JPH0718639Y2 - 容器昇降装置の上昇停止装置 - Google Patents

容器昇降装置の上昇停止装置

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JPH0718639Y2
JPH0718639Y2 JP1988014414U JP1441488U JPH0718639Y2 JP H0718639 Y2 JPH0718639 Y2 JP H0718639Y2 JP 1988014414 U JP1988014414 U JP 1988014414U JP 1441488 U JP1441488 U JP 1441488U JP H0718639 Y2 JPH0718639 Y2 JP H0718639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、充填機等に用いられる容器昇降装置に関する
もので、特に所望の容器台を下降位置に停止させておく
ことができる容器昇降装置の上昇停止装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
フィラタンクの下面に多数の充填ノズルを取付け、これ
ら各ノズルに対応して下方に容器台を配設し、この容器
台上にのせた容器を上昇させ、この容器によってバルブ
を押し開いて容器内への充填を行なうようにした充填機
が従来から知られている。
上記充填機では、軟質な樹脂容器に充填する場合には、
ホルダによって容器の口部を保持してバルブを開くよう
にしている。そのため、容器が容器台上に供給されてい
ない場合にも、ホルダがバルブに干渉してこれを開くた
め充填動作が行なわれてしまうという欠点があった。
そこで、容器が容器台上に供給されている場合にはバル
ブを開いて充填を行なうようにし、容器がない場合には
それを検出して充填動作が行なわせないようにした、安
全装置付の充填機が既に考案されている(実公昭52-225
17号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の充填機では、容器が無いことを検出する部材
(25)が確実に作動しない場合があった。また、充填機
の洗滌を行なう場合に、充填ノズルに取付けた洗滌カッ
プと干渉してしまうため洗滌カップを取付けることが不
可能であるという問題点があった。
本考案は上記問題点を除くためになされたもので、充填
時に容器が供給されなかった場合には、これを検出して
その容器台の上昇を規制し、また、洗滌時には、すべて
の容器台を下降位置に停止させておくことができる容器
昇降装置の上昇停止装置を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る容器昇降装置の上昇停止装置は、回転テー
ブルと、この回転テーブルに固定されて一体的に回転す
る昇降手段と、この昇降手段の昇降ロッドに取付けられ
た容器台と、上記昇降手段にエアーを供給して昇降ロッ
ドを上昇させる圧力エアー源と、回転テーブルの回転中
の所定の領域で上記昇降ロッドを下降させる下降手段と
を備えた容器昇降装置に設けられたもので、上記昇降手
段に対して相対移動可能に支持され、この昇降手段に常
時連通する通路およびこの通路を上記圧力エアー源と大
気中のいずれかに連通可能な連通路が形成された通路部
材と、この通路部材を移動させて、上記連通路が圧力エ
アー源に連通する第1位置と大気中に開放する第2位置
との間で切替える切替手段と、容器台上に容器が供給さ
れる位置よりも上流側に配置されてその供給される容器
の有無を検出するセンサとを設け、かつ、上記切替手段
を容器台上の容器を排出する排出部から容器台上に容器
を供給する供給部の間に配置し、容器台上に供給される
容器が存在しないことを上記センサが検出した際に、上
記切替手段によって上記通路部材を第1位置から第2位
置へと切替えるようにしたものである。
〔作用〕
本考案に係る容器昇降装置の上昇停止装置では、通常の
充填時には、通路部材の連通路を介して圧力エアー源と
昇降手段とを連通して昇降ロッドに取付けられた容器台
を上昇させるが、容器台上に容器が供給される位置より
も上流側に設けられているセンサによって、供給される
べき容器が存在しないことを検出した場合には、その存
在しない容器に対応する容器台の昇降手段に支持されて
いる通路部材を、切替手段によって移動させて、この通
路部材の連通路が圧力エアー源に連通する第1位置から
大気中に開放する第2位置へと切替えることにより、上
記昇降手段にエアを供給しないようにして、その容器台
の上昇を停止させることができる。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本考案を説明する。第2図は、
本考案の一実施例装置を備えた充填機の平面図であり、
コンベア(2)により搬送されてきた容器は、タイミン
グスクリュー(4)によってその間隔を調整され、供給
スターホイール(6)により充填機(8)内に供給され
る。これら容器は、充填機(8)内を矢印(A)方向に
回転する間に充填作業が行なわれ、排出スターホイール
(10)によってコンベア(2)上に排出される。充填機
(8)は、フィラタンク下面の外周寄りに、円周方向等
間隔で多数の充填ノズル(図示せず)が取付けられ、こ
れら各充填ノズルのそれぞれに対応する位置の下方に、
以下に説明する容器昇降装置が設けられている。
上述のフィラタンクの下方には、これと一体的に回転す
る回転テーブル(12)が配設され、この回転テーブル
(12)の周囲に等間隔で第1図に示す容器昇降装置(1
4)が設けられている。
回転テーブル(12)の下面には、ポール(16)が下方へ
向けて固定され、これら各ポール(16)の下端に回転リ
ング(18)が固定されている。この回転リング(18)上
には、ピストン(20)が垂直に取付けられており、この
ピストン(20)の外周にシリンダ(22)が摺動自在に嵌
合している。シリンダ(22)は、内面がピストン(20)
上端の外面と気密を保持して摺接して、その上部内にエ
アー室(24)が形成されており、このエアー室(24)に
エアーが送られるとシリンダ(22)は上昇する。また、
シリンダ(22)は、その外周面が回転テーブル(12)の
孔に取付けたブッシュ(26)の内面に接して昇降すると
ともに、その下部に固定した案内ブッシュ(28)が上記
ポール(16)に嵌合し、このポール(16)に沿って昇降
することにより回り止めが行なわれる。
シリンダ(22)は、その上端に容器台(30)が固定され
ており、この容器台(30)上に供給された容器(32)
を、上方の充填ノズルに向けて上昇させ、また下降させ
る。なお、この容器台(30)には、直立したステー(3
4)を介して容器口部ホルダ(36)および容器胴部ホル
ダ(38)が設けられて容器(32)を保持するようになっ
ている。
回転リング(18)の下面には、支持ブロック(40)が固
定され、このブロック(40)に形成された孔内ロッド
(42)が摺動自在に嵌合している。このロッド(42)に
は、後に詳述するエアー通路が形成されており、上記シ
リンダ(22)内のエアー室(24)は、ピストン(20)の
内部通路(20a)、ロッド(42)のエアー通路および回
転リング(18)の通路(18a)等の各通路を介して圧力
エアー源(44)に接続される。従って、本充填機の通常
の充填作業時には、シリンダ(22)および容器台(30)
は、常に上方へ押し上げられている。
上記案内ブッシュ(28)の内周側には、ローラ(46)が
取付けられ、一方、排出スターホイール(10)の上流側
から供給スターホイール(6)の下流側迄の範囲に亘っ
て昇降カム(48)が配設されており(第2図参照)、上
記ローラ(46)がこの昇降カム(48)に案内されること
により容器台(30)が下降して容器(32)の供給および
排出が行なわれる。
上記ロッド(42)のエアー通路と、ロッド(42)の軸芯
部を通る軸方向通路(42a)と、この軸方向通路(42a)
をロッド(42)の外面側に連通する半径方向通路(42
b),(42c)とから成っている。
第1の半径方向通路(42b)(図示左方)は、支持ブロ
ック(40)に対して摺動可能なロッド(42)が第1図に
実線で示す位置(第1位置)にある場合(通常の充填時
の位置)およびロッド(42)が同図に想像線で示す位置
(第2位置)迄移動した場合ともに、支持ブロック(4
0)の幅の広い環状溝(40a)を介してピストン(20)の
内部通路(20a)に連通している。また、第2の半径方
向通路(42c)(図示右方)は、実線で示す位置(第1
位置)では、支持ブロック(40)の幅の狭い環状溝(40
b)および通路(40c)を介して回転リング(18)の通路
(18a)に連通するが、想像線に示す位置(第2位置)
に移動したときには、支持ブロック(40)の上記幅の狭
い環状溝(40b)との連通が遮断されて、別に設けられ
ている大気開放口(40b)に連通するようになってい
る。
第3図は、上記ロッド(42a)を移動させる切替カム(5
0)を示すもので、この切替カム(50)は、第2図に示
すように、上記昇降カム(48)の中央部の下方に配設さ
れている。切替カム(50)は、上記ロッド(42)の長さ
よりも僅かに間隔の広い規制部(50a)と、ロッド(4
2)をこの規制部(50a)内に案内する案内面(50b)と
を備えており、ベース(52)上に固定された切替シリン
ダ(54)に連結されて半径方向に進退動しうるようにな
っている。
切替カム(50)を進退動させる切替シリンダ(54)は、
タイミングスクリュー(4)上に設けられたセンサ(5
6)からの信号によって作動される。タイミングスクリ
ュー(4)によって所定の間隔に調整されて供給スター
ホイール(6)に引渡される容器が欠けていることを上
記センサ(56)が検出すると、その位置の容器に対応す
る容器台(30)が排出スターホイール(10)と供給スタ
ーホイール(6)のほぼ中間に配置された切替カム(5
0)の位置にきたときに、切替シリンダ(54)を作動さ
せて切替カム(50)を移動させ、ロッド(42)を第2位
置へ移動させる。
以上の構成に係る容器昇降装置の作動について説明する
と、通常の充填作業時には、切替カム(50)は第1図の
位置にあり、ロツド(42)のエアー通路(42a),(42
b),(42c)を介して圧力エアー源(44)とエアー室
(24)とが連通されて、容器台(30)は、常に上方へ押
し上げられており、容器(32)の供給排出時には、昇降
カム(48)によって強制的に下降されける。
これに対し、ノーボトルすなわちコンベア(2)上を搬
送されてくる容器が欠けているときには、タイミングス
クリュー(4)上に設けられたセンサ(56)によって容
器のないことを検知し、その位置に該当する容器台(3
0)が切替カム(50)の位置にきたときに切替シリンダ
(54)を作動させる。これにより、切替カム(50)が第
1図の想像線の位置迄移動し、この切替カム(50)によ
ってロッド(42)も移動される。その結果、圧力エアー
源(44)は、ロッド(42)の第2半径方向通路(42c)
と遮断され、エアー室(24)は、ロッド(42)のエアー
通路(42a),(42b),(42c)を介して支持ブロック
(40)の大気開放口(40d)に連通されるため容器台(3
0)は上昇されない。このようにノーボトル時には、容
器台(30)が上昇されないので、充填バルブを開いてし
まうおそれがない。
上記のように充填時には、容器の有無によって切替シリ
ンダ(54)を作動させて容器台(30)の上昇および上昇
停止を選択的に行なうが、充填機の洗滌を行なう場合に
は、切替シリンダ(54)を常に作動位置にしておくこと
により、すべての容器台(30)の上昇を停止させておく
ことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、容器台に容器が供給
されなかった場合には、容器台の上昇を確実に停止して
充填作業を行なわせないようにし、また、洗滌時には、
すべての容器台の上昇を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る容器昇降装置の上昇停
止装置を示す縦断面図、第2図は第1図の装置が適用さ
れた充填機の平面図、第3図は切替カムの斜視図であ
る。 (12)……回転テーブル、(20)……昇降手段(ピスト
ン)、(22)……昇降ロッド(シリンダ)、(30)……
容器台、(42)……通路部材(ロッド)、(42a)……
通路(軸方向通路)、(42c)……連通路(第2の半径
方向通路)、(44)……圧力エアー源、(48)……下降
手段(昇降カム)、(50)……切替手段(切替カム)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転テーブルと、この回転テーブルに固定
    されて一体的に回転する昇降手段と、この昇降手段の昇
    降ロッドに取付けられた容器台と、上記昇降手段にエア
    ーを供給して昇降ロッドを上昇させる圧力エアー源と、
    回転テーブルの回転中の所定の領域で上記昇降ロッドを
    下降させる下降手段とを備えた容器昇降装置において、
    上記昇降手段に対して相対移動可能に支持され、この昇
    降手段に常時連通する通路およびこの通路を上記圧力エ
    アー源と大気中のいずれかに連通可能な連通路が形成さ
    れた通路部材と、この通路部材を移動させて、上記連通
    路が圧力エアー源に連通する第1位置と大気中に開放す
    る第2位置との間で切替える切替手段と、容器台上に容
    器が供給される位置よりも上流側に配置されてその供給
    される容器の有無を検出するセンサとを設け、かつ、上
    記切替手段を容器台上の容器を排出する排出部から容器
    台上に容器を供給する供給部の間に配置し、容器台上に
    供給される容器が存在しないことを上記センサが検出し
    た際に、上記切替手段によって上記通路部材を第1位置
    から第2位置へと切替えることを特徴とする容器昇降装
    置の上昇停止装置。
JP1988014414U 1988-02-05 1988-02-05 容器昇降装置の上昇停止装置 Expired - Lifetime JPH0718639Y2 (ja)

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JPH01122499U JPH01122499U (ja) 1989-08-21
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413784Y2 (ja) * 1975-07-01 1979-06-11
JPS5628798A (en) * 1979-08-16 1981-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Driving device for hydroextracting washing machine

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JPH01122499U (ja) 1989-08-21

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