JPH0720723U - 操作制御装置 - Google Patents

操作制御装置

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JPH0720723U
JPH0720723U JP5242593U JP5242593U JPH0720723U JP H0720723 U JPH0720723 U JP H0720723U JP 5242593 U JP5242593 U JP 5242593U JP 5242593 U JP5242593 U JP 5242593U JP H0720723 U JPH0720723 U JP H0720723U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共振回路の出力に雑音や妨害電波が混入して
も共振回路の共振を確実に検出できる操作制御装置を提
供する。 【構成】 この考案による操作制御装置は、入出力制御
回路10と、入出力制御回路10の出力により鋸歯状波
電圧を発生する鋸歯状波発生回路11と、鋸歯状波電圧
に対応して連続的に周波数が変化する制御信号を発生す
る電圧制御発振器12と、鋸歯状波電圧に対応して静電
容量が変化する可変容量ダイオード14及びコイル16
を有する共振回路19と、共振回路19が所定の共振周
波数で共振したときに発生する出力レベルの変動を検出
する検波回路21と、検波回路の検出信号から共振検出
信号を形成する共振検出回路22と、共振回路19と検
波回路21との間に挿入されかつ鋸歯状波電圧に対応し
て通過帯域の中心周波数が変化するトラッキング型帯域
通過フィルタ24とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電子式制御装置、特に連続的に変化する周波数で共振させた共振回 路の出力レベルの変動を検出する操作制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の操作制御装置は、例えば図4のパスキー装置に示すように、入出力制御 回路10と、入出力制御回路10の出力により鋸歯状波電圧を発生する鋸歯状波 発生回路11と、鋸歯状波電圧に対応して連続的に周波数が変化する制御信号を 発生する電圧制御発振器12と、鋸歯状波電圧に対応して制御信号を出力する可 変容量ダイオード制御回路13と、可変容量ダイオード制御回路13の制御信号 に対応して静電容量が変化する可変容量ダイオード14及びトロイダルコア15 に巻回されたコイル16からなるLC回路17及び電圧制御発振器12の制御信 号によりLC回路17を駆動する共振駆動回路18を有する共振回路19と、電 圧制御発振器12及び共振駆動回路18の間に接続されたバッファ回路20と、 共振回路19の出力を整流平滑して共振回路19が所定の共振周波数で共振した ときに発生する出力レベルの変動を検出する検波回路21と、検波回路21の検 出信号を波形整形して共振検出信号を形成する共振検出回路22とを備えている 。また、入出力制御回路10は共振回路19が所定の共振周波数で共振して共振 検出回路22から共振検出信号が入力されたときに、ロック装置等の被制御体2 3に作動信号を送出する。被制御体23は、例えばロック装置を駆動するアクチ ュエータである。 タグキー30は共振回路19のLC回路17が複数の共振周波数で共振すると きにその共振周波数の1つで共振する携帯用共振回路を構成し、棒状コア31に 巻回されたコイル32及びコイル32と直列に接続されたコンデンサ33とを備 えている。
【0003】 次に、図4に示すパスキー装置の動作を図5の波形図に基づいて説明する。入 出力装置10から制御信号が出力されると、鋸歯状波発生回路11は図5(A)に 示す鋸歯状波電圧を発生する。この鋸歯状波電圧が電圧制御発振器12に入力さ れると、電圧制御発振器12は図5(B)に示すように鋸歯状波電圧に対応して連 続的に周波数が変化する制御パルス信号を発生する。この制御パルス信号がバッ ファ回路20を介して共振駆動回路18に入力されると、LC回路17は図5( C)に示すように所定の周波数範囲内で連続的に変化する周波数で発振する。こ れと共に、可変容量ダイオード制御回路13からの制御信号により可変容量ダイ オード14の静電容量が鋸歯状波電圧に対応して変化するので、図5(C)に示す 出力信号の周波数を図5(B)に示す制御パルス信号の周波数に同期させることが できる。
【0004】 タグキー30がトロイダルコア15に接近し、共振回路19のLC回路17が タグキー30内の共振回路と共振周波数fT[Hz]で共振すると、共振回路19の 出力は、電波エネルギ吸収現象により図5(D)に示すように周波数fT[Hz]なる 共振点で振幅が小さくなる。この共振回路19の出力は、図5(E)に示すように 検波回路21により整流平滑され、共振点における出力レベルの変動が検出され る。検波回路21の出力レベルの変動部分は、共振検出回路22により図5(E) に示す閾値電圧VTH1のレベルで図5(F)に示すように波形整形され、矩形パル ス状の共振検出信号を形成する。そして、この共振検出信号が入出力制御回路1 0に入力されると、入出力制御回路10から被制御体23へ作動信号が送出され 、ロック装置が解錠される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の類の操作制御装置では、図7に示すように共振回路19のL C回路17の共振特性が緩やかなため、トロイダルコア15又はコイル16に外 来からの雑音又は妨害電波が混入し易い。したがって、トロイダルコア15又は コイル16に外来からの雑音又は妨害電波が混入した場合、図6(A)に示すよう にLC回路17の出力に雑音又は妨害電波が重畳され、共振回路19の出力波形 が大幅に乱れる。また、検波回路21の出力波形は、図6(B)に示すようにタグ キー30内の共振回路との共振による出力レベルの変動部分と共に雑音又は妨害 電波による出力レベルの変動部分を含む。その結果、図6(C)に示すように、タ グキー30内の共振回路との共振による矩形パルスと雑音又は妨害電波によるパ ルスが共振検出回路22から同時に出力される。このため、入出力制御回路10 において共振検出信号の判別ができなくなり、ロック装置等の被制御体23が誤 動作する欠点があった。
【0006】 そこで、この考案では共振回路の出力に雑音や妨害電波が混入しても共振回路 の共振を確実に検出できる操作制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案による操作制御装置は、入出力制御回路と、入出力制御回路の出力に より鋸歯状波電圧を発生する鋸歯状波発生回路と、鋸歯状波電圧に対応して連続 的に周波数が変化する制御信号を発生する電圧制御発振器と、鋸歯状波電圧に対 応して静電容量が変化する可変容量ダイオード及びコイルを有しかつ電圧制御発 振器の制御信号により駆動される共振回路と、共振回路の出力を整流平滑して共 振回路が所定の共振周波数で共振したときに発生する出力レベルの変動を検出す る検波回路と、検波回路の検出信号を波形整形して共振検出信号を形成する共振 検出回路とを備え、入出力制御回路は、共振回路が所定の共振周波数で共振して 共振検出回路から共振検出信号が入力されたときに、被制御体に作動信号を送出 する。この操作制御装置では、鋸歯状波発生回路の鋸歯状波電圧に対応して通過 帯域の中心周波数が変化するトラッキング型帯域通過フィルタを共振回路と検波 回路との間に挿入している。
【0008】
【作用】
鋸歯状波発生回路の鋸歯状波電圧に対応して通過帯域の中心周波数が変化する トラッキング型帯域通過フィルタを共振回路と検波回路との間に挿入することに より、共振回路のQ値が増大して共振特性が急峻となる。このため、共振回路の 出力に外来からの雑音や妨害電波が混入しても、トラッキング型帯域通過フィル タにより雑音や妨害電波の電圧レベルが大幅に制限されるから、共振回路の共振 を確実に検出することができる。
【0009】
【実施例】
以下、パスキー装置に適用したこの考案による操作制御装置の実施例を図1〜 図3に基づいて説明する。但し、図1では図4に示す箇所と同一の部分には同一 の符号を付し、その説明を省略する。 この実施例の操作制御装置においては、図1に示すように、バッファ回路28 、29と、バッファ回路28、29の間に接続された可変容量ダイオード(バリ キャップ)25及びコイル26からなるLC回路27とから構成されたトラッキ ング型帯域通過フィルタ24を図4における共振回路19と検波回路21との間 に挿入している。また、可変容量ダイオード25は可変容量ダイオード制御回路 13に接続され、可変容量ダイオード制御回路13の制御信号に対応して可変容 量ダイオード25の静電容量が変化する。そのため、鋸歯状波発生回路11の鋸 歯状波電圧に対応してトラッキング型帯域通過フィルタ24の通過帯域の中心周 波数を変化させることができる。その他の構成は図4と同一である。
【0010】 図1の回路において、外来からの雑音や妨害電波がトロイダルコア15又はコ イル16に混入したときの動作は次の通りである。まず、図2(A)に示すように LC回路17の出力に雑音又は妨害電波が重畳され、共振回路19の出力波形が 図4の回路の場合と同様に大幅に乱れる。この出力はトラッキング型帯域通過フ ィルタ24内のバッファ回路28を介してLC回路27に入力される。これと共 に、LC回路27内の可変容量ダイオード25の静電容量が可変容量ダイオード 制御回路13の制御信号に対応して変化するから、トラッキング型帯域通過フィ ルタ24の通過帯域の中心周波数fCは図3に示すように周波数fC1〜fCnの範 囲内で鋸歯状波発生回路11の鋸歯状波電圧に同調して変化する。このときのト ラッキング型帯域通過フィルタ24の同調出力特性は、図3に示すように急峻で あるから、共振回路19の出力信号に重畳された雑音や妨害電波の電圧レベルが 大幅に制限される。これにより、トラッキング型帯域通過フィルタ24内のLC 回路27の出力波形は、図2(B)に示すように雑音や妨害電波が大幅に除去され た正弦波形となる。LC回路27の出力はバッファ回路29を介して検波回路2 1に入力され、図2(C)に示すように検波回路21内において整流平滑され、共 振点における出力レベルの変動が検出される。検波回路21の出力レベルの変動 部分を共振検出回路22により図2(C)に示す閾値電圧VTH2のレベルで図2(D )に示すように波形整形すれば、正常動作時と同様に矩形パルス状の共振検出信 号を形成できる。なお、図1の回路の正常時における動作については、前述の図 5(A)〜(F)の場合と同様であるので、説明は省略する。
【0011】 上記のように、この実施例では鋸歯状波発生回路11の鋸歯状波電圧に対応し て通過帯域の中心周波数fCが変化するトラッキング型帯域通過フィルタ24を 共振回路19と検波回路21との間に挿入したので、共振回路のQ値が増大して 共振特性が急峻となる。このため、S/N比(信号対雑音比)が数10[dB]程 度改善され、選択度特性が良好となる。したがって、共振回路19の出力に外来 からの雑音や妨害電波が混入しても共振回路19の共振を確実に検出することが できる。
【0012】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず変更が可能である。例えば、 上記の実施例のトラッキング型帯域通過フィルタ24内のLC回路27の代わり に、セラミック振動子を有する振動素子を使用してもよい。また、上記の実施例 の可変容量ダイオード制御回路13は省略してもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、共振回路の出力に雑音や妨害電波が混入し ても共振回路の共振を確実に検出できるので、入出力制御回路において共振検出 信号の判別を良好に行なえ、ロック装置等の被制御体を正確に作動させることが 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による操作制御装置の実施例を示す
電気回路のブロック図
【図2】 共振回路の出力に雑音や妨害電波が混入した
ときの図1の回路の各部出力信号を示す波形図
【図3】 図1のトラッキング型帯域通過フィルタの同
調出力特性を示すグラフ
【図4】 操作制御装置の従来例を示す電気回路のブロ
ック図
【図5】 正常動作時における図4の回路の各部出力信
号を示す波形図
【図6】 共振回路の出力に雑音や妨害電波が混入した
ときの図4の回路の各部出力信号を示す波形図
【図7】 図5の共振回路の共振特性を示すグラフ
【符号の説明】
10...入出力制御回路、11...鋸歯状波発生回
路、12...電圧制御発振器、13...可変容量ダ
イオード制御回路、14、25...可変容量ダイオー
ド、15...トロイダルコア、16、26、3
2...コイル、17、27...LC回路、1
8...共振駆動回路、19...共振回路、20、2
8、29...バッファ回路、21...検波回路、2
2...共振検出回路、23...被制御体(アクチュ
エータ)、24...トラッキング型帯域通過フィル
タ、30...タグキー、31...棒状コア、3
3...コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力制御回路と、入出力制御回路の出
    力により鋸歯状波電圧を発生する鋸歯状波発生回路と、
    鋸歯状波電圧に対応して連続的に周波数が変化する制御
    信号を発生する電圧制御発振器と、鋸歯状波電圧に対応
    して静電容量が変化する可変容量ダイオード及びコイル
    を有しかつ電圧制御発振器の制御信号により駆動される
    共振回路と、共振回路の出力を整流平滑して共振回路が
    所定の共振周波数で共振したときに発生する出力レベル
    の変動を検出する検波回路と、検波回路の検出信号を波
    形整形して共振検出信号を形成する共振検出回路とを備
    え、入出力制御回路は、共振回路が所定の共振周波数で
    共振して共振検出回路から共振検出信号が入力されたと
    きに、被制御体に作動信号を送出する操作制御装置にお
    いて、 鋸歯状波発生回路の鋸歯状波電圧に対応して通過帯域の
    中心周波数が変化するトラッキング型帯域通過フィルタ
    を共振回路と検波回路との間に挿入したことを特徴とす
    る操作制御装置。
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