JPH07192125A - 高速画像サイズ変更に応用するディジタル再標本化集積回路 - Google Patents

高速画像サイズ変更に応用するディジタル再標本化集積回路

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JPH07192125A
JPH07192125A JP6220317A JP22031794A JPH07192125A JP H07192125 A JPH07192125 A JP H07192125A JP 6220317 A JP6220317 A JP 6220317A JP 22031794 A JP22031794 A JP 22031794A JP H07192125 A JPH07192125 A JP H07192125A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像ろ過、画像再標本化および画像圧縮/伸
長などの複数の機能を実行できる再標本化応用に特定し
た集積回路(RSA)を提供すること。 【構成】 RSAは、入力ポート11に接続した水平フ
ィルタ装置10と、出力ポート13に接続した垂直フィ
ルタ装置12と、メモリポート15に接続したメモリ制
御装置14と、構成ポート17に接続した構成レジスタ
装置16と、そして、それぞれ水平および垂直フィルタ
装置10、12と構成レジスタ装置16に接続した水平
および垂直位置アキュムレータ18、20とを含んでい
る。RSAの上記構成要素の各々は、1個のICに集積
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にディジタル画
像処理に関し、とくに、画像のサイズ変更(リサイジン
グ)あるいは再標本化を行なうディジタル画像処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムあるいは印刷走査装置、画像処
理加速装置、そしてディジタルハードコピー印刷装置な
ど多くの画像処理システムでは、画像のサイズ変更(リ
サイジング)あるいは再標本化は重要な動作であり、画
像の大きさの拡大(補間)あるいは縮小(間引き)に使
用している。サイズ変更した画像の画素の各々は、サイ
ズ変更動作の結果として、元画像の画素のNxN近傍の
加重平均として算出する。したがって、サイズ変更動作
は、画像ろ過動作あるいは畳込み動作に似ている。ただ
し、画像ろ過においては、出力画素の標本化格子は同一
であり、そして同じ重みあるいはろ過係数を使用して、
各々の出力画素を算出する。他方、画像のサイズ変更に
おいては、出力画素の位置と入力画素の位置は異なって
おり、各々の出力画素を算出するための重みは、出力画
素と入力標本化格子の距離に依存し、そしてこれらの重
みは各々の出力画素に対して異なる可能性がある。
【0003】画像全体のサイズ変更を行なうには、次の
ものを含むいくつかの異なる種類の計算を実行しなけれ
ばならない。つまり、間引きあるいは補間の任意のファ
クターに対する、入力標本化格子を基準とする出力画像
画素の位置の計算と、得られた位置の値からのフィルタ
の核(カーネル)係数のアドレスの計算と、そしてこら
のフィルタ係数とNxN近傍の画素を使用した各々の出
力画素値の計算である。したがって、ソフトウェアのル
ーチンを使用したパーソナルコンピュータあるいはワー
クステーションで画像サイズ変更動作を実行すること
は、処理すべき乗算と加算の量が大きいので、実際的で
はない。そのため、画像サイズ変更動作は、一般的に、
カスタム化集積回路装置のような特化したハードウェア
を使用したディジタル画像処理システムで実行してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像サイズ変更を行な
うための、ハードウェアによる従来の方法は、様々な要
因によって制限を受けている。たとえば、多数の別個の
集積回路(IC)に対して、1)画素位置およびアドレ
ス計算をさせること、2)補間フィルタ係数を記憶させ
ること、そして、3)入力画素および係数を乗算/加算
して出力画素値を算出させること(つまり畳込みICの
場合)、などである。複数のICを使用すると、システ
ムの費用が増加すると共に、回路板の占める空間が比較
的大きくなる。さらに、フィルタ係数を画素単位で変換
できる従来の畳込みIC(たとえば、TRW社のTMC
2246あるいはlSI Logic社のL6426
0)は、4個の乗算器しか持っていないので、出力画素
を4x4近傍に算出するのに使用できる近傍の大きさを
制限する。この近傍の大きさの制限は、おおきな欠点で
ある。なぜなら、近傍を大きくすれば、出力画像の、雑
音に起因する汚れを減少することができ、より視覚的に
魅力のある結果が得られるからである。最大9x9画素
の近傍あるいは核を支援する従来の畳込みIC(たとえ
ば、TRW社のTMC2250あるいはlSI Log
ic社のL64243)では、フィルタ係数を画素単位
に選択することができない。最後に、従来の畳込みIC
は、たとえば、カラーフィルム走査装置によって生成で
きる画像の1つの色構成要素以上を含む入力画像データ
源に対する使用には適していない。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、画像
ろ過、画像再標本化、そして画像圧縮/伸張を含む複数
の機能の実行に使用できる、再標本化応用に特定した集
積回路(RSA)を提供する。このRSAは、任意の因
数による画像補間あるいは間引きを支援して柔軟性を提
供すると共に、最大9x9画素の近傍を使用して、高品
質の画像を生成する。RSAは、垂直サイズ変更および
水平サイズ変更動作のための別個の垂直フィルタ装置お
よび水平フィルタ装置と、垂直および水平位置アキュム
レータ装置と、垂直および水平アキュムレータ装置をロ
ードする構成レジスタと、そして、RSAと複数の外部
メモリバンクとのインタフェースをとるためのメモリ制
御装置とを含む。垂直および水平フィルタ装置は、好ま
しくは、9個の乗算器と、9個の対応する係数メモリを
含む。そして、各々のメモリは、好ましくは、32個の
係数を記憶するための記憶空間を持つ。これらの係数
は、垂直および水平位置アキュムレータ装置の出力に応
じて、画素単位でアドレス指定される。RSAは、複数
の色構成要素を含む入力データの流れを処理し、これら
の色構成要素のすべてを同時にサイズ変更するように設
計されている。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるRSAのブロック図で
ある。RSAは、入力ポート11に接続した水平フィル
タ装置10と、出力ポート13に接続した垂直フィルタ
装置12と、メモリポート15に接続したメモリ制御装
置14と、構成ポート17に接続した構成レジスタ装置
16と、そして、それぞれ水平および垂直フィルタ装置
10、12と構成レジスタ装置16に接続した水平およ
び垂直位置アキュムレータ18、20とを含んでいる。
水平フィルタ装置10と垂直フィルタ装置12の出力
は、マルチプレクサ(MUX)22にも接続しており、
垂直フィルタ装置12の出力を選択して、メモリ制御装
置14の入力に返すことができる。RSAの上記構成要
素の各々は、1個のICに集積されている。
【0007】入力ポート11、出力ポート13、そして
メモリポート15は、データ信号と制御信号を、RSA
と外部装置の間で転送するために、使用する。入力ポー
ト11は、16ビットからなる入力データバス(ID)
と,RSAが能動状態にして入力画素データを要求する
ための入力データストローブ線(ISTRB)と,RS
Aが1行の完全な入力画像データを読み出せるとき、外
部装置が能動状態にする入力行開始線(ILS)と,そ
して、次の行の入力画像データを取り込める状態のとき
に、RSAが能動状態にする入力実行可能線(IRD
Y)とを含んでいる。同様に、出力ポート13は、16
ビットからなる出力データバス(OD)と、出力データ
バスに有効な出力画像データが存在するときRSAが能
動状態にする出力データストローブ線(OSTRB)
と、出力画像データの任意の行のすべての画素を生成し
ているときRSAが能動状態にし、出力画像データの連
続する行と行の間で非能動状態にする出力行有効線(O
LV)と、出力画像のすべての行を出力し終わったとき
RSAが能動状態にする出力画像終了線(ODONE)
と、そして、RSAが能動状態にして補間データを出力
でデータバスODに送出していることを示す出力フォト
CD補間線(OPCDI)とを含んでいる。図示した実
施例では、メモリポート15は、好ましくは、16ビッ
トからなるメモリアドレスバス(MA)と、5本の8ビ
ットからなる両方向メモリバンクデータバス(MD0〜
MD4)と、5本のメモリ書込み可能線(MWE)と、
そして5本のメモリ出力可能線(OE)を含む。これら
は、すべて、それぞれ、外部メモリバンクM0〜M4に
接続している。構成ポート17は、構成データと係数デ
ータをRSAに記憶するのに使用する10ビットからな
る構成データバス(CD)と、好ましくは立上りエッジ
を使用して構成レジスタと係数メモリ(後述)にデータ
を記憶する構成データストローブ線(CSTRB)と、
そして、ハイ(HIGH)に設定して構成レジスタにデ
ータを記憶し、ロー(LOW)に設定して係数メモリに
データを記憶する構成/係数選択線(CNFB)とを含
む。RSAに接続する上記以外の要素は、主クロック線
(MCLK),電圧線(VDD),そしてロジック接地
(GND)などである。MCLKは、33MHzの外部
主クロック信号をRSAに供給する。RSAは、この信
号を使用して、内部タイミング信号と外部制御信号を生
成する。
【0008】水平フィルタ装置10と垂直フィルタ装置
12は、それぞれ、9個のタップ要素0〜8と、1個の
9入力加算器で構成されている。図2に示すように、各
々のタップ要素は、好ましくは、8ビットx8ビットの
乗算器30と、係数を記憶するための32語x8ビット
の係数RAMメモリ32と、入力および出力レジスタ3
4、36と、そして、乗算器の入力データを選択するた
めのマルチプレクサ38を含む。全てのタップ要素のた
めの係数メモリには、構成レジスタ16を介して、デー
タを記憶する。各々の画素につき、32個の係数の1つ
を、水平および垂直位置アキュムレータ装置18、20
により、COEFF−SEL入力を介して、選択する。
水平フィルタ装置10については、タップ0のDATA
−INポートが、RSAの入力ポートに接続される。各
々の水平フィルタのタップ要素のDATA−OUTポー
トは、次のタップ要素のDATA−INポートにデータ
を供給する。そのとき、タップ8のDATA−OUTポ
ートは未接続状態である。垂直フィルタ装置12につい
ては、9本のすべてのDATA−INポートが、メモリ
制御装置14に並列接続されている。各々のフィルタ装
置10、12においては、9本のPRODUCTポート
が、9個の積の和を計算する9入力加算器(図示しな
い)に接続される。この加算器の出力は、8ビットにな
って、水平フィルタ装置10の場合は、RSAのメモリ
ポート15へ、そして垂直フィルタ装置12の場合は、
RSAの出力ポート13へ送出される。
【0009】水平および垂直フィルタ装置10、12
は、それぞれ、水平および垂直位置アキュムレータ1
8、20によって制御される。これらの位置アキュムレ
ータは、各々の出力画素あるいは行の位置を算出する。
算出された位置は、各々の計算に対して、どのフィルタ
係数とどの画像データを使用するかを決定する。図3に
示すように、RSAは、入力画像(行)間の間隔を、3
2個の副間隔、つまり32個のビンに分割する。ビン
n’は、位置i+n’/32で中心に置かれ、そしてそ
の中心から+/−1/64だけ延びる。ここで、iは出
力画素位置の整数部であり、n’は後述するビンあるい
は副画素指数である。各々のビンは、1セットのフィル
タ係数と、各々のフィルタタップ要素の係数メモリの位
置とに対応する。
【0010】動作を説明すると、まず、画像サイズ変更
の所望の量に対する出力画素および行間隔値を、水平お
よび垂直位置アキュムレータ装置に入力する。これらの
値は、出力画素(行)数で割った入力画素数として定義
される。したがって、出力画素あるいは出力行の間隔
は、補間動作の場合は、1より小さくなり、間引き動作
の場合は、1より大きくなる。出力画素および行間隔値
は、3ビットからなる整数部と16ビットからなる小数
部で表わされる。したがって、出力画素(行)間の最大
間隔は、7.99998入力画素(行)になる。位置
0.0から始まり、水平および垂直位置アキュムレータ
装置は、各々の画素につき、画素(行)間隔単位で増分
し、そして、現在の出力画素(行)の位置を保持する。
現在の出力画素および行位置は、13ビットからなる整
数部(最大8192x8192の入力画像に及ぶ)と、
16ビットからなる小数部で表わされる。任意の出力画
素の場合、その位置の整数部は、画像再標本化式のiに
対応する。この整数部は、現在の出力画素を算出するに
は、どの入力データを使用すべきかを決定する。出力位
置の小数部は、出力位置がどれだけ入力標本化格子に接
近しているかを表わす。この小数位置は、出力画素がど
のビンn’に属すかを指定すると共に、どのセットのフ
ィルタ係数を周囲の入力画素に当てはめるかを決定する
のに使用する。各々の出力位置の小数部は、最も近い1
/32番目に丸められ、そして32を掛けて、0から3
1のビン番号を算出するのに使用する。
【0011】たとえば、ここで、5個の画素からなる入
力行と、8個の画素からなる出力行、つまり、1.6に
よる補間について考えてみる。出力画素の間隔は、した
がって、5/8=0.625入力画素になる。図4は、
出力画素の位置を示すが、分かりやすくするため、8個
のビンだけを示してある。ここで、4タップ補間モード
を使用したと仮定すると、出力画素o3は、入力画素i
0、i1、i2、i3と、ビン5(8個のビンの内)に
属す1セットの係数とから求められる。また、出力画素
o3は、ビン7(8個のビンの内)に属す1セットの係
数を使用して、入力画素i0、i1、i2、i3だけか
らも求められる。
【0012】メモリ制御装置14の機能は、RSAと、
中間データ記憶用の外部メモリバンク(M0〜M4)と
の間のインタフェースを行なうと共に、垂直フィルタ装
置12への入力を制御することである。垂直フィルタ装
置が、4タップ補間モードで動作するように構成されて
いるとき、5つのメモリバンクはすべて能動状態(アク
ティブ)である。垂直フィルタ装置が、9タップ補間モ
ードで動作するように構成されているときは、4つのメ
モリバンクしか使用しない。また、圧縮/伸長モード
(たとえば、本発明の一部をなす米国特許第4、96
9、204号に開示されている種類の階層型あるいはピ
ラミッド型圧縮算法を使用した圧縮/伸長モード)の場
合も、5つのすべてのメモリバンクを使用する。メモリ
制御装置14は、水平フィルタ装置10からの外部メモ
リバンクM0〜M4への書込みと、垂直フィルタ装置1
2によるメモリバンクM0からM4からの読出しとを交
互配置するので、両方のフィルタ装置は、同時に動作す
ることができる。メモリ制御装置14内のマルチプレク
サは、各々のメモリバンクから来たデータを、RSAの
動作モードに従って、対応するフィルタタップに転送す
る。
【0013】画像ろ過モードあるいは画像再標本化モー
ドのいずれにおいても、RSAは、3色の行が交互配置
された入力画像データを取り込むことができる。この3
色モードを選択した場合、各々の外部SRAMは、3色
構成要素の3本の行を記憶できるように、つまり、合計
9本の水平再標本化/ろ過行を記憶できるように、容量
を十分に大きくとる必要がある。
【0014】垂直フィルタ装置12が、9タップ補間モ
ードで動作するように構成されていると、4つのメモリ
バンクが使用される。各々のSRAMメモリバンクは、
3本の行の、水平方向に再標本化/ろ過したデータを記
憶するので、4バンクを合わせて12行の環状バッファ
を形成する。画像データは、3つの連続するメモリ位置
が、3本の隣接する行に対し、同一の番号の画素を持つ
ように、グループに分けて記憶される。この方法では、
9個の水平方向に再標本化/ろ過された画素の各々の列
は、連続するアドレスに対して読出しサイクルを3回実
行することにより、読み出される。この場合、各読出し
サイクルは、3つのメモリバンクを並列にアクセスす
る。メモリ制御装置14は、常に、環状バッファから最
も古い9行を読み出し、読み出した9行を垂直フィルタ
装置12の対応タップに送出する。メモリの3回の読出
しと読出しの間に、メモリ制御装置14は、1個の水平
方向にろ過された画素を、4つのメモリバンクの1つに
書き込む。図5は、上記の動作モードのタイミングと、
両方のフィルタ装置の同時動作を示す。
【0015】2個あるいは3個の色画像の場合、異なる
色構成要素で形成した画素は、行の長さの2倍あるいは
3倍離れたメモリ位置に記憶される。つまり、入力画像
が、行を交互配置したRGBデータの場合、その画像の
3つの行のすべてのR画素は一緒に記憶され、それら
に、同じ3つの行のすべてのG画素が後続し、さらに、
同じ3つの行のすべてのB画素が後続する。
【0016】垂直フィルタ装置が、4タップ補間モード
で動作するように構成されているとき、5つのメモリバ
ンクがすべて使用されて、水平方向に再標本化/ろ過し
たデータを1行記憶する。したがって、5つのバンクに
よって、5本の行からなる環状バッファを実現できる。
4本の隣接する行が、5つのバンクの4つから並列に読
み出され、垂直フィルタに入力され、同時に、水平フィ
ルタの現在の出力が、5つのバンクの1つに書き込まれ
る。図6は、この動作モードのタイミングを示す。
【0017】画像のサイズ変更の量と、算出中の出力行
の位置次第で、両方のフィルタ装置は能動状態でなくな
る場合がある。たとえば、4タップ補間モードの動作に
おける2X補間の場合を仮定してみよう。2X補間の場
合、垂直フィルタ装置12は、水平フィルタ装置10の
2倍の行数を生成する必要がある。図6は、両方のフィ
ルタ装置10、12が能動状態にあることを示す。2X
補間の場合のように、水平フィルタ装置が能動状態でな
いとき、垂直フィルタ装置12が、4個の画素からなる
1つの縦列を、各々の主クロックサイクルで読み出す。
【0018】RSAが圧縮/伸長モードで動作すると
き、5つのメモリバンクのすべてが使用される。3つの
バンクが、9タップ補間モードの場合と同じ方法で、9
行の水平方向に再標本化/ろ過したデータの記憶に使用
される。残りの2つのバンクは、2行の水平および垂直
方向にろ過したデータを、1行ずつ記憶するのに使用さ
れる。垂直フィルタ装置12は、後述するように、ろ過
したデータと双線形補間したデータの生成を交互に行な
う。ろ過を行なうとき、メモリ制御装置14は、9行の
水平方向にろ過した画像のデータを、バンクM0、M
1、M2から、3つの読出しサイクルで、読み出し、そ
して、読み出したデータを対応するフィルタタップに送
出する。垂直フィルタ装置12の出力は、メモリ制御装
置14によって、バンクM3とM4へ、交互に書き込ま
れる。タイミングは、9タップ/4バンク動作モードの
場合と同じで、読出しに3サイクル、書き込みに1サイ
クル、合計4サイクルが必要である。水平フィルタ装置
10は、垂直フィルタ装置がこのモードで動作している
ときは、能動状態にはなりえない。なぜなら、メモリ制
御装置14が、垂直フィルタ装置12からデータを書き
込むように構成されているからである。垂直フィルタ装
置12が補間データを生成しているとき、メモリ制御装
置14は、データをバンクM3とM4から並列に読み出
し、そしてバンクM3から読み出したデータをフィルタ
のタップ0へ、バンク4から読み出したデータをフィル
タのタップ2へ送出する。連続的に読み出すことによ
り、タップ0のデータ値がタップ1へシフトされ、タッ
プ2のデータ値がタップ3へシフトされる。水平フィル
タ装置10は、垂直フィルタ装置12が補間を実行して
いるとき、能動状態になることができる。水平フィルタ
装置10で得られた結果は、バンクM0、M1あるいは
M2に書き込まれ、メモリに記憶されている最も古い行
のデータに置き変わる。このときのタイミングは、4タ
ップ/5バンクモードの動作のタイミングと同じであ
る。図7と図8は、圧縮/伸長モードの動作のタイミン
グを示す。
【0019】下記の表は、様々なモードの動作に対し、
画像データがどのようにメモリに写像されるかを示す。
これらの表は、1つの画像の最初の1セットの行に対す
る写像を示す。各々の行は、4個の画素と2個の色構成
要素を持っている。項目”p0 l4 c1”は、画素
0(第一画素)、4行目、色構成要素1を表わす。デー
タは、行が交互配置された色で、メモリ制御装置14に
入力され、任意の行の色構成要素0の画素0、4に、色
構成要素1の画素0、4が後続する。この写像方式は、
画素が交互配置された色に対しても同様に動作し、そこ
では、データは、p0 c0、p0 c1、p1 c
0...p3 c0、p3 c1となる。
【0020】表1は、4タップ/5バンクモードの動作
における、最初の4行のデータの写像を示す。ここで
は、各々のバンクメモリには1行の画素データが記憶さ
れている。3番目の色構成要素を使用した場合、そのデ
ータは位置8〜12を占有する。行0〜3のデータを使
用するためには、データを、すべての5つのバンクのア
ドレス0〜7から、並列に読み出す。バンクM0からM
3から読み出されたデータは、対応するフィルタタップ
に送出され、M4から読み出されたデータは無視され
る。書込みの場合、メモリに記憶されている最も古い行
のデータは、次に記憶されるデータで置き換えられる。
入力行5のデータは、バンクM0の行0のデータに置き
換わる。行6のデータは、行1のデータに置き換わる。
以下同様に置き換わっていく。
【0021】
【表1】 表2は、垂直フィルタ装置12が9タップ/4バンクモ
ードで動作しているときの、最初の12行の画像データ
の写像を示す。ここでも、2つの色構成要素を示す。3
番目の色構成要素を使用した場合、位置24〜35を占
有する。行は3本ずつのグループで記憶されるので、3
つの連続する位置を読み出すと、12行のデータが生成
される(4つのバンクすべてが並列に読み出される)。
これらの最も新しい9つの行のデータが、対応するフィ
ルタタップに送出されて処理される。書込み動作におい
て、最も古い行のデータが置き換えられる。行3〜11
を読み出すとき、バンクM1、M2、M3から読み出さ
れたデータは、垂直フィルタ装置12のタップ0〜8へ
送出される。この場合、9ビットのデータを取り出すた
めの読出しサイクルが必要である。データは、次のよう
にして、メモリバンクからフィルタのタップへ送られ
る。つまり、最初の読出しサイクルで、バンクM1、M
2、M3から読み出されたデータが、タップ0、3、6
へ送られる。2番目のサイクルで、データがタップ1、
4、7へ送られる。そして、3番目のサイクルで、デー
タがタップ2、5、8へ送られる。バンクM0の行0の
データは、行12のデータによって置き換えられる。行
13の書込み中に、行4〜12のデータが処理される。
したがって、3つの読出しサイクルの最初のサイクル
で、バンクM0、M2、M3からよ乱されたデータがタ
ップ8、2、5へ送られ、2番目のサイクルで、バンク
1、2、3から読み出されたデータがタップ0、3、6
へ送られ、そして、3番目のサイクルで、バンク1、
2、3から読み出されたデータがタップ1、4、7へ送
られる。
【0022】
【表2】 表3は、最初の9本の入力行と、圧縮/伸長モードの動
作で処理された最初の2本の間引かれた出力行の写像を
示す。3つのメモリバンクを使用して、そして、9タッ
プ補間モードの動作の場合と同じ写像方法により、水平
方向にろ過した画像の9行の画素データを記憶してい
る。相違点は、3つのバンクに9行しか記憶しないこと
である。水平フィルタ装置10から読み出された新しい
入力行は、垂直フィルタ装置12がバンクM0、M1、
M2のデータを処理しているときは、書き込むことはで
きない。その代わりに、垂直フィルタ装置12の出力
が、バンク3および4の1つに書き込まれる。偶数行
が、バンク3へ、そして奇数行がバンク4へ書き込まれ
る。このデータは、次に、垂直フィルタ装置12へ再び
読み込まれ、双線形補間を使用して、2xあるいは4x
補間画像を算出する。バンクM3とM4は、両方とも並
列に読み出される。バンクM3からのデータは、タップ
0へ送られる。バンクM4からのデータは、タップ2へ
送られる。垂直フィルタ装置12が、バンクM3とM4
からのデータを処理している間、水平フィルタ装置10
からの新しいデータが、バンクM0、M1、M2の1つ
に書き込まれ、現在メモリに記憶されている最も古い行
のデータと置き換わる。
【0023】
【表3】 上述したように、RSAは、画像ろ過モード、画像再標
本化モード、そして圧縮/伸長モードを含む少なくとも
3つのモードの1つを選択して動作することができる。
以下、これらの動作モードの各々について詳述する。
【0024】画像ろ過モードでは、RSAは、標準FI
Rろ過を実行する。つまり、入力画像に対して畳込み動
作を実行し、同じ大きさの出力画像を、入力画像として
生成する。2つのフィルタ装置10、12は、それぞ
れ、下記の標準の一次元の畳込み式を実現する:
【数1】 上式では、y(n)は出力画素nを表わし、x(m)は
入力画素mを表わし、そして、h(k)はタップkにお
けるフィルタ係数を表わす。この構成では、同じフィル
タ係数を使用して、各々の出力画素を算出するので、3
2個の係数位置/タップの1つだけを使用する。RSA
は、まず、入力画像の入力行に対して、水平ろ過を行
い、そして、水平ろ過した行を外部メモリに書き込む。
そして、9本の水平ろ過した行のグループが、垂直フィ
ルタ装置12によって読み出され、出力画像の1行にな
る。出力画素は、算出され次第、出力ポートから出力さ
れる。実際の動作では、水平および垂直フィルタ装置1
0、12は同時に動作し、入力および出力ポート制御信
号によって制御される。
【0025】画像再標本化モードでは、RSAは、入力
画像の大きさとは異なる大きさの出力画像を生成する。
RSAに内蔵されている9タップフィルタの各々が、上
記のFIRフィルタ公式を修正したものを実現する。9
タップ核で再標本化するための式は次のようになる:
【数2】 ここで、前式のように、y(n)は出力画素n、x
(m)は入力画素mである。上式は、入力画素の指数付
けと係数h(k,n’)とが、標準畳込み公式とは異な
っている。画像再標本化モードでは、各々の出力画素の
位置が算出される。出力画素位置の整数部iを使用し
て、どの9個の入力画素を使用するかを決定する。出力
画素位置の小数部を使用して、指数n”、ビンあるいは
副画素指数を算出する。その結果により、32セットの
係数の1つを選択し、選択したセットの係数を入力画素
に適用する。前式と同じく、kは9個のフィルタタップ
の1つを選択するためのものである。
【0026】ろ過モードの場合と同じように、入力画素
のすべての行が、まず水平方向に再標本化され、その結
果が外部メモリの1つに書き込まれる。つぎに、複数の
水平方向にろ過された行が、メモリ制御装置14によっ
て外部メモリから読み出され、垂直フィルタ装置12へ
書き込まれ、再標本化された出力画像の1行になる。再
標本化モードにおいては、水平および垂直フィルタ装置
の両方の9個のタップを使用することができる。しか
し、入力画像の画素と行よりも多くの画素と行を持つ出
力画像を生成するとき、つまり、補間を行なうときは、
垂直フィルタ装置12のタップの内4個だけを使用し、
そして外部メモリのすべてを使用することにより、実行
速度を大きくするように、RSAを構成することができ
る。この特殊なモードは、共通二次(2タップ)あるい
は三次(4タップ)補間核を使用する場合、性能を向上
させる。
【0027】図9〜11は、各々の方向に、2倍ずつ補
間した入力画像の例を示す。図9の各々の入力行は、水
平方向に補間され、図10の中間データを形成する。図
10の4本の強調表示した行が、垂直フィルタ装置10
に2回読み込まれ、図11の2本の強調表示された行を
形成する。各出力行とも、新しいn’が計算され、それ
を使用して垂直フィルタ係数を選択して、その行のすべ
ての画素を算出する。
【0028】圧縮/伸長モードでは、RSAを使用し
て、画像圧縮あるいは伸長算法の一部を効率的に実行す
る。たとえば、図12は、画像の間引き、双線形補間、
残留画像計算、そしてハフマン符号化などを含む多数の
段階で構成される圧縮算法を示す。RSAは、この圧縮
算法の画像間引きと双線形補間の部分を実行するのに使
用でき、残りの部分はRSAの外部の回路が実行する。
図12の例では、画像が各方向に2倍または4倍で間引
きされ、次に、補間される。同様に、RSAは、伸長動
作の場合と全く同じ方法で、2D双線形補間を実行する
のに使用できる。
【0029】圧縮/伸長モードでは、元の画像の行がR
SAに入力され、大きさが水平方向に縮小されて、外部
メモリバンクに書き込まれる。次に、垂直フィルタ装置
12が、この水平方向にろ過された行をメモリバンクか
ら読み出し、間引きされた画像の1行を形成する。間引
きされた行は、RSAから出力される一方で、外部メモ
リにも再度書き込まれる。間引き行の演算と演算の間
で、2D双線形補間を行なうように、垂直フィルタ装置
12は構成されている。垂直フィルタ装置12は、2本
のすでに間引きされている行をメモリバンクから読み出
し、そして、補間された画像の2行(あるいは4行)を
算出する。このとき、各々の行は、間引きされた行の大
きさの2倍(あるいは4倍)である。このように、垂直
フィルタ装置12は、間引きされた画像の行と、補間さ
れた画像の行とを、交互に算出する。圧縮/伸長モード
では、外部回路も合わせて使用して、間引き画像と残留
画像を生成する間に、元の画像を1回読み出す。整数の
因数により画像の大きさを縮小する上記のような特殊な
方法は、1セットのフィルタ係数だけしか必要とせず、
係数メモリに記憶されている残りの位置は、双線形補間
係数を記憶するために使用される。
【0030】ここで注意すべきは、図示されている実施
例では、入力画像データは、8ビットからなる、0〜2
55の、符号なし整数データであることが好ましいこと
である。係数の形式は、8ビット符号なし整数か、8ビ
ット変形2の補数のいずれにも構成できる。符号なしの
形式では、係数は0〜255の値をとる。変形2の補数
の形式は、値10000000を除き、標準2の補数形
式と同じである。この値は、正の128を表わすのに使
用される。この値10000000は、フィルタ出力1
28の縮小/拡大とあいまって、タップ要素が、画素を
正確に1.0で乗算することを可能にする。この1.0
という数値は、補間核に対して一般的に使用されている
数値である。
【0031】タップ要素乗算器は、上記の加算器に入力
される16ビット積を算出する。この加算器は、好まし
くは、最大精度の20ビットの加算和を求めることがで
きる。求められた加算和は、64あるいは128で拡大
/縮小され、0〜255の範囲に入るようにそろえられ
る。この倍率は、係数の形式とあいまって、有効なフィ
ルタ係数範囲を決定する。表4は、フィルタ係数の、4
つの可能な有効範囲を示す。
【0032】
【表4】 好適な実施例では、構成レジスタ装置16は、モードレ
ジスタ、出力画素/行レジスタ、入力画素/行レジス
タ、出力行レジスタ、入力行レジスタ、出力行間隔レジ
スタ、そして出力画素間隔レジスタを含む。モードレジ
スタは、次のビットを含む。まず、垂直フィルタ長さビ
ット。このビットを”1”に設定すると、4個のタップ
と、すべての5つのメモリバンクが使用され、”0”に
リセットすると、すべての9個のタップと4つのメモリ
バンクが使用される。次に、2の補数係数ビット。この
ビットを設定すると、フィルタ係数を、8ビットの変形
2の補数で表わすことができる。フィルタ倍率ビット。
このビットを設定すると、両方のフィルタ出力が64の
倍率あるいは6個の2進桁で拡大/縮小され、リセット
すると、両方のフィルタ出力が128の倍率あるいは7
個の2進桁で拡大/縮小される。圧縮/伸長モードビッ
ト。このビットを設定すると、圧縮/伸長モードのため
の間引きと双線形補間が同時に行なわれ、リセットする
と、画像ろ過と画像再標本化が行なわれる。圧縮/伸長
補間因数ビット。このビットを設定すると、4倍の補間
が各次元において行なわれ、リセットすると、2倍の補
間が使用される。色構成要素数を指定する2ビット。入
力ストローブ極性ビット。このビットを設定すると、論
理ハイ(HIGH)になったとき有効になる入力データ
ストローブ信号を示し、リセットすると、論理ロー(L
OW)になったとき有効になる入力データストローブ信
号を示す。最後に、出力ストローブ極性ビット。このビ
ットを設定すると、論理ハイ(HIGH)になったとき
有効になる出力データストローブ信号を示し、リセット
すると、論理ロー(LOW)になったとき有効になる出
力データストローブ信号を示す。出力画素/行レジスタ
は、出力画素の画素数/行数−1を表わす13ビットか
らなる数字を保持する。入力画素/行レジスタは、入力
画素の画素数/行数−1を表わす13ビットからなる数
字を保持する。出力行レジスタは、出力画素の行数−1
を表わす14ビットからなる数字を保持するレジスタで
ある。入力行レジスタは、入力画素の行数−1を表わす
14ビットからなる数字を保持するレジスタである。出
力行間隔レジスタは、入力行間隔を基準とした出力行間
の間隔を保持する。出力画素間隔レジスタは、入力画素
間隔を基準とした出力画素間の間隔を保持する。
【0033】好適な実施例に格納すべき8ビットのフィ
ルタ係数は合計576個(2フィルタx9タップ/フィ
ルタx32係数/タップ)である。これらの係数は、好
ましくは、最初に、水平フィルタ装置10へ格納し、次
に、垂直フィルタ装置12へ格納する。その場合、各フ
ィルタ装置とも、タップ0からタップ8へと格納する。
各タップにつき、ビン0からビン31へ、32個の係数
が格納される。係数メモリアドレスは、図示しない内部
アドレスカウンタによって生成される。
【0034】以上、本発明を、好適な実施例を参照しな
がら説明した。しかし、本出願の請求項の範囲を逸脱し
ないかぎり、様々な変更を加えることができることは理
解できると思う。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、1個の集積回路におい
て、任意の因数による画像補間あるいは間引きを行なう
ようにしたので、画像のサイズ変更あるいは再標本化の
柔軟性が向上すると共に、最大9x9画素の近傍を使用
するようにしたので、高品質の画像の生成が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるRSAの概略ブロック図である。
【図2】図1の水平および垂直フィルタ装置で使用する
フィルタタップの概略図である。
【図3】入力画素間隔をビンに分割した図である。
【図4】1.6倍補間の例の出力画素位置を示す図であ
る。
【図5】図1のRSAの、9タップ/4メモリバンクモ
ードにおける、図1のRSAの動作を示すタイミング図
である。
【図6】4タップ/5メモリバンクモードにおける、図
1のRSAの動作を示すタイミング図である。
【図7】垂直フィルタがろ過動作を実行しているとき
の、フォトCD圧縮/伸長モードにおける、図1のRS
Aの動作を示すタイミング図である。
【図8】垂直フィルタが補間を実行しているときの、フ
ォトCD圧縮/伸長モードにおける、図1のRSAの動
作を示すタイミング図である。
【図9】入力画像の一例を示す図である。
【図10】図9の入力画像を水平方向にろ過/再標本化
した結果を示す図である。
【図11】図10の画像を垂直方向にろ過/再標本化し
た結果を示す図である。
【図12】圧縮算法の例を示す図である。
【符号の説明】
10 水平フィルタ装置 11 入力ポート 12 垂直フィルタ装置 13 出力ポート 14 メモリ制御装置 15 メモリポート 16 構成レジスタ装置 17 構成ポート 18 水平位置アキュムレータ 20 垂直位置アキュムレータ 22 マルチプレクサ 30 8ビットマルチプレクサ 32 係数RAMメモリ 34 入力レジスタ 36 出力レジスタ 38 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ニール ベラデューシ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェブ スター コベントリー ドライブ 806 (72)発明者 ライオネル ジェイ ドルナ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 アー ビン ファラグート 37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路装置であって、 水平フィルタ装置および垂直フィルタ装置と、 メモリ制御装置と、 上記水平および垂直フィルタ装置の出力を選択して、上
    記メモリ制御装置の入力に結合する手段と、 上記水平フィルタ装置に結合した水平位置アキュムレー
    タおよび上記垂直フィルタ装置に結合した垂直位置アキ
    ュムレータと、 係数データを上記水平および垂直フィルタ装置に入力
    し、そして構成データを上記水平および垂直位置アキュ
    ムレータに入力するためのデータ入力手段と、を備える
    ことを特徴とする集積回路装置。
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