JPH07205478A - 昇華転写記録装置 - Google Patents

昇華転写記録装置

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JPH07205478A
JPH07205478A JP1587094A JP1587094A JPH07205478A JP H07205478 A JPH07205478 A JP H07205478A JP 1587094 A JP1587094 A JP 1587094A JP 1587094 A JP1587094 A JP 1587094A JP H07205478 A JPH07205478 A JP H07205478A
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mirror
scanning
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JP1587094A
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Toru Nanbara
透 南原
Toru Naganuma
徹 長沼
Takashi Aihara
隆 相原
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査時の結像レンズの高速駆動を必要とせ
ず、高速での印字が可能となる昇華転写記録装置を提供
すること。 【構成】 供給される印字データに基づいて変調された
レーザ光を出射するレーザ光源3と、前記レーザ光を走
査偏向するガルバノミラー6と、昇華塗料が含浸され、
ガルバノミラー6により走査偏向されたレーザ光で走査
されるインクリボン13と、レーザ光で走査されたイン
クリボン13箇所から前記昇華塗料が転写される受像紙
14と、インクリボン13および受像紙14を互いに密
着させて保持する結像板10とを備える昇華転写記録装
置において、結像板10を、レーザ光の走査中心を通り
該レーザ光の光路と直交する軸を中心とした円柱の側面
形状に湾曲させて形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を熱に変換
(以下、これを光熱交換という)して得られた熱により
昇華転写記録を行なう昇華転写記録装置に関し、レーザ
熱転写タイプのプリンタ装置に適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来におけるレーザ光を用いた昇華転写
記録は、例えば、図7に示すように、透明なベースフィ
ルム13aの一方の面に赤外線吸収染料および昇華性染
料からなる染料層13bを形成したインクリボン(照射
対象)13を構成し、このインクリボン13の染料層1
3bに受像面14Aを当接させて受像紙(記録対象)1
4を密着させ、レーザ光源3から出射されたレーザ光を
レンズ等の結像光学系2により照射しながら、インクリ
ボン13のベースフィルム13aを介して染料層13b
に照射して結像し、これにより、染料層13bの赤外線
吸収染料がレーザ光を光熱変換して昇華性染料を受像紙
14の受像面14Aに転写させて印字する構成となって
いる。このような昇華転写記録に用いられるインクリボ
ン13としては、図7に示される他、図8に示すよう
に、ベースフィルム13aの一方の面にカーボン層13
cおよび昇華染料からなる昇華染料層13bを形成し、
このカーボン層13cにおいてレーザ光を光熱変換し、
得られた熱によって昇華染料13bを受像紙14の受像
面14Aに転写するようにしたものや、また、図9に示
すように、カーボンを含有するベースフィルム13aの
一方の面に染料層13bを形成し、このベースフィルム
13aにおいてレーザ光を光熱変換して昇華性染料を受
像紙14の受像面14Aに転写するようにしたもの等、
各種のタイプのインクリボン13が提案されている。
【0003】また、昇華転写記録では、ある程度の大き
さの画像等を印字する場合には、例えば、図10に示す
ように、受像紙14、インクリボン13を真空チャッキ
ング等により平板状の結像板10aに密着させ、レーザ
光から放射されたレーザ光をレンズ系のコリメートレン
ズ4により平行にした後、レンズ系の結像レンズ5、第
1ガルバノミラー7、第2ガルバノミラー8を経てイン
クリボン13に照射し、結像レンズ5によりインクリボ
ン13上に結像する方法が行なわれている。この場合、
平板状の結像板10aに密着されたインクリボン13の
全面を走査するためには、上記結像板10aを固定した
状態で、第1ガルバノミラー7の回転によりX軸方向、
即ち主走査方向にレーザ光が走査偏向され、第2ガルバ
ノミラー8の回転によりY軸方向、即ち副走査方向にレ
ーザ光が走査偏向される。また、インクリボン13の全
面に亘ってピントを合せるためには、各ガルバノミラー
7,8の回転に同期させて結像レンズ5を駆動すること
により行なわれる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の昇華転写記録装置によれば、受像紙14およびイン
クリボン13を密着支持する結像板10aが平板状に形
成されていたので、特に、高速で行われる主走査方向へ
のレーザ光の走査偏向の際には、インクリボン13の全
面に同一なピントを合せるために結像レンズ5を常に駆
動させることが必要となり、高速でプリントを行なう場
合には結像レンズ5の動きが繁雑となり、このような高
速駆動に対応できる結像レンズ5の駆動系を構成するこ
とが困難となる問題があった。そこで、本発明は、走査
時の結像レンズの高速駆動を必要とせず、高速での印字
が可能となる昇華転写記録装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る昇華転写記録装置は、供給される印字
データに基づいて変調されたレーザ光を出射するレーザ
光源と、前記レーザ光を走査偏向するミラーと、昇華塗
料が含浸され、前記ミラーにより走査偏向された走査レ
ーザ光で走査される照射対象と、前記走査レーザ光で走
査された照射対象箇所から前記昇華塗料が転写される記
録対象と、前記照射対象および前記記録対象を互いに密
着させて保持する結像板とを備える昇華転写記録装置に
おいて、前記結像板を、前記走査レーザ光の走査中心を
通り該走査レーザ光の光路と直交する軸を中心とした円
柱の側面形状に湾曲させて形成したことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記ミラーがポリゴンミ
ラーであり、前記結像板は、前記ポリゴンミラーの回転
軸を中心とした円柱の側面形状に湾曲させて形成されて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記ミラー
が、前記レーザ光を主走査方向に走査偏向する第1ミラ
ーと、該レーザ光を副走査方向に走査偏向する第2ミラ
ーとで構成され、前記結像板は、前記第1ミラーの回転
軸を中心とした円柱の側面形状に湾曲させて形成されて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記照射対象
および記録対象は、真空吸引により互いに密着されて前
記結像板に保持されることを特徴とする。
【0007】
【作用】レーザ光により印字する際には、供給される印
字データに基づいてレーザ光源からレーザ光が出射さ
れ、出射されたレーザ光がミラーで走査偏向されて走査
レーザ光とされ、その走査レーザ光が、結像光学系によ
り照射対象に結像され、照射対象の昇華塗料が転写され
て、記録対象に前記印字データに応じた印字がなされ
る。そのとき、照射対象および記録対象を互いに密着さ
せて保持する結像板が、走査レーザ光の走査中心を通り
該走査レーザ光の光路と直交する軸を中心とした円柱の
側面形状に湾曲させて形成されていることから、結像光
学系のピントを一度合せておくことにより、走査レーザ
光の走査位置に拘らず、しかも、結像光学系を光軸方向
に高速移動させることなく、走査レーザ光が照射対象に
常時結像される。したがって、ピンボケのない確実な印
字が可能となるとともに、結像光学系の光軸方向への高
速移動が不要となることから、高速な印字をも可能にで
きる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の第1実施例を図面に基づき
説明する。図1は本実施例に係る昇華転写記録装置の概
要を示す斜視図、図2はインクリボンや受像紙と結像板
との密着構造を説明する正面斜視図、図3はインクリボ
ンおよび受像紙と結像板との密着構造を説明する背面斜
視図、図4はポリゴンミラーを用いた昇華転写記録装置
の概要を示す斜視図である。本実施例の昇華転写記録装
置1は、図1に示すように、結像光学系2が、レーザ光
を出射するレーザ光源3と、このレーザ光を平行な光線
束にするコリメートレンズ4と、結像板10に支持され
たインクリボン13にピントを合せる結像レンズ5と、
Y軸方向に沿ったミラー回転軸Oを中心に回転してX軸
方向、即ち主走査方向にレーザ光を走査偏向するガルバ
ノミラー6とにより構成されている。更に、上記レーザ
光をインクリボン13の前記Y軸方向、即ち副走査方向
に異なる箇所に順次照射させるために、結像板10を固
定した状態で、結像光学系2全体をY軸方向に沿ったB
方向に移動させる駆動装置(図示省略)が設けられる
か、または、結像光学系2を固定した状態で、結像板1
0をY軸方向に沿ったB方向に移動させる駆動装置(図
示省略)が設けられている。尚、上記レーザ光源3から
出射したレーザ光は必ずしも平行な光線束にする必要は
なく、また、図1におけるコリメートレンズ4と結像レ
ンズ5を1枚のレンズに置き換えたり、3枚以上のレン
ズ群に置き換えることも可能である。
【0009】また、上記結像板10には、インクリボン
13(照射対象)を密着させた受像紙14(記録対象)
が密着されており、インクリボン13としては、図7に
示すように、透明なベースフィルム13aの一方の面に
赤外線吸収染料および昇華性染料からなる染料層13b
が形成され、このインクリボン13の染料層13bに受
像面14Aを当接させて受像紙14をインクリボン13
に密着させている。更に、上記結像板10は、図1に示
すように、長方形状に形成され、上記レーザ光を主走査
方向に走査偏向するガルバノミラー6の回転軸Oを中心
とした円柱の側面に沿う湾曲面状に形成され、湾曲した
凹状の内面に上記インクリボン13および受像紙14が
密着されている。結像板10の凹状の内面側には、図2
および図3に示すように、受像紙14が嵌合する矩形状
の凹部11と、この凹部11よりも大きくインクリボン
13が嵌合する矩形状の凹部12が形成されており、結
像板10の外面側には、上記それぞれの凹部11、12
に連通し、各々の凹部11、12にインクリボン13ま
たは受像紙14を吸引密着させる吸引用穴15、16が
設けられている。そして、各吸引用穴15、16にそれ
ぞれ吸引チューブを接続して真空ポンプにより空気を抜
くことによってインクリボン13および受像紙14が結
像板10のそれぞれの凹部11、12に密着される構造
となっている。
【0010】次に、上記構成の昇華転写記録装置1によ
り昇華転写記録を行なう場合について説明する。所定の
インクリボン13の裏面側の染料層13bに受像紙14
を密着し、インクリボン13とともに受像紙14を真空
吸引により結像板10の各凹部11、12に密着した状
態で、昇華転写記録装置1が駆動されると、供給される
印字データに基づいてレーザ光源3からレーザ光が出射
され、図1に示すように、上記出射されたレーザ光がコ
リメートレンズ4により平行なレーザ光にされ、結像レ
ンズ5およびガルバノミラー6を通じて照射対象である
インクリボン13および受像紙14に導かれ、上記結像
レンズ5によりインクリボン13上に結像される。その
際、レーザ光が結像された部分では、インクリボン13
から受像紙14に染料層13bの昇華染料が昇華転写さ
れ、上記印字データに基づいて受像紙14に印字され
る。また、結像レンズ5からのレーザ光は、ガルバノミ
ラー6をその中心軸Oを中心に回転させることにより主
走査方向に走査偏向され、また、上記レーザ光は、上記
駆動装置により結像板10を結像光学系2全体に対し
て、上記副走査方向に相対的に移動させることにより、
インクリボン13上で上記副走査方向に移動される。
【0011】更に、レーザ光は結像レンズ5により結像
板10上のインクリボン13にピントを合わせて結像さ
れるが、本実施例では結像板10がガルバノミラー6の
回転軸Oを中心とした円柱の側面に沿う湾曲面状に形成
されていることから、結像レンズ5のピントを一度合せ
ておくことにより、結像板10上のインクリボン13に
は、常時、レーザ光のピントが合うようになっている。
したがって、結像板10がミラーの回転軸Oを中心とし
た円柱の側面に沿う湾曲面状に形成されているので、確
実に印字が可能となるとともに、従来のように結像レン
ズ5のピントを常時合せるための駆動装置が不要とな
り、繁雑な結像レンズ5の動きをなくすることができ、
高速印字を容易に行なうことが可能となる。尚、上記実
施例では、レーザ光の走査をガルバノミラー6により行
なう構成としたが、ガルバノミラー6に替えて図4に示
す構成とすることもできる。図4に示す構成は、ポリゴ
ンミラー18を用いて置き換えたものであり、この場合
にもピントを合せるために結像レンズ5を駆動する必要
がなくなり、高速回転するポリゴンミラー18により高
速印字を可能とすることができる。
【0012】次に、本発明の第2実施例を図面に基づき
説明する。図5は本実施例に係る昇華転写記録装置の概
要を示す斜視図、図6は湾曲した曲率をY軸方向に持た
せた結像板を用いた昇華転写記録装置の概要を示す斜視
図である。本実施例の昇華転写記録装置1は、図5に示
すように、結像板10が円柱の側面に沿う湾曲面状に形
成されるとともに、レーザ光の主走査を行なう第1ガル
バノミラー7と、副走査を行なう第2ガルバノミラー8
とを備えた構成となっている。また、上記結像板10
は、上記第1ガルバノミラー7と光学上等価な位置の架
空のミラー7aの回転軸Pを中心とした円柱の側面形状
に湾曲させて形成されている。
【0013】そして、レーザ光源3から出射されたレー
ザ光は、結像光学系2のコリメートレンズ4、結像レン
ズ5、第1および第2ガルバノミラー7、8を通じて結
像板10のインクリボン13上に照射され、結像レンズ
5により結像される。その際、結像光学系2の2つのガ
ルバノミラー7、8により、結像板10のインクリボン
13上でレーザ光が主走査方向および副走査方向に移動
される。
【0014】このとき、結像板10が平板状であると、
インクリボン13上の結像点によってレーザ光の光路長
が変化するため、従来は、結像レンズ5を各ミラー7、
8の動きに同期させて前後に駆動してその補正を行なっ
ていたが、本実施例では、上記結像板10が円柱の側面
形状に湾曲させて形成されていることから、インクリボ
ン13上の上記主走査方向での結像点に拘らずレーザ光
の光路長が一定となり、よって、上記副走査方向でのレ
ーザ光の結像点だけに対応して結像レンズ5の同期駆動
を行う。この場合、上記副走査方向でのレーザ光の走査
速度は、上記主走査方向でのレーザ光の走査速度に比べ
てかなり遅いことから、結像レンズ5の同期駆動が遅く
て済み、よって、高速印字にも十分対応することができ
る。厳密には、結像板10のX軸上でのみ、主走査方向
における第1ガルバノミラー7から結像板10のインク
リボン13上の結像点までの距離が一定となり、第1ガ
ルバノミラー7と第2ガルバノミラー8との距離をでき
る限り小さくとることにより、X軸以外の主走査線上に
おいて、第1ガルバノミラー7から結像板10のインク
リボン13上の結像点までの距離の誤差が実用上問題な
い程度に小さくなり、その場合には、上記副走査方向で
のレーザ光の結像点に対応した結像レンズ5の同期駆動
さえ不要になる。このように本実施例では、結像板10
が円柱の側面に沿う湾曲面状に形成したことにより、上
記実施例同様の効果を得ることができる。
【0015】尚、上記実施例では、結像板10の形状と
して、X軸方向に湾曲させた形状に形成したが、図6に
示すように、Y軸方向に湾曲させた形状にすることも可
能である。すなわち、図6に示す結像板10では、第2
ガルバノミラー8の回転軸を中心とする円柱の側面形状
に沿って湾曲するよう形成されている。この場合には、
第2ガルバノミラー8を高速回転させて該第2ガルバノ
ミラー8によりレーザ光を主走査方向に走査偏向させ、
第1ガルバノミラー7を第2ガルバノミラー8より低速
回転させて、該第1ガルバノミラー7により副走査方向
に走査偏向させるとよく、また、上記実施例と同様に、
結像レンズ5の同期駆動を、上記第2ガルバノミラー8
によるレーザ光の副走査方向の走査偏向にのみ同期させ
ればよい。
【0016】ところで、上記図5および図6に示す構成
においてコリメートレンズ4を用いたが、必ずしもコリ
メートレンズ4である必要はなく、コリメートレンズ4
と結像レンズ5との組み合わせで結像板10のインクリ
ボン13上に焦点を結ぶ構成であればよい。また、レン
ズ列としては必ずしも2枚構成である必要はなく、1枚
または3枚以上で結像板10のインクリボン13上に焦
点を結べばよい。更に、駆動するレンズについても、結
像レンズ5である必要はなく、副走査において結像板1
0のインクリボン13上に常にレーザ光の焦点を結ぶよ
うに、レンズ列のうち、1枚または2枚以上のレンズを
駆動するようにしてもよい。また更に、レンズの駆動に
ついては、主走査時間が副走査時間に比べて充分に短い
ので、主走査を行なっている間、止まっている必要はな
く、連続的に副走査に対して動いていればよく、副走査
を担うミラー、すなわち、図5の第2ガルバノミラー
8、図6の第1ガルバノミラー7についても同様であ
る。
【0017】また、実施例では、結像板10を、レーザ
光の主走査方向の走査中心を通り該レーザ光の光路と直
交する軸を中心とした円柱の側面形状に湾曲させて形成
したが、例えば2つのガルバノミラーでレーザ光を主走
査方向および副走査方向にそれぞれ走査偏向させる場
合、上記結像板10を、主走査方向および副走査方向の
双方において、それら方向のレーザ光の走査中心を通り
該レーザ光の光路と直交する軸を中心とした円柱の側面
形状にそれぞれ湾曲させて形成してもよい。その場合に
は、主走査方向および副走査方向の双方におけるレーザ
光のインクリボン13上での走査位置に拘らず、該レー
ザ光の光路長が一定となり、したがって、結像レンズ5
を常に一定位置に固定しておくことが可能となり、結像
レンズ5の駆動手段を省略できる効果がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、結
像板が走査レーザ光の走査中心を通り該走査レーザ光の
光路と直交する軸を中心とした円柱の側面形状に湾曲さ
せて形成されているので、確実に印字が可能となるとと
もに、結像光学系のピントを一度合せておくことによ
り、走査レーザ光の走査位置に拘らず、しかも、結像光
学系を光軸方向に高速に移動させることなく、走査レー
ザ光が照射対象に常時結像される。したがって、ピンボ
ケのない確実な印字が可能となるとともに、結像光学系
の光軸方向への高速移動が不要となることから、高速な
印字をも可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係り、昇華転写記録装置
の概要を示す斜視図である。
【図2】インクリボンおよび受像紙と結像板との密着構
造を説明する正面斜視図である。
【図3】インクリボンおよび受像紙と結像板との密着構
造を説明する背面斜視図である。
【図4】ポリゴンミラーを用いた昇華転写記録装置の概
要を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係り、昇華転写記録装置
の概要を示す斜視図である。
【図6】湾曲した曲率をY軸方向に持たせた結像板を用
いた昇華転写記録装置の概要を示す斜視図である。
【図7】従来例に係り、昇華転写の記録原理を説明する
正面図である。
【図8】他のインクリボンの構成を説明する正面図であ
る。
【図9】その他のインクリボンの構成を説明する正面図
である。
【図10】昇華転写記録装置の概要を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 昇華転写記録装置 2 結像光学系 3 レーザ光源 6 ガルバノミラー 7 第1ガルバノミラー 8 第2ガルバノミラー 10 結像板 13 インクリボン(照射対象) 14 受像紙(記録対象) 18 ポリゴンミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 26/10 101

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される印字データに基づいて変調さ
    れたレーザ光を出射するレーザ光源と、 前記レーザ光を走査偏向するミラーと、 昇華塗料が含浸され、前記ミラーにより走査偏向された
    走査レーザ光で走査される照射対象と、 前記走査レーザ光で走査された照射対象箇所から前記昇
    華塗料が転写される記録対象と、 前記照射対象および前記記録対象を互いに密着させて保
    持する結像板と、 を備える昇華転写記録装置において、 前記結像板を、前記走査レーザ光の走査中心を通り該走
    査レーザ光の光路と直交する軸を中心とした円柱の側面
    形状に湾曲させて形成した、 ことを特徴とする昇華転写記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ミラーはポリゴンミラーであり、前
    記結像板は、前記ポリゴンミラーの回転軸を中心とした
    円柱の側面形状に湾曲させて形成されている請求項1記
    載の昇華転写記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ミラーは、前記レーザ光を主走査方
    向に走査偏向する第1ミラーと、該レーザ光を副走査方
    向に走査偏向する第2ミラーとで構成され、前記結像板
    は、前記第1ミラーの回転軸を中心とした円柱の側面形
    状に湾曲させて形成されている請求項1記載の昇華転写
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記照射対象および記録対象は、真空吸
    引により互いに密着されて前記結像板に保持される請求
    項1、2又は3記載の昇華転写記録装置。
JP1587094A 1994-01-13 1994-01-13 昇華転写記録装置 Pending JPH07205478A (ja)

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Cited By (3)

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