JPH07195490A - 光ファイバ圧送用パイプの製造方法 - Google Patents

光ファイバ圧送用パイプの製造方法

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JPH07195490A
JPH07195490A JP5337603A JP33760393A JPH07195490A JP H07195490 A JPH07195490 A JP H07195490A JP 5337603 A JP5337603 A JP 5337603A JP 33760393 A JP33760393 A JP 33760393A JP H07195490 A JPH07195490 A JP H07195490A
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pressure
die
nipple
feeding pipe
peripheral surface
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JP5337603A
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Akira Sano
章 佐野
Akio Mogi
章夫 茂木
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
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Fujikura Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/09Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内周面に、長さ方向に伸びる溝が形成された
光ファイバ圧送用パイプを製造する。 【構成】 円筒状のダイス13と、該ダイス13の中空
部内に配され、断面形状が歯車状に形成されてなるニッ
プル14とを備えた押出機12を用いて、押出成形によ
って光ファイバ圧送用パイプを製造する。これらダイス
13の内周面とニップル14の外周面との間に、圧送用
パイプの原料を流す筒状の流路15を形成する。該流路
15は、ダイス13の出口13aに向かって縮径形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバユニットを
圧送によりパイプ内に通線する方法に用いられる光ファ
イバ圧送用パイプ(以下、単に圧送用パイプという)の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に光ファイバユニット圧送方法の説
明図を示す。図中符号1は圧送用パイプ、1aは圧送用
パイプの内周面、2は光ファイバユニットをそれぞれ示
す。従来より光ファイバを布設する方法として、予め、
内部に中空の圧送用パイプ1を有するケーブルを布設し
ておき、必要に応じてこの圧送用パイプ1内に光ファイ
バを通線する方法が行われている。また光ファイバは、
これを取扱い易くするために、数心ずつまとめた構造の
光ファイバユニット2として用いられている。光ファイ
バユニット2は、複数本の光ファイバ素線を、例えばナ
イロンを用いて形成された一次被覆層および発泡ポリエ
チレンを用いて形成された二次被覆層にて一体化して形
成されている。
【0003】そして、光ファイバユニット2を圧送用パ
イプ1内に通線して布設する1つの方法として、図7に
示すように、パイプ1内を加圧して一方向の空気流を生
じさせ、この空気流によって光ファイバユニット2を圧
送する方法が行われている。このような光ファイバユニ
ット2の圧送方法は光ファイバの布設だけでなく、補修
の際にも用いることができるものである。また、光ファ
イバに大きな圧力がかかるのを避けるため、圧送のため
に行う圧送用パイプ1内の加圧は、好ましくは10kg/
cm2以下に設定されている。
【0004】従来より、圧送用パイプ1には一般に外径
8mm、内径6mm程度の円筒状のパイプが用いられてい
る。このものは一般にポリエチレン、好ましくは高密度
ポリエチレンを用いて形成されている。そして、例えば
図8に示すような、円筒状のダイス3と、このダイス3
の中空部内にダイス3と同軸となるように配された円筒
状のニップル4とを備えた押出機を用い、このダイス3
とニップル4との間隙を通って樹脂を押出すことによっ
て、図9に示すような断面形状を有する圧送用パイプ1
が製造されていた。
【0005】しかしながら、光ファイバユニット2が圧
送用パイプ1内を圧送される際に、圧送用パイプ1内の
空気流による推進力に対して、光ファイバユニット2の
表面と圧送用パイプの内周面1aとの間の摩擦による抵
抗力が大きくなると、圧送速度および圧送距離等の圧送
特性が悪化するという不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで図1に示すよう
に、圧送用パイプ10の内周面に、パイプ長さ方向に伸
びる溝を形成することが提案された。これは、溝を形成
することによって圧送用パイプ10の内周面とこのパイ
プ10内を圧送される光ファイバユニット表面との接触
面積を小さくして、これらの摩擦による抵抗を低減させ
るものであり、このような圧送用パイプ10を用いるこ
とにより、圧送特性に優れた光ファイバ圧送を行うこと
ができる。しかしながらこのような溝が形成された圧送
用パイプ10は、金属の引抜き加工と同様の手法により
成形することが可能であるが、その成形は難しく、また
長尺のパイプを製造できないという欠点があり、これら
の欠点を解消できるような製造方法の開発が望まれてい
た。
【0007】また、ダイスとニップルとを備えた押出機
で圧送用パイプを成形することも考えられるが、樹脂の
押出径よりも大きな製品径の圧送用パイプを成形する場
合にあっては、樹脂の溶融弾性により、深い溝を成形す
るのが困難であり、極端な場合、溝がほとんどなくなっ
てしまう問題点があった。
【0008】この発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、内周面に、長さ方向に伸びる溝が形成されてなる光
ファイバ圧送用パイプを容易に成形でき、また長尺化も
できるようにした圧送用パイプの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ファイ
バ圧送用パイプの製造方法は、内周面に、長さ方向に伸
びる溝が形成されてなる光ファイバ圧送用パイプを押出
機で押出成形する方法であって、円筒状のダイスと、該
ダイスの中空部内に配され、断面形状が歯車状に形成さ
れてなるニップルとを備え、これらダイスとニップルと
の間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の流路が形成
され、該流路は、ダイスの出口に向かって縮径形成され
た押出機を用いて押出成形することを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2記載の光ファイバ圧送用パイプの
製造方法は、内周面に、長さ方向に伸びる溝が形成され
てなる光ファイバ圧送用パイプを押出機で押出成形する
方法であって、円筒状のダイスと、該ダイスの中空部内
に配され、断面形状が歯車状に形成されてなる筒状のニ
ップルとを備え、これらダイスの内周面とニップルの外
周面との間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の流路
が形成され、これらダイスの出口とニップルの先端との
外径が略同一形状に形成され、これらダイスの出口とニ
ップルの先端との間には、圧送用パイプを移動させる空
間が形成された押出機を用いて押出成形することを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の光ファイバ圧送用パイプの製造
方法は、内周面に、パイプ長さ方向に溝が形成された圧
送用パイプを、押出機を用いた押出成形により簡便に製
造する。この押出機では、ダイスとニップルとの間の流
路に原料を流すことにより、この原料を圧縮して圧送用
パイプが形成される。また、押出機で押出成形するた
め、圧送用パイプを連続的に製造することができ、長尺
パイプを容易に得ることができる。
【0012】請求項2記載の光ファイバ圧送用パイプの
製造方法は、内周面に、パイプ長さ方向に溝が形成され
た圧送用パイプを、押出機を用いた押出成形により簡便
に製造する。この押出機では、筒状のダイスの出口と筒
状のニップルの先端との断面が略同一形状に形成されて
いるから、ダイスの内周面とニップルの外周面との間の
流路を流れる原料が圧縮され、この原料がダイスの出口
とニップルの先端との間の空間を移動することにより、
圧送用パイプが形成される。また、押出機で押出成形す
るため、圧送用パイプを連続的に製造することができ、
長尺パイプを容易に得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を詳しく説明する。図1は、
本発明の方法により得られる圧送用パイプの一例を示し
た断面図である。図2は本発明の製造方法に好適に用い
られる押出機の第一実施例を示す要部断面斜視図であ
り、図3はこの押出機のダイス口の形状を示す断面図で
ある。
【0014】本発明において、圧送用パイプ10は、内
周面にパイプ長さ方向に伸びる溝が形成されたもので、
溝の形状、大きさ、本数等は任意とされる。圧送用パイ
プ10の外周面の形状は特に限定されないが、この圧送
用パイプ10をケーブル内に効率よく配することができ
る形状が好ましく、一般的には外周面は断面円形に形成
される。また圧送用パイプ10の内径10aおよび外径
10bは、圧送される光ファイバユニットの大きさやパ
イプの材質等によって適宜設定されるが、例えば、圧送
用パイプ10の内径10aは光ファイバユニットの外径
よりも1.1〜3.0倍程度大きく形成され、圧送用パ
イプ10の外径10bは、パイプ10の内径10aより
も1.2〜2.0倍程度大きく形成される。
【0015】本発明において圧送用パイプ10は、図2
および3に示したようなダイス13およびニップル14
を備えた押出機12を好適に用いて、押出成形により製
造される。この押出機12において、ダイス13の形状
は内部を中空とした略円筒状に形成され、ダイス13の
出口13a付近の内周面は出口13aに向かって漸次縮
径形成され、ダイス13の出口13a付近に円錐状の空
間が形成されている。そして、ダイス13の中空部内
に、略円錐台状のニップル14が挿入されている。この
ニップル14の外周面に該ニップル14の長手方向に沿
うブレード14aが複数一体形成され、ニップル14の
断面が歯車状に形成されている。
【0016】このニップル14の断面の歯車形状におけ
る歯形、歯数等は、所望する圧送用パイプ10の内周面
の形状により適宜設定することができる。例えば、外周
面全面に、ニップル14の長さ方向に伸びる断面V字状
の歯溝を等間隔で設けて断面歯車状とすることもでき
る。ここで、ニップル14の外周面全面にわたって、必
ずしも均一な歯形を形成する必要はなく、不均一な歯形
とすることもできる。一方、ニップル14の先端部は、
ダイス13の出口13aと略同一外径に形成され、この
ダイス13の出口13aから間隔をあけて配置されてい
る。このダイス13と同軸上にニップル14の中心軸が
配置され、このニップル14の中心軸上には、圧送用パ
イプ10内に空気を送る挿通孔9が貫通形成されてい
る。
【0017】これらダイス13の内周面とニップル14
の外周面との間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の
流路15が形成されている。この流路15は、ダイス1
3の出口13aに向かって漸次縮径形成されている。出
口13a付近の流路15は、ダイス13の内周面と挿通
孔9から送られる空気との間に形成され、略同一径の筒
状に形成されている。
【0018】このようなダイス13およびニップル14
を備えた押出機12に適宜の樹脂材料を供給し、この樹
脂を、ダイス13とニップル14との間の流路15を通
過させ、ダイス13の出口13aから押出すことによっ
て、ダイス13の出口13aにおけるダイス13および
ニップル14の間隙部分の断面形状と同一の断面形状を
有する圧送用パイプ10が得られる。すなわち、圧送用
パイプ10の内周面には、ニップル14のブレード14
aの部分に相当する溝がパイプ長さ方向に沿って形成さ
れる。
【0019】(実施例)図2および図3に示したような
押出機12を用いて圧送用パイプ10を製造した。ダイ
ス13は内径が10mmの円筒状で、ダイス13の出口
13a側の端部には全長20mmのニップル14が配さ
れている構成とした。ニップル14は、外径が20mm
の基部から外径が8mmの先端に向って、長さ40mm
にわたって円錐状に縮径形成され、この円錐部分の外周
面に、ニップル14の長さ方向に伸びる溝幅1mm、深
さ1.5mmの断面V字状の歯溝が19本(溝の数)、
等間隔に設けられて断面歯車状に形成されている。この
ようなダイス13およびニップル14を備えた押出機1
2に高密度ポリエチレンを供給し、ダイス13の出口1
3aから押出して成形することによって、内周面にパイ
プ長さ方向に伸びる溝を有する圧送用パイプ10が得ら
れた。
【0020】<第二実施例>この第二実施例では前記第
一実施例に比べて押出機の形状が異なる。第二実施例の
押出機は、図4に示すように、第一実施例の円錐状ニッ
プル14に対し、筒状ニップル20を用い、この筒状ニ
ップル20の外周面をダイス21の内周面に対向配置し
た。これらニップル20の外周面とダイス21の内周面
との間には、圧送用パイプの原料を流す流路22が形成
されている。そして、ニップル20の先端20aとダイ
ス21の出口21aとは、外径が同一形状に形成される
とともに、間隔をあけて配置されている。これらニップ
ルの先端20aとダイス21の出口21aとの間には、
圧送用パイプを移動させる空間25が形成されている。
さらに、ニップル20の外周面に複数のブレードが該ニ
ップルの長手方向に沿って配設され、ニップル20の断
面形状が歯車状に形成されている。
【0021】このようにダイス21の出口21aとニッ
プルの先端20aとの外径を略同一形状に形成し、これ
らダイス21の出口21aとニップルの先端20aとの
間に空間25を形成したので、ダイス21の内周面に形
成された筒状の流路22の外径がニップルの先端20a
付近で狭められる。このため、ニップルの先端20a付
近の流路22で圧送用パイプの原料が圧縮形成され、こ
の原料が空間内に移動することにより、圧送用パイプが
押出成形される。
【0022】<比較例1>この比較例では押出機が異な
り、この押出機は、筒状ダイスと筒状ニップルとの二重
管構造とし、ダイスの出口とニップルの先端とを同一面
内に配置することにより、ダイスの出口の内径をニップ
ルの先端の外径より大きく形成し、これらダイスの出口
とニップルの先端との間の空間をなくし、他の構成は第
二実施例の押出機と同一の構成にした。すなわち、ダイ
スの内周面とニップルの外周面とを対向配置させて筒状
の流路を形成し、この流路の出口をダイスの出口とニッ
プルの先端と同一面内に配置した。このため、流路を流
れる圧送用パイプの原料が圧縮形成されずにダイスの出
口から押し出され、圧送用パイプが成形される。これら
第一実施例、第二実施例、比較例1で得られた圧送用パ
イプの断面を図5に示す。
【0023】図5に示すように、第一実施例と第二実施
例とで得られた圧送用パイプの内周面に深い溝が形成さ
れ、比較例1で得られた圧送用パイプの内周面に浅い溝
が形成された。この結果から、ダイスの出口付近で、原
料を圧縮することにより、深い溝を有する圧送用パイプ
を押出成形できることがわかる。
【0024】<比較例2>前記第一実施例、第二実施
例、比較例1と同様な押出機を用いて、ダイスの出口か
ら押し出された圧送用パイプを半溶融状態で膨らませ、
圧送用パイプの外径をダイスの出口の内径より大きく成
形した。すなわち、ダイス、ニップル等の樹脂押出径よ
りも大きな製品径の圧送用パイプを押出成形した。こう
して得られた圧送用パイプの断面を図6に示す。
【0025】図6に示すように、第一実施例と第二実施
例とで得られた圧送用パイプの溝が浅く形成された。そ
して、比較例1で得られた圧送用パイプの内周面には溝
がほとんど形成されなかった。この結果から、圧送用パ
イプの外径をダイスの出口の内径より形成する所謂イン
フレーション成形にあっては、深い溝を有する圧送用パ
イプを押出成形することが困難なことがわかる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の光ファイ
バ圧送用パイプの製造方法によれば、内周面に、長さ方
向に伸びる溝が形成されてなる光ファイバ圧送用パイプ
を押出機で押出成形する方法であるので、圧送用パイプ
を連続的に高速度で製造を行うことができ、長尺パイプ
を容易に得ることができる。
【0027】上記押出機は、円筒状のダイスと、該ダイ
スの中空部内に配され、断面形状が歯車状に形成されて
なるニップルとを備えた押出機を用いて押出成形してい
るので、内周面に、長さ方向に溝が形成された圧送用パ
イプを簡便に製造することができ、これを用いて優れた
光ファイバ圧送を行うことができる。さらに、ダイスと
ニップルとの間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の
流路が形成され、該流路は、ダイスの出口に向かって縮
径形成された押出機を用いて押出成形しているので、流
路を流れる原料がダイスの出口に向かって圧縮形成され
る。このため、圧送用パイプの形状を保持した状態で原
料を押出成形できるから、圧送用パイプの溝を深く形成
でき、圧送用パイプの精度を向上できる。
【0028】また特に、円筒状のダイスと、該ダイスの
中空部内に配され、断面形状が歯車状に形成されてなる
筒状のニップルとを備え、これらダイスの内周面とニッ
プルの外周面との間には、圧送用パイプの原料を流す筒
状の流路が形成され、これらダイスの出口とニップルの
先端との外径が略同一形状に形成された押出機を用いて
押出成形したので、ダイスの内周面を流れる流路の外径
がダイスの出口付近で縮径される。このため、流路を流
れる原料がダイスの出口付近で圧縮される。これらダイ
スの出口とニップルの先端との間には、圧送用パイプを
移動させる空間が形成された押出機を用いて押出成形し
たので、この空間内をダイスの出口付近で圧縮された原
料が移動するから、圧送用パイプの外周がダイスの内周
面に保持される。このため、圧送用パイプが膨らむのを
防止できるから、圧送用パイプが変形するのを防止で
き、圧送用パイプの精度を向上でき、圧送用パイプの精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法により得られる光ファイバ
圧送用パイプの例を示す断面図である。
【図2】 本発明の製造方法に用いられる押出機の第一
実施例を示す要部断面斜視図である。
【図3】 図2の押出機におけるダイス口の形状の例を
示す断面図である。
【図4】 本発明の製造方法に用いられる押出機の第二
実施例を示す要部断面斜視図である。
【図5】 圧送用パイプの外径をダイスの出口の内径以
下に形成したときに、第一実施例と第二実施例と比較例
1との各押出機で押出成形された圧送用パイプを示す断
面図である。
【図6】 圧送用パイプの外径をダイスの出口の内径以
上に形成したときに、第一実施例と第二実施例と比較例
1との各押出機で押出成形された圧送用パイプを示す断
面図である。
【図7】 光ファイバ圧送方法の説明図である。
【図8】 従来の光ファイバ圧送用パイプの製造に用い
られる押出機の例を示す断面図である。
【図9】 従来の光ファイバ圧送用パイプの断面図であ
る。
【符号の説明】
10…圧送用パイプ、12…押出機、13…ダイス、1
3a…出口、14…ニップル、15…流路、20…ニッ
プル、20a…ニップルの先端、21…ダイス、21a
…出口、22…流路、25…空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 一成 千葉県佐倉市城内町109−2 タザマハイ ツ102

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に、長さ方向に伸びる溝が形成さ
    れてなる光ファイバ圧送用パイプを押出機で押出成形す
    る方法であって、円筒状のダイスと、該ダイスの中空部
    内に配され、断面形状が歯車状に形成されてなるニップ
    ルとを備え、これらダイスの内周面とニップルの外周面
    との間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の流路が形
    成され、該流路は、ダイスの出口に向かって縮径形成さ
    れた押出機を用いて押出成形することを特徴とする光フ
    ァイバ圧送用パイプの製造方法。
  2. 【請求項2】 内周面に、長さ方向に伸びる溝が形成さ
    れてなる光ファイバ圧送用パイプを押出機で押出成形す
    る方法であって、円筒状のダイスと、該ダイスの中空部
    内に配され、断面形状が歯車状に形成されてなる筒状の
    ニップルとを備え、これらダイスの内周面とニップルの
    外周面との間には、圧送用パイプの原料を流す筒状の流
    路が形成され、これらダイスの出口とニップルの先端と
    の外径が略同一形状に形成され、これらダイスの出口と
    ニップルの先端との間には、圧送用パイプを移動させる
    空間が形成された押出機を用いて押出成形することを特
    徴とする光ファイバ圧送用パイプの製造方法。
JP5337603A 1993-12-28 1993-12-28 光ファイバ圧送用パイプの製造方法 Pending JPH07195490A (ja)

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