JPH072012U - 溝加工用鋸刃 - Google Patents

溝加工用鋸刃

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Publication number
JPH072012U
JPH072012U JP3778793U JP3778793U JPH072012U JP H072012 U JPH072012 U JP H072012U JP 3778793 U JP3778793 U JP 3778793U JP 3778793 U JP3778793 U JP 3778793U JP H072012 U JPH072012 U JP H072012U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
saw
width
blade
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP3778793U
Other languages
English (en)
Inventor
俊弘 渡辺
中村  文彦
和彦 黍野
Original Assignee
住友金属鉱山株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属鉱山株式会社 filed Critical 住友金属鉱山株式会社
Priority to JP3778793U priority Critical patent/JPH072012U/ja
Publication of JPH072012U publication Critical patent/JPH072012U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ALCパネルの小口面や版面に所望幅の溝を
安全に且つ短時間で掘削することができるジグソー用の
鋸刃を提供する。 【構成】 1枚の鋸刃のあさり幅を大きくしたり、複数
の鋸刃を一体に並列することにより鋸刃全体のあさり幅
を3〜9mmにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は鋸刃の構造に関し、特にALCパネルの溝加工用に使用されるジグ ソー用の鋸刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来ALCパネルの切断には回転鋸が使用されているが、小口面に板状の取り 付け金具を差し込むための溝穴を掘削する場合にはこの回転刃は使用できない。 そこで小型のチェンソーの先端を小口面に押し付けて掘削したり、溝幅よりもや や大きい直径のドリルで所望深さの穴を穿孔し、この穴を使用してジグソーの鋸 刃で溝を掘削している。しかしいずれも本来板状または棒状の材料を切断するた めの道具であり、この様な用途に使用するには適当でなく、種々な問題があった 。例えばチェンソーは先端部を使用するので不安定であり、またチェンが外れた り、切断したりすることもあり危険が伴っていた。またジグソーの鋸刃は一般に 切断時の摩擦を小さくすることと、切り代を少なくするために、通常図7、8の ようにあさり幅Aは刃の板厚Dよりも出幅dが0.3〜0.5mm厚い1.2〜 1.7mm程度なので、3mm以上の幅の溝を加工する場合には数回繰り返して 掘削する必要があり、手数と時間がかかる問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ALCは気泡が多く、粘性も少ないので鋸刃での切断が容易であり、鋸屑の発 生量も少ない。この考案はこのALCの特性に鑑み、安全に且つ短時間でALC パネルの小口面や版面に所望幅の溝を掘削することができるジグソー用の鋸刃を 提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
1枚の鋸刃のあさり幅を大きくしたり、複数の鋸刃を一体に並列することによ り鋸刃全体のあさり幅を3〜9mmにしたものである。
【0005】
【作用】
鋸刃のあさり幅を大きくしたので、ドリルで所望の直径、深さの穴を穿孔して から、この鋸刃で所望長さ掘削すれば、一度で安全に所望幅の溝を加工すること ができる。あさり幅の大きい鋸刃を得るには、刃の製造時に所望幅に成型しても よいし、複数の刃を並列して一体に固着してもよい。
【0006】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面によって説明する。図1、2、3はそれぞれ本考 案の第1実施例の鋸刃1の正面図、平面図、縦断面であり、厚さDが1.5mm 、刃の長さ100mm、刃の高さhが5mm、刃幅wが10mmの種板を作製し 、この種板にあさり出幅dを2.0mmとし、あさり幅Aが5.5mmになるよ うに成型してから熱処理して鋸刃1としたものである。また図4、5はそれぞれ 本考案の第2実施例の鋸刃1の平面図と縦断面とであり、厚さ1mmの板材3の 両面に厚さ1mmであさり幅aが1.5mmの鋸刃2を一体に固着することによ り、あさり幅Aが3.5mmの鋸刃4を製作したものである。同様にして更に枚 数を増すことによってあさり幅が大きい鋸刃を形成することができる。
【0007】 この鋸刃1を使用して図6のようにALCパネル5の小口面に幅6mm深さ7 0mm、長さ100mmの溝5bを掘削するには、先ず直径7mmのドリルで深 さ75mmの穴5aを穿孔してから、あさり幅が5.5mmの鋸刃1を取着した ジグソーで全長100mmになるように切断していけば、一度で安全に所望寸法 の溝を加工することができる。尚この鋸刃はALCに限らず、木材や軽量建材の 加工にも使用することができる。
【0008】
【考案の効果】
この考案は1枚の鋸刃又は複数枚の鋸刃を一体に並列して、鋸刃全体のあさり 幅を大きくしたので、ドリルで所望の直径、深さの穴を穿孔してから、この鋸刃 で所望長さ掘削すれば、一度で安全に所望幅の溝を加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の鋸刃の正面図である。
【図2】本考案の第1実施例の鋸刃の平面図である。
【図3】本考案の第1実施例の鋸刃の縦断面である。
【図4】本考案の第2実施例の鋸刃の平面図である。
【図5】本考案の第2実施例の鋸刃の縦断面である。
【図6】本考案の鋸刃を使用して溝を掘削した例を示す
説明図である。
【図7】従来の鋸刃の平面面である。
【図8】従来の鋸刃の縦断面である。
【符号の説明】
1,2,4 鋸刃 3 板材 5 ALCパネル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あさり幅が3〜9mmであることを特徴
    とする溝加工用鋸刃。
  2. 【請求項2】 複数の鋸刃が一体に並列している請求項
    1記載の鋸刃。
JP3778793U 1993-06-18 1993-06-18 溝加工用鋸刃 Pending JPH072012U (ja)

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JP3778793U JPH072012U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 溝加工用鋸刃

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JP3778793U JPH072012U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 溝加工用鋸刃

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JPH072012U true JPH072012U (ja) 1995-01-13

Family

ID=12507206

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JP3778793U Pending JPH072012U (ja) 1993-06-18 1993-06-18 溝加工用鋸刃

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019025183A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 株式会社アークリーセット 展示スタンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019025183A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 株式会社アークリーセット 展示スタンド

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