JPH07191740A - 異常診断方法 - Google Patents

異常診断方法

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JPH07191740A
JPH07191740A JP5332522A JP33252293A JPH07191740A JP H07191740 A JPH07191740 A JP H07191740A JP 5332522 A JP5332522 A JP 5332522A JP 33252293 A JP33252293 A JP 33252293A JP H07191740 A JPH07191740 A JP H07191740A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備異常診断の条件決定方法として、プロセ
スの運転データを基にして、プロセスの正常と異常とを
識別する境界値を一次函数で表し、短い時間に簡単に求
める方法を提供する。 【構成】 プロセスを運転中に、必要な範囲にわたって
順次収集保存したプロセスの計測データを数分割して、
その区間のデータを最も正しく表わす一次函数を最少二
乗法により求める。この一次函数と先のデータとの間の
標準偏差を求め、そのうちの最大のものを共通標準偏差
値として、経験値係数αを乗じて、各区間につきプロセ
スの異常限界を診断する上限、下限の各折れ線函数を作
成する。運転中の計測データがこの上限、下限を表す各
折れ線函数で挟まれる範囲に存在しない場合にプロセス
が異常であると診断して信号を出力することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油化学等の工業プロ
セスに設置されるプロセス制御システムに内蔵して使用
され、工業プロセスの異常診断あるいは故障診断等に用
いられる異常診断方法に関し、特にプロセスデータから
プロセスの正常と異常とを識別する境界値を容易に求め
る方法を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の工業プロセスには図10に示すよ
うな分散型プロセス制御システムを設置することが多
い。対象となるプロセスPから温度、圧力、流量等のプ
ロセスデータをフイールドコントロールステーション
(FCS)111に入力して、これらのデータに制御演
算を施して、弁開度制御信号やリレー接点信号等を出力
する。
【0003】オペレータステーション(OPS)112
では、オペレータが前記の入出力信号の監視やプロセス
の運転操作等を行う。同一出願人による特願平4−85
328異常診断方法は、上記の温度、圧力、流量等のプ
ロセスデータに許される上限及び下限値を経験により予
め求め、また上限値または下限値の隣合う2点間の値は
直線で近似して求め、上記のプロセスデータと照合して
異常診断を行うものである。
【0004】更に汎用ワークステーション113を設置
して、AI手法により異常診断や故障診断を行う方法が
あり、システム稼働中に得られたデータに予め作成して
おいたプロダクションルール(IF THEN RUL
Eとも呼ばれる)を主体とした異常診断アルゴリズムを
適用して、プロセスやシステム内で発生した異常や故障
を発見するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなAI手法
を用いた異常診断方式では幅広い異常診断が可能になっ
たが、異常診断アルゴリズムを構築する際、プロセスの
正常と異常との識別境界値を決定することが難しく、ま
たオペレータがAI手法を理解することも含めて多くの
時間を要するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記の様な問題点を解決
するために、オペレータにとって理解しやすく、短い時
間に簡単にプロセスの正常と異常との識別境界値を決定
できる合理的な方法を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本発明は、対象とするプロセスから順次プロ
セスデータを収集して、前記プロセスデータからプロセ
スやシステムが異常であるか否かを診断する異常診断方
法において、(a)収集保存しているプロセスの計測デ
ータを順次プロットして、対象とするデータの範囲を必
要な数の区間に等分割する手順と、(b)前記第一の区
間では区間内のデータ各点からの距離との差の二乗和が
最少になる折れ線函数を求める手順と、(c)前記第二
以降の区間では先に決定した折れ線函数とつながること
を制約条件として、区間内のデータ各点からの距離との
残差の二乗和が最少になる折れ線函数を求める手順と、
(d)上記と同じ制約条件の下で、第1の区間及び以降
の区間の位置を順次移行させて、前記分割した全ての区
間について、データ各点からの距離の差の二乗和が最少
になる折れ線函数を求め、全ての区間について求めた、
データ各点からの距離の差の二乗和の合計が最も小さい
折れ線函数を求める手順と、(e)上記のようにして求
めた折れ線函数(中央折れ線函数)の各区間毎に中央折
れ線函数からの標準偏差σを求める手順と、(f)上記
標準偏差σのうち最大のものを共通標準偏差値として、
経験値係数αを乗じて、上限、下限の各折れ線函数を作
成する手順により、この上限、下限の各折れ線函数で挟
まれる範囲に存在しない計測データに基づいてプロセス
が異常であると診断して信号を出力する。
【0008】
【作用】この発明では、プロセスを運転中に、必要な範
囲にわたって順次収集保存したプロセスの計測データを
数分割して、その区間のデータを最少二乗法で求めた一
次函数で代表させているので、計測データを全範囲にわ
たって正しく近似することができる。
【0009】前記の一次函数と当該一次函数の作成に使
用した計測データとの間の標準偏差を求め、そのうちの
最大のものを共通標準偏差値とし経験値係数αを乗じ
て、各区間につきプロセスの異常限界である上限、下限
の各折れ線函数を作成しているので、対象とする計測の
範囲で診断は連続して行えるし、計測データのバラツキ
による誤診を少なくすることもできる。
【0010】運転中の計測データがこの上限、下限を表
す各折れ線函数で挟まれる範囲に存在しない場合にプロ
セスが異常であると診断して信号を出力する。このプロ
セスの異常限界を表す上限、下限の各折れ線函数の作成
には予め一定の周期でサンプリングし、保存してある運
転データを使用するので変化に即応することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の方法を実現する機能ブロック図である。通常本
発明の機能はソフトウエア的に実現されるものである。
そのために汎用ワークステーション113はマンマシン
インタフェースとして使用する。
【0012】プロセスPからフイールドコントロールス
テーション(FCS)111を経由して温度、圧力その
他のプロセスデータを一定の周期で収集保存するデータ
収集部11、データ収集部11の動作を規定するデータ
収集ジェネレータ12、データ収集部11から診断の為
の知識ベースを作成する目的のデータを記憶させるプロ
セスデータ保存部13、対象とするデータの異常診断条
件を決定する異常監視範囲決定部14、ワークステーシ
ョンの専用画面を使用して、異常診断に必要とされるデ
ータ、タグナンバー、異常診断条件を定義して登録する
異常診断定義ファイル15、異常診断知識ベースを作成
する異常診断知識ベースジェネレータ16、異常診断の
ための条件が記述されている簡易異常診断知識ベース1
7、データ収集部11から送られたプロセスデータと簡
易異常診断知識ベース17の内容を比較して異常か否か
を診断する異常診断部18、異常診断の結果を表示する
異常診断表示部19とから構成される。
【0013】異常診断を開始すると、プロセスPからフ
イールドコントロールステーション(FCS)111を
経由して温度、圧力その他のプロセスデータを一定の周
期で収集しプロセスデータ保存部13へ保存したあと異
常診断部18へ処理を移す。異常診断部18はプロセス
データと簡易異常診断知識ベース17の内容を参照して
プロセスの異常を診断し、診断結果を異常診断表示部1
9によりワークステーション113の画面に表示する。
【0014】異常監視範囲決定部14が、対象とするデ
ータの異常診断条件を決定する動作は、プロセスデータ
保存部13に保存されているデータを基にして、後に説
明する中央折れ線函数31を求め、次に監視範囲を決定
することである。この結果により異常診断定義ファイル
15へ監視範囲を設定する。図2は本発明の処理動作の
STEPを示す。
【0015】STEP1〜4の、収集したデータから折
れ線函数を求める処理は特許請求の範囲(a)〜(c)
に、STEP5の、中央折れ線函数31を求める処理は
(d)に、STEP6の、標準偏差を求める処理は
(e)に、STEP7の、監視範囲を決定する処理は
(f)に、STEP8〜9の異常診断をして結果を出力
する処理は(g)にそれぞれ対応する。
【0016】次に本発明にかかる異常診断方法の原理を
説明する。先ず最初に、プロセスの運転条件、例えば燃
料流量を増加させて各部の温度を上昇なせるなどの操
作、を変えてプロセスから所定の計測データを得る。図
3はプロセスから収集し保存してあった計測データを順
次プロットしたもので、対象とするデータの範囲X0
LをL個の区間に等分割することを示す。この基本と
なる計測データについて下記に説明する中央折れ線函数
を求める。図3のX0〜XLはプロセスの運転条件の変動
範囲に相当する。所定の条件Xで運転中に計測値Yが上
記の中央折れ線函数から求めた監視範囲を離脱した場合
を異常と診断するものである。
【0017】以下に最小二乗法の直線回帰分析の手法を
用いて、中央折れ線函数を求めるアルゴリズムを(1)
項に、監視範囲を求めるアルゴリズムを(2)項にST
EPを追って詳しく説明する。 (1)中央折れ線函数を表すアルゴリズムを求める。図
3はプロセスから収集し保存してあった計測データを順
次プロットしたもので、対象とするデータの範囲X0
LをL個の区間に等分割することを示す。(STEP
2〜3) 運転条件Xのときの計測値がYである。XとYの関係は
範囲X0〜XLの小さい範囲では一次函数で表されるもの
と考えられる。全範囲はL等分してそれぞれの一次函数
を求める。
【0018】図4は対象とするデータの範囲X0〜XL
中の第K区間を拡大して示し、その中にk1〜knのn個
のデータがあることを示す。この区間内のデータを折れ
線函数Y=aX+bで代表させると、データ各点とこの
折れ線函数31との距離の残差の二乗和(以下Sで表
す)が最少になる場合のa及びbで表したY=aX+b
(式1)がこれらのデータを最も正しく表すものとな
る。このa及びbは下記の式で求まるものである。 Y=aX+b 式1 各区間内にn個のデータがあるものとし、Σは区間毎に
i=1からi=nまでのn回の和を表す記号とする。
【0019】また接続点のX及びYの関係は図3のとお
りである。第K区間のa、b、Sをak、bk、Skで表
し計算には次の式を使用する。 ak=(ΣXiΣYi−nΣXii)/((ΣXi2−nΣXi 2 式2 bk=1/n×(ΣYi−akΣXi) 式3 Sk=Σ(Yi−(aki+bk))2 式4 図5は、第K区間以降及び以前の区間では先に決定した
折れ線とつながることを制約条件として、区間内のデー
タ各点からの距離との残差の二乗和が最少になる合計L
個の折れ線函数を求める動作を示す。
【0020】この制約条件があるため、第K区間の前後
の区間で適用する計算式は異なる。第K+1の区間から
a、b、Sの計算を始めるときは次の式を使用する。 ak+1=Σ((Xk−Xi)(Yk−Yi))/Σ(Xk−Xi2 式5 bk+1=Yk−ak+1k 式6 Sk+1=Σ(Yi−(ak+1i+bk+1))2 式7 第K−1の区間からa、b、Sの計算を始めるときは次
の式を使用する。 ak-1=Σ((Xk-1−Xi)(YK-1−Yi))/Σ(Xk-1−Xi2 式8 bk-1=Yk-1−ak-1k-1 式9 Sk-1=Σ(Yi−(ak-1i+bk-1))2 式10 図6は、第1区間、第2区間・・・第L区間の始点を起
点として各々L個の区間内でデータ各点からの距離との
残差の二乗和Sを求める折れ線函数のマトリクスを示
す。上記の式2〜式10に基づきこの各欄を計算する。
(STEP4) ここでSUMl’、al’、bl’、Sl’をl’=1
−Lとしたときに、SUM1は第1区間を始点として第
L区間迄の各区間を直線近似する折れ線函数を表す
1、b1〜aL、bL及びS1〜SLを示す欄である。例え
ばLを6とし、第4区間を起点とすると、起点番号l’
は4となり、順に6までのa4〜a6、b4〜b6、S4
6を求める。次にl’−1から逆順に1までのa3〜a
1、b3〜b1、S3〜S1を求める。このようにして、a1
〜a6、b1〜b6、S1〜S6を求める。このようにし
て、SUMLは第L区間の始点を起点として第L−1区
間の最後のデータ迄の各区間の折れ線を表すa、b、及
びSを示す欄である。
【0021】ここで第1区間を起点にしてL全区間につ
いて求めたS1〜SLの合計をSUM 1とする。同様にし
て第L区間までの各区間の始点を起点にもつそれぞれの
1〜SLの合計を求めてSUM2〜SUMLとする。この
SUM1からSUMLの中で最少となる欄にある第1区間
のa1、b1〜第L区間のaL、bLをそれぞれの区間の折
れ線函数Y=aX+bのa及びbとして採用すれば対象
とする全区間のデータを最も良く近似すると考える。こ
れを中央折れ線函数と言う。(STEP5) それぞれの区間のこの折れ線函数をY1、Y2、・・YL
で表す。 (2)監視範囲を表すアルゴリズムを計算する。
【0022】図7に第1区間から第L区間までの各区間
毎にプロセスデータと上記中央折れ線函数からの標準偏
差を求める動作を第1区間から第L区間まで繰り返すこ
とを示す。(STEP6) 計算は次の式を使用する。 σk=[Σ(Yi−(aki+bk))2−[Σ(Yi−(aki+bk))]2 /n]/(n−1) の平方根 式11 図8は各区間毎にプロセスデータと中央折れ線函数から
求めた標準偏差σの中から最大のものを共通標準偏差値
σmaxとして選び、経験値係数αを乗じて、第1区間か
ら第L区間の区間ごとに上限、下限の各折れ線函数を作
成する手順を示す。
【0023】次の通り計算をする。 第1区間の監視範囲の上限折れ線函数YHIGH1=Y1+σ
max×α 〜第L区間の監視範囲の上限折れ線函数YHIGHL=YL
σmax×α 第1監視範囲の下限折れ線函数YLOW1=Y1−σmax×α 〜第L監視範囲の下限折れ線函数YLOWL=YL−σmax×
α X軸の両端にある監視限界は異常監視範囲決定部14に
より予め設定する。
【0024】上記のようにして得られた上限、下限の各
折れ線函数は異常診断定義ファイルに設定される。(S
TEP7〜8)図9は上記のようにして求めた中央折れ
線函数は31、上限折れ線函数は92、下限折れ線函数
は93で示している。計測データが上限折れ線函数92
と下限折れ線函数93で挟まれる範囲に存在しない場合
にプロセスは異常であると診断して信号を出力する。
【0025】図10は本発明の異常診断方法を内蔵した
分散型プロセス制御システムの例を示す。対象となるプ
ロセスPから温度、圧力、流量等のプロセスデータをフ
イールドコントロールステーション(FCS)111に
入力して、これらのデータに制御演算を施して、弁開度
制御信号やリレー接点信号等を出力する。オペレータス
テーション(OPS)112では、オペレータが前記の
入出力信号の監視やプロセスの運転操作等を行う。
【0026】汎用ワークステーション113は異常診断
や故障診断等特定の作業を行うための専用操作卓であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、運転中に保存したデー
タを用いて、プロセスが正常であるか否かの監視範囲を
決定するため、経年変化等による監視範囲の変更や運転
条件の変更に伴なって異常限界を変更するために上限、
下限の各折れ線函数を変更する要求にも速やかな対応が
可能である。
【0028】また経験を基にして監視範囲や異常限界を
合理的にかつ容易に決定することができる。保存データ
や監視範囲をワークステーションの専用画面へ表示する
ことにも適しているので視覚的把握にも便利である。以
上のように、異常診断及び故障診断を実現する方法とし
ては比較的簡単に、かつ短時間に結果を得られるのでシ
ステムの構築が簡便であり、保守性及び信頼性の向上に
も顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実現する機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の処理動作手順を示す。
【図3】保存している対象プロセスデータをプロットし
た例を示す。
【図4】図3の区間Kを拡大した説明図である。
【図5】残差の二乗の和を求める動作を示す流れ図であ
る。
【図6】折れ線函数のマトリクスを示す図である。
【図7】標準偏差演算処理を示す流れ図である。
【図8】上下限折れ線函数の決定処理の流れ図である。
【図9】中央折れ線と上下限折れ線の関係を示す図であ
る。
【図10】システム構成図である。
【符号の説明】
11 データ収集部 12 データ収集ジェネレータ 13 プロセスデータ保存部 14 異常監視範囲決定部 15 異常診断定義ファイル 16 異常診断知識ベースジェネレ−タ 17 簡易異常診断知識ベース 18 異常診断部 19 異常診断表示部 31 プロセスデータを代表する折れ線函数 42 K区間の上限折れ線函数 43 K区間の下限折れ線函数 92 上限折れ線函数 93 下限折れ線函数 111 フイールドコントロールステーション(FC
S)、Pはプロセス 112 オペレータステーション(OPS) 113 汎用ワークステーション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象とするプロセスから順次計測データを
    収集して、前記プロセスが異常であるか否かを診断する
    異常診断方法において、(a)収集保存しているプロセ
    スの計測データを順次プロットして、対象とするデータ
    の範囲を必要な数の区間に等分割する手順と、(b)前
    記第一の区間では区間内のデータ各点からの距離との差
    の二乗和が最少になる折れ線函数を求める手順と、
    (c)前記第二以降の区間では先に決定した折れ線函数
    とつながることを制約条件として、区間内のデータ各点
    からの距離との残差の二乗和が最少になる折れ線函数を
    求める手順と、(d)上記と同じ制約条件の下で、第1
    の区間及び以降の区間の位置を順次移行させて、前記分
    割した全ての区間について、データ各点からの距離の差
    の二乗和が最少になる折れ線函数を求め、全ての区間に
    ついて求めた、データ各点からの距離の差の二乗和の合
    計が最も小さい折れ線函数を求める手順と、(e)上記
    のようにして求めた折れ線函数(中央折れ線函数)の各
    区間毎に中央折れ線函数からの標準偏差σを求める手順
    と、(f)上記標準偏差σのうち最大のものを共通標準
    偏差値として、経験値係数αを乗じて、上限、下限の各
    折れ線函数を作成する手順と、(g)この上限、下限の
    各折れ線函数で挟まれる範囲に存在しない計測データに
    基づいてプロセスが異常であると診断して信号を出力す
    る手順とを有することを特徴とする異常診断方法。
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