JPH07194285A - ナメクジ等駆除具 - Google Patents
ナメクジ等駆除具Info
- Publication number
- JPH07194285A JPH07194285A JP22714994A JP22714994A JPH07194285A JP H07194285 A JPH07194285 A JP H07194285A JP 22714994 A JP22714994 A JP 22714994A JP 22714994 A JP22714994 A JP 22714994A JP H07194285 A JPH07194285 A JP H07194285A
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- Japan
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- umbrella
- deep
- deep umbrella
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ナメクジ駆除剤の舐食位置を地面より上方に
離して確保し、舐食後のナメクジの死骸がそのナメクジ
駆除剤の中に混在しないようにし、更に、付設のナメク
ジ駆除剤に降雨や灌水がかからないにしたナメクジ駆除
具に関するものである。 【構成】 差し込み支柱(1)の上部に深傘(3)を付
設し、深傘(3)内に覆われる所定の位置にナメクジ駆
除剤(2)を配置する。また、必要に応じて、差し込み
支柱(1)の土中への差し込み部分を省略し、支持皿
(5)を脱着自在に取付ける。
離して確保し、舐食後のナメクジの死骸がそのナメクジ
駆除剤の中に混在しないようにし、更に、付設のナメク
ジ駆除剤に降雨や灌水がかからないにしたナメクジ駆除
具に関するものである。 【構成】 差し込み支柱(1)の上部に深傘(3)を付
設し、深傘(3)内に覆われる所定の位置にナメクジ駆
除剤(2)を配置する。また、必要に応じて、差し込み
支柱(1)の土中への差し込み部分を省略し、支持皿
(5)を脱着自在に取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全天候対応型であっ
て、更に、ナメクジ等がナメクジ駆除剤の上で死なない
ようにしたナメクジ駆除剤具に関するものである。
て、更に、ナメクジ等がナメクジ駆除剤の上で死なない
ようにしたナメクジ駆除剤具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ナメクジやカタツムリ等(以下ナ
メクジと称す)の薬剤以外の駆除法としては、ナメクジ
が夜行性であるためその発見が困難で、夜懐中電灯で照
らしながら探して捕らえるとか、ビールの飲み残しを容
器に入れて配置し誘引して溺れさせるという方法等が行
なわれていた。 また、薬剤を使うものとしては、例え
ばメタアルデヒドを数パーセント混入した穀物粉を練っ
て粒状に成形乾燥させたものをナメクジ駆除剤として用
い、必要箇所に皿や紙に乗せて配置するか、直接地面の
上に、数粒または十数粒ずつの割合で1平方メートル当
り数箇所ずつ配置して誘殺していた。また、ごく特殊な
発明としては、ナメクジが好む特殊な波長の光があるこ
とに着目して、その波長の光を発光する化学的発光剤と
組合せ、更に降雨や灌水によってもナメクジ駆除剤に水
がかからないよう深傘を装着したものがあった。しか
し、その発光能力が2〜3日で失われてしまうため普及
させることが出来なかった。
メクジと称す)の薬剤以外の駆除法としては、ナメクジ
が夜行性であるためその発見が困難で、夜懐中電灯で照
らしながら探して捕らえるとか、ビールの飲み残しを容
器に入れて配置し誘引して溺れさせるという方法等が行
なわれていた。 また、薬剤を使うものとしては、例え
ばメタアルデヒドを数パーセント混入した穀物粉を練っ
て粒状に成形乾燥させたものをナメクジ駆除剤として用
い、必要箇所に皿や紙に乗せて配置するか、直接地面の
上に、数粒または十数粒ずつの割合で1平方メートル当
り数箇所ずつ配置して誘殺していた。また、ごく特殊な
発明としては、ナメクジが好む特殊な波長の光があるこ
とに着目して、その波長の光を発光する化学的発光剤と
組合せ、更に降雨や灌水によってもナメクジ駆除剤に水
がかからないよう深傘を装着したものがあった。しか
し、その発光能力が2〜3日で失われてしまうため普及
させることが出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、夜間の捕殺は
多大の労力を要し、ビールの使用も勝手に流用もなら
ず、いずれも広範囲な畑では効果を挙げることは出来な
かった。一方、薬剤を使用する場合も、屋外で使用する
場合は、降雨のない日を選んで配置し、配置後は灌水を
ストップするとか、皿状の容器に載せて配置し、灌水や
雨が降りそうな時は屋内に回収しておいて再度配置する
という煩わしさがあった。しかし、思わぬ降雨もある
し、暫らく晴天であったとしても、ナメクジの中には野
菜等の内部等に入り込んで中々駆除剤に誘引されないこ
とも多く、その内に雨に流されて駆除効果を失うことも
多く、その都度、何回もの駆除剤配置を繰り返し行って
いるのが実状であった。また、温室やビニールハウス等
の屋内で使用の場合には、まず、紙や皿等の容器に載せ
て配置し、毎日行う灌水のたびに容器とともに別場所に
移動させ、灌水後、再配置することも多くの人が行なっ
ておるのが実状である。
多大の労力を要し、ビールの使用も勝手に流用もなら
ず、いずれも広範囲な畑では効果を挙げることは出来な
かった。一方、薬剤を使用する場合も、屋外で使用する
場合は、降雨のない日を選んで配置し、配置後は灌水を
ストップするとか、皿状の容器に載せて配置し、灌水や
雨が降りそうな時は屋内に回収しておいて再度配置する
という煩わしさがあった。しかし、思わぬ降雨もある
し、暫らく晴天であったとしても、ナメクジの中には野
菜等の内部等に入り込んで中々駆除剤に誘引されないこ
とも多く、その内に雨に流されて駆除効果を失うことも
多く、その都度、何回もの駆除剤配置を繰り返し行って
いるのが実状であった。また、温室やビニールハウス等
の屋内で使用の場合には、まず、紙や皿等の容器に載せ
て配置し、毎日行う灌水のたびに容器とともに別場所に
移動させ、灌水後、再配置することも多くの人が行なっ
ておるのが実状である。
【0004】更に、配置した容器上には毎朝ナメクジが
数多く集まって死んでおり、その死んだナメクジが重な
り合り、しみ出した体液によって駆除剤がドロドロに溶
け、取り替えなければいけなくなることも頻発する。ま
た、そのナメクジの死骸を放置しておくと、異臭を放っ
たりアリが集まってくるので、温室等では毎朝死んだナ
メクジを箸等で摘んで選り分けて捨てることをする人も
あり、その改善が望まれていた。
数多く集まって死んでおり、その死んだナメクジが重な
り合り、しみ出した体液によって駆除剤がドロドロに溶
け、取り替えなければいけなくなることも頻発する。ま
た、そのナメクジの死骸を放置しておくと、異臭を放っ
たりアリが集まってくるので、温室等では毎朝死んだナ
メクジを箸等で摘んで選り分けて捨てることをする人も
あり、その改善が望まれていた。
【0005】これらの問題点を検討し、降雨や灌水によ
ってもナメクジ駆除剤自体に水がかからず、しかも、駆
除剤の上でナメクジが死ぬということがないことを課題
として、新しいナメクジ駆除具の発明の研究を行った。
ってもナメクジ駆除剤自体に水がかからず、しかも、駆
除剤の上でナメクジが死ぬということがないことを課題
として、新しいナメクジ駆除具の発明の研究を行った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的な構成
は、先端を細くした細長い差し込み支柱(1)の上部
に、ナメクジを誘殺するナメクジ駆除剤(2)を取付
け、そのナメクジ駆除剤(2)を傘内に深く覆う形の深
傘(3)を差し込み支柱(1)の上部に付設する。深傘
(3)の付設は、ナメクジ駆除剤(2)を降雨や灌水か
ら守るためのもので、耐水性のカバーとしての役目を果
たすものであれば、その形状や厚みとか取付け方を特に
限定するものではない。
は、先端を細くした細長い差し込み支柱(1)の上部
に、ナメクジを誘殺するナメクジ駆除剤(2)を取付
け、そのナメクジ駆除剤(2)を傘内に深く覆う形の深
傘(3)を差し込み支柱(1)の上部に付設する。深傘
(3)の付設は、ナメクジ駆除剤(2)を降雨や灌水か
ら守るためのもので、耐水性のカバーとしての役目を果
たすものであれば、その形状や厚みとか取付け方を特に
限定するものではない。
【0007】
【作用】以上の様な構成であるので、本発明によるナメ
クジ等駆除具は、そのまま、必要個数をもって畑とか花
壇あるいは温室等の必要箇所に出掛け、差し込み支柱
(1)先端を土中に差し込んで固定する。そうすると、
その付近にいるナメクジは、装着されたナメクジ駆除剤
(2)に誘引され、差し込み支柱(1)を這い上ってナ
メクジ駆除剤(2)を舐食し、混入された駆除薬によっ
て力尽きて落下し死に至る。この駆除能力は、たとえ配
置直後に雨が降っても、また、灌水を行なっても、深傘
(3)によってナメクジ駆除剤(2)は守られ、長期に
亘ってナメクジの駆除を続けることが出来る。
クジ等駆除具は、そのまま、必要個数をもって畑とか花
壇あるいは温室等の必要箇所に出掛け、差し込み支柱
(1)先端を土中に差し込んで固定する。そうすると、
その付近にいるナメクジは、装着されたナメクジ駆除剤
(2)に誘引され、差し込み支柱(1)を這い上ってナ
メクジ駆除剤(2)を舐食し、混入された駆除薬によっ
て力尽きて落下し死に至る。この駆除能力は、たとえ配
置直後に雨が降っても、また、灌水を行なっても、深傘
(3)によってナメクジ駆除剤(2)は守られ、長期に
亘ってナメクジの駆除を続けることが出来る。
【0008】
【実施例】本発明の基本的な構成は、細長い差し込み支
柱(1)の上部に深傘(3)を付設して、地上より離し
た上方位置に確保したナメクジ駆除剤(2)を降雨や灌
水から守るようにしたもので、以下、その実施例のいく
つかについて述べる。
柱(1)の上部に深傘(3)を付設して、地上より離し
た上方位置に確保したナメクジ駆除剤(2)を降雨や灌
水から守るようにしたもので、以下、その実施例のいく
つかについて述べる。
【0009】まず本発明の第一実施例を第1図によって
説明すると、細長い差し込み支柱(1)の下端を紡錐形
にしぼったパイプ状にして、その上部に深傘(3)を載
せ、握持部(4)を嵌着させることによって一体化す
る。次に、差込み支柱(1)の上部ににナメクジ駆除剤
(2)付設する。ナメクジ駆除剤(2)の形状ならびに
その付設方法は特に限定しないが、図においては、駆除
剤(2)を管状にして差し込み支柱(1)に押し込む形
で取付けている。
説明すると、細長い差し込み支柱(1)の下端を紡錐形
にしぼったパイプ状にして、その上部に深傘(3)を載
せ、握持部(4)を嵌着させることによって一体化す
る。次に、差込み支柱(1)の上部ににナメクジ駆除剤
(2)付設する。ナメクジ駆除剤(2)の形状ならびに
その付設方法は特に限定しないが、図においては、駆除
剤(2)を管状にして差し込み支柱(1)に押し込む形
で取付けている。
【0010】第二実施例は、第2図に示すように、差し
込み支柱(1)を深傘(3)の一部として一体化したも
のである。即ち、深傘(3)の裾をアーチ状に形づく
り、3〜4本の差し込み支柱(1)をあたかも洋傘の骨
部のように具備するようした。駆除剤(2)は、深傘
(3)の内側であればどこでもよくその装着方法も限定
しない。図においては、深傘(3)の上部中央に装着し
ているが、差し込み支柱(1)の中間部等の深傘(3)
内に取付けてもよい。また、温室や室内等のように差し
込み支柱(1)の差し込み箇所のない所では、差し込み
支柱(1)と深傘(3)が一体となったと考えて下方に
開口した箱状にし、その開口端に何箇所かのアーチ状等
のナメクジの通路を作り、その開口部を下に向けて配置
するのも、この第二実施例の変形として利用できる。
込み支柱(1)を深傘(3)の一部として一体化したも
のである。即ち、深傘(3)の裾をアーチ状に形づく
り、3〜4本の差し込み支柱(1)をあたかも洋傘の骨
部のように具備するようした。駆除剤(2)は、深傘
(3)の内側であればどこでもよくその装着方法も限定
しない。図においては、深傘(3)の上部中央に装着し
ているが、差し込み支柱(1)の中間部等の深傘(3)
内に取付けてもよい。また、温室や室内等のように差し
込み支柱(1)の差し込み箇所のない所では、差し込み
支柱(1)と深傘(3)が一体となったと考えて下方に
開口した箱状にし、その開口端に何箇所かのアーチ状等
のナメクジの通路を作り、その開口部を下に向けて配置
するのも、この第二実施例の変形として利用できる。
【0011】第三実施例は、第3図に示すように、温室
とか鉢近く等の屋内に配置をするためのもので、差し込
み支柱(1)の下端の土中への差し込み部分に相当する
部分を省略して、支持皿(5)を脱着自在に設けたもの
である。これによって、床面にも安定して配置出来、し
かも、誘殺されたナメクジ等の落下したものは支持皿
(5)に横たわっているので、その収集とか洗浄時には
取り外すことが可能である。この実施例は、第二実施例
のタイプのものについても同様に実施出来る。
とか鉢近く等の屋内に配置をするためのもので、差し込
み支柱(1)の下端の土中への差し込み部分に相当する
部分を省略して、支持皿(5)を脱着自在に設けたもの
である。これによって、床面にも安定して配置出来、し
かも、誘殺されたナメクジ等の落下したものは支持皿
(5)に横たわっているので、その収集とか洗浄時には
取り外すことが可能である。この実施例は、第二実施例
のタイプのものについても同様に実施出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、従来のナメクジ駆除剤の配置
法が、全て、地面もしくは地面に配置した皿等の上に直
接置くという手法であったのに対して、地面から若干上
方に離して位置せしめ、更に、そのナメクジ駆除剤
(2)を降雨や灌水から保護する深傘(3)を付設して
いるのが特徴である。
法が、全て、地面もしくは地面に配置した皿等の上に直
接置くという手法であったのに対して、地面から若干上
方に離して位置せしめ、更に、そのナメクジ駆除剤
(2)を降雨や灌水から保護する深傘(3)を付設して
いるのが特徴である。
【0013】従って、ナメクジ駆除剤(2)に誘引され
たナメクジは、差し込み支柱(1)を這い上がり、差し
込み支柱(1)に取付けてあるナメクジ駆除剤(2)を
舐食し、その薬効によって麻痺し落下しやがて死んでい
く。この死骸は、畑等にあっては地面であるため、やが
て最終的には自然と土に還っていく。従って、従来、容
器にナメクジ駆除剤を置いて使用した場合のように、ナ
メクジ駆除剤の中に死んだナメクジが重なりその体液で
ナメクジ駆除剤がドロドロになってしまったり、そうな
らないまでも、毎朝のようにナメクジの死骸を選り分け
なければならなかった不便は全て解消される。また、第
三実施例の場合には、ナメクジ等の死骸は、駆除剤
(2)から落下して支持皿(5)に集められるから、毎
朝それを捨てるとしても容易である。このタイプのもの
は、温室とか室内の鉢近くに置くことが多いが、支持皿
(5)は容易に脱着可能のため洗浄も容易であり、常に
きれいにしておくことが出来る。
たナメクジは、差し込み支柱(1)を這い上がり、差し
込み支柱(1)に取付けてあるナメクジ駆除剤(2)を
舐食し、その薬効によって麻痺し落下しやがて死んでい
く。この死骸は、畑等にあっては地面であるため、やが
て最終的には自然と土に還っていく。従って、従来、容
器にナメクジ駆除剤を置いて使用した場合のように、ナ
メクジ駆除剤の中に死んだナメクジが重なりその体液で
ナメクジ駆除剤がドロドロになってしまったり、そうな
らないまでも、毎朝のようにナメクジの死骸を選り分け
なければならなかった不便は全て解消される。また、第
三実施例の場合には、ナメクジ等の死骸は、駆除剤
(2)から落下して支持皿(5)に集められるから、毎
朝それを捨てるとしても容易である。このタイプのもの
は、温室とか室内の鉢近くに置くことが多いが、支持皿
(5)は容易に脱着可能のため洗浄も容易であり、常に
きれいにしておくことが出来る。
【0014】次に、駆除剤(2)自体、深傘(3)でカ
バーされているため、降雨や潅水に対しても溶けること
なく安全であり、極めて長期に亘って配置しておき、ナ
メクジ等の駆除効果を維持出来る。そのため従来のよう
に、駆除剤を配置しては水によって流してしまい、何回
か配置し直しているうちに根負けしてしまうという難点
も解消することが出来る。
バーされているため、降雨や潅水に対しても溶けること
なく安全であり、極めて長期に亘って配置しておき、ナ
メクジ等の駆除効果を維持出来る。そのため従来のよう
に、駆除剤を配置しては水によって流してしまい、何回
か配置し直しているうちに根負けしてしまうという難点
も解消することが出来る。
【0015】この発明は、 このような構造であるか
ら、その配置にあたっては、差し込み支柱(1)の先端
を土中に差し込めば完了し、移動の際は、握持部(4)
を持って簡単に引抜くことが出来るので、極めて容易で
あり、その配置場所も深傘(1)を目印によく分かる。
また、第三実施例の様に、支持皿(5)を設けたものの
場合には、固い床面にも配置可能である。更に、実施し
てみて初めてナメクジの生息分布の状況が分かることが
多く、その誘殺状況に応じて、ナメクジ駆除剤の配置密
度を対応させる必要があるが、この場合、本発明の場合
は極めて簡単に移動可能であるため、歓迎されるものと
期待している。
ら、その配置にあたっては、差し込み支柱(1)の先端
を土中に差し込めば完了し、移動の際は、握持部(4)
を持って簡単に引抜くことが出来るので、極めて容易で
あり、その配置場所も深傘(1)を目印によく分かる。
また、第三実施例の様に、支持皿(5)を設けたものの
場合には、固い床面にも配置可能である。更に、実施し
てみて初めてナメクジの生息分布の状況が分かることが
多く、その誘殺状況に応じて、ナメクジ駆除剤の配置密
度を対応させる必要があるが、この場合、本発明の場合
は極めて簡単に移動可能であるため、歓迎されるものと
期待している。
【0016】また注目される点として、ナメクジ駆除剤
(2)は使用に先立って既に深傘(2)に覆われた形で
装着済みであるということである。このことにより、必
要箇所に配置の際、ナメクジ駆除剤(2)に手を触れる
ことは全くないので、薬害の心配がない。また、地面に
露出して配置する従来の場合には、野菜等の根元近くに
置けないのではという心配もあったが、本発明の場合
は、ナメクジの多く隠れている野菜等に接近配置して
も、ナメクジ駆除剤(2)が露出していないので安心出
来る。その為、葉の陰に接近して本発明を配置しておけ
ば、深傘(3)に覆われた駆除剤(2)付近は連続して
同様に薄暗く、終日に亘って誘殺効果が期待出来る。そ
の上、従来の方法では、駆除剤配置後に犬猫等による誤
食が心配されたがその心配もなくなった。 尚、その構
造上から明らかなように、長期の使用によって駆除剤
(2)が食べ尽くされた際は、別にナメクジ駆除剤
(2)を準備しておいて装着することにより、再三の継
続使用も可能である。
(2)は使用に先立って既に深傘(2)に覆われた形で
装着済みであるということである。このことにより、必
要箇所に配置の際、ナメクジ駆除剤(2)に手を触れる
ことは全くないので、薬害の心配がない。また、地面に
露出して配置する従来の場合には、野菜等の根元近くに
置けないのではという心配もあったが、本発明の場合
は、ナメクジの多く隠れている野菜等に接近配置して
も、ナメクジ駆除剤(2)が露出していないので安心出
来る。その為、葉の陰に接近して本発明を配置しておけ
ば、深傘(3)に覆われた駆除剤(2)付近は連続して
同様に薄暗く、終日に亘って誘殺効果が期待出来る。そ
の上、従来の方法では、駆除剤配置後に犬猫等による誤
食が心配されたがその心配もなくなった。 尚、その構
造上から明らかなように、長期の使用によって駆除剤
(2)が食べ尽くされた際は、別にナメクジ駆除剤
(2)を準備しておいて装着することにより、再三の継
続使用も可能である。
【0017】また、ナメクジがどこに多く棲息している
かは、ナメクジ駆除剤(2)を配置して生ずるナメクジ
の死骸をみて初めて分かることが多い。従って、本発明
は、ナメクジ駆除の状況に対応して、最も効率的な箇所
に簡単に移動することが極めて簡単で、ナメクジの根絶
を効率よく行うことが出来る。このことは、ナメクジに
悩まされた人々にとって極めて喜ばれ利用されるものと
なろう。
かは、ナメクジ駆除剤(2)を配置して生ずるナメクジ
の死骸をみて初めて分かることが多い。従って、本発明
は、ナメクジ駆除の状況に対応して、最も効率的な箇所
に簡単に移動することが極めて簡単で、ナメクジの根絶
を効率よく行うことが出来る。このことは、ナメクジに
悩まされた人々にとって極めて喜ばれ利用されるものと
なろう。
【図1】本発明第一実施例の断面図
【図2】本発明第二実施例の断面図
【図3】本発明第三実施例の断面図
【符号の説明】 1は差し込み支柱 2は駆除剤 3は深傘 4は握持部 5は支持皿
Claims (3)
- 【請求項1】 差し込み支柱(1)の上部に深傘(3)
を付設し、深傘(3)内の所定の位置にナメクジ駆除剤
(2)を配置し、下部より這い上がったナメクジがナメ
クジ駆除剤(2)を舐食し、麻痺転落するようにしたこ
とを特徴とするナメクジ等駆除具。 - 【請求項2】 複数個の差込み支柱(1)を深傘(3)
と一体としてその下端に突出して構成し、ナメクジ駆除
剤(2)を深傘(3)の内面に装着した特許請求第1項
記載のナメクジ等駆除具。 - 【請求項3】 差し込み支柱(1)を支持皿(5)に脱
着自在に取付けた特許請求第1項および第2項記載のナ
メクジ等駆除具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22714994A JPH07194285A (ja) | 1994-09-13 | 1994-08-09 | ナメクジ等駆除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22714994A JPH07194285A (ja) | 1994-09-13 | 1994-08-09 | ナメクジ等駆除具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194285A true JPH07194285A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=16856267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22714994A Pending JPH07194285A (ja) | 1994-09-13 | 1994-08-09 | ナメクジ等駆除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07194285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159916A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Earth Chem Corp Ltd | 腹足類害虫用毒餌組成物および腹足類害虫用駆除具 |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP22714994A patent/JPH07194285A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159916A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Earth Chem Corp Ltd | 腹足類害虫用毒餌組成物および腹足類害虫用駆除具 |
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