JPH07189607A - ガスタービン用高温通路部構成品 - Google Patents

ガスタービン用高温通路部構成品

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JPH07189607A
JPH07189607A JP33672593A JP33672593A JPH07189607A JP H07189607 A JPH07189607 A JP H07189607A JP 33672593 A JP33672593 A JP 33672593A JP 33672593 A JP33672593 A JP 33672593A JP H07189607 A JPH07189607 A JP H07189607A
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JP
Japan
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ceramic
gas turbine
preform
blade
connecting body
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JP33672593A
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Kensuke Asakuma
健介 朝隈
Iwataro Sato
岩太郎 佐藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑形状故に従来製造困難とされていた部品の
製造を容易に行なえ、組立結合部の減少を図るととも
に、部品点数の減少、組立結合部からの冷却空気漏洩減
少により効率向上を図る。 【構成】セラミック繊維を素材として構成された内エン
ドウォール12用のプリフォーム、外エンドウォール1
3用のプリフォームおよび静翼有効部14用のプリフォ
ームと、これらを接合部位にて連結するセラミック繊維
からなる連結体26と、この連結体によって連結された
各プリフォームに含浸固化したセラミックマトリックス
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンの燃焼ガ
スが流動する通路部を構成する静翼,動翼,防熱セグメ
ント等のガスタービン用高温通路部構成品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高効率の発電システムとして、例
えばコンバインドサイクル発電システムが、更なる高効
率化の手段として注目され、タービン入口温度の高温化
が図られている。これに伴い、耐熱材料の開発が進めら
れているが、現状の耐熱金属製部品と冷却技術との組合
せでは高温化のために逆に効率の低下を招くことが指摘
され、耐熱素材としてセラミックスの適用が検討されて
いる。
【0003】しかし、セラミックスは金属材料に比べて
耐熱特性に優れているものの、破壊靭性値が低く、破壊
が急激に進展するため、外部からの異物の衝突による破
壊が致命的欠点となっている。
【0004】そこで、このような欠点を補う材料とし
て、従来ではマトリックス(母相)となるセラミック材
料にセラミック繊維を混入したり、セラミック繊維を織
物状として積層したり、または編目状としてプリフォー
ム(予後成形体)をつくり、これにマトリックスとなる
セラミックスを含浸させて焼結した繊維強化セラミック
材料が注目されている。
【0005】図12は一般的なガスタービンの主要構成
部を示す断面図であり、本発明で対象とする高温通路部
構成品とは、静翼1,動翼2,防熱セグメント3等を指
している。
【0006】図13は、従来の代表的なセラミックス一
体型の静翼4を示す斜視図であり、図示の如く、この静
翼4は内エンドウォール部5,外エンドウォール部6お
よび静翼有効部7がセラミックス単体の焼結により全て
一体として構成され、前述したように信頼性に欠ける点
がネックとなっている。
【0007】これに対し、繊維強化セラミック材料で全
体を構成すれば高信頼性が得られるが、この場合にはプ
リフォームの形成が極めて困難で、製作手間やコストが
多くかかる等の難点がある。
【0008】そこで例えば図14に示すように、ロータ
への植込み部8および芯金部9を金属材料で構成し、芯
金部9に繊維強化セラミック材料製のスリーブ10を被
嵌させたハイブリッド型動翼11が開発され、これによ
り両材料の特性を有効に発揮することが可能となってい
る。
【0009】同様に静翼についても、図15に示すよう
に、内エンドウォール部12,外エンドウォール部13
および芯金部14を金属材料で構成し、芯金部14に繊
維強化セラミック材料製のスリーブ15を被嵌させたハ
イブリッド型静翼16が開発されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのハイ
ブリッド型の動翼11および静翼16では、繊維強化セ
ラミック材料製のスリーブ10,15をそれぞれ一体に
形成しているため、これらを被嵌する芯金部9,14を
予め径方向で分断した構成としておき、後に接合部1
7,18として拡散接合等により融合させる必要があ
り、製作が大掛りで面倒となる問題があった。
【0011】一方、繊維強化セラミック材料では一般
に、プリフォームの形成が難しく、複雑かつ大形なター
ビン部品製作への適用が困難であった。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、ガスタービン用高温通路部構成品
について、(1)複雑形状故に従来製造困難とされてい
た部品の製造を容易に行なえるようにすること、(2)
2枚以上の翼を一体化したセグメント構造を可能として
組立結合部の減少を図るとともに、部品点数の減少、組
立結合部からの冷却空気漏洩減少により効率向上を図る
こと、(3)ハイブリッド型タービン翼の場合、芯金部
分の拡散接合を不要化し、工程短縮,設備縮小に寄与す
るとともに、万一セラミックスリーブによる翼有効部が
破損しても容易に再製,交換ができるようにすること、
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本願の発明は以下のように構成される。すなわち
請求項1の発明は、ガスタービンの燃焼ガスが流動する
通路部を構成する動的または静的部品としてのガスター
ビン用高温通路部構成品において、当該部品は、セラミ
ック繊維を素材として組立て可能に分割成形された2以
上のプリフォームと、このプリフォームを相互に連結す
るセラミック繊維からなる連結体と、この連結体によっ
て連結された前記各プリフォームに含浸固化したセラミ
ックマトリックスとからなることを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、セラミック繊維を素材
として構成された内エンドウォール用プリフォーム、外
エンドウォール用プリフォームおよび静翼有効部用プリ
フォームと、これらを接合部位にて連結するセラミック
繊維からなる連結体と、この連結体によって連結された
前記各プリフォームに含浸固化したセラミックマトリッ
クスとからなることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、金属製の対ロータ植込
み部および芯金部と、この芯金部に被嵌されて動翼有効
部となるセラミックスリーブとを備えたガスタービン用
ハイブリッド型動翼において、前記セラミックスリーブ
を、動翼前半部用プリフォームと、動翼後半部用プリフ
ォームと、これらを互いに連結するセラミック繊維から
なる連結体と、この連結体によって連結された前記各プ
リフォームに含浸固化したセラミックマトリックスとか
らなることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、ガスタービンの燃焼ガ
スが流動する通路部の外周側に配設される防熱セグメン
トであって、セラミック繊維を素材として構成された本
体用プリフォームおよび防熱リブ用プリフォームと、こ
れらを接合部位にて連結するセラミック繊維からなる連
結体と、この連結体によって連結された前記各プリフォ
ームに含浸固化したセラミックマトリックスとからなる
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1〜4の発明によれば、ガスタービン高
温通路部構成品のように複雑な形状で従来製造不可能と
されていた部品の製造が可能となる。
【0018】また、ガスタービン高温通路部構成品、特
に静翼は通常円環状に組合されるが、従来方法では単独
翼形状にしかできなかったセラミック静翼が、2枚以上
の翼を結合して金属製翼のようなセグメント(分割)構
造とすることが可能となり、従来の組立結合部の減少に
より部品点数の削減、組立結合部からの冷却空気の漏洩
減少による効率向上に寄与することができる。
【0019】さらに、金属とセラミックスとを組合せた
ハイブリッド型動翼では、組立工程で金属の拡散接合技
術を使用していたが、本発明によれば、その必要がなく
なり工程短縮、設備縮小にも寄与することができる。
【0020】同様のことがハイブリッド型静翼の場合に
も当てはまり、組立構造を省略することができる。
【0021】さらに、万一セラミックス翼のみが破損し
た場合にも、本発明によれば新製品の場合と同様に、分
割されたセラミックス翼を組立・焼結することができる
ので容易に再製および交換が可能である。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】実施例1(図1〜図5) 本実施例は2枚の翼有効部を持つガスタービン静翼の全
体をセラミックスによって構成したものである。
【0024】即ち、本実施例のセラミック静翼11は、
図1に示すように、各1枚の内エンドウォール12およ
び外エンドウォール13と、一対の翼有効部14とから
構成されている。これらの各部12,13,14は図2
〜図4に示すように、予めそれぞれ個別部品として成形
され、後に組立てられ図5に示すように、一体に結合さ
れている。
【0025】内エンドウォール12は図2に示すよう
に、中央部に翼有効部14を嵌合するための凹部15お
よび結合用のセラミック繊維を挿通するための孔16を
有し、タービン通路部内径の曲率に沿った板状をなして
いる。この内エンドウォール12は、セラミック繊維か
らなるプリフォーム17に、マトリックス18となるセ
ラミック溶液を含浸させて焼結することにより形成され
ている。
【0026】外エンドウォール13は図3に示すよう
に、中央部に翼有効部14を嵌合するための凹部19お
よび結合用のセラミック繊維を挿通するための孔20を
有し、ガスタービン通路部外径の曲率に沿った板状をな
している。この外エンドウォール13は、セラミック繊
維からなるプリフォーム21に、マトリックス22とな
るセラミック溶液を含浸させて焼結することにより形成
されている。
【0027】翼有効部14は図4に示すように、中央部
に結合用のセラミック繊維を挿通するための孔23を有
するスリーブ状をなしている。この翼有効部14は、セ
ラミック繊維からなるプリフォーム24に、マトリック
ス25となるセラミック溶液を含浸させて焼結すること
により形成している。
【0028】そして、図5に示すように、内エンドウォ
ール12と外エンドウォール13とを互いに対向させ、
これらの凹部15,19に翼有効部14を嵌挿して組立
て、これらを各孔16,20,23に挿通したセラミッ
ク繊維からなる連結体26で締結後、連結部のマトリッ
クスとなるセラミック溶液を含浸させて焼結することに
より一体化し、これによりガスタービン用セラミック静
翼11が構成されている。
【0029】本実施例のセラミック静翼11によれば、
複雑な形状故に従来製造困難とされていたガスタービン
用のセラミック一体形の静翼が、組立て可能に分割形成
されたセラミック繊維製の各プリフォーム17,21,
24、およびそれらに含浸固化したセラミックスマトリ
ックス18,22,25からなる内エンドウォール1
2、外エンドウォール13および翼有効部14の連結一
体化によって容易に製造できようになる。
【0030】また、2枚の翼有効部14を有する静翼セ
グメントとしたことにより、部品点数および組立工数が
削減できるとともに、組立時に生じる隙間が小さくな
り、運転効率の向上に寄与できるようになる。
【0031】図6は本実施例の変形例を示している。こ
の例では翼有効部14が中実翼形状で、その両端部に設
けた軸部14aが内エンドウォール12および外エンド
ウォール13の孔16,20にそれぞれ貫通している。
この貫通部分にセラミック繊維27が巻付けられ、これ
による締結後にセラミック溶液の含浸および焼結が施さ
れている。
【0032】このような構成の静翼であっても前記同様
の効果が奏される。
【0033】実施例2(図7〜図9) 本実施例は、ハイブリッド型動翼に本発明を適用したも
のである。
【0034】図7は全体構成、図8は金属により構成さ
れた芯金等の部分、図9は翼有効部としてのセラミック
スリーブの各部品を示したものである。
【0035】図7に示すように、本実施例のハイブリッ
ド型動翼30は、金属製の対ロータ植込み部31,芯金
部32および芯金キャップ部32aにより構成されてい
る。芯金部32は図8に示すように、長さ方向(ロータ
径方向)に分割されず、予め一体に形成されている。
【0036】翼有効部であるセラミックスリーブ33は
図9に示すように、成形後の運転時にその接合部分の負
荷が最小となる分割面を設定して動翼前半部34と、動
翼後半部35とに分割されている。これら動翼前半部3
4と動翼後半部35とは、それぞれセラミック繊維から
なる動翼前半部用プリフォーム36と動翼後半部用プリ
フォーム37、ならびにそれらに含浸固化したセラミッ
クスマトリックス38,39とからなっている。
【0037】これら動翼前半部34と動翼後半部35と
が、図7に示すように、芯金部32に被嵌され、互いに
セラミック繊維からなる連結体40で締結されて、セラ
ミックスマトリックス41の含浸固化によって一体化さ
れている。
【0038】このように構成された本実施例に係るハイ
ブリッド型動翼30によれば、従来行なわれていた芯金
部の拡散接合等が不要となり、工程短縮、設備縮小等に
寄与することができる。
【0039】また、このような構成によれば、万一セラ
ミックスリーブからなる翼有効部のみが異物衝突等によ
って運転中に破損した場合でも、新製品と同様に、分割
されたセラミックスリーブの組立ておよび焼結等を行な
うことによって容易に再製することができ、また交換も
容易に行なえる。
【0040】なお、本実施例ではハイブリッド型動翼に
本発明を適用したが、ハイブリッド型静翼に適用した場
合も、前記と殆ど同様の効果が奏される。
【0041】実施例3(図10および図11) 本実施例は、ガスタービンの燃焼ガスが流動する通路部
の外周側に配設される防熱用セグメント(図12参照)
に本発明を適用したものである。
【0042】図10は本実施例の防熱セグメント50を
示し、図11はその変形例を示している。
【0043】本実施例の防熱セグメント50は図10に
示すように、板状部51およびシェル部52を有する本
体50aと、一対の防熱リブ53とに分割された部品構
成となっている。
【0044】本体50aは、セラミック繊維を素材とす
るプリフォーム54とこれに含浸固化したセラミックマ
トリックス55とにより構成され、シェル部52には防
熱リブ53嵌合用および連結体挿入用の孔56が形成さ
れている。
【0045】各防熱リブ53は、中空棒状に構成され、
セラミック繊維からなるプリフォームにセラミックマト
リックスを含浸固化した構成とされている。この防熱リ
ブ53が本体50aの孔56に挿入され、セラミック繊
維製の連結体57が防熱リブ53の中空部および本体5
0aの孔56に挿通され、この連結体57にマトリック
スとなるセラミックス58を含浸して固化することによ
り、図10に示す如く一体化されている。
【0046】このような本実施例の防熱セグメント50
の場合も、複数の部品に分割してそれぞれプリフォーム
形成が行なえることにより、複雑で大形なセグメント構
造であってもセラミックによって容易に構成することが
できる。
【0047】なお、図11に示した変形例では、シェル
52を含む幅狭な複数の分割体としての本体50aと、
シェル52および板状部51を含む防熱リブ53とが、
サイドイッチ状に接合され、接合面と直交する方向の端
部においてセラミック繊維からなる連結体57を巻付け
て締結する構成となっている。
【0048】このような構成でも前記実施例と同様の効
果が奏される。
【0049】
【発明の効果】請求項1〜4の発明によれば、ガスター
ビン高温通路部構成品のように複雑な形状で従来製造不
可能とされていた部品の製造が可能となる。
【0050】また、ガスタービン高温通路部構成品、特
に静翼は通常円環状に組合されるが、従来方法では単独
翼形状にしかできなかったものが、2枚以上の翼を結合
して金属製翼のようなセグメント(分割)構造とするこ
とが可能となり、従来の組立結合部の減少により部品点
数の削減、組立結合部からの冷却空気の漏洩減少による
効率向上に寄与することができる。
【0051】さらに、金属とセラミックスとを組合せた
ハイブリッド型動翼では、組立工程で金属の拡散接合技
術を使用していたが、本発明によれば、その必要がなく
なり工程短縮、設備縮小にも寄与することができる。
【0052】同様のことがハイブリッド型静翼の場合に
も当てはまり、組立構造を省略することができる。
【0053】さらに、万一セラミックス翼のみが破損し
た場合にも、本発明によれば新製品の場合と同様に、分
割されたセラミックス翼を組立・焼結することができる
ので容易に再製および交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるガスタービン動翼を示
す全体図。
【図2】図1の部品図で、内エンドウォールを示す図。
【図3】図1の部品図で、外エンドウォールを示す図。
【図4】図1の部品図で、静翼有効部を示す図。
【図5】図1のA−A線断面図。
【図6】上記実施例1の変形例を示す図。
【図7】本発明の実施例2によるガスタービン動翼を示
す全体図。
【図8】図7の部品図で、芯金等の部分を示す図。
【図9】図7の部品図で、動翼有効部を示す図。
【図10】本発明の実施例3による防熱セグメントを示
す全体図。
【図11】上記実施例3の変形例を示す図。
【図12】一般的なガスタービンの主要構成部を示す断
面図。
【図13】従来の代表的なセラミックス一体型の静翼を
示す斜視図。
【図14】従来のハイブリッド型動翼を示す断面図。
【図15】従来のハイブリッド型静翼を示す断面図。
【符号の説明】
1 セラミック静翼 12 内エンドウォール 13 外エンドウォール 14 翼有効部 15,19 凹部 16,20,23,56 孔 17,21,24,54 プリフォーム 18,22,25 マトリックス 26,57 連結体 27 セラミック繊維 30 ハイブリッド型動翼 31 対ロータ植込み部 32 芯金部 33 芯金キャップ部 34 動翼前半部 35 動翼後半部 36 動翼前半部用プリフォーム 37 動翼後半部用プリフォーム 38,39,41,55 セラミックマトリックス 40 焼結体 50 防熱セグメント 50a 本体 51 板状部 52 シェル部 53 防熱リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンの燃焼ガスが流動する通路
    部を構成する動的または静的部品としてのガスタービン
    用高温通路部構成品において、当該部品は、セラミック
    繊維を素材として組立て可能に分割成形された2以上の
    プリフォームと、このプリフォームを相互に連結するセ
    ラミック繊維からなる連結体と、この連結体によって連
    結された前記各プリフォームに含浸固化したセラミック
    マトリックスとからなることを特徴とするガスタービン
    用高温通路部構成品。
  2. 【請求項2】 セラミック繊維を素材として構成された
    内エンドウォール用プリフォーム、外エンドウォール用
    プリフォームおよび静翼有効部用プリフォームと、これ
    らを接合部位にて連結するセラミック繊維からなる連結
    体と、この連結体によって連結された前記各プリフォー
    ムに含浸固化したセラミックマトリックスとからなるこ
    とを特徴とするガスタービン用静翼。
  3. 【請求項3】 金属製の対ロータ植込み部および芯金部
    と、この芯金部に被嵌されて動翼有効部となるセラミッ
    クスリーブとを備えたガスタービン用ハイブリッド型動
    翼において、前記セラミックスリーブを、動翼前半部用
    プリフォームと、動翼後半部用プリフォームと、これら
    を互いに連結するセラミック繊維からなる連結体と、こ
    の連結体によって連結された前記各プリフォームに含浸
    固化したセラミックマトリックスとからなることを特徴
    とするガスタービン用ハイブリッド型動翼。
  4. 【請求項4】 ガスタービンの燃焼ガスが流動する通路
    部の外周側に配設される防熱セグメントであって、セラ
    ミック繊維を素材として構成された本体用プリフォーム
    および防熱リブ用プリフォームと、これらを接合部位に
    て連結するセラミック繊維からなる連結体と、この連結
    体によって連結された前記各プリフォームに含浸固化し
    たセラミックマトリックスとからなることを特徴とする
    ガスタービン用防熱セグメント。
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