凸、レベル不良、通り悪し、浮きはがれ、はが
れ、たおれ、欠け・キズ、色ちがい、スキ間、チリ際不
良、カビ、補修、シール不良、ビス不良、納まり不良、
調整、建入れ調整、色ムラ、目地不良、サビ、水たま
り、チリ回り不良、ささくれ、釘取り、モルタル不良、
塗装直し、タッチアップ、クロス張替え、墨消し、はつ
り、モルタル塗り、シミヌキ、ソフト幅木浮、長尺シー
ト浮、切りつけ不良、異常音、清掃、未完などがある。
【0011】次に、上記のように構成された本実施例の
動作を図2及び図3に示すフローチャートを参照して説
明する。携帯用端末10を携帯する管理者は建築現場に
赴き、携帯用端末10の操作部106にあるスタートキ
ーを操作することにより、携帯用端末10を仕上工事チ
ェック入力動作モードに設定し、液晶表示装置104の
画面上に図4に示すメニュー1を表示する(ステップS
1)。図4に示すメニュー1が液晶表示装置104の画
面上に表示されたならば、画面上の「処理選択」の項目
を付属のペン40でタッチする。これにより、「処理選
択」項目のX、Y座標をタッチパネルセンサ105によ
り検出し、その位置信号を操作制御部107を通して主
制御部101に取り込むことにより、「処理選択」が選
択されたかを判定する(ステップS2)。ここで、「処
理選択」が選択されない場合はステップS3に進み、オ
ンライン処理かを判定する。オンライン処理の場合は、
携帯用端末10をパーソナルコンピュータ20に接続し
てパーソナルコンピュータ20との通信を行う(ステッ
プS4)。即ち、パーソナルコンピュータ20の各種デ
ータを携帯用端末10にダウンロードしたり、携帯用端
末10に入力した各住戸のチェックデータをパーソナル
コンピュータ20にアップロードする。また、オンライ
ン処理でない場合はステップS5に進み、全ての処理が
終了する。
【0012】一方、ステップS2において「選択処理」
を選択していることが判定されるとステップS6に進
み、液晶表示装置104の画面上に図5に示すメニュー
2を表示する。図5に示すメニュー2が液晶表示装置1
04の画面上に表示されたならば、画面上の「検査登
録」の項目にペン40を接触させることにより、「検査
登録」が選択されたかを判定する(ステップS7)。こ
こで、「検査登録」が選択されない場合はステップS8
に進み、手直し箇所が指示通りに手直しされているかを
確認する。手直しが終了している場合は、メニュー2の
「完了確認」の項目をペン40でタッチすることによ
り、「手直し完了」を入力する(ステップS9)。この
入力指令を受けた主制御部101では、計時部109か
ら現時点の年月日データを取り込み、この年月日を手直
し完了日として各住戸の手直し部位毎に外部記憶装置1
08の対応するメモリエリアに格納する(ステップS1
0)。また、手直しが終了していない場合はステップS
11に進み、メニュー1の表示に戻る。
【0013】上記ステップS7において、「検査登録」
が選択された場合はステップS12に進み、表示制御プ
ログラムに従って表示制御部103を制御することによ
り液晶表示装置104の画面上に図6に示す手直し記入
カード1を表示する。手直し記入カード1が表示された
ならば、次のステップS13に進み、検査日、担当者、
住戸NOを入力する。この場合は、まず、「検査日」の
項目をペン40でタッチすることにより、日付入力指令
を操作制御部107から主制御部101へ送出する。こ
の入力指令を受けた主制御部101では、計時部109
から現時点の年月日データを取り込み、表示制御部10
3を介して液晶表示装置104に出力することにより、
検査年月日(93/10/19)を「検査日」の欄に入
力する。次に、手直し記入カード1上の「担当者」の項
目をペン40でタッチすると、内部記憶部102または
外部記憶装置108から読み出された「仕上工事チェッ
ク担当者名」がポッアップメニューで液晶表示装置10
4にウインド表示され、この表示画面中から検査担当者
名をペン40で選択することにより、検査担当者名を
「担当者」の欄に入力する。さらに手直し記入カード1
上の「住戸NO」の項目をペン40でタッチすることに
より、液晶表示装置104の画面上に0〜9の数字を図
6に示すようにウインド表示し、この数字をペン40で
指示することで検査対象となる住戸の番号、例えば「2
10」を入力して、その番号を「住戸NO」の欄に入力
する。これらの検査年月日、担当者名、住戸番号は、手
直し記入カード1上の「保存」の項目をペン40でタッ
チすることにより、各住戸毎に外部記憶装置108の対
応するメモリエリアに格納される。
【0014】上記手直し記入カード1に対する入力が終
了した段階で手直し記入カード1上の「次頁」の項目を
ペン40でタッチすると、液晶表示装置104の画面に
図7に示す手直し記入カード2が表示される(ステップ
S14)。次いで手直し記入カード2上の「図面」の項
目をペン40でタッチすると、手直し記入カード1で入
力した住戸番号がアドレスポインタとなって外部記憶装
置108から住戸番号対応の平面図データが読み出さ
れ、この平面図データを表示制御部103を介して液晶
表示装置104に出力することにより、図8に示す検査
対象住戸の平面図を手直し記入カード2の表示画面上に
ウインド表示する(ステップS15)。
【0015】かかる状態の端末10を携帯した管理者
は、仕上工事の終了した住戸内を巡回し、巡回中に手直
し箇所を発見した場合には、その手直し箇所を図8に示
す平面図上にペン40で指示する(ステップS16)。
次のステップS17では、主制御部101において識別
用の登録番号を1ずつインクリメントし、その登録番号
を手直し記入カード2の「登録NO」の項目に入力する
とともに、平面図上のペン指示点を大きい黒丸でプロッ
トした形にし、かつこの黒丸プロットの近傍に上記登録
番号を入力し、手直し箇所として平面図上に登録する
(ステップS18)。
【0016】次のステップS19では、図7に示す手直
し記入カード2上において、「部屋名」の項目をペン4
0でタッチすることにより、外部記憶装置108から
「部屋名」を登録したファイルを読み出し、手直し部屋
名を所定の項目数毎にポップアップメニュー方式で手直
し記入カード2の表示画面上にウインド表示する。ここ
で手直しを発見した部屋名が、例えば洋室(3)である
とすると、この洋室(3)がポッアップメニュー中で視
認された時点で、その「洋室(3)」の項目をペン40
でタッチし、該洋室(3)を選択して手直し記入カード
2上の「部屋名」の欄に「洋室(3)」を入力する(ス
テップS20)。
【0017】次のステップS21では、図7に示す手直
し記入カード2上において、「部位名」の項目をペン4
0でタッチすることにより、外部記憶装置108から
「部位名」を登録したファイルを読み出し、手直しの部
位名を所定の項目数毎にポップアップメニュー方式で手
直し記入カード2の表示画面上にウインド表示する。こ
こで手直しの部位名が、例えば壁であるとすると、この
壁がポッアップメニュー中で視認された時点で、その
「壁」の項目をペン40でタッチし、該壁を選択して手
直し記入カード2上の「部位名」の欄に「壁」を入力す
る(ステップS22)。
【0018】次のステップS23では、図7に示す手直
し記入カード2上において、「作業名」の項目をペン4
0でタッチすることにより、外部記憶装置108から
「作業名」を登録したファイルを読み出し、手直しの作
業名を所定の項目数毎にポップアップメニュー方式で手
直し記入カード2の表示画面上にウインド表示する。こ
こで手直しの作業名が、例えば内装であるとすると、こ
の内装がポッアップメニュー中で視認された時点で、そ
の「内装」の項目をペン40でタッチし、該内装を選択
して手直し記入カード2上の「作業名」の欄に「内装」
を入力する(ステップS24)。
【0019】次のステップS25では、図7に示す手直
し記入カード2上において、「手直し内容」の項目をペ
ン40でタッチすることにより、外部記憶装置108か
ら「手なし内容」を登録したファイルを読み出し、手直
し内容を所定の項目数毎にポップアップメニュー方式で
手直し記入カード2の表示画面上にウインド表示する。
ここで手直し内容が、例えば汚れであるとすると、この
汚れがポッアップメニュー中で視認された時点で、その
「汚れ」の項目をペン40でタッチし、該汚れを選択し
て手直し記入カード2上の「手直し内容」の欄に「汚
れ」を入力する(ステップS26)。
【0020】次のステップS27では、図7に示す手直
し記入カード2上において、「業者名」の項目をペン4
0でタッチすることにより、外部記憶装置108から作
業名に関連する「業者名」を登録したファイルを読み出
し、その業者名を所定の項目数毎にポップアップメニュ
ー方式で手直し記入カード2の表示画面上にウインド表
示する。仕上工事を請負った業者名がポッアップメニュ
ー中で視認されたならば、その「業者名」の項目をペン
40でタッチし、該業者名を選択して手直し記入カード
2上の「業者名」の欄に仕上工事業者名を入力する(ス
テップS28)。
【0021】上記手直し記入カード2に対する入力が終
了したならば、手直し記入カード2上の「保存」の項目
をペン40でタッチすることにより、手直し記入カード
2上で入力されたデータを各住戸毎に外部記憶装置10
8の対応するメモリエリアに格納する(ステップS2
9)。次のステップS30では、手直し記入カード1で
登録された住戸番号の全て部屋の仕上工事チェックが終
了したかを判断する。ここで、否定判断されたときはス
テップS14に戻り、各部屋の仕上工事チェックが終了
するまで、ステップS14〜ステップS30の処理を繰
り返し実行する。また、各部屋の仕上工事チェックが全
て終了したと判断されたときはステップS31に移行す
る。
【0022】ステップS31では、液晶表示装置104
の画面上に図9に示す手直し記入カード3を表示し、住
戸平面図上に登録した番号に対応する箇所及びその他の
部位に不良或は未完の部分がある場合、これに対応して
部位名、作業名、手直し内容をペン40により図9に示
すように手書きにて入力する(ステップS32)。この
時のペン40による絵や文字の軌跡座標はタッチセンサ
パネル105により検出され、この座標データを操作制
御部107を通して主制御部101に取り込んでキャラ
クタ表示処理を行った後、表示制御部103に出力する
ことにより、液晶表示装置104の画面上に図9に示す
如く表示する。また、液晶表示装置104に表示された
手書きのチェックデータは、手直し記入カード3上の
「保存」の項目をペン40でタッチすることにより、各
住戸毎に対応する外部記憶装置108の所定のメモリエ
リアに格納される(ステップS33)。
【0023】上記のような本実施例においては、現場で
の各住戸の工事仕上チェックデータの入力に際し、携帯
用端末10を検査登録モードにして住戸別の番号を、タ
ッチセンサパネル105付き液晶表示装置104の画面
に表示される数字をペン40で指示することにより入力
した後、この住戸番号をアドレスポインタとして外部記
憶装置108をアクセスすることにより、外部記憶装置
108から住戸別の平面図データを読み出して液晶表示
装置104に表示しておき、そして住戸の検査巡回中に
手直し箇所を発見した時は、液晶表示装置104に表示
された住戸平面図上の手直し箇所に相当する位置をペン
40によりタッチセンサパネル105上から指示するこ
とにより、住戸平面図上に手直し箇所をプロットすると
ともにその識別用の登録番号を住戸平面図上に登録し、
その後、該手直し箇所に対応する「部屋名」、「部位
名」、「作業名」、「手直し内容」、「業者名」を外部
記憶装置108に格納したそれぞれのファイルから順番
に読み出してポッアップメニューで液晶表示装置104
にウインド表示し、この各ポッアップメニューからペン
40で手直し箇所に対応する「部屋名」、「部位名」、
「作業名」、「手直し内容」、「業者名」を選択指示す
ることにより入力する。以下同様の操作を繰り返すこと
により同一住戸の全ての手直し箇所に対する指示入力が
終了した段階で該指示入力を登録し、さらに上記操作を
全ての住戸に対し実行して、各住戸の仕上工事チェック
データをペンタッチで入力する構成にした。従って、本
実施例によれば、仕上工事のチェックデータを容易に、
かつ効率よく正確に入力することができる。とともに、
携帯用端末10に取り込んだチェックデータは、携帯用
端末10をパーソナルコンピュータ20に接続してパー
ソナルコンピュータ20へアップロードするだけでよい
ため、手直しの指示及び管理業務が簡素化され、パーソ
ナルコンピュータでの業務処理効率を向上できるほか、
省力化も可能になる。
【0024】特に、本実施例においては、各住戸の平面
図を液晶表示装置104に表示し、この平面図上に手直
し箇所をペン40でプロットし、そのプロット位置を識
別番号と共に平面図上に登録する構成になっているか
ら、平面図を見るだけで住戸内の手直し箇所を容易に、
かつ確実に判断することができる。これに伴い、平面図
と共に住戸別、業者別にチェックリスト(指示書)を業
者に提示することにより、業者による手直し箇所の見落
としやミスがなくなり、手直しの作業能率も向上でき
る。また、本実施例においては、液晶表示装置104の
画面上に積層したタッチセンサパネル105からペン4
0による手書き入力ができるから、部位名、作業名、手
直し内容を手書きにて入力することができ、ファイルに
登録されていない手直し内容等の事項についても臨機応
変に対処できる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に記載した構成
のもに限定されず、請求項に記載した範囲を逸脱しない
限り、種々の変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
携帯用端末のタッチセンサパネル付き表示部にポップア
ップメニューで表示される仕上工事用のチェック項目を
タッチペンで指示することによりチェックデータを入力
する方法であって、検査対象である住戸の平面図を前記
表示部に表示し、前記住戸平面図上の手直し箇所に相当
する位置を前記タッチペンで指示することにより手直し
箇所とその識別番号を住戸平面図上に登録し、次いで前
記手直し箇所に対応する部屋名・手直し部位名・手直し
作業名・手直し内容・業者名を前記表示部に任意の順番
で表示し、前記各表示内容から前記手直し箇所に対応す
る部屋名、手直し部位名、手直し作業名、手直し内容、
業者名を前記タッチペンで選択指示し登録する構成にし
たので、仕上工事のチェックデータを容易に、かつ効率
よく正確に入力することができる。また、本発明によれ
ば、タッチセンサパネルに指示部材を接触して動かすこ
とにより、仕上工事チェック内容を手書きにて入力で
き、ファイルに登録されていない手直し内容等の事項に
ついても臨機応変に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用した仕上工事のチェックデー
タ入力システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における仕上工事チェックデータの入
力処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施例における仕上工事チェックデータの入
力処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施例におけるメニュー1の表示例を示す説
明図である。
【図5】本実施例におけるメニュー2の表示例を示す説
明図である。
【図6】本実施例における手直し記入カード1の表示例
を示す説明図である。
【図7】本実施例における手直し記入カード2の表示例
を示す説明図である。
【図8】本実施例における住戸平面図の表示例を示す説
明図である。
【図9】本実施例における手直し記入カード3の表示例
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 携帯用端末 20 パーソナルコンピュータ 30 インタフェース 40 ペン 101 主制御部 102 内部記憶部 103 表示制御部 104 液晶表示装置(表示部) 105 タッチセンサパネル 108 外部記憶装置 109 計時部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用端末のタッチセンサパネル付き表
    示部にポップアップメニューで表示される仕上工事用の
    チェック項目をタッチペンで指示することによりチェッ
    クデータを入力する方法であって、 検査対象である住戸の平面図を前記表示部に表示し、 前記住戸平面図上の手直し箇所に相当する位置を前記タ
    ッチペンで指示することにより手直し箇所とその識別番
    号を住戸平面図上に登録し、 次いで前記手直し箇所に対応する部屋名・手直し部位名
    ・手直し作業名・手直し内容・業者名を前記表示部に任
    意の順番で表示し、 前記各表示内容から前記手直し箇所に対応する部屋名、
    手直し部位名、手直し作業名、手直し内容、業者名を前
    記タッチペンで選択指示し登録する、 ことを特徴とする仕上工事のチェックデータ入力方法。
  2. 【請求項2】 前記仕上工事チェック内容は、前記指示
    部材を前記タッチセンサパネルに接触して動かすことに
    より手書きにて入力できるようになっている請求項1記
    載の仕上工事のチェックデータ入力方法。
JP2312994A 1994-01-25 1994-01-25 仕上工事のチェックデータ入力方法 Pending JPH07207938A (ja)

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