JPH0719567Y2 - 噴霧機の噴霧コック - Google Patents

噴霧機の噴霧コック

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JPH0719567Y2
JPH0719567Y2 JP1989124866U JP12486689U JPH0719567Y2 JP H0719567 Y2 JPH0719567 Y2 JP H0719567Y2 JP 1989124866 U JP1989124866 U JP 1989124866U JP 12486689 U JP12486689 U JP 12486689U JP H0719567 Y2 JPH0719567 Y2 JP H0719567Y2
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JP
Japan
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push button
spray
cock
spool
communication passage
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JP1989124866U
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JPH0361949U (ja
Inventor
敏久 伊奈
正雄 島本
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New Delta Industrial Co Ltd
Original Assignee
New Delta Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は動力噴霧機等の噴霧管基部に配設される押しボ
タン式の噴霧コックの構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、液体石鹸の噴射装置に関する技術が特開昭49
−68867号公報において公知とされており、またスプー
ルの押圧開閉により通路を開閉する技術は、実開昭48−
47518号公報の如き技術が公知とされている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従来から噴霧機の吐出口に連通する噴霧ホースと噴霧管
の間には、噴霧コックが配設され、該噴霧コックの操作
により噴霧作業と停止を切り換えるように構成され、該
噴霧コックの開閉は、ボールコック又はレバーコックに
より行われていたのである。
しかし、連続噴霧作業する場合にはコックを回動して開
いた状態のままにしておくことができる、従来の噴霧コ
ックで十分作業ができるのであるが、噴霧場所が少し距
離をおいて存在する場合等においては、間欠噴霧を行う
ことになり、ワンタッチで開閉操作ができなかったの
で、噴霧コックの開閉操作は大変煩わしかったのであ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。
噴霧ホース10と噴霧管12の間に設けて開閉操作を行うた
めの噴霧コック11において、噴霧ホース10と連通した連
通路11bと、噴霧管12と連通した連通路11cの間に垂直方
向に穿設した連通路11gを設けてスプール14を挿入し、
また該スプール14を閉鎖側へ付勢するスプリング16を介
装し、該スプール14が連通路11gから突出した部分の端
部に押しボタン15を固定し、該押しボタン15の近傍にフ
ック金具20を設け、該フック金具20は押しボタン15を押
圧する位置と非押圧位置に回動可能とし、該フック金具
20が押しボタン15を押すバネ力は、押しボタン15を閉鎖
側へ付勢するスプリング16より大きく構成し、押しボタ
ン15は手動押圧と、フック金具20による連続的押圧を可
能とし、押しボタン15の押圧により、連通路11bと連通
路11c間を連通すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付の図面に
示した実施例の構成を説明する。
第1図は本考案の噴霧コックを、背負い式動力噴霧機に
用いた全体斜視図、第2図は本考案のボタン式噴霧コッ
ク正面図、第3図はフック金具をかけた状態の正面図、
第4図は押しボタン部平面図、第5図は噴霧コック正面
断面図、第6図はスプールの他の実施例を示す正面断面
図である。
背負い式動力噴霧機は、フレーム1上に薬剤タンク2と
燃料タンク3を載置し、フレーム1内中央にエンジン4
を配設し、該エンジン4の出力軸とクランク軸を連結し
てプランジャーを往復動し、ポンプ5を駆動している。
6はエンジン4の回転数を調節するアクセルレバー、7
はポンプ5の圧力を調節するダイヤルである。
前記ポンプ5の吐出口9には噴霧ホース10が連通され、
該噴霧ホース10の他端には、本考案の噴霧コック11が連
通され、該噴霧コック11の他端に噴霧管12が連通され、
該噴霧管12先端にノズル13が設けられている。
よって、薬剤タンク2の薬液は、ポンプ5により加圧さ
れて吐出口9より圧送され、噴霧ホース10、噴霧コック
11、噴霧管12を介してノズル13より散布することができ
るのである。
このノズル13からの噴霧及び停止を切り換えるのが、本
考案の噴霧コック11であり、その構成は第2図〜第5図
に示すように、ケースの噴霧ホース側をグリップ11aと
し、噴霧管側をバルブケース11fとし、該グリップ11aと
バルブケース11fの芯部に中心を偏心させて、それぞれ
連通路11b,11cが設けられ、該連通路11bの外側端に噴霧
ホース10を連通するためのネジ部11d、連通路11c外側端
に噴霧管12を連通する為のネジ部11eがそれぞれ設けら
れている。
前記連通路11bと連通路11cの間には、連通路11b,11cと
垂直方向に連通路11gが穿設され、該連通路11gにスプー
ル14が挿入され、該スプール14の上端はケース外側に突
出して押しボタン15が固定され、下側はスプール14の上
端はケース外側に突出して押しボタン15が固定され、下
側はスプリング16に付勢され、該スプリング16はバルブ
ケース11f下端に螺装された蓋体17に受け止められ、通
常は押しボタン15が上方に突出してスプール14により連
通路11bと連通路11cの間が連通できないように連通路11
gを閉じている。該スプール14は上部と下部にシール21,
22を外装して、下部のシール22にて連通路11gを閉じる
構成であるが、第6図に示すようにスプール14下部を円
錐台状に構成して開閉するように構成することも可能で
ある。
そして、バルブケース11fの上端にはフック金具20が回
動可能に嵌合され、該フック金具20は、針金を曲げて正
面視L字状に形成してバネの如く弾性を持たせ、第4図
に示すように、フック金具20の内側の巾aが押しボタン
15の直径bよりも短く構成している。
故に、噴霧機を作動しているとき、押しボタン15を押せ
ば、スプール14が下方に摺動され、連通路11b,11cが連
通して吐出可能となりノズル13より噴出させることがで
き、押しボタン15から指先を放せば、スプリング16の付
勢力によりスプール14は上方へ摺動して、連通路11gが
閉じられて噴霧は停止される。
そして、連続して噴霧する場合には、押しボタン15を押
した状態でフック金具20を回動して押しボタン15に係合
すると、第3図,第4図に示すように、フック金具20は
押しボタン15を挟み込むように締め付けて固定すると共
に、フック金具20自体のバネ力によりA方向への回動力
が働き、その力は押しボタン15を上方へ付勢するスプリ
ング16より勝り、押しボタン15を押した状態で固定する
ことができるのである。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
第1に、押しボタン15を押すだけでコックを開けること
ができ、放せば閉じることができるので、レバーの回動
操作に比べて簡単に行え、茄子やトマトの葉の裏面等の
ような場所に対する間欠噴霧作業が容易に行うことがで
きるようになったのである。
第2に、フック金具20を押しボタン15近傍に設けたの
で、押しボタン15を押した状態に維持することができる
ようになり、連続噴霧作業も従来と変わりなく、疲労の
少ない状態で行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の噴霧コックを背負い式動力噴霧機に用
いた全体斜視図、第2図は本考案のボタン式噴霧コック
正面図、第3図はフック金具をかけた状態の正面図、第
4図は押しボタン部平面図、第5図は噴霧コック正面断
面図、第6図はスプールの他の実施例を示す正面断面図
である。 10…噴霧ホース、11…噴霧コック 11b,11c,11g…連通路、12…噴霧管 14…スプール、15…押しボタン 20…フック金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴霧ホース10と噴霧管12の間に設けて開閉
    操作を行うための噴霧コック11において、噴霧ホース10
    と連通した連通路11bと、噴霧管12と連通した連通路11c
    の間に垂直方向に穿設した連通路11gを設けてスプール1
    4を挿入し、また該スプール14を閉鎖側へ付勢するスプ
    リング16を介装し、該スプール14が連通路11gから突出
    した部分の端部に押しボタン15を固定し、該押しボタン
    15の近傍にフック金具20を設け、該フック金具20は押し
    ボタン15を押圧する位置と非押圧位置に回動可能とし、
    該フック金具20が押しボタン15を押すバネ力は、押しボ
    タン15を閉鎖側へ付勢するスプリング16より大きく構成
    し、押しボタン15は手動押圧と、フック金具20による連
    続的押圧を可能とし、押しボタン15の押圧により、連通
    路11bと連通路11c間を連通すべく構成したことを特徴と
    する噴霧機の噴霧コック。
JP1989124866U 1989-10-24 1989-10-24 噴霧機の噴霧コック Expired - Lifetime JPH0719567Y2 (ja)

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JP1989124866U JPH0719567Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 噴霧機の噴霧コック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361949U JPH0361949U (ja) 1991-06-18
JPH0719567Y2 true JPH0719567Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31672762

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JP1989124866U Expired - Lifetime JPH0719567Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 噴霧機の噴霧コック

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847518U (ja) * 1971-10-05 1973-06-22
JPS4968867A (ja) * 1972-11-06 1974-07-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0361949U (ja) 1991-06-18

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