JPH07206079A - 粉粒体容器 - Google Patents

粉粒体容器

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Publication number
JPH07206079A
JPH07206079A JP6002467A JP246794A JPH07206079A JP H07206079 A JPH07206079 A JP H07206079A JP 6002467 A JP6002467 A JP 6002467A JP 246794 A JP246794 A JP 246794A JP H07206079 A JPH07206079 A JP H07206079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
powder
granular material
material container
discharging
Prior art date
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Pending
Application number
JP6002467A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kawashima
行雄 川島
Hideo Shimizu
英雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP6002467A priority Critical patent/JPH07206079A/ja
Publication of JPH07206079A publication Critical patent/JPH07206079A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】粉粒体の排出を簡便に行え、占有スペースを小
さくできる比較的安価な粉粒体容器を提供すること。 【構成】可とう性シート部材で上面及び側面を形成し、
剛性部材で形成された円錐状、または、四角錐状の底部
を接続することで形成された粉粒体容器において、頂部
には粉粒体投入口を設け、底部に設けた排出口5には、
粉粒体を排出するための弁装置を有する事を特徴とする
粉粒体容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体の輸送、運搬、
供給に用いられる粉粒体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉粒体等の輸送手段として用い
られる物に、布、ゴム等の可撓性部材で形成されたフレ
キシブルコンテナ(以下フレコンと称する)、アルミニ
ウム等の剛性材料で形成されたコンテナ容器等が使用さ
れている。フレコンにおいては、製造費が比較的安価
で、付帯設備も簡便で済み、使用後の保管、帰り荷の際
には、折り畳んだ状態で扱えるため、保管スペース、帰
り荷の輸送コストを小さくできる利点があるため広く使
われている。粉粒体の排出方法としては、フレコンで
は、通常本体底部に設けた開口部を紐、ワイヤー等で緊
締したものを、人手で開閉するという方法がとられてい
る。かかる方法の改良のために、緊締方法の改良やエア
ーバッグを用いる方法などが提案されている。コンテナ
容器における排出方法としては、コーン状のヘッドの上
下動により仕切弁の機能を持たせたものなどが実用化さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フレコンは、広く産業
上で使用されているが、以下の問題点を有している。す
なわち、粉粒体の排出方法として、排出口の緊締紐の解
除は、人手により行わねばならず、作業の煩雑さや、粉
粒体が充填された重量物下での作業による危険性の問
題、粉塵の近くで作業を行うため健康に悪影響を及ぼす
など、抱えている問題も多い。かかる課題を解決するた
め、従来行われた改良も、構造や作業を複雑にしたり、
強度的に不十分であるなど、課題を完全に解決するには
至っていない。
【0004】コンテナ容器においては、いくつかの排出
装置、方法が考案されているが、コンテナ容器自体が高
価であり、さらに排出装置のコストを考慮すれば設備に
要する費用は、膨大なものになる。また、コンテナ容器
は、特定の目的に合わせた形状になるため、様々な使用
状況で広く使うにはスペース、設備などで制限される場
合が多い。さらに、使用後の空容器は、粉粒体収納時と
同じ保管スペースを必要とし、その返送は空のままで行
われるため、輸送費用が高価になるなどの問題点があ
る。本発明は、これら従来技術の課題を解決するための
ものであり、粉粒体の輸送、運搬、供給に用いられる容
器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓性シート
材で形成された、上面及び側面部からなる容器上部を持
ち、剛性部材で形成された円錐、または、四角錘状の底
部と接続することで容器を形成し、底部に設けた粉粒体
排出口には、自動排出に対応できる弁装置を備えた粉粒
体容器を提供するものである。かかる粉粒体容器は、フ
レコンと同様に容器本体は柔軟であるため、使用後には
円錐状の底部内に、容器の本体を折り込めば、保管、返
却時に容積を小さくする事ができ、粉粒体排出口には、
自動排出機構を有するため、排出時の操作性、安全性に
優れるという利点を有する。
【0006】容器上部を形成する可撓性シート部材は、
通常フレコンの構成材料として使用されている物であれ
ば特に制限はなく、例えば、布、合成ゴム、塩化ビニー
ル等が使用できる。容器底部の剛性部材は、重量、内容
物に応じて、アルミニウム、ステンレス、鉄などが使用
できる。容器上部の可撓性シート部材と底部の部材の接
続方法は、密着性が得られ、長期間の使用でも密着性が
保持できる方法としてフランジ止めなどが挙げられる。
粉粒体排出口に設置する自動排出装置は、コンテナ用の
排出装置であれば、好適な方法により設置が可能であ
り、自動化に対応し易いためには、構造が簡単でかつ制
御性に優れる物が良い。具体的に使用できるものとし
て、以下図面により説明するものに限定されるものでは
なく、例えばバタフライバルブ、ロータリーバルブ、振
動式排出機、マトコンなどを適宜改良して使用すること
も可能である。 以下本発明を図面に示す番号により詳
細に説明する。
【0007】図1は、本発明に好適なエアー駆動による
弁装置を有する容器の断面を示している。図1は、可撓
性シート材で形成された上面と側面からなる容器上部1
と剛性部材で形成された、四角錐状の容器底部3を、こ
れらに取り付けられたフランジ4を好適な本数でネジ止
めすることで容器を形成した。また、容器上部には、粉
粒体投入のための上蓋2を設けた。この容器には、自
立、移動のために、キャスターを付した脚6を有してい
る。底部には排出口5を有し、粉粒体自動排出装置10
が支えフレーム11で固定されている。粉粒体自動排出
装置10は、気体の圧入により、主に水平方向に膨張す
る環状部材12と垂直方向に膨張する円錐部材13から
なり、それぞれ気体吹き込み口が接続されている。粉粒
体排出の際には環状部材のエアーを抜き、円錐部材を収
縮し、排出口5の内壁と環状部材の間に隙間を形成し、
隙間より、粉粒体を排出する。この際に、円錐部材13
には気体吹き込み口14より、エアーを圧入し膨張させ
ることで、ブリッジ防止に効果がある。排出を止める際
には、環状部材にエアーを圧入し膨張させ、上部環状部
材を容器底部の傾斜部の内壁、下部環状部材を排出口の
内壁に密着させ隙間を塞ぐことで粉粒体の排出を止め
る。該具体例によれば、粉粒体の排出状態は良好であ
り、かつ、使用後の容器は、容器上部の可とう性シート
材で形成されたフレキシブルな部位を折り畳んで保管、
返却が可能であり、占有スペースを小さくできた。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の構成により、粉粒体の排
出を簡便に行え、かつ、使用後には上部を折り畳み、占
有スペースを小さくできる比較的安価な粉粒体容器が得
られる。さらに、本発明の容器は操作が簡単なため、従
来人手を要していた作業の自動化ができるという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、排出装置の閉口状態、すなわち粉粒体の保
存時の容器の断面図であり、一部粉粒体排出装置付近を
切り欠いた状態を示した。
【符号の説明】
1.容器上部、 2.上蓋 3.容器底部 4.フランジ 5.粉粒体排出口 6.脚 10.粉粒体排出装置 11.支えフレーム 12.環状部材 13.円錐部材 14.気体吹き込み口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可とう性シート部材で上面及び側面を形成
    し、剛性部材で形成された円錐状、または、四角錐状の
    底部を接続することで形成された粉粒体容器において、
    頂部には粉粒体投入口を設け、底部に設けた排出口に
    は、粉粒体を排出するための弁装置を有する事を特徴と
    する粉粒体容器。
JP6002467A 1994-01-14 1994-01-14 粉粒体容器 Pending JPH07206079A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6002467A JPH07206079A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 粉粒体容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6002467A JPH07206079A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 粉粒体容器

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JPH07206079A true JPH07206079A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11530124

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JP6002467A Pending JPH07206079A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 粉粒体容器

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