JPH0719979U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0719979U
JPH0719979U JP5093293U JP5093293U JPH0719979U JP H0719979 U JPH0719979 U JP H0719979U JP 5093293 U JP5093293 U JP 5093293U JP 5093293 U JP5093293 U JP 5093293U JP H0719979 U JPH0719979 U JP H0719979U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の電気機器や電子機器に搭載し得ると共
に、安定した接触状態が得られるコネクタを提供するこ
と。 【構成】 コネクタ1は、2枚の基板300,400の
間に挟持されると共に、基板400のパッド(接点)1
01に接触される第1の接点部22aを有する弾性屈曲
接触片22,基板400を押圧部23aにて基板300
側に押圧する挟み込み片23,及び基板300に接続固
定されるターミナル片21から成るコンタクト20をイ
ンシュレータ10に固着して構成される。弾性屈曲接触
片22と挟み込み片23との間に基板400を挿着する
と、第1の接点部22aがパッド101に接触し、第2
の接点部22bがターミナル片21の近傍部分に接触
し、第1の接点部22aと第2の接点部22bとの間で
短い電流路が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2枚の平行な基板間を接続するためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、2枚の平行基板同士を接続するためのコネクタは、スタッキングコネク タと呼ばれている。このスタッキングコネクタは、例えば図6のように、一方の 基板100の回路パターンに接続されるようにピンコネクタ110を設け、この ピンコネクタ110に対向する他方の基板200にもその回路パターンに接続さ れるようにソケットコネクタ120を設け、これら各コネクタ110,120を 嵌合することによって、2つの基板100,200間における電気的な接続を図 っている。
【0003】 又、図7に示す如く、一方の基板100の回路パターンにS字型の金属バネ1 30の一端を接続し、この金属バネ130の他端側を相手方の基板200との間 で上下方向に加圧させ、金属バネ130の弾性によって各基板100,200の それぞれの回路パターンにおける電気的な接続を金属バネ130を介して図るタ イプのコネクタも知られている。
【0004】
【考案の解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図6に示すコネクタの場合、2枚の基板間で各コネク タが接続された状態においてコネクタの高さが比較的高くなってしまう。この為 、コネクタ嵌合状態における各基板間の距離も大きくなって、小型化が要望され る電気機器や電子機器に搭載するには不向きとなるという問題がある。
【0005】 又、図7に示すコネクタの場合も、金属バネの弾性による反発力を各基板の外 側やこれらの外部において係止する構造を要する。例えば各基板の外側にこれら の基板を包囲固定するためのフレームを設けている。このような構造の場合、コ ネクタが多芯数であると、コネクタを包囲固定するフレームの方も必然的に大き くなるので、上述したコネクタと同様に小型の電気機器や電子機器に搭載するに は不向きとなるという問題がある。
【0006】 本考案は、かかる問題点を解消すべくなされたもので、その技術的課題は、小 型の電気機器や電子機器に搭載し得ると共に、安定した接触状態が得られるコネ クタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、対向する2枚の基板間を接続するコネクタにおいて、2枚の 基板のうちの一方の基板に実装され、該一方の基板の回路パターンに接続固定さ れるターミナル片と、ターミナル片より屈曲して一方向に延在し、他方の基板の 回路パターンに接触される第1の接点部を含むと共に、2枚の基板間に挟持され る弾性屈曲接触片と、ターミナル片より一方向とは反対方向に弾性屈曲接触片に 対向して延在し、他方の基板を挿着することにより該他方の基板を一方の基板側 に押圧する挟み込み片とを含むコンタクトをインシュレータに固着して成るコネ クタが得られる。
【0008】 又、本考案によれば、上記コネクタにおいて、弾性屈曲接触片は解放された端 部を有し、該端部は該弾性屈曲接触片と挟み込み片との間に他方の基板を挿着す ることにより、ターミナル片の近傍部分に接触する第2の接点部となるコネクタ や、或いは挟み込み片と他方の基板との間に挿入するスペーサを含むと共に、弾 性屈曲接触片は解放された端部を有し、該端部は該スペーサの挿入により、ター ミナル片の近傍部分に接触する第2の接点部となるコネクタが得られる。
【0009】
【実施例】
以下に実施例を挙げ、本考案のコネクタについて、図面を参照して詳細に説明 する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係るコネクタの基本構成を基板に実装された状態の 斜視図により示し、図2はそのコネクタの基本構成を基板とは分解した状態の斜 視図により示したものである。
【0011】 このコネクタ1も、2枚の平行基板100,200同士を接続するためのスタ ッキングコネクタに属する。コネクタ1は、四角柱状のインシュレータ10と、 このインシュレータ10に所定の間隔で固着された複数のコンタクト20とから 成っている。コンタクト20の数は、基板100上に設けられた回路パターンの パッド(接点)101の数に対応する分だけ設けられている。このコネクタ1の 場合、図2を参照すれば、インシュレータ10の一側面には各コンタクト20を 装着するための複数の溝11が形成され、一方の基板200の端部にはコンタク ト20のターミナル片21を実装するための端子孔(スルーホール)201が並 設されている。
【0012】 複数のコンタクト20は、一方の基板200に実装され、この基板200の回 路パターンに接続固定されるターミナル片21と、このターミナル片21より屈 曲して一方向に延在し、他方の基板100のパッド101に接触される第1の接 点部22aを含むと共に、各基板100,200間に挟持される弾性屈曲接触片 22と、ターミナル片21より一方向とは反対方向に弾性屈曲接触片22に対向 して延在し、他方の基板100を挿着することにより他方の基板100を一方の 基板200側に押圧する挟み込み片23とを含んでいる。
【0013】 因みに、このコンタクト20においては、弾性屈曲接触片22は解放された端 部を有し、挟み込み片23と他方の基板100との間にスペーサ30を挿入する ことにより、弾性屈曲接触片22が押圧されてその端部がターミナル片21の近 傍部分に接触する第2の接点部22bとなり、この結果、第1の接点部22a及 び第2の接点部22b間で電流路が形成される。
【0014】 図3(a)はこのコネクタ1を基板200に実装した状態の部分的構成を一部 破断した平面図により示したもので、図3(b)はその部分的構成を一部破断し た正面図により示したものである。即ち、このコネクタ1における各コンタクト 20は、図3(a)を参照すれば、平面的外観からは挟み込み片23のみが露出 されており、図3(b)を参照すれば、側面的外観からは挟み込み片23の一部 がインシュレータ10より突出され、基板200からはターミナル片21の端部 が突出されている。
【0015】 次に、このコネクタ1による基板100,200相互間の接続を図4を参照し て説明する。このコネクタ1では、予めコンタクト20のターミナル片21が基 板200の端子孔201に挿入され、半田付け等により基板200の回路パター ンに接続固定されることにより、インシュレータ10が基板200に取付け実装 されている。そこで、初期操作では図4(a)に示す如く、コンタクト20の挟 み込み片23と弾性屈曲接触片22との間に基板100の端部を挿入し、引き続 いて基板100上にスペーサ30を載置する。スペーサ30は、基板100,2 00の幅とほぼ等しい長さになっており、基板100と挟み込み片23との間に 挟持される突出した挿着片31と、この挿着片31よりも突出し、挟み込み片2 3により係止される係止部32とが形成されている。
【0016】 そこで、図4(b)に示すようにスペーサ30の挿着片31を基板100と挟 み込み片23との間に挿着し、挟み込み片23の押圧部23aを挿着片31及び 係止部32の間の段差面に接触させる。この状態で挟み込み片23の押圧部23 aのバネ弾性力がスペーサ30,基板100を介して弾性屈曲接触片22に伝わ り、弾性屈曲接触片22が下側に押圧される。
【0017】 これにより、弾性屈曲接触片22の第1の接点部22aが上方向に弾性変形し て基板100の下面に設けられたパッド101に接触すると共に、第2の接点部 22bが下側に弾性変形してターミナル片21の近傍部分に当接して接触する。 この接触状態は弾性屈曲接触片22と挟み込み片23との間の弾性力のバランス がとれているので安定したものとなる。又、基板100と基板200との間にお けるコンタクト20による電気的接続は、第1の接点部22a及び第2の接点部 22b間の短い電流路I(図中に破線で示す)により、ターミナル片21を介し て行われる。
【0018】 この構成のコネクタ1の場合、コンタクト20の形状を変形させ、上述した如 くターミナル片21,弾性屈曲接触片22,及び挟み込み片23から成る一体型 のものとし、しかも上述した如く弾性屈曲接触片22と挟み込み片23との間の 弾性力をバランスさせているので、従来のコネクタに備えられるフレームの如く 係止用の部材を必要としない。又、2枚の基板100,200の間に挟持される 弾性屈曲接触片22が各基板100,200の平面方向に平行して伸びているた め、各基板100,200間の距離を小さくすることができる。
【0019】 因みに、このコネクタ1においては、比較的厚みの薄い基板200に対して同 様に厚みの薄い基板100を接続するためにスペーサ30を用いるものとしたが 、厚みの厚い基板を接続する際にはスペーサ30を用いることなく接続を行うこ とができる。
【0020】 図5は、スペーサを要しないコネクタによる2枚の基板300,400間を接 続した状態を側面図により示したものである。この場合、上側に位置される基板 400の厚さは、下側に位置される基板300の厚さよりもずっと厚くなってい る。即ち、ここでは弾性屈曲接触片22の端部にある第2の接点部22bが弾性 屈曲接触片22と挟み込み片23との間に基板400を挿着することにより、一 意的にターミナル片21の近傍部分に接触し、同時に基板400のパッド101 に第1の接点部22aが接触する。この結果、安定した接触状態が得られ、上述 した場合と同様に第1の接点部22a及び第2の接点部22b間に短い電流路が 形成され、各基板300,400間の電気的接続が図られる。
【0021】 尚、上述したコネクタにおいて、コンタクト20の形状を工夫し、例えば挟み 込み片23の屈曲度を変えたり、或いはインシュレータの高さをより低くすると 共に、これに合わせてコンタクト20が取り付けられる基板面に対して垂直方向 となるコンタクト20の高さ寸法を低くすれば、厚さの薄い基板同士の間をスペ ーサ30を用いることなく接続することも可能となる。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べた通り、本考案のコネクタによれば、コンタクトの形状を改良して ターミナル片,弾性屈曲接触片,及び挟み込み片から成る一体型のものとし、弾 性屈曲接触片が2枚の基板の平面方向に平行して伸びて各基板の間に挟持される 構成としているため、各基板間の距離が小さくなると共に、弾性屈曲接触片と挟 み込み片との間の弾性力のバランスがとれて接触嵌合が安定し、従来のコネクタ の如く係止用の部材を必要とせずに全体的寸法を小さくすることができるように なる。これにより、本考案のコネクタは各基板を含めて小型の電気機器や電子機 器への搭載が極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコネクタの基本構成を
基板に実装された状態で示した斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタの基本構成を基板とは分離
された状態で示した斜視図である。
【図3】(a)は図1に示すコネクタを基板に実装した
状態の部分的構成を一部破断して示した平面図であり、
(b)はその部分的構成を一部破断して示した正面図で
ある。
【図4】図1に示すコネクタによりスペーサの挿入を要
して2枚の基板間を接続する手順を示したもので、
(a)はスペーサ挿入前の状態を示した側面図であり、
(b)はスペーサ挿入後の状態を示した側面図である。
【図5】図1に示すコネクタによりスペーサを使用せず
に2枚の基板間を接続した状態を示した側面図である。
【図6】従来のコネクタにより2枚の基板間を接続する
手順を説明するために示した部分側面図である。
【図7】従来の他のコネクタにより2対の基板間を接続
する手順を説明するために示した部分側面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 インシュレータ 11 溝 20 コンタクト 21 ターミナル片 22 弾性屈曲接触片 22a 第1の接点部 22b 第2の接点部 23 挟み込み片 23a 押圧部 30 スペーサ 100,200,300,400 基板 201 端子孔(スルーホール)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2枚の基板間を接続するコネク
    タにおいて、前記2枚の基板のうちの一方の基板に実装
    され、該一方の基板の回路パターンに接続固定されるタ
    ーミナル片と、前記ターミナル片より屈曲して一方向に
    延在し、他方の基板の回路パターンに接触される第1の
    接点部を含むと共に、前記2枚の基板間に挟持される弾
    性屈曲接触片と、前記ターミナル片より前記一方向とは
    反対方向に前記弾性屈曲接触片に対向して延在し、前記
    他方の基板を挿着することにより該他方の基板を前記一
    方の基板側に押圧する挟み込み片とを含むコンタクトを
    インシュレータに固着して成ることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
    弾性屈曲接触片は解放された端部を有し、該端部は該弾
    性屈曲接触片と前記挟み込み片との間に前記他方の基板
    を挿着することにより、前記ターミナル片の近傍部分に
    接触する第2の接点部となることを特徴とするコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
    挟み込み片と前記他方の基板との間に挿入するスペーサ
    を含むと共に、前記弾性屈曲接触片は解放された端部を
    有し、該端部は該スペーサの挿入により、前記ターミナ
    ル片の近傍部分に接触する第2の接点部となることを特
    徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102409569B1 (ko) * 2021-12-06 2022-06-22 (주)연호엠에스 플러그 커넥터

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