JPH0720390A - レーザ案内装置 - Google Patents

レーザ案内装置

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JPH0720390A
JPH0720390A JP16121493A JP16121493A JPH0720390A JP H0720390 A JPH0720390 A JP H0720390A JP 16121493 A JP16121493 A JP 16121493A JP 16121493 A JP16121493 A JP 16121493A JP H0720390 A JPH0720390 A JP H0720390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
apex angle
laser
transparent
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP16121493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Iizuka
俊美 飯塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0720390A publication Critical patent/JPH0720390A/ja
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザを簡単な構成で自在に偏向させること
ができるレーザ案内装置を提供することを目的とする。 【構成】 透明板11を保持する保持枠11aと、透明
板12を保持する保持枠12aとをジャバラを介して互
いに透明板の向きを可変とし、透明板11と12との間
の密閉空間に透明液体を封止して可変頂角プリズム10
を構成し、モータ13、14により夫々保持枠11a、
12aの向きを別々に可変とし、エンコーダ15、16
により夫々その角度を検出し、角度表示装置18に表示
するようにし、この可変頂角プリズム10によりレーザ
を自在に偏向する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2枚の透明板と可撓性フ
ィルムと透明液体とから成る可変頂角プリズムを利用し
てレーザを所定の角度及び方向に偏向させるレーザ案内
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー案内装置は複数のミラー
を用いて図8、図9のように構成されている。図8にお
いて101,102はミラー、103,104はモー
タ、105,106はロータリーエンコーダ、107は
レーザ、101aはミラー101の回転軸、102aは
ミラー102の回転軸である。上記構成においてミラー
101と102は直交する回転軸101a・102aに
それぞれ支持されモータ103,104によりそれぞれ
回動される。ミラー101,102の回動量はそれぞ
れ、ロータリーエンコーダ105,106により検出さ
れた信号により不図示のモータ制御回路へフィードバッ
クされる。同図において2枚のミラー101と102を
それぞれ回動制御することによってレーザ107を任意
の方向へ偏向させることができる。図9は図8に示した
レーザ案内装置にさらに2枚のミラー108と109を
加え、レーザ案内装置に入射するレーザの光軸と射出す
るレーザの光軸が大きくずれないようにしたレーザ案内
装置の従来例を示す。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、図8に示すように2枚のミラーを用いたレ
ーザ案内装置では入射するレーザと射出するレーザが平
行に近い状態の時、2つのミラーの間隔だけレーザの光
軸がずれてしまう欠点があった。
【0004】又図9に示すように4枚のミラーを用いた
レーザ案内装置は入射するレーザの光軸と射出するレー
ザの光軸を合わせることができるが、装置が複雑である
ばかりか光路長が伸びてしまう。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決
し、レーザ光を自在に、偏光させることができるレーザ
案内装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば可変頂角
プリズムを用い、該可変頂角プリズムにプリズムの頂角
及び光線の偏向方向を表示する表示手段を設けることに
よって、プリズムの屈折作用を利用し、レーザを任意の
方向に、0°を含む任意の角度だけ偏向させることがで
きるようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1ないし図2は本発明を有効に実施できる
可変頂角プリズムを示し、図2は図1に示した可変頂角
プリズムの頂角を変化させた状態を示す。図1において
1,2はガラスやアクリル樹脂から成る透明板、3,4
は透明板1,2を保持する保持枠、5は可撓性フィルム
から成るベローズ、6は前記透明板1,2と保持枠3,
4とベローズ5でかこまれた空間に満たされた均一な屈
折率で透明な液体。該液体はたとえばシリコンオイルな
どが用いられる。7は光軸。同図において透明板1,2
はベローズ5により連結されていて図2のように変形さ
せることによってプリズムとして機能するようになり、
可変頂角プリズムに入射した光線を偏向させることがで
きる。
【0008】図3は本発明の第1の実施例を示す。
【0009】10は図1,2で示した可変頂角プリズム
と基本的構成が同様の可変頂角プリズムで、透明板11
を保持した保持枠11aと、透明板12(不図示)を保
持した保持枠12aとが可撓性フィルムにより連結さ
れ、その間の密封空間中に液体が封止され、対向する透
明板11と透明板12との向きを変えて頂角を変更する
ことにより、このプリズムを通過する光の向きを変える
ことができるようにしている。
【0010】13,14はモータ、15,16は回動軸
11b,12bを中心に回動する透明板の回動量を検出
しパルス信号を出力するロータリーエンコーダー、13
a,14a,15a,16aはギヤ、17はモータ1
3,14の駆動制御回路、10は図1で説明した可変頂
角プリズムと同様の構成の可変頂角プリズム、18はロ
ータリーエンコーダ15,16からの出力信号により、
前記可変頂角プリズム10の頂角及び方向を表示する表
示装置である。13a,14a,15a,16aはギヤ
である。
【0011】同図において、モータ13はモータ駆動制
御回路17により駆動されギヤ13a,15aを介して
透明板11を回動軸11bを中心に回動させる。この時
の回動量はロータリーエンコーダー15により検出され
出力信号はモータ駆動制御回路17にフィードバックさ
れて透明板11が所定の角度になるようにモータが制御
される。透明板12(不図示)についても同様に制御さ
れる。このように2枚の透明板11,12を任意の角度
に駆動制御することによって前記可変頂角プリズムの頂
角及びその方向を任意の角度に設定することができる。
設定した可変頂角プリズムの頂角及び方向は角度表示装
置18により表示される。
【0012】したがって、レーザの偏向角度を角度表示
装置を見ながら高精度に調節することができる。
【0013】図4は本発明の第2の実施例を示し、21
は図1で説明したものと同様の構造の可変頂角プリズ
ム、22は固定枠、23は回動軸22aに保持された可
動枠、24は可動枠23に設けられた回動軸23aに保
持された可動枠、25は可変頂角プリズム21の片側の
透明板を固定支持するための押え板、26,27はマイ
クロメータヘッド、26a,27aはマイクロメータヘ
ッドの目盛である。
【0014】上記構成において可変頂角プリズム21は
一方の透明板を押え板25によって固定され、反対側の
透明板を可動枠24に保持されている。可動枠24は回
動軸23aを中心に回動可能で、可動枠23は回動軸2
2aを中心に回動可能に保持され、固定枠とともにいわ
ゆるジンバル装置を構成している。マイクロメータヘッ
ド26,27の先端は可動枠24に当接していて、可動
枠24に保持された透明板はマイクロメータヘッドによ
って任意の角度に傾動可能である。この時可動枠24の
傾動量は目盛26a,27aにより知ることができる。
【0015】図5は本発明の第3の実施例を示し、31
は図1で説明した可変頂角プリズムと同様の構成の可変
頂角プリズムである。31aは可変頂角プリズム31の
片方の透明板、32は固定台、33は固定台32に回動
可能に保持されたプリズム回転枠、33aは透明板31
aを一方向に傾動させるための回動軸、33bはプリズ
ム回転枠33を回動させるためのツマミ、33aはプリ
ズム回転枠33の回動角を知るための目盛、34はマイ
クロメーターヘッド、34aはマイクロメータヘッドの
目盛である。上記構成において、マイクロメータヘッド
の先端の移動により、透明板31aは回動軸33aを中
心に傾動して、可変頂角プリズムは所定の頂角をもった
プリズムを形成する。マイクロメータヘッドの目盛34
aの読み値から換算表によりプリズムの頂角を知ること
ができる。又、所定の角度に設定した可変頂角プリズム
31を保持したプリズム回転枠33はツマミ33bによ
って任意の位置に回動可能であり、この時の角度は目盛
33cから知ることができる。
【0016】図6は可変頂角プリズム103を2つ直列
にならべたもので、レーザ光線の偏角をより大きくする
ことが可能となる。
【0017】図7は以上説明した実施例をトンネル掘削
機用のレーザ案内装置に応用し図で、101は掘削中の
トンネル、102はレーザ測距儀、103,104は可
変頂角プリズムを用いたレーザ案内装置、105はトン
ネル掘削機、106はトンネル掘削機105に取り付け
たレーザ反射用コーナーキューブ、107はレーザであ
る。
【0018】トンネル掘削はシールド掘削機等により工
事を行なう方法が知られているが、トンネルの直線部分
の掘削でトンネル掘削機の位置を測定し、正しく掘削工
事を進めることは比較的容易であるが、曲ったトンネル
で見通しのきかない部分の掘削では計画どおりに正しく
掘削するために、掘削機の位置をたえず測定する必要が
ある。図7で説明すると、レーザ測距儀102からのレ
ーザ107は本発明のレーザ案内装置103によって曲
げられトンネルにそってもう一つのレーザ案内装置10
4によってさらにトンネルにそって曲がり、トンネル掘
削機105まで到達する。レーザはコーナーキューブ1
06により入射した方向に反射して測距儀102にもど
り、トンネル掘削機までの距離が求められる。レーザ測
距儀とレーザ案内装置までの距離はレーザ案内装置の近
傍に置かれた不図示のコーナーキューブによってあらか
じめ距離を測っておく必要はあるが、レーザ案内装置の
可変頂角プリズムの頂角から求められるレーザの偏向方
向と、既知のトンネル掘削機までの距離によって、正し
く掘削工事が行なわれているかを知ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、頂角が任意に設定
できる可変頂角プリズムを用い、その頂角又は光線の偏
角が明らかになる様に表示装置を設けることによって簡
単な装置でレーザを自在に偏向させることが可能になっ
た。レーザを用いた実験装置等にも利用することがで
き、光路中に挿入しても光路が大きくずれることがな
く、0°を含む角度でレーザを偏向させることができ
る。光距長も大きく変化しない。又レーザは単色光源で
あるためプリズムによる色の分散もなく不都合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有効に実施することができる可変頂角
プリズムの断面図。
【図2】本発明を有効に実施することができる可変頂角
プリズムの断面図。
【図3】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す斜視図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す斜視図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す断面図。
【図7】本発明の第5の実施例を示す断面図。
【図8】従来のレーザ案内装置を示す斜視図。
【図9】従来のレーザ案内装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1,2…透明板 3,4…保持
板 5…シャバラ 6…透明液体 10,21,31…可変頂角プリズム 13,14…
モータ 15,16…エンコーダ 13a,14a,15a,16a…ギヤ 17…モータ駆動制御回路 18…角度表
示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2枚の透明板間の外周を可撓性
    フィルムによって封止し、その密封された空間内に透明
    液体を満たした可変頂角プリズムと、前記2枚の透明板
    をそれぞれ別々に、又はいずれか一方の透明板を傾動さ
    せ、前記可変頂角プリズムの頂角を任意の角度に駆動す
    るためのプリズム駆動手段と、該プリズム駆動手段によ
    って駆動される前記透明板の駆動量又は前記可変頂角プ
    リズムの頂角あるいは前記可変頂角プリズムによって光
    線が偏向される角度及び方向を表示する表示手段を有す
    ることを特徴とするレーザ案内装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プリズム駆動手段と
    表示手段とは別の構成であることを特徴とするレーザ案
    内装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、表示手段はプリズム
    駆動手段に設けられていることを特徴とするレーザ案内
    装置。
JP16121493A 1993-06-30 1993-06-30 レーザ案内装置 Pending JPH0720390A (ja)

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JP16121493A JPH0720390A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 レーザ案内装置

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ID=15730786

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JP16121493A Pending JPH0720390A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 レーザ案内装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013543120A (ja) * 2010-10-14 2013-11-28 アルコン レンゼックス, インコーポレーテッド 光コヒーレンス・トモグラフィのための、検出器上の分散光のアライメントを制御するための調節可能なデフレクタを有する分光計

Cited By (1)

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JP2013543120A (ja) * 2010-10-14 2013-11-28 アルコン レンゼックス, インコーポレーテッド 光コヒーレンス・トモグラフィのための、検出器上の分散光のアライメントを制御するための調節可能なデフレクタを有する分光計

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