JPS6241902A - ガスタ−ビン用動翼構造 - Google Patents

ガスタ−ビン用動翼構造

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JPS6241902A
JPS6241902A JP17995285A JP17995285A JPS6241902A JP S6241902 A JPS6241902 A JP S6241902A JP 17995285 A JP17995285 A JP 17995285A JP 17995285 A JP17995285 A JP 17995285A JP S6241902 A JPS6241902 A JP S6241902A
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Hiroshi Miyata
寛 宮田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガスタービン用の動翼構造に係り、特に燃焼
ガスの温度を高めて高効率を達成することの可能な耐熱
性に優れたガスタービン用動翼構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のガスタービン用動翼1は、第16図に示されるよ
うに、燃焼ガスを受ける翼部2と、厚肉のシャンク部4
と、円盤状ホイール7に植め込まれるダブティール部6
とが金属材料によって一体成形された構造となっており
、ホイール7の円周に多数の動翼1が植め込まれて一つ
のガスタービンロータを構成するようになっている。な
お、第16図において符号8はケーシング8Aに組み付
けられ、動翼1の翼部2先端に近接するように設けられ
たシュラウドである。
この従来のタービン用動翼構造にあっては、動翼1全体
がすべて金属材料によって構成されているので、燃焼ガ
スの温度を動翼1を構成する金属材料の許容耐熱温度で
ある約800℃以下におさえる必要がある。このため、
多量の冷却空気を必要とし、これが却ってガスタービン
の効率を低下5″”: 6 RZ 2 t、t −v 
7 b゛f@°1°6”゛1”061.・却技術にも限
度があり、空気冷却構造の場合には、燃焼ガスのタービ
ン入口温度が1300℃以上の場合には従来の金属製動
翼を適用することは困難であった。
そこで、特開昭54−106714号公報に示されるよ
うに、耐熱性に優れたセラミックを動翼の一部に利用し
た動翼構造も提案されている。このセラミックを一部利
用した動翼構造は、第17図に示されるように、動翼1
1を中空状翼部コア12と高強度セラミックなどからな
る翼部表皮14との二重構造とするとともに、コア12
と表皮14との間に隙間15を形成し、コア中空部の軸
方向(矢印A方向)に供給した冷却空気をコア12に設
けた小孔16を介して隙間15に導き、翼下端の放出孔
18から外部に放出させるようにして、動翼11全体を
内部から冷却するようになっている。
〔本発明の解決しようとする問題点〕
前記従来のセラミックを一部利用した動翼構造では、次
のような問題点がある。
■コア12と表皮14との間に繊維質耐熱部材を介在さ
せることにより隙間15を形成するようになっているが
、動翼11の錆ぐるみ成形時に、表皮14の耐熱衝撃強
度が低いため、割れが発生する可能性が高い。
■セラミック製表皮14は、繊維質耐熱部材を介して翼
部コア12に固定されているが、その固着部には表皮1
4に作用する遠心力が働き、特に翼部外周にシュラウド
を設けない場合に、その強度が十分ではなく、動翼とし
ての信頼性に欠けるという問題点がある。
■動翼のプラットホームは、セラミック表皮14で覆わ
れていないため直接燃焼ガスに晒され、またセラミック
表皮14で覆われている翼部コア12も表皮14からの
輻射熱を受けるので、金属材料によって構成されている
翼部コア12の外周面全域の冷却が必要で、多量の冷却
空気を必要とし、そのため、ガスタービンの熱効率が低
下する。
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、耐熱性および耐機械強度性の双方に優れ
たガスタービン用動翼構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
セラミックは十分な耐熱性を有しているが、一方では金
属に比べて脆く、かつ耐熱衝撃性が低いという欠点を持
っている。従って、耐熱性の優れたセラミックを動翼の
構成材料として適用するためには、セラミックの脆さ及
び耐熱衝撃強度の低さを補う構造とすることが必要であ
る。そこで、第1の本発明に係るガスタービン用動翼構
造は、燃焼ガスの当たる翼部と、この翼部付根に連なる
厚内のシャンク部と、このシャンク部から下方に突出し
円盤状ホイールへの植込部であるダブティール部とが一
体に構成されたガスタービン用動翼構造において、前記
翼部とシャンク部とが嵌合連結構造とされ、前記翼部は
セラミック材料で、その他の部位は金属材料で構成され
ていることを特徴とするものである。
また、第2の本発明に係るガスタービン用動翼構造は、
燃焼ガスの当たる翼部と、この翼部付根に連なるシャン
ク部と、このシャンク部から下方に突出し円盤状ホイー
ルへの組付部であるダブティール部とが一体に構成され
たガスタービン用動翼構造において、セラミックで構成
された翼部と、金属で構成されたシャンク部とが嵌合連
結されるとともに、セラミック材料で構成されたシャン
クシェルがこの金属製シャンク部外部表面を覆うように
組付けられて一体化された動翼構造であって、前記翼部
とシャンク部との嵌合面及び前記シャンク部とシャンク
シェルとの組付面には、断熱材が充填されるとともに、
冷却空気流通路が形成されてなり、前記ダブティール部
からシャンク部を通って前記嵌合面及び前記組付面に開
口する冷却空気送給路が穿設されていることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
第1の本発明によれば、耐熱性が要求される翼部をセラ
ミックで構成し、一方機械的強度が要求されるシャンク
部及びダブティール部を金属でそれぞれ構成するととも
に、翼部とシャンク部とを      、1嵌合連結す
るようにしたので、耐熱性及び機械的強度の双方に優れ
たものとなっている。
また、第2の本発明では、金属製シャンク部はセラミッ
クで構成されたシャンクシェルで覆われているので、そ
れだけ一層耐熱性に優れている。
更に、高温となる翼部及びシャンクシェルから金属製シ
ャンク部への伝熱が断熱材及び冷却空気によって阻止さ
れる。
〔実施例〕 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明するつ 第1図は第1の本発明の第1の実施例を示す図である。
この図において、本実施例に係る動翼20は、セラミッ
クで構成された翼部22と、金属で一体に構成されたそ
の他の部位(シャンク部34とダブティール部32.)
とが嵌合連結された構造となっている。
翼部22は、第2図に示されるように、流線型状に形成
された翼本体24と、この翼本体付根に形成された翼根
部26とが一体に構成されている。
翼根部26は、抜は止め用のくびれ部26Bが形成され
た凸型状に形成されており、シャンク部34に形成され
た嵌合凹部35に嵌合されて連結されるようになってい
る。
翼部22とシャンク部34との嵌合連結は、第2図二点
鎖線に示されるように、翼根部26を翼コード方向に挿
入することにより行い、第3図に示されるような嵌合状
態となる。翼部22の凸状翼根部26とシャンク部34
の嵌合凹部35とは、わずかな隙間27(第3図参照)
を介して整合する形状に形成されており、この隙間27
内にA1□03などの耐熱性、断熱性に優れた接着材2
8を充填して翼根部26とシャンク部34とを固着する
ようになっている。
シャンク部34の両側面には、セラミックによって構成
された一対のシャンクシェル36.37が断熱材29を
介して組み付けられており、金属製のシャンク部34が
セラミック製のシャンクシェル36.37によって覆わ
れた構造となっている。シャンクシェル36.37には
、側溝38が形成されており、この側溝38に沿ってセ
ラミックファイバなどの耐熱性の繊維部材39を巻回装
着することにより、シャンクシェル36.37をシャン
ク部34に縛締結するようになっている。
本実施例によれば、以下の効果がある。
まず、高温の燃焼ガスに直接晒される部位である翼部2
2、および翼根部上端面、シャンクシェル上端部36A
、37Aで構成されるプラットホーム部を耐熱性に優れ
たセラミック材料で構成し、一方機械的信頼性を要求さ
れる部位であるシャンク部34及びダブティール部32
は、靭性の高い金属材料によって構成されているので、
耐熱性及び機械的強度に優れた構造となっている。
次に、シャンク部34の嵌合凹部35と、翼部22の翼
根部26との嵌合面には、硬質の耐熱性に優れたセラミ
ック系接着材を充填することにより、両者を嵌合連結す
るようになっているので、動翼が回転中に受ける振動な
どの負荷に対してがたつかない極めて信頼性の高い結合
となっている。
さらに、シャンク部34の嵌合凹部35と、翼根部26
との嵌合面に充填される接着材として、熱伝導特性の低
いものを用いることにより、金属によって構成されてい
るシャンク部34への熱の伝達を一層防止でき、その結
果ガスタービンの熱効率の向上が期待できる。
また、セラミック製翼部22の翼根部26と、シャンク
部34の嵌合凹部35との面に耐熱性の接着材を介在さ
せるようになっているので、嵌合面の加工精度はそれ程
問題とされないことから、セラミック製翼根部26の加
工作業が容易であるという利点もある。
第4図は第1の本発明の第2の実施例の要部を示す図で
ある。
この第2の実施例では、動翼の翼本体24の付根に形成
される翼根部26を、翼本体24と同様に流線型状に形
成し、翼部22の表面を滑らかな連続形状としたことが
特徴である。
この第2の実施例によれば、翼部22全体にわたって構
造的(幾何学的)不連続がなくセラミツ、。ヨ51.J
Jヶ、つ、ウヵヨウ22.。工7、   1実質的な強
度低下をおこす性質)を抑制するという効果がある。ま
た、燃焼ガスの流れにより翼部22の腹側と背側とでは
圧力差が生じ、この圧力差によって翼本体24に転倒力
が作用するが、シャンク部34の嵌合凹部35と翼部2
2の翼根部26との嵌合面の剪断変形でこの力を受ける
のではなく、翼根部26の形状全体で受けるようになっ
ている。すなわち、前記第1の実施例では、翼根部26
と嵌合凹部35との嵌合面に充填された接着材の剪断強
度でのみ前記転倒力が支えられる構造となっているが、
本実施例では、嵌合面に充填された接着材の剪断強度の
みでなく、嵌合部の構造的強度が支配的であるので、信
頼性の高い嵌合構造となっている。ただし、この第2の
実施例の場合には、翼根部26を動翼コード方向に挿入
させることは困難で、シャンク部34を分割した構造と
しなければならない。
第5図は第1の本発明の第3の実施例の要部を示すもの
である。
この実施例では、翼部22の翼根部26が翼部12一 体24と同様の流線型状に形成されるとともに、翼根部
26下端を大きくして、シャンク部34の嵌合凹部35
との接触面積を大きくしたことが特徴であり、脆弱材料
であるセラミック製翼根部26内に発生する応力の軽減
を図るようになっている。
さらにまた、この第3の実施例では、翼根部26下端部
が翼コード方向と直交する方向に張り出した構造となっ
ているので、翼本体24に作用する転倒力をこの張り出
した負荷作用面26Gでの圧縮力で受けるようになって
おり、圧縮力には強いセラミック材料の特性を有効に利
用するようになっている。
第6図は第1の本発明の第4の実施例を示す図である。
この第4の実施例においては、シャンク部34に組み付
けられるシャンクシェル36.37を翼コード方向に二
つに分割した構造(分割シャンクをそれぞれ36’ 、
37’ とする)としたものである。 前記1の実施例
のように、シャンク部34に一対のシャンクシェル36
.37を組み付けた構造では、シャンク部34の翼コー
ド方向の不均一温度分布によって大きな熱応力が発生し
、この熱応力によってセラミック材料で構成されている
シャンクシェル36.37に悪影響を与える虞れがある
が、本実施例では、翼コード方向にシャンクシェル36
.37が分割された構造となっているので、シャンク部
34の翼コード方向の不均一温度分布によって発生する
熱応力が緩和され、その結果、動翼構造の強度信強性が
一層高いものとなっている。
第7図は第1の本発明の第5の実施例を示す図である。
前記第1の実施例では、動翼のプラットホーム部を翼根
部26の上端面26Aとシャンクシェル36.37の上
端面36A、37Aで構成するようになっているが、本
実施例では、シャンク36゜37の上端面36A、37
Aを翼部22の翼本体24に当接する位置まで伸ばし、
動翼のプラットホーム部をシャンクシェル36.37の
上端面36A、37Aでのみ構成するようになっている
。また、前記第4の実施例と同様にシャンクシェル36
゜37は翼コード方向に二分割された構造となっている
この第5の実施例によれば、シャンク部34とシャンク
シェル36,37どの組付面に生じる熱応力の影響を低
くおさえることができるとともに、金属製のシャンク部
34がシャンクシェル36゜37によって前記第1の実
施例(第1図参照)よりさらに確実に覆われた構造とな
っているので、それだけシャンク部34への熱の流入を
防ぐうえで効果がある。
第8図は第1の本発明の第6の実施例を示すものである
この実施例では、シャンク部34の両側面にあり溝40
が形成されており、一方このシャンク部34に組み付け
られるシャンクシェル36.37には、あり溝40に整
合する大きさのあり42が形成されている。このシャン
クシェル36.37をシャンク部34に組み付けるには
、あり42の端部をあり溝40に係合させた状態でシャ
ンクシエル36(37)を翼コード方向に移させること
により行い、第9図のようになる。シャンク部34とシ
ャンクシェル36.37との組付面には、断熱材29を
配置するようになっており、シャンクシェル36.37
の振動が防止されるようになっている。
本実施例によれば、シャンク部34とシャンクシェル3
6.37との組み付けがあり溝結合によって構成されて
いるため、前記第1の実施例に示すような繊維部材によ
る縛締結に比べ、非常に堅固な組み付は構造となってい
る。
第10図は第1の本発明の第7の実施例を示すものであ
る。
本実施例では、シャンク部34の外側面に凹部46が形
成されており、一方シャンク部34に組み付けるシャン
クシェル36.37の組付面には、前記凹部46に係合
する凸部(図示せず)が形成されており、これの凹凸部
を係合させた状態でシャンクシェル36.37を組み付
けるとともに、繊維部材39によって縛締結するように
なってぃる。
この第7の実施例よれば、動翼の回転によりシャンクシ
ェル36.37自体に自重による遠心力が作用するが、
このシャンクシェル36,3.7の遠心力は、シャンク
部34側面に形成されている四部46表面に作用する接
触応力によって支えられることになり、信頼性の高い結
合構造となっている。
第11図は第2の本発明の第1の実施例を示す図である
この第11図において、動翼はセラミックで構成された
翼部22が金属で構成されたシャンク部34に嵌合連結
され、金属製シャンク部34の外側面にセラミックシェ
ル36.37が組み付けられた構造となっている。翼部
22の付根に形成されている翼根部26と、シャンク部
34の嵌合凹部35との嵌合面には、A1□03のよう
な耐熱性および断熱性に優れた接着材29が充填されて
、翼部22とシャンク部34との固着を確実なものにし
ている。シャンク部34とシャンクシェル36、37と
の組付面には、通気性、断熱性、耐熱性に優れたファイ
バ繊維部材29Aが介装されており、シャンクシェル外
側面に形成された側溝38に耐熱性の繊維部材39が巻
回装着されることによりシャンクシェル36.37が確
実に組み付けられるようになっている。
シャンク部34の嵌合凹部35内周面には、第12図、
]−3図に示されるように、翼コード方向に複数の冷却
空気流通用の溝35Aが形成されている。また、シャン
ク部34とシャンクシェル36゜37との組付面に介装
されているファイバ繊維部材29Aは、繊維の気孔が冷
却空気通路として作用するようになっている。また、翼
部22の翼根部26の」二端面26Aと、シャンクシェ
ル36゜37の」二部端面36A、、37Aは、冷却空
気流通用のわずかの隙間26B(第11図参照)を隔て
て組み付けられるようになっており、第11−図に示さ
れるように、シャンク部34の外周面全域に冷却空気流
通路が形成されるようになっている。
ダブティール部32とシャンク部34とからなる金属に
よって構成された部位には、第11図および第12図に
示されるように、ダブティール部32先端面と、シャン
ク部34の嵌合凹部35内周面に形成されている溝35
Aに、両端が開口する垂直貫通孔50が翼コード方向に
複数穿設されている。さらにこれらの貫通孔50と交差
するとともに、シャンク部34の両側面に開口する水平
貫通孔52が翼コード方向に複数穿設されており、これ
らの垂直および水平の貫通孔50.52が冷却空気をシ
ャンク部34の外周面まで供給するための冷却空気供給
路となっている。
ダブティール部32の貫通孔50下端部は図示しない円
盤状ホイールに形成されている空気供給路に接続されて
おり、第]−1図に示されるように、矢印Aに示すよう
にダブティール部32の垂直孔50内に入った冷却空気
は、シャンク部の水平孔52を通る流れ(B、)と垂直
孔50上端開口端に向う流れ(B2)に分かれ、水平孔
52を通った流れは、シャンク部34とシャンクシェル
36 、      $137との間に介装されている
繊維部材29A内に=19= 符号C1で示されるように侵入する。そして、この通気
性に優れた繊維部材の気孔を空気流通路としてプラット
ホームに形成される隙間26Bから矢印りのように外部
に排出されるようになっている。
一方、矢印B2に示される流れは、シャンク部34の嵌
合凹部35内周面に示されている溝35A内に侵入し、
矢印C2に示されるように、この溝35Aに沿って流れ
、やはりプラットホームに形成される隙間26Bから矢
印りのように外部に:IIIL出六れ乙上らL7かって
いる。
その他は、前記第1の本発明の第1の実施例(第1図〜
第3図参照)と同様の構造となっているため、同一の符
号を付すことにより、その説明は省略する。
本実施例によれば、以下のような効果がある。
翼部22がセラミックで構成されており、金属製のシャ
ンク部34に耐熱性接着材29を介して嵌合連結され、
さらに金属製シャンク部34の外周面を耐熱性繊維部材
29Aを介してセラミックで構成されたシャンクシェル
36.37で覆うように構成されているので、耐熱性及
び機械的強度の双方に優れたものとなっている。
金属製シャンク部34の外周面には、断熱材である繊維
部材29Aを配することに加え、冷却空気を流通させる
ようになっているので、金属製シャンク部34を効率よ
く冷却することができ、その結果、燃焼ガスの温度を高
めた運転が可能でタービンの効率を向上させることがで
きる。
なお、前記実施例では、シャンクシェル36゜37との
組み付は面に介装した通気性繊維部材29Aを冷却空気
流通路として構成しているが、第14図に示されるよう
に、シャンク部34の翼根部26との嵌合面、シャンク
シェル36.37との組付面に通気性、断熱性および耐
熱性に優れた繊維部材29Aと、耐熱性に優れたAl2
O3などの接着材とを翼コード方向に所定間隔で交互に
配置し、この繊維部材29Aを冷却空気流通路として構
成することにしてもよい。この場合には、シャンク部3
4に溝を形成する作業が不要となるという利点がある。
また、第]−5図に示されるように、シャンク部34の
シャンクシェル36.37との組付面にも溝35Aに対
応する溝35Bを形成し、これらの溝35A、35Bを
介して冷却空気を流通させるようにしてもよい。なお、
この場合にはシャンクシェル36.37の組付面にも接
着剤29を充填できるので、それだけシャンクシェル3
6.37の組付が確実となる。
また、前記実施例では、いずれにも縦方向に溝35A、
(35B)または通気性に富む断熱部材29Aを配する
ことによりシャンク部34外周面を冷却し、プラットホ
ームの隙間26Bから冷却空気を外部に排出するように
なっているが、溝35A(35B)と直交し、かつ交差
する溝を形成し、シャンク部34の静翼(図示せず)に
臨む側の面からも冷却空気を外部に放出するようにして
もよい。このようにすれば、シャンク部34外周面に形
成されている縦横の溝によってそれだけシャンク部34
の冷却効果が優れたものとなる。
なお、この第2の本発明においては冷却空気通路に重点
をおいて説明したが、動翼のその他の構造については前
記の第1の本発明の各実施例のように構成できることは
言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、第11の本発明によれ
ば、耐熱性及び機械的強度の双方に優れたガスタービン
用動翼が得られ、信頼性の高いガスタービンの運転が可
能となる。
また、第2の本発明によれば耐熱性及び強度の双方に優
れ、さらに金属製シャンク部を効率よく冷却することが
可能となるので、タービンの効率を著しく向」ニさせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の第1の実施例の全体を4図は第
1の本発明の第2の実施例の要部斜視図、第5図は第1
の本発明の第3の実施例の要部斜視図、第6図は第1の
本発明の第4の実施例の全体を示す斜視図、第7図は第
1の本発明の第5の実施例の全体の示す斜視図、第8図
は第1の本発明の第6の実施例の分解斜視図、第9図は
その全体を示す斜視図、第10図は第1の本発明の第7
の実施例の要部を示す斜視図、第11図は第2の本発明
の第1の実施例の縦断面図、第12図はその要部斜視図
、第13図は第11図に示す線X III −X UJ
に沿う断面図、第14図は第2の本発明の第2の実施例
の要部横断面図、第15図は第2の本発明の要部横断面
図、第16図は従来の動翼をホイールに組み付けてター
ビンロータを構成した状態を示す斜視図、第17図は他
の従来の動翼の縦断面図である。 20・・・動翼、  22・・翼部、  24・・・翼
本体、  26・・・翼根部、  28・・・接着剤、
29.29A・・・断熱材、   32・・・ダブティ
ール部、  34・・・シャンク部、  36.37・
・・シャンクシェル、  38・・・側溝、  39・
・・耐熱性繊維材、  50.52・・・貫通孔。 =24− 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第16図 第17図 手続補正書防式) 昭和60年12月5日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃焼ガスの当たる翼部と、この翼部付根に連なる
    シャンク部と、このシャンク部から下方に突出し円盤状
    のホィールへの植込部であるダブティール部とが一体に
    構成されたガスタービン用動翼構造において、前記翼部
    とシャンク部とが嵌合連結構造とされ、前記翼部はセラ
    ミック材料で、その他の部位は金属材料で構成されてい
    ることを特徴とするガスタービン用動翼構造。
  2. (2)前記翼部とシャンク部との嵌合連結構造は、翼部
    付根に形成された嵌合凸部と、上記シャンク部に形成さ
    れた嵌合凹部とによって構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のガスタービン用動翼構造
  3. (3)前記翼部とシャンク部との嵌合面には耐熱性の接
    着材が充填されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のガスタービン用動翼構造。
  4. (4)前記シャンク部にはセラミック製のシャンクシェ
    ルが組み付けられ、シャンク部外表面がシャンクシェル
    で覆われた構造となっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載のガスタービン用動翼構
    造。
  5. (5)前記シャンクシェルは翼コード方向に分割されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のガス
    タービン用動翼構造。
  6. (6)燃焼ガスの当たる翼部と、この翼部付根に連なる
    シャンク部と、このシャンク部から下方に突出し円盤状
    ホィールへの植込部であるダブティール部とが一体に構
    成されたガスタービン用動翼構造において、セラミック
    材料で構成された翼部と金属材料で構成されたシャンク
    部とが嵌合連結されるとともに、この金属製シャンク部
    にセラミック材料で構成されたシャンクシェルがシャン
    ク部外表面を覆うように組み付けられて一体化された動
    翼構造であって、前記翼部とシャンク部との嵌合面およ
    び前記シャンク部とシャンクシェルとの組付面には、断
    熱材が充填されるとともに、冷却空気流通路が形成され
    てなり、前記ダブティール部からシャンク部を通って前
    記嵌合面及び前記組付面に開口する冷却空気送給路が穿
    設されていることを特徴とするガスタービン用動翼構造
  7. (7)前記冷却空気流通路は、シャンク部と翼部との嵌
    合面及びシャンク部とシャンクシェルとの組付面にそれ
    ぞれ形成された溝によって構成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載のガスタービン用動翼構
    造。
  8. (8)前記シャンク部とシャンクシェルとの組付面に充
    填される断熱材は通気性を持つように構成され、この断
    熱材の通気孔が前記冷却空気流通路となっていることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載のガスタービン用
    動翼構造。
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