JPH0719602U - 流体圧操作による位置決め装置 - Google Patents
流体圧操作による位置決め装置Info
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- JPH0719602U JPH0719602U JP011650U JP1165094U JPH0719602U JP H0719602 U JPH0719602 U JP H0719602U JP 011650 U JP011650 U JP 011650U JP 1165094 U JP1165094 U JP 1165094U JP H0719602 U JPH0719602 U JP H0719602U
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1414—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type with non-rotatable piston
- F15B15/1419—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type with non-rotatable piston of non-circular cross-section
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大きな安定性と強度とさらに剛性を有し、従来
の単一の作業シリンダと比較して相当多種の用途に用い
られる流体圧操作による位置決め装置を提供すること。 【構成】シリンダキャップの少なくとも1つを通過しシ
−ルされた態様で突出する軸方向に平行なピストンロッ
ドが、ピストンの少なくとも一方の側で支持板要素に連
結され、ピストン要素の長手方向軸と同軸の少なくとも
1つの被駆動要素であって、回転運動を発生する被駆動
要素が、支持板の少なくとも1つにある中心開口を通っ
て突出しており、前記支持板の軸受け内で回転自在に、
そして軸方向には固定的に支持される、両端部が閉鎖し
た細長いシリンダ要素を有する流体圧操作による位置決
め装置。
の単一の作業シリンダと比較して相当多種の用途に用い
られる流体圧操作による位置決め装置を提供すること。 【構成】シリンダキャップの少なくとも1つを通過しシ
−ルされた態様で突出する軸方向に平行なピストンロッ
ドが、ピストンの少なくとも一方の側で支持板要素に連
結され、ピストン要素の長手方向軸と同軸の少なくとも
1つの被駆動要素であって、回転運動を発生する被駆動
要素が、支持板の少なくとも1つにある中心開口を通っ
て突出しており、前記支持板の軸受け内で回転自在に、
そして軸方向には固定的に支持される、両端部が閉鎖し
た細長いシリンダ要素を有する流体圧操作による位置決
め装置。
Description
【0001】
本考案は、連結要素を経て圧力流体で操作され、シリンダキャップによりその 端部を閉止される少なくとも1つのシリンダと、このシリンダ内を長手方向に滑 動し得る少なくとも1つのピストンと支持シール要素を有する流体圧操作による 位置決め装置に関する。位置決め装置は又ピストンに連結され、シール状態でピ ストン外に延びるピストンロッドのような少なくとも1つの力伝達要素を有する 。
【0002】
単方向或は双方向作用の空気圧或は流体圧がかかる作用シリンダの形のこの種 の位置決め装置は広く用いられている。シリンダ室がシリンダ壁を形成する管に よって包囲され、シリンダキャップが管の端部に位置するような作業シリンダが 用いられる時は、或る構造上の制約を考慮する必要がある。細長いシリンダでは 、ピストンロッドは一般に延長したピストンロッドの彎曲は許されないから、比 較的僅かな横方向の負荷のみを吸収し得る。従って、この種の横方向の負荷が生 ずる場合はピストンロッドによって駆動される要素に対して完全に分離した案内 装置を設ける必要がある。案内の必要な剛性とシリンダとの連結を保証する為に は更に別の構造的な準備を必要とする。企画された用途による安定性と強度に関 する要求はしばしば比較的大径のシリンダを必要とし、これは換言すれば大きな 空気の消費料或は大きな油の使用量を必要とし、従って操作費用が高くなる。最 後に、ピストンロッドによって生じた往復運動に加えて、ピストンロッドに連結 された装置に対する回転或は移動駆動運動が必要な用途がある。このような場合 、別の駆動機構が必要となり、この機構は作業シリンダとは独立したユニットと してシリンダ壁外或はシリンダキャップに取り付けられ、かくしてこの機構は相 当な空間を必要とし、時として間に設けられた運動伝達要素に対する技術的な費 用等がかかる。
【0003】
本考案は大きな安定性と強度と更に剛性を有し、従来の単一の作業シリンダと 比較して相当に大きな多種の用途に用いられる流体圧操作による位置決め装置を 提供する事である。
【0004】
簡単に述べると、シリンダは外側の壁とこの壁と同軸で且離間した内壁とを有 するリング状のシリンダを形成する為に2重壁構造をなし、ピストンはリング状 で内壁のシリンダ壁を包囲する環状のピストンを形成する。
【0005】
この装置においては、シリンダは基本的には一端を閉止された2つの同心の管 であり、その間で環状のピストンが長手方向に滑動し得るように案内される。そ の結果、シリンダは比較的大きな直径を有して安定性も強度もあるが、他方環状 のシリンダ室の為、空気、即ち圧力流体の使用量は比較的小さい。装置はその基 本的設計を殆んど変えないので圧力流体用に設計され得る。
【0006】 内側のシリンダによって形成された自由空間は相当な重量の節約になるばかり でなく、実用的に利用され得る。この為、配置の好ましい実施例においては、同 軸の通路が環状のシリンダキャップに連結された内側のシリンダ壁によって形成 される。この自由な通路は種々の付属物を受け入れる為に用いられ、それ等の付 属品は装置に対して要求される全体の空間を増加する事なしに収納され、与えら れた用途に対して装置を万能的に適合し得る。
【0007】 位置決め装置は力伝達要素のような環状のピストンに連結された軸方向に平行 なピストンロッドを有し、ピストンロッドはシール状態で一方或は両方のシリン ダキャップを経て延びピストンの各端部に互いに連結される。ピストンロッドは 環状のシリンダの長手方向の軸線のまわりに共通のピッチ円でピストンの各端部 にピストンロッドは例えば支持板の形の支持或は案内要素に連結され、この要素 は同時に工具ホルダとして用いられ得る。
【0008】 前述の支持板で構成された籠状の構造は大きな横方向の歪の場合でも延長した ピストンロッドに僅かな撓みを生ずるのみであるから、シリンダの長手方向の軸 線のまわりに環状に配置された複数のピストンロッドは大きな横方向の歪を吸収 し得る。支持板との堅固な連結は大きな安定性と強度とを保証する。
【0009】 回転運動を生ずる駆動機構は内側のシリンダ壁によって形成され一端を必要に 応じて閉止される通路内に設けられ、駆動機構はリングシリンダの長手方向の軸 線と同軸の少なくとも1つの駆動要素を有する。この事は位置決め装置を回転を 与えるユニットに変える事が出来、このユニットは研磨、ホーニング,つや出し ,ブラッシング,孔あけ及び座ぐり等の多くの種類の用途に用いられ得る。この 駆動機構は、環状のシリンダの長手方向の軸線を共有する少なくとも1つの被駆 動要素を備えている。
【0010】
図面に示す種々の実施例の位置決め装置は直線的な位置決め或は限定された長 さの操作運動および回転運動を発生する。
【0011】 総ての実施例に共通の特徴は、少なくとも1つのリング状のシリンダ(図1) を有し、このシリンダはガス状或は液状の圧力流体によって操作し、シリンダは 互いに離間して同軸の外側のシリンダ壁2と内側のシリンダ壁3とで形成され、 シリンダの環状のシリンダ室4は2つの略環状のシリンダキャップ5,6により その端面をシール状態で閉止されている。2つの外側と内側のシリンダ壁2,3 を形成する2つの同軸に嵌合した円筒状の滑らかな壁をもった管で形成されてい る環状のシリンダ室4内には、ピストン7が長手方向に案内され、このピストン は内側のシリンダ壁3を取りまく少なくとも1つのリング状のピストン8を有し 、各シリンダ壁2或は3と協動する周縁にシール手段を有する。少なくとも1つ の力伝達要素がリング状のピストン8に連結され、2つのシリンダキャップ5, 6の少なくとも1方を経てシール状態で外方向に延びている。
【0012】 総ての実施例において、同一の要素は同一の符号で示し、図1と図2において 1回だけ示している。
【0013】 2つの環状のシリンダキャップ5,6は図1に示すように四角の断面を有し、 装置に対して平らな支持面或は取付面を形成する。シリンダキャップに形成され たリング状の肩部10,11は対応する環状の溝内に挿入された弾性のシールリ ング12を有し、シリンダの外側の壁2と内側の壁3と共動して流体圧に耐える 状態でシリンダ室4をシールする。2つのシリンダキャップ5,6は図示しない ボルトにより互いに軸方向に支えられている。2つのシリンダキャップ5,6に は連結ねじ13を有する圧力流体連結孔14,15が形成され、リング状のピス トン8の両側でシリンダ室4に接続されている。
【0014】 図示した実施例においては、リング状のピストン8は複数の部材から成ってい る。ピストンは2つの剛性の同軸の環状のディスク16を有し、このディスクは 好ましくはプラスチックの内側と外側の円筒状の案内リング17,18を夫々有 し、それ等は環状の板の形でピストン要素34によって互いに固く連結されてい る。弾性のピストンシールリング19,20が対応する環状の溝内に挿入され、 リング状のピストン8を夫々外側と内側のシリンダ壁2,3に対してシールして いる。
【0015】 リングシリンダの長手方向の軸線21(図2)の平行な円筒状のピストンロッ ド22は、リング状のピストン8の両端にはめ込まれたばねリング23を介して リング状のピストン8に固く連結され、更にシリンダキャップ5を介してシール 状態で外側に延び、例えばねじ等でその外端を共通の剛体の支持板24に固く連 結する。力伝達要素であるピストンロッド22は共通のピッチ円26(図1)上 にその軸線25を有し、3つのピストンロッド22は等しい角度間隔で位置する 。その結果、ピストンロッドは支持板24に固く連結され、支持板24とピスト ンロッド22との大きな横方向の歪みを吸収する。予期される歪みに応じてピス トンロッド22の数は3つ以上に選ばれるが、或る実施例では、直径的に対向す る2つのみのピストンロッド22を有する事もできる。球軸受けブッシュ27が シリンダキャップ5の適宜の凹所内に挿入され、ピストンロッドの別の横方向の 案内をなし、図示しない他の要素が例えば図1に280で示した孔によって支持 プレート上に固定される事により更に支持板24の横方向の剛性を増加する。
【0016】 シリンダキャップ5,6の対応する溝内に位置する弾性のシールリング28は ピストンロッド22をシールし、弾性の圧力流体のワイパリング29はシリンダ 室4の方向でシールリング28の前方に設けられる。
【0017】 前述した位置決め装置が特別の用途に用いられるならば、ピストンロッド22 は図2の左側に示すように連続して形成される。この場合、ピストンロッド22 は例えば第2の支持板240を介して他のシリンダキャップ6の方向に向いた側 で一体に固く連結され、支持板240は支持板24と同様に形成され、リング状 のピストン8の位置決め運動によりピストンと同様に動く。この場合、細長いピ ストンロッドは更に球軸受けブッシュ270によりシリンダキャップ6に近接し て横方向に案内される。組み込まれたシールリング28とワイパリング29とが 再び示されている。
【0018】 図1と図2とに関連して述べられた位置決め装置は総ての目的に対して用いら れ、従来設計の標準の作業シリンダのピストンロッドのような限定された長さの 直線的な往復運動を生ずる事が重要である。
【0019】 内側のシリンダ壁3と2つの環状のシリンダキャップ5,6とは自由な円筒状 の通路30を形成し、この通路はリング状のシリンダの長手方向の軸線と同軸で あり、支持板224或は240に設けられた装置に対する供給或は信号ラインを 受ける為用いられ、或は更に以下に詳述するように別の機構を収納する為に用い られる。
【0020】 上述した図1、図2の代表的な実施例においては1つのみのリング状のピスト ン8がシリンダ室4内に設けられているが、用途に応じてピストン機構7は1つ 以上例えば2つのリング状ピストン8を有する事もあり、それ等はスペーサによ り互いに連結され又互いに離間し或は互いに独立し、この場合上述したピストン ロッド22のような力伝達要素は夫々に対応して組み込まれる。後者の場合、圧 力流体はピストン或は管状の力伝達要素例えば管状のピストンロッド22を介し てリング状のピストン8に作用する。次いで2つの独立したリング状のピストン 8は互いから離れ、又互いの方向に運動をする。
【0021】 内側のシリンダ壁3によって形成された通路30は、リング状のピストン8に よってなされる直線的な位置決め運動とは別に、支持板24上に設けられた図示 しない装置或は要素にリングシリンダの長手方向の軸栓のまわりに回転運動を与 え得る駆動機構を収納するのに用いられる。この為、円筒状の中空軸47が円筒 状の滑らかな壁を有する通路30内にニードル軸受46を介して回転的に支持さ れ、シリンダキャップ6を通して突出する端部に中空軸47はシリンダキャップ 6に設けられた詳細に図示しないモータのような駆動源用の連結フランジ48を 有する。中空軸47の内側にはスプライン49を設け、これに駆動軸50のスプ ライン51を係合し、駆動軸を嵌合状態で中空軸47内で滑動させる。駆動軸5 0は回転し得るが放射方向にローラ軸受52と軸方向のローラ軸受53を介して 環状の支持板24上で軸方向には動かないように支持される。伝達された回転運 動は支持板24の正面から突出するジャーナル54に伝わる。或る場合には、ジ ャーナル54は軸接手を有するか或はスプラインを設けており、従ってリング状 のピストン8を有する位置決め装置が接手作動要素を接手と係合し或は離脱する ように作用せしめる。
【0022】 図3は図2の実施例を基礎とする新規な位置決め装置の変形した実施例であり 、支持板24の近くにおいて回転駆動運動を生ずる駆動機構は次のように構造を 異にする。
【0023】 この場合、剛体の駆動軸55が内側のシリンダ壁3によって形成された通路3 0を経て延びて居り、同様に駆動軸は図2に示したように放射方向のローラ軸受 52と軸方向のローラ軸受53により支持板24に対し回転はし得るが軸方向に は動かないように支持される。回転運号が伝わる突出したジャーナルを同様に5 4で示す。
【0024】 然し乍ら、反対側においては駆動軸55はヒストンロッド22に固く取り付け られた第2の支持板240の中心の孔56を経て延びており、駆動軸は又孔56 の近くで放射方向と軸方向に支持される。端部において駆動軸55は好ましくは 移動し得る軸接手58の連結要素57を有し、他の接手要素59が第2の支持板 240に設けられ概略して示したモータ61のロータ60の相対回転に対して固 定された状態で連結される。2つの支持板24と240との間の間隙はピストン ロッド22によって決まり、従って変化しないから、駆動軸55の伸縮し得る嵌 合状態の実施例はこの実施例では不要である。然し乍ら、その結果モータ61は 支持板24の位置決め運動に追随し、従って可撓の電源線62を設けている。
【0025】 若し、装置が環状のシリンダ室内のリング状のピストンに対して弾性的な端部 位置の緩衝手段を有するならば、外側に端部位置を緩衝する為の装置を設ける必 要はない。内側のシリンダ壁によって形成された通路内には、力伝達要素に連結 された少なくとも1つの装置または要素に対するエネルギ即ち信号供給装置が設 けられ、これ等の信号供給装置はシリンダに設けられた取付手段を有し、エネル ギ供給手段は空隙の変化に対応し得るように取付手段を介して前記装置または要 素に接続し、従って信号供給装置に連結された装置または要素は防害なしに位置 決め装置により装置または要素に与えられた往復運動を生ずる。長さを調整し得 る伸縮する供給要素を有する事は、供給手段に対して適している。
【0026】 環状の駆動要素は長さの調整が出来、少なくとも1方の力伝達要素或は力伝達 要素に連結された支持板のような部分に支持される。これによって全体のユニッ トに対して大きな空間を必要とせずに位置決め装置によって長手方向に調整し得 る支持板に直接用いる回転運動に対して駆動源を有することを可能とする。若し 、駆動装置が自由な空間内に回転的に支持され、駆動源に連結され得るならば、 構造は簡単となる。駆動要素は軸方向に移動し得るが相対回転に対しては固定さ れるように駆動軸に連結される。駆動軸と駆動要素は、他の適宜の実施例でも良 いがスプライン係合する中空軸のように形成されると良い。
【0027】 回転運動を生ずる駆動機構は、シリンダの内側の通路を経て延長する駆動軸を 有し、この駆動軸は駆動源と駆動される要素に対する連結位置との間に延在する 。駆動源は、両方のシリンダキャップを経て延びる力伝達要素に連結される。こ の実施例においては、回転運動の為の駆動源は往復運動を生ずる。若し駆動源が モータであれば、シリンダの通路外に位置するモータをもったこの実施例はより 良い熱放散の利点を有する。
【0028】 更に、新規な位置決め装置は内側のシリンダ壁によって形成された通路が、リ ング状のピストンとは無関係に調整され得る直線のストローク要素を有するよう に形成され得る。これによって双方向性のシリンダの形をした直線にユニットを 生じ、実際の位置決め運動がなされるばかりでなく、ストロークは、流体圧的或 は機械的に操作されて延びる。
【0029】 これに関連して、この直線のストローク要素は更に回転運動を生ずる駆動要素 に組み込まれ、ストローク長が選択出来るような回転供給ユニットを生ずる。空 気圧即ち流体圧の形では、ストロークシリンダのように形成され且内側のシリン ダ壁によって形成された通路或は通路内に挿入されたストロークシリンダ内の何 れかにおいて移動し得るピストンを有し、このピストンはストロークシリンダの 端部の2つの閉止要素の少なくとも1つを介してシール状態で延びる少なくとも 1つのストローク部材に連結させる。かかる装置は特に供給ユニットとして適し ているが、配置は又ストローク部材が少なくとも1つの調整部材に連結され、こ の調整部材は力伝達要素に対して長手方向に滑動し、かくしてストローク部材を 経て力伝達装置を作動する別の運動を与えるようになっている。正確な位置決め の為の供給ユニットとして用いる為に、ストローク要素は例えば少なくとも1つ のストローク部材を形成し或はかかるストローク部材に連結されるスピンドル駆 動部、ねじスピンドル或はねじナットを有する。
【0030】 実施例に関係なく、リング状のピストンにストロークを制限する止め手段が、 内側にシリンダ壁によって形成された通路内に設けられ、これは例えば若し装置 が回転運動に対する別の駆動機構があってもなくても又ストローク長さに関係な く、調整位置で固定し得る止めを有する短かいストロークのシリンダユニットと して用いられるならば有益である。クランプ用の舌片と可調整の止めを設けたか かる装置は、又のこぎり、旋盤等のロッド供給ユニットとして用いられる。
【0031】 大きな横方向の歪が延長する力伝達要素に生ずる用途においては、夫々組み込 まれたシリンダキャップ内を長手方向に滑動し得るように案内される事が力伝達 要素にとって有利である。その融通性の為、新規な位置決め装置は特にロボット 、運搬装置等に有効に用いられる。例えばこの目的の為の適当な実施例では、グ リップ手段が力伝達要素に連結され、グリップ手段の作動要素が前述した駆動機 構の駆動要素に連結される。
【0032】 以上に亘って説明を加えた実施例に関しては、本件考案の技術思想の範囲内に おいて、種々の改変を施すことができる。
【0033】
本件考案によって、(a) 大きな空気の消費料或は大きな油の使用量を必要とし 操作費用が高くなる、また、(b) ピストンロッドによって生じた往復運動に加え て、ピストンロッドに連結された装置に対する回転或は移動駆動運動が必要な用 途に使用する場合、別の駆動機構が必要となり、そのための相当な空間を必要と し、時として間に設けられた運動伝達要素に対する技術的な費用等がかかるとい う従来技術の難点が克服され、大きな安定性と強度と更に剛性を有し、従来の単 一の作業シリンダと比較して相当に大きな多種の用途に用いられる流体圧操作に よる位置決め装置を提供する事ができる。
【図1】この出願の考案による位置決め装置の実施例の
共通部分を示す平面図。
共通部分を示す平面図。
【図2】図1のII-II 線断面に基礎を置く、この出願の
考案の位置決め装置の1実施例を示す図。
考案の位置決め装置の1実施例を示す図。
【図3】図1のII-II 線断面に基礎を置く、この出願の
考案の位置決め装置の他の実施例を示す図。
考案の位置決め装置の他の実施例を示す図。
1…リング状シリンダ,2…外側のシリンダ壁,3…内
側のシリンダ壁,4…環状シリンダ室,5,6…シリン
ダキャップ,7,8…ピストン、10,11…リング状
肩部,12…弾性シ−ルリング,13…連結ねじ,1
4,15…圧力流体連結孔,16…ディスク,17,1
8…案内リング,19,20…ピストンシ−ルリング,
21…軸線,22…ピストンロッド(力伝達要素),2
3…バネリング,24,240…支持板,27,270
…球軸受けブッシュ,28…シ−ルリング,30…通
路,46…ニ−ドル軸受け,47…円筒状中空軸,48
…連結フランジ,49…スプライン,52,53…ロー
ラ軸受け,55…駆動軸,58…軸接手,60…ロー
タ,62…電源線。
側のシリンダ壁,4…環状シリンダ室,5,6…シリン
ダキャップ,7,8…ピストン、10,11…リング状
肩部,12…弾性シ−ルリング,13…連結ねじ,1
4,15…圧力流体連結孔,16…ディスク,17,1
8…案内リング,19,20…ピストンシ−ルリング,
21…軸線,22…ピストンロッド(力伝達要素),2
3…バネリング,24,240…支持板,27,270
…球軸受けブッシュ,28…シ−ルリング,30…通
路,46…ニ−ドル軸受け,47…円筒状中空軸,48
…連結フランジ,49…スプライン,52,53…ロー
ラ軸受け,55…駆動軸,58…軸接手,60…ロー
タ,62…電源線。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の(a)-(d) からなる、両端部が閉鎖
した細長いシリンダ要素(1) を有する流体圧操作による
位置決め装置。 (a) 外側の壁(2) 、前記外側の壁から径方向に間隔を隔
てて配設された中空の内側壁(3) とからなり、前記シリ
ンダの両壁(3,2) が、それぞれ環状のシリンダキャップ
と連結され、前記内側壁(3) が同軸の通路(30)を規定す
る、 (b) 前記内側シリンダ壁(3) を囲み、前記外側壁(2) 内
に位置するリング部分(7) を有するピストン要素(8) 、 (c) 前記リング部分を有するピストン要素(8) と連結さ
れ、前記シリンダキャップ(5,6) の少なくとも1つを通
過しシ−ルされた態様で突出する軸方向に平行なピスト
ンロッド(22)の形態をとる力伝達要素からなり、前記ピ
ストンロッド(22)が、前記ピストンの少なくとも一方の
側で支持板要素(24;240)に連結される、 (d) 回転運動を発生し、前記リング部分を有するピスト
ン要素(8) の長手方向軸と同軸の少なくとも1つの被駆
動の駆動要素(50;55) を有し、前記通路(30)内に位置を
取る駆動機構において、前記駆動要素(50;55) が、前記
支持板要素(24;240)の少なくとも1つにある中心開口を
通って突出しており、前記支持板要素(24;240)の軸受け
手段(52,53) 内で回転自在に、そして軸方向には固定的
に支持される、 - 【請求項2】 前記駆動要素(47,50) の長さが調節可能
である請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記駆動機構が、前記通路(30)内に回
転自在に支持され、駆動源と連結される駆動軸(47)から
なり、前記駆動要素(47,50) が、軸方向には変位できな
いが相対回転に対しては固定される態様で前記駆動軸(4
7)と連結される請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 前記駆動軸(47)または駆動要素(50,54)
の少なくとも1つが、スプライン中空軸として形成され
る請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記駆動機構が、前記通路(30)を通って
突出する駆動軸(55)からなり、前記駆動軸は、駆動源(6
1)と、これと対向する1端部(54)との間に突出してお
り、前記端部(54)は、前記板要素(24)内に回転自在にそ
して軸方向には固定的に支持されており、前記駆動源(6
1)は、別の板要素(240) と連結されており、前記両板要
素(24,240)は、前記ピストンと向き合う両側に位置し、
前記シリンダキャップ(5,6) を通って突出する前記ピス
トンロッド(22)に連結される請求項1記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3804163A DE3804163A1 (de) | 1988-02-11 | 1988-02-11 | Druckmittelbetriebene stell- oder arbeitsvorrichtung |
DE3804163.4 | 1988-02-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719602U true JPH0719602U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=6347143
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032579A Pending JPH01247811A (ja) | 1988-02-11 | 1989-02-10 | 流体圧操作による位置決め装置 |
JP011650U Pending JPH0719602U (ja) | 1988-02-11 | 1994-09-20 | 流体圧操作による位置決め装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032579A Pending JPH01247811A (ja) | 1988-02-11 | 1989-02-10 | 流体圧操作による位置決め装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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