JPH0720183A - 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置 - Google Patents

液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置

Info

Publication number
JPH0720183A
JPH0720183A JP16296593A JP16296593A JPH0720183A JP H0720183 A JPH0720183 A JP H0720183A JP 16296593 A JP16296593 A JP 16296593A JP 16296593 A JP16296593 A JP 16296593A JP H0720183 A JPH0720183 A JP H0720183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
display
waveforms
defect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16296593A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotoshi Shino
直利 篠
Masaaki Kono
正明 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP16296593A priority Critical patent/JPH0720183A/ja
Publication of JPH0720183A publication Critical patent/JPH0720183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶駆動波形において、液晶駆動電圧とデュ
ーティとフレーム周波数を可変させることにより液晶に
印加する直流残留成分をある一定の値にする。このこと
により液晶パネル内の検出されにくい欠陥、例えば封止
口による影響、ラビングによる配向キズ、ゴミ等を発見
する。 【構成】 DC成分を含んだ波形の残留直流成分が0V
rms以上、5Vrms以下であり、フレーム周波数が
64Hz以上、256Hz以下の間または駆動電圧が0
V以上、5V以下の間、またデューティが0%以上、1
00%以下の間であることを特徴とする液晶パネル検査
方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルの検査方法と
欠陥検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶パネル検査方法は、図3に示
すように初期設定1、液晶パネル印加2、外観検査3の
順で行っていた。検査工程でのパネル印加駆動波形は、
図4に示すようにコモン電極入力波形とセグメント電極
入力波形との合成波形で構成される。前記駆動波形は、
フレーム周波数、デューティ、駆動電圧によって定義さ
れ一定の規則性がある。従来の検査工程は駆動波形であ
るDC成分を含まない交流波形を液晶パネル表示部に印
加し、該表示部の表示欠陥を表示外観にて発見する検査
方法である。またデューティの定義、直流残留成分の定
義を以下に示す。さらに従来の駆動波形の計算値を数1
に示す(図4参照)。
【0003】
【数1】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネルは、極めて
微細なゴミを含んでいる場合がある。従来の検査方法で
は、検査駆動波形2値表示用(ON、OFFの2値)駆
動波形は、残留直流成分(電圧)はほぼ0Vrmsを用
いており、ゴミによる欠陥は現われなかった。これに対
して市販されているコントローラで発生する階調表示用
駆動波形で駆動した場合、微細なゴミ等の欠陥が現われ
るという問題があった。これは、中間調を利用した表示
画面となっているため、従来の駆動波の表示状態以上の
直流残留成分が発生するのではないかと考えた。この影
響により液晶内部のイオンが配向膜ゴミなどに吸着し液
晶パネルの電気光学的特性(透過率)などを変化させ
る。結局点状のムラや欠陥を発生させる。したがって階
調表示対応用の液晶パネルを検査する時は従来の駆動波
形を用いたのでは、欠陥を検出できないのではないかと
いう結論に達した。そこで階調表示対応用の液晶パネル
の検査を専用コントローラなしで簡易的に実現する方法
として本体の駆動波形を発明した。これを用いることで
比較的簡単に階調表示対応用液晶パネルの検査が可能と
させた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、DC
成分を含んだ駆動波形を液晶パネルの該表示部の表示欠
陥を発見させることを特徴とする液晶パネル検査方法と
その液晶パネル欠陥検出装置によりするものである。
【0006】
【作用】ある一定のDC成分を液晶パネルへ印加させる
と、その中で微細な表示欠陥の原因となっているゴミ
や、帯電物質に電気的な力が働き液晶パネル内で移動を
おこす。これに伴って、液晶パネル内のVth、Vsa
tが変化をおこし表示ムラを発生させる。この現象を利
用することにより従来では、検査工程で発見できなかっ
た、表示欠点を出現させることが可能となった。
【0007】
【実施例】本発明による検査方法を説明する。 (実施例1)図1のフローチャートに示すとおり、まず
初期設定1を行い、次の液晶パネル印加2の工程で、図
2の波形を印加することにより検査を行う。即ち、初期
設定1工程で、フレーム周波数fFRM =64Hz〜12
8Hzへセットする。実験的にこの周波数の帯域が、一
番表示欠陥を発見しやすいことがわかっている。次に、
液晶パネル印加2工程で液晶パネルへ駆動波形を印加す
る。その後、外観検査3工程にて、表示外観を検査す
る。更に、電圧、デューティ、フレーム周波数可変4工
程にて、駆動電圧とデューティを可変させ、該表示部の
表示欠陥を出現させる。また更に、最終欠陥チェック5
工程にて、従来の検査波形に戻し、図2に示す本発明の
DC成分含む駆動波形へ切り替えその過渡状態において
欠陥を検査する。この1〜5の工程により検査を行う。
【0008】本発明による検査方法により、表1に示す
表示欠陥検出数の従来との比較でも分るとおり、従来方
法では、検出できなかった欠陥を多く検出できた。
【0009】
【表1】
【0010】本発明での、液晶パネル表示部の該表示部
表示欠陥を図6に示す。又従来の検査方法においての該
表示部表示欠陥を図7に示す。従来よりもより多く検出
できることが明確である。 (実施例2)図8を用いて液晶パネルの欠陥検出装置の
説明をする。
【0011】装置の発振回路6は、コンデンサーと抵抗
によるCR発振回路である。フレーム周波数設定回路7
は、発振回路で発生したクロックを受け、それを分周し
液晶駆動用フレーム周波数を作り出すものである。デュ
ーティ可変モード8は、デューティ調整用可変ボリュー
ムを用いてtON/tf を任意に可変することによりデュ
ーティを任意に設定する事が可能であり、スタティック
モード9は、tON/t f を50%に固定した駆動波形を
出力することができる。セグメント波形発生回路、コモ
ン波形発生回路10は、XORゲートを使用してスタテ
ィックモード又はデューティ可変モードからの信号を受
けセグメント波形及びコモン波形を発生させる回路でで
ある。
【0012】電圧可変回路11は、電圧調整用可変ボリ
ュームを可変させる事によって液晶駆動電圧を任意の電
圧に設定する事が可能である。電流増幅回路12は、液
晶パネルを実際に動かすために必要な電流を発生させ
る。以上の回路によって検査に必要な液晶駆動波形が発
生できる。回路ブロック図中のデューティ可変モード機
能7を選択し、さらに電圧可変回路11にて駆動電圧を
3Vへセットする。その後デューティを0%〜100%
へ可変させ欠陥が一番良く見える駆動波形を決定する。
その駆動波形を図4に示す。このときの直流残留成分は
1.922Vrmsである(下記数2参照)。設定終了
後通常の駆動波形(図5)へ戻し数秒後再び前述の駆動
波形(図2)へ切り替える。過渡状態の表示画面を観察
することにより該表示部の表示欠陥が検出可能である。
【0013】
【数2】
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、DC成分
を含んだ駆動波形を液晶パネル表示表示部に印加し、従
来の検査工程では検出できなかった微細な表示欠陥を発
見でき、しかも簡便な方法で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査工程である。
【図2】本発明による検査用駆動波形である。
【図3】従来の検査工程である。
【図4】従来の検査用駆動波形である。
【図5】通常の駆動波形である。
【図6】本発明の検査工程にて現れた液晶パネルの欠陥
の様子である。
【図7】従来の検査工程にて現れた液晶パネルの欠陥の
様子である。
【図8】本発明に検査回路ブロック図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC成分を含んだ駆動波形を液晶パネル
    の表示部に印加し該表示部の表示欠陥を発現させること
    を特徴とする液晶パネルの検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検査方法において、前記
    DC成分を含んだ波形の残留直流成分が0Vrms以
    上、5Vrms以下で有り、前記駆動波形はフレーム周
    波数が64Hz以上、256Hz以下の間又は、駆動電
    圧が0V以上5V以下の間、又、駆動波形のデューティ
    が0%以上、100%以下の間で有ることを特徴とす
    る、液晶パネルの検査方法。
  3. 【請求項3】 DC成分を含んだ駆動波形を液晶パネル
    に印加して、液晶パネルの欠陥を検出する装置におい
    て、フレーム周波数が64Hz以上、256Hz以下の
    間または残留直流成分0Vrms以上、5Vrms以下
    の間または駆動電圧が0V以上、5V以下の間または駆
    動波形のデューティが0%以上、100%以下の間で有
    ることを特徴とする液晶パネルの欠陥検出装置。
JP16296593A 1993-06-30 1993-06-30 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置 Pending JPH0720183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16296593A JPH0720183A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16296593A JPH0720183A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720183A true JPH0720183A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15764648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16296593A Pending JPH0720183A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720183A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100963033B1 (ko) * 2003-12-26 2010-06-14 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치용 검사 장치 및 검사방법
KR100985570B1 (ko) * 2004-05-27 2010-10-05 엘지디스플레이 주식회사 액정 셀의 잔여디씨 전압 측정법 및 측정장치
CN107577088A (zh) * 2017-09-15 2018-01-12 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 智能光配向驱动系统及其驱动方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100963033B1 (ko) * 2003-12-26 2010-06-14 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치용 검사 장치 및 검사방법
KR100985570B1 (ko) * 2004-05-27 2010-10-05 엘지디스플레이 주식회사 액정 셀의 잔여디씨 전압 측정법 및 측정장치
CN107577088A (zh) * 2017-09-15 2018-01-12 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 智能光配向驱动系统及其驱动方法
CN107577088B (zh) * 2017-09-15 2021-01-26 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 智能光配向驱动系统及其驱动方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100417181B1 (ko) 액정표시장치 및 그 구동방법
JP5624743B2 (ja) スイッチ制御ユニット、液晶セル組立後検査装置と方法
US7893907B2 (en) Method and apparatus for driving liquid crystal display
US8928705B2 (en) Liquid crystal display with crosstalk interference suppression based on gray-level variation of a frame to be displayed and related method
US7978163B2 (en) Apparatus and method for driving a liquid crystal display
US20100134473A1 (en) Liquid crystal display device
KR20080063020A (ko) 액정표시장치
KR20080105595A (ko) 공통전압 설정장치 및 방법
JPH04362689A (ja) 表示装置の駆動回路
TWI345093B (en) Method of manufacturing liquid crystal display
US9164025B2 (en) Method for inspection of image sticking
KR101505704B1 (ko) 액정 디스플레이 장치의 게이트 라인 구동방법 및 게이트 라인 구동장치
JPH0720183A (ja) 液晶パネルの検査方法と欠陥検出装置
KR960038727A (ko) 액정 디스플레이 장치 및 이의 구동 방법
JPS62165630A (ja) 電気光学装置の駆動方法
JP2005266342A (ja) Tftアレイ試験方法
WO2018023831A1 (zh) 寄生电容的消除方法以及装置
JPH10111490A (ja) 液晶表示装置の駆動法
KR100521270B1 (ko) 공통 전압을 독립적으로 조절할 수 있는 액정표시장치의 구동 회로
JP2007156218A (ja) 液晶表示装置の共通電極駆動回路
JP5512788B2 (ja) 液晶表示装置の表示検査方法
JP2006023645A (ja) 表示装置およびその駆動方法
JP3121654B2 (ja) 画像表示装置およびその駆動方法
WO2006123532A1 (ja) 表示装置の駆動回路および駆動方法
KR100283515B1 (ko) 액정 표시 장치의 전원장치 및 이를 이용한 전원 발생 방법