JPH07202891A - 無線通信ローカルエリアネットワーク - Google Patents

無線通信ローカルエリアネットワーク

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JPH07202891A
JPH07202891A JP30221094A JP30221094A JPH07202891A JP H07202891 A JPH07202891 A JP H07202891A JP 30221094 A JP30221094 A JP 30221094A JP 30221094 A JP30221094 A JP 30221094A JP H07202891 A JPH07202891 A JP H07202891A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B5/00Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
    • H04B5/20Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium
    • H04B5/28Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium using the near field of leaky cables, e.g. of leaky coaxial cables

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既知のネットワークよりも高いビット伝送速
度で情報を送信することを可能にする無線通信ローカル
エリアネットワークを提供する。 【構成】 本無線通信ローカルエリアネットワークは、
それぞれ無線送受信(IRR、IRE)インタフェース
(IR)に接続された情報機器(M)から構成される複
数のステーション(S1、...S4)を含む。それぞ
れの情報機器(M)は送信先ステーションを指定するア
ドレスを含んだメッセージを送信し自分に送られてきた
メッセージを受信するためのカップラ(CE)を含む。
さらに、ステーションによって送信された全てのメッセ
ージを受信し、これらのメッセージを、メッセージが反
復装置によって中継されたことを示すように修正し、つ
いでこれらメッセージを放射型ケーブルに再送信するた
め、ローカルエリアネットワークは、全てのステーショ
ンの近傍を通過する放射型ケーブル(CR)に接続され
た無線送受信インタフェース(IRE’、IRR’)を
含む反復装置(R)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ無線送受信イ
ンタフェースに接続された情報機器から構成される複数
のステーションを含む無線通信ローカルエリアネットワ
ークに関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信をおこなう既知のネットワーク
では、それぞれのステーションは、少なくとも1つの送
信先ステーションを指定するアドレスを含むメッセージ
を送信することにより、他の全てのステーションと直接
交信する。あるステーションによって受信される信号の
質は、メッセージを発信したステーションとの距離およ
び送信元ステーションと送信先ステーションとの間で搬
送波が遭遇した障害に大きく依存する。社屋や家具の配
置ならびにこれらを構成する材質によってステーション
間の通信の質が決まってしまい、しかもこれらを変更す
ることは不可能である。受信信号の振幅の変化を動的に
補正するための、無線送受信インタフェース内のゲイン
の自動確認装置を装備することができるのみである。
【0003】既知の型のネットワークは通信速度がおお
むね2Mb/sを限度とするという欠点がある。通信速
度はステーション間のメッセージ交換プロトコルによっ
て制約をうける。このプロトコルは無線通信に因る問題
のため低速である。その問題とは以下の通りである。
【0004】−あるステーションがメッセージを受信す
る時、そのステーションが受信する無線信号の振幅は、
メッセージを送信するステーションとの距離ならびに想
定される2つのステーションの近傍の障害物によって引
き起こされる減衰および反射に比例する。したがって各
ステーションの無線送受信インタフェースは、自己のゲ
インを調整しメッセージのビットに同期するため、一定
の時間を必要とする。
【0005】−他方、既知のネットワークでは、あるス
テーションがメッセージを送信したい時には同一チャン
ネルですでにメッセージを送信しつつあるステーション
がないかどうかを問い合わせ、次にいかなる搬送波も検
出されない場合には送信を行い、かつ、送信されたメッ
セージが同じ瞬間に送信を開始した別のステーションの
干渉により妨害を受けていないことを確認するという作
業を行う、搬送波検出および衝突検出によるマルチアク
セス型プロトコルを利用することができない。後者の作
業の場合2つのステーションは、準不定な待機時間後か
つ搬送波がないことを確認した後、それぞれ再度メッセ
ージの送信を開始する。この種のプロトコルはきわめて
簡単に利用でき、高速であるため容易に平均通信速度を
向上させることができるという利点をもたらす。
【0006】反対に、既知の無線通信ネットワークは、
それぞれのステーションは自己が送信しつつある信号に
対する干渉を検出することができないため、衝突を検出
することができない。ステーションは、メッセージが送
信先ステーションにより正常に受信された後、受領メッ
セージを送信先ステーションから送信元に送信するとい
うプロトコルを利用する。ステーションは、受領信号を
受信し得る状態になるためには、メッセージの送信を終
えた後、最大メッセージ伝播時間と最大受領信号伝播時
間との和に相当する一定時間、別のメッセージを送信す
ることを差し控えなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、既知
のネットワークよりも高いビット伝送速度で情報を送信
することを可能にする無線通信ローカルエリアネットワ
ークを提案することである。
【0008】本発明の対象は、それぞれが無線メッセー
ジを送受信するための手段を含む複数のステーションを
含み、一つのステーションよって発信されたそれぞれの
メッセージを再送信するための反復装置であって全ての
ステーションの近傍を通過する放射型ケーブルに接続さ
れている反復装置を含み、それぞれのステーションがそ
のステーションに向けて送られ反復装置により再送信さ
れたメッセージのみを処理するための手段を含むことを
特徴とする、無線通信ローカルエリアネットワークであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような特徴をもつネ
ットワークは、放射型ケーブルが例外なく全てのステー
ションの近傍を通過するため、既知のネットワークより
も通信上の問題がはるかに少ない。あるステーションが
受信する無線信号の振幅は、このステーションとメッセ
ージを送信したステーションとの距離に比例するのでは
なく、放射型ケーブルとこれらステーションのそれぞれ
との距離ならびに放射型ケーブルに沿う減衰量に比例す
る。この減衰量は時間が経過しても一定である。したが
って無線送受信インタフェースは、既知の型のネットワ
ーク内で受信される信号のダイナミクスよりもはるかに
低いダイナミクスをもつ無線信号を受信する。
【0010】ステーションの無線インタフェースには、
より低いダイナミクスをもつすなわち短い時間で反応す
るゲイン自動確認装置を装備することができるため、ゲ
インおよび同期の自動確認装置を調整するために必要な
遅延時間を大幅に少なくすることが可能である。したが
って最終的に通信速度がより速くなる。
【0011】本発明によるネットワークは、ステーショ
ンの追加、間引き、移動によりきわめて容易にネットワ
ークの変更が行えるという特長を確保しつつ、既知の無
線通信ネットワークの主要な不都合を防止するものであ
る。さらに放射型ケーブルは各ステーション用のプラグ
を含まずケーブルはそれぞれの事務室を迂回せず廊下を
通過することができるため、その費用は従来の有線ネッ
トワークの敷設費用よりはるかに安価である。
【0012】望ましい一実施例によれば、それぞれのス
テーションは一定の長さのそれぞれのメッセージを送信
するための手段を含み、反復装置は、メッセージに対し
決められた時間に少なくとも等しい一定時間後、各メッ
セージを再送信するための手段を含み、それぞれのステ
ーションは、メッセージを送信した時、次に反復装置か
ら送られてくるメッセージと送ったメッセージとを比較
し、比較によりこれらメッセージが同一であると結論さ
れなかった場合、準不定な時間の経過の後このメッセー
ジを送信するための手段を含む。
【0013】このような特徴をもつネットワークによ
り、メッセージを送信したそれぞれのステーションに対
し、他のメッセージとの衝突がないかどうかまた通信エ
ラーがないかどうかを確認することが可能となる。した
がって、既知の型の無線通信ローカルエリアネットワー
クにおいて使用されているプロトコルよりもはるかに高
い通信速度を可能にする、受領メッセージのないプロト
コルを使用することができる。
【0014】他方、同一のステーションによって送信さ
れた2つのメッセージ間に設けられた空き時間により、
反復装置により各メッセージの再送信することが可能で
あるばかりでなく、再送信されたそれぞれのメッセージ
に、ステーションの少なくとも1つの無線送受信インタ
フェースを制御するための二進情報を付加することも可
能となる。
【0015】望ましい一実施例によれば、本発明による
ネットワークは、反復装置が再送信されたそれぞれのメ
ッセージに少なくとも1つのステーションを制御するた
めの二進情報を付加するための手段を含み、それぞれの
ステーションが、反復装置によって再送信されるメッセ
ージに付加されている制御二進情報を受信するための手
段を含むことを特徴とする。
【0016】別の特徴によれば、反復装置はさらに、ス
テーションに向けて自発的にネットワーク管理メッセー
ジを送信するための手段を含み、それぞれのステーショ
ンが、そのステーションに向けて送られるメッセージ内
に含まれている指示を実行するための手段を含む。
【0017】このような特徴をもつネットワークによ
り、反復装置は、とくにそれぞれのステーションの送信
出力調整を行うのを可能にする制御用メッセージを送出
することが可能となる。
【0018】別の望ましい実施例によれば、それぞれの
ステーションは、可変出力であって反復装置がそれぞれ
のステーションに向けて発する制御メッセージによって
制御される出力を送信するための手段を含み、反復装置
は送信機とこのステーション間の通信について一定の質
を得られるように、この出力を定める手段を含む。
【0019】このような特徴をもつネットワークによ
り、それぞれのステーションによって発せられる出力を
最適化することができ、その結果、一定の質の通信を確
保しつつ近傍の複数のネットワーク間の干渉を最小化す
ることが可能となる。
【0020】特定の一実施例によれば、本発明によるネ
ットワークは、反復装置がさらに、少なくとも一つの有
線ローカルエリアネットワークに反復装置を接続するた
めの手段であって、ステーションによって送信された無
線メッセージの少なくとも一部を、有線ローカルエリア
ネットワークに対応したフォーマットにより同ネットワ
ークに送信し、有線ネットワークからのメッセージを放
射状ケーブルに再送信する手段を含むことを特徴とす
る。
【0021】このような特徴をもつネットワークによ
り、1つが無線通信ステーションで構成され他の1つが
有線通信ステーションで構成される少なくとも2つのサ
ブネットワーク同士で通信させることができる。有線通
信ステーションは、IEEE802.3規格で標準化さ
れ、ETHERNETという商品名で知られているよう
な従来のプロトコルを使用することができる。
【0022】本発明によれば、近傍の無線通信ネットワ
ークによって送信されるメッセージは様々な手段により
区別することが可能である。第一の手段はメッセージを
それぞれ異なる周波数帯にて送信することである。別の
実施様態によれば、本発明によるネットワークは−反復
装置が、それぞれのメッセージにそのネットワークに固
有の二進語を付加するための手段を含むこと、および−
全てのステーションが、受信したそれぞれのメッセージ
の中からその二進語を検出し該ステーションが所属する
ネットワークに固有の二進語を含むメッセージのみを考
慮するための手段を含むことを特徴とする。
【0023】このような特徴をもつネットワークによ
り、あるネットワークのあるステーションが、近傍にあ
って同一周波数帯にて送信している別のネットワークか
らのメッセージを考慮に入れるのを未然に防ぐことがで
きる。もちろんこの特徴は、2つのネットワークによっ
て送信されたメッセージ間の衝突を防止するものではな
いが、そのような衝突は同一ネットワークに所属する2
つのステーション間の衝突解決のための通常の機構によ
り解決される。
【0024】本発明によるネットワークの実施例に関す
る下記の説明および添付の図面から、本発明がよりよく
理解されその他の特徴が明らかになるだろう。
【0025】
【実施例】図1は、既知の型の無線通信ローカルエリア
ネットワークの一例を示す一覧図である。社屋IにはS
1〜S5の5台のステーションが各所に分散されてい
る。各ステーションはそれぞれ、例えば1つの端子と、
ステーションが他のどのステーションとでも交信ができ
るようにする、アンテナを装備した無線送受信インタフ
ェースとを含む。点線はステーションによりステーショ
ン間に確立され得る無線接続を表す。この例において
は、ステーションの位置により無線接続の長さが著しく
異なるように思われる。例えばステーションS1によっ
て送信されるメッセージは、近くにあるステーションS
2によって受信される時の方が遠くにあるステーション
S5によって受信される時よりも振幅がはるかに大き
い。また、例えばステーションS1とステーションS2
のように直接見渡せるステーションもある。他方、その
他のステーションは例えばステーションS1およびS5
のように、仕切や壁を通して交信する。その結果、それ
ぞれのステーションによって受信される信号の振幅につ
いては大きな差異が生じる。
【0026】図2は、社屋Iと同一の社屋I’の場合で
あって前記ネットワークにおける位置とそれぞれ同じ位
置にあるステーションS1〜S5をもつ、本発明による
無線通信ローカルエリアネットワークの実施様態の一例
を示す一覧図である。ネットワークは、例えば天井に固
定されるか床に平行に仕切上に固定され、全ての部屋を
通る放射型ケーブルCRを含む。この放射型ケーブルC
Rはおおむね半分の長さのところに位置する点で反復装
置Rからの入力をうける。放射型ケーブルCRは交互に
送信および受信において使用される。
【0027】S1〜S5の各ステーションは、放射型ケ
ーブルCRが全ての部屋を通過するため常に同ケーブル
からあまり離れていないところに位置するアンテナを備
えた、同一の無線送受信インタフェースを含む。ステー
ションは多くの場合放射型ケーブルCRから直接見渡せ
る。あるステーションがメッセージをもつ無線信号を送
信すると、この信号は放射型ケーブルCRによって受信
されついで反復装置Rに送られる。反復装置はこのメッ
セージの終了まで待機し、ついで放射型ケーブルCRに
よってもたらされた別の無線信号を変調して同メッセー
ジを再送信する。
【0028】ケーブルCRに沿って無線信号が伝播する
ことにより同信号の減衰が生じるが、この減衰は完全に
一定でその値を求めることが可能である。したがってス
テーションはステーション間直接送信の場合よりもはる
かに一定な振幅の無線信号を受信することになる。
【0029】図3は、本発明によるネットワークの上記
実施例におけるメッセージの送信プロトコルを示すタイ
ミングチャートである。同図はとくに、あるメッセージ
を受信したステーションが、同メッセージと、同じ瞬間
に同一の周波数帯において別のステーションによって送
信されたメッセージとの間の衝突を検出する場合を示し
ている。線S1eは、例えばステーションS1のように
同一のステーションによる、相次ぐ2つのメッセージM
1、M2の送信を示している。これらメッセージのそれ
ぞれは例えば2.675μsというように一定の長さD
をもっている。相次いでいるが内容の異なる2つのメッ
セージの冒頭部分間の時間の間隔は一定の時間P=8μ
sとなっている。ステーションによって送信されたメッ
セージは全て、例えばメッセージ送信ステーションのタ
ーミナルによってもたらされた80ビットのデータおよ
び同ステーションの無線送受信インタフェースによって
もたらされた16ビットのサービスビットを含む。この
サービスビットはステーションの無線送受信インタフェ
ースおよび反復装置が、とくに −メッセージの送信方向(反復装置に向けてまたは反復
装置から) −メッセージの種類(データ送信メッセージ、制御メッ
セージ) −同メッセージを送信するステーションまたは反復装置
が所属するネットワークの区別 を知らせるのに使用される。
【0030】線Rrは、ステーションS1と反復装置R
との間の放射型ケーブルCRを通る経路での伝播に対応
する時間d1の後、反復装置Rによってなされるメッセ
ージM1の受信を示している。
【0031】線Reは、反復装置RによるメッセージM
1の再送信を示している。反復装置Rは同メッセージM
1の一定の長さDと等しい時間の後、メッセージM1’
のかたちでメッセージM1を再送信する。反復装置はま
た、メッセージM1内のサービスビットの内容を変更す
る。少なくとも1つのサービスビットが、ステーション
S1から直接送信されるメッセージM1に対しメッセー
ジM1’を区別する機能をもつ。
【0032】線S1rはメッセージM1と同じ瞬間に送
信された別メッセージとの衝突を示している。メッセー
ジM1を送信したステーションS1は、エラー、とくに
ある別のステーションによって送信されつつある別のメ
ッセージとの干渉によるエラー無しにメッセージM1が
再送信されたとの確認を行うため、反復装置Rによって
送信されたメッセージM1’が来るのを待つ。この例に
おいてはステーションS1は伝播時間D1後にメッセー
ジを受信するが、これは同ステーションが前に送信した
メッセージM1とは同一ではない妨害を受けたメッセー
ジMPである。するとステーションS1は、予定されて
いる次のメッセージM2の送信を延期することと、ネッ
トワークが休止状態に戻れるよう8μsを超える任意の
待機時間の経過後メッセージM1を再送信することを決
定する。反復装置Rによって再送信されたメッセージM
1’は、図示されていない反復装置Rと送信先ステーシ
ョンの間の伝播時間d5の後、送信先ステーションによ
って最終的に受信される。
【0033】同一のステーションS1によってなされる
2つの異なるメッセージM1、M2の送信間の間隔P、
8μsは、伝播時間d1およびd5の最大値を考慮に入
れて、送信先ステーションによるメッセージM1’が完
全に受信されるのに必要な時間2d1+d5の和より大
きい値が選択された事について留意すべきである。例え
ば50mの距離に対応する伝播時間の最大値が250n
sであるとすると、この例における伝播時間の合計は最
大で1μsに等しいが、これにメッセージM1’の継続
時間D=2.675μsを加える必要がある。したがっ
てこの例においては、メッセージの送信および受信の総
時間は最大で3.675μsとなる。したがってこの時
間は、相次ぐ2つのメッセージ間に設定されている間隔
P=8μsをはるかに下回っている。
【0034】例えばM1、M2等の各メッセージが80
ビットの有効ビットを含んでいるとした場合、P=8μ
sの間隔により10Mb/sの速度が可能となり、これ
は既知の型の無線通信ローカルエリアネットワークによ
ってもたらされる2Mb/sの速度をはるかに上回って
いる。
【0035】ある実施例によれば、反復装置Rは再送信
されるそれぞれのメッセージに、同メッセージの送信先
ステーションの無線送受信インタフェースを制御するた
めの複数のビットを付加することができる。送信先ステ
ーションの無線送受信インタフェースは自分自身のアド
レスを認識し、ステーションにメッセージを送信し、メ
ッセージに付加されているビット内に含まれている命令
を実行する。別の実施様態によれば、あるメッセージに
付加されるビットは、その付加ビットの送信先ステーシ
ョンを指定するアドレスを含む。このステーションはメ
ッセージの送信先ステーションとは異なるステーション
であってもよく、またこのメッセージの送信先ステーシ
ョンはメッセージ内に含まれている別のアドレスによっ
て指定される。
【0036】ある変形例によれば、反復装置Rは自己の
発意により、ステーションの無線送受信インタフェース
に向けてネットワーク制御メッセージを送信することが
できる。反復装置Rによって送信されるある制御メッセ
ージには、例えば、ある命令およびステーションのアド
レスとなる80ビットおよびそれが反復装置からのメッ
セージであることを示す1ビットを含めることができ
る。反復装置Rは制御メッセージまたは再送信メッセー
ジに付加される追加ビットによりとくに、それぞれのス
テーションの無線送受信インタフェースの送信出力を制
御することができ、その結果反復装置と同ステーション
間の通信について一定の質を得られる。ステーションか
ら反復装置への方向の場合、たとえば、反復装置によっ
て受信される信号について一定の振幅を規定することに
よりこの質を決定することができる。反復装置からステ
ーションへの方向の場合、反復装置Rの無線送受信イン
タフェースの制御を容易にするため、全てのステーショ
ンに対し送信出力が一定であってもよい。
【0037】反復装置は、再送信されるメッセージに付
加される追加ビットのうち、想定されるネットワークに
固有な二進語を付加することができる。するとそれぞれ
のステーションは、同ステーションのアドレス、メッセ
ージが反復装置によって再送信されたことを示すビッ
ト、同ステーションが所属するネットワークに固有な二
進語を含むメッセージのみを考慮する。この二進語によ
り、想定されたネットワークのあるステーションが、同
一周波数帯にて送信している、隣にある別のネットワー
クの反復装置によって送信されるメッセージを誤って考
慮に入れるのを未然に防ぐことができる。
【0038】好ましい一実施例によれば、本発明による
ネットワークの反復装置および全てのステーションは、
周波数帯全体に送信スペクトルを割り当てる第一の方法
により搬送波を変調して、例えば2.4GHzから2.
5GHzの幅の同一周波数帯において送信を行う。この
方法はダイレクトシーケンス式とすることもシーケンス
ジャンプ式とすることもできる。望ましい実施様態によ
れば、搬送波は相関器を用いてダイレクトシーケンスに
より変調される。この相関器の望ましい実施様態によれ
ば、相関器は表面波装置を用いて実現されたアナログ相
関器である。
【0039】図4は、メッセージによって変調された搬
送波を発生するための無線送受信インタフェースを含む
主要な手段の一覧図である。
【0040】これらの手段は以下のものを含む。
【0041】−ビット期間TBをもつ一連の二進値Eを
受信し、後述する符号化の法則にしたがいこの一連の値
を一連のパルスTCに変換するエンコーダCM −パルスによる励起をうけた時、ガウス形包絡線と時間
Tとをもつ高周波信号を発する従来のフィルタであっ
て、エンコーダCMの出力部に接続された入力部を含
み、さらに、エンコーダCMから出される信号TCによ
り振幅が0−1信号に変調される高周波信号TFを発す
る出力部を含む、出力表面波回路OS −下記のもので構成されるシーケンス発生器CO −回路OSの出力部に接続された入力部、およびTに等
しいピッチをもつ11点の遅延値をもたらす11点の出
力部をもつ遅延ラインLR −遅延ラインLRの11点の出力部によってもたらされ
る信号をそれぞれ、0°または180°の移相を生じさ
せるのと等しい係数+1またはー1により増幅させるこ
とを可能にする11点の装置M1〜M11 −それぞれが11点の装置M1〜M11のそれぞれの出
力部に接続された11点の入力部と、二進値Eの列によ
り変調される高周波信号Sをもたらす出力部1点とをも
つ装置AD 係数+1またはー1の連続列はバーカーと呼称されるシ
ーケンスによって構成される。
【0042】このようなシーケンスは、フィルタがこの
シーケンスに対応する係数を検出した時、非常に顕著な
相関ピークをもたらす特性があることで知られている。
この例においては、使用ベーカーシーケンスは、1、−
1、1、1、−1、1、1、1、−1、−1、−1とな
るような11個の係数を含む。
【0043】11または13個の係数をもつ他の幾つか
のバーカーシーケンスもあり、これらも使用することが
できる。
【0044】回路OSによって発せられる高周波信号T
Fの各群は、遅延時間を次第に増大させながら遅延回路
LRの11点の出力部により再現され、装置M1〜M1
1を用いた0°から180°に飛躍する変調により相に
変調される。装置ADは、このようにして変調された信
号群の加算を行う。
【0045】回路OSからもたらされバーカーシーケン
ス発生装置CO内を循環する波形は信号TCの極性に依
存し、したがって信号Sは数値Eの列に依存する。
【0046】エンコーダCMは二進値Eの列を周期TB
で一連の偶数列ビットに分断し、周期TB/2で一連の
奇数列ビットに分断する。これら列のそれぞれにおいて
1の状態にある連続する2つのビットから、極性が反対
で継続時間の短い2つのパルスTCが時間TBの前に発
生するという現象が生じる。0の状態はパルスがない状
態となる。偶数列および奇数列ビットに対応する2つの
パルス列は交錯され、周期TBの符号化パルス列を構成
する。
【0047】遅延ラインLRのピッチの時間Tは送信す
るビットの継続時間TBに等しいものが選択されている
ことについて留意する必要がある。
【0048】図5は、エンコーダCMの入力部に印加さ
れる時間TBの唯一1つのパルスについて、回路OSに
より発生装置COにもたらされる信号TFのオシログラ
ムである。これは遅延ラインLRによってもたらされる
遅延時間のピッチTと等しい時間をもつガウス曲線によ
り振幅を変調された高周波数正弦波信号である。
【0049】図6は、シーケンス発生装置COの出力部
によってもたらされる信号Sの時系列グラフである。こ
れは遅延ラインLRによってもたらされる遅延時間のピ
ッチTと等しい時間をもつガウス曲線により振幅を11
回連続して変調された高周波数正弦波信号である。この
信号はまた、信号の値が無い時に発生する180°の飛
躍によっても振幅が変調される。このようにして変調さ
れた高周波信号は、同変調信号上で相関のピークが容易
に得られるため、搬送波の回収も送信ビットのクロック
の回収も必要とせずに復調が可能である。さらにこの変
調信号は広い周波数帯振り割られたスペクトルをもち、
それによりスペクトル割り振り無線通信の利点、とくに
混信の軽減という利点の恩恵にあずかることが可能とな
る。
【0050】上述の変調方法は、変調に使用される発生
装置COに適合させた相関器を用いることによりきわめ
て簡単に変調が行えるという利点を提供する。
【0051】図7は、発生装置COに適合させた相関器
の入力部に図6に示された信号が印加された時に、同相
関器の出力部によってもたらされる信号Dのグラフであ
る。相関器の出力部は11Tに等しい時間の経過の後、
Tより短い継続時間の短列高周波信号から成る相関のピ
ークをもたらすが、0ないし10Tおよび12Tないし
22Tの間隔の期間中は、相関のピークを11という値
にするとすればその1/11に等しい微小な振幅列しか
もたらさない。したがって、1ビットのみで構成される
メッセージを送信するため、あるバーカーシーケンスに
よって変調された高周波信号を検出することが可能であ
る。
【0052】図8は、複数のビットを含むメッセージの
送信の各段階を示すタイミングチャートである。
【0053】たとえば、エンコーダCMのによる符号化
の後、+1の数値をもち数値0への回帰により分断され
る、それぞれの値の持続時間がTcの2つのパルスによ
って表わされるメッセージを考えることにする。図8の
線aはエンコーダCMの出力部によってもたらされ、し
たがって+1、0、+1の値をとる信号TCを示す。
【0054】線bは回路OSの出力部における信号TF
を示す。この信号は2連の高周波信号で構成され、各連
はガウス曲線により振幅変調され、両者がおなじ持続時
間Tcをもつ。連は時間Tcの期間数値0に回帰するこ
とにより分割される。
【0055】線cは発生装置COの出力部における信号
Sを示す。この信号Sは、振幅および位相変調され総持
続時間が13xTcに等しい、9連の高周波信号で構成
される。
【0056】線dは、適合化された相関器の出力部によ
ってもたらされ、ステーションによって送信された信号
Sを検出するために反復装置Rによって使用される信号
Dを示す。この例においては信号Dは微小な振幅の1連
の高周波を含み、ついで、振幅が大きく総持続時間が1
3xTcに等しい2連の高周波信号を含む。
【0057】線eは、包絡線を検出しついでこの包絡線
を固定しきい値と比較することにより信号Dから得られ
る二進信号Bを示す。信号Bは、持続時間Tcで、Lレ
ベルで時間Tcの間隔により分割される、Hレベルにあ
る2つのパルスを含む。このようにして得られた信号B
は、信号TCにより運ばれていた二進情報を再現する。
【0058】図9は、あるステーションたとえばステー
ションS1の一覧図であり、とくに同ステーションの無
線送受信インタフェースの送信部IREおよび受信部I
RRの一覧図である。このステーションはさらに、規格
IEEE802.3に準拠したプロトコルの使用を可能
にするカップラで、搬送波検出型および衝突検出型ロー
カルエリアネットワークを構成するため通常バスに接続
されるカップラCEを装備した情報機器Mを含む。この
時、このカップラCEは、インタフェースの送信部IR
Eの2つの入力部HEおよびTDに接続される2つの出
力部と、インタフェースの受信部IRRの2つの出力部
HRおよびRDに接続される2つの入力部とを含む。
【0059】一実施例によれば、カップラCEはとく
に、メッセージ内ステーションアドレスを認識する機能
をもつ。したがってステーションの無線送受信インタフ
ェースは、送信先ステーションのアドレスの仕分けを行
わずとも、反復装置によって送信されたメッセージを全
てステーションに送信することができる。カップラCE
の作動は、有衝突の検出はステーションによりメッセー
ジが送信される瞬間に行われるのではなく、反復装置に
よりこのメッセージが再送信される瞬間に行われ、衝突
の検出は、ステーションにより送信されたのを受け反復
装置により送信されたメッセージが完全無欠であるか検
査するため、線ネットワークに接続された従来のカップ
ラの作動とは若干異なっている。
【0060】二進信号の遷移部分に対応する連の持続時
間Tcは、ビット期間の長さTBに等しいものを選択す
る。変調および復調相関器の遅延ラインのピッチTはビ
ットTB期間に等しいものを選択する。例えばTB=2
5ns=Tcである。この例においては、それぞれが2
5nsの持続時間をもち25nsの周期をもつ一連の信
号を相関器に供給することにより、25ns毎の遷移部
分をともなう二進列が送信されるが、この相関器の遅延
ライン内での伝播時間は11X25nsに等しい。した
がって80ビットの送信を行うには2000+275n
sの時間を必要とする。ここで275nsはシーケンス
発生装置の遅延ラインのクリア時間に相当する。したが
って合計時間は2275nsであるが、これに単位時間
が25nsのサービスビットを16ビット、すなわち4
00ns加えるのが望ましい。したがってメッセージの
合計時間は2675nsとなる。このような通信が8m
s毎に繰り返される。
【0061】送信部IREは以下のものを含む。
【0062】−入力部HEに接続された入力部をもつシ
ーケンサ2 −メッセージをもたらす入力端子TDに接続された入力
部をもつ、先入先出型バッファメモリ3 −バッファメモリ3の1つの出力部に接続された入力部
をもつ、循環冗長コード演算装置4 −装置4の1つの出力部に接続された入力部をもつ、例
えばマンチェスタ型の符号化装置5 −包絡線が継続時間T=25nSのガウス形であって周
波数が320MHzである高周波信号を発する従来のフ
ィルタで構成され、装置5の1つの出力部に接続された
入力部をもつ、表面波回路7 −回路7の出力部に接続された入力部をもつ、11ビッ
トバーカーシーケンス発生装置8 −発生装置8の出力部に接続された入力部をもつアンプ
9 −アンプ9の出力部に接続された入力部をもつ、250
ないし400MHzの周波数をろ波させる帯域フィルタ
10 −2.1GHz固定周波数をもつオシレータ11 −フィルタ10の出力部に接続された入力部と、オシレ
ータ11の出力部に接続された入力部とをもつ、2.4
5GHzの周波数前後で変調された信号を移調するため
の混合器12 −混合器12の1つの出力部に接続された入力部と、受
信部IRRの1つの出力部に接続されたゲイン制御入力
部とをもつアンプ13 −アンプ13の出力部に接続された入力部と、交互に送
信と受信に使用されるアンテナAに接続された入力部と
をもつ、2.4ないし2.5GHzの周波数をろ波させ
る帯域フィルタ14 シーケンサ2は、カップラCEにより入力部HEにもた
らされるクロックの周期によるバッファメモリ3ならび
に装置4および5の作動を、入力部TDにもたらされる
二進データの周期に同期させるため、図示されていない
接続により、これらバッファメモリならびに装置に接続
されている。
【0063】受信部IRRは以下のものを含む。
【0064】−アンテナAに接続された入力部をもち、
送信部IREの送信による過電圧から受信部IRRを防
護するための、防護装置22 −防護装置22の1つの出力部に接続された入力部をも
つ、2.4ないし2.5GHzの周波数をろ波させる帯
域フィルタ23 −フィルタ23の1つの出力部に接続された入力部をも
つアンプ24 −2.1GHz固定周波数と一定振幅をもつオシレータ
25 −アンプ24の1つの出力部に接続された入力部と、オ
シレータ25の出力部に接続された入力部とをもつ、受
信信号を移調するための混合器26 −混合器26の1つの出力部に接続された入力部をも
つ、250ないし400MHzの周波数をろ波させる帯
域フィルタ27 −フィルタ27の出力部に接続された入力部をもつアナ
ログ相関器28 −アナログ相関器28の1つの出力部に接続された入力
部をもつ振幅検出装置29 −相関器28の出力部によってもたらされる相関のピー
クの包絡線を示す信号を再現するため40MHzに制限
されたろ波帯をもつ低域ろ波フィルタ30 −低域ろ波フィルタ30の1つの出力部に接続された入
力部をもつアンプ31 −アンプ31の1つの出力部に接続された入力部をも
ち、アンプ31によってもたらされた信号を整形する機
能をもつコンパレータ32 −コンパレータ32の1つの出力部に接続された入力部
をもち、同出力部によってもたらされたアナログ信号
を、クロック信号によって決められたタイミングにて、
サンプリングするためのフリップフロップ回路33 −フリップフロップ回路33の出力部に接続された入力
部をもつ、循環冗長コード演算装置34 −フリップフロップ回路33の出力部に接続された入力
部をもつ、先入先出型バッファメモリ35 −装置34の1つの出力部に接続された入力部と、バッ
ファメモリ35の出力部に接続された入力部と、受信部
IRRの出力部を構成する出力端子RDに接続された出
力部と、送信部IRE内のアンプ13のゲイン制御入力
部に接続された出力部とをもつプロセッサ37 −クロック信号をもたらすため、図示されていない接続
により、相関器28、装置33ないし35およびプロセ
ッサ37に接続され、かつカップラCEにクロック信号
をもたらすため出力端子HRに接続されているシーケン
サ21 プロセッサ37は、シーケンサ21によって決められる
周期で、メッセージを構成する一連の二進データを出力
部RDにもたらす。シーケンサ21は同時に同じ周期で
クロック信号を出力部HRにもたらす。
【0065】発生装置8および相関器28は、本例では
11ビットを含む同一のバーカーシーケンスのために設
計されたものであるので、これを採用する。これらは表
面波アナログ相関器である。これらはそれぞれ、電極を
その上に配置した圧電基板から成る。遅延回路のそれぞ
れの出力部は1つの電極から成り、それぞれの遅延は連
続する2つの電極間の伝播時間によって構成される。そ
れぞれの電極の幾何特性により、その電極によって受け
取られる信号の位相および振幅が決定される。それぞれ
の電極は、想定する電極により0°または180°の位
相差を得るようにされる。11個の電極によってそれぞ
れ受け取られる11点の信号の加算は、同一の出力部に
電極を接続するという簡単な方法で行われる。
【0066】このアナログによる実施例は、搬送波もビ
ット周期も回収する必要がなく、また変調に使用される
相関器は復調に使用される相関器と同一であるため、き
わめて簡単である。オシレータ11および混合器12に
よる周波数変換により、800MHz未満の周波数で相
関器8を作動させることが可能となる。同様に、オシレ
ータ25および混合器26による周波数変換により、8
00MHz未満の周波数で相関器28を作動させること
が可能となる。
【0067】プロセッサ37は受信部に、ある処理能力
を提供する。プロセッサは、メッセージが反復装置Rを
経由したことを示すビットを含むことを確認した後メモ
リ35がもたらすそれぞれのメッセージを、出力端子R
Dに再送信する。
【0068】プロセッサ37はそれぞれのメッセージ
に、装置34がエラーを検出したかしなかったかを示す
フラグを付加する。受信メッセージ内のステーションの
アドレスを認識し、装置34が例えば衝突によるエラー
を検出した場合受信メッセージの繰り返しを要求する働
きをするのはカップラCEである。実施の変型によれば
これらの機能は、適当なプログラムを用いることによ
り、無線送受信インタフェースのプロセッサ37によっ
ても行うことができる。
【0069】最後に、プロセッサ37は、ステーション
によって送信されたメッセージに反復装置Rにより付加
された制御ビットを解釈し、反復装置Rによって送信さ
れた純粋に制御用のメッセージを解釈する機能をもつ。
制御機能とは、アンプ13によって発せられた出力を制
御しそのゲインを調整して反復装置が上記ステーション
のメッセージを一定の質で受け取るようにすることであ
る。反復装置の受信装置はこのようにして低いダイナミ
クスすなわち最適な条件下で作動する。
【0070】独立はしているが同一の周波数帯を使用す
る複数のローカルエリアネットワークを、同一の社屋内
に共存させる際には、11ビットまたは13ビットを含
むバーカーシーケンスは種々のものがあるため、ネット
ワークのそれぞれについて異なったバーカーシーケンス
を使用することが可能である。ただしこの方法は、各相
関器の電極が使用されるバーカーシーケンスによって異
なる幾何学特性をもつためネットワークのそれぞれに対
し異なったアナログ相関器を設ける必要があるという欠
点がある。
【0071】別の望ましい使用可能な方法は、メッセー
ジの送信先ステーションのアドレスに加え、同メッセー
ジの送信先ステーションが所属するネットワークを指定
するアドレスを送信するというものである。このネット
ワークアドレスは、無線送受信インタフェースの送信部
IREによってメッセージが送信される度毎に、制御ビ
ット発生装置によりメッセージに付加することができ
る。このビット発生装置はインタフェースの送信部IR
Eのメモリ3の入力部に接続することができる。ネット
ワークアドレスは受信部IRRのプロセッサ37により
認識される。プロセッサは自己の所属するネットワーク
が同一のものであることを認識した場合のみ、出力端子
RDにメッセージを再送信する。
【0072】前述の実施例はアナログ相関器を使用する
ことにより簡便であるという利点がある。さらに複雑な
変形例では、スペクトルの割り振りを可能にするデジタ
ル相関器あるいは既知の型の別の種類の変調装置を含む
ことができる。
【0073】図10は、反復装置Rの一覧図である。反
復装置はプロセッサPRと、ステーションに関し先述し
た部分IREに類似した送信部IRE’およびステーシ
ョンに関し先述した部分IRRに類似した受信部IR
R’を含む無線送受信インタフェースとを含む。送信部
IRE’および受信部IRR’はそれぞれ、放射型ケー
ブルCRに接続された1つの出力部と1つの入力部をも
つ。送信部IRE’は、プロセッサPRの2つの出力部
に接続された2つの入力部TD’およびHE’をもつ。
受信部IRR’は、プロセッサPRの2つの入力部に接
続された2つの出力部HR’およびRRD’をもつ。
【0074】受信部IRR’は、任意のステーションに
向けられたメッセージを受信する時、このメッセージを
構成する一連の二進値を出力部DR’にもたらし、対応
するクロック信号を出力部HR’にもたらす。プロセッ
サPRは、メッセージに関し決められた時間中、内部バ
ッファメモリにこのメッセージを格納する。この時間が
終了すると、受信中のメッセージは終了し、したがって
再送信することができる。プロセッサPRはこのメッセ
ージを送信部IRE’の入力部TD’にもたらし、同時
にクロック信号を入力部HE’にもたらす。プロセッサ
PRはこのメッセージに、メッセージが反復装置によっ
て再送信されたことを示す追加ビットBを付加する。さ
らに場合によっては、メッセージの送信先であるステー
ションの無線インタフェースを制御するため、他の追加
ビットが付加されることがある。さらに、プロセッサP
Rは自己の発意により、ステーションに向けて制御メッ
セージを送信することができる。
【0075】図11は、ステーションS1ないしS5で
構成される1つの無線通信サブネットワークと、ステー
ションS6ないしS10で構成される1つの有線通信サ
ブネットワークとを含む、本発明によるネットワークの
別の実施例の一覧図である。ネットワークは、一方で放
射型ケーブルCRに接続され他方でバスBに接続される
反復装置R’を含む。
【0076】図12は、この変形例において使用される
反復装置R’の一覧図である。反復装置R’は図9に示
し先述した反復装置Rと同じ要素を含む他、さらに、一
方でバスBに接続され他方で先述したプロセッサPRに
接続されるカップラCを含む。例えば有線サブネットワ
ークは規格IEEE802.3に準拠したプロトコルを
使用しカップラCはこのプロトコルを適用する。反復装
置R’は有線サブネットワークにより、ステーションS
1ないしS5に向けて送られたメッセージを受け入れる
カップラCを含む特別なステーションとしてとらえら
れ、メッセージが放射型ケーブルCRに送信されるよう
同メッセージをプロセッサPRに再送信する。また逆
に、放射型ケーブルCRにて受信されプロセッサPRを
経由するメッセージは、送信先ステーションが有線サブ
ネットワークのステーションS6ないしS10のうちの
いずれかであるかどうか判断するため、カップラCにも
たらされる。もしそうであれば、このメッセージはカッ
プラCによりバスBに再送信される。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による無線通信ローカルエリアネット
ワークの一例を示す一覧図である。
【図2】本発明による無線通信ローカルエリアネットワ
ークの一例を示す一覧図である。
【図3】本発明によるネットワークのこの実施例におけ
るメッセージの送信を示すタイミングチャートである。
【図4】該実施例における搬送波へメッセージを送信す
るのに使用される主要な手段を示す一覧図である。
【図5】該主要手段の動作を示すオシログラムである。
【図6】該主要手段の動作を示すオシログラムである。
【図7】該主要手段の動作を示すオシログラムである。
【図8】該主要手段によって送信された信号の検出を示
すオシログラムである。
【図9】該実施例のステーションの一覧図である。
【図10】該実施例の反復装置の一覧図である。
【図11】1つの無線通信サブネットワークと1つの有
線通信サブネットワークを含む、本発明によるもう一つ
の実施例の一覧図である。
【図12】前記実施例において使用される反復装置の一
覧図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユク・ブリニヨル フランス国、75015・パリ、リユ・サン・ シヤルル、152 (72)発明者 フローロンス・クリスチアン フランス国、75017・パリ、リユ・ソフフ ロワ、17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが無線メッセージを送受信する
    ための手段(IRR、IRE)を含む複数のステーショ
    ン(S1、...S4)を含む無線通信ローカルエリア
    ネットワークであって、 一つのステーションから発信されたそれぞれのメッセー
    ジを再送信するための反復装置(R)を含み、該反復装
    置は全てのステーションの近傍を通過する放射型ケーブ
    ル(CR)に接続されており、 それぞれのステーションがそのステーションに向けて送
    られ反復装置により再送信されたメッセージのみを処理
    するための手段(37)を含むことを特徴とする、無線
    通信ローカルエリアネットワーク。
  2. 【請求項2】 それぞれのステーションが、一定の長さ
    (D)のそれぞれのメッセージを送信するための手段
    (2)を含み、 反復装置(R)が、メッセージに対し決められた時間
    (D)に少なくとも等しい一定時間後、各メッセージを
    再送信するための手段(PR)を含み、 それぞれのステーションがメッセージを送信した時、次
    に反復装置から送られてくるメッセージと送ったメッセ
    ージとを比較し、比較によりこれらメッセージが同一で
    ないと結論された場合、準不定な時間の経過の後このメ
    ッセージを送信するための手段(CE)を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載のネットワーク。
  3. 【請求項3】 反復装置(R)が、再送信されたそれぞ
    れのメッセージに少なくとも1つのステーションを制御
    するための二進情報を付加するための手段を含み、 それぞれのステーションが、反復装置によって再送信さ
    れるメッセージに付加されている制御二進情報を受信す
    るための手段(37)を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のネットワーク。
  4. 【請求項4】 反復装置(R)がさらに、ステーション
    に向けて自発的にネットワーク管理メッセージを送信す
    るための手段を含み、 それぞれのステーションが、そのステーションに向けて
    送られるメッセージ内に含まれている指示を実行するた
    めの手段(37)を含むことを特徴とする、請求項1に
    記載のネットワーク。
  5. 【請求項5】 それぞれのステーションが、可変出力で
    あって反復装置がそれぞれのステーションに向けて発す
    る制御メッセージによって制御される出力を発信するた
    めの手段を含み、 反復装置が、反復装置と該ステーション間の通信につい
    て一定の質を得られるよう、この出力を定めるための手
    段(P)を含むことを特徴とする、請求項4に記載のネ
    ットワーク。
  6. 【請求項6】 反復装置(R’)がさらに、少なくとも
    一つの並列ローカルエリアネットワーク(B、S6ない
    しS10)に反復装置を接続するための手段(C)であ
    って、ステーション(S1ないしS5)によって送信さ
    れた無線メッセージの少なくとも一部を、並列ローカル
    エリアネットワークネットワークに対応したフォーマッ
    トにより同ネットワークに送信し、並列ネットワークか
    らのメッセージを放射状ケーブル(CR)に再送信する
    手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載のネット
    ワーク。
  7. 【請求項7】 反復装置が、それぞれのメッセージに該
    ネットワークに固有な二進語を付加するための手段(P
    R)を含み、 全てのステーションが、受信したそれぞれのメッセージ
    の中から該二進語を検出し該ステーションが所属するネ
    ットワークに固有の二進語を含むメッセージのみを考慮
    するための手段(37)を含むことを特徴とする、請求
    項3に記載のネットワーク。
  8. 【請求項8】 反復装置が同一周波数帯でステーション
    のメッセージを交互に受信および発信するが、再送信す
    るそれぞれのメッセージにはそのメッセージが反復装置
    によって中継されたことを示す少なくとも一つの情報を
    付加し、 それぞれのステーションが、メッセージが反復装置によ
    って中継されたことを示す一つの情報を含むメッセージ
    のみを考慮するための手段(37)を含むことを特徴と
    する、請求項1に記載のネットワーク。
  9. 【請求項9】 反復装置および全てのステーションが、
    スペクトル割り振り方法を利用して上記周波数帯全域で
    送信するための手段(6ないし14)を含むことを特徴
    とする、請求項7に記載のネットワーク。
  10. 【請求項10】 反復装置およびステーションが、 送信用として一定時間継続しガウス波形振幅変調をもつ
    一連の高周波信号の発信源(6)と、 発信源(6)によって発信された信号連を処理するバー
    カーシーケンス発生装置(8)と、 一定のビット期間および一定のビット数をもつ二進信号
    であって発信源(6)の制御を行う信号の形で送信され
    るメッセージを符号化する手段(1ないし4)とを含
    み、 受信用として加重係数が、送信用に使用されるベーカー
    シーケンスに適合したベーカーシーケンスを構成する二
    進値±1であるような相関器(28)と、 相関器(28)によってもたらされた信号から受信メッ
    セージを符号化するための手段(29ないし37)とを
    含むことを特徴とする、請求項9に記載のネットワー
    ク。
  11. 【請求項11】 送信用のバーカーシーケンス発生装置
    (8)と受信用の相関器(28)がそれぞれ、幾何学的
    特性が上記バーカーシーケンスの二進値に対応している
    電極を含む表面波装置から構成されることを特徴とす
    る、請求項10に記載のネットワーク。
  12. 【請求項12】 それぞれのステーションが、そのステ
    ーションが発信するそれぞれのメッセージの中に少なく
    とも1つのエラー検出ビットを計算し挿入する手段
    (4)を含み、 そのステーションが受信するそれぞれのメッセージから
    1つのエラー検出ビットを計算し、同ビットを同メッセ
    ージに含まれているビットと比較し、比較によりこの最
    後のメッセージがエラーを含んでいることがわかった場
    合には、そのステーションに送られたメッセージの反復
    を要求するメッセージを送信する手段(34)を含むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のネットワーク。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか一項に記
    載のネットワーク用ステーション。
  14. 【請求項14】 請求項1から12のいずれか一項に記
    載のネットワーク用反復装置。
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