JPH07205081A - 物品装着装置 - Google Patents

物品装着装置

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JPH07205081A
JPH07205081A JP1317794A JP1317794A JPH07205081A JP H07205081 A JPH07205081 A JP H07205081A JP 1317794 A JP1317794 A JP 1317794A JP 1317794 A JP1317794 A JP 1317794A JP H07205081 A JPH07205081 A JP H07205081A
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jig
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plates
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JP1317794A
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Inventor
Shigeo Okada
茂雄 岡田
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/90Devices for picking-up and depositing articles or materials
    • B65G47/908Devices for picking-up and depositing articles or materials with inflatable picking-up means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品装着装置の耐久性を向上させる。 【構成】 装置基板22の下面に突設した支持部材26
に、保持具14の各板ばね18と対応する位置関係で、
弾性変形可能な3本のプレート28が垂設される。各プ
レート28の下端に、対応する板ばね18の内側面に当
接可能なローラ30が回転自在に配設される。支持部材
26に穿設した中心通孔に、ロッド32が摺動自在に挿
通される。ロッド32の下端に、下方に向かうにつれて
外径が次第に大きくなる拡開部34が形成される。装置
基板22の上面に倒立配置したシリンダ38のピストン
ロッドは、ロッド32の上端に連結される。シリンダ3
8を正逆付勢することにより、ロッド32を介して拡開
部34が上下方向に移動し、該拡開部34の上昇時に各
プレート28のローラ30が相互に離間されて拡開され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種物品を、治具に
設けた保持具に自動的に装着可能な物品装着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】金属粉末をプレスで所要形状に成形した
後、これを焼結して得られる例えばモータの固定子等を
なす粉末成形体は、経時的に錆がその表面に発生し易
い。従ってモータ部品等にそのまま使用すると、耐久性
の低下や故障の原因を招くことになる。そこで錆止めの
ために、電着塗装方法により粉末成形体の表面を樹脂被
膜で被覆する対策が一般に採られている。
【0003】前記電着塗装方法は、電着材料(樹脂)を溶
かした溶液を貯溜槽に所要レベルで貯溜し、該溶液中に
被電着物品(以下単に「物品」と称す)を多数装着した治具
を浸漬する。そして、貯溜槽中に臨ませた電極に所定の
電圧を印加することにより、物品の表面に所定厚みで樹
脂被膜を電着するものである。また前記物品は、治具に
配設した複数の保持片からなる保持具に装着されて、各
保持片との接触部を介して通電される。しかるに、保持
片と物品との接触部には樹脂被膜が形成されず、該部分
から錆が発生し易くなる。そこで従来から保持片の先端
を尖鋭に形成し、物品との接触面積を小さくする対策が
採られている。
【0004】前述した電着塗装を行なう場合は、その準
備作業として、治具に配設した多数の保持具の全てに物
品を装着する必要がある。しかるに従来この作業は全て
人手により行なわれており、生産効率を著しく低下さ
せ、また人件費により生産コストを増加させる重大な欠
点があった。更に前述した如く、各保持片の先端は尖鋭
に形成されているので、物品を装着する際に作業者が誤
って手指を傷める難点も指摘される。
【0005】前述した問題に対処する手段として、図9
に示す如く、治具1に穿設した通孔2の周囲に、保持具
6を構成する複数の保持片3を所定間隔で垂設すると共
に、空気の供給により半径方向に膨張するブラッダ4を
通孔2に挿通可能に構成した物品装着装置が提案されて
いる。すなわち、この装置では、通孔2に挿通したブラ
ッダ4を複数の保持片3の間に臨ませた後(図9(a))、
該ブラッダ4に所定圧で空気を供給することによりブラ
ッダ4が半径方向に膨張し(図9(b))、各保持片3は外
方に向けて弾性変形して拡開される。この状態で複数の
保持片3の間に物品5を臨ませ、次いでブラッダ4への
空気の供給を停止して該ブラッダ4を元の直径に戻すこ
とにより、各保持片3は相互に近接して物品5が外側か
ら把持されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した物品装着装置
は、ブラッダ4への空気の供給および供給停止により、
物品5を保持具6に自動的に装着し得るので、人件費を
削減し得ると共に生産効率を向上させることができ、そ
れなりに評価し得るものであった。しかるに、前記保持
具6の開閉に際してブラッダ4が各保持片3に摺接する
ため、長期に亘る使用により該ブラッダ4に穴があき、
耐久性に劣る欠点が指摘される。また、ブラッダ4を膨
張させることにより保持具6を拡開させる構成では、保
持具6の拡開間隔を調整することは困難で、しかもブラ
ッダ4の劣化により保持具6を所要の開度まで拡開し得
なくなるおそれもあった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述した従来技術に内在して
いる前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、耐久性に優れ、かつ保持具の開度調
整を行ない得る物品装着装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、物品供給部
に近接・離間自在に配設された治具と、この治具に穿設
した通孔の周縁に沿って所定間隔離間して立設された弾
性変形可能な複数の板ばねとを備え、前記治具を物品供
給部に近接させた際に、複数の板ばねにより物品を保持
させるようにした物品装着装置であって、前記治具に対
して近接・離間移動可能な基板に、前記各板ばねと対応
するよう配設され、前記通孔に挿通されて対応する板ば
ねの内側に当接可能な転動子を開放端に備えた複数のプ
レートと、前記複数のプレートの内側に移動自在に臨
み、その移動方向に外径が次第変化するよう形成した案
内面に各プレートの開放端が当接され、前記基板に配設
した駆動手段により移動された際に、各プレートの開放
端を案内面に沿って相互に離間する方向に拡開させる拡
開手段とからなり、前記複数のプレートを対応する板ば
ねの内側に臨ませた状態で、前記拡開手段を移動して各
プレートの開放端を拡開させることにより、対応する板
ばねを転動子を介して弾性変形させて物品の保持を可能
とする状態に変化させ、次いで拡開手段を逆方向に移動
することにより板ばねを物品の保持状態に変化させるよ
う構成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る物品装着装置につき、好
適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。なお実施例としては、電着塗装を施す物品
を治具に装着する装置に関して説明するが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、その他の分野にも広く利用
し得ることは勿論である。
【0010】
【第1実施例について】図1は、本発明の好適な第1実
施例に係る装着装置を下方から観察した概略構成図であ
って、矩形の板材からなる治具10には、所要の整列パ
ターンで多数の通孔12が穿設されている。そして、各
通孔12と対応する位置に保持具14が配設され、各保
持具14に、例えば環状に形成した物品16が着脱自在
に装着される。この保持具14は、図2に示す如く、図
示形状に折曲形成した板ばね18を、前記通孔12の周
縁に沿って所定間隔離間して多数(実施例では3本)立設
して構成される。
【0011】前記板ばね18は、治具10に固定される
底部18aから折曲されて下方に延在する基部18b
と、該基部18bの下端から外側(通孔12から離間す
る側)に向けて所要角度で折曲した後に垂直に折曲され
た把持部18cとから基本的に構成され、この把持部1
8cの開放端(下端)には、内側に向けて折曲形成した把
持爪18dが設けられている。そして各板ばね18は、
図2に示す如く、外力が加えられていない自由状態で
は、各把持爪18dを相互に近接させている。なお、こ
のときの3つの把持爪18dと接する仮想円の直径は、
対象とする物品16における外周の直径よりも小さくな
るよう設定されている。また把持爪18dは、物品16
との接触面積を小さくするために尖鋭にすることが望ま
れる。
【0012】前記物品16の供給部20の上方には、図
1に示す如く、装置基板22が昇降自在に配設され、該
基板22の下面に、前記治具10が、保持具14の配設
側を下方に指向した状態で適宜の手段により着脱自在に
取付けられるよう構成されている。この装置基板22に
は、治具10に配設した保持具14と対応して、前記通
孔12に挿通可能な開放手段24が所要の整列パターン
で多数突設されている。なお、前記物品供給部20に
は、装置基板22に配設した各開放手段24と対応する
位置(治具10における保持具14の整列パターンと同
一位置)に、物品16を整列状態で供給し得るようにな
っている。
【0013】前記開放手段24の構成につき、図2およ
び図3を参照して説明する。前記装置基板22の下面に
支持部材26が突設され、該支持部材26の下部外周面
に、前記保持具14における各板ばね18と対応する位
置関係で、弾性変形可能な3本のプレート28が垂設さ
れている。各プレート28の開放端(下端)には、ローラ
30が回転自在に配設され、後述する保持具14による
物品16の装着に際し、各ローラ30が対応する板ばね
18の内側面に当接して該板ばね18を外方へ弾性変形
させるよう構成される(図4(c)参照)。また各プレート
28は、外力が加えられていない自由状態では、各ロー
ラ30が相互に近接して前記通孔12に挿通可能な閉状
態となっている(図4(a),(b)参照)。
【0014】前記支持部材26に中心通孔26aが上下
方向に穿設され、図3に示す如く、この通孔26aにロ
ッド32が摺動自在に挿通されている。ロッド32の支
持部材26から下方に延出する端部には、下方に向かう
につれて外径が次第に大きくなる円錐台形状の拡開部3
4が形成され、該拡開部34の外周案内面34aに、前
記各プレート28のローラ30が転動自在に当接するよ
うになっている。なお、各プレート28の閉状態(自由
状態)では、各ローラ30が案内面34aにおける最小
径部34bに当接するよう設定してある。また前記装置
基板22における支持部材26と対応する上面に、ブラ
ケット36を介してシリンダ38が倒立配置されてい
る。このシリンダ38のピストンロッド38aは、前記
中心通孔26aと対応して装置基板22に穿設した通孔
22aから下方に延出して、前記ロッド32の上端にジ
ョイント40を介して連結されている。従って、シリン
ダ38を正逆付勢すれば、ロッド32は支持部材26に
対して上下方向に移動し、前記拡開部34が上昇する際
に、図4(c)に示す如く、該拡開部34の案内面34a
に当接する各プレート28のローラ30が相互に離間さ
れて拡開されるに至る。
【0015】すなわち、閉状態の各プレート28を前記
治具10の通孔12に挿通して各ローラ30を板ばね1
8の基部18bと対向する位置に臨ませ、次いでシリン
ダ38を正方向(ピストンロッド38aを引込む方向)に
付勢してロッド32を引上げれば、前記拡開部34の上
昇に伴って各ローラ30が拡開し、該ローラ30に当接
する対応の板ばね18も外方に向けて弾性変形して拡開
される(図4(c)参照)。そしてこのような板ばね18の
拡開状態(各ローラ30が案内面34aの最大径部34
cに当接している状態)では、前記3つの把持爪18d
と接する仮想円の直径は、対象とする物品16における
外周の直径よりも大きくなるよう設定されている。
【0016】
【第1実施例の作用について】次に、第1実施例に係る
物品装着装置の使用の実際につき説明する。図示しない
供給源から供給された物品16は、前記供給部20に、
前記治具10に配設した保持具14の整列パターンと同
一パターンで整列される。このとき装置基板22は、図
4(a)に示す如く、物品供給部20の上方で停止待機
し、また各開放手段24における3本のプレート28
は、各ローラ30が拡開部34の最小径部34bに当接
する閉状態となっている。
【0017】この状態において、装置基板22の下方
に、図4(b)に示す如く、治具10をその上面(保持具
14の配設側と反対側)を装置基板22と対向させ、該
治具10の各通孔12に対応の開放手段24を挿通する
よう基板22に接近させる。このとき、前記各プレート
28のローラ30は、保持具14を構成する対応の板ば
ね18の基部18bと対向する内側位置に臨む。次い
で、開放手段24のシリンダ38を正方向に付勢してロ
ッド32を上昇させると、図4(c)に示す如く、前記拡
開部34が上昇するのに伴って前記案内面34aに当接
している各ローラ30が外方に移動する。この結果、各
ローラ30により対応の基部18bが外方に押されて弾
性変形し、3つの把持爪18dは、物品16を把持可能
な位置まで拡開変化される。すなわち、保持具14にお
ける3つの把持爪18dに接する仮想円の直径は、前記
物品16における外周の直径より大きくなる。
【0018】前記装置基板22の下方には、所要の整列
パターンで物品16が整列されているので、図5(a)に
示す如く、治具10を近付けた装置基板22を下降させ
れば、保持具14の拡開した3つの把持爪18dの間に
対応的に物品16が臨む。次にシリンダ38を逆付勢す
ると、図5(b)に示す如く、前記拡開部34の下降によ
り各ローラ30は近接して所期の直径に戻り、板ばね1
8への開放力を解除する。この結果、各板ばね18は弾
性復帰して把持爪18dを相互に近接させ、3本の把持
爪18dが物品外周面に当接した状態で物品16が把持
される。
【0019】次いで、図5(c)に示す如く、装置基板2
2を待機位置まで上昇させると共に、治具10を装置基
板22から離間することにより、前記全ての保持具14
に物品16を装着した治具10が得られる。すなわち、
物品16の治具10への装着は全て自動で行なうことが
でき、生産効率を向上させ得る。また、作業者を危険を
伴なう作業から解放することができる。しかも、板ばね
18に対してローラ30が転動しつつ拡開させるので、
長期に亘っての使用に耐えることが可能で、耐久性を向
上させ得る利点がある。また、拡開部34における案内
面34aの傾斜角度やシリンダ38のストロークを調整
することにより、保持具14の拡開量を任意に調整する
ことができる。
【0020】
【第2実施例について】図6は、本発明の第2実施例を
示すものであって、環状に形成されている物品16の内
周面に板ばね18の把持爪18dを当接することによ
り、保持具14に物品16を装着するよう構成してあ
る。すなわち、前記治具10に配設した3本の板ばね1
8は、前記基部18bの下端に連設した把持部18c
が、内側に向けて相互に干渉することなく交差するよう
折曲された後に略垂直に折曲されると共に、該把持部1
8cの開放端に外側に向けて折曲形成した把持爪18d
が設けられている。そして、各板ばね18に外力が加え
られていない自由状態では、前記3つの把持爪18dを
相互に離間させている(図7(a)参照)。このときの3つ
の把持爪18dと接する仮想円の直径は、対象とする物
品16における内周の直径よりも大きくなるよう設定さ
れている。なお、前記開放手段24の構成は、第1実施
例と同一である。
【0021】図6に示す実施例では、先ず図7(a)に示
す如く、装置基板22の下面に治具10を接近させ、開
放手段24の各プレート28および拡開部34を対応の
通孔12に挿通し、各プレート28のローラ30を板ば
ね18の基部18bに内側から対向させる。次いで、開
放手段24のシリンダ38を正方向に付勢すると、図7
(b)に示す如く、前記拡開部34が上昇するのに伴って
ローラ30が外方に移動し、これにより各ローラ30と
対応する基部18bが外方に弾性変形して拡開するに至
る。3本の基部18bに連接する各把持部18cは、相
互に交差しているので、基部18bが拡開するの対して
把持爪18dを相互に近接する方向に移動変化する。そ
して、このときの3つの把持爪18dに接する仮想円の
直径は、前記物品16における内周の直径より小さくな
っている。
【0022】次に、各板ばね18における把持爪18d
を、物品16の内側に臨ませた後、前記開放手段24の
シリンダ38を逆方向に付勢すれば、図7(c)に示す如
く、前記拡開部34の下降により各ローラ30は相互に
近接して所期の直径に戻り、板ばね18への開放力を解
除する。この結果、各板ばね18は弾性復帰して把持爪
18dを相互に離間させ、3本の把持爪18dが物品内
周面に当接し、これにより保持具14への物品16の装
着が完了する。以後は、装置基板22を待機位置まで上
昇させると共に、治具10を装置基板22から離間する
ことにより、前記全ての保持具14に物品16を装着し
た治具10が得られる。
【0023】なお、本願発明は、前述した各実施例に限
定されるものでなく、その他の構成を採用することも可
能である。例えば、プレート28に配設される転動子と
しては、前記ローラ30でなく、図8に示すように、球
体42を360°移動自在に保持した形式のものであっ
てもよい。また拡開部34は、多角錐状のものであって
もよく、またプレート28の開放端と対向する部位のみ
が傾斜しているものも採用可能である。更に、物品16
としては、環状形に限らず、円盤形、正多角形および楕
円形(小判形)等であってもよく、該物品16の形状に応
じて板ばね18およびプレート28の配設数を2本ある
いは3本以上とすることも可能である。
【0024】また、前述した実施例では開放手段と治具
とを分離する構成とした場合につき説明したが、物品の
後処理条件によっては一体に構成してもよい。更に、本
願の装着装置は、治具の保持具に装着した物品を取外す
際にも好適に使用し得る。すなわち、物品が装着された
治具を所定の取外しステーションにセットし、該治具に
対して開放手段を配設した装置基板を近接して、該開放
手段を対応の通孔に挿通する。次いで該開放手段を作動
して保持具を開放すると共に、装置基板と治具とをステ
ーションから離間させれば、治具から物品が取外され
る。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る物品装
着装置によれば、治具に物品を装着する作業を全て自動
化することが可能な装置において、その耐久性を向上し
てランニングコストを低減することができる。また、板
ばねを所要の開度まで確実に拡開させることができ、し
かもその開度を任意に設定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な第1実施例に係る物品装着装置
の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】第1実施例に係る物品装着装置の開放手段およ
び保持具を示す概略斜視図である。
【図3】第1実施例に係る物品装着装置の開放手段およ
び保持具を一部破断して示す正面図である。
【図4】第1実施例に係る物品装着装置において、閉状
態の保持具を開放手段により拡開させる工程を示す説明
図である。
【図5】第1実施例に係る物品装着装置において、拡開
状態の保持具により物品を把持する工程を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の好適な第2実施例に係る物品装着装置
の要部概略斜視図である。
【図7】第2実施例に係る物品装着装置において、保持
具に物品を把持させる工程を示す説明図である。
【図8】実施例に係る開放手段の変更例を示す要部概略
斜視図である。
【図9】従来技術に係る物品装着装置の概略説明図であ
る。
【符号の説明】
10 治具 12 通孔 16 物品 18 板ばね 20 物品供給部 22 装置基板 28 プレート 30 ローラ 34 拡開部 34a 案内面 38 シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品供給部(20)に近接・離間自在に配設
    された治具(10)と、この治具(10)に穿設した通孔(12)の
    周縁に沿って所定間隔離間して立設された弾性変形可能
    な複数の板ばね(18)とを備え、前記治具(10)を物品供給
    部(20)に近接させた際に、複数の板ばね(18)により物品
    (16)を保持させるようにした物品装着装置であって、 前記治具(10)に対して近接・離間移動可能な基板(22)
    に、前記各板ばね(18)と対応するよう配設され、前記通
    孔(12)に挿通されて対応する板ばね(18)の内側に当接可
    能な転動子(30)を開放端に備えた複数のプレート(28)
    と、 前記複数のプレート(28)の内側に移動自在に臨み、その
    移動方向に外径が次第変化するよう形成した案内面(34
    a)に各プレート(28)の開放端が当接され、前記基板(22)
    に配設した駆動手段(38)により移動された際に、各プレ
    ート(28)の開放端を案内面(34a)に沿って相互に離間す
    る方向に拡開させる拡開手段(34)とからなり、 前記複数のプレート(28)を対応する板ばね(18)の内側に
    臨ませた状態で、前記拡開手段(34)を移動して各プレー
    ト(28)の開放端を拡開させることにより、対応する板ば
    ね(18)を転動子(30)を介して弾性変形させて物品(16)の
    保持を可能とする状態に変化させ、次いで拡開手段(34)
    を逆方向に移動することにより板ばね(18)を物品(16)の
    保持状態に変化させるよう構成したことを特徴とする物
    品装着装置。
JP1317794A 1994-01-10 1994-01-10 物品装着装置 Pending JPH07205081A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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