JPH07200101A - 電源ユニット - Google Patents

電源ユニット

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JPH07200101A
JPH07200101A JP5336728A JP33672893A JPH07200101A JP H07200101 A JPH07200101 A JP H07200101A JP 5336728 A JP5336728 A JP 5336728A JP 33672893 A JP33672893 A JP 33672893A JP H07200101 A JPH07200101 A JP H07200101A
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JP
Japan
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power supply
supply unit
terminal plate
printed circuit
bar
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JP5336728A
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Inventor
Hiroshi Yamaki
宏志 山木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電源ユニットに関し、電源バーへの確
実な接続を行うことを目的とする。 【構成】電源モジュールが搭載されたプリント基板1を
ケース2内に収納し、電源モジュールに接続される端子
板3を電源バー4に固定されたコネクタ4aにプラグイ
ンして電源バー4に接続する電源ユニットであって、前
記端子板3は、可撓性を有する導体片3aの両端に剛性
を有する導体を固定して弾性変形可能とするように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源ユニットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電算機等の大型電子機器に使用される電
源ユニットの従来例を図24、25に示す。この従来例
において、電源ユニットは、上下に配置されるプラス
側、およびマイナス側の端子板3、3を有しており、電
源バー4に固定されたコネクタ4aにプラグイン接続さ
れる。
【0003】電源ユニットのケース2内には、スペーサ
16を介して一対のプリント基板1、1が対向するよう
に支持されており、各プリント基板1、1に形成された
接続パッド17に導体金属18がはんだ付けされる。
【0004】そして端子板3は、上記導体金属18間に
挟まれるようにして配置され、固定ネジ19により導体
金属18、およびプリント基板1に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、端子板3は電源ユニットのプリント基板1
にリジッドに接合され、かつ、電源バー4側のコネクタ
4aの固定位置も予め決定されているので、上下の端子
板3を対応するコネクタ4aに確実に接続するために
は、各端子板3を捻じれのない状態で同一面内に正確に
配置する必要があり、製造工数がかかるという欠点を有
するものであった。
【0006】また、両者の位置精度が不十分な状態、も
しくは、端子板3がコネクタ4aに対して斜めに差し込
まれた場合には、接触抵抗が大きくなり、回路の誤動作
を招いたり、電源ユニットの抜き差しのときに、余計な
力が加わって破損を起こしたり、ある一点に電流が集中
し、焼損の危険があるという欠点を有するものであっ
た。
【0007】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、電源バーへの確実な接続を行うことの
できる電源ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、図1に示すように、電源モジュールが搭載されたプ
リント基板1をケース2内に収納し、電源モジュールに
接続される端子板3を電源バー4に固定されたコネクタ
4aにプラグインして電源バー4に接続する電源ユニッ
トであって、前記端子板3は、可撓性を有する導体片3
aの両端に剛性を有する導体を固定して弾性変形可能と
した電源ユニットを提供することにより達成される。
【0009】
【作用】本発明において、電源ユニットの端子板3は、
可撓性導体片3aの両端に剛性を有する導体を固定して
弾性変形可能とされる。この結果、端子板3は電源ユニ
ットに対してフローティング可能となって、電源ユニッ
トと電源バー4との間の寸法誤差を吸収し、コンタクト
不良の発生を防止する。
【0010】請求項2記載の発明において、端子板3の
電源バー4側の剛性部3bに設けられたテーパ部3cと
電源バー4側に固定されるコネクタ4aの挿入開口5先
端に形成された隅アール5aは協働して、所定のフロー
ティング量の下で、誤差吸収能を高める。
【0011】請求項3、4記載の発明において、可撓性
導体片3aは複数枚の薄板材6、6・・を積層して形成
され、弾性の向上が図られる。請求項5記載の発明にお
いて、各薄板材6、6・・には、屈曲方向が面の上下方
向にランダムな塑性変形が付与され、誤差吸収時の追従
性が向上する。
【0012】端子板3のプリント基板1への効率的な接
合方法は、請求項6、7記載の発明により提供される。
請求項8記載の発明において、ケース2の先端部に固定
されるガイド部材9は、端子板3の電源バー4側の端部
の可動範囲を規制し、過度なフローティングを防止す
る。
【0013】請求項9、10記載の発明において、ガイ
ド部材9は端子板3のプリント基板1側の剛性部3b’
に固定され、端子板3に加わった力がプリント基板1に
加わらないようにしてプリント基板1を保護する。
【0014】請求項11記載の発明において、ガイド部
材9に固定され、端子板3に遊嵌されるストッパピン1
1は、端子板3にケース2内方への押し込み方向の力が
加えられた際に、可撓性導体片3aが座屈することを防
止し、コンタクト不良を防止する。
【0015】請求項12記載の発明において、端子板3
のうち、プラス側、あるいはマイナス側のうちいずれか
一方は、剛性を有する板材により形成され、プラグイン
時のガイドとして利用される。
【0016】請求項13記載の発明において、ケース2
の端子板3突出側の壁面には、外部電源の入力コネクタ
12と信号用コネクタ13が装着され、電源ユニットの
実装と同時に必要な結線が行なわれる。
【0017】さらに、端子板3をフローティングさせる
こと以外に誤差を吸収する構成は、請求項14、15記
載の発明により提供される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。電源ユニットは、図1、図2
に示すように、電源モジュールが搭載され、互いに平行
して配置される2枚のプリント基板1、1を収容するケ
ース2と、プリント基板1に一端が接合され、他端がケ
ース2から突出するプラス、およびマイナス用の2枚の
端子板3、3と、ケース2の端子板3突出側の壁面に装
着される入力用、および信号用のコネクタ12、13と
からなり、ケース2には、装置本体への装着等の便宜の
ための取手20がケース2内に収納可能に装着される。
【0019】一方、装置本体側には、電源ユニットから
供給された電源を該装置本体内の各回路モジュールに供
給するためのプラス、マイナス用の2本の電源バー4、
4と、商用電源を電源ユニットに供給するための外部電
源ライン21、および電源ユニットを制御するための制
御基板22が配置され、これら電源バー4、外部電源ラ
イン21、制御基板22には、電源ユニット側の端子板
3、コネクタ12、1にプラグインされるコネクタ4
a、23、24が設けられる。
【0020】電源バー4に接合されるコネクタ4aは、
端子板3が挿入可能なようにコ字形状に形成され、互い
に対向する内壁面には、コンタクト用の板バネ25が装
着される。
【0021】上記端子板3は、両端部に配置され、銅板
等の良導電材料により形成される2枚の板材を、導電性
が良好で、かつ、可撓性に優れた可撓性導体片3aによ
り連結して形成される。
【0022】板材により形成される剛性部3b、3b’
と可撓性導体片3aとの接合は、図2および図4(a)
に示すように、剛性部3b、3b’側に開設された挿入
凹部26内に可撓性導体片3aの端部を挿入した後、溶
接、あるいはネジ止めすることにより行われる。なお、
以降に示す図面において、剛性部3b、3b’と可撓性
導体片3aとの接合部は、黒三角印で示す。
【0023】以上のように構成される端子板3は固定金
具8を使用してプリント基板1に接合される。固定金具
8は、図3に示すように、両導電材料により形成される
板材を断面略C字状に屈曲して形成されるもので、固定
用貫通孔8aに挿通されるビス等の締結手段8bにより
端子板3の剛性部3b’に固定される(図2参照)。こ
の固定金具8は、側壁下端縁に突起8aを備えており、
該突起8aをプリント基板1のスルーホールに挿入させ
てはんだ付けされる。
【0024】なお、この実施例において、固定金具8は
2枚のプリント基板1、1の各々に同時に接合可能なよ
うに、端子板3の表裏に接合される。さらに、上記ケー
ス2の前面側、正確には、端子板3が突出する側の壁面
には窓部9aを備えたガイド部材9がビス9bあるいは
接着剤等により固定される(図2参照)。ガイド部材9
は、ケース2と端子板3との短絡を防止するために絶縁
体により形成される。上記窓部9aの大きさは、端子板
3の電源バー4側の剛性部3bが挿入可能であり、か
つ、該剛性部3bとの間に所定の隙間が生じるように設
定される。
【0025】したがってこの実施例において、端子板3
間、あるいは電源バー4側のコネクタ4aの設置位置に
誤差がある状態で電源ユニットを装置本体側に押し込ん
でも、可撓性導体片3aが弾性的に撓んで誤差を吸収
し、端子板3の電源バー4側の剛性部3bは、確実にコ
ネクタ4aの挿入開口5に導かれる。
【0026】この場合、図5(a)に示すように、端子
板3の電源バー4側の剛性部3bの先端にテーパ部3c
を形成し、かつ、電源バー4のコネクタ4aの挿入開口
5の先端部に隅アール5aを形成しておくと、挿入開口
5の幅方向寸法L5と端子板3の先端幅L3との間の差
を大きくすることができ、誤差吸収量を大きくすること
ができる。
【0027】さらに、図4(b)に示すように、剛性部
3bに膨隆部3dを形成し、該膨隆部3dをガイド部材
9の窓部9aに対応させると、接合部における溶接ビー
ドの盛り上がり、あるいは止着子の頭部等の窓部9aと
の干渉を防ぐ目的で過大な隙間を窓部9a側に設定した
り、あるいは接合部の寸法精度を高めるための不要な工
数をかける必要がなくなる。
【0028】次に、可撓性導体片3aの構成について説
明する。可撓性導体片3aは、上述したように、適度の
可撓性と、良好な導電性を備えている必要があり、例え
ば、比較的厚みの薄い銅板を使用することができる。
【0029】さらに、可撓性導体片3aに良好な弾性を
付与するには、図6に示すように、中間部で反対方向に
屈曲する2枚の導電性板材を重ね合わせることも可能で
あり、また、図7に示すように、銅箔等の薄板材6、6
・・を複数枚積層して形成することも可能である。
【0030】銅箔6、6・・等を積層して可撓性導体片
3aを形成する場合には、剛性部3b、3b’を接合し
た後、図8に示すように、適宜の塑性変形を銅箔6、6
・・等に与えることにより、全体として好ましい弾性、
詳しくは、剛性部3b、3b’への小さな加重の付加に
よる微少な弾性変形を得ることができる。
【0031】なお、図8においては、各銅箔6、6・・
等は、規則的に同一方向に塑性変形されたものを示して
いるが、これに限られず、各銅箔6、6・・等がランダ
ムに塑性変形したものであっても良く、むしろこのよう
に構成した方が、各銅箔6、6・・等に異なった方向の
反力が生じるために、全体として望ましい弾性特性が得
られることが、発明者によって確認されている。
【0032】さらに、銅箔6、6・・等の剛性部3b、
3b’への接合は、図7、図8に示すように、剛性部3
b、3b’に開設した挿入凹部26内に可撓性導体片3
aの端部を挿入した後、溶接、あるいはネジ止めするこ
とにより行われるが、溶接時のビードの盛り上がり、あ
るいはネジ頭部とガイド部材9との干渉が生じる場合に
は、図9に示すように、銅箔6、6・・等の両端に筒状
の導体7をかしめ、該筒状導体7をプレス成形して剛性
部3b、3b’を形成することも可能である。
【0033】図10に端子板3の他の実施例を示す。こ
の実施例において、可撓性導体片3aは、電源バー4側
の剛性部3bへの接合部を除いて二股状に形成され、そ
の各自由端に剛性部3b’、3b’が接合される。二股
部は、先端において上下方向に屈曲されており、各剛性
部3b’、3b’が上下のプリント基板1、1に各々接
合される。
【0034】可撓性導体片3aを屈曲させて上下のプリ
ント基板1に固定する構成は、プリント基板1、1間の
間隔が一様でなかったり、あるいはプリント基板1間の
間隔が大きくて高さの大きな固定金具8を要する場合等
に有効であり、この他に、図11に示すように、可撓性
導体片3aを2枚の薄い銅板を積層して形成し、各銅板
を上下に屈曲させることも可能である。
【0035】また、かかる可撓性導体片3aは、図7に
示すように、多数舞の銅箔6、6・・等を積層すること
により形成することも可能であり、この場合、図9に示
すように、筒状の導体7をかしめて剛性部3b、3b’
を形成することもできる。
【0036】図12に本発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例は、端子板3を電源バー4側のコネクタ4aに
プラグインする際の挿入力により、プリント基板1に過
大な力が加わらないようにしたものであり、ケース2の
前端に固定されるガイド部材9は内方に延長されて固定
部27が形成される。
【0037】固定部27は、端子板3のプリント基板1
側の剛性部3b’を挟み付けるように形成されており、
該剛性部3b’にビス止めされる。なお、図12におい
て28はビスを示す。
【0038】したがってこの実施例において、電源バー
4側の剛性部3bに、図12において矢印で示すように
押し込み方向の負荷が与えられても、該負荷は、ガイド
部材9を経由してケース2に伝達されて、プリント基板
1に伝達されることがなくなり、プリント基板1が保護
される。
【0039】なお、図12においては、ケース2内に2
枚のプリント基板1、1を配置する場合を示したが、1
枚のプリント基板1を使用する場合には、図13に示す
ように構成すれば良い。
【0040】図14に、他の変形例を示す。この変形例
において、端子板3のプリント基板1側の剛性部3b’
は、電源バー4側の剛性部3bに対峙する端縁に一対の
翼片10、10を有して平面視コ字形状に形成され、可
撓性導体片3aは、両翼片10間に挟まれるように配置
される。
【0041】かかる端子板3は、可撓性導体片3aを挟
み付ける翼片10にビス28等の止着子を挿通させてガ
イド部材9に固定される。なお、図14において、29
はビス挿通孔を示す。
【0042】したがってこの変形例においては、可撓性
導体片3aの長さを、必要な弾性を得るために十分なだ
け確保してプリント基板1からの突出寸法を短くするこ
とができる。
【0043】図15に本発明の第3の実施例を示す。こ
の実施例は、端子板3のフローティング量を正確に管理
するために有効な変形を示すもので、端子板3の電源バ
ー4側の剛性部3bには、ケース2内方に向けてガイド
突起30が突設される。
【0044】ガイド突起30は、ガイド部材9に凹設さ
れ、窓部9aに連通する凹部31の内壁との間に適宜の
隙間が生じる寸法に形成されており、該隙間に対応する
量のフローティングが得られるようにされる。
【0045】したがってこの実施例において、端子板3
の剛性部3bは、ガイド部材9の凹部31内に深く挿入
されることとなり、図16に示すように、剛性部3bが
過大に移動し、電源バー4側のコネクタ4aとの挿入不
良を惹起することがなくなる。
【0046】なお、図15に示した実施例においては、
図12に示したように、プリント基板1側の剛性部3
b’をガイド部材9に固定するように構成することもも
ちろん可能である。
【0047】この場合、剛性部3bと可撓性導体片3a
の接合部が、溶接のビード盛り上り、あるいは止着子の
頭部の突出によりガイド部材9の凹部31との干渉が生
じ、フローティング量の管理に支障が生じる場合には、
図17に示すように、剛性部3bに逃げ用の凹部32を
設けることも可能である。
【0048】図18に本発明の第4の実施例を示す。こ
の実施例は、可撓性導体片3aの座屈方向の過大な変形
によってコネクタ4aに対する挿入寸法が少なくなり、
コネクタ4aとのコンタクト不良を防止するために有効
な変形であり、端子板3の電源バー4側の剛性部3b
は、ストッパピン11を介してガイド部材9に連結され
る。
【0049】上記ストッパピン11は、ガイド部材9側
に固定されており、端子板3の剛性部3bに穿孔された
孔33に遊嵌される。該孔33内におけるストッパピン
11の遊び量は、端子板3の電源バー4側の剛性部3b
が所定のフローティング量を確保することができる程度
に設定される。
【0050】したがってこの実施例においては、端子板
3を電源バー4側のコネクタ4aにプラグインさせる際
に、挿入抵抗によって可撓性導体片3aが座屈を起し、
図19に示すようなコンタクト不良を惹起することが防
止される。
【0051】以上、第1ないし第4の実施例において
は、プラス側、およびマイナス側の端子板3、3がフロ
ーティング可能に構成される場合が示されているが、図
20に示すように、いずれか一方の端子板3をフローテ
ィング可能に形成し、他の端子板3を剛性を有する1枚
の板材で形成することも可能であり、このように構成し
た場合には、フローティングしない方の端子板3をガイ
ドとして利用することが可能である。
【0052】また、図21に示すように、フローティン
グしない側の端子板3の突出寸法をフローティング側の
端子板3よりdLだけ長くすると、よりガイド機能を発
揮させることができる。
【0053】また、入力用、および信号用のコネクタ1
2、13もフローティング状態に保持する構成を取るこ
とが望ましい。図22に本発明の第6の実施例示す。こ
の実施例において、端子板3は、1枚の銅板で形成され
てフローティング不能に形成される。この端子板3の先
端には、コンタクトバネ14が装着されており、電源バ
ー4側のコネクタ4aにプラグインされる。コンタクト
バネ14の装着は、例えば図22(b)に示すように、
端子板3を形成する板材に溝34を凹設し、該溝34に
円弧状の板バネを嵌合することにより行なわれる。
【0054】したがってこの実施例において、電源バー
4側のコネクタ4a、あるいは電源ユニット側に生じた
取付位置の誤差は、端子板3のコンタクトバネ14によ
り吸収されるために、コンタクト不良が確実に防止され
る。
【0055】図23に本発明の第7の実施例を示す。こ
の実施例において、端子板3の先端は2枚のコンタクト
片15、15を有して断面略コ字形状に形成され、各コ
ンタクト片15の内壁にコンタクトバネ15aが装着さ
れる。コンタクトバネ15aは、図22に示した実施例
と同様の方法で装着可能である。
【0056】一方、電源バー4側に固定されるコネクタ
4aは、板状に形成されており、該コネクタ4aをコン
タクト片15、15間に嵌合させて電源バー4との接続
が取られる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電源ユニットの端子板に、誤差吸収機能を持
たせたので、設置、製造時の誤差による接続不良等を確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】端子板を示す斜視図である。
【図4】端子板の断面図である。
【図5】コネクタへの挿入状態を示す図である。
【図6】可撓性導体片の変形例を示す図である。
【図7】可撓性導体片の他の実施例を示す図である。
【図8】図7の変形例を示す図である。
【図9】図7の他の変形例を示す図で、(a)は側面
図、(b)は斜視図である。
【図10】端子板の他の実施例を示す図で、(a)は側
面図、(b)は平面図である。
【図11】図10の変形例を示す図で、(a)は斜視
図、(b)はプリント基板への固定状態を示す側面図で
ある。
【図12】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図13】図12の変形例を示す図である。
【図14】図12の他の変形例を示す図で、(a)は平
面図、(b)は装着状態を示す断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図16】端子板の倒れを示す図である。
【図17】図15の変形例を示す図である。
【図18】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図19】座屈によるコンタクト不良を示す図である。
【図20】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図21】図20の変形例を示す図である。
【図22】本発明の第6の実施例を示す図で、(a)は
コネクタへの挿入状態を示す図、(b)は端子板の要部
拡大斜視図である。
【図23】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図24】従来例を示す図である。
【図25】図24の要部断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 ケース 3 端子板 3a 可撓性導体片 3b、3b’ 剛性部 3c テーパ部 4 電源バー 4a コネクタ 5 挿入開口 5a 隅アール 6 薄板材 7 筒状導体 8 固定金具 8a 突起 9 ガイド部材 9a 窓部 10 翼片 11 ストッパピン 12 入力コネクタ 13 信号用コネクタ 14 コンタクトバネ 15 コンタクト片

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源モジュールが搭載されたプリント基板
    (1)をケース(2)内に収納し、電源モジュールに接
    続される端子板(3)を電源バー(4)に固定されたコ
    ネクタ(4a)にプラグインして電源バー(4)に接続
    する電源ユニットであって、 前記端子板(3)は、可撓性を有する導体片(3a)の
    両端に剛性を有する導体を固定して弾性変形可能とした
    電源ユニット。
  2. 【請求項2】前記端子板(3)の電源バー(4)側の剛
    性部(3b)には、テーパ部(3c)が設けられ、か
    つ、電源バー(4)側に設けられるコネクタ(4a)の
    挿入開口(5)の先端には、隅アール(5a)が形成さ
    れる請求項1記載の電源ユニット。
  3. 【請求項3】前記可撓性導体片(3a)は、複数枚の薄
    板材(6、6・・)を積層して形成される請求項1また
    は2記載の電源ユニット。
  4. 【請求項4】前記薄板材(6、6・・)の両端に筒状導
    体(7)を巻回して剛性部(3b、3b’)を形成する
    請求項3記載の電源ユニット。
  5. 【請求項5】各薄板材(6、6・・)には、屈曲方向が
    面の上下方向にランダムな塑性変形が付与されている請
    求項3または4記載の電源ユニット。
  6. 【請求項6】前記端子板(3)のプリント基板(1)側
    の剛性部(3b)には断面略C字状の固定金具(8)が
    固定され、 該固定金具(8)の側壁下端縁に設けた突起(8a)を
    プリント基板(1)のスルーホールにはんだ付けして端
    子板(3)をプリント基板(1)に接合した請求項1、
    2、3、4または5記載の電源ユニット。
  7. 【請求項7】前記プリント基板(1)は、端子板(3)
    を挟む位置に対向して2枚配置されており、 前記端子板(3)のプリント基板(1)側の剛性部(3
    b’)は上下に分岐して各プリント基板(1)に接合さ
    れる請求項1、2、3、4、5または6記載の電源ユニ
    ット。
  8. 【請求項8】前記ケース(2)の先端部には、端子板
    (3)の電源バー(4)側の剛性部(3b)が挿通する
    窓部(9a)を備えた絶縁体からなるガイド部材(9)
    を固定し、 該ガイド部材(9)により端子板(3)の電源バー
    (4)側の剛性部(3b)の可動範囲を規制した請求項
    1、2、3、4、5、6または7記載の電源ユニット。
  9. 【請求項9】前記ガイド部材(9)に端子板(3)のプ
    リント基板(1)側の剛性部(3b’)を固定する請求
    項8記載の電源ユニット。
  10. 【請求項10】前記端子板(3)のプリント基板(1)
    側の剛性部(3b’)は、可撓性導体片(3a)を両側
    から挟み付ける翼片(10、10)を有して平面視略コ
    字状に形成され、 該翼片(10)をガイド部材(9)に固定した請求項9
    記載の電源ユニット。
  11. 【請求項11】前記端子板(3)のプリント基板(1)
    側の剛性部(3b’)には、ガイド部材(9)に固定さ
    れるストッパピン(11)を遊嵌させた請求項9または
    10記載の電源ユニット。
  12. 【請求項12】前記端子板(3)のうち、プラス側、あ
    るいはマイナス側のうちいずれか一方は、剛性を有する
    板材により形成される請求項1ないし11のうちいずれ
    かの請求項に記載の電源ユニット。
  13. 【請求項13】前記ケース(2)の端子板(3)突出側
    の壁面には、外部電源の入力コネクタ(12)と信号用
    コネクタ(13)が装着される請求項1ないし12のう
    ちいずれかの請求項に記載の電源ユニット。
  14. 【請求項14】電源モジュールを実装するプリント基板
    (1)をケース(2)内に収納し、電源モジュールに接
    続される端子板(3)を電源バー(4)に固定されたコ
    ネクタ(4a)にプラグインして電源バー(4)に接続
    する電源ユニットであって、 前記端子板(3)は、先端にコンタクトバネ(14)を
    備える電源ユニット。
  15. 【請求項15】電源モジュールを実装するプリント基板
    (1)をケース(2)内に収納し、電源モジュールに接
    続される端子板(3)を電源バー(4)に固定されたコ
    ネクタ(4a)にプラグインして電源バー(4)に接続
    する電源ユニットであって、 前記端子板(3)は、対向位置に一対のコンタクト片
    (15、15)を備えて断面略コ字状に形成されるとと
    もに、該コンタクト片(15)内壁には、コンタクトバ
    ネ(15a)が装着され、 電源バー(4)側の固定される板状のコネクタ(4a)
    をコンタクト片(15、15)間に嵌合させて電源バー
    (4)との接続を取る電源ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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