JPH0719493Y2 - 人工スキー場用床構造 - Google Patents

人工スキー場用床構造

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JPH0719493Y2
JPH0719493Y2 JP2946789U JP2946789U JPH0719493Y2 JP H0719493 Y2 JPH0719493 Y2 JP H0719493Y2 JP 2946789 U JP2946789 U JP 2946789U JP 2946789 U JP2946789 U JP 2946789U JP H0719493 Y2 JPH0719493 Y2 JP H0719493Y2
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JP
Japan
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heat insulating
floor structure
insulating member
ski resort
framework
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JP2946789U
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徳昭 田中
洋 今本
正則 井上
進 岸
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日本鋼管株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、人工スキー場、特に、屋内人工スキー場用
床構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、人工スキー場は屋外型と屋内型に大別される。屋
外型人工スキー場は、通常、外気温度が低下する夜間か
ら早朝にかけて、造雪機(スノーマシン等)によって地
表に人工雪を堆積させることによって造られる。従っ
て、雪が堆積する床に相当するものは地表すなわち天然
の山の斜面、谷、平地である。
これに対して、屋内型人工スキー場は、スキー場の上部
に天井を設けて、雪が日射によって融解するのを防ぎ、
天然の地表の上又は人工的に造ったコンクリートまたは
鋼板製の斜面上に人工芝を施設し、人工雪を堆積させる
ことによって造られる。この場合、床は、地表と人工芝
又はコンクリートと人工芝である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の屋内型人工スキー場は、気温が低い冬期のみに営
業されるものであるから、その床構造も上述したような
簡単なもので良いが、通年営業する屋内型人工スキー場
の場合には、特に冬期以外の時期において外部熱による
雪の融解が大きいことが懸念され、床構造を優れた断熱
効果を有するもので構成しなければならない。
このようなことから、優れた断熱効果を有する人工スキ
ー場用床構造の開発が望まれているが、かかる床構造
は、まだ提案されていない。
従って、この考案の目的は、優れた断熱効果を有する人
工スキー場用床構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は、基礎上に構築されるコンクリート製基板
と、前記基板上にこれと一体的に突設される格子状の枠
組と、前記枠組内に収容される第1断熱部材と、前記枠
組上に固定されるコンクリート製押え板と、前記押え板
の表面上に、前記枠組に沿って形成された凹陥部と、前
記凹陥部内に収容される第2断熱部材とからなることに
特徴を有するものである。
次に、この考案の人工スキー場用床構造の一実施態様を
図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案の人工スキー場用床構造の一実施態
様を示す断面図である。
第1図に示すように、この考案の人工スキー場用床構造
は、基礎(図示せず)上に構築されるコンクリート製基
板1と、基板1上にこれと一体的に突設される格子状の
枠組2と、枠組2内に収容される第1断熱部材3と、枠
組2上に固定されるコンクリート製押え板4と、押え板
4の表面上に、枠組2に沿って形成された凹陥部5と、
凹陥部5内に収容される、発泡スチロール等の第2断熱
部材6とからなっている。
上記第1断熱部材3は、発泡スチロール等からなる矩形
状の断熱材7と、断熱材7の下面を被うゴムアスフアル
トシート等の防湿被膜8と、断熱材7の上面を被うゴム
アスフアルトシート等の防水被膜9とからなっている。
このように構成されている、この考案の人工スキー場用
床構造においては、第1断熱部材3の断熱効果によっ
て、押え板4上に堆積した雪は融けにくく、しかも、第
1断熱部材3は、枠組2の中に収容されているので、防
湿被膜8あるいは防水被膜9の有する防湿、防水効果が
低下しても、含湿、含水による断熱材7の機能の劣化
は、1つの枠組2内の断熱材7にとどまり、さらに、第
1断熱部材3は、枠組2の中に収容されているので、床
構造が傾斜していても第1断熱部材3に滑りは生じな
い。また、第2断熱部材6の作用により、枠組2を通し
て熱が押え板4に伝わって、即ち、ヒートブリッジによ
って、押え板4上の雪が融けるのが防止できる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、優れた断熱効
果を有し、しかも、断熱材の機能の劣化は1つの断熱材
に止まり他の断熱材に影響を及ぼさず、さらに、傾斜し
た床構造においても断熱部材に滑りが生じない等、種々
の有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の人工スキー場用床構造の一実施態
様を示す断面図である。図面において、 1…基板、2…枠組、3…第1断熱部材、4…押え板、
5…凹陥部、6…第2断熱部材、7…断熱材、8…防湿
被膜、9…防水被膜。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 3/14 F

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎上に構築されるコンクリート製基板
    と、前記基板上にこれと一体的に突設される格子状の枠
    組と、前記枠組内に収容される第1断熱部材と、前記枠
    組上に固定されるコンクリート製押え板と、前記押え板
    の表面上に、前記枠組に沿って形成された凹陥部と、前
    記凹陥部内に収容される第2断熱部材からなることを特
    徴とする人工スキー場用床構造。
  2. 【請求項2】前記第1断熱部材は、断熱材と前記断熱材
    の下面に設けられた防湿被膜と前記断熱材の上面に設け
    られた防水被膜とからなっていることを特徴とする請求
    項1記載の床構造。
JP2946789U 1989-03-15 1989-03-15 人工スキー場用床構造 Expired - Lifetime JPH0719493Y2 (ja)

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JPH02121065U JPH02121065U (ja) 1990-10-01
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