JPH0718887B2 - 液体取出し装置 - Google Patents
液体取出し装置Info
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- JPH0718887B2 JPH0718887B2 JP62253465A JP25346587A JPH0718887B2 JP H0718887 B2 JPH0718887 B2 JP H0718887B2 JP 62253465 A JP62253465 A JP 62253465A JP 25346587 A JP25346587 A JP 25346587A JP H0718887 B2 JPH0718887 B2 JP H0718887B2
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1079—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices with means for piercing stoppers or septums
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N2035/00465—Separating and mixing arrangements
- G01N2035/00524—Mixing by agitating sample carrier
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/02—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
- G01N35/04—Details of the conveyor system
- G01N2035/0401—Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
- G01N2035/0403—Sample carriers with closing or sealing means
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- G—PHYSICS
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- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
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- G01N35/04—Details of the conveyor system
- G01N2035/0439—Rotary sample carriers, i.e. carousels
- G01N2035/0441—Rotary sample carriers, i.e. carousels for samples
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- G—PHYSICS
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1004—Cleaning sample transfer devices
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボトルから液体を自動的に取出すための装
置、例えば血液サンプルを取出すためのチューブ封止部
挿通用アッセンブリに関する。
置、例えば血液サンプルを取出すためのチューブ封止部
挿通用アッセンブリに関する。
従来の技術及びその問題点 医療生物学的分析のための実験室においては、全体的血
液のサンプルから末梢部の血液（peripheral blood）を
表示するエレメントを自動的にカウントするためのコン
パクトな一体型装置が使用されている。この自動装置
は、白血球及び赤血球のようなパラメーターの数、ヘモ
グロビンの量などを自動的に測定する。このためには、
血液サンプルはサンプル収容チューブから測定装置の内
部へ移される必要がある。このため、ニードルがチュー
ブ内に挿入され、所望量の血液が吸引される。このニー
ドルは、その後次の測定の前に内面及び外面を慎重にリ
ンスされる必要がある。従来知られている自動装置とし
ては、吸引システムに接続された固定ニードルを備えた
ものがあり、使用者は血液収納ボトルをそのニードルの
下に置き、サンプル取出しサイクルを制御するようにし
て使用する。その後、ボトルを手操作により取外し、ニ
ードルをリンスする必要がある。
液のサンプルから末梢部の血液（peripheral blood）を
表示するエレメントを自動的にカウントするためのコン
パクトな一体型装置が使用されている。この自動装置
は、白血球及び赤血球のようなパラメーターの数、ヘモ
グロビンの量などを自動的に測定する。このためには、
血液サンプルはサンプル収容チューブから測定装置の内
部へ移される必要がある。このため、ニードルがチュー
ブ内に挿入され、所望量の血液が吸引される。このニー
ドルは、その後次の測定の前に内面及び外面を慎重にリ
ンスされる必要がある。従来知られている自動装置とし
ては、吸引システムに接続された固定ニードルを備えた
ものがあり、使用者は血液収納ボトルをそのニードルの
下に置き、サンプル取出しサイクルを制御するようにし
て使用する。その後、ボトルを手操作により取外し、ニ
ードルをリンスする必要がある。
これらの操作は、極めて慎重な配慮をもって行われねば
ならず、非常にデリケートであり、しかも常にオペレー
ターの存在を必要とし、又迅速性に欠ける。更に、サン
プルが取出されるボトル及びチューブは、開口部を上方
へ向けた通常の姿勢で取扱われるため、血液の最後の数
mlまでを吸上げるためにはニードルの先端部をボトルの
底部まで届くようにする必要がある。これは、ニードル
が長い範囲に亘って血液中に浸漬されることを意味し、
このためより完全なリンスが必要とされる。更に、ニー
ドルの先端をボトルの底部に当接しないように挿入する
ことは困難であり、ニードルの破損の恐れがある。この
ような状況の下に、迅速性があり前述の問題を解消し得
るより自動化されたサンプル取出しシステムが要請され
ていた。
ならず、非常にデリケートであり、しかも常にオペレー
ターの存在を必要とし、又迅速性に欠ける。更に、サン
プルが取出されるボトル及びチューブは、開口部を上方
へ向けた通常の姿勢で取扱われるため、血液の最後の数
mlまでを吸上げるためにはニードルの先端部をボトルの
底部まで届くようにする必要がある。これは、ニードル
が長い範囲に亘って血液中に浸漬されることを意味し、
このためより完全なリンスが必要とされる。更に、ニー
ドルの先端をボトルの底部に当接しないように挿入する
ことは困難であり、ニードルの破損の恐れがある。この
ような状況の下に、迅速性があり前述の問題を解消し得
るより自動化されたサンプル取出しシステムが要請され
ていた。
従って、チューブから血液を取出すに際し、自動的に取
扱われるニードルを使用することの必要性が認識されて
いた。この場合、チューブは、例れば横方向に移動しう
る支持台又は回転支持台により形成された収容用サンプ
ル内に収容された後、前記ニードルに対向する必要な位
置に至らしめられる。倒立せしめられたチューブから該
チューブの封止部を通るニードルにより液体を自動的に
取出すシステムも知られている。この場合、チューブの
封止部は、ニードルが引抜かれた後にシールを維持しう
るように可撓性に富む材料で形成されており、例えば欧
州特許公開第61317号及びフランス国特許公開第2514504
号の各明細書に記載されたような材料で形成されてい
る。従って、ニードルはその高さ方向の僅かな部分を血
液内に挿入するようにされねばならず、チューブ内に最
後の数mlの血液が残ることとなる。
扱われるニードルを使用することの必要性が認識されて
いた。この場合、チューブは、例れば横方向に移動しう
る支持台又は回転支持台により形成された収容用サンプ
ル内に収容された後、前記ニードルに対向する必要な位
置に至らしめられる。倒立せしめられたチューブから該
チューブの封止部を通るニードルにより液体を自動的に
取出すシステムも知られている。この場合、チューブの
封止部は、ニードルが引抜かれた後にシールを維持しう
るように可撓性に富む材料で形成されており、例えば欧
州特許公開第61317号及びフランス国特許公開第2514504
号の各明細書に記載されたような材料で形成されてい
る。従って、ニードルはその高さ方向の僅かな部分を血
液内に挿入するようにされねばならず、チューブ内に最
後の数mlの血液が残ることとなる。
このような操作が最も衛生的な状態で迅速に行われるの
を保障するために、チューブの封止部は自動的に挿通さ
れねばならず、また自動カウント装置と容易に協働する
装置により信頼性をもって挿通されねばならない。この
ような装置は自動カウント装置に対して補助的な装置と
なる。
を保障するために、チューブの封止部は自動的に挿通さ
れねばならず、また自動カウント装置と容易に協働する
装置により信頼性をもって挿通されねばならない。この
ような装置は自動カウント装置に対して補助的な装置と
なる。
前述の欧州特許公開第61317号明細書に記載のような公
知のシステムにおいては、サンプル取出し用ニードルを
支持する可動部材を制御するピストンロッドが、他のガ
イドと協働して該可動部材をガイドする役割をなし、加
えられる力は可動部材の中心には働かず片持梁のような
状態を生じる。即ち、中心を外れて作用する力を受けた
ニードルの移動は、前記可動部材に設けられる遊びによ
り妨害され、制止させられる恐れがある。更に、前述の
システムは複雑な形状の部材をかなりの数使用してお
り、アッセンブリの装着に支障を来たすような不当に広
いスペースを必要とし、コストの高騰を招く。
知のシステムにおいては、サンプル取出し用ニードルを
支持する可動部材を制御するピストンロッドが、他のガ
イドと協働して該可動部材をガイドする役割をなし、加
えられる力は可動部材の中心には働かず片持梁のような
状態を生じる。即ち、中心を外れて作用する力を受けた
ニードルの移動は、前記可動部材に設けられる遊びによ
り妨害され、制止させられる恐れがある。更に、前述の
システムは複雑な形状の部材をかなりの数使用してお
り、アッセンブリの装着に支障を来たすような不当に広
いスペースを必要とし、コストの高騰を招く。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決し、例え
ばチューブから血液を取出すというように、ボトルから
血液を自動的に取出すための封止部挿通用アッセンブリ
を提供することを目的とする。
ばチューブから血液を取出すというように、ボトルから
血液を自動的に取出すための封止部挿通用アッセンブリ
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記目的は、ボトルの封止部を挿通するサンプル取出し
用ニードルに対向する位置で倒立状態とされたボトルか
ら、自動的に液体を取出すための装置であって、複数の
ボトルを収容しその中の１本のボトルを封止部挿通用ア
ッセンブリに対し適正な位置に位置決めしうる可動サポ
ートを備えており、前記封止部挿通用アッセンブリは、
ベースフレームと、前記ベースフレームに固定された２
本のガイドコラムと、サンプル取出し用ニードルを中央
部で先端上向きに支持し、前記２本のガイドコラム上を
摺動する可動ブロックと、前記２本のコラムの上部を連
結するように固定されたスペーサーと、該スペーサーに
固定され前記ニードルをシールを伴って貫通させたリン
ス用容器とを備えており、該ガイドコラムの間において
前記ニードルが、水平方向に摺動する駆動シリンダの動
作に基いて垂直方向に移動するようにされていることを
特徴とする装置により達成される。
用ニードルに対向する位置で倒立状態とされたボトルか
ら、自動的に液体を取出すための装置であって、複数の
ボトルを収容しその中の１本のボトルを封止部挿通用ア
ッセンブリに対し適正な位置に位置決めしうる可動サポ
ートを備えており、前記封止部挿通用アッセンブリは、
ベースフレームと、前記ベースフレームに固定された２
本のガイドコラムと、サンプル取出し用ニードルを中央
部で先端上向きに支持し、前記２本のガイドコラム上を
摺動する可動ブロックと、前記２本のコラムの上部を連
結するように固定されたスペーサーと、該スペーサーに
固定され前記ニードルをシールを伴って貫通させたリン
ス用容器とを備えており、該ガイドコラムの間において
前記ニードルが、水平方向に摺動する駆動シリンダの動
作に基いて垂直方向に移動するようにされていることを
特徴とする装置により達成される。
本発明の好ましい実施態様によれば、実質上三角形状を
した少なくとも１つのベルクランクリンクが、駆動シリ
ンダのロッドの移動を可動ブロックに伝えるための部材
を形成しており、該部材は、ガイドコラムを支持するサ
ポートプレートに固定されたブラケット上に固着された
ピン上に回転可能に装着されている。ベルクランクリン
クの各々は、可動ブロックの側壁に形成された卵形凹所
内のベアリングにより形成されたスプールを介して可動
ブロックと協働する。従って、駆動シリンダの水平方向
の動きは、可動ブロックの垂直方向の移動に変換され
る。
した少なくとも１つのベルクランクリンクが、駆動シリ
ンダのロッドの移動を可動ブロックに伝えるための部材
を形成しており、該部材は、ガイドコラムを支持するサ
ポートプレートに固定されたブラケット上に固着された
ピン上に回転可能に装着されている。ベルクランクリン
クの各々は、可動ブロックの側壁に形成された卵形凹所
内のベアリングにより形成されたスプールを介して可動
ブロックと協働する。従って、駆動シリンダの水平方向
の動きは、可動ブロックの垂直方向の移動に変換され
る。
本発明に係る液体取出し装置は，封止部挿通用アッセン
ブリにおいて、ベースフレームに固定された２本のガイ
ドコラム上を摺動する可動ブロックを設け、該可動ブロ
ックにサンプル取出し用ニードルを先端上向きに支持し
ている。したがって、可動ブロックを上昇させることに
より、サンプル入りボトルを倒立状態としてその封止部
にニードルを挿入できる。したがって、ニードルは先端
部のみを封止部からボトル内に挿入することにより、サ
ンプルを最後まで確実に取り出すことができ、ボトルを
正立状態としてサンプル取出しを行った場合のような、
ニードルの広範囲にわたるリンスの必要性、ボトル底部
へのニードルの当接の危険性という難点を回避できる。
また、コラム上部のスペーサーにリンス用容器が固定さ
れており、該リンス用容器は、サンプル取出し用ニード
ルをシールを伴って貫通させている。したがって、ボト
ルへの挿入後にニードルを下降させニードル先端をリン
ス用容器ないまで戻せば、自動的にニードルの洗浄がで
きる。この洗浄は、ボトル倒立状態でのサンプル取り出
しにより、ニードル先端部のみの洗浄で十分であり、し
たがって、リンス用容器をガイドコラムの上部に設けて
いるにも拘わらず、封止部挿通用アッセンブリの寸法は
コンパクトになっている。さらに、サンプル取出し用ニ
ードルは、水平方向に摺動する駆動シリンダの動作に基
いて垂直方向に移動するようにされているので、封止部
挿通用アッセンブリの高さが低くなり、装置全体のコン
パクト化が図られている。この動作に関し、サンプル取
出し用ニードルは、前記２本のガイドコラム上を摺動す
る可動ブロックの中央部に支持されているので、封止部
への挿入時の負荷が可動ブロック及びガイドコラムにほ
ぼ均等に分配されることとなり、該ブロックの傾斜や片
持梁状態に伴う作動不良の発生が防止され、作動の信頼
性が高い。
ブリにおいて、ベースフレームに固定された２本のガイ
ドコラム上を摺動する可動ブロックを設け、該可動ブロ
ックにサンプル取出し用ニードルを先端上向きに支持し
ている。したがって、可動ブロックを上昇させることに
より、サンプル入りボトルを倒立状態としてその封止部
にニードルを挿入できる。したがって、ニードルは先端
部のみを封止部からボトル内に挿入することにより、サ
ンプルを最後まで確実に取り出すことができ、ボトルを
正立状態としてサンプル取出しを行った場合のような、
ニードルの広範囲にわたるリンスの必要性、ボトル底部
へのニードルの当接の危険性という難点を回避できる。
また、コラム上部のスペーサーにリンス用容器が固定さ
れており、該リンス用容器は、サンプル取出し用ニード
ルをシールを伴って貫通させている。したがって、ボト
ルへの挿入後にニードルを下降させニードル先端をリン
ス用容器ないまで戻せば、自動的にニードルの洗浄がで
きる。この洗浄は、ボトル倒立状態でのサンプル取り出
しにより、ニードル先端部のみの洗浄で十分であり、し
たがって、リンス用容器をガイドコラムの上部に設けて
いるにも拘わらず、封止部挿通用アッセンブリの寸法は
コンパクトになっている。さらに、サンプル取出し用ニ
ードルは、水平方向に摺動する駆動シリンダの動作に基
いて垂直方向に移動するようにされているので、封止部
挿通用アッセンブリの高さが低くなり、装置全体のコン
パクト化が図られている。この動作に関し、サンプル取
出し用ニードルは、前記２本のガイドコラム上を摺動す
る可動ブロックの中央部に支持されているので、封止部
への挿入時の負荷が可動ブロック及びガイドコラムにほ
ぼ均等に分配されることとなり、該ブロックの傾斜や片
持梁状態に伴う作動不良の発生が防止され、作動の信頼
性が高い。
実 施 例 以下、本発明の実施例を添附図面と共に説明する。
図示の自動的サンプル取出し装置は、チューブ又はボト
ル（２）からサンプルを取出すためのロータリーディス
ペンサー（１）を、フレームであるベース（４）上の貫
通アッセンブリ上に備えている。選ばれたチューブ
（２）は、図示の如く倒立状態で垂直に位置決めされ、
ストッパー（封止部）（３）は下側に位置している。ベ
ース（４）に固定されたサポートプレート（５）上に
は、ブラケット（９）及び垂直方向に延びる２本のガイ
ドコラム（６）が装着されている。ブラケット（９）に
は、水平方向に延びるピン（７）が備えられ、該ピンに
より、実質上三角形をなす２つのベルクランクリンク
（８）がブラケット（９）の両側に支持され、各々の頂
部は回動軸及び／又はヒンジピンを受入れている。これ
らのベルクランクリンク（８）は、駆動シリンダ（12）
により形成された駆動手段とサンプル取出し用ニードル
（21）との間における伝動のためのメンバーを構成して
いる。従って、シリンダーの水平方向の移動は可動ブロ
ックの垂直方向の移動に変換される。この機能を保証す
るために、各ベルクランクリンク（８）の上端部は、ニ
ューマチックシリンダ（12）のピストンまたは可動ロッ
ド（11）上のねじ止めされたベアリング（10）に対して
水平ピン（19）により結合されている。シリンダ（12）
は、可撓性パイプ（13）を通して流体の供給を受け、ベ
ース（４）に固定されたＵ字形支持具（14）により回動
可能に支持されている。各ベルクランクリンク（８）の
下端部は、ベアリング（15）を備え、該ベアリングは、
可動ブロック（17）の図における向こう側の壁に設けら
れた卵形凹所（16）と係合している。この可動ブロック
（17）は２本の垂直方向に延びる孔を備え、該孔を通し
て可動ブロック（17）はガイドコラム（６）上に支持さ
れており、該コラムに沿う摺動を容易にするために可動
ブロック（17）にはボールガイド（18）が備えられてい
る。可動ブロック（17）は中央部に空所（28）を備え、
該空所内にはサンプル取出し用ニードル（21）のための
ストップ（20）の下端が挿入されており、ストップ（2
0）はニードル（21）にろう付けされている。空所（2
8）には、該空所から下方へ延び可動ブロック（17）の
下面に開くように壁（32）により形成された孔が続いて
いる。ストップ（20）の上方に固定されたニードル固定
用スリーブ（22）は、可動ブロック（17）を通って延び
るねじ（30）により位置決め固定されている。ニードル
（21）の下端は空所（28）の底部を通り過ぎて壁（32）
により囲まれた貫通孔内に延び、可撓性パイプ（31）に
接続されている。該パイプ（31）はブロック（17）の下
端部から延び、取出されたサンプル流体を移動させる。
ル（２）からサンプルを取出すためのロータリーディス
ペンサー（１）を、フレームであるベース（４）上の貫
通アッセンブリ上に備えている。選ばれたチューブ
（２）は、図示の如く倒立状態で垂直に位置決めされ、
ストッパー（封止部）（３）は下側に位置している。ベ
ース（４）に固定されたサポートプレート（５）上に
は、ブラケット（９）及び垂直方向に延びる２本のガイ
ドコラム（６）が装着されている。ブラケット（９）に
は、水平方向に延びるピン（７）が備えられ、該ピンに
より、実質上三角形をなす２つのベルクランクリンク
（８）がブラケット（９）の両側に支持され、各々の頂
部は回動軸及び／又はヒンジピンを受入れている。これ
らのベルクランクリンク（８）は、駆動シリンダ（12）
により形成された駆動手段とサンプル取出し用ニードル
（21）との間における伝動のためのメンバーを構成して
いる。従って、シリンダーの水平方向の移動は可動ブロ
ックの垂直方向の移動に変換される。この機能を保証す
るために、各ベルクランクリンク（８）の上端部は、ニ
ューマチックシリンダ（12）のピストンまたは可動ロッ
ド（11）上のねじ止めされたベアリング（10）に対して
水平ピン（19）により結合されている。シリンダ（12）
は、可撓性パイプ（13）を通して流体の供給を受け、ベ
ース（４）に固定されたＵ字形支持具（14）により回動
可能に支持されている。各ベルクランクリンク（８）の
下端部は、ベアリング（15）を備え、該ベアリングは、
可動ブロック（17）の図における向こう側の壁に設けら
れた卵形凹所（16）と係合している。この可動ブロック
（17）は２本の垂直方向に延びる孔を備え、該孔を通し
て可動ブロック（17）はガイドコラム（６）上に支持さ
れており、該コラムに沿う摺動を容易にするために可動
ブロック（17）にはボールガイド（18）が備えられてい
る。可動ブロック（17）は中央部に空所（28）を備え、
該空所内にはサンプル取出し用ニードル（21）のための
ストップ（20）の下端が挿入されており、ストップ（2
0）はニードル（21）にろう付けされている。空所（2
8）には、該空所から下方へ延び可動ブロック（17）の
下面に開くように壁（32）により形成された孔が続いて
いる。ストップ（20）の上方に固定されたニードル固定
用スリーブ（22）は、可動ブロック（17）を通って延び
るねじ（30）により位置決め固定されている。ニードル
（21）の下端は空所（28）の底部を通り過ぎて壁（32）
により囲まれた貫通孔内に延び、可撓性パイプ（31）に
接続されている。該パイプ（31）はブロック（17）の下
端部から延び、取出されたサンプル流体を移動させる。
ガイドコラム（６）の上端部は固定されたスペーサー
（23）に固着され、該スペーサーは矩形プレートであり
中央部にオリフィス（24）が設けられている。オリフィ
ス（24）は、サンプル取出し用ニードルのガイド部材
（25）の中央部に臨むように上方に開いている。ガイド
部材（25）は、スペーサー（23）の上部に保持されてい
る。リンス用容器（26）は、その下部のオリフィスが前
述のオリフィス（24）に対応する位置とされており、ス
ペーサー（23）の上方に固定され、サンプル取出し用ニ
ードル（21）がシールを伴って該容器（26）を横切って
いる。
（23）に固着され、該スペーサーは矩形プレートであり
中央部にオリフィス（24）が設けられている。オリフィ
ス（24）は、サンプル取出し用ニードルのガイド部材
（25）の中央部に臨むように上方に開いている。ガイド
部材（25）は、スペーサー（23）の上部に保持されてい
る。リンス用容器（26）は、その下部のオリフィスが前
述のオリフィス（24）に対応する位置とされており、ス
ペーサー（23）の上方に固定され、サンプル取出し用ニ
ードル（21）がシールを伴って該容器（26）を横切って
いる。
容器（26）は、供給及びドレーン用パイプ（27）が設け
られている側に備えられている。
られている側に備えられている。
サンプル取出し操作の際には、ロータリーディスペンサ
ーにより支持されたチューブの１つがオペレーターによ
り選択され、該オペレーターは、例えばそのチューブの
参照番号をインデックス用キーボードにセットする。デ
ィスペンサーは、第１図に示す位置に到達するまでチュ
ーブを回転させる。この回転の間、ニューマチックシリ
ンダー（12）のロッド（11）は長手方向に押出され、可
動ブロック（17）はサポートプレート（５）上に接して
非作動状態にある。ニードル（21）の上端はリンス用容
器（26）の高さに位置する。チューブ（２）が垂直な姿
勢を取る位置で固定されると、第４図に示すように挿通
アッセンブリが自動的に作動せしめられ、シリンダー
（12）のロッド（11）が引込まれ、ベアリング（10）を
介してベルクランクリンク（８）はピン（７）の回りに
回動せしめられる。このベルクランクリンク（８）は、
凹所（16）と協働するベアリング（15）を介して可動ブ
ロック（17）をスペーサー（23）への接近位置まで上昇
させる。この上昇の間、ベアリング（15）は、ベルクラ
ンクリンク（８）の端部の自由な動きに基いて、凹所
（16）内でコラム（６）を横切るように移動する。可動
ブロック（17）はガイドコラム（６）に沿って摺動し、
この摺動はボールガイド（18）により容易にされてい
る。
ーにより支持されたチューブの１つがオペレーターによ
り選択され、該オペレーターは、例えばそのチューブの
参照番号をインデックス用キーボードにセットする。デ
ィスペンサーは、第１図に示す位置に到達するまでチュ
ーブを回転させる。この回転の間、ニューマチックシリ
ンダー（12）のロッド（11）は長手方向に押出され、可
動ブロック（17）はサポートプレート（５）上に接して
非作動状態にある。ニードル（21）の上端はリンス用容
器（26）の高さに位置する。チューブ（２）が垂直な姿
勢を取る位置で固定されると、第４図に示すように挿通
アッセンブリが自動的に作動せしめられ、シリンダー
（12）のロッド（11）が引込まれ、ベアリング（10）を
介してベルクランクリンク（８）はピン（７）の回りに
回動せしめられる。このベルクランクリンク（８）は、
凹所（16）と協働するベアリング（15）を介して可動ブ
ロック（17）をスペーサー（23）への接近位置まで上昇
させる。この上昇の間、ベアリング（15）は、ベルクラ
ンクリンク（８）の端部の自由な動きに基いて、凹所
（16）内でコラム（６）を横切るように移動する。可動
ブロック（17）はガイドコラム（６）に沿って摺動し、
この摺動はボールガイド（18）により容易にされてい
る。
可動ブロック（17）を上昇させる力の作用点は該可動ブ
ロックの中央部に位置しており、片持梁の状態や横方向
の力は生じず、従ってブロック（17）は、動きを制止さ
れる虞れを伴うことなくガイドコラム上を容易に摺動し
うる。
ロックの中央部に位置しており、片持梁の状態や横方向
の力は生じず、従ってブロック（17）は、動きを制止さ
れる虞れを伴うことなくガイドコラム上を容易に摺動し
うる。
可動ブロック（17）に固定されたニードル（21）もオリ
フィス（24）及びガイド（25）を通って上昇する。該ニ
ードルはストッパー（３）を挿通し、サンプルチューブ
（２）内に到達したその端部は該ニードル及び可撓性パ
イプ（31）を通って血液のサンプルが移動して取出され
るようにする。その後、挿通アッセンブリは最初の位置
に戻る。ニードル（21）の上端は、パイプ（27）を通し
てリンス用液体が供給された容器（26）内でリンスされ
る。
フィス（24）及びガイド（25）を通って上昇する。該ニ
ードルはストッパー（３）を挿通し、サンプルチューブ
（２）内に到達したその端部は該ニードル及び可撓性パ
イプ（31）を通って血液のサンプルが移動して取出され
るようにする。その後、挿通アッセンブリは最初の位置
に戻る。ニードル（21）の上端は、パイプ（27）を通し
てリンス用液体が供給された容器（26）内でリンスされ
る。
以上説明した装置は全体的に小型化されており、装置の
総高さの増大やサンプル保持手段の後面における邪魔を
生じず、しかも製造及び装着が容易な数個の部品を必要
とするのみであり製造コストが低廉となる。前述の一連
の動作は自動的に且つ迅速に行われ、連続的に送られる
サンプルを円滑に取出すことができる。サンプル取出し
の間に、減少した体積を補いチューブ内での減圧を避け
るために、大気への流通も保たれる。
総高さの増大やサンプル保持手段の後面における邪魔を
生じず、しかも製造及び装着が容易な数個の部品を必要
とするのみであり製造コストが低廉となる。前述の一連
の動作は自動的に且つ迅速に行われ、連続的に送られる
サンプルを円滑に取出すことができる。サンプル取出し
の間に、減少した体積を補いチューブ内での減圧を避け
るために、大気への流通も保たれる。
図は本発明の実施例を示すもので、第１図は装置の正面
図、第２図は第１図のII−II線に沿う断面図、第３図は
第１図のIII−III線に沿う断面図、第４図は第１図に示
す装置の作動状態を示す正面図、第５図は第１図のＶ−
Ｖ線に沿う断面図である。 （１）……ロータリーディスペンサー （２）……ボトル （３）……ストッパー（封止部） （４）……ベース （５）……サポートプレート （６）……ガイドコラム （７）……ピン （８）……ベルクランクリンク （９）……ブラケット （10）……ベアリング （11）……ロッド （12）……ニューマチックシリンダー （13）……可撓性パイプ （15）……ベアリング （16）……卵形凹所 （17）……可動ブロック （21）……サンプル取出し用ニードル （22）……ニードル固定用スリーブ （31）……可撓性パイプ （23）……スペーサー （24）……オリフィス （26）……リンス用容器 （27）……供給及びドレーン用パイプ
図、第２図は第１図のII−II線に沿う断面図、第３図は
第１図のIII−III線に沿う断面図、第４図は第１図に示
す装置の作動状態を示す正面図、第５図は第１図のＶ−
Ｖ線に沿う断面図である。 （１）……ロータリーディスペンサー （２）……ボトル （３）……ストッパー（封止部） （４）……ベース （５）……サポートプレート （６）……ガイドコラム （７）……ピン （８）……ベルクランクリンク （９）……ブラケット （10）……ベアリング （11）……ロッド （12）……ニューマチックシリンダー （13）……可撓性パイプ （15）……ベアリング （16）……卵形凹所 （17）……可動ブロック （21）……サンプル取出し用ニードル （22）……ニードル固定用スリーブ （31）……可撓性パイプ （23）……スペーサー （24）……オリフィス （26）……リンス用容器 （27）……供給及びドレーン用パイプ
Claims (10)
- 【請求項１】ボトルの封止部を挿通するサンプル取出し
用ニードルに対向する位置で倒立状態とされたボトルか
ら、自動的に液体を取出すための装置であって、複数の
ボトルを収容しその中の１本のボトルを封止部挿通用ア
ッセンブリに対し適正な位置に位置決めしうる可動サポ
ートを備えており、前記封止部挿通用アッセンブリは、
ベースフレームと、前記ベースフレームに固定された２
本のガイドコラムと、サンプル取出し用ニードルを中央
部で先端上向きに支持し、前記２本のガイドコラム上を
摺動する可動ブロックと、前記２本のコラムの上部を連
結するように固定されたスペーサーと、該スペーサーに
固定され前記ニードルをシールを伴って貫通させたリン
ス用容器とを備えており、該ガイドコラムの間において
前記ニードルが、水平方向に摺動する駆動シリンダの動
作に基いて垂直方向に移動するようにされていることを
特徴とする装置。 - 【請求項２】前記可動ブロックが中央部に空所を有し、
該空所内には前記サンプル取出し用ニードルの支持部の
下端が位置し、該空所には前記可動ブロックの下端に開
く孔が通じていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の装置。 - 【請求項３】前記空所の底部に前記ニードルに一体的に
固定された位置決め用ストップが配置され、該ストップ
の上方にはニードル固定用スリーブが設けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。 - 【請求項４】前記シリンダーの水平方向への動作を前記
可動ブロックの垂直方向への移動に変換するための少な
くとも１個のベルクランクリンクが備えられ、該リンク
は固定されたピンの上に回動可能に装着されていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。 - 【請求項５】前記ベルクランクリンクが実質上三角形状
を有し、その頂部は回動及び／又はヒンジのためのピン
を受け入れていることを特徴とする特許請求の範囲第４
項に記載の装置。 - 【請求項６】前記固定されたピンが、前記ガイドコラム
を支持するサポートプレートに固定されたブラケット上
に装着されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項又は第４項に記載の装置。 - 【請求項７】前記ベルクランクリンクの各々が、前記可
動ブロックの側壁に設けられた卵形凹所内で支持に基い
て前記可動ブロックと協働することを特徴とする特許請
求の範囲第４項又は第５項に記載の装置。 - 【請求項８】前記ベルクランクリンクの各々が、前記駆
動シリンダーの摺動ロッド上にねじ止めされたベアリン
グに結合されている特許請求の範囲第４項又は第５項に
記載の装置。 - 【請求項９】前記リンス用容器が下部にオリフィスを備
え、該オリフィスは、前記サンプル取出し用ニードルを
通すために前記スペーサーに設けられたオリフィスと対
応する位置に設けられている特許請求の範囲第１項に記
載の装置。 - 【請求項１０】前記リンス用容器が、前記サンプル取出
し用ニードルのためのガイド部材の上方において前記ス
ペーサーに固定されている特許請求の範囲第１項に記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8613875A FR2604789B1 (fr) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | Dispositif de prelevement automatique de liquide dans un flacon |
| FR8613875 | 1986-10-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63120258A JPS63120258A (ja) | 1988-05-24 |
| JPH0718887B2 true JPH0718887B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=9339568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62253465A Expired - Lifetime JPH0718887B2 (ja) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | 液体取出し装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4928539A (ja) |
| EP (1) | EP0263753B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0718887B2 (ja) |
| DE (1) | DE3767958D1 (ja) |
| ES (1) | ES2022913B3 (ja) |
| FR (1) | FR2604789B1 (ja) |
Families Citing this family (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2972367B2 (ja) * | 1991-03-20 | 1999-11-08 | 株式会社日立製作所 | 細胞分析装置 |
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- 1986-10-06 FR FR8613875A patent/FR2604789B1/fr not_active Expired
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1987
- 1987-10-05 EP EP87402200A patent/EP0263753B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-05 ES ES87402200T patent/ES2022913B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-05 DE DE8787402200T patent/DE3767958D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-05 US US07/104,101 patent/US4928539A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-06 JP JP62253465A patent/JPH0718887B2/ja not_active Expired - Lifetime
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