JPH07203947A - 胚採取装置 - Google Patents

胚採取装置

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JPH07203947A
JPH07203947A JP524894A JP524894A JPH07203947A JP H07203947 A JPH07203947 A JP H07203947A JP 524894 A JP524894 A JP 524894A JP 524894 A JP524894 A JP 524894A JP H07203947 A JPH07203947 A JP H07203947A
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egg
eggshell
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Youji Kanetoko
陽二 金床
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Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 卵殻の頭部を切断する作動機構A、卵殻膜を
切り取る作動機構B、卵殻の一部並びに卵殻膜を除去後
の卵を固定し傾斜させ胚を排出する作動機構C、胚採取
後の卵殻を廃棄し、新たな卵を配置する作動機構D、及
び装置本体全体を清浄にする機構を有することを特徴と
する、胚を有する卵から胚を採取する装置。 【効果】 一度に多くの卵から胚を無菌的に採取するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胚を有する鶏、アヒル
等の卵の中から胚を回収する方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】鶏やアヒルの卵から取り出される胚は、種
々の目的に使用されている。例えば、取り出された胚を
細かく裁断し、ウイルスを感染させ、適当な温度、湿度
の条件下で培養、増殖させたものをワクチンの原料に使
用している。
【0003】従来、ワクチンの製造過程における胚の取
り出し方法は、胚を有する卵の外側全体を適当な消毒薬
で消毒し、更に手作業で卵の頭頂部をアルコール等が含
まれた綿で払拭し、卵殻の頭頂部をピンセット等で円形
に切り取った後、殻と液を隔てている卵殻膜を破って除
去し、ピンセットを卵内の液中に差し入れ、手探りで胚
を見つけ、それをつまみあげて採取していた。このよう
に、ワクチンの製造過程における胚の取り出し方法は、
熟練を要する手作業であり、かつ時間がかかるものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のワクチンの製造
過程における胚の取り出し方法は、下記のようないくつ
かの問題点があった。(1)作業が全て手作業である
為、本来無菌的に取り出されなければならない胚が汚染
される頻度が高い。(2)熟練を要する程の煩雑な作業
のために、一度に多くの卵を処理することが困難であ
る。(3)多くの卵を処理する場合、作業人数を増やす
ので、人件費の上昇に伴い生産コストも上昇する。
(4)作業者は同一作業を長時間繰り返すので、作業ミ
スによる歩留りの低下や労働災害が発生する場合があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる状況下、本願発明
者は、鋭意研究を重ねた結果、上述した従来の胚の取り
出し方法の欠点を排除し、多数の卵から迅速かつ効率的
に胚を回収する胚採取装置を発明し、これを完成するに
至った。本発明の胚採取装置は、卵殻の頭部を切断する
作動機構(第1の機構)、卵殻膜を切り取る作動機構
(第2の機構)、卵殻の一部並びに卵殻膜を除去後の卵
を固定し傾斜させ胚を排出する作動機構(第3の機
構)、胚採取後の卵殻を廃棄し、新たな卵を配置する作
動機構(第4の機構)、及び装置本体全体を清浄にする
機構(第5の機構)を有し胚を有する卵から胚を採取す
ることを特徴としている。
【0006】また、請求項2に係る胚採取装置は、上記
卵殻の頭部を切断する作動機構(第1の機構)、卵殻膜
を切り取る作動機構(第2の機構)が順に配置され、卵
殻の一部並びに卵殻膜を除去後の卵を固定し傾斜させ胚
を排出する作動機構(第3の機構)並びに胚採取後の卵
殻を廃棄し、新たな卵を配置する作動機構(第4の機
構)が、それらを90度ずつ回転させるインデキシング
ユニット上に固定されて、卵殻の頭部を切断する作動機
構(第1の機構)および卵殻膜を切り取る作動機構(第
2の機構)の作動機構に連係されることを特徴としてい
る。
【0007】さらに、請求項3に係る胚採取装置は、卵
殻の頭部を切断する作動機構(第1の機構)が、卵の頭
部に密着する割卵治具と、上記割卵治具を支持する割卵
ヘッドと、エアーシリンダの先端に固定された割卵刃と
で構成され、上記作動機構が、バネを介して、胚採取装
置本体に設けられたエアーシリンダのロッドによって支
持されることを特徴としている。
【0008】また、請求項4に係る胚採取装置は、卵殻
膜を切り取る作動機構(第2の機構)が、膜に穴を空け
る針と、上記針を支持する針ベースと、上記針に駆動連
結された歯車と、上記歯車を駆動する駆動手段とで構成
され、上記作動機構が胚採取装置本体に設けられたエア
ーシリンダのロッドによって支持されることを特徴とし
ている。
【0009】さらにまた、請求項5に係る胚採取装置
は、卵を固定し傾斜させ、胚を排出する作動機構(第3
の機構)が、卵を固定する治具と、上記治具を傾斜させ
るラックとピニオンからなる機構とで構成され、上記作
動機構がテーブルに4ヶ所、90度ずつ均等に配置さ
れ、上記第1〜4の機構が配置された第1〜4ステーシ
ョンに移動・停止するようにインデキシングユニット上
に設けられ、上記インデキシングユニットを胚採取装置
本体に設けたことを特徴としている。
【0010】そしてまた、請求項6に係る胚採取装置で
は、胚採取後の卵殻を廃棄し、新たな卵を配置する作動
機構(第4の機構)が、卵の底部に接触して押し出す支
持棒と、上記支持棒が設けられたエアシリンダーと、で
構成され、上記エアシリンダーが胚採取装置本体に設け
られたエアーシリンダのロッドによって支持されること
を特徴としている。
【0011】また、請求項7に係る胚採取装置では、装
置本体全体を清浄にする機構(第5の機構)が、胚採取
装置の上部に設けられたエアーフィルターユニットと、
上記胚採取装置全体を覆うカバーとで構成されたことを
特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成の胚採取装置では、胚採取装置本体の
スイッチを作動させることにより、まず機械上部のエア
ーフィルターユニットが動作し、本体内の空気を循環濾
過し、本体内を清浄にする。かかる準備の後、まず、第
1ステーションに於て、卵を固定させる固定治具に卵を
差し込む。固定させる卵は、例えば、複数でも構わず、
その時は横一列に固定治具を配することが好適である。
卵が固定されると、同じくインデキシングユニットによ
って、テーブルが90度回転され、固定された卵は、次
の第2ステーションに、移動し停止する。
【0013】第2ステーションにおいては、第1の機
構、すなわち、卵殻の上部を切断する機構が上方より下
降してきて、割卵ヘッド及び、割卵治具を介して、卵の
頭部に密着接触する。この時、卵にかかる荷重は、割卵
治具にバネを設け、このバネでコントロールすることが
望ましく、結果、卵が破損されることはない。割卵機構
において卵の殻の頭部を切り取るには、割卵刃が割卵ヘ
ッド内に突き出た卵の頭頂部の後方に位置し、これがエ
アーシリンダの力によって前方に押し出されることによ
って、卵の頭頂部の殻を高さ約1/4程度切り取り、こ
の後、割卵刃は後方に引っ込み、割卵機構は上方に戻る
ようにすることが望ましい。一連の動作終了後、テーブ
ルは、90度回転し、頭部を切り取られた卵は、次の第
3ステーションに移動し停止する。
【0014】第3ステーションにおいては、第2の機構
すなわち、卵殻膜を切り取る作動機構の針ベースに支持
された針が上方より適当な高さまで下降してきて、卵の
頭部、開口部に見えている卵殻膜に突き刺さる。突き刺
さった針は、針ベース、軸、歯車を介して接続している
ロータリーアクチュエーターの動作で卵の開口部の縁を
円周状に回転するようにすることが好ましく、これによ
って卵殻膜は、丸く切り取られる。この後、針は、上方
に戻り、一連の動作を終えたテーブルは90度回転し、
膜を切取られた卵は次の第4ステーションに移動し停止
する。
【0015】第4ステーションにおいては、これまで、
鉛直方向に立っていた卵を第3の機構により、例えば、
前方へ120度傾けて倒すことによって、卵の中に存在
していた胚及び液が、前方に排出される。胚は、金属の
スノコで受けて集め、液は、スノコを通過して下方のバ
ケツ等に集めらて廃棄されるのが好ましい。胚を取り出
した残りの卵の殻は固定治具毎に後方に起き上がり、再
度鉛直状態にし、この状態で、テーブルが90度回転
し、卵殻は再び第1ステーションに戻ることが好まし
い。
【0016】第1ステーションは卵を投入、セットする
ステーションではあるが、その前に第4の機構、すなわ
ち卵を廃棄する機構がまず働く。最初に、卵を前方に9
0度倒し、水平状態にすると卵を廃棄し易い。また、卵
を固定している卵固定治具の底部に貫通孔を設け、ここ
からプッシャー(支持棒)を挿入すれば、卵の底部を前
方に押し出し、卵殻は固定具よりはずれ、落ちる。さら
に、落ちた卵殻は、バケツ等により集められ、廃棄され
ることが好ましい。卵の殻を前方に押し出したプッシャ
ーはその後、後方に引っ込み、元の状態に戻すことが好
ましい。
【0017】その後、水平方向に倒れていた卵固定治具
を再び鉛直方向に立ち上げ、固定治具が立ち上がった
ら、それに再び卵を差し込む。以上の作業及び動作を繰
り返すことによって、多数の卵から迅速かつ効率的に胚
を回収する。
【0018】
【実施例】以下、本発明にかかる胚採取装置を図面を参
照して説明する。図1は、本発明の胚採取装置の好適な
一実施例を示す斜視図であり、図2は上記胚採取装置の
右側面図である。同じく、図3は左側面図である。図
1、2に示すように、胚採取装置の架台(1)上にベース
(2)を介して、インデキシングユニット(3)が設けてあ
る。また、インデキシングユニット(3)の回転部(4)上
には、支柱(5)を介してテーブル(6)が設けてある。上
記テーブル(6)上には、複数の卵固定具(8)からなる
ユニット(C)が4セット設けてある。
【0019】上記ユニット(C)は、隣接するユニット
(C)が90度の角度をもって配置され、また、一つ置
きに配置されるユニット(C)が対向配置するように設
けてある。上記ユニット(C)は、テーブル(6)が回転
することで、後述する第1〜4ステーションを通過する
ようになっている。
【0020】卵殻を廃棄するユニット(D)(第4の機
構)は、第1ステーション(E)の上方に位置するよう
に、架台(1)の上部に設けてある。また、第1ステーシ
ョン(E)の下方には、廃棄された卵殻を受け取る卵殻受
け(12)が設けてある。また、上記卵殻受け(12)の下
方には卵殻を回収するためのバケツ等(14)を設けるこ
とが望ましい。
【0021】上記第1ステーション(E)の90度左側に
は、第2ステーション(F)が設けてある。また、卵の殻
の頭部を切り取る機構(A)(第1の機構)が、上記第2
ステーション(F)の上方に位置するように、架台(1)の
上部に設けてある。さらに、第2ステーション(F)の下
方には、割卵殻を受ける割卵殻受け(13)が設けてあ
る。また、上記割卵殻受け(13)の下方には、割卵殻を
回収するためのビニール袋等(16)を設置することが望
ましい。
【0022】図3に示すように、上記第2ステーション
(F)の90度左側には、第3ステーション(G)が設けて
ある。そして、上記第3ステーションの上方に位置する
ように、架台(1)の上部には、卵殻膜を切り取る機構
(B)(第3の機構)が設けてある。
【0023】また、上記第3ステーション(G)の90度
左側には、第4ステーション(H)が設けてある。さら
に、上記第4ステーション(H)の下方には、胚液受け
(11)が設けてある。上記胚液受け(11)の内部には、
卵を傾けた際に卵の上端部から排出される胚を一旦受け
取る胚受板(9)と、胚と液とを分離するスノコ(10)が
設けられている。また、上記胚液受け(11)の下方に
は、胚液残液を回収するバケツ等(15)を設けることが
望ましい。
【0024】そして、第5の機構である、機械の内部全
体を清浄するエア−フィルターユニット(好ましくは、
高性能エアーフィルタユニット)が胚採取装置の上部に
設けられている。また、胚採取装置全体は、架台(1')
より上部は透明なアクリル板等で、下方はステンレス等
の板で覆われている(以上図示せず)。
【0025】以下、各々のステーションに位置する各々
の機構について詳述する。図4は、第2ステーション
(F)において、卵の殻の頭部を切断する機構(A)(第1
の機構)の側面図である。切断機構(A)の割卵治具(2
0)が固定されている割卵ヘッド(21)は、割卵刃(5
0)を内蔵している。割卵刃(50)は、ホルダー(22)
を介して、ロッド(23)に固定されている。上記ロッド
(23)は、割卵ヘッド(21)側部に設けられた開口部
(52)を通して、プッシャー(24)に接続してある。
上記プッシャー(24)は、円筒(25)の外周部に接触し
て設けてある。また、プッシャー(24)のサイドより突
出しているピン(53)は円筒ベース(54)に固定されて
いるアングル(27)に接触している。円筒ベース(54)
は、バー(26),(28)を介して、シリンダーロッド
(29)と接続している。シリンダ本体(30)は、ブリ
ッジ(31)を介して、プレート(43)に固定されてい
る。
【0026】一方、割卵ヘッド(21)は、ローレットピ
ン(32)によってロッドベース(33)に固定されてい
る。また、割卵ヘッド(21)の図面上左側には切り取ら
れた卵の殻が排出される排出口55が設けてある。ロッ
ドベース(33)の上端部に設けられたプレート(33
a)には、ロッド(34),(35)が取り付けられてい
る。上記ロッド(34),(35)は、ガイド(36)に設
けられた貫通孔に挿通され、上端部(34a),(35
b)がプレート(33b)に取り付けられている。ガイ
ド(36)の側部には、シャフト(38),(39)が取り
付けられたシャフトベース(37)が設けられており、シ
ャフト(38)の上端部には上記プレート(33b)が取
り付けられ、シャフト(39)の下端部は、上記プレート
(33a)に取り付けられている。また、シャフト3
8、39には、それぞれ、ばね(40),(41)が装着
されている。上記バネ(40)は、ロッド(34),(3
5)、ロッドベース(33)、割卵ヘッド(21)、ロッド
(23)等の荷重を支えている。
【0027】また、ガイド(36)のもう一方の側部に
は、プレート(42),(43),(44)が取り付けら
れている。上記プレート(44)の上方は、胚採取装置本
体架台の一部を構成するベースプレート(48)に取り付
けてあり、上記ベースプレート(48)にはシリンダ
(47)が設けてある。上記シリンダ(47)のロッド
(47a)の先端は、上記プレート(44)に当接してい
る。また、シリンダ(47)の側部にはガイド(46)が
設けてあり、このガイド(46)にロッド(45)が挿
通されている。また、上記ロッド(45)の下方端部は
プレート(44)に取り付けられている。
【0028】図5は、第3ステーション(G)において卵
殻膜を切り取る機構(B)(第2の機構)の正面図であ
る。針(60)が4本取り付けられた針ベース(61)は、
シャフト(62)にローレットピン(63)によって固定さ
れる。上記シャフト(62)は、ベアリング(64)が設け
られたベアリングボックス(65)を介して、ギヤ(66)
に接続、固定される。ギヤ(66)は、それぞれが噛合
し、最後にロータリーアクチュエーター(68)のシャフ
ト(69)に固定されたギヤ(67)と噛合している。ま
た、上記ロータリーアクチュエーター(68)、上記ベア
リングボックス(65)は、ベースプレート(70)に固定
される。ベースプレート(70)は、プレート(71)とプ
レート(72)を介してロッドプレート(73)に取り付け
られている。
【0029】上記ロッドプレート(73)の上方の胚採取
装置本体架台の一部であるベースプレート(80)にはシ
リンダ本体(78)とガイド(77),(77)が設け
てある。上記ガイド(77),(77)には、それぞれ
ロッド(74),(75)が挿通され、上記ロッド(7
4),(75)の下端部は上記ロッドプレート(73)
に取り付けられ、上端部はロッドプレート(76)に取
り付けてある。また、上記シリンダ本体(78)の下端部
から突出したシリンダ(79)は上記ロッドプレート
(73)に当接している。
【0030】図6は、第4ステーション(H)(第3の機
構)において、卵を固定し、傾斜させる機構(C)の側面
図である。卵を固定させる卵固定具(8)は、ベース(7)
上に設けてある。また、上記卵固定具(8)とベース
(7)には、後述するシャフト120が挿入可能なよう
に貫通孔(8a),(8b)が設けてある。アーム(1
16)は2個で一対をなし、ベース(7)をはさみこむ形
でテーブル上に設けてある。また、上記ベース(7)には
シャフト(90)が取り付けられ、テーブル(6)上に設け
られた上記アーム(116)を貫通して、ギヤ(91)に接
続されている。
【0031】上記ギヤ(91)は、歯付きベルト(92)で
ギヤ(93)と接続される。ギヤ(93)と接続しているシ
ャフト(94)の一方の端部には、ラック(96)と噛み合
ったピニオン(95)が設けてあり、上記ギヤ93と同一
回転運動が可能となっている。ラック(96)は、プレー
ト(97)を介してロッド(100)を固定しているプレー
ト(98),(99)に固定される。ロッド(100)は、
テーブル(6)に固定されたリニアブッシュ(101)に挿
通されている。また、テーブル(6)上には、ブロック
(102)が設けてあり、上記プレート(98)にねじ込ま
れたボルト(103)に引っかけられたバネ(104)によ
って支持・接続されている。
【0032】一方、プレート(98)上部には、ボルト
(105)が取り付けられており、上記バネ(104)によ
って下方に引っ張られている力を支えているプレート
(99)には、カムフォロク(107)をつけたブラケット
(106)が取り付けられている。
【0033】他方、ベース(2)上に固定されたベースプ
レート(108)上には、ガイド(109)及びアーム(1
10)を介してシリンダ本体(111)が設けてある。ま
た、ロッド(113)がガイド(109)に挿通され、上
記ロッド(113)の上端部とシリンダロッド(112)の
上端部とでプレート(114)とプレート(115)とを支
持している。プレート(115)は、カムフォロク(10
7)と接触し、上述した機構を支持している。
【0034】図7は、第1ステーション(E)において、
卵殻を廃棄する機構(D)(第4の機構)を説明する図で
ある。卵殻(M)の底部を押すプッシャー(120)は、プ
レート(121),(122)を介して、ロッド(124)
及びシリンダロッド(125)を取り付けたベースプレー
ト(123)に設けられている。ロッド(124)が挿通さ
れたガイド(126)の下部には、アーム(127)を介し
てシリンダ本体(128)が設けられている。また、ガイ
ド(126)の上端部は、ベースプレート(129)に取
り付けてある。上記ベースプレート(129)には、ロッ
ド(130)が取り付けられ、シリンダロッド(131)が
当接している。ガイド(132)にはロッド(130)が
挿通され、上記ガイド(132)の一方の側部には、アー
ム(133)を介してシリンダ本体(134)が設けられて
いる。また、上記ガイド(132)のもう一方の側部
は、胚採取装置本体の一部であるベースプレート(13
5)に取り付けられている。
【0035】次に、上記構成の胚採取装置の動作につい
て、図1〜7を参照して説明する。胚採取装置本体のス
イッチを入れ動作をスタートさせると、図2の上方に位
置するエアーフィルターユニット(第5の機構)が作動
し、胚採取装置本体内の空気を清浄にする。かかる準備
のあと、第1ステーション(E)において、内部に胚を
有した卵(I)を手作業によって卵固定具(8)に押し込み
セットする。卵固定具(8)は、薄いプラスチックの円筒
に切れ込みを入れた構造となっており、卵(I)の大きさ
の大小に拘らず、確実に固定することが可能となる。
【0036】図面中、卵固定具(8)の数は5個となって
いるが、卵固定具(8)の数はこれに限定されるもので
はない。卵(I)が固定され、一定時間経過すると、テー
ブル(6)は、インデキシングユニット(3)によって時計
方向、図2においては、左方に90度回転し、第2ステ
ーション(F)の位置に移動し止まる。
【0037】そして、第2ステーション(F)の位置の
上方にある割卵ユニット(A)は、インデキシングユニッ
ト(3)が到着した信号を受けて、シリンダ本体(47)が
動作し、機構全体が下降する。下降を続ける割卵ヘッド
(21)及び割卵治具(20)は、卵(J)に接触し、卵の登
頂部が割卵ヘッド(21)内に突出する。割卵ヘッド(2
1)は、それでもなお下降しようとするが、卵(J)に押
し戻され、その位置で止まる。このとき、バネ(41)が
縮むことによって卵が破損することが防止できる。
【0038】シリンダ本体(47)が下降端に到着した信
号を受けて、シリンダ本体(30)の伸びていたロッド
(29)が元に戻り始める。その力は、バー(28),
(26)、円筒ベース(54)、円筒(25)、プッシャー
(24)、ロッド(23)、ホルダ(22)を介して、割卵刃
(20)に伝えられる。割卵ヘッド(21)内に突出した卵
(J)の頭頂部の後方に位置した割卵刃(20)は、その力
によって前方に押し出され、卵の頭部を切り取り、割卵
ヘッド(21)の側部に設けられた排出口55から切り取
られた卵の殻を外に排出する。排出された卵の殻は、割
卵殻受け(13)によって受けられ、それに結ばれたビニ
ール袋(16)に集められる。全ての動作を終えたシリン
ダ本体(30),(47)は元に戻り、割卵機構は(B)は
上方に戻る。
【0039】頭頂部の殻を1/4程度切り取られた卵
は、インデキシングユニット(3)によって、時計方向、
図3においては左側に90度回転し、第3ステーション
(G)の位置に移動して止まる。第3ステーション
(G)の位置の上方にある膜切りユニット(B)は、イン
デキシングユニット(3)が到着した信号を受けて、シリ
ンダ本体(78)が動作し、機構全体が下降する。針(6
0)が、頭頂部を切り取られた卵(K)の開口部(81)か
ら針(60)が挿入し、卵殻膜に突き刺さる位置で、シリ
ンダ本体(78)の動作が止まり、下降が停止する。シリ
ンダ本体(78)が下降端に到着した信号を受けて、ロー
タリーアクチュエーター(68)が動作し、シャフト(6
9)を回転させる。その回転動作は、シャフト(69)か
らギヤ(67)に伝えられ、それとかみ合っているギヤ
(66)、シャフト(62)、針ベース(61)を介して、針
(60)に伝えられ、針(60)は卵の開口(81)円周を沿
うように回転し卵殻膜を切り取る。以上の動作が終了す
ると、ロータリーアクチュエーター(62)は、原点に戻
り、シリンダ本体(78)も膜切り機構(B)全体を上方に
戻す。
【0040】卵殻膜を切り取られた卵はインデキシング
ユニット(3)によって、時計方向、図3においては左側
に90度回転し、第4ステーション(H)の位置に移動
し止まる。停止した時点での位置は図6で示される。プ
レート(115)は、ベース(2)上に、ベースプレート
(108)、ガイド(109)、ロッド(113)、シリンダ
本体(111)、ロッド(112)プレート(114)を介し
て、一定の高さに位置している。このプレート(115)
上に、テーブル(6)と共に移動してきたカムフォロク
(107)が、設けてある。インデキシングユニット(3)
の到着信号を受けたシリンダ本体(111)は、プレート
(115)を上方に押し上げる。すると、プレート(11
5)に接触して設けてあるカムフォロク(117)を介し
て、ブラケット(106)、プレート(99)、プレート
(97)、ラック(96)が押し上げられる。
【0041】このように、ラック(96)が押し上げられ
ると、ラック(96)と噛み合っているピニオン(95)が
時計方向に回転する。この回転運動はシャフト(94)を
介してギヤ(93)に伝えられ、ギヤ(93)も時計方向に
回転する。ギヤ(93)はギヤ(91)と歯付きベルト(9
2)で連結されているため、ギヤ(91)も時計方向に回
転し、ギヤ(91)とシャフト(90)で連結されている卵
固定具ベース(7)と卵固定具(8)が図中右方に傾く。こ
れにより、頭頂部の殻を1/4程度切り取られ、卵殻膜
を切り取られた卵(L)も図中右方に傾く。この際、卵固
定具ベース(7)と卵固定具(8)が傾斜する角度は、鉛直
方向を0度として120度程度が好ましく、上記角度が
傾斜できるように、シリンダ本体(111)のロッド(1
12)の伸びる長さを予め調整しておく。
【0042】前方に傾いた卵(L)からは卵の中に存在し
ていた胚及び液が排出される。胚は、胚受板(9)を流れ
落ち、転がって、スノコ(10)上で受け止められる。液
は胚受板(9)を流れ落ち、スノコ(10)を通過して廃液
受け(11)で受け止められ、バケツ(15)に集められ廃
棄される。スノコ(10)上に残った胚はピンセット等
で、適当な容器に回収する。ここで重要なことは、胚の
周りに存在している膜および血管等は、卵の殻の内側の
底の箇所にしっかり固定されており、排出されるのはの
は胚および液だけであるという点である。本発明者は、
このような発育中の卵の性質を察知し、それを利用し
て、その結果初めて胚を好適に回収することが可能とな
ったのである。
【0043】胚が回収された後の卵殻は、シリンダ本体
(111)が元に戻り、その後、バネ(104)の復元力に
よって、ラック(96)が下方に下がり、ピニオン(9
5)、ギヤ(91),(93)が半時計方向に回転するこ
とによって、卵固定具ベース(7)、卵固定具(8)と共に
再び鉛直方向に直立する。胚を回収された卵殻は、イン
デキシングユニット(3)によって、時計方向、図2では
左側90度に回転し、再び卵をセットする第1ステーシ
ョン(E)の位置に移動し止まる。第1ステーション
(E)では、卵殻を廃棄する機構(D)が作動する。
【0044】鉛直に立っている卵(M)は、まず、卵を傾
ける機構と同じ機構によって、前方へ90度傾斜し、水
平状態になる。卵(M)が水平になった信号を受けて、シ
リンダ本体(124)が作動し、ガイド(120)およびそ
れに付随するロッド(124)、シリンダ本体(128)、
プレート(121),(122)、ベースプレート(12
3)およびプッシャー(120)を下方に降下させる。そ
して、プッシャー(120)が水平になった卵殻のちょう
ど後方に位置した時、下降は止まる。
【0045】停止した信号を受けたシリンダ本体(12
8)は、ロッド(125)を前方に押し出す。前方に押し
出された力は、ベースプレート(123)、プレート(1
21),(122)、プッシャー(120)を前方に押
す。プッシャー(120)は、卵固定具ベース(7)、卵
固定具(8)に設けられた貫通孔(8a),(8b)に挿
入され、水平になった卵殻(M)の底部に当たり、卵殻
(M)を卵固定具(8)から前方に押し出す。押し出された
卵殻(M)は、卵殻受け(12)で受けられその下方に位置
するバケツ(14)に集められ、廃棄される。
【0046】このような一連の動作の後に、プッシャー
(120)は元の位置に移動し、シリンダ本体(124)の
ロッド(131)が収縮し、廃棄機構(D)は上方の元の位
置に戻る。すると、その信号を受け、上記卵を傾斜させ
る機構が解除され、卵固定具(8)、卵固定具ベース(7)
は元に戻り、再び鉛直状態となる。卵固定具(8)が鉛直
状態となったら、それに再び卵をセットすることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る胚採取装置を使用することで、以下のような効果が
得られる。(1)手作業工程を減少させ、エアーフィル
タユニットにより胚採取装置の周囲の空気を清浄化して
いるため、胚を無菌的に取り出すことが可能であり、胚
が汚染される頻度が減少する。(2)従来手作業で行っ
ていた工程を機械で行なうことにより、一度に多くの卵
から胚を採取することが可能となる。(3)その結果、
人件費が少なくなり、生産コストの低減が達成できる。
(4)また、手作業を機械で行うことにより、作業ミス
による歩留りの低下や、作業者の労働災害を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の胚採取装置の斜視図である。
【図2】 本発明の胚採取装置の右側図面である。
【図3】 本発明の胚採取装置の左側図面である。
【図4】 卵殻の頭部を切断する機構の側面図である。
【図5】 卵殻膜を切り取る機構の正面図である。
【図6】 卵を固定し傾斜させ、胚を排出する機構の側
面図である。
【図7】 胚採取後の卵殻を廃棄する機構を説明する図
である。
【符号の説明】
1…胚採取装置の架台、3…インデキシングユニット、
8…卵固定具、21…割卵ヘッド、60…針、120…
プッシャー、A…卵の殻の頭部を切断する機構、B…卵
殻膜を切り取る機構、C…卵を固定し傾斜させる機構、
D…卵殻を廃棄する機構、E〜H…第1〜4ステーショ
ン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卵殻の頭部を切断する作動機構(第1の
    機構)、卵殻膜を切り取る作動機構(第2の機構)、卵
    殻の一部並びに卵殻膜を除去後の卵を固定し傾斜させ胚
    を排出する作動機構(第3の機構)、胚採取後の卵殻を
    廃棄し、新たな卵を配置する作動機構(第4の機構)、
    及び装置本体全体を清浄にする機構(第5の機構)を有
    し、胚を有する卵から胚を採取することを特徴とする胚
    採取装置。
  2. 【請求項2】 上記卵殻の頭部を切断する作動機構(第
    1の機構)、卵殻膜を切り取る作動機構(第2の機構)
    が順に配置され、卵殻の一部並びに卵殻膜を除去後の卵
    を固定し傾斜させ胚を排出する作動機構(第3の機構)
    並びに胚採取後の卵殻を廃棄し、新たな卵を配置する作
    動機構(第4の機構)が、それらを90度ずつ回転させ
    るインデキシングユニット上に固定されて、卵殻の頭部
    を切断する作動機構(第1の機構)および卵殻膜を切り
    取る作動機構(第2の機構)の作動機構に連係されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の胚採取装置。
  3. 【請求項3】 卵殻の頭部を切断する作動機構(第1の
    機構)が、卵の頭部に密着する割卵治具と、上記割卵治
    具を支持する割卵ヘッドと、エアーシリンダの先端に固
    定された割卵刃とで構成され、上記作動機構が、バネを
    介して、胚採取装置本体に設けられたエアーシリンダの
    ロッドによって支持されることを特徴とする請求項1,
    2のいずれかに記載の胚採取装置。
  4. 【請求項4】 卵殻膜を切り取る作動機構(第2の機
    構)が、膜に穴を空ける針と、上記針を支持する針ベー
    スと、上記針に駆動連結された歯車と、上記歯車を駆動
    する駆動手段とで構成され、上記作動機構が胚採取装置
    本体に設けられたエアーシリンダのロッドによって支持
    されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の胚採取装置。
  5. 【請求項5】 卵を固定し傾斜させ、胚を排出する作動
    機構(第3の機構)が、卵を固定する治具と、上記治具
    を傾斜させるラックとピニオンからなる機構とで構成さ
    れ、上記作動機構がテーブルに4ヶ所、90度ずつ均等
    に配置され、上記第1〜4の機構が配置された第1〜4
    ステーションに移動・停止するようにインデキシングユ
    ニット上に設けられ、上記インデキシングユニットを胚
    採取装置本体に設けたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の胚採取装置。
  6. 【請求項6】 胚採取後の卵殻を廃棄し、新たな卵を配
    置する作動機構(第4の機構)が、卵の底部に接触して
    押し出す支持棒と、上記支持棒が設けられたエアシリン
    ダーと、で構成され、上記エアシリンダーが胚採取装置
    本体に設けられたエアーシリンダのロッドによって支持
    されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の胚採取装置。
  7. 【請求項7】 装置本体全体を清浄にする機構(第5の
    機構)が、胚採取装置の上部に設けられたエアーフィル
    ターユニットと、上記胚採取装置全体を覆うカバーとで
    構成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の胚採取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8011294B2 (en) * 2007-07-10 2011-09-06 Sanofi Pasteur, Inc. Method for harvesting biologics from eggs
CN113373055A (zh) * 2021-07-18 2021-09-10 扬州晓知苗生物科技有限公司 一种一体化胚毒抗原生产装置
CN114292723A (zh) * 2021-12-30 2022-04-08 江苏天成蛋业有限公司 一种方便清理的鸡蛋清溶菌酶提取设备

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