JPH07197004A - 尿素で増量されたポリイソシアネート - Google Patents

尿素で増量されたポリイソシアネート

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JPH07197004A
JPH07197004A JP4216588A JP21658892A JPH07197004A JP H07197004 A JPH07197004 A JP H07197004A JP 4216588 A JP4216588 A JP 4216588A JP 21658892 A JP21658892 A JP 21658892A JP H07197004 A JPH07197004 A JP H07197004A
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urea
polyisocyanate
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water
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ヘーバー・デイー・レイトン
Howard S Duff
ハワード・エス・ダツフ
Kevin R Molyneaux
ケヴイン・アール・モリイネオウクス
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本明細書中には、安定な流体混合物およびこ
の混合物を含有する結合用組成物が開示されており;前
記混合物は、尿素をポリイソシアネートと混合する前に
尿素を予め水と混合して、尿素で増量されたポリイソシ
アネートを形成させることを特徴とする、ポリイソシア
ネートと尿素水溶液とを含んでいる。 【効果】 尿素で増量されたポリイソシアネートを含む
安定な流体混合物が提供され、この混合物は様々な複合
材料を製造するための結合用組成物を誘導するのに適し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連鎖が延長されたポリイ
ソシアネートおよびそれらを繊維、粒子、ウェファーお
よびストランドボード、並びに合板のような複合材料を
製造する場合の接着剤として使用することに関する。よ
り具体的に言えば、本発明は尿素で増量されたポリイソ
シアネート(urea extended polyisocyanates )に関す
る。
【0002】
【従来技術】複合材料は、繊維、粒子、ウェファーまた
はストランドのような粉砕されたリグノセルロース材料
をタンブラーまたはこれに類似した装置の中でかき回す
か、または攪拌することによってその粉砕された材料を
混ぜ合せながら、それらの材料に結合剤組成物を吹き付
けることによって、製造される。十分に混ぜ合せて均質
な混合物を形成させた後、それらの材料はゆるいマット
に成形される。合板は、それを形成させる各層の1枚
(単板)の上に結合剤組成物をロールコーティングする
か、カーテンコーティングさせるか、または吹き付ける
ことによって製造される。ついで複数枚の単板が組み合
わされて所望の厚さのシートが形成される。次にこれら
のマットまたはシートは加熱されたプレスの上に置かれ
て圧縮され、それによって材料の統合および硬化が達成
されて板(ボード)となる。材料の湿気安定性並びにそ
れの機械的強度を向上させる観点から、リグノセルロー
ス材料のための結合剤および/または含浸剤としてポリ
イソシアネートを使用することが提案されてきた。ポリ
イソシアネートは、それらの品質を改善する特性ばかり
でなく、ドイツ特許出願公開明細書第2,109,68
6号に開示されているように、結合剤として使用された
とき広範囲にわたるプロセス技術の利点を有する。
【0003】米国特許第3,870,665号明細書は
合板、繊維板およびその他の圧縮成形品の製造において
ポリイソシアネートを製造することと、そのための触媒
を開示している。専らポリイソシアネートと結合してい
る複合材料の大規模な工業的製造はこれまで制限されて
きた。或種のポリイソシアネート、例えばポリメチレン
ジイソシアネートのような他のものよりも満足に働くイ
ソシアネートを使用することはそれのコストによって制
限されてきた。コストの制約のために、これらの高価な
イソシアネートの使用量は、与えられた材料に対して低
く抑えられている。これらのイソシアネートの割合を使
用する一つの方法は安価な増量剤によってイソシアネー
トの連鎖を延長するとを含んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明によって、安価
であるが、尿素によって増量された有効なポリイソシア
ネートが提供される。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記によれば、本発明
は、ポリイソシアネートと尿素水溶液との安定な流体混
合物を包含し;前記混合物は、尿素がポリイソシアネー
トと混合される前に予め水と混合されることを特徴とし
ている。本発明はまた、ポリイソシアネートと、水溶液
の状態にある尿素との組合わせから誘導される、尿素で
増量されたポリイソシアネートを含む結合用組成物、並
びに流体混合物および結合用組成物の製造方法も包含し
ている。粉砕された粒子またはリグノセルロース材料か
らなる単板を本発明の結合用組成物で被覆することを含
む、これらの粒子または単板から複合材料を製造する方
法もさらに本発明に包含される。本発明に従って製造さ
れる複合材料もさらに本発明に包含される。驚くべきこ
とに、ポリイソシアネートと水溶液の状態にある尿素と
の混合物は安定であることが発見され、したがってこの
混合物は本発明のポリメチレンジフェニルジイソシアネ
ートのような尿素で増量されたポリイソシアネートを含
む結合用組成物を製造するための容易で、かつ安価な手
段を提供する。本明細書中で説明されているように、特
許請求の範囲に記載された本発明は、ポリイソシアネー
トと尿素水溶液からなる流体混合物を包含している。本
明細書中の“安定な”という用語はポリイソシアネー
ト、尿素および水の混合物が特に周囲温度において十分
な保存寿命を持って、結合用組成物として有用な状態を
保つことを意味している。例を挙げて言えば、この混合
物は、例えば流し込みまたは吹付によって容易に適用で
きる流体の形で保たれる。
【0006】この混合物を製造するに当っては、これら
の2種の成分を予め混合することによって尿素水溶液が
生ずる。水は尿素水溶液を生ずるのに十分な量で使用さ
れる。本明細書中で用いられる“溶液”という用語は混
合物のその他の形、例えば分散体またはエマルジョンを
意味していてもよい。典型的には水対尿素の重量比は約
99:1ないし1:1、好ましくは約2:1ないし1:
1であり得る。その結果生じた尿素水溶液は、その後、
ポリイソシアネートを機械的に攪拌しながら、この溶液
を徐々に加えることによって、ポリイソシアネートと混
合される。ポリイソシアネート対尿素水溶液の重量比は
約99:1ないし1:1.5であり得る。ここで有用な
ポリイソシアネートは脂肪族、脂環式、芳香族、アラリ
ファティック、またはそれらの混合物であり得る。ポリ
イソシアネートの具体的な、しかし限定することを意味
しない例はテトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジ
イソシアネートのようなアルキレンジイソシアネート;
フェニレン1,3−ジイソシアネート、フェニレン1,
4−ジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシ
アネート、ジ−またはトリイソプロピルベンゼンジイソ
シアネートおよびトリフェニルメタントリイソシアネー
ト、p−イソシアナトフェニルチオ燐酸のトリエステ
ル、p−イソシアナトフェニル燐酸のトリエステルのよ
うなアリーレンジイソシアネートおよびそれらのアルキ
ル化生成物;1−(イソシアナトフェニル)−エチルイ
ソシアネートまたはアルキレンジイソシアネートのよう
なアラルキルジイソシアネートからなる群から選ぶこと
ができる。アルコキシ基またはニトロ基あるいは塩素原
子または臭素原子のような種々の置換基で置換されてい
るポリイソシアネートも使用できる。当量よりも少ない
量のポリヒドロキシル化合物、例えばトリメチロールプ
ロパン、ブタンジオール、グリセロールまたはヘキサン
−1,2,6−トリオールで変性されたポリイソシアネ
ートも適している。ポリフェニル−ポリメチレンポリイ
ソシアネートが好ましい。その他の好適なポリイソシア
ネートはインターサイアンスパブリッシャーズ(Int
erscience Publishers)発行、著
作権1964年、サンダーズ(Saunders)およ
びフリッシュ(Frisch)著の著作、ポリウレタ
ン:化学および技術(Polyurethane:Ch
emistry and Technology)に開
示されており、この開示事項は参考のため本明細書中に
組み入れられている。
【0007】カルボジイミド基、ウレトジオン基、ウレ
トンイミン基およびイソシアヌレート基を含むイソシア
ネートも使用できる。様々なイソシアネートの混合物も
勿論使用することができ、そしてドイツ特許出願公開明
細書第2,109,686号によれば、フェニルイソシ
アネートまたはナフチルイソシアネートのようなモノイ
ソシアネートばかりでなく、市販の粗製ジイソシアナト
−トルエン異性体混合物の蒸留から得られる残渣も含む
ことができる。その他の好適なイソシアネートは、例え
ば、フェノール、オキシムまたは重亜硫酸根(bisu
lphite)でマスクされたポリイソシアネート、お
よびポリイソシアネートを当量未満の量のアセタール、
例えばメチロールと反応させることによって得られるイ
ソシアネート基含有反応生成物、並びにイソシアヌレー
ト環を有するイソシアネートを包含している。その他の
好適なポリイソシアネートは前記のサンダースおよびフ
リッシュの本に開示されている。本発明方法において
は、尿素ホルムアルデヒド メラミンホルムアルデヒド
縮合物およびフェノールホルムアルデヒド縮合物を基剤
とする慣用の結合剤を、イソシアネートを基とする結合
剤および/または含浸剤に加えて、混合物の形で、また
は別個に使用することができる。ポリイソシアネート対
尿素の重量比は約9.5:0.5ないし1:1、好まし
くは9.5:0.5ないし7:3であり得る。
【0008】本明細書中で説明されているように、ポリ
イソシアネート、好ましくはジフェニルメタンジイソシ
アネートは尿素水溶液と混合されて本発明の安定な混合
物を生ずる。この混合物の粘度は25℃でブルックフィ
ールド第2番のスピンドルを用いて測定して100ない
し5000センチポアズであり得る。特許請求の範囲に
記載された発明を実施するに当っては、結合用組成物の
量は、複合体に形成される材料の種類、水分含有量およ
びこれらに類する条件によって左右されるであろう。典
型的には結合用組成物は木材の絶乾重量を基にして固形
分1ないし25、好ましくは2ないし10重量%の量で
使用できる。結合用組成物と共に使用できる随意の成分
は触媒、ワックスエマルジョン、防腐剤および界面活性
剤、例えば乳化剤および安定剤のような助剤であり得
る。尿素含有量が高い本発明の実施態様においては、加
工粘度(Working viscosity)を有す
る結合用組成物を提供するのに十分な量の乳化剤、例え
ばシリコーン界面活性剤を用いることができる。“加工
粘度”という用語は、組成物を使用条件下で、例えば流
し込みまたは吹付によって適用できるような、組成物の
粘度を意味する。
【0009】繊維、木材またはセルロース材料の粉砕さ
れた粒子から複合材料を製造する方法は、尿素で増量さ
れたポリイソシアネートを含有する、特許請求の範囲記
載の発明の結合用組成物でこれらの粒子を被覆すること
を含んでいる。普通、再構成される複合パネルは、粉砕
された材料をブレンダーまたはこれに類似の混合装置の
中でかき回すか、または攪拌しながら、その材料に結合
用組成物を吹き付けることによって製造される。一般に
結合剤系は粒子の乾燥重量を基にして、リグノセルロー
ス材料の2〜25重量%に等しい量で添加される。所望
ならば、また難燃剤、防腐剤、殺生物剤およびこれらに
類するもののようなその他の物質を混合段階中で材料に
加えてもよい。十分に混合して均質な混合物を形成させ
た後、被覆された材料は好ましくは約4ないし18重量
%の水分を含有する、ゆるいマットに成形される。つい
でこのマットは当て板の間で、加熱されたプレス(30
0〜450°F)中に置かれ、そして圧縮されて(30
0〜700psi)材料を統合してボードとなる。プレ
ス時間、温度および圧力は、製造されるボードの厚さ、
ボードの所望の密度、使用される粒子の寸法および当該
技術において周知のその他の因子によって、広範囲に変
えることができる。
【0010】本発明の結合剤と結合させることができる
好適なリグノセルロース含有原料の具体的な例は木材、
樹皮、コルク、バガス、ストロー、亜麻繊維、竹、アル
ファルファ、モミ殻、サイザル麻繊維およびココナツ繊
維を包含している。しかしながら、圧縮された物品もま
た本発明に従って、その他の有機原料(例えば様々な種
類のプラスチックスクラップ)および/または無機原料
(例えば膨張させた雲母またはシリケートのビーズ)か
ら製造できる。この場合、これらの材料は顆粒、削り
層、繊維、ビーズまたは粉末の形で存在することがで
き、そして例えば0ないし35重量%の水分含有量を持
つことができる。本発明は以下の実施例によって更に例
証されるが、本発明はこれらの実施例によって限定され
ることは意図されてなく、そしてこれらの実施例におい
て、別に明記されていなければすべての部および百分率
は重量によるものである。
【0011】
【実施例】以下の例は粒子およびストランドファーニッ
シュ(strand furnish)または単板(ベ
ニヤ)を使用する。繊維、粒子、ストランドまたはウェ
ファーのような、すべての粉砕された形の木材は同様に
使用できることが予想される。
【0012】例1 尿素を水に溶かすことによって、6部の水の中に4部の
尿素を含む溶液を調製した。機械的な攪拌装置で攪拌し
ながらこの溶液7.5部をモンドール(Mondur)
541(モベイ コーポレーション(Mobay Co
rporation)から入手できる PMDI)に徐
々に加えて、PMDI7部、水4.5部および尿素3部
からなる混合物を生成させた。濃厚なエマルジョンが生
じた。このエマルジョンを、市販の軟質木材パーティク
ルボード ファーニッシュが装入されている。ロディゲ
社(LODIGE CO.)から入手できるバッチ式の
パーティクルボード ブレンダーの中にゆっくりと注入
した。このエマルジョンは木材ファーニッシュの絶乾重
量に基づいて固形分4%の結合剤含有量となるように添
加された。ハーキュルス(Hercules)から入手
した50%固形分ワックスエマルジョン“パラコール
(Paracol)8ION”もまたこのバッチに添加
された。結合剤の満足な分配を保証するためにブレンダ
ーを4分間運転した。ついでデクルボックス内でファー
ニッシュを手で処理してマットを形成させた。生じたマ
ットを350°にて4 1/2 分間に半インチの停止位置
(stop)まで、プレスした。生じたボードに関する
特性は表1に示される。
【0013】例2(比較例) 結合剤が混ぜ物のないPMDIであることを除いて、例
1を繰り返した。その結果生じたボードに関する特性は
4%の対照物として表1に示される。
【0014】例3 水/尿素溶液を加える前に0.75%(PMDIを基と
する)のシリコーン海面活性剤をPMDIに加えたこと
を除いて、例1の結合剤の調製手順を繰り返した。これ
はエマルジョンの粘度を大いに低下させて、それを吹付
に適用するのを可能にした。ストランドを実験室的な回
転ドラム型ブレンダー中でかき回しながら、その上にエ
マルジョンを空気で吹き付けた。結合剤の添加量は固形
分で3%であった。また固形分50%のワックスエマル
ジョン1%も加えた。その後に例1のプレス スケジュ
ールを続けた。生じたウェファーボードの特性を表2に
示す。
【0015】例4 結合剤エマルジョンがPMDI 9部、水1.57部お
よび尿素1部からなることを除いて、例3の手順を繰り
返した。その結果生じたウェファーボードの特性を表2
に示す。
【0016】例5 結合剤エマルジョンがPMDI 95部、水7.5部お
よび尿素5部からなることを除いて、例3の手順を繰り
返した。その結果生じたウェファーボードの特性を表2
に示す。
【0017】
【表1】 表 1 結合剤1 2時間 静的曲げ 沸騰 添加量 密度(pcf)2 IB(psi) 3 MOR(psi) 4 MOE(psi)5 %TS 6 4% 50.3 289 3146 472,100 35 % (30%尿素) 4% 49.0 265 3697 524,600 32 % (対照) 1.木材の絶乾重量を基にした固形分 2.1立方フィート当りのポンド数 3.内部ボンド 4.破壊係数 5.弾性率 6.2時間沸騰させた後の膨潤厚さ
【0018】
【表2】 表 2 24時間 2時間沸騰 結合剤 浸漬 添加量 密度 IB MOR MOE 保持され 保持され 保持され (pcf) (psi) (psi) (psi) た TS% た TS% た MOR % 3% 43.0 63 5501 778,200 25 68 29 (10%尿素) 3% 45.4 90 5377 743,200 18 − − (10%尿素) 3% 42.2 105 6441 786,500 19 − − ( 5%尿素) 3% 46.9 120 5502 713,500 18 − − (対照) 2.5 % 42.0 53 5709 657,000 22 52 39 (対照) 2% 41.0 42 5007 651,200 22 56 41 (対照)
【0019】本発明はこれまでに説明の目的で詳しく述
べられてきたけれども、このような詳細な説明は専らそ
の目的のためであって、本発明が、特許請求の範囲に記
載された事項によって制限され得ることを除き、本発明
の精神および範囲を外れないで、当業者がその中で様々
な変更をなし得ることは当然理解されるべきである。以
上、発明の詳細な説明において詳しく説明された本発明
を要約すれば、次の通りである。
【0020】(1)尿素をポリイソシアネートと混合す
る前に、尿素が予め水と混合されていることを特徴とす
る、ポリイソシアネートと尿素水溶液とを含む安定な流
体混合物。 (2)ポリイソシアネートがポリメチレンジフェニルジ
イソシアネートまたはトルエンジイソシアネートである
前記第1項の安定な流体混合物。 (3)水対尿素の重量比が約99:1ないし1:1であ
る前記第1項の安定な流体混合物。 (4)水対尿素の重量比が約2:1ないし1:1である
前記第3項の安定な流体混合物。 (5)尿素対ポリイソシアネートの重量比が約9.5:
0.5ないし1:1である前記第1項の安定な流体混合
物。
【0021】(6)ポリイソシアネートと、水溶液の状
態にある尿素との組合せから誘導される、尿素で増量さ
れたポリイソシアネートを含む結合用組成物。 (7)ポリイソシアネートがポリメチレンジフェニルジ
イソシアネートまたはトルエンジイソシアネートである
前記第6項の結合用組成物。 (8)水対尿素の比が約99:1ないし1:1である前
記第6項の結合用組成物。 (9)水対尿素の重量比が約2:1ないし1:1である
前記第8項の結合用組成物。 (10)ポリイソシアネート対尿素の重量比が約9.
5:0.5ないし1:1である前記第6項の結合用組成
物。 (11)さらに界面活性剤を含む前記第6項の結合用組
成物。 (12)尿素を予め水と混合して尿素の水溶液を形成さ
せ、ついでその尿素水溶液をポリイソシアネートと混合
することからなる、尿素で増量されたポリイソシアネー
トの製造方法。 (13)繊維、木材またはセルロース材料からなる粉砕
された粒子あるいは単板を、前記第6項の尿素で増量さ
れたポリイソシアネートを含む結合用組成物で被覆する
ことからなる、これらの粒子または単板から複合材料を
製造する方法。 (14)前記第13項記載の方法によって製造された複
合材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハワード・エス・ダツフ アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15235 ピツツバーグ、ヘブロン・ドライヴ 3146 (72)発明者 ケヴイン・アール・モリイネオウクス アメリカ合衆国ウエスト・ヴアージニア州 26062 ウエイアトン、バジル・ドライヴ 512

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿素をポリイソシアネートと混合する前
    に、尿素が予め水と混合されていることを特徴とする、
    ポリイソシアネートと尿素水溶液とを含む安定な流体混
    合物。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネートと、水溶液の状態に
    ある尿素との組合せから誘導される、尿素で増量された
    ポリイソシアネートを含む結合用組成物。
  3. 【請求項3】 繊維、木材またはセルロース材料からな
    る粉砕された粒子あるいは単板を、請求項2の尿素で増
    量されたポリイソシアネートを含む結合用組成物で被覆
    することからなる、これらの粒子または単板から複合材
    料を製造する方法。
JP4216588A 1991-07-25 1992-07-23 尿素で増量されたポリイソシアネート Withdrawn JPH07197004A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/735,502 US5128407A (en) 1991-07-25 1991-07-25 Urea extended polyisocyanates
US07/735502 1991-07-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07197004A true JPH07197004A (ja) 1995-08-01

Family

ID=24956081

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