JP2003095377A - 入れ物用スルーフィル式クロージャ - Google Patents

入れ物用スルーフィル式クロージャ

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JP2003095377A JP2002217103A JP2002217103A JP2003095377A JP 2003095377 A JP2003095377 A JP 2003095377A JP 2002217103 A JP2002217103 A JP 2002217103A JP 2002217103 A JP2002217103 A JP 2002217103A JP 2003095377 A JP2003095377 A JP 2003095377A
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Ivan Semenenko
イヴァン、セメネンコ
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Ivan Semenenko
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Ivan Semenenko
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    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/54—Gates or closures
    • B65D90/62—Gates or closures having closure members movable out of the plane of the opening
    • B65D90/626—Gates or closures having closure members movable out of the plane of the opening having a linear motion
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G69/00—Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
    • B65G69/18—Preventing escape of dust
    • B65G69/181—Preventing escape of dust by means of sealed systems
    • B65G69/183—Preventing escape of dust by means of sealed systems with co-operating closure members on each of the parts of a separable transfer channel

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であって安価であり、しかも流動
性材料の装入充填にあたってコンテナや入れ物、さらに
周囲環境を汚さないスルーフィル式クロージャを提供す
る。 【解決手段】 流動性材料の入れ物１１のためのスルー
フロー式クロージャ１２は、装入孔１８を備えた本体部
分１７及びコンテナ１０のクロージャ器具１４を開放す
るクロージャ操作部材２０とを有する。孔１８の縁部と
クロージャ操作部材１４との間には環状隙間が存在す
る。引き伸ばし可能な環状密封部材２４が、本体部分に
取り付けられている。密封部材は、入れ物とコンテナを
互いに分離すると本体部分とクロージャ操作部材との間
の隙間を封止し、入れ物とコンテナを互いに結合する
と、クロージャ操作部材がコンテナのクロージャ器具を
開く前に、本体部分と容器との間にシールを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性材料の入れ
物、例えば、中間ばら物質又はバルクコンテナ（Interm
ediate bulk contianer ：ＩＢＣ）用のスルーフィル
（through-fill）又はスルーフロー（through-flow）式
クロージャ(closure)に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、ばら物質貯蔵容器、サイロ、ホッパ等のコンテナ
は、流動性材料、例えば、粉末又はこれと同様な粒状物
を取り扱ったり貯蔵するのに用いられることが多い。た
だし、かかる材料は、液体、スラリー又はこれと類似し
たものである場合がある。かかるコンテナは、弁体及び
内部クロージャ器具付きの出口弁を有するのが通例であ
る。クロージャ器具を上げ下げすると出口バルブを開閉
することができる。本明細書においては、これらコンテ
ナを「特定種類のコンテナ」と称する。流動性材料は、
コンテナからその弁出口を通って、入れ物、例えばＩＢ
Ｃに移送され、次の取扱いが行なわれることが必要であ
る場合が多い。かかる材料が周囲環境並びにコンテナ及
び入れ物それ自体を汚染することがある場合、入れ物の
装入孔のクロージャ又は蓋を取り外すために構造が複雑
であり、かくして高価な機器を利用する必要がある。
【０００３】弁出口の開閉のために空気圧アクチュエー
タによって上げ下げできる内部クロージャ器具を特定種
類のコンテナに設けることがドイツ国特許出願公開明細
書第２，２６２，５１５号（ＧＢ−Ａ−２２６２５１
５）で知られている。コンテナと入れ物を互いに密封状
態にいったん接触させると、コンテナからの材料が流れ
込むようになる入れ物の弛んだ蓋を取り外すための吸着
盤がクロージャ器具の下に設けられている。吸着盤を用
いる場合、漏れが生じがちであり、その結果、蓋が入れ
物上に落ちて元に戻ってしまうという欠点がある。
【０００４】
【課題解決するための手段】流動性材料の入れ物のため
のスルーフィル式クロージャであって、装入孔を備えた
本体部分と、特定種類のコンテナのクロージャ器具を開
放するクロージャ操作部材とを有し、装入孔の縁部とク
ロージャ操作部材との間には環状又は実質的に環状の隙
間が存在し、クロージャは、本体部分に取り付けられた
引き伸ばし可能な環状密封部材を更に有し、密封部材
は、入れ物とコンテナを互いに分離すると、本体部分と
クロージャ操作部材との間の隙間を封止し、入れ物とコ
ンテナを互いに結合すると、クロージャ操作部材がコン
テナのクロージャ器具を開放する前に、本体部分とコン
テナとの間にシールを形成することを特徴とするクロー
ジャが提供される。
【０００５】本発明の好ましく且つ（或いは）任意的に
用いられる特徴は、請求項２〜９に記載されている。
【０００６】次に、本発明の内容を添付の図面を参照し
て例示として具体的に説明する。
【０００７】
【発明の実施の形態】今、図面を参照すると、流動性材
料を貯蔵し、かかる流動性材料をスルーフィル又は通し
充填式クロージャ１２を経て入れ物１１、例えば、ＩＢ
Ｃに分配するコンテナ１０、例えば、サイロ又はホッパ
が示されている。
【０００８】コンテナ１０は、弁体１３と内部クロージ
ャ器具１４とから成る出口弁を有している。弁体１３は
その上端部に短い円筒形部分１３ａ及びその下端部に短
い円筒形部分１３ｂを有しているが、全体としては切頭
円錐形（又は、切頭ピラミッド形）である。弁体１３は
好ましくは、コンテナ本体に、これらの間にリップシー
ル（図示せず）を設けた状態で例えばボルトで固定され
る。ただし、弁体は、コンテナの一体部分であってもよ
い。
【０００９】クロージャ器具１４は、その下端部に短い
外側円筒形フランジ１５ａを備えた上方円錐形（又は、
ピラミッド形）部分１５及び上方円錐形部分１５に固定
された状態でこれから垂下した全体として円筒形の内側
くびれ部分１６を有している。
【００１０】スルーフィル式クロージャ１２は、入れ物
１１の蓋を形成する本体部分１７を有している。本体部
分１７を、例えばボルトによって入れ物に取り付けるの
がよく、或いは、その一体部分であってもよい。本体部
分１７は、流動性材料をコンテナ１０から受け入れる装
入孔１８を有している。孔１８は、Ｃ字形断面の支持リ
ング１９によって画定されている。
【００１１】スルーフィル式クロージャ１２は、プロー
ブ又はプラグ２０の形態をしたクロージャ操作部材２０
を更に有している。プラグ２０は、５つの等角度間隔を
置いて半径方向に延びるリブ２１及びプラグ２０とリブ
２１の内端部との間に連結された直立ポスト２２によっ
てフランジ１９に固定されている。プラグ２０と支持リ
ング１９との間には環状隙間が生じている。プラグ２０
は、スルーフィル式クロージャ１２の本体部分１７の上
方に突出し、クロージャ器具１４の円錐形部分１２によ
って画定された凹部に嵌まり込むと共にそのくびれ部分
２３に係合するよう形作られている。
【００１２】スルーフィル式クロージャ１２は、エラス
トマー材料で作られた可撓性で引き伸ばし可能な環状シ
ール２４を更に有している。シール２４の外周縁部は、
支持リング１９の上縁部に固定され、シール２４の内周
縁部は、プラグ２０の外面上に均一な滑り嵌め関係をな
す肉盛り部分２５を有している。図１に示すように、肉
盛り部分２５は、プラグ２０の表面に当たって平らな状
態で位置している。
【００１３】流動性材料をコンテナ１０から入れ物１１
内へ装入するため、入れ物１１をコンテナ１０に対して
持ち上げる。最初に、シール２４の内側肉盛り部分２５
が、弁体１３の下縁部に接触する。これにより、コンテ
ナ１０と入れ物１１との間にシールが作られ、コンテナ
１０の内部及び入れ物１１の内部が、環境に露出されな
いようになる。入れ物１１をコンテナ１０に対して更に
上方に動かすと、プラグ２０はクロージャ器具１４のく
びれ部分２３に係合し、そして入れ物１１を一段と上方
へ動かすと、シールは伸びて逆円錐形になり、シール２
４の肉盛り部分２５は弾かれたように動き、図３に示す
ように弁体１３の円筒形部分１３ｂに当たった状態で平
らになる。また、このように入れ物１１を更に上方に動
かすことにより、プラグ２０は、クロージャ器具１４を
持ち上げて材料がコンテナ１０から入れ物１１内へ流れ
込むことができるようにする。その次にコンテナ１０に
対して入れ物１１を下降させることにより、まず最初
に、クロージャ器具１４が閉鎖され、その後シール２４
は弁体１３の下端部から引き離されてプラグ２０の外面
にスナップ嵌め状態で接触する。この結果、コンテナと
入れ物の係合時点と離脱時点の両方において材料が環境
に露出しないようになることは理解されよう。
【００１４】スルーフロー式クロージャ１２は、コンテ
ナ１０の内部及び入れ物１１の内部が環境に決してさら
されることがないようにするための簡単で費用効果のよ
い器具となる。入れ物１１の充填後でも、プラグ２０及
びシール２４の頂面はきれいであって、製品は付着して
いない。また、クロージャ器具１４の円錐形部分１５の
下面及びクロージャ器具の円錐形部分１６の内部凹部に
も汚れがない。
【００１５】入れ物１１を持ち上げてコンテナ１０に係
合させる別の手段として、入れ物１１上に弁体１３を下
降させるために弁体１３をコンテナ１０に可撓的に連結
してもよい。
【００１６】コンテナ１０が大型であると共に（或い
は）この中に入っている流動性材料が非常に粘着性の高
いものであれば、クロージャ器具１４の上方でコンテナ
１０に例えばドイツ国特許出願公開明細書第２，３４
８，６３６号（ＧＢ−Ａ−２３４８６３６）に記載され
ているような補助振動クロージャ器具を装備するのがよ
い。変形例として、材料の装入中、入れ物１１又は弁体
１３を上下に振動させ、かくしてクロージャ器具１４を
上下に振動させる手段を設けてもよい。
【００１７】上述したコンテナは固定されているが、こ
れは可動であってもよく、例えば、ＩＢＣの形態であっ
てもよい。入れ物は可動のものであってもよく、固定さ
れたものであってもよい。かくして、コンテナと入れ物
は両方とも、例えばＩＢＣの形態をしていてもよい。
【００１８】上述の実施形態は例示として与えられてい
るに過ぎず、当業者であれば特許請求の範囲に記載され
た本発明の範囲から逸脱することなく種々の改造例を想
到できよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】コンテナ及び本発明のスルーフィル式クロージ
ャの一実施形態を備えた入れ物の部分切除部分斜視図で
あり、コンテナと入れ物を互いに分離した状態を示す図
である。
【図２】図１と類似した図であるが、コンテナと入れ物
を互いに結合し、コンテナのクロージャ器具の開放前の
状態を示す図である。
【図３】図２と類似した図であるが、コンテナのクロー
ジャ器具を開放状態で示す図である。
【図４】図２及び図３と類似した図であるが、コンテナ
と入れ物の分離直前のスルーフィル式クロージャを示す
図である。
【符号の説明】
１０ コンテナ １１ 入れ物 １２ スルーフィル式クロージャ １３ 弁体 １４ クロージャ器具 １７ クロージャ本体部分 ２０ クロージャ操作部材 ２４ 密封部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】流動性材料の入れ物（１１）のためのスル
    ーフィル式クロージャであって、装入孔（１８）を備え
    た本体部分（１７）と、特定種類のコンテナ（１０）の
    クロージャ器具（１４）を開放するクロージャ操作部材
    （２０）とを有し、装入孔（１８）の縁部とクロージャ
    操作部材（１４）との間には環状又は実質的に環状の隙
    間が存在し、前記クロージャは、本体部分に取り付けら
    れた引き伸ばし可能な環状密封部材（２４）を更に有
    し、密封部材は、入れ物（１１）とコンテナ（１０）を
    互いに分離すると、本体部分とクロージャ操作部材との
    間の隙間を封止し、入れ物（１１）とコンテナ（１０）
    を互いに結合すると、クロージャ操作部材がコンテナの
    クロージャ器具を開放する前に、本体部分とコンテナと
    の間にシールを形成することを特徴とするクロージャ。
  2. 【請求項２】クロージャ操作部材（２０）は、本体部分
    （１７）の上方に突き出していて、入れ物（１１）とコ
    ンテナ（１０）を互いに結合すると、コンテナ（１０）
    内へ延び、クロージャ器具（１４）に係合してクロージ
    ャ器具をコンテナに対して持ち上げるようになっている
    ことを特徴とする請求項１記載のクロージャ。
  3. 【請求項３】クロージャ操作部材（２０）は、複数の互
    いに間隔を置いて設けられた剛性連結要素（２１）によ
    って本体部分（１７）に連結されていることを特徴とす
    る請求項１又は２記載のクロージャ。
  4. 【請求項４】密封部材（２４）は、入れ物とコンテナを
    互いに分離すると、クロージャ操作部材（２０）に密封
    自在且つ摺動自在に係合する肉盛り内縁部（２５）を有
    していることを特徴とする請求項１〜３のうち何れか一
    に記載のクロージャ。
  5. 【請求項５】クロージャ（１０）は、流動性材料の入れ
    物（１１）と組み合わせて用いられ、クロージャ（１
    ０）は、入れ物（１１）とコンテナ（１０）を互いに分
    離すると、入れ物の頂部を閉鎖することを特徴とする請
    求項１〜４のうち何れか一に記載のクロージャ。
  6. 【請求項６】弁体（１３）を備えた出口弁及び出口弁を
    開閉するよう上げ下げできるクロージャ器具（１４）を
    有するコンテナ（１０）とも組み合わせて用いられるこ
    とを特徴とする請求項５記載の組合せ。
  7. 【請求項７】クロージャ器具（１４）の上面は、円錐形
    又はピラミッド形であることを特徴とする請求項６記載
    の組合せ。
  8. 【請求項８】クロージャ器具（１４）の下面には、クロ
    ージャ操作部材（２０）の一部を受け入れる凹部が設け
    られていることを特徴とする請求項６又は７記載の組合
    せ。
  9. 【請求項９】入れ物（１１）は、中間ばら物質コンテナ
    であることを特徴とする請求項６〜８のうち何れか一に
    記載の組合せ。
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