JPH07189973A - 渦流ポンプ - Google Patents
渦流ポンプInfo
- Publication number
- JPH07189973A JPH07189973A JP28368594A JP28368594A JPH07189973A JP H07189973 A JPH07189973 A JP H07189973A JP 28368594 A JP28368594 A JP 28368594A JP 28368594 A JP28368594 A JP 28368594A JP H07189973 A JPH07189973 A JP H07189973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- vane
- pump
- face
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/188—Rotors specially for regenerative pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 殊に燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃機関
へ搬送するための渦流ポンプにおいて、羽根（２３）の
端面（２５）と、この端面（２５）から垂直に分岐して
自由に軸方向及び又は半径方向に向いている羽根の面と
の間に形成された羽根縁部（３２）又は該縁部（３２）
の部分が、丸められているか又は面取部を有している。 【効果】 これによって、燃料が羽根領域から流出する
際及び搬送通路内へ流入する際又はそれとは逆方向に流
れる際、燃料流れの変向が緩やかに行われるようにな
り、その結果、高い加速度によって惹き起される流れの
剥離及び渦流が減少せしめられる。
へ搬送するための渦流ポンプにおいて、羽根（２３）の
端面（２５）と、この端面（２５）から垂直に分岐して
自由に軸方向及び又は半径方向に向いている羽根の面と
の間に形成された羽根縁部（３２）又は該縁部（３２）
の部分が、丸められているか又は面取部を有している。 【効果】 これによって、燃料が羽根領域から流出する
際及び搬送通路内へ流入する際又はそれとは逆方向に流
れる際、燃料流れの変向が緩やかに行われるようにな
り、その結果、高い加速度によって惹き起される流れの
剥離及び渦流が減少せしめられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、殊に燃料を貯蔵タンク
から自動車の内燃機関へ搬送するための渦流ポンプであ
って、ポンプ室内で回転する円形シリンダ状の羽根車
と、ポンプ室を羽根車の軸線方向の端面側で制限してい
る一方のポンプ室壁の羽根チャンバの領域に設けられ
た、羽根車の回転軸線を中心として配置されている少く
とも１つの、部分リング状の切欠きと、を備えており、
前記羽根車が、羽根車の周方向で相互に間隔を置いて配
置された羽根から成る、羽根車の軸方向の端面の少くと
も一方で終っている羽根環を有しており、該羽根は、そ
の周方向に向いている端面によって夫々１つの羽根チャ
ンバを隣接する２つの羽根の間で制限しており、また前
記切欠きが羽根車と協働して搬送通路を形成し、該搬送
通路はその一方の端部の入口開口からその他方の端部の
出口開口へ案内されている形式のものに関する。
から自動車の内燃機関へ搬送するための渦流ポンプであ
って、ポンプ室内で回転する円形シリンダ状の羽根車
と、ポンプ室を羽根車の軸線方向の端面側で制限してい
る一方のポンプ室壁の羽根チャンバの領域に設けられ
た、羽根車の回転軸線を中心として配置されている少く
とも１つの、部分リング状の切欠きと、を備えており、
前記羽根車が、羽根車の周方向で相互に間隔を置いて配
置された羽根から成る、羽根車の軸方向の端面の少くと
も一方で終っている羽根環を有しており、該羽根は、そ
の周方向に向いている端面によって夫々１つの羽根チャ
ンバを隣接する２つの羽根の間で制限しており、また前
記切欠きが羽根車と協働して搬送通路を形成し、該搬送
通路はその一方の端部の入口開口からその他方の端部の
出口開口へ案内されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ国特許出願第４０２０５２１号明
細書によって公知のこの種の渦流ポンプにあっては、電
気的な駆動モータが搬送ポンプ搬送部材をポンプ室内で
回転駆動している。その際搬送部材は円形シリンダ状の
羽根車として構成されており、該羽根車は一方のリング
部に、その軸方向に向いた両端面で終りかつ羽根車の周
方向において相互に間隔を置いて配置されている羽根を
有しており、該羽根はその半径方向で外方に向いている
端部に環状のリングによって相互に結合されている。羽
根車をその軸方向の端面で制限しているポンプ室壁部
が、夫々羽根の高さに部分リング状の、羽根車の回転軸
線を取り囲んでいる切欠きを有しており、該切欠きは羽
根車と協働して、ポンプ室内の入口開口から出口開口へ
案内されている搬送通路を形成し、その際燃料は、ポン
プの運転中回転する羽根車の羽根によって入口開口を介
し貯蔵タンクから搬送通路内に吸い込まれ、その位置で
加速度ひいては圧力の上昇を行い、引続き出口開口を介
して搬送ポンプから供給されるべき内燃機関の方向に流
出せしめられている。
細書によって公知のこの種の渦流ポンプにあっては、電
気的な駆動モータが搬送ポンプ搬送部材をポンプ室内で
回転駆動している。その際搬送部材は円形シリンダ状の
羽根車として構成されており、該羽根車は一方のリング
部に、その軸方向に向いた両端面で終りかつ羽根車の周
方向において相互に間隔を置いて配置されている羽根を
有しており、該羽根はその半径方向で外方に向いている
端部に環状のリングによって相互に結合されている。羽
根車をその軸方向の端面で制限しているポンプ室壁部
が、夫々羽根の高さに部分リング状の、羽根車の回転軸
線を取り囲んでいる切欠きを有しており、該切欠きは羽
根車と協働して、ポンプ室内の入口開口から出口開口へ
案内されている搬送通路を形成し、その際燃料は、ポン
プの運転中回転する羽根車の羽根によって入口開口を介
し貯蔵タンクから搬送通路内に吸い込まれ、その位置で
加速度ひいては圧力の上昇を行い、引続き出口開口を介
して搬送ポンプから供給されるべき内燃機関の方向に流
出せしめられている。
【０００３】この場合公知の渦流ポンプは、羽根を制限
している縁部がシャープなエッジ状に形成されており、
この縁部において燃料が羽根領域から搬送通路へ流出す
る際、又は搬送通路から羽根領域内へ新たに流入する
際、循環して流れている燃料の内方に剥離及び渦流現象
が発生するという欠点を有している。その場合剥離縁部
領域のこの渦流内には異なった流れ速度に基く負圧領域
が形成されるようになり、その際特に燃料が高温である
場合には、圧力が燃料の蒸発圧力以下に低下して中空室
（ガス気泡）が形成され、該中空室はポンプの全作用効
率を悪化させると共にキャビテーション損傷及び騒音を
も発生せしめる。
している縁部がシャープなエッジ状に形成されており、
この縁部において燃料が羽根領域から搬送通路へ流出す
る際、又は搬送通路から羽根領域内へ新たに流入する
際、循環して流れている燃料の内方に剥離及び渦流現象
が発生するという欠点を有している。その場合剥離縁部
領域のこの渦流内には異なった流れ速度に基く負圧領域
が形成されるようになり、その際特に燃料が高温である
場合には、圧力が燃料の蒸発圧力以下に低下して中空室
（ガス気泡）が形成され、該中空室はポンプの全作用効
率を悪化させると共にキャビテーション損傷及び騒音を
も発生せしめる。
【０００４】
【発明の効果】これに対して請求項１に記載の特徴を備
えた本発明の渦流ポンプは、羽根縁部を流れに適した形
状にすることによって、燃料が羽根領域から流出する際
及び搬送通路内へ流入する際又はそれとは逆方向に流れ
る際、燃料流れの変向が緩やかに行われるようになり、
その結果、高い加速度によって惹き起される流れの剥離
及び渦流が減少せしめられる。この形式は特に高温燃料
の搬送の場合に極めて効果的であって、多くの気泡の発
生する負圧領域を減少させることができる。このため特
に高温燃料の場合に搬送ポンプの搬送能力を改善するこ
とができ、更にキャビテーション損傷を減少させること
ができる。この羽根縁部の流れに適した形状は、有利な
形式で縁部を丸め部及び面取部として構成することによ
って達成され、その大きさは製作に伴って形成される面
取部の大きさよりも明らかに大きい。その際特に強力に
流れが変向する個々の羽根縁部又はその部分及び全体の
羽根縁部のいずれにも、丸め部及び又は面取部を設ける
ことが可能である。
えた本発明の渦流ポンプは、羽根縁部を流れに適した形
状にすることによって、燃料が羽根領域から流出する際
及び搬送通路内へ流入する際又はそれとは逆方向に流れ
る際、燃料流れの変向が緩やかに行われるようになり、
その結果、高い加速度によって惹き起される流れの剥離
及び渦流が減少せしめられる。この形式は特に高温燃料
の搬送の場合に極めて効果的であって、多くの気泡の発
生する負圧領域を減少させることができる。このため特
に高温燃料の場合に搬送ポンプの搬送能力を改善するこ
とができ、更にキャビテーション損傷を減少させること
ができる。この羽根縁部の流れに適した形状は、有利な
形式で縁部を丸め部及び面取部として構成することによ
って達成され、その大きさは製作に伴って形成される面
取部の大きさよりも明らかに大きい。その際特に強力に
流れが変向する個々の羽根縁部又はその部分及び全体の
羽根縁部のいずれにも、丸め部及び又は面取部を設ける
ことが可能である。
【０００５】更に半径方向で外方領域の、羽根車の回転
方向でみて羽根の前方側部における面取部又は丸め部の
組合せが、並びに半径方向で内方領域の、羽根車の回転
方向でみて羽根車の背面側における面取部又は丸め部の
組合せが、特に有利な配置であることが判明した。
方向でみて羽根の前方側部における面取部又は丸め部の
組合せが、並びに半径方向で内方領域の、羽根車の回転
方向でみて羽根車の背面側における面取部又は丸め部の
組合せが、特に有利な配置であることが判明した。
【０００６】本発明の対象のその他の利点及び有利な構
成については、これを説明書、図面及び請求の範囲から
推測することができる。
成については、これを説明書、図面及び請求の範囲から
推測することができる。
【０００７】
【実施例】本発明に基く渦流ポンプの２つの実施例を図
面に図示し、これを次の説明書で詳しく説明する。
面に図示し、これを次の説明書で詳しく説明する。
【０００８】図１に図示された装置１は燃料を、図示さ
れていない貯蔵タンクから同じ様に図示されていない自
動車の内燃機関へ搬送するのに役立っている。このため
に搬送装置１は、渦流ポンプ３として構成された搬送ポ
ンプを有し、その羽根２３を備えた羽根車５が、図示さ
れていない電気的な駆動モータにより軸７を介して回転
駆動されている。この回転する、有利には円形シリンダ
状の羽根車５はポンプ室９内に配置されており、該ポン
プ室９は羽根車５の軸線方向の両側で端面側のポンプ室
壁１１によって制限されており、該壁１１には羽根車５
の軸線を中心に回転している夫々１つの部分リング状の
切欠きが設けられており、該切欠きは羽根車５と協働し
て搬送通路１３を形成し、該通路１３は、その一方の端
部の吸込導管接続部１５に接続している入口開口１７か
ら、その他方の端部の出口開口１９に案内されており、
その際搬送通路１３から流出する燃料は、主に流れを成
して搬送装置１を貫流しかつ吐出導管接続部２１におい
て該接続部２１から流出する。図２に拡大されて図示さ
れている羽根車５は、羽根車５の周方向に間隔を置いて
相互に配置された羽根２３から成る羽根環を有してお
り、該羽根２３は羽根車５の軸方向の端面において搬送
通路１３の高さで終了している。更に図３に拡大されて
図示された羽根２３は、その周方向に向いている端面に
よって隣接する２つの羽根２３の間に夫々１つの羽根チ
ャンバ２７を形成しており、該羽根チャンバ２７は羽根
車軸線の方向で羽根車幅の中心部において交差している
凹面状の円筒套面２６によって制限されている。その結
果、羽根車５の中心平面に対して対称的な夫々２つの羽
根チャンバが形成される。更に図１乃至図３に図示され
た羽根車５は閉じた羽根車として構成されており、その
羽根チャンバ２７は、半径方向で外方に向いている羽根
２３の端部に配置された環状のリング２９によって半径
方向で制限されている。
れていない貯蔵タンクから同じ様に図示されていない自
動車の内燃機関へ搬送するのに役立っている。このため
に搬送装置１は、渦流ポンプ３として構成された搬送ポ
ンプを有し、その羽根２３を備えた羽根車５が、図示さ
れていない電気的な駆動モータにより軸７を介して回転
駆動されている。この回転する、有利には円形シリンダ
状の羽根車５はポンプ室９内に配置されており、該ポン
プ室９は羽根車５の軸線方向の両側で端面側のポンプ室
壁１１によって制限されており、該壁１１には羽根車５
の軸線を中心に回転している夫々１つの部分リング状の
切欠きが設けられており、該切欠きは羽根車５と協働し
て搬送通路１３を形成し、該通路１３は、その一方の端
部の吸込導管接続部１５に接続している入口開口１７か
ら、その他方の端部の出口開口１９に案内されており、
その際搬送通路１３から流出する燃料は、主に流れを成
して搬送装置１を貫流しかつ吐出導管接続部２１におい
て該接続部２１から流出する。図２に拡大されて図示さ
れている羽根車５は、羽根車５の周方向に間隔を置いて
相互に配置された羽根２３から成る羽根環を有してお
り、該羽根２３は羽根車５の軸方向の端面において搬送
通路１３の高さで終了している。更に図３に拡大されて
図示された羽根２３は、その周方向に向いている端面に
よって隣接する２つの羽根２３の間に夫々１つの羽根チ
ャンバ２７を形成しており、該羽根チャンバ２７は羽根
車軸線の方向で羽根車幅の中心部において交差している
凹面状の円筒套面２６によって制限されている。その結
果、羽根車５の中心平面に対して対称的な夫々２つの羽
根チャンバが形成される。更に図１乃至図３に図示され
た羽根車５は閉じた羽根車として構成されており、その
羽根チャンバ２７は、半径方向で外方に向いている羽根
２３の端部に配置された環状のリング２９によって半径
方向で制限されている。
【０００９】搬送装置１の運転中、搬送通路１３の切欠
きと羽根チャンバ２７との間で相互に行われる燃料の連
通を可能な限り流れに良好なように実現できるようにす
るため、羽根２３の縁部３２又はこの縁部３２の部分
（又は羽根チャンバ）が、羽根２３の各端面２５間の移
行部において、図１乃至図４の場合には羽根車５の軸方
向の端面に対して、また図５乃至図６の場合には羽根車
５の半径方向の端面に対して付加的に、夫々丸められて
いるか又は面取部を有している。羽根２３の羽根縁部３
２のこの丸め部又は面取部の状態は図４及び図６からよ
り正確に推測することができる。図４及び図６は、図２
乃至図５に図示された羽根車５の区分を示している。
きと羽根チャンバ２７との間で相互に行われる燃料の連
通を可能な限り流れに良好なように実現できるようにす
るため、羽根２３の縁部３２又はこの縁部３２の部分
（又は羽根チャンバ）が、羽根２３の各端面２５間の移
行部において、図１乃至図４の場合には羽根車５の軸方
向の端面に対して、また図５乃至図６の場合には羽根車
５の半径方向の端面に対して付加的に、夫々丸められて
いるか又は面取部を有している。羽根２３の羽根縁部３
２のこの丸め部又は面取部の状態は図４及び図６からよ
り正確に推測することができる。図４及び図６は、図２
乃至図５に図示された羽根車５の区分を示している。
【００１０】図５に図示された羽根車５は開放羽根車と
して構成されており、この場合図２に図示された羽根車
に比較して羽根チャンバ２７が、半径方向で外方に向い
ている方向で環状のリングによって閉ざされていない。
しかしそれ以外の構造は図２で説明した羽根車に一致し
ている。
して構成されており、この場合図２に図示された羽根車
に比較して羽根チャンバ２７が、半径方向で外方に向い
ている方向で環状のリングによって閉ざされていない。
しかしそれ以外の構造は図２で説明した羽根車に一致し
ている。
【００１１】図４には閉じた羽根車５の羽根縁部構成の
第１実施例が図示されており、この場合羽根縁部３２に
設けられた面取部及び又は丸め部３４，３６の大きさは
約０．０５ｍｍの汎用の工具曲線よりも少くとも大き
い。その際面取部３４又は丸め部３６は、羽根車５の回
転方向に向いている羽根２３の前方面３８の、有利には
半径方向で外方領域内に配置されていて、羽根チャンバ
２７内で燃料入口が流れに可能な限り良好に適合しうる
ように構成されている。これに対し羽根車の回転方向と
は反対の羽根２３の背面４０に設けられた面取部又は丸
め部３４，３６は、有利な形式で半径方向で内方の領域
に配置されていて、その位置に羽根チャンバ２７から流
出する燃料の燃料の流れが可能な限り流れに良好に適合
しうるように構成されている。しかし面取部３４又は丸
め部３６をここに説明したようにずらせて配置すること
の外に、簡単な形式でこれらを全羽根縁部長さに亘って
形成することも可能であり、その場合は非変化又は変化
する面取幅乃至丸め幅が可能である。
第１実施例が図示されており、この場合羽根縁部３２に
設けられた面取部及び又は丸め部３４，３６の大きさは
約０．０５ｍｍの汎用の工具曲線よりも少くとも大き
い。その際面取部３４又は丸め部３６は、羽根車５の回
転方向に向いている羽根２３の前方面３８の、有利には
半径方向で外方領域内に配置されていて、羽根チャンバ
２７内で燃料入口が流れに可能な限り良好に適合しうる
ように構成されている。これに対し羽根車の回転方向と
は反対の羽根２３の背面４０に設けられた面取部又は丸
め部３４，３６は、有利な形式で半径方向で内方の領域
に配置されていて、その位置に羽根チャンバ２７から流
出する燃料の燃料の流れが可能な限り流れに良好に適合
しうるように構成されている。しかし面取部３４又は丸
め部３６をここに説明したようにずらせて配置すること
の外に、簡単な形式でこれらを全羽根縁部長さに亘って
形成することも可能であり、その場合は非変化又は変化
する面取幅乃至丸め幅が可能である。
【００１２】開放羽根車５の羽根縁部の構成の、図６に
図示された実施例は、羽根車５の軸方向端壁に対する羽
根縁部の、図４で説明した構成の外に、羽根車５の半径
方向端面のための羽根縁部３２に面取部３４又は丸め部
３６を設ける可能性も有している。その場合半径方向で
外方に向いている、羽根車の羽根２３の端縁部に設けら
れた面取部３４（又は丸め部３６）が、図４に類似して
有利には、羽根車５の回転方向に向いている羽根２３の
前方縁部３２に設けられている。
図示された実施例は、羽根車５の軸方向端壁に対する羽
根縁部の、図４で説明した構成の外に、羽根車５の半径
方向端面のための羽根縁部３２に面取部３４又は丸め部
３６を設ける可能性も有している。その場合半径方向で
外方に向いている、羽根車の羽根２３の端縁部に設けら
れた面取部３４（又は丸め部３６）が、図４に類似して
有利には、羽根車５の回転方向に向いている羽根２３の
前方縁部３２に設けられている。
【００１３】つまり羽根縁部３２の本発明の構成によっ
て、簡単な形式で羽根チャンバ２７と搬送通路２３との
間で循環する燃料流れの緩やかな変向が達成され、それ
によって負圧領域の発生及び流れの剥離を阻止すること
ができる。この場合流れの改善は、その周囲が特に強力
な流れに晒されている個々の羽根縁部又はこの縁部の部
分に面取部又は丸め部が設けられた場合に既に達成可能
であり、更に羽根縁部に丸め部又は面取部の組合せを設
けることも可能である。
て、簡単な形式で羽根チャンバ２７と搬送通路２３との
間で循環する燃料流れの緩やかな変向が達成され、それ
によって負圧領域の発生及び流れの剥離を阻止すること
ができる。この場合流れの改善は、その周囲が特に強力
な流れに晒されている個々の羽根縁部又はこの縁部の部
分に面取部又は丸め部が設けられた場合に既に達成可能
であり、更に羽根縁部に丸め部又は面取部の組合せを設
けることも可能である。
【図１】断面で図示された渦流ポンプを備えた燃料搬送
装置の図である。
装置の図である。
【図２】図１に基く閉じた羽根車の拡大図である。
【図３】図２のＸ部の拡大区分図である。
【図４】閉じた羽根車の羽根縁部における丸め部及び面
取部の種々の実施例の図である。
取部の種々の実施例の図である。
【図５】渦流ポンプの開放された羽根車の図である。
【図６】開放された羽根車の羽根縁部における丸め部及
び面取部の種々の実施例の図である。
び面取部の種々の実施例の図である。
１ 装置 ３ 渦流ポンプ ５ 羽根車 ７ 軸 ９ ポンプ室 １１ ポンプ室壁 １３ 搬送通路 １５ 吸込導管接続部 １７ 入口開口 １９ 出口開口 ２１ 吐出導管接続部 ２３ 羽根 ２５ 端面 ２６ 円筒套面 ２７ 羽根チャンバ ２９ リング ３２ 縁部 ３４ 面取部 ３６ 丸め部 ３８ 前面 ４０ 背面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィリ シュトロール ドイツ連邦共和国 バイルシュタイン リ ースリンクシュトラーセ 13 (72)発明者 ヨッヘン ローゼ ドイツ連邦共和国 ヘミンゲン ミュンヒ ンガー シュトラーセ 10
Claims (4)
- 【請求項１】 殊に燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃
機関へ搬送するための渦流ポンプであって、ポンプ室
（６）内で回転する円形シリンダ状の羽根車（５）と、
ポンプ室（９）を羽根車（５）の軸線方向の端面側で制
限している一方のポンプ室壁（１１）の羽根チャンバ
（２７）の領域に設けられた、羽根車（５）の回転軸線
を中心として配置されている少くとも１つの、部分リン
グ状の切欠きと、を備えており、前記羽根車（５）が、
羽根車（５）の周方向で相互に間隔を置いて配置された
羽根（２３）から成る、羽根車（５）の軸方向の端面の
少くとも一方で終っている羽根環を有しており、該羽根
（２３）は、その周方向に向いている端面（２５）によ
って夫々１つの羽根チャンバ（２７）を隣接する２つの
羽根（２３）の間で制限しており、また前記切欠きが羽
根車（５）と協働して搬送通路（１３）を形成し、該搬
送通路（１３）はその一方の端部の入口開口（１７）か
らその他方の端部の出口開口（１９）へ案内されている
形式のものにおいて、 羽根（２３）の端面（２５）と、この端面（２５）から
垂直に分岐して自由に軸方向及び又は半径方向に向いて
いる羽根の面との間に形成された羽根縁部（３２）又は
該縁部（３２）の部分が、丸められているか又は面取部
を有していることを特徴とする、渦流ポンプ。 - 【請求項２】 羽根縁部（３２）における丸め部（３
６）の半径が０．０５ｍｍよりも大きいことを特徴とす
る、請求項１記載の渦流ポンプ。 - 【請求項３】 面取部（３４）の幅が０．０５ｍｍより
も大きいことを特徴とする、請求項１記載の渦流ポン
プ。 - 【請求項４】 羽根縁部（３２）における丸め部（３
６）又は面取部（３４）が、羽根車（５）の回転方向に
向いている羽根（２３）の前面（３８）においては半径
方向で外方の領域内に配置されかつ羽根車（５）の回転
方向とは反対の方向に向いている羽根（２３）の背面
（４０）おいては半径方向で内方の領域内に配置されて
いることを特徴とする、請求項１記載の渦流ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19934340011 DE4340011B4 (de) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | Peripheralpumpe, insbesondere zum Fördern von Kraftstoff aus einem Vorratstank zur Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeuges |
| DE4340011.6 | 1993-11-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189973A true JPH07189973A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=6503308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28368594A Pending JPH07189973A (ja) | 1993-11-24 | 1994-11-17 | 渦流ポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189973A (ja) |
| DE (1) | DE4340011B4 (ja) |
| FR (1) | FR2712935B1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999007990A1 (fr) | 1997-08-07 | 1999-02-18 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Roue a aubes de pompe a carburant actionnee par moteur |
| US6974302B2 (en) | 2002-06-06 | 2005-12-13 | Hitachi Unisia Automotive, Ltd. | Turbine fuel pump |
| JP2006161600A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | 円周流ポンプ |
| CN102536885A (zh) * | 2010-12-17 | 2012-07-04 | 刘显海 | 一种低内泄漏的漩涡泵 |
| US9249806B2 (en) | 2011-02-04 | 2016-02-02 | Ti Group Automotive Systems, L.L.C. | Impeller and fluid pump |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10123992A1 (de) | 2001-05-17 | 2002-11-21 | Bosch Gmbh Robert | Strömungspumpe, insbesondere zum Fördern von Kraftstoff aus einem Vorratsbehälter zu einer Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeugs |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1115585B (de) * | 1958-10-04 | 1961-10-19 | Siemens Ag | Schaufelrad fuer selbstansaugende Kreisel-pumpen, insbesondere Seitenkanalpumpen |
| DE4020521A1 (de) * | 1990-06-28 | 1992-01-02 | Bosch Gmbh Robert | Peripheralpumpe, insbesondere zum foerdern von kraftstoff aus einem vorratstank zur brennkraftmaschine eines kraftfahrzeuges |
| GB2253010B (en) * | 1990-12-15 | 1994-04-20 | Dowty Defence & Air Syst | Regenerative pump |
| JP3003357B2 (ja) * | 1992-02-28 | 2000-01-24 | 株式会社日立製作所 | 渦流ポンプ |
-
1993
- 1993-11-24 DE DE19934340011 patent/DE4340011B4/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-24 FR FR9412680A patent/FR2712935B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-11-17 JP JP28368594A patent/JPH07189973A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999007990A1 (fr) | 1997-08-07 | 1999-02-18 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Roue a aubes de pompe a carburant actionnee par moteur |
| US6224323B1 (en) | 1997-08-07 | 2001-05-01 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Impeller of motor-driven fuel pump |
| US6974302B2 (en) | 2002-06-06 | 2005-12-13 | Hitachi Unisia Automotive, Ltd. | Turbine fuel pump |
| US7455496B2 (en) | 2002-06-06 | 2008-11-25 | Hitachi, Ltd. | Turbine fuel pump |
| JP2006161600A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | 円周流ポンプ |
| CN102536885A (zh) * | 2010-12-17 | 2012-07-04 | 刘显海 | 一种低内泄漏的漩涡泵 |
| US9249806B2 (en) | 2011-02-04 | 2016-02-02 | Ti Group Automotive Systems, L.L.C. | Impeller and fluid pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2712935B1 (fr) | 1997-12-19 |
| DE4340011B4 (de) | 2005-01-20 |
| DE4340011A1 (de) | 1995-06-01 |
| FR2712935A1 (fr) | 1995-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4895489A (en) | Axial flow fan | |
| EP0347036B1 (en) | Shrouding for engine cooling fan | |
| US3650633A (en) | In-line centrifugal fan | |
| JP2016029273A (ja) | 遠心圧縮機 | |
| CN103154523A (zh) | 侧通道鼓风机，尤其是用于内燃机的次级空气鼓风机 | |
| US3936243A (en) | Fuel pump | |
| US5468119A (en) | Peripheral pump, particularly for feeding fuel to an internal combustion engine from a fuel tank of a motor vehicle | |
| US10443606B2 (en) | Side-channel blower for an internal combustion engine | |
| JPH06229389A (ja) | 自動車の内燃機関に燃料貯蔵タンクから燃料を搬送する装置 | |
| JP2002054459A (ja) | タービンエンジンにおける冷却空気流を供給するための方法及び装置 | |
| JPH07189973A (ja) | 渦流ポンプ | |
| US5961276A (en) | Aggregate for feeding a fuel from tank to an internal combustion engine of a motor vehicle | |
| JPH11510875A (ja) | 自動車の内燃機関へ貯蔵タンクから燃料を搬送するための装置 | |
| HU222960B1 (hu) | Járókerék nyomás alatti folyadékot szállító szivattyúkhoz, főleg WESTCO-típusú szivattyúhoz, valamint szivattyú | |
| US11359642B2 (en) | Electric compressor | |
| US20150176586A1 (en) | Blower assembly including a noise attenuating impeller and method for assembling the same | |
| JPH06249154A (ja) | 自動車の内燃機関に燃料を貯蔵タンクから搬送する装置 | |
| KR20150118463A (ko) | 공기 흐름 개선 증폭장치 | |
| JPH07167082A (ja) | 自動車用燃料ポンプ | |
| JP2022523037A (ja) | 自動車のファンホイール | |
| US5785490A (en) | Fluid pump | |
| JP2008542612A (ja) | 圧送ユニット | |
| WO2018074591A1 (ja) | インペラ及び回転機械 | |
| US5749707A (en) | Water pumps | |
| KR100319567B1 (ko) | 연료를공급탱크로부터자동차의내연기관으로공급하기위한원주유동식펌프 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040701 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040714 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Effective date: 20041013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20041018 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050218 |