JPH07192136A - 物体追跡方法および装置 - Google Patents

物体追跡方法および装置

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JPH07192136A
JPH07192136A JP7770894A JP7770894A JPH07192136A JP H07192136 A JPH07192136 A JP H07192136A JP 7770894 A JP7770894 A JP 7770894A JP 7770894 A JP7770894 A JP 7770894A JP H07192136 A JPH07192136 A JP H07192136A
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JP
Japan
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time
image
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target object
reference time
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JP7770894A
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裕子 ▲高▼橋
Hiroko Takahashi
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追跡中の対象物体に一時的な遮蔽がおきた場
合、複数の物体が存在し互いに交差する場合などにも、
対象物体を正確に追跡する。 【構成】 時刻制御処理11は、逐次入力される画像の
時刻を現時刻とし、現時刻から遡るある時刻を基準時刻
とする。基準時刻と現時刻の差が一定時間に満たない場
合は現時刻を調整する。画像蓄積処理12は、基準時刻
の画像(基準画像)、その追跡物体位置(基準位置)、
及び、基準時刻以降現時刻までの動画像を蓄積する。選
択処理13は、蓄積された基準時刻以降現時刻までの動
画像の中から、基準画像の基準位置に最も類似する画像
および位置を選択する。位置・時刻制御処理14は、選
択された画像の時刻、画像及び位置を、新たな基準時
刻、基準画像、基準位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理分野におい
て、連続的に入力される動画像中に存在する物体を安定
に追跡する方法および装置に関し、特に複数の物体が互
いに交差する場合や物体の遮蔽が生じる場合にも、安定
な物体追跡を行う方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像中の移動物体の追跡技術は、これ
まで多くの手法が提案されているが、遮蔽等に対応でき
るとされる方法は限られている。
【0003】従来の物体追跡技術で遮蔽等に対応できる
方法は、背景を予め蓄えておき、これと得られた新たな
画像との差分をある閾値を用いて2値化することにより
領域を切りだすか、または、連続する2枚の画像の差を
ある閾値により2値化して移動領域を切り出し、各時間
において近い領域を対応づけて追跡結果とする手法であ
る。この場合、動画像中の移動物体が一時的に遮蔽され
たり、2物体が交差するなどすると正確な対応づけがで
きない。このため、従来は遮蔽後の位置を遮蔽前の軌跡
から予測して、物体の対応づけを行っていた。
【0004】なお、この種の物体追跡技術に関する公知
文献としては、例えば、嶺 直道、八木康史、谷内田正
彦;「時系列差分画像を用いた複数移動物体の抽出およ
び追跡」(情報処理学会研究報告 コンピュータビジョ
ン 81−7,1993)、及び、Ishiwark Sethi,
Ramesh Jain;「Finding Trajectories of Feature
Points in a Monocular Image Sequence」(IEE
E−PAMI−9 No.1,1987)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術では、動画像中の移動物体が一時的に遮蔽されるなど
する場合、遮蔽後の位置を遮蔽前の軌跡から予測して、
物体の対応づけを行っていたため、2物体が互いにぶつ
かって反射する場合や、遮蔽中に移動量が大きく変化す
る場合などにおいては、根拠のある対応づけはできない
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、動画像中の移動物体追跡
中に対象物体に一時的な遮蔽がおきた場合や、複数の物
体が存在して互いに交差する場合などにも、個々の対象
物体を正確に追跡する物体追跡方法および装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、基準となる時刻、画像、対象物体位置
が与えられると、それに続く各時刻の画像を一定枚数メ
モリに蓄えておき、必要とする枚数が蓄えられた時点
で、これらの蓄積された画像を用い、基準とする画像の
対象物体に最も類似すると考えられる画像と位置とを同
時に決定し、この決定した時刻、画像、位置を新たな基
準時刻、基準画像、追跡対象物体位置として、この時刻
以前に対応する画像を利用しないことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明による移動物体自動追跡では、従来の個
々の物体の特徴を利用しながら行う追跡法に対し、自動
的に時間分解能を変化させる時間分解能制御機能を組み
込むことにより、遮蔽などで形状が変化した時刻の画像
を自動的にとばすことが可能である。この結果、遮蔽、
天候の一時的変化などが生じた時刻の画像は自動的にと
ばされ、これらに影響されにくい安定で正確な動物体追
跡が実現できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0010】図1は、請求項1および2の発明の物体追
跡方法の枠組を示す処理フロー図である。時刻制御処理
11は、逐次入力される動画像の時刻を現時刻とし、該
現時刻から遡るある時刻を基準時刻とする。基準時物と
現時刻の差が一定時間に満たない場合は、その差が一定
時間になるまで待ち、現時刻を調整する。基準時刻は、
処理の開始時は該処理の開始時刻(1枚目の動画像の処
理時刻)とし、それ以外の場合には、後述の位置・時刻
制御処理14により決定される値を用いる。
【0011】画像蓄積処理12は、基準時刻以降現時刻
までの連続的に入力される複数の動画像と、基準時刻の
画像(基準画像)と、動画像中の追跡する物体(対象物
体)の基準時刻における位置(基準位置)をメモリ内に
蓄えておく。
【0012】選択処理13は、基準画像の基準位置に最
も類似する画像および位置を基準時刻以降現時刻までの
複数の動画像の中から選択する。
【0013】位置・時刻制御処理14は、上記選択処理
13により選択された画像の時刻を新たな基準時刻、選
択された位置を基準位置、基準時刻の画像を基準画像と
する。
【0014】そして、上記各処理11〜14を繰り返
し、連続的に入力される動画像中の追跡対象物体の位置
を逐次把握している。
【0015】ここで、選択処理13についてさらに詳し
く説明する。選択処理は類似度の利用が前提となる。類
似度を求める処理には、様々な方法があるが、代表的な
テンプレートマッチングを例として説明する。例えば、
基準位置の近傍領域をマッチングに用いるテンプレート
領域、テンプレート領域の各点を基準画像の画素値で置
き換えたものをテンプレートとする。ある画像内にテン
プレート領域と同じ形状の領域が与えらると、テンプレ
ート領域におけるテンプレートとの類似度を定義するこ
とができる。最も簡単な方法は、
【0016】
【数1】
【0017】を類似度とする方法である。但し、f
(x,y)は基準画像、g(x,y)は画像、(x0
0)をテンプレート領域の中心(基準位置)、(x1
1)を類似度を求める領域の中心、Ωをテンプレート
領域とする。この場合、小さい値を示す(x1,y1)ほ
ど、画像のこの点がテンプレートに類似していると言え
る。
【0018】図1の選択処理13で用いる類似度を求め
る処理は、各点の類似度が数値で得られる処理であれば
よい。例えば、差の絶対値を2乗した合計(Σ|f−g
2)、領域間の相関係数(この場合、値は−1と1の間
になり、大きな値、すなわち1に近い値ほど類似度が高
い)などが考えられる。これは、一般に追跡処理で利用
される手法であり、例えば、谷内田正彦編 コンピュー
タビジョン(丸善、1990年発行)では、明るさの相
関として述べられている。一方、背景画像との差の2値
化結果の中心位置を移動物体とするなど、直接物体位置
を求め、類似度が数値で示されない処理は、本発明への
利用は適当でない。
【0019】次にテンプレートマッチングを例にして選
択処理を詳述する。追跡しようとする物体の領域にテン
プレート領域を選び、続く時刻の画像において最も類似
する領域を探し出す処理は、追跡しようとする物体の追
跡を行うことに対応する。同じように、あるテンプレー
ト領域に対し、蓄積したすべての画像の中から最も類似
する領域を探し出す処理を類似度に従って行うと、テン
プレートに対して最も類似する画像を同時に選ぶことが
できる。
【0020】図2は、物体の移動に伴い遮蔽が生じる例
について、選択処理をさらに詳細に説明する図である。
図2において、21は基準画像である。便宜的にこの時
刻(基準時刻)をt0 とする。22は、基準画像内の追
跡対象物体、23は追跡対象物体22がやがて隠れる遮
蔽物、24は追跡の基準となる基準位置である。基準時
刻t0における基準位置24をP0とする。25−1〜2
5−nは基準時刻に続く時刻の画像列であり、画像1,
画像2,…,画像nで示す。これらの時刻をtk=t0
k(k=1,2,…n)とする。26−1〜26−nは
画像列25−1〜25−nの追跡結果位置で、基準画像
21と画像列中の各画像において基準位置24に最も類
似すると考えられた物体の位置である。基準位置24の
0に対し、画像列中の各画像の追跡結果位置をP1,P
2,…,Pn とする。また、このそれぞれの類似度は、
1…snとする。
【0021】図2では画像1,画像2,…,画像nに示
すように、追跡対象物体22が画像1から遮蔽物23に
隠れはじめ、画像nで再び完全に現れるため、基準画像
21に対する類似度は、25−nの画像nが最も良く、
25−1〜25−(n−1)の画像1,画像2,…,画
像n−1はあまり類似しない。類似度si がゼロに近い
ほど類似しているとすると、すべての画像1,画像2,
…,画像n−1に対し、sn<si(i=1,2,…,(n
-1))が成り立つ。
【0022】図2のような場合、選択処理13では、基
準時刻t0 以降、時刻i=t1,t2,…,tn-1にあた
る画像1,画像2,…,画像n−1をとばし、時刻tn
の画像nを選ぶこととなる。位置・時刻制御処理14で
は、該選択された画像nを新たな基準画像として、その
時刻tnを基準時刻、追跡結果位置Pnを基準位置とす
る。これにより、結果的に時間分解能を変更した効果を
生む。
【0023】図2は、一般的な物体追跡法に対し、時間
分解能を自動的に変化させる本発明手法の基本概念を示
したものであり、個々の処理には高度化のための様々な
変更が可能である。例えば図2では、新たな基準時刻は
基準画像と最も類似すると判断される画像の時刻、基準
画像はその時刻の画像、基準位置は得られた物体位置と
する最も単純な処理例を示した。しかし、例えば基準画
像は、基準時刻の画像1枚から構成するのではなく、以
前の基準画像を平均化したり、重みづけして用いること
も可能である。これは、適当なテンプレートの更新を行
うことに相当する。また、基準位置は、目的や状況にあ
わせて位置を補正を行ったり、テンプレートを用いた場
合にはテンプレートの大きさを変化させたり、回転をさ
せることなどが可能である。
【0024】さらに、図2で説明した選択処理を改良
し、対応づけエラーを回避することも可能である。これ
について以下に説明する。
【0025】追跡対象物体が時間とともに変化する時、
類似度が高くても(数1の例では小さな値をとること)
対応づけが正しくない場合も起こりうる。そこで、図2
で説明した選択処理に対応づけが信頼できるか否かの判
定を組み合せ、例えば対応づけが信頼できるであろうと
考えられる画像および位置に限ったり、信頼できないも
のを除いた上で、最も類似度が高いものを選び、これを
選択処理結果とする。
【0026】対応づけが信頼できるか否かの判定は、例
えば次のようにして行う。基準画像の基準位置p0と、
画像k(k=1,…,n)での追跡結果位置pkがすで
にわかっている時、それぞれの追跡結果位置pkが信頼
できるか否かを判断する。これには基準画像と画像kの
役目を反転させ、追跡結果位置pkを基準位置とみなし
て基準画像上に追跡結果位置を求める。基準画像上のこ
の位置を追跡結果位置p0′として、基準位置p0と追跡
結果位置p0′とを比較する。もしこれが一致または非
常に近ければ、追跡結果位置pkは信頼できる。一方、
基準位置p0と追跡結果位置p0′との距離が離れてお
り、さらにもう一度追跡結果位置p0′を基準位置とし
て画像k上で追跡した追跡結果位置pk′が追跡結果位
置pkとほぼ一致するなら、追跡結果位置pkは全く信頼
できず、その他の結果が出た場合には、追跡結果位置p
kが信頼できるか否かは特定できないと考えられる。
【0027】図3に、対応づけが信頼できない例を示
す。ここで、時刻(基準時刻)t0に3つの物体(人
物)A,B,Cが存在し、そのうちの物体Aを追跡対象
物体として基準位置p0が与えられたとする。また、p1
〜p6は時刻t1〜t6における追跡結果位置であり、そ
れぞれt1とt5とt6では物体Aに、t2とt3では物体
Bに、t4では物体Cに与えられたとする。この例で
は、時刻t1では、p0と対応する物体Aが最も類似する
が、続く時刻t2,t3,t4では遮蔽等の影響で、物体
B,Cの方が類似していると見做されたものである。そ
こで、例えば物体Cが追跡結果位置p4となった時刻t4
の画像について、対応づけが信頼できるか否かの判定結
果を調べると、時刻t4における追跡結果位置p4が最も
類似する時刻t0の基準画像上の位置は、物体Aのp0
はなく、物体Cとなる。このためp4は信頼できないと
判定される。
【0028】選択処理13で、対応づけが信頼できるも
のに限った処理を組み込んだ場合には、対応づけが信頼
できるとされたすべての画像に対して、sn<siが成り
立つようにiを選ぶ。信頼できないものを除いた処理に
ついても、同様である。
【0029】図4は、請求項3の発明の物体追跡装置の
構成例を示す図である。基準時刻格納部31は、追跡の
基準となる時刻(基準時刻)を蓄えている。基準位置格
納部32は、基準時刻の追跡対象物体の位置(基準位
置)を格納している。基準画像格納部33は、基準時刻
に対応する基準画像を格納している。基準画像は、基本
的には基準時刻の画像である。
【0030】画像入力部34は、カメラ映像やファイル
からの連続する画像を入力し、位置・時刻制御37の制
御下で、各画像に時刻を対応させる。動画像格納部35
は、画像入力部34から逐次画像を受け取り、位置・時
刻制御部37の制御下で基準時間以降現時刻までの動画
像をその時刻と一緒に格納する。位置・時間分解能選択
部36は、基準時刻格納部31、基準位置格納部32、
基準画像格納部33から基準時刻、基準位置、基準画像
を入力し、また、位置・時刻制御部37から現時刻を受
け取り、動画像格納部35内の基準時間以降現時刻まで
の動画像の中から基準画像と最も類似すると判断される
画像、物体位置およびその時刻を選択する。位置・時刻
制御部37は、位置・時間分解能選択部36の出力に従
って、新たな基準時刻、基準位置、基準画像を決定し
て、それぞれ格納部32,33に格納し、さらに現時刻
を必要な時刻まで進める。
【0031】図5は、図4中の動画像格納部35および
位置・時間分解能選択部36の詳細構成を示す図であ
る。動画像格納部35はn個の画像格納部351−1〜
351−nからなり、基準時刻以降現時刻までの各時刻
の各画像を個々に格納する。各画像にはその時刻を付加
情報として含ませる。位置・時間分解能選択部36にお
ける物体位置検出部361−1〜361−nは、上記画
像格納部351−1〜351−nの基準時刻以降時刻ま
での各時刻の各画像に対し、基準画像の追跡対象物体位
置に最も類似する物体の位置とその類似度を検出する。
これは通常の追跡処理で実現できる。また、ここでは、
先の対応づけが信頼できるものに限った処理あるいは信
頼できないものを除いた処理を組み込んでもよい。時間
分解能選択部362は、上記物体位置検出部361−1
〜361−nのすべての結果中から最も類似度が高いと
された画像の時刻を選ぶ。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明では、個々の物体
の特徴を利用しながら自動的に時間分解能を変化させ
て、遮蔽、交差や天候変化により追跡対象物体の形状が
一時的に変化する時刻の画像や対応づけが信頼できない
画像を自動的に無視することにより、不要な時刻の画像
を使用せずに追跡を行うことが可能であり、複数物体の
存在、物体の一時的な遮蔽、物体どおしの交差、天候の
変化による見え方の急激な一時的変化、また追跡の繰り
返しによる誤差の累積がおきやすい場合などにも、長時
間の安定な対象物体の追跡を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体追跡方法の処理の枠組を示すフロ
ー図である。
【図2】物体の移動に伴い遮蔽が生じる例を用いた選択
処理の詳細を説明する図である。
【図3】基準位置と追跡結果位置の対応づけが信頼でき
ない例を示す図である。
【図4】本発明の物体追跡装置の構成例を示す図であ
る。
【図5】図3の動画像格納部及び位置・時間分解能選択
部の詳細構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 時刻制御処理 12 画像蓄積処理 13 選択処理 14 位置・時刻制御処理 31 基準時刻格納部 32 基準位置格納部 33 基準画像格納部 34 画像入力部 35 動画像格納部 36 位置・時間分解能選択部 37 位置・時刻制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される動画像中に存在する物体の位
    置を逐次追跡する方法において、 追跡の基準の時刻(以下、基準時刻という)と現在の時
    刻(以下、現時刻という)との時間差が一定となるよう
    に現時刻を制御する処理と、 基準時刻における画像(以下、基準画像という)、その
    追跡対象物体位置、および基準時刻から現時刻までの複
    数の画像を蓄える処理と、 基準画像およびその追跡対象物体位置に最も類似する画
    像および物体の位置(以下、追跡結果位置という)を基
    準時刻以降現時刻までの複数の画像の中から選択する処
    理と、 選択された画像の時刻を新たな基準時刻とし、該選択さ
    れた画像を新たな基準画像、その追跡結果位置を新たな
    追跡対象物体位置とする処理と、 を有し、上記各処理を繰り返すことにより、追跡対象物
    体位置を逐次把握することを特徴とする物体追跡方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物体追跡方法において、
    前記選択処理では、基準時刻以降現時刻までの各画像に
    ついて、当該追跡結果位置と基準画像の追跡対象物体位
    置との対応づけが信頼できるか否か判定し、対応づけが
    信頼できる画像あるいは信頼できないものを除いた画像
    を対象にして、基準画像およびその追跡対象物体位置に
    最も類似する画像および追跡結果位置を選択することを
    特徴とする物体追跡方法。
  3. 【請求項3】 入力される動画像中に存在する物体の位
    置を逐次追跡する装置において、 動画像を入力する画像入力部と、 追跡の基準の時刻(基準時刻)と、基準時刻に対応する
    画像(基準画像)、基準時刻における追跡対象物体の位
    置を格納する格納部と、 基準時刻に続く各時刻の動画像を格納する動画像格納部
    と、 動画像格納部内の各画像の中から基準画像の追跡対象物
    体位置に最も類似する物体の位置およびその時の時刻を
    選択する位置・時間分解能選択部と、 上記位置・時間分解能選択部の出力に従って新たに基準
    時刻、基準画像および追跡対象物体位置を決定して格納
    するとともに、現時刻を制御す位置・時刻制御部と、 を有することを特徴とした物体追跡装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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