JPH07194447A - 吊戸棚取付装置 - Google Patents
吊戸棚取付装置Info
- Publication number
- JPH07194447A JPH07194447A JP5350429A JP35042993A JPH07194447A JP H07194447 A JPH07194447 A JP H07194447A JP 5350429 A JP5350429 A JP 5350429A JP 35042993 A JP35042993 A JP 35042993A JP H07194447 A JPH07194447 A JP H07194447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- ceiling
- suspended rack
- metal fitting
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定桟を用いることなく、天井裏の梁に固定
した取付金具にて吊戸棚を強固に吊垂する。 【構成】 天井裏の梁５に、しかもその下端が天井パネ
ル３を貫通して室内側に突出するように取り付ける支持
金具７と、吊戸棚１の上面に取り付け、かつ支持金具７
の下片７３と係止する引掛片８３を備えた支持受具８と
より構成する。
した取付金具にて吊戸棚を強固に吊垂する。 【構成】 天井裏の梁５に、しかもその下端が天井パネ
ル３を貫通して室内側に突出するように取り付ける支持
金具７と、吊戸棚１の上面に取り付け、かつ支持金具７
の下片７３と係止する引掛片８３を備えた支持受具８と
より構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は吊戸棚を梁より直接吊垂
することにより、強固に吊垂支持するようにした吊戸棚
の取付装置に関するものである。
することにより、強固に吊垂支持するようにした吊戸棚
の取付装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】吊戸棚を吊垂支持する場合、この吊戸棚
を配設する位置の天井面と壁面または壁面のみに固定桟
を取り付け、この固定桟に吊戸棚を直接複数本のビスに
て固定するか、またはこの固定桟に取り付けた取付金具
にて吊戸棚に設けた引掛具を引掛けて取り付けている。
を配設する位置の天井面と壁面または壁面のみに固定桟
を取り付け、この固定桟に吊戸棚を直接複数本のビスに
て固定するか、またはこの固定桟に取り付けた取付金具
にて吊戸棚に設けた引掛具を引掛けて取り付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って従来の吊戸棚の
固定方法は、いずれも天井または壁面にビス止めした固
定桟にて直接ビス付あるいは取付金具を介して取り付け
ているので、吊戸棚に収納する食器などの荷重が大とな
ると、固定桟の取付強度にも限度があり、落下する危険
がある。
固定方法は、いずれも天井または壁面にビス止めした固
定桟にて直接ビス付あるいは取付金具を介して取り付け
ているので、吊戸棚に収納する食器などの荷重が大とな
ると、固定桟の取付強度にも限度があり、落下する危険
がある。
【０００４】本発明は固定桟を用いることなく、天井裏
の梁に固定した取付金具にて吊戸棚を強固に吊垂するこ
とを目的とする。
の梁に固定した取付金具にて吊戸棚を強固に吊垂するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、天井裏の梁に、しかもその下
端が天井パネルを貫通して室内側に突出するように取り
付ける支持金具と、吊戸棚の上面に取り付け、かつ支持
金具の下片と係止する引掛片を備えた支持受具とより構
成されることを要旨とする。
するためになしたもので、天井裏の梁に、しかもその下
端が天井パネルを貫通して室内側に突出するように取り
付ける支持金具と、吊戸棚の上面に取り付け、かつ支持
金具の下片と係止する引掛片を備えた支持受具とより構
成されることを要旨とする。
【０００６】
【作用】天井裏の梁に、しかもその下端が天井パネルを
貫通して室内側に突出するように取り付ける支持金具
と、吊戸棚の上面に取り付け、かつ支持金具の下片と係
止する引掛片を備えた支持受具とよりなり、これにより
吊戸棚を梁に吊垂支持されるので、強固に支持され、し
かも吊戸棚の前後方向の位置調整は容易に行える。
貫通して室内側に突出するように取り付ける支持金具
と、吊戸棚の上面に取り付け、かつ支持金具の下片と係
止する引掛片を備えた支持受具とよりなり、これにより
吊戸棚を梁に吊垂支持されるので、強固に支持され、し
かも吊戸棚の前後方向の位置調整は容易に行える。
【０００７】
【実施例】以下本発明吊戸棚取付装置を図示の実施例に
もとづいて説明する。図において１は所要の形状と大き
さ及びデザインをした吊戸棚で、一般には前面が開口も
しくは開閉戸を備える。２はこの吊戸棚１の背面を添わ
せる垂壁などの壁体、３は天井パネルで、必要に応じこ
の天井パネル３の下面には天井化粧ボード４を貼着して
一体とする。
もとづいて説明する。図において１は所要の形状と大き
さ及びデザインをした吊戸棚で、一般には前面が開口も
しくは開閉戸を備える。２はこの吊戸棚１の背面を添わ
せる垂壁などの壁体、３は天井パネルで、必要に応じこ
の天井パネル３の下面には天井化粧ボード４を貼着して
一体とする。
【０００８】５は天井裏等に配設された梁で、図示の実
施例ではＩ型鋼の鉄鋼製であるが、木製であってもよ
い。そしてこの梁５にボルトまたはビス等にて垂設する
ように固定した支持金具７を、前記天井パネル３、天井
化粧ボード４を貫通させ、この支持金具下端に吊戸棚上
面に取り付けた支持受金具８にて吊戸棚１を吊垂支持す
る。
施例ではＩ型鋼の鉄鋼製であるが、木製であってもよ
い。そしてこの梁５にボルトまたはビス等にて垂設する
ように固定した支持金具７を、前記天井パネル３、天井
化粧ボード４を貫通させ、この支持金具下端に吊戸棚上
面に取り付けた支持受金具８にて吊戸棚１を吊垂支持す
る。
【０００９】この支持金具７は図２に詳示する如く、断
面コ字形をなし、水平なる上片７１には梁５にボルト止
めするための取付孔７２を複数個穿設され、この上片７
１と上下に対向する下片７３の上面にはその幅方向に平
行する多数の凹凸条溝を形成して滑止面７４とし、かつ
この上下両片７１，７３間を連繋する垂片７５と上下両
片７１，７３との屈曲連結部分内側には必要に応じて補
強リブ７６を一体に設けるものである。
面コ字形をなし、水平なる上片７１には梁５にボルト止
めするための取付孔７２を複数個穿設され、この上片７
１と上下に対向する下片７３の上面にはその幅方向に平
行する多数の凹凸条溝を形成して滑止面７４とし、かつ
この上下両片７１，７３間を連繋する垂片７５と上下両
片７１，７３との屈曲連結部分内側には必要に応じて補
強リブ７６を一体に設けるものである。
【００１０】支持受金具８は図３に詳示するように、吊
戸棚１の上板にビス止めし、かつ吊戸棚の荷重を支持で
きる強度を備え、かつ所要の大きさを有する平板状の本
体８１に複数の取付孔８２を穿設するとともに、この本
体８１の上面に引掛片８３を突設し、この引掛片８３に
て支持金具７の下片７３を挟持するものである。
戸棚１の上板にビス止めし、かつ吊戸棚の荷重を支持で
きる強度を備え、かつ所要の大きさを有する平板状の本
体８１に複数の取付孔８２を穿設するとともに、この本
体８１の上面に引掛片８３を突設し、この引掛片８３に
て支持金具７の下片７３を挟持するものである。
【００１１】支持受金具８の引掛片８３は、本体８１の
一側縁より平行なる２本の切目をいれ、この舌片を上方
に折り曲げて垂片８４とし、この垂片８４の先端を本体
８１とほぼ平行になるように折り曲げて挟持片８３と
し、この挟持片８３の下面にもその幅方向に平行する多
数の凹凸条溝を形成して滑止面８５とするとともに、こ
の本体８１と引掛片８３との間隔は下片７３が挿入係止
されるようにして定める。
一側縁より平行なる２本の切目をいれ、この舌片を上方
に折り曲げて垂片８４とし、この垂片８４の先端を本体
８１とほぼ平行になるように折り曲げて挟持片８３と
し、この挟持片８３の下面にもその幅方向に平行する多
数の凹凸条溝を形成して滑止面８５とするとともに、こ
の本体８１と引掛片８３との間隔は下片７３が挿入係止
されるようにして定める。
【００１２】さらにこの引掛片８３はＬ字形とし、平板
状の本体８１に溶着して一体に形成することも可能で、
望ましくは引掛片８３の横幅は支持金具７の下片７３の
横幅と等しくする。
状の本体８１に溶着して一体に形成することも可能で、
望ましくは引掛片８３の横幅は支持金具７の下片７３の
横幅と等しくする。
【００１３】また上記実施例では、一つの吊戸棚１に対
し一組みの支持金具７と支持受金具８とを用いたが、横
幅方向に大なる吊戸棚１においてはこの支持金具７、支
持受金具８は２組あるいは３組以上を用いる。これは吊
戸棚にかかると予想される全荷重と、対をなす支持金具
７、支持受金具８の耐荷重とによって使用数が定められ
るものである。
し一組みの支持金具７と支持受金具８とを用いたが、横
幅方向に大なる吊戸棚１においてはこの支持金具７、支
持受金具８は２組あるいは３組以上を用いる。これは吊
戸棚にかかると予想される全荷重と、対をなす支持金具
７、支持受金具８の耐荷重とによって使用数が定められ
るものである。
【００１４】上述の如く構成する吊戸棚取付装置におい
ては、梁５に支持金具７をボルトにて図１に示すように
して固定し、天井パネル３、天井化粧ボード４を貫通し
てその下片７３が室内側に突出するようにするする。こ
の時２以上の支持金具７を梁に垂設する場合は、壁体２
の内面からの距離を等しくすなわち一直線上に配列され
るようにして取り付けるものとする。
ては、梁５に支持金具７をボルトにて図１に示すように
して固定し、天井パネル３、天井化粧ボード４を貫通し
てその下片７３が室内側に突出するようにするする。こ
の時２以上の支持金具７を梁に垂設する場合は、壁体２
の内面からの距離を等しくすなわち一直線上に配列され
るようにして取り付けるものとする。
【００１５】一方支持受金具８は吊戸棚１の天板にビス
止めするが、この場合図１に示すように吊戸棚１の背板
が壁体２にほぼ接する位置または吊垂位置で、支持金具
の下片７３と正確に引掛片８３がそのほぼ全面にわたっ
て係止される位置に取り付ける。
止めするが、この場合図１に示すように吊戸棚１の背板
が壁体２にほぼ接する位置または吊垂位置で、支持金具
の下片７３と正確に引掛片８３がそのほぼ全面にわたっ
て係止される位置に取り付ける。
【００１６】そして吊戸棚１を持ち上げて下片７３を引
掛片８３と本体８１との間に挿入するようになすと、下
片７３と引掛片８３とは互いに係止される。この時両片
７３，８３の面に形成した滑止面にて前後方向の取付位
置を調整するとともに、吊戸棚１は振動その他の外力に
ても妄りに脱抜することがない。
掛片８３と本体８１との間に挿入するようになすと、下
片７３と引掛片８３とは互いに係止される。この時両片
７３，８３の面に形成した滑止面にて前後方向の取付位
置を調整するとともに、吊戸棚１は振動その他の外力に
ても妄りに脱抜することがない。
【００１７】このようにして吊戸棚１を取り付けた後、
必要により吊戸棚と天井化粧ボード間の隙間には前飾板
９を、壁体２と吊戸棚底板との隙間には窓飾縁１０等を
設けるものである。
必要により吊戸棚と天井化粧ボード間の隙間には前飾板
９を、壁体２と吊戸棚底板との隙間には窓飾縁１０等を
設けるものである。
【００１８】
【発明の効果】本発明吊戸棚取付装置は天井裏の梁に、
しかもその下端が天井パネルを貫通して室内側に突出す
るように取り付ける支持金具と、吊戸棚の上面に取り付
け、かつ支持金具の下片と係止する引掛片を備えた支持
受具とより構成されるので、取り付けが従来に比べ強固
となり、しかも吊戸棚をスライドさせるのみであり簡易
に取り付け、かつその前後方向の位置調整も容易に行え
る等の利点がある。
しかもその下端が天井パネルを貫通して室内側に突出す
るように取り付ける支持金具と、吊戸棚の上面に取り付
け、かつ支持金具の下片と係止する引掛片を備えた支持
受具とより構成されるので、取り付けが従来に比べ強固
となり、しかも吊戸棚をスライドさせるのみであり簡易
に取り付け、かつその前後方向の位置調整も容易に行え
る等の利点がある。
【図１】本発明吊戸棚取付装置の一実施例を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図２】支持金具の外観斜視図である。
【図３】支持受金具の外観斜視図である。
１ 吊戸棚 ２ 壁体 ３ 天井パネル ５ 梁 ６ ボルト ７ 支持金具 ７３ 下片 ８ 支持受金具 ８３ 引掛片
Claims (1)
- 【請求項１】 天井裏の梁に、しかもその下端が天井パ
ネルを貫通して室内側に突出するように取り付ける支持
金具と、吊戸棚の上面に取り付け、かつ支持金具の下片
と係止する引掛片を備えた支持受具とより構成されるこ
とを特徴とする吊戸棚の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350429A JPH07194447A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吊戸棚取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350429A JPH07194447A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吊戸棚取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07194447A true JPH07194447A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18410439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5350429A Withdrawn JPH07194447A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吊戸棚取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07194447A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002364911A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 吊下機器の振れ止め方法および振れ止め具 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5350429A patent/JPH07194447A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002364911A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 吊下機器の振れ止め方法および振れ止め具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |