JPH0720220U - 研磨用工具の保持具 - Google Patents

研磨用工具の保持具

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JPH0720220U
JPH0720220U JP5730893U JP5730893U JPH0720220U JP H0720220 U JPH0720220 U JP H0720220U JP 5730893 U JP5730893 U JP 5730893U JP 5730893 U JP5730893 U JP 5730893U JP H0720220 U JPH0720220 U JP H0720220U
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JP
Japan
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main body
polishing
polished
end surface
fitting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5730893U
Other languages
English (en)
Inventor
保広 松岡
Original Assignee
保広 松岡
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Publication date
Application filed by 保広 松岡 filed Critical 保広 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練の有無に関係なく正確に研磨でき、しか
も研磨粉の周辺への飛散をなくし、作業者の健康を守と
もに、作業場が研磨粉で汚れたりすることをなくする。 【構成】 把持部を兼ねた筒形本体1(31)の周壁
に、板状の被研磨材2の端面2a側に対して嵌入可能な
嵌入部3を長手方向へ沿って形成し、上記嵌入部3を被
研磨材2の端面2a側に嵌入した際に該被研磨材2の端
面2aに当接する研磨用工具6を、上記嵌入部3の奥端
に位置させて挿脱可能に保持させ、本体1に研磨時に生
じた研磨粉を外部へ吸い出させるためのバキューム接続
口9を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種の板体、特に断熱壁材などとして使用されるプラスターボード の端面を研磨する際に用いられるヤスリ等の研磨用工具の保持具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えばプラスターボードにおいては、所要大きさに切断して使用され るが、その切断後の端面が粗雑に乱れていることが多く、そのため、このボード の使用にあたって、上記端面を研磨して平滑化させる必要があり、従来では、作 業者が研磨用工具としてのヤスリをそのまま手で把持して研磨しているのが通例 であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来では、プラスターボードの端面に対してヤスリをそのまま 手で把持して研磨しているので、平滑化には相当な熟練が必要となるばかりでな く、研磨時に生じた研磨粉がその付近に飛散し、これを作業者が吸い続けると、 人体の健康上にとって好ましくないので、防塵マスクなどを使用しなければなら ない上、作業場の床面が上記研磨粉で汚れて、研磨作業後の掃除などに多くの手 間を費やさなければならなかった。
【0004】 本考案は上記した従来の課題を解消するためになされたもので、正確な研磨が 行なえるのみならず、研磨粉の周辺への飛散をなくして作業者の健康を守り、か つ作業場の清掃も容易に行なえる研磨用工具の保持具を提供することを目的とし ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る研磨用工具の保持具は、把持部を 兼ねた筒形の本体の周壁に、板状の被研磨材の端面側に対して嵌入可能な嵌入部 を長手方向へ沿って形成し、上記嵌入部を被研磨材の端面側に嵌入させた際に該 被研磨材の端面に当接する研磨用工具を、上記嵌入部の奥端に位置させて上記本 体に挿脱可能に保持させるとともに、研磨時に生じた研磨粉を外部へ吸い出すた めのバキューム接続口を上記本体に設けたものである。
【0006】 上記本体の横断面形状は、略円形にすることが好ましい。
【0007】
【作用】
本考案によれば、プラスターボードのような被研磨材の端面側に本体側の嵌入 部を嵌入して該被研磨材の端面を研磨用工具に当接させた状態で、上記本体を手 で握持して長手方向へ往復移動操作することにより、本体側が移動操作時のガイ ドとなって、熟練を要することなく、研磨用工具を上記被研磨材の端面に沿って 直線的に移動させて、該端面が正確に研磨される。そして、このような研磨作業 に際して、バキューム接続口に、例えば電気掃除器などの吸入側ホースを接続し ておけば、上記研磨時に発生して本体内に生じる研磨粉が上記本体内から吸い出 され、作業箇所の周辺空間部に飛散することがなくなり、人体への害をなくし得 る上に、作業場の床面が研磨粉で汚されることもほとんどない。
【0008】 特に、上記本体の横断面形状を略円形に形成する場合は、これを把持した際の 手になじみやすく、研磨ための操作性が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にしたがって説明する。 図1および図2はそれぞれ本考案の一実施例による研磨用工具の保持具を示す 分解斜視図および使用時の横断面図である。
【0010】 図1および図2において、1は把持部を兼ねた本体であり、例えば合成樹脂の 押出成形あるいはアルミの引抜加工により、その横断面が略円筒形に成形されて いる。この本体1の周壁には、板状の被研磨材、例えばプラスターボード2の被 研磨用の端面2a側に嵌入可能な嵌入部3が長手方向へ沿って形成されていると もに、この嵌入部3の上部には、上記プラスターボード2の端面2a側への嵌入 状態で、該ボード2の上面2bに当接する水平状のガイド壁部4が長手方向へ沿 って一体形成されている。
【0011】 上記嵌入部3の奥端には、研磨用工具としてのヤスリ6を本体1の長手方向か ら挿脱可能に保持する溝条7A,7Bが形成されている。8は上記本体1の周壁 下部に固定されて嵌入部3の開口を被うように、プラスターボード2の下面2c に弾性的に当接する密閉シートであり、例えばゴムからなる。
【0012】 上記本体1の周壁には、プラスターボード2の端面2aが研磨された際に生じ る研磨粉を外部に吸い出させるバキューム接続口9が設けられており、このバキ ューム接続口9に、例えば電気掃除機10側の吸引ホース11が接続されるよう になっている。
【0013】 上記のような構成の研磨用工具の保持具においては、ヤスリ6を上記本体1の 溝条7A,7Bに挿入・保持させることで、研磨用工具が組み立てられる。 そして、プラスターボード2の端面2aを研磨するにあたっては、そのボード 2の端面2a側に本体1側の嵌入部3を嵌入させて、プラスターボード2の端面 2aを図2に示すようにヤスリ6に当接させる。この時、上記嵌入部3の高さ寸 法は、プラスターボード2の厚さtよりやや大きく設定すると、プラスターボー ド2の端面2a側に嵌めやすい。この嵌入状態では、上記ゴム性の密閉シート8 の先端部8aがプラスターボード2の下面2cに弾性的に当接し、該プラスター ボード2の厚さの多少の変更に対応することが可能となる。
【0014】 この状態で、外部の電気掃除機10を作動させた後、上記本体1を把持して長 手方向へ往復移動操作させると、プラスターボード2の端面2aがヤスリ6で研 磨される。この往復移動操作時において、上記ガイド壁部4がプラスターボード 2の上面2bに押し付けられて互いにガイドし合うので、安定した姿勢でプラス ターボード2の端面2aを正確に研磨させることができる。。
【0015】 そして、この研磨時にはプラスターボード2の端面2aから研磨粉が発生する が、バキューム接続口9を通して本体1内に吸引力が働いているので、上記研磨 粉は周辺に飛散することなく、上記バキューム接続口9を通して電気掃除機10 側に吸い出される。このため、作業者は上記研磨粉で塗れたり、これを吸い続け て健康を損なうおそれもなくなり、また、作業場が研磨粉で汚れたりすることも なく、後始末などもしやすくなる。
【0016】 なお、上記本体1の横断面形状は、図3に示すように、角形本体31で構成し てもよいが、前述したように略円形の本体1であると、把持しやすいうえ、研磨 粉を隅部に残存させることなく、効率よく吸い出させることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、請求項1の本考案によれば、把持部を兼ねた略筒形の本体に、 板状の被研磨材の端面側に嵌入可能な嵌入部を設け、この嵌入孔の奥端に挿脱可 能に保持された研磨用工具に上記被研磨材の端面を当てるようにしたので、本体 を長手方向へ往復移動操作するだけで、手際良く安定して上記端面を研磨でき、 しかも、研磨粉を、本体に設けたバキューム接続口を通して電気掃除機などで吸 い取らせるようにしたので、研磨粉の周辺への飛散が防止される。このため、作 業者の健康を害するおそれがなくなり、また、作業場の床面を汚すことも少なく なり、後始末も容易である。
【0018】 また、請求項2によれば、本体の横断面形状を略円形としてあるので、把持し やすく、研磨操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による研磨用工具の保持具を
示す分解斜視図である。
【図2】同実施例における研磨用工具の保持具を使用時
の横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例による研磨用工具の保持具
を示す使用時の横断面図である。
【符号の説明】
1,31 本体 2 被研磨材(プラスターボード) 2a 被研磨材の端面 3 嵌入部 6 研磨用工具(ヤスリ) 9 バキューム接続口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を兼ねた筒形の本体の周壁に、板
    状の被研磨材の端面に対して嵌入可能な嵌入部を長手方
    向に沿って形成し、この嵌入部を被研磨材の端面側に嵌
    入させた際に該被研磨材の端面に当接する研磨用工具
    を、上記嵌入部の奥端に位置させて上記本体に挿脱可能
    に保持させるとともに、研磨時に生じた研磨粉を外部へ
    吸い出すためのバキューム接続口を上記本体に設けたこ
    とを特徴とする研磨用工具の保持具。
  2. 【請求項2】 上記本体は、その横断面形状が略円形に
    形成されている請求項1の研磨用工具の保持具。
JP5730893U 1993-09-16 1993-09-16 研磨用工具の保持具 Pending JPH0720220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5730893U JPH0720220U (ja) 1993-09-16 1993-09-16 研磨用工具の保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5730893U JPH0720220U (ja) 1993-09-16 1993-09-16 研磨用工具の保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720220U true JPH0720220U (ja) 1995-04-11

Family

ID=13051942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5730893U Pending JPH0720220U (ja) 1993-09-16 1993-09-16 研磨用工具の保持具

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JP (1) JPH0720220U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214559A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Tjm Design Corp ボード切削用やすり

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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