JPH07187113A - 包装方法およびその装置 - Google Patents
包装方法およびその装置Info
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- JPH07187113A JPH07187113A JP32648593A JP32648593A JPH07187113A JP H07187113 A JPH07187113 A JP H07187113A JP 32648593 A JP32648593 A JP 32648593A JP 32648593 A JP32648593 A JP 32648593A JP H07187113 A JPH07187113 A JP H07187113A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被包装物品を能率よく包装処理することがで
きる包装方法および包装装置を提供する。 【構成】 被包装物品Aを移送するコンベヤ1の両側に
それぞれ巻取紙4と、相対的に接近・離反される包装紙
固着ユニット7、7と、包装紙5を所定の幅寸法に切断
する切断機構13、13とを設ける。コンベヤ1によっ
て被包装物品Aを移送し、その被包装物品Aの押圧によ
って先端部同士が固着された包装紙5が巻取紙4から繰
り出される際に、それぞれの巻取紙4を切断機構13に
よって被包装物品Aの包装幅に相当する幅寸法に予め切
断する。被包装物品Aが包装紙固着ユニット7、7の位
置を通過した際に、一対の包装紙固着ユニット7、7を
接近させて一対の包装紙5の固着と切断とを行なう。
きる包装方法および包装装置を提供する。 【構成】 被包装物品Aを移送するコンベヤ1の両側に
それぞれ巻取紙4と、相対的に接近・離反される包装紙
固着ユニット7、7と、包装紙5を所定の幅寸法に切断
する切断機構13、13とを設ける。コンベヤ1によっ
て被包装物品Aを移送し、その被包装物品Aの押圧によ
って先端部同士が固着された包装紙5が巻取紙4から繰
り出される際に、それぞれの巻取紙4を切断機構13に
よって被包装物品Aの包装幅に相当する幅寸法に予め切
断する。被包装物品Aが包装紙固着ユニット7、7の位
置を通過した際に、一対の包装紙固着ユニット7、7を
接近させて一対の包装紙5の固着と切断とを行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンベヤの両側に設
けた一対の巻取紙から繰り出される包装紙によってコン
ベヤにより移送される被包装物品を包装する包装方法お
よび包装装置に関するものである。
けた一対の巻取紙から繰り出される包装紙によってコン
ベヤにより移送される被包装物品を包装する包装方法お
よび包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】方形状に裁断された板紙をパレットに高
く積み上げた物品等の被包装物品の包装に際し、上記物
品を移送するコンベヤの両側にそれぞれ巻取紙を配置
し、2つの巻取紙から繰り出される2枚の包装紙の先端
部同士をコンベヤ上において固着し、前記コンベヤによ
り被包装物品を移送させ、その周囲に包装紙を巻付け、
上記包装紙により被包装物品の周囲を完全に被覆して再
度包装紙同士を固着し、その固着部を2条設け、その2
条の固着部間において2枚の包装紙を切り離すようにし
た包装方法が従来から知られている。
く積み上げた物品等の被包装物品の包装に際し、上記物
品を移送するコンベヤの両側にそれぞれ巻取紙を配置
し、2つの巻取紙から繰り出される2枚の包装紙の先端
部同士をコンベヤ上において固着し、前記コンベヤによ
り被包装物品を移送させ、その周囲に包装紙を巻付け、
上記包装紙により被包装物品の周囲を完全に被覆して再
度包装紙同士を固着し、その固着部を2条設け、その2
条の固着部間において2枚の包装紙を切り離すようにし
た包装方法が従来から知られている。
【0003】図8および図9は、上記包装方法を実施す
る装置の具体例を示し、包装されるべき被包装物品を移
送するコンベヤ20と、そのコンベヤ20の両側にそれ
ぞれ設けられた巻取紙21と、コンベヤ20の両側に配
置され、コンベヤ20と交差する方向に接近・離反自在
に設けられ、近接方向の先端部に包装紙22の幅方向に
2条の固着部を形成する圧接部材23、23を備えると
共に、その圧接部材23、23間に2枚の包装紙22を
幅方向に切り離す切り離し部材24を設けた一対の包装
紙固着ユニット25、25とから構成されている。
る装置の具体例を示し、包装されるべき被包装物品を移
送するコンベヤ20と、そのコンベヤ20の両側にそれ
ぞれ設けられた巻取紙21と、コンベヤ20の両側に配
置され、コンベヤ20と交差する方向に接近・離反自在
に設けられ、近接方向の先端部に包装紙22の幅方向に
2条の固着部を形成する圧接部材23、23を備えると
共に、その圧接部材23、23間に2枚の包装紙22を
幅方向に切り離す切り離し部材24を設けた一対の包装
紙固着ユニット25、25とから構成されている。
【0004】上記包装装置においては、2枚の包装紙2
2の先端部同士をコンベヤ20上において固着させたの
ち、コンベヤ20により被包装物品Aを移動させ、被包
装物品Aが一対の包装紙固着ユニット25、25間を通
過したとき、その一対の包装紙固着ユニット25、25
を互に接近する方向に移動させて2枚の包装紙22を幅
方向に固着し、その固着部間を切断している。なお、こ
の固着の方法としては2枚の包装紙の重なり合う面の少
なくとも一方にポリエチレン等の熱溶融性の樹脂層を設
けておき、圧接部材23、23を樹脂が溶融する温度に
設定しておく等の手段がとられている。
2の先端部同士をコンベヤ20上において固着させたの
ち、コンベヤ20により被包装物品Aを移動させ、被包
装物品Aが一対の包装紙固着ユニット25、25間を通
過したとき、その一対の包装紙固着ユニット25、25
を互に接近する方向に移動させて2枚の包装紙22を幅
方向に固着し、その固着部間を切断している。なお、こ
の固着の方法としては2枚の包装紙の重なり合う面の少
なくとも一方にポリエチレン等の熱溶融性の樹脂層を設
けておき、圧接部材23、23を樹脂が溶融する温度に
設定しておく等の手段がとられている。
【0005】被包装物品Aの包装後、包装紙22の被包
装物品Aの上面から立ち上がる部分は、被包装物品Aの
上面に沿って折曲げられて粘着テープの貼付けによる手
段を介して固定され、必要に応じて上面にカバーが取付
けられる。
装物品Aの上面から立ち上がる部分は、被包装物品Aの
上面に沿って折曲げられて粘着テープの貼付けによる手
段を介して固定され、必要に応じて上面にカバーが取付
けられる。
【0006】ところで、被包装物品Aが前述の板紙製品
の場合等は、被包装物品Aの高さ寸法が注文量に応じて
種々に変化する。
の場合等は、被包装物品Aの高さ寸法が注文量に応じて
種々に変化する。
【0007】このような場合、被包装物品Aの高さに応
じて最適な紙幅を有する巻取紙21に取り替えることに
すれば、巻取紙21の交換に時間を要し、作業性が低下
する。
じて最適な紙幅を有する巻取紙21に取り替えることに
すれば、巻取紙21の交換に時間を要し、作業性が低下
する。
【0008】このため、上記包装装置においては、被包
装物品Aの最大高さに対応する紙幅を有する巻取紙21
を用い、被包装物品Aの包装後、その被包装物品Aの上
面から立ち上がる部分a0 が必要以上に大きい場合、不
要部分a1 を刃物で切断除去している。
装物品Aの最大高さに対応する紙幅を有する巻取紙21
を用い、被包装物品Aの包装後、その被包装物品Aの上
面から立ち上がる部分a0 が必要以上に大きい場合、不
要部分a1 を刃物で切断除去している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の包装装置によれ
ば、上記のように、被包装物品Aの包装後、被包装物品
Aの上面から立ち上がる不要部分a1 を切断除去する工
程を必要とするため、被包装物品Aの完全包装に時間を
要する問題があった。
ば、上記のように、被包装物品Aの包装後、被包装物品
Aの上面から立ち上がる不要部分a1 を切断除去する工
程を必要とするため、被包装物品Aの完全包装に時間を
要する問題があった。
【0010】また、不要部分a1 は角筒形に成形され、
それ自体腰が弱いため、不要部分a1 を切り離す切断機
構が複雑になるという問題もあった。
それ自体腰が弱いため、不要部分a1 を切り離す切断機
構が複雑になるという問題もあった。
【0011】この発明の課題は、被包装物品をきわめて
能率よく完全包装することができるようにすること、お
よび包装紙の不要部分の除去に簡単な構成の切断機構を
採用することができるようにすることを技術的課題とし
ている。
能率よく完全包装することができるようにすること、お
よび包装紙の不要部分の除去に簡単な構成の切断機構を
採用することができるようにすることを技術的課題とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明に係る包装方法においては、2つの巻取紙
から繰り出される包装紙同士を互に固着し、その固着さ
れた2枚の包装紙を被包装物品の周囲に巻付け、その巻
付け終了部の包装紙同士の重なり部を固着すると共に、
その後方に繰り出される包装紙を幅方向に切り離す包装
方法において、前記2枚の包装紙が繰り出される経路の
それぞれに切断機構を設け、その切断機構によって、包
装紙の被包装物品の被覆幅に見合う位置に被覆長さに相
当する長さの切目を被包装物品に対する包装紙の巻付け
が終了するまでに形成する構成を採用している。
め、この発明に係る包装方法においては、2つの巻取紙
から繰り出される包装紙同士を互に固着し、その固着さ
れた2枚の包装紙を被包装物品の周囲に巻付け、その巻
付け終了部の包装紙同士の重なり部を固着すると共に、
その後方に繰り出される包装紙を幅方向に切り離す包装
方法において、前記2枚の包装紙が繰り出される経路の
それぞれに切断機構を設け、その切断機構によって、包
装紙の被包装物品の被覆幅に見合う位置に被覆長さに相
当する長さの切目を被包装物品に対する包装紙の巻付け
が終了するまでに形成する構成を採用している。
【0013】また、この発明に係る包装装置において
は、被包装物品を移送するコンベヤと、そのコンベヤの
両側にそれぞれ配置された巻取紙と、コンベヤの移送方
向と交差する方向に接近・離反可能に設けられた一対の
包装紙固着ユニットとを備え、一対の包装紙固着ユニッ
トには巻取紙から繰り出された2枚の包装紙を間に挟ん
で両者を幅方向にわたって固着する2条の圧接部材が設
けられ、その2条の圧接部材間に2枚の包装紙を幅方向
に切断する切り離し部材が設けられて成る包装装置にお
いて、巻取紙からコンベヤに向けて繰り出される包装紙
のそれぞれの移送路に、その包装紙を長手方向に切断す
る切断部材を包装紙の幅方向に位置調整自在とした切断
機構を設けた構成を採用している。
は、被包装物品を移送するコンベヤと、そのコンベヤの
両側にそれぞれ配置された巻取紙と、コンベヤの移送方
向と交差する方向に接近・離反可能に設けられた一対の
包装紙固着ユニットとを備え、一対の包装紙固着ユニッ
トには巻取紙から繰り出された2枚の包装紙を間に挟ん
で両者を幅方向にわたって固着する2条の圧接部材が設
けられ、その2条の圧接部材間に2枚の包装紙を幅方向
に切断する切り離し部材が設けられて成る包装装置にお
いて、巻取紙からコンベヤに向けて繰り出される包装紙
のそれぞれの移送路に、その包装紙を長手方向に切断す
る切断部材を包装紙の幅方向に位置調整自在とした切断
機構を設けた構成を採用している。
【0014】
【作用】この発明においては、被包装物品を包装紙で完
全包装する前に、その包装紙を被包装物品の被覆幅に相
当する寸法に切断するため、被包装物品の包装後、被包
装物品の上面から立ち上がる部分を折曲げることによ
り、被包装物品を容易に完全包装することができる。
全包装する前に、その包装紙を被包装物品の被覆幅に相
当する寸法に切断するため、被包装物品の包装後、被包
装物品の上面から立ち上がる部分を折曲げることによ
り、被包装物品を容易に完全包装することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図7に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0016】図1乃至図3に示すように、被包装物品A
を移送するコンベヤ1は、送り込みコンベヤ2と送り出
しコンベヤ3とから成る。
を移送するコンベヤ1は、送り込みコンベヤ2と送り出
しコンベヤ3とから成る。
【0017】送り出しコンベヤ3の被包装物品Aを受け
入れる受け入れ側端部の両側には、それぞれ巻取紙4、
4が設けられている。それぞれの巻取紙4、4から繰り
出される包装紙5、5は、複数のガイドローラ6で案内
されて送り込みコンベヤ2と送り出しコンベヤ3間に引
き出される。
入れる受け入れ側端部の両側には、それぞれ巻取紙4、
4が設けられている。それぞれの巻取紙4、4から繰り
出される包装紙5、5は、複数のガイドローラ6で案内
されて送り込みコンベヤ2と送り出しコンベヤ3間に引
き出される。
【0018】送り込みコンベヤ2と送り出しコンベヤ3
間の両側部には一対の包装紙固着ユニット7、7が設け
られている。
間の両側部には一対の包装紙固着ユニット7、7が設け
られている。
【0019】包装紙固着ユニット7は、図2および図3
に示すように、上下部がローラ8により支持されてコン
ベヤ1の被包装物品Aの移送方向と直交する方向に移動
自在に設けられた支持枠9の内面側に2条の圧接部材1
0と、その2条の圧接部材10間に包装紙5を幅方向に
切断する切り離し部材11とを設けた構成とされてい
る。
に示すように、上下部がローラ8により支持されてコン
ベヤ1の被包装物品Aの移送方向と直交する方向に移動
自在に設けられた支持枠9の内面側に2条の圧接部材1
0と、その2条の圧接部材10間に包装紙5を幅方向に
切断する切り離し部材11とを設けた構成とされてい
る。
【0020】ここで、圧接部材10は、2枚の包装紙5
の固着形態に応じて適切なものを採用し、例えば、包装
紙5が紙に熱融着性フィルムを貼り付けたラミネート紙
であって、そのラミネート紙の熱融着性フィルムの溶着
により包装紙同士を固着させる場合は、内部にヒータを
内蔵したものを用いることとする。また、包装紙5をホ
ットメルトやその他の接着剤を用いて接着させる場合
は、接着剤塗布機構を設けておくようにする。
の固着形態に応じて適切なものを採用し、例えば、包装
紙5が紙に熱融着性フィルムを貼り付けたラミネート紙
であって、そのラミネート紙の熱融着性フィルムの溶着
により包装紙同士を固着させる場合は、内部にヒータを
内蔵したものを用いることとする。また、包装紙5をホ
ットメルトやその他の接着剤を用いて接着させる場合
は、接着剤塗布機構を設けておくようにする。
【0021】包装紙5は、上記ラミネート紙以外に、紙
あるいは合成樹脂シートであってもよい。
あるいは合成樹脂シートであってもよい。
【0022】前記切り離し部材11として、ここでは、
包装紙5の幅寸法より長い刃板を用い、その刃板をシリ
ンダ12の作動により進退させるようにしている。上記
のような刃板に代えて、回転刃等の刃物を包装紙5の幅
方向に移動させて包装紙5を切断し、あるいは、ウォー
タジェットの噴射により包装紙5を切断してもよい。
包装紙5の幅寸法より長い刃板を用い、その刃板をシリ
ンダ12の作動により進退させるようにしている。上記
のような刃板に代えて、回転刃等の刃物を包装紙5の幅
方向に移動させて包装紙5を切断し、あるいは、ウォー
タジェットの噴射により包装紙5を切断してもよい。
【0023】前記巻取紙4から被包装物品Aの移送路に
引き出される包装紙5の移送路には、包装紙5を長手方
向に切断する切断機構13、13がそれぞれ設けられて
いる。
引き出される包装紙5の移送路には、包装紙5を長手方
向に切断する切断機構13、13がそれぞれ設けられて
いる。
【0024】切断機構13は、切断部材としてのナイフ
14と、そのナイフ14を包装紙5に対して進退させる
シリンダ15とを有し、シリンダ15を支持する支持体
16は、上下に長いガイドロッド17に沿って昇降自在
に支持され、そのガイドロッド17と平行に設けたねじ
軸18が支持体16にねじ係合しており、上記ねじ軸1
8の回転によって、ナイフ14が包装紙5の幅方向に位
置調整される構造となっている。
14と、そのナイフ14を包装紙5に対して進退させる
シリンダ15とを有し、シリンダ15を支持する支持体
16は、上下に長いガイドロッド17に沿って昇降自在
に支持され、そのガイドロッド17と平行に設けたねじ
軸18が支持体16にねじ係合しており、上記ねじ軸1
8の回転によって、ナイフ14が包装紙5の幅方向に位
置調整される構造となっている。
【0025】前記送り出しコンベヤ3の被包装物品の受
け入れ側端部の上方には、上記切断機構13、13によ
って切断された包装紙5の切断かすを吸引除去する吸引
管19が上下方向に位置調整自在に設けられている。そ
の吸引管19に代えて、クランプ装置により切断かすを
挾持して被包装物品Aの移送経路から除去してもよい。
け入れ側端部の上方には、上記切断機構13、13によ
って切断された包装紙5の切断かすを吸引除去する吸引
管19が上下方向に位置調整自在に設けられている。そ
の吸引管19に代えて、クランプ装置により切断かすを
挾持して被包装物品Aの移送経路から除去してもよい。
【0026】実施例で示す包装装置は上記の構造から成
り、被包装物品Aの包装に際しては、切断機構13、1
3のナイフ14によって一対の包装紙5、5を、被包装
物品Aの高さ寸法に対応する幅寸法に予め切断を開始さ
せ、その切断状態において、コンベヤ1により被包装物
品Aを移送させる。
り、被包装物品Aの包装に際しては、切断機構13、1
3のナイフ14によって一対の包装紙5、5を、被包装
物品Aの高さ寸法に対応する幅寸法に予め切断を開始さ
せ、その切断状態において、コンベヤ1により被包装物
品Aを移送させる。
【0027】いま、図1に示すように、ナイフ14が一
対の包装紙5、5を切り込む状態において、送り込みコ
ンベヤ2および送り出しコンベヤ3を駆動して被包装物
品Aを移送すると、図4(I)に示すように、その被包
装物品Aで包装紙5が押され、被包装物品Aの移動量に
対応した包装紙5が巻取紙4から繰り出されると共に、
ナイフ14によって包装紙5が切り込まれる。
対の包装紙5、5を切り込む状態において、送り込みコ
ンベヤ2および送り出しコンベヤ3を駆動して被包装物
品Aを移送すると、図4(I)に示すように、その被包
装物品Aで包装紙5が押され、被包装物品Aの移動量に
対応した包装紙5が巻取紙4から繰り出されると共に、
ナイフ14によって包装紙5が切り込まれる。
【0028】図4(II)に示すように、被包装物品Aが
包装紙固着ユニット7、7間を通過すると、コンベヤ
2、3が停止し、同時に、一対の包装紙固着ユニット
7、7が互に接近する方向に移動する。
包装紙固着ユニット7、7間を通過すると、コンベヤ
2、3が停止し、同時に、一対の包装紙固着ユニット
7、7が互に接近する方向に移動する。
【0029】図4(III )で示すように、一対の包装紙
固着ユニット7、7が互に衝合する位置まで移動する
と、2条の圧接部材10、10は2枚の包装紙5を幅方
向全長にわたって固着する。同時に、切り離し部材11
が内方向に移動して、2条の固着部間を切断する。
固着ユニット7、7が互に衝合する位置まで移動する
と、2条の圧接部材10、10は2枚の包装紙5を幅方
向全長にわたって固着する。同時に、切り離し部材11
が内方向に移動して、2条の固着部間を切断する。
【0030】包装紙5の切断後、コンベヤ2、3のそれ
ぞれが作動して被包装物品Aを前方に移送させる。ナイ
フ14により切断された包装紙5の切断かす5aは、吸
引管19に吸引されて被包装物品Aの移送経路から除去
される。
ぞれが作動して被包装物品Aを前方に移送させる。ナイ
フ14により切断された包装紙5の切断かす5aは、吸
引管19に吸引されて被包装物品Aの移送経路から除去
される。
【0031】上記のような被包装物品Aの包装におい
て、一定大きさの複数の被包装物品Aを連続して包装す
る場合、切断機構13のナイフ14は、包装紙5に突き
刺る状態にして、包装紙5を連続的に切断し、上記動作
の繰り返しによって被包装物品Aを連続的に包装処理す
る。
て、一定大きさの複数の被包装物品Aを連続して包装す
る場合、切断機構13のナイフ14は、包装紙5に突き
刺る状態にして、包装紙5を連続的に切断し、上記動作
の繰り返しによって被包装物品Aを連続的に包装処理す
る。
【0032】大きさが異なる被包装物品Aの包装に際し
ては、被包装物品Aの移動によって巻取紙4、4から包
装紙5が所定長さに繰り出されたとき、切断機構13の
ナイフを後退させ、次に包装される被包装物品Aの高さ
に応じてナイフ14の位置を調整し、その調整位置にお
いてナイフ14を前進させて包装紙5を切り込み、先の
被包装物品Aの包装作業を継続する。
ては、被包装物品Aの移動によって巻取紙4、4から包
装紙5が所定長さに繰り出されたとき、切断機構13の
ナイフを後退させ、次に包装される被包装物品Aの高さ
に応じてナイフ14の位置を調整し、その調整位置にお
いてナイフ14を前進させて包装紙5を切り込み、先の
被包装物品Aの包装作業を継続する。
【0033】実施例では、図6に示すように、最小幅被
包装物品Aの幅寸法をD、包装紙固着ユニット7、7の
支持枠9の幅寸法をdとしたとき、コンベヤ1のセンタ
ーから切断機構13のナイフ14までの距離がD−d/
2となる位置に上記ナイフ14を設けている。
包装物品Aの幅寸法をD、包装紙固着ユニット7、7の
支持枠9の幅寸法をdとしたとき、コンベヤ1のセンタ
ーから切断機構13のナイフ14までの距離がD−d/
2となる位置に上記ナイフ14を設けている。
【0034】そして、包装される被包装物品Aがどのよ
うな幅寸法であっても、一対の包装紙固着ユニット7が
互に接近する途中において、圧接部材10間の距離がD
になると、その包装紙固着ユニット7を一旦停止させ、
同時に、ナイフ14を次に包装される被包装物品Aの高
さ寸法に応じて高さ調整してから前進させ、そのナイフ
14が包装紙5に突き刺ると、一対の包装紙固着ユニッ
ト7を互に衝合する位置まで移動させて2枚の包装紙5
の固着と切断とを行なうようにしている。
うな幅寸法であっても、一対の包装紙固着ユニット7が
互に接近する途中において、圧接部材10間の距離がD
になると、その包装紙固着ユニット7を一旦停止させ、
同時に、ナイフ14を次に包装される被包装物品Aの高
さ寸法に応じて高さ調整してから前進させ、そのナイフ
14が包装紙5に突き刺ると、一対の包装紙固着ユニッ
ト7を互に衝合する位置まで移動させて2枚の包装紙5
の固着と切断とを行なうようにしている。
【0035】また、包装紙5の切断後、一対の包装紙固
着ユニット7、7を離反する方向に移動させ、次の被包
装物品Aが互に接続された包装紙5を押し込み、図4
(II)で示す位置まで被包装物品Aが移動すると、再
度、一対の包装紙固着ユニット7、7を接近する方向に
移動させ、対向する圧接部材10間の寸法がDになる
と、前記と同様に、包装紙固着ユニット7、7を停止さ
せ、ナイフ14を包装紙5から離反する方向に移動させ
ると共に、そのナイフ14の位置を調整してから包装紙
5に突き刺る位置まで移動させるようにしている。な
お、図6ではガイドローラ6の一部を厚みの薄いガイド
バー6’で示し、寸法設定の説明を単純化したが、ガイ
ドローラ6を用いても同様のことが行なえる。またガイ
ドバー6’はナイフ14の突き出しに対し包装紙5が逃
げないようにする為のものであり、切断機構13の種類
によっては不要なものである。また、図5(III )から
(IV)へ移行する時に包装紙5がたるむようであれば適
宜張りロール(図示省略)を設けてもよい。
着ユニット7、7を離反する方向に移動させ、次の被包
装物品Aが互に接続された包装紙5を押し込み、図4
(II)で示す位置まで被包装物品Aが移動すると、再
度、一対の包装紙固着ユニット7、7を接近する方向に
移動させ、対向する圧接部材10間の寸法がDになる
と、前記と同様に、包装紙固着ユニット7、7を停止さ
せ、ナイフ14を包装紙5から離反する方向に移動させ
ると共に、そのナイフ14の位置を調整してから包装紙
5に突き刺る位置まで移動させるようにしている。な
お、図6ではガイドローラ6の一部を厚みの薄いガイド
バー6’で示し、寸法設定の説明を単純化したが、ガイ
ドローラ6を用いても同様のことが行なえる。またガイ
ドバー6’はナイフ14の突き出しに対し包装紙5が逃
げないようにする為のものであり、切断機構13の種類
によっては不要なものである。また、図5(III )から
(IV)へ移行する時に包装紙5がたるむようであれば適
宜張りロール(図示省略)を設けてもよい。
【0036】図7は、コンベヤ1のセンターから距離L
0 の位置に切断機構13のナイフ14を設けた例を示
す。この場合、コンベヤ1によって移動される被包装物
品A1、A2 の周囲長(のり代を含む)L1 、L2 のデ
ータを前工程からもらうか、測長し、被包装物品A1 に
よって包装紙5が引き出された長さがL1 −L0 /2に
なったとき、ナイフ14が包装紙5の被包装物品A2 の
高さに見合う位置に突き刺り、L2 の長さ分切断する
と、ナイフ14を後退させるようにしている。
0 の位置に切断機構13のナイフ14を設けた例を示
す。この場合、コンベヤ1によって移動される被包装物
品A1、A2 の周囲長(のり代を含む)L1 、L2 のデ
ータを前工程からもらうか、測長し、被包装物品A1 に
よって包装紙5が引き出された長さがL1 −L0 /2に
なったとき、ナイフ14が包装紙5の被包装物品A2 の
高さに見合う位置に突き刺り、L2 の長さ分切断する
と、ナイフ14を後退させるようにしている。
【0037】したがって、ナイフ14は、2枚の包装紙
5の固着位置より上流側の任意の位置に設けることがで
きる。
5の固着位置より上流側の任意の位置に設けることがで
きる。
【0038】実施例では、切断機構13としてシリンダ
15の作動によりナイフ14を移動させるようにしたも
のを示したが、これに限定されない。例えば、回転刃を
用いて包装紙を切断し、あるいはウォータジェットを用
いて包装紙を切断してもよい。
15の作動によりナイフ14を移動させるようにしたも
のを示したが、これに限定されない。例えば、回転刃を
用いて包装紙を切断し、あるいはウォータジェットを用
いて包装紙を切断してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、被
包装物品を包装紙で包装する前に、切断装置により包装
紙を被包装物品の被覆幅に相当する幅寸法に切断してか
ら被包装物品を包装するようにしたから、被包装物品の
包装後、包装紙の被包装物品の上面から立ち上がる部分
を折曲げて固定するだけでよく、包装作業を能率よく行
なうことができる。
包装物品を包装紙で包装する前に、切断装置により包装
紙を被包装物品の被覆幅に相当する幅寸法に切断してか
ら被包装物品を包装するようにしたから、被包装物品の
包装後、包装紙の被包装物品の上面から立ち上がる部分
を折曲げて固定するだけでよく、包装作業を能率よく行
なうことができる。
【0040】また、巻取紙から包装紙が繰り出される段
階において、その包装紙を被包装物品の被覆幅に相当す
る寸法に切断するため、簡単な構成の切断機構を採用す
ることができる。
階において、その包装紙を被包装物品の被覆幅に相当す
る寸法に切断するため、簡単な構成の切断機構を採用す
ることができる。
【図1】この発明に係る包装装置の一実施例を示す斜視
図
図
【図2】同上の横断平面図
【図3】同上の縦断側面図
【図4】(I)、(II)は同上の作動状態を段階的に示
す平面図
す平面図
【図5】(III )、(IV)は同上の作動状態を段階的に
示す平面図
示す平面図
【図6】同上の動作説明図
【図7】同上の他の例を示す動作説明図
【図8】従来の包装装置を示す斜視図
【図9】同上の包装紙固着ユニットの断面図
A 被包装物品 1 コンベヤ 4 巻取紙 7 包装紙固着ユニット 10 圧接部材 11 切り離し部材 13 切断機構 14 ナイフ
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの巻取紙から繰り出される包装紙同
士を互に固着し、その固着された2枚の包装紙を被包装
物品の周囲に巻付け、その巻付け終了部の包装紙同士の
重なり部を固着すると共に、その後方に繰り出される包
装紙を幅方向に切り離す包装方法において、前記2枚の
包装紙が繰り出される経路のそれぞれに切断機構を設
け、その切断機構によって、包装紙の被包装物品の被覆
幅に見合う位置に被覆長さに相当する長さの切目を被包
装物品に対する包装紙の巻付けが終了するまでに形成す
ることを特徴とする包装方法。 - 【請求項2】 被包装物品を移送するコンベヤと、その
コンベヤの両側にそれぞれ配置された巻取紙と、コンベ
ヤの移送方向と交差する方向に接近・離反可能に設けら
れた一対の包装紙固着ユニットとを備え、一対の包装紙
固着ユニットには巻取紙から繰り出された2枚の包装紙
を間に挟んで両者を幅方向全長にわたって固着する2条
の圧接部材が設けられ、その2条の圧接部材間に2枚の
包装紙を幅方向に切断する切り離し部材が設けられて成
る包装装置において、巻取紙からコンベヤに向けて繰り
出される包装紙のそれぞれの移送路に、その包装紙を長
手方向に切断する切断部材を包装紙の幅方向に位置調整
自在とした切断機構を設けたことを特徴とする包装装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32648593A JPH07187113A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 包装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32648593A JPH07187113A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 包装方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07187113A true JPH07187113A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18188351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32648593A Pending JPH07187113A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 包装方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07187113A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105813A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-20 | Kawasaki Steel Corp | 被梱包体の梱包方法およびその装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32648593A patent/JPH07187113A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105813A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-20 | Kawasaki Steel Corp | 被梱包体の梱包方法およびその装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |