JPH07205524A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07205524A
JPH07205524A JP478294A JP478294A JPH07205524A JP H07205524 A JPH07205524 A JP H07205524A JP 478294 A JP478294 A JP 478294A JP 478294 A JP478294 A JP 478294A JP H07205524 A JPH07205524 A JP H07205524A
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JP
Japan
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control unit
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JP478294A
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Inventor
Yuko Nojiri
雄幸 野尻
Akihiro Ikeda
明広 池田
Takashi Kono
貴 河野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上位装置との通信機能を向上させる。 【構成】制御部3は、上位装置6に印字完了コードを送
信する機能,上位装置6から受信したBCCコーを読み
捨てる機能及び通信異常報知をリセットキー入力でリセ
ットできる機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に係り、特に、制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インク容器
に保持したインクを加圧して印字ヘッドのインク噴出ノ
ズルに供給することにより該ノズルからインク粒子を噴
出し、このインク粒子を偏向制御して被印字物に印字す
る構成である。このようなインクジェット記録装置は、
印字ヘッドを被印字物に接触させないで印字することが
できるので、生産物を搬送するコンベアに対向させて印
字ヘッドを設置することにより該コンベアで搬送される
生産物の表面に印字する装置として利用することができ
る。
【0003】このようなインクジェット記録装置はパー
ソナルコンピュータやワークステーション等の上位装置
と通信しながら生産物に目的の情報印字を行うような印
字システムに利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような印字システ
ムに利用されるインクジェット記録装置は、上位装置か
ら印字データを受信して印字制御を行うように構成され
ているので、上位の装置において印字個数を把握できれ
ば便利である。
【0005】また、上位装置の通信方式と容易に整合で
きれば便利である。
【0006】更にまた、通信異常が発生したときの応急
処理が簡単であることが望ましい。
【0007】従って本発明は上位装置との通信機能を向
上させることにあり、1つの目的は、上位装置に印字個
数情報を提供することができるインクジェット記録装置
を提案することにある。
【0008】また、他の目的は上位装置の通信方式と容
易に整合することができるインクジェット記録装置を提
供することにある。
【0009】更に他の目的は、上位装置との通信異常報
知の応急処置を容易にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、印字ヘッ
ドと被印字物を対向させて相対的に移動させる移動手段
と、印字ヘッドと被印字物の対向を検知する検知手段
と、上位装置と通信し、前記検知手段からの検知信号を
参照して前記印字ヘッドから噴出するインク粒子を制御
して前記被印字物に印字する制御手段とを備えたインク
ジェット記録装置において、前記制御手段は1つの被印
字物への印字が完了すると印字完了コードを上位装置に
送信するようにしたことを特徴とし、第2の発明は、印
字ヘッドと被印字物を対向させて相対的に移動させる移
動手段と、印字ヘッドと被印字物の対向を検知する検知
手段と、上位装置と通信し、前記検知手段からの検知信
号を参照して前記印字ヘッドから噴出するインク粒子を
制御して前記被印字物に印字する制御手段とを備えたイ
ンクジェット記録装置において、前記制御手段に、上位
装置との通信において、入来するBCCコードを読み捨
てるBCCコード読み捨て制御手段を設けたことを特徴
とし、第3の発明は、印字ヘッドと被印字物を対向させ
て相対的に移動させる移動手段と、印字ヘッドと被印字
物の対向を検知する検知手段と、上位装置と通信し、前
記検知手段からの検知信号を参照して前記印字ヘッドか
ら噴出するインク粒子を制御して前記被印字物に印字す
る制御手段とを備えたインクジェット記録装置におい
て、前記制御手段に、上位装置との通信異常を報知する
通信異常報知手段と、通信異常報知リセット手段を設け
たことを特徴とする。
【0011】
【作用】上位装置は印字完了コードの受信を監視するこ
とにより被印字物の印字個数を認識することができる。
また、制御手段は、BCCコード付きで通信を行う上位
装置と通信できる。更に、通信異常報知を容易にリセッ
トできる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明になるインクジェット記録装
置を用いた印字システムのブロック図である。インクジ
ェット記録装置は、本体1内にインク循環部2,制御部
3及び操作パネル4を備え、インク循環部2は印字ヘッ
ド5に供給する加圧インクを制御する。制御部3は、操
作パネル4及び上位の装置6と通信して情報交換を行う
と共に前記インク循環部2を制御して印字ヘッド5内の
インク噴出ノズルに供給する加圧インクを制御し、この
インク噴出ノズルの励振を制御し、また、被印字物検知
センサ7からの検知信号を参照してインク粒子の偏向制
御を行う。
【0013】操作パネル4は、入力項目指定キー,デー
タ入力キー,運転キー,停止キー,シフトキー,リセッ
トキー,表示画面及び警報器等を備える。
【0014】印字ヘッド5はベルトコンベア8によって
搬送される被印字物9の上面に対向するように下向きに
設置され、前記被印字物検知センサ7はこのベルトコン
ベア7によって搬送される被印字物9が印字ヘッド5と
対向するように到来するのを検知する。印字ヘッド5の
インク噴出ノズルから噴出するインク粒子は、被印字物
9の移動方向と直角な方向に繰り返し偏向制御され、被
印字物9の移動とインク粒子の偏向によってインク粒子
の付着位置が2次元に制御される。
【0015】前記制御部3はマイクロコンピュータを中
心にして構成され、図2に示すように、操作パネル4か
らのキー入力信号または上位の装置6と通信して入力し
た外部信号等の信号入力処理110を実行し、次いで装
置の状態監視処理120を実行し、状態判別処理130
で異常がなければ正常運転制御処理140を経て印字制
御処理150を実行する。また、装置の状態に異常があ
れば異常停止制御処理160を実行する。
【0016】上位装置6として使用されるパーソナルコ
ンピュータやワークステーション等は、一般的には、デ
ータにBCCコードを付加して通信する構成である。制
御部3は、このようなデータ通信に対応できるように、
BCCコードの有無に関係なくデータ通信を実行できる
ように工夫されている。
【0017】図3は、このような上位の装置6と通信し
て必要な外部信号を受信する前記信号入力処理110に
おける処理を詳細に示している。制御部3には、予め、
上位装置6がBCCコード付きのデータ通信方式の装置
であるかどうかの設定が行われる。処理301では該設
定を確認してBCCコードの有無を判定する。「BCC
コード有」が設定されていない場合には処理303に移
り、設定されている場合には処理302で「BCCコー
ド有フラグ」のセットを行ってから処理303に移る。
【0018】処理303では受信データの有無を確認
し、受信データがあれば処理304に移って該受信デー
タの取り込みを行う。その後、処理305に移って「B
CCコード有フラグ」がセットされているかどうかを確
認し、該フラグがセットされていなければ処理306に
移って該受信データがデータ終了コードかどうかを確認
し、データ終了コードでなければ処理307に移って該
受信データを格納して前記処理303に戻る。
【0019】「BCCコード有フラグ」がセットされて
いる場合には、処理305から処理308に移って「デ
ータ終了コード受信済フラグ」がセットされているかど
うかを確認し、該フラグがセットされていなければ前記
処理306に移る。
【0020】「データ終了コード受信済フラグ」がセッ
トされていれば、処理304で取り込んだ受信データは
データ終了コードに後続するBCCコードであるので該
受信データを格納せずに読み捨てて処理309に移り、
「データ終了コード受信済フラグ」をリセットして前記
処理303に戻る。
【0021】前記受信データがデータ終了コードである
場合には処理306から処理310に移って通信異常の
有無確認及び対応処理を行い、異常がなければ処理31
1で「データ終了コード受信済フラグ」をセットして処
理303に戻る。
【0022】このような上位装置6とのデータ通信にお
いて通信異常が発生すると、前記処理310において通
信処理を中断し、操作パネル4により異常表示及び異常
警報が行われる。図4は、このような通信異常状態発生
時における前記処理310での対応処理を示している。
【0023】処理401で操作パネル4のリセットキー
からのリセット信号の有無あるいは上位装置6からのリ
セット信号の有無を監視し、リセット信号が入力されれ
ば処理402,403において異常表示及び異常警報を
解除する処理を行ってこの状態を脱出する。
【0024】本発明になる前記インクジェット記録装置
は、被印字物に往復印字することかできる。複数段に積
み重ねられた被印字物が印字ヘッドと対向するように搬
送されてくる印字システムでは、各被印字物に対して印
字ヘッドを移動させながら印字する構成にすることが経
済的である。これは、1つの被印字物に複数段の文字列
を印字する場合にも同様である。
【0025】図5に示す印字システムは、4段に積み重
ねられた被印字物9a〜9dに対して印字ヘッド5を移
動させながら印字する構成である。印字ヘッド5及び被
印字物検知センサ7は、水平駆動装置51により回動さ
れる螺子軸52に螺合して往復動する水平移動台53に
設置される。垂直移動載置台機構54は、載置した各被
印字物9a〜9dの被印字面を順次前記印字ヘッド5に
対向させる。移動コントローラ55は、前記水平駆動装
置51による印字ヘッド5の移動及び前記垂直移動載置
台機構54による被印字物9a〜9dの移動を制御す
る。
【0026】制御部3は、前記水平駆動装置51から入
力されるエンコーダパルス信号を参照して印字ヘッド5
の水平方向の移動量を演算し、被印字物検知センサ7か
らの検知信号を参照して被印字物の到来を検知し、移動
コントローラ55から入力される往/復信号を参照して
印字ヘッド5の移動方向を認識して印字制御処理を実行
する。
【0027】制御部3は、このような往復印字システム
(図5)あるいは図1に示したような片路印字システム
の何れにも対応して所望の位置に文字列を印字できるよ
うに構成される。
【0028】図5に示す印字システムにおいて、被印字
物9aに対する印字文字列56aを往路で印字し、被印
字物9bに対する印字文字列56bを復路で印字する場
合には、制御部3は、印字ヘッド5の往路移動において
被印字物検知信号と印字ヘッド移動量から距離L1,L
2を演算し、復路印字において距離L4を演算して印字
位置を制御することができる。また、復路移動において
距離L5,L3を演算して印字位置を制御することがで
きる。この距離L1〜L5を演算するデータを予め操作
パネル4から設定しておけば、制御部3は、設定値と演
算値を比較しながら印字を実行させることにより所望の
位置へ文字列を印字する制御を実現することができる。
このデータは、被印字物検知センサ7の設置位置から被
印字物の始端または終端が印字ヘッドの正面まで移動す
る距離が考慮される。なお、距離Lは、往路印字開始位
置から印字ヘッド5が復路印字のために反転移動するま
での距離である。
【0029】このような文字列印字位置制御のために、
この制御部3は図6に示すような制御処理機能を有す
る。この制御処理は、印字ヘッド5の往路移動において
被印字物検知センサ7が被印字物9aの始端を検知して
からL1だけ移動した位置を往路印字開始位置に設定
し、復路移動において被印字物9bの終端(復路での始
端)を検知してからL5だけ移動した位置を復路印字開
始位置に設定する例である。
【0030】制御部3は、処理601において操作パネ
ル4または上位装置6から印字データを取り込み、処理
602において書出し(印字開始)位置データを取り込
む。処理603では前記データが往路用データかどうか
を判定し、往路用データであれば処理604に移って往
路用データとして記憶する。往路用データでないときに
は処理605に移って復路用データとして記憶する。処
理606ではデータの取り込みが終了したかどうかを確
認する。前記往路用データと復路用データは独立して記
憶される。
【0031】印字動作制御に進むと、処理607におい
て被印字物検知センサ7による被印字物9a〜9dの始
端または終端の到来を監視し、到来すると処理608に
移って往路印字かどうかを確認する。往路印字であれば
処理609に移って書き出し位置L1を設定し、処理6
10において印字ヘッド5がL1だけ移動するまで遅延
管理を実行し、該遅延が終了したときに処理611に移
って文字列の往路印字を開始する。
【0032】往路印字でない(復路印字)の場合には、
処理608から処理612に移って書き出し位置L5を
設定し、処理610において印字ヘッド5がL5だけ移
動するまで遅延管理を実行し、該遅延が終了したときに
処理611に移って文字列の復路印字を開始する。
【0033】ところで、前記被印字物検知センサ7の検
知信号がチャタリングを起したり、途中にノイズが混入
すると次の被印字物の到来と誤認する恐れがある。次の
被印字物の到来と誤認して新たな印字制御処理を開始す
ると印字不良が発生する。
【0034】制御部3は、このような検知信号の乱れに
よる誤動作を防止するために、図7に示すような検知信
号マスク機能を有する。処理701は、被印字物検知セ
ンサ7から入力される検知信号による新たな印字制御開
始を防止するための検知信号マスク時間の設定処理であ
る。このマスク時間は、図8に示すように、1つの被印
字物9に対し、該被印字物が印字ヘッド5との対向位置
を大凡通過するまでの時間が設定される。この通過時間
は、被印字物9の大きさと移動速度によって異なる。従
って、マスク時間は操作パネル4または上位装置6から
任意に設定できるように構成される。
【0035】処理702ではマスク時間中かどうかを確
認し、設定されたマスク時間が終了するまで待機する。
マスク時間が終了すると処理703において次の検知信
号の入来を監視し、検知信号が入来すると処理704に
移って検知信号マスクを開始する。
【0036】このような印字システムにおいて、インク
ジェット記録装置により印字した被印字物9の個数を上
位装置6で監視して印字管理または生産数管理処理に利
用できれば便利である。図9は、管理のための制御部3
と上位装置6のデータ通信処理機能を示している。制御
部3は、処理901において被印字物9の到来を検知
し、処理902において印字を開始すると処理903に
移って印字終了を監視し、該被印字物9への印字が終了
すると処理904に移って通信手段により印字完了コー
ドを送信する。上位装置6は、処理905において印字
完了コードの受信を監視し、印字完了コードを受信する
と処理906に移って生産個数カウンタを+1する。
【0037】制御部3は、装置の状態に異常が発生する
と前記異常停止制御処理160を実行する。この異常停
止制御処理160において印字ヘッド5のインク噴出ノ
ズルからのインク噴出を停止する制御機能の詳細を図1
0に示す。処理1001では異常の種類を判定してイン
クの循環(補給を含む)を直ちに停止する必要がある異
常かどうかを判定する。インク保持容器からインクが溢
れだすような異常状態はインクの循環を直ちに停止する
異常に該当する。
【0038】インクの循環を直ちに停止する必要がある
異常の場合には処理1002に移って操作パネル4の表
示器にこの異常状態を強調(反転または点滅文字)表示
し、処理1003でインクの循環を直ちに停止する。イ
ンクの循環を直ちに停止する必要がない異常の場合には
処理1001から処理1004に移って通常の異常表示
を実行し、処理1005でインク循環系を洗浄した後に
停止する。この停止は、インクを循環系に満たしたまま
停止することによる障害を避けるためである。
【0039】次いで、処理1006において異常の内容
を分析し、処理1007に移って該異常が操作パネル4
のリセットキー入力で解消可能なものかどうかを判定す
る。リセットキー入力で解消可能な異常であれば、処理
1008に移って操作パネル4の表示器にリセットキー
入力を促す案内情報を表示する。そして処理1009に
移ってリセットキー入力を監視し、処理1010で異常
表示及び案内情報表示を消去する。
【0040】リセットキー入力で解消できない異常の場
合には、処理1007から処理1011に移って該異常
の原因を取り除く修復作業の実行を促す案内情報を表示
し、処理1012で該修復作業により異常の原因が取り
除かれるのを監視し、異常の原因が取り除かれて異常が
なくなれば処理1008に移る。
【0041】異常の原因を取り除く修復作業や保守点検
作業では、通常の制御シーケンスによらずに部分的な運
転シーケンスを実行することができると便利である。例
えば、印字ヘッド5におけるインク噴出ノズルから噴出
するインク粒子の飛行状態を観察する作業等が該当す
る。この作業でインクの噴出と停止を繰り返すために、
操作パネル4から運転キー及び停止キーの入力を繰り返
すと、従来のインクジェット記録装置における制御部
は、停止時にインク循環系を洗浄して溶剤を充填する制
御処理を実行し、運転キー入力ではこの溶剤を回収して
インクを供給する制御処理を実行するので、インクの噴
出を短期間に断続する制御ができない。また、溶剤消費
量が増え、回収された溶剤がインク中に多量に混入する
問題がある。
【0042】本発明になるインクジェット記録装置にお
ける前記制御部3は、インク噴出を短時間に断続するこ
とが可能であり、また、このときの溶剤消費量の増加を
押える制御機能を備える。
【0043】図11はこの制御機能を示しており、処理
1101で操作パネル4からのキー入力を監視する。キ
ー入力があると処理1102に移って該入力キーが運転
キーかどうかを判定する。運転キー入力であれば処理1
103に移って運転中かどうかを確認し、運転中であれ
ば処理1101に戻る。運転中でなければ処理1103
から処理1104に移って通常の運転シーケンスの実行
を開始して処理1101に戻る。処理1104は、印字
ヘッド5及びインク循環系に除点されている溶剤を回収
しながらインクを供給して運転を開始する制御シーケン
スである。
【0044】入力キーが運転キーでない場合には処理1
102から処理1105に移って該入力キーが停止キー
かどうかを判定する。停止キー入力であれば処理110
6に移って停止中かどうかを確認し、停止中であれば処
理1101に戻る。停止中でなければ処理1107に移
って通常の停止シーケンスの実行を開始して処理110
1に戻る。処理1107は印字ヘッド5及びインク循環
系を溶剤で洗浄し、溶剤を充填して停止する制御シーケ
ンスである。
【0045】入力キーが停止キーでない場合には処理1
108に移ってシフトキーと運転キー同時入力かどうか
を判定する。シフトキーと運転キー同時入力であれば処
理1109に移ってシフトキーと運転キー同時入力によ
る運転中かどうかを確認し、該運転中であれば処理11
01に戻る。該運転中でなければ処理1109から処理
1110に移ってシフトキーと運転キー同時入力による
運転シーケンスの実行を開始して処理1101に戻る。
こシフトキーと運転キー同時入力による処理1110
は、溶剤回収処理を行わないでインク噴出ノズルからイ
ンク粒子を噴出するようにインクを供給する制御処理で
ある。
【0046】入力キーがシフトキーと運転キー同時入力
でない場合には処理1111に移ってシフトキーと停止
キー同時入力かどうかを判定する。シフトキーと停止キ
ー同時入力であれば処理1112に移ってシフトキーと
停止キー同時入力による停止中かどうかを確認し、該停
止中であれば処理1101に戻る。該停止中でなければ
処理1112から処理1113に移ってシフトキーと停
止キー同時入力による停止シーケンスの実行を開始して
処理1101に戻る。こシフトキーと停止キー同時入力
による処理1113は、インク循環系の洗浄及び溶剤充
填処理を行わないでインクの供給を停止してインク噴出
ノズルからのインク粒子噴出を止める制御処理である。
【0047】
【発明の効果】本は明は、上位装置において印字完了コ
ードの受信を監視することにより被印字物の印字個数を
認識することができるので印字管理や生産数管理に便利
であり、また、BCCコード付きで通信を行う上位装置
とも容易に通信することができ、更に、通信異常報知を
容易にリセットできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるインクジェット記録装置を用いた
印字システムのブロック図である。
【図2】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
が実行する制御処理の全体を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
が実行する上位の装置との通信によるデータ入力処理の
フローチャートである。
【図4】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
が実行する上位の装置との通信における通信異常対応処
理のフローチャートである。
【図5】本発明になるインクジェット記録装置を用いた
他の印字システムのブロック図である。
【図6】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
が実行する往復印字位置制御処理のフローチャートであ
る。
【図7】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
が実行する被印字物検知センサ検出信号のマスク処理の
フローチャートである。
【図8】図7に示すマスク処理機能における信号処理タ
イムチャートである。
【図9】本発明になるインクジェット記録装置の制御部
と上位装置が実行する印字完了通信処理のフローチャー
トである。
【図10】本発明になるインクジェット記録装置の制御
部が実行する異常処理のフローチャートである。
【図11】本発明になるインクジェット記録装置の制御
部が実行する運転及び停止処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…本体、2…インク循環部、3…制御部、4…操作パ
ネル、5…印字ヘッド、6…上位装置、7…被印字物検
知センサ、8…ベルトコンベア、9…被印字物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドと被印字物を対向させて相対的
    に移動させる移動手段と、印字ヘッドと被印字物の対向
    を検知する検知手段と、上位装置と通信し、前記検知手
    段からの検知信号を参照して前記印字ヘッドから噴出す
    るインク粒子を制御して前記被印字物に印字する制御手
    段とを備えたインクジェット記録装置において、 前記制御手段は、1つの被印字物への印字が完了すると
    印字完了コードを上位装置に送信することを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】印字ヘッドと被印字物を対向させて相対的
    に移動させる移動手段と、印字ヘッドと被印字物の対向
    を検知する検知手段と、上位装置と通信し、前記検知手
    段からの検知信号を参照して前記印字ヘッドから噴出す
    るインク粒子を制御して前記被印字物に印字する制御手
    段とを備えたインクジェット記録装置において、 前記制御手段は、上位装置との通信において、入来する
    BCCコードを読み捨てるBCCコード読み捨て制御手
    段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】印字ヘッドと被印字物を対向させて相対的
    に移動させる移動手段と、印字ヘッドと被印字物の対向
    を検知する検知手段と、上位装置と通信し、前記検知手
    段からの検知信号を参照して前記印字ヘッドから噴出す
    るインク粒子を制御して前記被印字物に印字する制御手
    段とを備えたインクジェット記録装置において、 前記制御手段は、上位装置との通信異常を報知する通信
    異常報知手段と、通信異常報知リセット手段を備えたこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記通信異常報知リセ
    ット手段は、操作パネルまたは上位装置からのリセット
    信号に応動することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP478294A 1994-01-20 1994-01-20 インクジェット記録装置 Pending JPH07205524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113415082A (zh) * 2021-06-09 2021-09-21 嘉里粮油(防城港)有限公司 一种喷码机无喷码检测方法及检测系统

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