JPH0718929Y2 - 温風機 - Google Patents

温風機

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JPH0718929Y2
JPH0718929Y2 JP1989049418U JP4941889U JPH0718929Y2 JP H0718929 Y2 JPH0718929 Y2 JP H0718929Y2 JP 1989049418 U JP1989049418 U JP 1989049418U JP 4941889 U JP4941889 U JP 4941889U JP H0718929 Y2 JPH0718929 Y2 JP H0718929Y2
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JP
Japan
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blower
steam
water tank
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warm air
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JP1989049418U
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JPH02140261U (ja
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秀徳 小林
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Sharp Corp
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、送風機とヒータ部とを備えた送風機構と、水
蒸気を発生させる加湿機構とを備えた温風機に関し、よ
り詳しくは、加湿機構における水蒸気の吹出口の改良に
関する。
従来の技術 従来の温風機の構造は、第4図および第5図に示すよう
に、箱形の本体11内に温風を発生、送風する送風機構A
と水蒸気を発生させる加湿機構Bとが内蔵されている。
送風機構Aは送風機12下部に送風路13が接続され、この
送風路13内にはセラミックヒータなどを用いたヒータ部
14が配設され、送風路13末端の温風の吹出口15が本体11
の前面11a下部に形成されている。加湿機構Bは本体11
内の背面部に配置され、本体11の背面11cの一部を構成
する外板16と本体11内の区画壁17とで囲まれた部分は水
タンク設置部18となっており、この水タンク設置部18に
は水タンク19が出し入れ自在に配置されている。水タン
ク設置部18下部には水タンク載せ部20が設けられ、水タ
ンク載せ部20内には挿入棒21が上方に向かって突設され
ている。水タンク設置部18は水連通管22を介して垂直に
配設された蒸気発生パイプ23に接続され、蒸気発生パイ
プ23外面には内部の水面付近に対応してヒータ部24が装
着され、水蒸気の吹出口25が本体11の天面11bに配設さ
れている。天面11bには電源スイッチ26、切換スイッチ2
7が配設されている。
この温風機の使用方法は、外板16を開けて水を入れた水
タンク19を水タンク載せ部20にセットする。そうする
と、挿入棒21が水タンク19内に侵入して水タンク19下端
に設けた弁(図示せず)を押し開ける。これにより水が
水タンク載せ部20内から水連通管22、蒸気発生パイプ23
にまで流入し、蒸気発生パイプ23内の水位は水タンク19
下端のレベルにまで達する。つぎに、電源スイッチ26を
ONにした後、切換スイッチ27をスチーム温風モードに切
り換えて送風機構Aの送風機12、ヒータ部14および加湿
機構Bのヒータ部24に通電する。送風機12から送られた
風は送風路13に入りヒータ部14によって加温され、吹出
口15から吐出される。同時に、加湿機構Bにおいて、蒸
気発生パイプ23内の水はヒータ部24により加熱され、発
生した水蒸気は吹出口25から室内に流出する。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記温風機では、水蒸気の吹出口25が高
温の水蒸気によって加熱されて熱くなるとともに、人の
身体に触れやすい本体11の天面11bに設けられているた
め、火傷をするおそれがあるという欠点があった。
本考案は上記のような問題点に鑑みなされたものであっ
て、水蒸気の吹出口により火傷をすることのない構造を
有する温風機を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記した目的を達成するため本考案に係る温風機は、送
風機とヒータ部とを備えた送風機構と、水蒸気を発生さ
せる加湿機構とを備えた温風機において、前記加湿機構
における水蒸気の吹出口が、水槽に着脱自在に接続され
た蒸気連通管側に段部を形成する着脱自在のフード及び
接続部により構成され、前記フードが前記送風機構にお
ける送風路途中の風下側に開口し、該開口部の風上側に
前記ヒータ部が配設されていることを特徴としている。
作用 上記構成によれば、水蒸気の吹出口は水槽に着脱自在に
接続された蒸気連通管側に段部を形成する着脱自在のフ
ード及び接続部により構成され、前記フードが前記送風
機構における送風路途中の風下側に開口し、温風機外面
には露出していないので、この吹出口に人が直接触れる
ことがなくなる。また、吹出口より風下側は水蒸気によ
って加熱されるが、これらの部分は送風によって冷却さ
れるので、火傷するほど熱くなることはない。
実施例 以下、本考案にかかる温風機の実施例を図面に基づいて
説明する。なお、従来例と同一構造の部分については同
一の符号を付すこととする。
第1図および第2図において、箱形の本体11内に、温風
を発生、送風する送風機構Aと水蒸気を発生させる加湿
機構Bとが内蔵されている。
送風機構Aとしては、本体11の背面11cあるいは側面11d
に形成された吸気口(図示せず)が含まれており、本体
11内には送風機12が取り付けられ、この送風機12下部に
送風路13が接続され、この送風路13内にはセラミックヒ
ータなどのヒータ部14が配設されており、送風路13末端
に位置する吹出口15が本体11の前面11a下部に配設され
ている。
加湿機構Bは、本体11の背面部から下部にかけた部分に
配置されており、本体11の背面11c下部は本体11内の中
央部にまで延設され、この背面11cと外板31との間に水
タンク設置部18が形成されている。この水タンク設置部
18の下部には、下方の基台32から水タンク載せ部33が立
設されているとともに、この水タンク載せ部33内には挿
入棒21が上方に向かって突設されている。外板31は蝶番
34により開閉自在とされ、水タンク19を水タンク設置部
18内に自由に出し入れできるようになっている。水タン
ク19下端には弁35を備えたキャップ36が着脱自在に螺着
されており、この水タンク19は水連通管22を介して水槽
37に接続されている。この水槽37の上部には蓋38が螺
着、回動係止などの着脱機構により取り付けられてお
り、水槽37下面にはヒータ部24が設けられている。温風
の吹出口15近傍には水蒸気の吹出口39が取り付けられ、
この吹出口39と蓋38とが蒸気連通管40により接続されて
いる。水連通管22および蒸気連通管40にはゴム管などの
可撓管が用いられ、簡単に着脱することができるように
なっている。
水蒸気の吹出口39の上部には、第3図に示すように、吹
出口39内に温風機が侵入するのを防ぐフード41及び接続
壁42が蒸気連通管40側に段部を形成するように配設され
ており、このフード41は、温風の吹出口15に着脱自在に
配設された接続壁42に着脱自在に載置されている。ま
た、フード41は送風機構Aにおける送風路13途中の風下
側に開口しており、該開口部はヒータ部14よりも風下側
になるように配設されている。また、蒸気連通管40は接
続壁42の外側に着脱自在に接続されている。天面11bに
は電源スイッチ26、切換スイッチ27(第1図)が設けら
れている。
つぎに、上記温風機の使用方法について説明する。
外板31を開けて水を入れた水タンク19を水タンク載せ部
33にセットする。そうすると、挿入棒21が水タンク19の
キャップ36内に侵入し、弁35を押し開ける。これにより
水が水タンク載せ部33から水連通管22、水槽37にまで流
入し、水槽37内の水位は水タンク19下端のレベルにまで
達する。つぎに、電源スイッチ26をONにした後、切換ス
イッチ27をスチーム温風モードに切り換えて送風機構A
の送風機12、ヒータ部14および加湿機構Bのヒータ部24
に通電する。送風機12から送られた風は送風路13に入り
ヒータ部14によって加温され、吹出口15から吐出され
る。同時に、加湿機構Bにおいて、水槽37内の水はヒー
タ部24により加熱され、発生した水蒸気は蒸気連通管40
および水蒸気の吹出口39を通り送風路13内に入り、送風
により吹出口15から機外に流出される。
以上の構成からなる温風機は、水蒸気の吹出口39が、水
槽37に着脱自在に接続された蒸気連通管40側に段部を形
成する着脱自在のフード41及び接続壁42により構成さ
れ、フード41が前記送風機構Aにおける送風路13途中の
風下側に開口し、温風機外面には露出していないので、
この吹出口39に人が直接触れることがなくなるととも
に、水蒸気によって加熱される吹出口39よりも風下側部
分は送風によって冷却されるので、火傷するほど熱くな
ることはなくなるため、火傷をすることのない温風機を
提供することができる。
しかも、水蒸気の吹出口39が、水槽37に着脱自在に接続
された蒸気連通管40側に段部を形成する着脱自在のフー
ド41及び接続壁42により構成され、フード41が送風機構
Aにおける送風機13途中の風下側に開口していることに
より、水槽37で発生した水蒸気は送風路13内の送風によ
り吸引され、水蒸気の吐出を促進させることができる。
また本実施例では、温風自体を加湿することができるの
で、温風と水蒸気を別個に吐出する従来の温風機に比
べ、室内の調湿と暖房とをより均一に行なうことができ
る。
また蓋38は水槽37に着脱自在により取り付けられている
ので、外板31を開けて蓋38を取り外すことにより水槽37
を洗浄することができる。また水蒸気の吹出口39を形成
するフード41は温風の吹出口15に着脱自在に接続されて
いるとともに、水連通管22、蒸気連通管40も着脱自在に
構成されているので、これらの部分を機外に取り出して
洗浄することができる。このように加湿機構Bの各部分
は簡単に洗浄できる構造とされているので、水あか、ス
ケールなどを除去することができ、衛生的である。
また、フード41の開口部の風上側にヒータ部14が配設さ
れているので、送風機構Aを停止させてもフード41から
吐出された水蒸気がヒータ部14に直接触れることがな
く、ヒータ部14の湿気による故障等の不具合の発生を防
止することができる。
考案の効果 以上の説明により明らかなように、本考案にかかる温風
機にあっては、水蒸気の吹出口が、水槽に着脱自在に接
続された蒸気連通管側に段部を形成する着脱自在のフー
ド及び接続部により構成され、前記フードが前記送風機
構における送風路途中の風下側に開口し、温風機外面に
は露出していない。したがって、水蒸気の吹出口に人が
直接触れることがなくなるとともに、水蒸気によって加
熱される水蒸気の吹出口およびこれより送風路の下流側
部分は送風によって冷却されて火傷するほど熱くなるこ
とはないので、火傷をすることのない温風機を提供する
ことができる。また、水槽で発生した水蒸気は送風路内
の送風により吸引されるため、水蒸気の吐出を促進させ
ることができる。
また、本考案に係る温風機にあっては、温風自体を加湿
することができるので、温風と水蒸気を別個に吐出する
従来の温風機に比べ、室内の調湿と暖房とをより均一に
行うことができる。
また、フード及び接続部は蒸気連通管側に段部を形成す
るように構成されているので、スケール(水あか)など
をキャッチしやすいため、よりクリーンな水蒸気を吐出
することができる。
さらに、加湿機構の前記フード、接続部及び蒸気連通管
は簡単に洗浄できる構造とさせているので、スケール
(水あか)などを簡便に除去することができ、衛生面を
向上させることができる。
また、フードの開口部の風上側にヒータ部が配設されて
いるので、送風機構を停止させてもフードから吐出され
た水蒸気がヒータ部に直接触れることがなく、ヒータ部
の湿気による故障等の不具合の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる温風機の実施例を示す斜視図、
第2図は同温風機の断面図、第3図は水蒸気の吹出口の
取り付け構造を示す部分拡大断面図、第4図は従来例を
示す斜視図、第5図は従来例を示す断面図である。 A……送風機構、B……加湿機構、12……送風機、13…
…送風路、14……ヒータ部、39……水蒸気の吹出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機とヒータ部とを備えた送風機構と、
    水蒸気を発生させる加湿機構とを備えた温風機におい
    て、前記加湿機構における水蒸気の吹出口が、水槽に着
    脱自在に接続された蒸気連通管側に段部を形成する着脱
    自在のフード及び接続部により構成され、前記フードが
    前記送風機構における送風路途中の風下側に開口し、該
    開口部の風上側に前記ヒータ部が配設されていることを
    特徴とする温風機。
JP1989049418U 1989-04-26 1989-04-26 温風機 Expired - Lifetime JPH0718929Y2 (ja)

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JP1989049418U JPH0718929Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 温風機

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JPH02140261U JPH02140261U (ja) 1990-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025560Y2 (ja) * 1972-04-03 1975-07-31
JPS5482454U (ja) * 1977-11-24 1979-06-11

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JPH02140261U (ja) 1990-11-22

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