JPH071873A - 印刷用紙,印刷物の製造方法 - Google Patents
印刷用紙,印刷物の製造方法Info
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- JPH071873A JPH071873A JP5167268A JP16726893A JPH071873A JP H071873 A JPH071873 A JP H071873A JP 5167268 A JP5167268 A JP 5167268A JP 16726893 A JP16726893 A JP 16726893A JP H071873 A JPH071873 A JP H071873A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、いわゆるパソコン,ワ−プロで
名刺や葉書等小型の印刷物を連続態として1枚の紙面に
印刷してしまい。印刷後は切断機を必要とせずに分離す
ることができる印刷用紙,印刷物の製造方法を提供する
ことを目的としている。 【構成】 CRT上に表現する印刷内容のプラン2種と
プランに合わせて独立印刷物1の輪郭部に相当する部分
の区画線に合わせてマイクロホ−ルライン刃の刃組工程
と、特定の用紙にマイクロホ−ルライン刃による区画線
部分に対するマイクロホ−ルライン8を形成して印刷用
紙7を作る工程と、CRT上に独立印刷個体1の内容を
普通に表示する工程と、普通に表示された独立印刷個体
1の内容を文字の大きさ変換等により成態化する工程
と、成態の単体を複数連続態11に変換する工程と、複
数連結態11を印刷用紙7に印刷する工程との結合から
成る印刷物の製造方法。
名刺や葉書等小型の印刷物を連続態として1枚の紙面に
印刷してしまい。印刷後は切断機を必要とせずに分離す
ることができる印刷用紙,印刷物の製造方法を提供する
ことを目的としている。 【構成】 CRT上に表現する印刷内容のプラン2種と
プランに合わせて独立印刷物1の輪郭部に相当する部分
の区画線に合わせてマイクロホ−ルライン刃の刃組工程
と、特定の用紙にマイクロホ−ルライン刃による区画線
部分に対するマイクロホ−ルライン8を形成して印刷用
紙7を作る工程と、CRT上に独立印刷個体1の内容を
普通に表示する工程と、普通に表示された独立印刷個体
1の内容を文字の大きさ変換等により成態化する工程
と、成態の単体を複数連続態11に変換する工程と、複
数連結態11を印刷用紙7に印刷する工程との結合から
成る印刷物の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は印刷用紙,印刷物の製
造方法に係り、特にパ−ソナルコンピュ−タ或いはワ−
ドプロセッサを利用して独立した印刷個体の成態を1枚
の紙に複数連続させて一度に印刷し、かつ裁断工程が不
用な印刷物の製造方法、並びにその印刷に使用する印刷
用紙の製造方法に関する。
造方法に係り、特にパ−ソナルコンピュ−タ或いはワ−
ドプロセッサを利用して独立した印刷個体の成態を1枚
の紙に複数連続させて一度に印刷し、かつ裁断工程が不
用な印刷物の製造方法、並びにその印刷に使用する印刷
用紙の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば名刺や葉書等の独立した印
刷個体の成態を印刷する場合、活字を拾って活字組を
し、活版印刷機で1枚1枚印刷をしていた。またパ−ソ
ナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサにおいて葉書印刷
をする場合も、印刷は1枚1枚の印刷となり、また文字
の大きさも多様性がなく特定されるものであった。
刷個体の成態を印刷する場合、活字を拾って活字組を
し、活版印刷機で1枚1枚印刷をしていた。またパ−ソ
ナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサにおいて葉書印刷
をする場合も、印刷は1枚1枚の印刷となり、また文字
の大きさも多様性がなく特定されるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、パ−ソナルコン
ピュ−タやワ−ドプロセッサによって、例えば名刺を一
枚の紙に数片1度に印刷しようとすれば、印刷したあと
で名刺の大きさに裁断しなければならない。同じ名刺で
も女性用であれば、コ−ナ−を面とりして丸みをつけな
ければならないが、そのような裁断機をわざわざ購入す
るのでは大変であり、かつハサミでの裁断では手間がか
かるのみならず不揃となり美観上での問題もある。さら
に、名刺では大きな文字と、住所,電話等の小文字が必
要であるがパ−ソナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサ
では小文字の大きさに限界があり、文字数が多い住所は
入りきれないという問題がある。この発明はそれらの実
情に鑑みて、ワ−ドプロセッサやパ−ソナルコンピュ−
タの文字を自由に縮小,拡大することができ、かつ独立
印刷個体の態様を特定の大きさ範囲内に複数表示構成し
て印刷できるソフトを開発し、例えばA4版の用紙に名
刺を10単位印刷することができ、印刷後、各単位ごと
の境界を裁断工程が必要のない印刷物の製造方法並びに
印刷用紙の製造方法を提供することを目的として開発さ
れたものである。
ピュ−タやワ−ドプロセッサによって、例えば名刺を一
枚の紙に数片1度に印刷しようとすれば、印刷したあと
で名刺の大きさに裁断しなければならない。同じ名刺で
も女性用であれば、コ−ナ−を面とりして丸みをつけな
ければならないが、そのような裁断機をわざわざ購入す
るのでは大変であり、かつハサミでの裁断では手間がか
かるのみならず不揃となり美観上での問題もある。さら
に、名刺では大きな文字と、住所,電話等の小文字が必
要であるがパ−ソナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサ
では小文字の大きさに限界があり、文字数が多い住所は
入りきれないという問題がある。この発明はそれらの実
情に鑑みて、ワ−ドプロセッサやパ−ソナルコンピュ−
タの文字を自由に縮小,拡大することができ、かつ独立
印刷個体の態様を特定の大きさ範囲内に複数表示構成し
て印刷できるソフトを開発し、例えばA4版の用紙に名
刺を10単位印刷することができ、印刷後、各単位ごと
の境界を裁断工程が必要のない印刷物の製造方法並びに
印刷用紙の製造方法を提供することを目的として開発さ
れたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。
【0005】すなわち、特定された独立印刷個体(例え
ば名刺、葉書等)を特定の印刷用紙(例えばA4版)に
複数(例えば10単位)連続配列表現するプラン工程
と、該プラン工程による割付連続態を構成する各独立印
刷個体の輪郭部分の寸法に合わせてマイクロホ−ルライ
ン刃を枠組みする成刃工程と、成刃を使用して特定用紙
にプラン表現に合った寸法でマイクロホ−ルライン枠を
形成して印刷用紙を作る工程と、CRT鍵盤操作によっ
てCRTに独立印刷個体の文画を通常(例えば9ポイン
ト活字で)に表現する工程と、特定ソフトを利用し、C
RTに表示された通常文画を部分的に制御し、プランに
合う大きさ(例えば氏名と住所の文字の大きさを変化さ
せる)に特定して成態化(名刺の態様に)する工程と、
成態化した独立印刷個体をプランに合う複数連続配列に
指令制御でCRT上に連続態(10枚一連として)にレ
イアウトする工程と、プリンタに前記印刷用紙をセット
してレイアウト成態を印刷する工程の結合から成る印刷
物の製造方法、から成る。
ば名刺、葉書等)を特定の印刷用紙(例えばA4版)に
複数(例えば10単位)連続配列表現するプラン工程
と、該プラン工程による割付連続態を構成する各独立印
刷個体の輪郭部分の寸法に合わせてマイクロホ−ルライ
ン刃を枠組みする成刃工程と、成刃を使用して特定用紙
にプラン表現に合った寸法でマイクロホ−ルライン枠を
形成して印刷用紙を作る工程と、CRT鍵盤操作によっ
てCRTに独立印刷個体の文画を通常(例えば9ポイン
ト活字で)に表現する工程と、特定ソフトを利用し、C
RTに表示された通常文画を部分的に制御し、プランに
合う大きさ(例えば氏名と住所の文字の大きさを変化さ
せる)に特定して成態化(名刺の態様に)する工程と、
成態化した独立印刷個体をプランに合う複数連続配列に
指令制御でCRT上に連続態(10枚一連として)にレ
イアウトする工程と、プリンタに前記印刷用紙をセット
してレイアウト成態を印刷する工程の結合から成る印刷
物の製造方法、から成る。
【0006】
【作用】上記のように構成されたこの発明は次のような
作用を有している。
作用を有している。
【0007】まず、印刷しあがった状態は、例えばA4
版の用紙に例えば名刺が縦5列横2列合計10単位の複
数が連続態として表現されている。しかし名刺の大きさ
は縦約9センチ、横約5.5センチであるし、A4版は
縦約29.7センチ、横約21.1センチであるから名
刺を10枚並べても余白が生じる。従って、プラン工程
において、まず独立印刷個体を名刺と特定した上で、用
紙のサイズ(A版かB版か)を特定し、どのサイズに名
刺をどう配列するかのプランを立てる。次にこのプラン
に従えば、各独立印刷個体(例えば名刺)を10枚並べ
た境界(個体の輪郭)が判明するので、マイクロホ−ル
ライン刃を個体の輪郭部に合うように並べて枠組みをす
る。しかる後に、この成刃を使用してA4の用紙にマイ
クロホ−ルライン枠を形成すると、A4の紙面に名刺の
輪郭の大きさの区画が10個、マイクロホ−ルラインで
区画形成される。該マイクロホ−ルラインは1センチ間
当たり30個の短線状のホ−ルが連続形成されるもの
で、印刷作業等においては全く支障がないが、マイクロ
ホ−ルラインに沿って折曲を繰り返して行えば切断する
ことができる。次に、コンピュ−タのCRT鍵盤を操作
して、CRTに独立印刷個体(名刺)の氏名、肩書、住
所、電話番号等を入力して通常の文字で表示する。次に
この目的のために開発されたソフトを利用して、氏名、
肩書、住所、電話番号等の個々を部分的に特定して、大
きさ、字形、間隔等を制御変化させて独立印刷個体の特
定態様に成態化する。次に該成態を例えばA4用紙の範
囲に縦方向に5、横方向に2になるようその他の指定数
値デ−タを入力してプランに合わせたレイアウトをする
と、独立印刷個体(名刺)の成態がCRT面のA4範囲
にプランどおり10個の連続態として複写される。そこ
で、プリンタに前記印刷用紙を供給して印刷をすると、
プランどおりにA4の用紙に独立印刷個体(名刺)の成
態が各マイクロホ−ルラインの枠の中に正確に印刷され
て複数連続態として形成される。従って、これを10枚
印刷すると、名刺100枚分が印刷されることになる。
印刷終了後はそのまま包装,搬送することができ、ま
た、マイクロホ−ルラインに沿って折曲を繰り返せば名
刺の大きさに切り離すことができる。
版の用紙に例えば名刺が縦5列横2列合計10単位の複
数が連続態として表現されている。しかし名刺の大きさ
は縦約9センチ、横約5.5センチであるし、A4版は
縦約29.7センチ、横約21.1センチであるから名
刺を10枚並べても余白が生じる。従って、プラン工程
において、まず独立印刷個体を名刺と特定した上で、用
紙のサイズ(A版かB版か)を特定し、どのサイズに名
刺をどう配列するかのプランを立てる。次にこのプラン
に従えば、各独立印刷個体(例えば名刺)を10枚並べ
た境界(個体の輪郭)が判明するので、マイクロホ−ル
ライン刃を個体の輪郭部に合うように並べて枠組みをす
る。しかる後に、この成刃を使用してA4の用紙にマイ
クロホ−ルライン枠を形成すると、A4の紙面に名刺の
輪郭の大きさの区画が10個、マイクロホ−ルラインで
区画形成される。該マイクロホ−ルラインは1センチ間
当たり30個の短線状のホ−ルが連続形成されるもの
で、印刷作業等においては全く支障がないが、マイクロ
ホ−ルラインに沿って折曲を繰り返して行えば切断する
ことができる。次に、コンピュ−タのCRT鍵盤を操作
して、CRTに独立印刷個体(名刺)の氏名、肩書、住
所、電話番号等を入力して通常の文字で表示する。次に
この目的のために開発されたソフトを利用して、氏名、
肩書、住所、電話番号等の個々を部分的に特定して、大
きさ、字形、間隔等を制御変化させて独立印刷個体の特
定態様に成態化する。次に該成態を例えばA4用紙の範
囲に縦方向に5、横方向に2になるようその他の指定数
値デ−タを入力してプランに合わせたレイアウトをする
と、独立印刷個体(名刺)の成態がCRT面のA4範囲
にプランどおり10個の連続態として複写される。そこ
で、プリンタに前記印刷用紙を供給して印刷をすると、
プランどおりにA4の用紙に独立印刷個体(名刺)の成
態が各マイクロホ−ルラインの枠の中に正確に印刷され
て複数連続態として形成される。従って、これを10枚
印刷すると、名刺100枚分が印刷されることになる。
印刷終了後はそのまま包装,搬送することができ、ま
た、マイクロホ−ルラインに沿って折曲を繰り返せば名
刺の大きさに切り離すことができる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はプランレイアウトの平面図である。独立印刷
個体1を名刺として特定した。また用紙2はA4版と特
定した。従って、用紙2の縦において名刺1を5列並べ
るプランとしては、用紙2の前後に約11ミリの余白2
A.2Bを設定し、また用紙2の左右に名刺1を2列並
べるプランとしては用紙2の左右にそれぞれ約14ミリ
の余白2C.2Dが設定される。しかして、名刺1を縦
5、横2の合計10単位並列した状態を想定し、その輪
郭部に区画線3.3…を仮定した。これによってプラン
工程が完了する。
る。図1はプランレイアウトの平面図である。独立印刷
個体1を名刺として特定した。また用紙2はA4版と特
定した。従って、用紙2の縦において名刺1を5列並べ
るプランとしては、用紙2の前後に約11ミリの余白2
A.2Bを設定し、また用紙2の左右に名刺1を2列並
べるプランとしては用紙2の左右にそれぞれ約14ミリ
の余白2C.2Dが設定される。しかして、名刺1を縦
5、横2の合計10単位並列した状態を想定し、その輪
郭部に区画線3.3…を仮定した。これによってプラン
工程が完了する。
【0009】次に、用紙6の上に前記マイクロホ−ルラ
イン刃5の枠組成刃を化されて加圧して印刷用紙7を形
成する。該印刷用紙7には、前記プラン工程における名
刺1の輪郭部に相当する区画線3.3…部分に、前後左
右の余白2A〜2Dをあけてマイクロホ−ルライン8.
8…が形成されている。該マイクロホ−ルライン8は図
4に例示するように、1ミリの間に3つの短線状孔が連
続的に形成され、その幅も0.05ミリという細かいも
のであるため、視覚的、或いは手触りにおいて全く違和
感がなく、印刷に供しても通常の用紙と何ら変わるとこ
ろがなく、機械送り等の面でトラブルが生じない。しか
してマイクロホ−ルライン8に沿って繰り返して折り曲
げると、その部分から切断することができる。
イン刃5の枠組成刃を化されて加圧して印刷用紙7を形
成する。該印刷用紙7には、前記プラン工程における名
刺1の輪郭部に相当する区画線3.3…部分に、前後左
右の余白2A〜2Dをあけてマイクロホ−ルライン8.
8…が形成されている。該マイクロホ−ルライン8は図
4に例示するように、1ミリの間に3つの短線状孔が連
続的に形成され、その幅も0.05ミリという細かいも
のであるため、視覚的、或いは手触りにおいて全く違和
感がなく、印刷に供しても通常の用紙と何ら変わるとこ
ろがなく、機械送り等の面でトラブルが生じない。しか
してマイクロホ−ルライン8に沿って繰り返して折り曲
げると、その部分から切断することができる。
【0010】次に、コンピュ−タ或いはワ−ドプロセッ
サのCRT鍵盤を操作してCRT9に独立印刷個体(こ
の場合名刺)1の成態(名刺としての態様)用の文画1
0を図5に例示するように通常(例えば9ポイント横
組)に表示する。次に特定ソフトの利用によって、社名
10A、肩書10B、氏名10C、住所10D、電話番
号10E、その他10Fをそれぞれカ−ソルで特定し文
字の大きさ、字間隔等を特定する。次にプラン工程によ
るプランに合うように縦5、横2の数値、名刺組、字頭
の方向、複写範囲等の指定をして実行指令入力をすると
図6に例示するようにCRTに独立印刷個体(名刺)1
の連続態11が表示される。
サのCRT鍵盤を操作してCRT9に独立印刷個体(こ
の場合名刺)1の成態(名刺としての態様)用の文画1
0を図5に例示するように通常(例えば9ポイント横
組)に表示する。次に特定ソフトの利用によって、社名
10A、肩書10B、氏名10C、住所10D、電話番
号10E、その他10Fをそれぞれカ−ソルで特定し文
字の大きさ、字間隔等を特定する。次にプラン工程によ
るプランに合うように縦5、横2の数値、名刺組、字頭
の方向、複写範囲等の指定をして実行指令入力をすると
図6に例示するようにCRTに独立印刷個体(名刺)1
の連続態11が表示される。
【0011】以上の工程の後、プリンタに前記印刷用紙
7を供給し、CRT9に表示されている名刺1の連続態
11を印刷すると図7に示すように印刷物12が印刷さ
れる。これを10枚印刷すれば、名刺100枚分に相当
する。すなわちソフトさえあればパ−ソナルコンピュ−
タ,ワ−ドプロセッサで簡単に名刺を印刷することがで
き、印刷後は、そのままA4の大きさの封筒で郵送する
こと並びに保存することができるし、マイクロホ−ルラ
イン8…部分に沿って数回折曲をすれば、名刺単体1を
容易に切り離すことができる。また名刺単体1として
も、その輪郭部はマイクロホ−ルライン8…であるた
め、特に気を付けて見ない限りカッタによる切断と変わ
らず、指で触ってみても気にならない。これは図4でも
判るようにホ−ル8が1ミリの間に3つもあることか
ら、ホ−ルとホ−ルの間の連続部分の長さも0.17ミ
リという短いもので、ホ−ルの幅が極めて狭いので、連
続部分を折曲によって切り離しても該連続部が凸部とし
て突出しないためである。このように従来名刺は1枚1
枚印刷をしていたがこの方法によれば1度に10枚等多
数を印刷することができ、印刷後も切断機を要せずして
単体を分離させることができるものである。
7を供給し、CRT9に表示されている名刺1の連続態
11を印刷すると図7に示すように印刷物12が印刷さ
れる。これを10枚印刷すれば、名刺100枚分に相当
する。すなわちソフトさえあればパ−ソナルコンピュ−
タ,ワ−ドプロセッサで簡単に名刺を印刷することがで
き、印刷後は、そのままA4の大きさの封筒で郵送する
こと並びに保存することができるし、マイクロホ−ルラ
イン8…部分に沿って数回折曲をすれば、名刺単体1を
容易に切り離すことができる。また名刺単体1として
も、その輪郭部はマイクロホ−ルライン8…であるた
め、特に気を付けて見ない限りカッタによる切断と変わ
らず、指で触ってみても気にならない。これは図4でも
判るようにホ−ル8が1ミリの間に3つもあることか
ら、ホ−ルとホ−ルの間の連続部分の長さも0.17ミ
リという短いもので、ホ−ルの幅が極めて狭いので、連
続部分を折曲によって切り離しても該連続部が凸部とし
て突出しないためである。このように従来名刺は1枚1
枚印刷をしていたがこの方法によれば1度に10枚等多
数を印刷することができ、印刷後も切断機を要せずして
単体を分離させることができるものである。
【0012】図8は独立印刷個体1を葉書に特定したも
ので、A4版の用紙に葉書4枚をレイアウトしたプラン
を示す。その後の工程は前例と同じであるが、これは私
製葉書の表紙を示しているので、切手貼代10G、郵便
番号欄10H等は図形レイアウト入力をする。また葉書
の本文は前記名刺と同じようにCRT鍵盤入力をする。
ので、A4版の用紙に葉書4枚をレイアウトしたプラン
を示す。その後の工程は前例と同じであるが、これは私
製葉書の表紙を示しているので、切手貼代10G、郵便
番号欄10H等は図形レイアウト入力をする。また葉書
の本文は前記名刺と同じようにCRT鍵盤入力をする。
【0013】図9はシ−ルのプラン工程を示す。独立印
刷個体をシ−ル1と特定し、長径30ミリ、短径17ミ
リの楕円形のシ−ル1を印刷する場合のプランは例えば
B5版で横に5配列、縦に11配列、合計55単位が可
能かどうか、等を検討する。また楕円形の中に配列する
活字の数と大きさ等が検討される。その上で、マイクロ
ホ−ルライン刃の刃組やシ−ル1のCRT画面9上のレ
イアウト成態化がなされ、前例と同様の工程を経て印刷
される。印刷後はカッタを使用せずに容易にシ−ル1を
抜きとることができる。
刷個体をシ−ル1と特定し、長径30ミリ、短径17ミ
リの楕円形のシ−ル1を印刷する場合のプランは例えば
B5版で横に5配列、縦に11配列、合計55単位が可
能かどうか、等を検討する。また楕円形の中に配列する
活字の数と大きさ等が検討される。その上で、マイクロ
ホ−ルライン刃の刃組やシ−ル1のCRT画面9上のレ
イアウト成態化がなされ、前例と同様の工程を経て印刷
される。印刷後はカッタを使用せずに容易にシ−ル1を
抜きとることができる。
【0014】なおこの発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、適宜設計変更をすることができる。カラ−
印刷をすることができるのは当然であり、活版印刷と併
用することもできる。
のではなく、適宜設計変更をすることができる。カラ−
印刷をすることができるのは当然であり、活版印刷と併
用することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように構成されたこの発明
は次のようなすぐれた効果を有している。
は次のようなすぐれた効果を有している。
【0016】A.印刷用紙作りと印刷物とをプラン工程
において設計するので、正確な印刷物をいわゆるパソコ
ンやワ−プロで印刷することができ、かつ独立印刷個体
を用紙の1面に複数連続態として印刷し、印刷後は切断
機を必要とせずに個体を美しく分離できる効果がある。
において設計するので、正確な印刷物をいわゆるパソコ
ンやワ−プロで印刷することができ、かつ独立印刷個体
を用紙の1面に複数連続態として印刷し、印刷後は切断
機を必要とせずに個体を美しく分離できる効果がある。
【0017】B.マイクロホ−ルライン刃を使用して各
独立印刷個体の輪郭部相当部分に区画線を形成した印刷
用紙は、通常の用紙と変わらずにカセットにセットして
ワ−プロ、パソコン等のプリンタに使用することがで
き、印刷上のトラブル発生のおそれがない効果がある。
加えて印刷個体を分離しても、その周端面に鋸刃状凹凸
が感じられず、美観を損ねるおそれがない効果がある。
独立印刷個体の輪郭部相当部分に区画線を形成した印刷
用紙は、通常の用紙と変わらずにカセットにセットして
ワ−プロ、パソコン等のプリンタに使用することがで
き、印刷上のトラブル発生のおそれがない効果がある。
加えて印刷個体を分離しても、その周端面に鋸刃状凹凸
が感じられず、美観を損ねるおそれがない効果がある。
【0018】C.印刷用紙はパソコン,ワ−プロ用のみ
ならず、一般印刷にも使用することができる効果があ
る。
ならず、一般印刷にも使用することができる効果があ
る。
【0019】D.パソコン,ワ−プロでは名刺や葉書等
の小型印刷物は1枚刷りしかできなかったが、1枚の紙
に4単位とか10単位とか連続態で印刷することができ
るほか、パソコンやワ−プロでは印刷が不可能であった
3センチ以下のシ−ル等も容易に印刷することができ、
しかも印刷後の切断工程を必要としない効果がある。
の小型印刷物は1枚刷りしかできなかったが、1枚の紙
に4単位とか10単位とか連続態で印刷することができ
るほか、パソコンやワ−プロでは印刷が不可能であった
3センチ以下のシ−ル等も容易に印刷することができ、
しかも印刷後の切断工程を必要としない効果がある。
【0018】E.特別なソフトも大量生産によって安価
に供給することができるため、パソコン,ワ−プロで使
用することができ、パソコン,ワ−プロに常備されてい
ない小文字,変形文字を使用しその縦横変換,間合取り
の自由、複数列複写等が自由にできることから、活字組
活版を必要とせず、印刷バラエティが著しく拡大する効
果がある。
に供給することができるため、パソコン,ワ−プロで使
用することができ、パソコン,ワ−プロに常備されてい
ない小文字,変形文字を使用しその縦横変換,間合取り
の自由、複数列複写等が自由にできることから、活字組
活版を必要とせず、印刷バラエティが著しく拡大する効
果がある。
【0018】F.小型単体が1枚の用紙に複数印刷され
るので、印刷費を安くすることができる。
るので、印刷費を安くすることができる。
【図1】プラン工程を示す平面図である。
【図2】マイクロホ−ルライン刃組工程を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】印刷用紙の平面図である。
【図4】マイクロホ−ルラインの一部拡大図である。
【図5】CRTの画面を示す正面図である。
【図6】CRTに連続態をレイアウトした状態を示す正
面図である。
面図である。
【図7】印刷物の平面図である。
【図8】第2実施例を示すプラン工程の平面図である。
【図9】第3実施例を示すプラン工程の平面図である。
1 独立印刷個体(名刺、葉書等) 2 使用用紙 2A〜2D 余白 3 区画線 4 外枠 5 マイクロホ−ルライン刃 6 用紙 7 印刷用紙 8 マイクロホ−ルライン 9 CRT 10 文画 10A 社名 10B 肩書 10C 氏名 10D 住所 10E 電話番号 10F その他 10G 切手貼代 10H 郵便番号欄 11 印刷個体の連続態 12 印刷物
Claims (2)
- 【請求項1】 特定された独立印刷固体の成態を特定の
印刷用紙に複数連続配列表現するプラン工程と、プラン
工程による割付けされた各独立印刷固体の成態の輪郭部
分に合わせてマイクロホ−ルライン刃を枠組みする成刃
工程と、成刃を使用して特定の用紙にプラン表現に合っ
たマイクロホ−ルライン枠を形成して印刷用紙を作る工
程の結合からなることを特徴とする印刷用紙の製造方
法。 - 【請求項2】 特定された独立印刷固体の成態を特定の
印刷用紙に複数連続配列表現するプラン工程と、プラン
工程による割付けされた各独立印刷個体の成態の輪郭部
分に合わせてマイクロホ−ルライン刃を枠組みする成刃
工程と、成刃を使用して特定の用紙にプラン表現に合っ
たマイクロホ−ルライン枠を形成して印刷用紙を作る工
程と、CRT鍵盤操作によってCRTに独立印刷固体の
成態用文画を通常に表現する工程と、特定ソフトを利用
して、CRTに表示された通常の文画を部分的に制御し
プランに合う大きさに特定して成態化する工程と、成態
化した独立印刷個体の態様をプランに合う複数連続態配
列に指令制御でCRT上にレイアウトする工程と、プリ
ンタに前記印刷用紙を供給し、CRT上に表現されてい
る独立印刷個体の連続態を、各独立印刷個体が印刷用紙
のマイクロホ−ルラインの各枠内に納まるよう印刷する
工程との結合から成ることを特徴とする印刷物の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167268A JPH071873A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 印刷用紙,印刷物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167268A JPH071873A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 印刷用紙,印刷物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071873A true JPH071873A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15846593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5167268A Pending JPH071873A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 印刷用紙,印刷物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7818909B2 (en) | 2003-08-29 | 2010-10-26 | Seiko Epson Corporation | Image recording medium |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935059B2 (ja) * | 1980-07-31 | 1984-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 窓口番号表示装置 |
JPH04320897A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Daihou Kogyo Kk | カード印字物製作方式 |
JPH05108953A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-04-30 | Oaks:Kk | 名刺作成装置 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5167268A patent/JPH071873A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935059B2 (ja) * | 1980-07-31 | 1984-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 窓口番号表示装置 |
JPH04320897A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Daihou Kogyo Kk | カード印字物製作方式 |
JPH05108953A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-04-30 | Oaks:Kk | 名刺作成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7818909B2 (en) | 2003-08-29 | 2010-10-26 | Seiko Epson Corporation | Image recording medium |
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