JPH07200038A - 製造管理システム - Google Patents

製造管理システム

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JPH07200038A
JPH07200038A JP35224193A JP35224193A JPH07200038A JP H07200038 A JPH07200038 A JP H07200038A JP 35224193 A JP35224193 A JP 35224193A JP 35224193 A JP35224193 A JP 35224193A JP H07200038 A JPH07200038 A JP H07200038A
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JP
Japan
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work
data
parts
manufacturing
correction
Prior art date
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JP35224193A
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Inventor
Masao Nagaoka
雅男 長岡
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造管理システムに係り、修正工程における
作業性の向上を図る。 【構成】 製造ライン上を流動させられる被組立物に組
み付けるべき部品データと作業データとを格納した作業
テーブルを具備し、それに基づいて各種作業を実施する
複数の製造工程を有するとともに、各製造工程において
採取された作業結果を保存する記憶手段と、各製造工程
において発生した不具合を修復するための修正工程とを
有し、修正工程では、修正を要する被組立物に対応する
前記作業テーブル内の部品データを一覧表示するととも
に、記憶手段内に保存されている作業結果に基づいて修
正が必要な部品のみ色を替えて表示し、その表示に応じ
て選択された部品の修正作業を実施した後に新たな作業
結果を記憶手段に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の製造ラインに
使用される製造管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等の製造ラインにおいては、
製品の品質の向上、製造コストの低減および生産性の向
上を目的として、車両の搬送、組立の制御等、製品の製
造に係る作業が、全てコンピュータの管理下において行
われるFA(ファクトリーオートメーション)技術を導
入した生産システムが採用されている。このような生産
システムにおいては、コンピュータによる制御の下、車
両が各種組立機に順次搬送され、各組立機には製品の仕
様等に対応して決定された制御データが与えられる。こ
のようにして、目的とする製品が人手を煩わすことなく
自動生産される。
【0003】また、厳密な制御が要求される工程につい
ては、例えば、ボルトの締付具合等、組立機が行った作
業の結果がセンサ等によって測定され、この測定結果が
製品ごとにあるいは部品ごとに用意された共通の設定値
と合致するか否かが検査される。このように作業とその
監視とが一体となって進められ、品質のよい製品が安定
して生産されることになる。
【0004】ところで、このような生産システムにおい
ては、生産計画を実行するために、製造ラインについて
定められたタクトタイムを遵守する必要がある。このた
めに、工程によっては、作業状態が不備のまま、車両を
次工程に流出させなければならない場合が生ずることが
ある。そのようにして流出された車両は、不良の測定結
果を有したまま、あるいは、組み付け等の作業が行われ
ない状態で、製造ラインの終端まで搬送されることにな
る。
【0005】従来、このような場合に対処するために、
製造ラインの後部に修正工程を設け、該修正工程におい
て、製造ラインの各工程における作業と同様の作業を実
施することとしていた。すなわち、例えば、ある部品の
締付工程に不具合があることが、検査経歴表等により判
明した場合には、該修正工程において締付工程と同一の
プログラムを作動させることにより、修正工程を締付工
程として機能させるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
工程の作業をプログラムを切り替えることにより実施す
る修正工程と、単一の作業を実施する製造工程とで、プ
ログラムを共有することが不都合な場合がある。すなわ
ち、一つの部品に対する複数の作業が、複数の作業工程
に亙って実施されるような場合、例えば、ある部品の嵌
合作業を嵌合工程において行い、同じ部品の締め付け作
業を締付工程で実施する場合等である。このような場合
には、嵌合工程および締付工程のプログラムをそれぞれ
作動させて、それぞれのプログラム内で作業結果の不具
合を確認しつつ、新たな作業結果の採取を実施する必要
があるため、すべての不備な作業結果を確認するのに手
間がかかるという問題点がある。また、このように、工
程ごとの作業不備を確認しつつ修正作業を行う場合に
は、同一部品に対する複数の作業の作業順序を誤った
り、作業洩れが生じたりする不都合が考えられる。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、修正工程における作業性の向上を図るこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、製造ライン上を流動させられる被組立物
に組み付けるべき部品の部品データと作業内容とを格納
した作業テーブルを具備し、該作業テーブルに基づいて
各種作業を実施する複数の製造工程を有するとともに、
各製造工程において採取された作業結果を保存する記憶
手段と、各製造工程において発生した不具合を修復する
ための修正工程とを有する製造管理システムであって、
前記修正工程では、修正を要する被組立物に対応する前
記作業テーブル内の部品データを一覧表示するととも
に、前記記憶手段内に保存されている作業結果に基づい
て修正が必要な部品のみ色を替えて表示し、該表示に応
じて選択された部品の修正作業を実施した後に新たな作
業結果を記憶手段に保存する製造管理システムを提案し
ている。
【0009】
【作用】本発明の製造管理システムによれば、製造工程
における作業において不具合が発生した場合に、製造ラ
インに配される修正工程に被組立物が送られ、不具合が
生じた製造工程と同じ内容の修正作業が実施される。こ
の場合に、修正工程では、被組立物に対応する作業テー
ブル内の部品データを一覧表示するとともに、記憶手段
に格納されている不具合のある作業結果に基づいて、不
具合のあった部品のみを色を替えて表示する。これによ
り、修正を要する作業を一目で確認することが可能とな
る。そして、当該部品を選択することにより、複数の修
正作業が洩れなく行われた後に、作業結果が記憶手段に
保存され、製造ラインにおける作業の不具合が修正され
ることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る製造管理システムの一実
施例について、図1ないし図7を参照して説明する。図
4は、この発明の一実施例による製造管理システムの構
成を示すブロック図である。この製造管理システムは、
自動車の車体に対し、安全装置(Supplemental Restrai
nt System:以下、SRSと略す。)を組み付けるSR
S組付ライン(製造ライン)に適用されるものであり、
同ラインの各作業の実施のための設備とともに、工場内
に設置される。
【0011】SRS組付ラインは、ダッシュボードセン
サR、L、SRSユニット等の各部品の組み付け作業等
を行うための複数の工程を有しており、各工程では、基
本的に1種類の作業を行うようになっている。SRSを
組み付けるべき車両(以下、この種の車両をSRS仕様
車という。)としては、様々な仕様のものがあり、各仕
様により、組み付けるべきSRSの構成が異なる。この
SRS組付ラインでは、各工程に車両が到来するごと
に、その車両の識別が行われ、識別結果に基づいて、そ
の車両に対し、当該工程に準備された部品を組み付ける
べきか否かの判断が行われる。また、仕様の違いによる
組付部品の違いも指示する。このような制御により、各
車両に対し各々が必要とする部品のみが組み付けられる
ようになっている。
【0012】また、上記各部品には、各々シリアル番号
がバーコードにより付されており、車両に組み付けられ
る際に、そのシリアル番号が採取されるようになってい
る。また、各工程において、ボルト締付作業、嵌合作業
等、各部品の組み付け作業を行った場合、締付トルク
値、嵌合状態等、作業の結果を表す情報が採取されるよ
うになっている。
【0013】本実施例による製造管理システムは、この
ようにして各部品のシリアル番号およびそれらの組み付
け時の作業状態を作業結果データとして採取するととも
に採取した作業結果データを各車両単位で管理するもの
である。本実施例の製造管理システムにおいては、工場
内に第1〜第3のSRS組付ラインが設置されている。
工場内に搬入される各車両は、これらのラインのうちい
ずれかのラインに投入され、必要に応じてSRSの組み
付けが行われるようになっている。
【0014】本実施例の製造管理システムの構成につい
て、以下に説明する。本実施例の製造管理システムは、
図4に示すように、通信端末CT1・CT2、作業端末
WT、管理端末MT1〜MT3、中検端末MIT、完検
端末FIT、メンテナンス端末MET、帳票端末BT、
調整端末ADT(修正工程)、再検端末RT等の端末お
よびファイルサーバFS1〜FS3を有している。ま
た、N1およびN2は、各々トークンリング型ネットワ
ークであり、この製造管理システム内の各端末装置間の
データ伝送経路として使用されるようになっている。
【0015】前記通信端末CT1・CT2は、自動車の
製造ライン全体を統制するALC(Assemble Line Cont
rol;組立ラインコントロール)ホストコンピュータH
STと通信回線を介して接続されている。通信端末CT
1・CT2は通信機能をデュプレックス化するために2
台設けられているものであり、以下、通信端末CTnと
総称する。SRS組付ラインに車両が投入される際に
は、投入車両に関する受信データであるAF−ONデー
タがホストコンピュータHSTから送信され、通信端末
CTnはこのAF−ONデータを受信するようになって
いる。また、SRS組付ラインから車両をラインオフす
る際には、SRS組み付けラインでの当該車両について
の経歴情報が、AF−OFFデータとして通信端末CT
nからホストコンピュータHSTへ送信されるようにな
っている。
【0016】前記作業端末WTは、各ラインを構成する
各工程ごとに1台ずつ配置され、各々が管轄する工程に
おいて、 各々が管轄する工程において行うべき作業の制御。こ
の制御には、到来する車両の識別、作業の可否の判定、
作業内容の判定、組付可能部品の判定および締め付け作
業を行うETC(電気式トルク制御)レンチまたは定ト
ルクレンチの制御等が含まれる。 各々が管轄する工程において実際に行われる作業内容
の確認、具体的には締め付け作業におけるトルクの値、
嵌合作業を終えた嵌合部の状態、組付部品シリアル番号
等の収集。 上記収集結果に基づく作業結果データの形成。 作業が所定の基準を満足する態様で行われたか否かの
判断および判断結果の表示。等の機能を果たすようにな
っている。
【0017】前記管理端末MTn(n=1〜3)は、各
ラインnごとに1台設置されており、各ラインに対応し
た各種ファイルの管理を行うものである。これらのファ
イルは、各ラインが行う作業の制御のための情報あるい
は上記作業結果データ等を記憶するために、前記ファイ
ルサーバFSn(n=1〜3)内に保有されている。各
ファイルサーバFSnに設けられるファイルには、各ラ
インnについての管理ファイルとして、図5に示すよう
に、ALC受信ファイルF1、ALC送信ファイルF
2、トリガファイルF3、SRS作業テーブルF4、端
末稼働確認ファイルF5、検査号機データファイル(記
憶手段)F6、保存用データファイルF7がある。
【0018】これらの管理ファイルのうち、本実施例に
主として関与するものについて、その具体的な内容を以
下に説明する。 (1)SRS作業テーブルF4 SRS作業テーブルF4は、このSRS組付ラインにお
いて車両にSRS部品を組み付ける際の作業内容を定義
するものであり、図6に示すように、SRS記号、SR
S記号内容、部品データテーブル、締付データテーブル
および嵌合データテーブルよりなる。これらの各データ
のうち、SRS記号およびSRS記号内容は、このSR
S組付ラインにおいて取り付けられるSRSに関し記述
した情報である。
【0019】各テーブルデータは、SRSの構成部品、
締付データ、嵌合データを定義するデータでありそれぞ
れ作業内容、記号、工程番号、検索キーとから構成され
ている。検索キーは、部品データと締付データ、嵌合デ
ータとを対応づけるために定義されたデータであり、該
検索キーによって、部品から作業項目を検索することも
できるようになっている。
【0020】この作業テーブルから前記作業端末WTに
よってデータが読み出される際には、各データの順位が
作業端末WTによって記憶されるようになっている。こ
の順位は、以後、作業端末WTにより部品のシリアル番
号、締付トルクの測定結果または嵌合状態が採取された
場合に、それらの採取結果の後述する検査号機データフ
ァイル上での書き込み位置を決定する。すなわち、ある
工程の作業端末WTが作業テーブルF4における第3番
目の部品データを読み出した場合、以後、その作業端末
WTは部品から採取したシリアル番号を第3番目の部品
データとして作業データに組み込むようになっている。
締付データおよび嵌合データについても同様である。
【0021】(2)検査号機データファイルF6 この検査号機データファイルF6には、図7に示すよう
に、SRS組付ラインに投入される各車両に対応した作
業データが格納される。これらの作業データは、ALC
受信ファイルF1内に新たなAF−ONデータが書き込
まれるごとに管理端末MTnによって作成される。この
作業データ内の各領域は、車両に対して施された作業結
果を記録するために確保されたものである。したがっ
て、管理端末MTnによって作成された時点では内容を
持たないスペースで埋められており、車両が各工程を通
過する際に作業端末WTによって採取される作業結果デ
ータ(部品番号、締付データ、嵌合データ)が順次書き
込まれる。また、中検判定年月日、…、完検判定年月
日、…、調整判定年月日、…といった各種検査工程およ
び調整工程に対応したデータが、該当する工程において
採取され、検査号機データファイルF6内に書き込まれ
るようになっている。
【0022】前記調整端末ADTは、各ラインの後段に
各ラインごとに1台設置されており、各ラインの全作業
端末に対応した作業を選択的に実施することができるよ
うになっている。本実施例の製造管理システムでは、こ
の調整端末ADTは、到来した車両を識別するフレーム
番号を読み取ると、そのフレーム番号に対応した検査号
機データファイルF6を読み込み、該検査号機データフ
ァイルに書かれているSRS記号に基づいて、その車両
に組み込まれるべき部品名を作業テーブルから読み出し
て、図2に示すように、その一覧表示を行うようになっ
ている。
【0023】この場合に、作業テーブルF4内の部品名
と検査号機データファイルF6内の作業結果データと
は、上述のように関連づけられているので、一覧表示さ
れた部品名を指定すると、その部品名に対応する作業テ
ーブル内の検索キーに基づいて、検査行機データファイ
ルF6内の作業結果データが検索されるようになってい
る。また、これに伴って、部品名に対応する作業結果デ
ータ内に、NG項目があるか否かが即座に確認される。
そして、前記一覧表示において、NG項目のある部品名
は、NG項目のない部品名に対して区別する表示、例え
ば、赤色表示を行うことにより、作業者に再作業の必要
性が喚起されるようになっている(図2の斜線部)。
【0024】そして、この表示に基づいて、作業者が部
品名を選択すると、当該部品名に対応する作業テーブル
F4内の検索キーをキーとして、検査号機データファイ
ルF6内の作業結果データが一覧表示されるようになっ
ている(図3)。この後に、作業者が、不具合のある作
業項目を選択することにより、該作業項目に対応した作
業端末WTのプログラムがファイルサーバFSnから読
み出され、以下、作業端末WTと同様に機能して、各作
業を実施するようになっている。
【0025】この調整端末ADTにおける修正作業が実
施された後には、車両は、ホストコンピュータHSTに
よる最終的な出荷判定がなされるようになっている。そ
の結果、出荷して良いとの判定がなされた場合には、フ
レームナンバーに基づき、検査号機データファイルF6
が検索検索されて、出荷判定された車両の作業データが
読み出され、管理端末MTnにより作成された保存デー
タが保存用データファイルF7に書き込まれるようにな
っている。
【0026】このように構成された製造管理システムで
は、SRS組付ラインに車両が投入されると、その車両
に関するAF−ONデータがホストコンピュータHST
から送信され、管理端末MTnが、AF−ONデータと
作業テーブルF2の内容とを併せた作業データを検査号
機データファイルF6内に作成する。ホストコンピュー
タHSTは、この製造管理システムにAF−ONデータ
を送信した後に、SRS組付ラインへ投入する車両につ
いての製造経歴管理表を発行する。この製造経歴管理表
は、SRS組付ラインに投入する車両のフレーム番号お
よび機種系列コードを表したバーコードを印字され、車
両に搭載される。このバーコードは、組付仕様書にも印
字される。
【0027】そして、車両は、コンベアによって搬送さ
れ、SRS組付ライン内の各工程において採取された作
業結果データが、管理端末MTnによって作成された検
査号機データファイルF6内に、作業端末WTによって
順次書き込まれる。SRS部品の組み付けを終えた車両
は、中間検査工程、完成車検査工程へと順次投入され、
部品の組み付け状況等の総合判定が行われる。そして、
判定結果が検査号機データファイルF6に書き込まれた
後に、調整端末ADTに送られる。
【0028】調整端末ADTでは、図1に示すように、
バーコードから読み取られたフレーム番号に基づいて
(STEP1)、対応する検査号機データファイルF6
の作業データが読み出される(STEP2)。そして、
該作業データ内のSRS記号に基づいてその車両に組み
付けられるべきSRS部品が作業テーブルF2から読み
出され、その一覧表が表示される(STEP3)。この
とき、前記一覧表内において、作業結果に不具合のある
部品名は、赤色表示されているので、作業者が、その部
品を選択すると(STEP4)、該部品の検索キーに基
づいて、作業データ内から検索された全ての作業結果デ
ータが一覧表示される(STEP5)。作業者は、さら
に、その一覧表示の中からNG判定のある作業項目を選
択することにより(STEP6)、該調整端末ADT
を、当該作業項目に対応する作業端末WTとして起動さ
せ、NG項目の修正を行うことが可能となる。
【0029】このように、本実施例の製造管理システム
によれば、調整端末ADTにおける作業の選択を、部品
をキーとして行うこととしたので、複数の工程に亙って
行われる部品の修正作業を一覧表示して、洩れなく実施
することができる。しかも、作業者は、修正を必要とす
る作業内容を、一目で確認することができるので、その
確認作業における作業性を大幅に改善することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る製造
管理システムは、製造ライン上を流動させられる被組立
物に組み付けるべき部品データと作業データとを格納し
た作業テーブルを具備し、それに基づいて各種作業を実
施する複数の製造工程を有するとともに、各製造工程に
おいて採取された作業結果を保存する記憶手段と、各製
造工程において発生した不具合を修復するための修正工
程とを有し、修正工程では、修正を要する被組立物に対
応する前記作業テーブル内の部品データを一覧表示する
とともに、記憶手段内に保存されている作業結果に基づ
いて修正が必要な部品のみ色を替えて表示し、その表示
に応じて選択された部品の修正作業を実施した後に新た
な作業結果を記憶手段に保存するので、修正工程に投入
された被組立物に、いかなる不具合があるのかを、作業
員が容易に把握することができ、その確認作業に要する
工数を大幅に削減することができるという効果を奏す
る。また、これにより、作業順序の取り違えや、作業洩
れ等の不都合をも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造管理システムの一実施例にお
ける修正工程の作業フローを示す図である。
【図2】図1の修正工程における部品の一覧表示を示す
図である。
【図3】図2の部品をキーとして検索した作業結果デー
タの一覧表示を示す図である。
【図4】図1の製造管理システムの全体構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図1の製造管理システムにおける各種管理ファ
イルおよび各端末の関係を示す図である。
【図6】図1の製造管理システムにおいて使用する作業
テーブル内のデータフォーマットを示す図である。
【図7】図1の製造管理システムにおいて使用する検査
号機データファイル内のデータフォーマットを示す図で
ある。
【符号の説明】
WT 作業端末 ADT 調整端末(修正工程) F4 SRS作業テーブル F6 検査号機データファイル(記憶手段) HST ホストコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造ライン上を流動させられる被組立物
    に組み付けるべき部品の部品データと作業内容とを格納
    した作業テーブルを具備し、該作業テーブルに基づいて
    各種作業を実施する複数の製造工程を有するとともに、
    各製造工程において採取された作業結果を保存する記憶
    手段と、各製造工程において発生した不具合を修復する
    ための修正工程とを有する製造管理システムであって、 前記修正工程では、修正を要する被組立物に対応する前
    記作業テーブル内の部品データを一覧表示するととも
    に、前記記憶手段内に保存されている作業結果に基づい
    て修正が必要な部品のみ色を替えて表示し、該表示に応
    じて選択された部品の修正作業を実施した後に新たな作
    業結果を記憶手段に保存することを特徴とする製造管理
    システム。
JP35224193A 1993-12-27 1993-12-27 製造管理システム Pending JPH07200038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35224193A JPH07200038A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 製造管理システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35224193A JPH07200038A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 製造管理システム

Publications (1)

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JPH07200038A true JPH07200038A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18422727

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JP35224193A Pending JPH07200038A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 製造管理システム

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JP (1) JPH07200038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6952624B2 (en) 2003-02-18 2005-10-04 Shigematsu Co., Ltd Production system and production method
WO2011155012A1 (ja) * 2010-06-07 2011-12-15 パイオニア株式会社 品質管理システム、端末装置、情報処理方法及びセンタ装置用プログラム

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020618