JPH07185408A - 手持ちスプレーガン - Google Patents

手持ちスプレーガン

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JPH07185408A
JPH07185408A JP6260247A JP26024794A JPH07185408A JP H07185408 A JPH07185408 A JP H07185408A JP 6260247 A JP6260247 A JP 6260247A JP 26024794 A JP26024794 A JP 26024794A JP H07185408 A JPH07185408 A JP H07185408A
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JP
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gun
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handle
spray gun
barrel
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JP6260247A
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English (en)
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Alan J Knobbe
ジェー. ノブ アラン
Gerald W Crum
ダヴリュ. クラム ジェラルド
Curtis B Haller
ビー. ハラー カーティス
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Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
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    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/047Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns using tribo-charging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
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    • B05B15/62Arrangements for supporting spraying apparatus, e.g. suction cups
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    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1481Spray pistols or apparatus for discharging particulate material
    • B05B7/1486Spray pistols or apparatus for discharging particulate material for spraying particulate material in dry state

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  • Nozzles (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要な吹付け状況に適合した使い勝手のよい
手持ちスプレーガンを提供する。 【構成】 手持ち粉末スプレーガンが、ハンドルの上部
からかつガンの後部から離れて伸長している杖タイプハ
ンドルを備えている。ハンドルは、ガンを人間工学的に
操作する機能を有する。杖タイプハンドルは、ハンドル
をガン本体から取り外すことにより、ピストルタイプハ
ンドルへ変換することが出来る。杖タイプハンドルとピ
ストルタイプハンドルの部品は、互換性があり、変換と
修理を容易にする。杖タイプハンドルは、スプレーガン
の後部から伸長しているホース接続部を有するディフュ
ーザーと共に使用することが出来、下から保持する場合
に、ガンを容易に操作することが出来る。底部にあるホ
ース接続部を有するディフューザーは、ピストルタイプ
ハンドルと共に使用することも出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電粉体塗装に関し、具
体的には、手吹き付けに使用されるスプレーガンの構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】静電粉体塗装において、乾燥塗料微粒子
は粉末ホッパー内で流動化され、ホースを通り、塗装さ
れる製品または部分へ粉末を吹き付けるスプレーガンへ
送られる。スプレーガンは、一般に、ガンが高電圧印加
電極を有するか、または、ガンが摩擦により、即ち、摩
擦電気的に粉末を帯電させる手段を有するかの二つの方
法の一つで、粉末を帯電させる。本発明は、両方のタイ
プのスプレーガンに関しているが、摩擦電気タイプの粉
末スプレーガンに関して説明する。
【0003】一般に、摩擦電気粉末ガンでは、粉末はエ
ポキシを基材としており、幾つかの面がガン内に形成さ
れ、普通、この面はポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)で構成されており、粉末微粒子は何回となく衝突
して、摩擦により帯電する。粉末微粒子がガンの前部か
ら吹き付けられると、静電気により、一般的に電気接地
された塗装製品へ引きつけられる。これらの静電的に帯
電された粉末微粒子は製品へ付着し、静電引力によりそ
こに密着し、その後、炉に送られ、そこで、粉末微粒子
が溶解して一体になって流れ、製品に連続した塗膜を形
成する。粉末塗膜は、一般に、多くの電気製品、庭園家
具、芝刈機、およびその他の製品に見られるような固
く、耐久性のある仕上がり面を形成している。
【0004】静電粉末吹き付けは、自動的に、または、
手動により行われる。自動化された粉末吹き付けは、し
ばしば、塗装部品が吹き付けブースを経て送られる生産
ラインで行われ、自動制御されたスプレーガンは、吹き
付けブース内の適切な場所で、ロボットまたはガン駆動
器の一定の位置に取り付けられ、設定された自動化プロ
グラムに従って、粉末を部品に吹き付ける。手動粉末吹
き付けは、普通、一人以上の作業者により行われ、作業
者はスプレーガンを手に持ち、手により粉末を部品へ吹
き付ける。手動粉末吹き付けが有効に行われるか、どう
かは、作業者の技術、即ち、粉末が吹き付けられるべき
部位を視覚的に観察する能力と、スプレーガンを操作し
て粉末を部品の所望の部位に付着させる能力とに依存す
る。
【0005】米国特許出願No.07/956,615
は、自動化吹き付け作業に使用される、改善された摩擦
電気粉末スプレーガンを示している。このガンは、ノー
ドソン・コーポレーションからトリボマティツクII
(商標)として入手出来る。このガンの場合、改善され
た粉末流路が、スリーブ内にコアを配置することにより
形成されており、粉末流路は、コアの外側とスリーブの
内側との間に設けられている。コアの外側とスリーブの
内側は、緩やかにうねった、または、波状のPTFEの
表面で形成されており、従って、環状で、波状の粉末流
路がガン内に形成されている。これにより、ガンの帯電
部分を通過している間に、粉末は方向を変え、PTFE
の荷電面と何回となく接触して、接触毎に電荷を捕らえ
る。コアの外側とスリーブの内側は、粉末流路が非常に
狭いように、狭い公差に保持されており、これにより、
各粉末微粒子が帯電面に当たる回数は、一層増加してい
る。コアは、組み立てと修理のために、容易にスリーブ
へ挿入され、また取り出すことが出来、内側コアの最高
点または隆起線の直径を外側スリーブの最高点または隆
起線の直径より小さくか、または、ほとんど同じに大き
さにすることにより、この着脱性は、達成される。その
上、内側コアと外側スリーブ両方の表皮スリーブは縦軸
方向に対称であり、従って、ガンは、最初に挿入された
表皮スリーブのどちらかの端により再組み立てすること
が出来る。ディフューザーが、ガンの後部に取り付けら
れており、所望の速度で粉末を帯電部を通過させること
により、粉末の電荷を制御する。
【0006】米国特許出願 No.07/956,61
5の自動化スプレーガンは、簡単な接地経路を備えてお
り、この経路は、粉末流路の始まり部分が外側に接地リ
ングを組み込むことによって、時間のかかる複雑な製造
工程を避ける。接地リングを流路の外側に配置すること
により、接地リングは清浄に維持される。さらに、ガン
の帯電部への入口に接地リングを配置することにより、
接地リングは最大帯電率が発生する所に位置付けされ、
この位置は電荷を取り去る理想的場所である。
【0007】これらの機能は、自動スプレーガンに関連
して、米国特許出願 No.07/956,615に開
示されている。一般に、手動吹き付け用に手で保持さ
れ、使用されるこれらの機能を有するスプレーガンと、
改善された手動スプレーガンとが必要とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】手持ち粉末スプレーガ
ンは、従来から、スプレーガンの本体から下方へ伸長し
ているハンドルのあるピストルに似た設計で構成されて
きた。作業者は、ピストルを持つように、ハンドルを握
り、スプレーガンの帯電部またはバレルを塗装部品へ指
向する。ピストル・ハンドル構成が粉末スプレーガンに
使用されてきたが、スプレーガンが作業者によりある位
置で使用される場合は、それは人間工学的に適切でな
い。例えば、作業者が吹き付けブース内の低部下方の部
品部分へ吹き付ける場合、作業者はさらに低くピストル
・ハンドルスプレーガンを保持しなければならず、この
取扱にくい位置は、効果的に吹き付けることが非常に困
難にしている。作業者の技量によっては、作業者がこの
ような扱いにくい位置でガンを使用する場合、適切な吹
き付けを行うことが出来ないので、部品の下部野吹き付
けは、適切な品質に欠けることがある。
【0009】その上、作業者を容易に楽にする人間工学
的に設計されたハンドルを有する手動スプレーガンへ敏
速に、かつ容易に変換される自動スプレーガンが必要で
ある。
【0010】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、従来技術に
よっては提供されない利点を有する手動操作の粉末スプ
レーガンを提供する。一つの好適な実施態様の本発明の
スプレーガンは、スプレーガンを上から保持するよう
に、スプレーガンの本体の上部から伸長している杖タイ
プのハンドルを有する。
【0011】本発明のスプレーガンの杖タイプハンドル
は、スプレーガンを人間工学的に保持し、操作する手法
をもたらし、これにより、作業者は疲労も少なく長時間
の間、スプレーガンを使用することが出来る。さらに、
ガンを上から保持することにより、作業者が吹き付けブ
ース内で低く置かれている部品を吹き付けることが、よ
り容易である。低い位置の吹き付けにおいて、専門的技
術に欠ける作業者により使用される場合、杖タイプハン
ドルを有するスプレーガンを使用することにより、製品
に対し優れた吹き付けが行われるであろう。
【0012】杖タイプハンドルは、ガンの後部から傾斜
して伸長し、スプレーガン・バレルと鋭角を形成してお
り、従って、作業者はハンドルを一層容易に握ることが
出来る。上から保持する場合、作業者によるスプレーガ
ンの照準を容易にするように、ハンドルが伸長している
角度は選択される。特に、スプレーガンが塗装部品から
標準的距離に保持される場合、作業者の眼からハンドル
への仮想線が、粉末が部品へ吹き付けられる範囲へ伸長
している。
【0013】本発明による杖タイプハンドル付きスプレ
ーガンを使用することは、人間工学的利点があるので、
塗装部品が作業者に対して低い位置にあるように、塗装
作業を再構成することが望ましい。これにより、作業者
はスプレーガンを効果的に使用し、杖タイプハンドルの
位置の利点を享受することが出来る。
【0014】しかし、吹き付けブースがこのように再構
成されなければ、作業者が部品を高く吹き付けることが
必要となることもあるだろう。杖タイプハンドル付きス
プレーガンは、多くの場合、これら部品の吹き付けに使
用するのに適しているが、作業者は、このような状況で
はピストルタイプのハンドル付きスプレーガンを使用す
ることを望んでいるかもしれない。
【0015】作業者は二つのガン、すなわち、通常の使
用と殊にブース内で部品を低く吹き付けることに使用す
る杖タイプハンドル付きガンと、ブース内で部品を高く
吹き付けるピストルタイプのハンドル付きガンとを持つ
ことが出来るが、本発明も、杖タイプハンドル付きスプ
レーガンをピストルタイプのハンドル付きスプレーガン
へ、およびその逆に容易に変換する能力を有する。本発
明により、杖タイプハンドルは、ほんの僅かの掛け具を
外して、ガン本体から容易に取り外し可能であり、同様
にガン本体へ固定されるピストルタイプのハンドルによ
り置き換えられる。その上、引き金とスイツチを含む
が、ハンドル本体を除く杖タイプハンドルの構成部品の
すべては、杖タイプハンドルとピストルタイプのハンド
ルとに完全に互換性があり、変換と使用とを単純化し、
交換部品は両方のタイプのガンに適合する。
【0016】好適な実施態様の本発明は、内面が緩やか
にうねっているか、または波状のスリーブとコアとを使
用している自動化ガンの利点を有しており、手持ち粉末
ガンにおいてこれらの利点をもたらす。
【0017】同様に、好適な実施態様の本発明の手持ち
スプレーガンは、以前は自動スプレーガンでのみ使用さ
れていた単純化された接地流路を使用している。
【0018】本発明のスプレーガンは、スプレーガンの
後部にディフューザーを備えている。杖タイプハンドル
を有する形式のガンでは、電気ケーブルが、ガンの後部
から離れてハンドルから伸びており、空気ホースと粉末
搬送ホースとのディフューザー・ホース接続部も、ガン
の後部から離れて伸びている。ケーブルとホース接続部
とをこのように位置づけすることにより、ケーブルとホ
ースは作業者の邪魔にならないので、ガンを上から保持
する場合、スプレーガンをさらに容易に使用することが
出来る。
【0019】本発明のスプレーガンが、杖タイプハンド
ルからピストルタイプ・ハンドルへ変換される場合、代
わりのディフューザーを使用してもよい。代わりのディ
フューザーは、両方のホースがガンの後部から下方へ伸
長するように配置されたホース接続部付きのピストルタ
イプ・ハンドルで使用するように特に設計されている。
ピストルタイプ・ハンドルも下方へ伸長しているので、
ディフューザーをこのように配置することにより、ホー
スをスプレーガンの操作に便利な位置に配置することが
出来る。
【0020】これらの、および他の利点は、手持ち粉末
スプレーガンの本発明により提供される。この手持ち粉
末スプレーガンはその一つの好適な実施例において、第
一と第二の端部を有する本体と、本体の第一端部に取り
付けられてガンの入口端部を形成する、粉末を空気と混
合するディフューザーと、粉末の帯電路を有し、本体の
第二端部から伸長しているバレルと、ガンの出口端部を
形成する、本体に相対してバレルに取り付けられたスプ
レーヘッドと、および本体からスプレーヘッドへ向かっ
て上方に伸長して本体に取り付けられ、ガンを把持して
操作するための杖タイプハンドルとを含む。
【0021】本発明のほかの態様では、手持ち粉末スプ
レーガンのハンドル位置を、ガン本体へ取り付けられガ
ンの後部へ向かってガン本体から下方へ伸長しているピ
ストルタイプ・ハンドル組立体から、ガン本体へ取り付
けられガンの後部から離れてガン本体から上方へ伸長し
ている杖タイプハンドルへ変換し、または、この逆に変
換する組立体が提供されている。この変換組立体は、ガ
ン本体へ取り付けるハンドル本体を有するハンドル組立
体、ほかのハンドル組立体から引き金を取り付ける手
段、およびほかのハンドル組立体からスイッチを取り付
ける手段から構成している。
【0022】本発明のさらに他の態様では、ほかの手持
ち粉末スプレーガンが提供されており、このガンは、第
一と第二の端部を有する本体と、本体の第二の端部から
軸に沿って伸長しかつ粉末の帯電路を有するバレルと、
本体に相対してバレルに取り付けられかつガンの出口端
部を形成しているスプレーヘッドと、ガンを把持して操
作する本体へ取り付けられたハンドルと、粉末を搬送空
気と混合しかつ本体の第一端部に取り付けられてガンの
入口端部を形成しかつ粉末供給ホースへ固定する第一ホ
ース接続部と搬送空気供給ホースへ固定する第二ホース
接続部であって相互にほぼ平行にかつガンのバレルの軸
にほぼ平行にまたはガンのバレルの軸にほぼ垂直にそれ
ぞれ伸長している第一と第二のホース接続部を有するデ
ィフューザーとを含む。
【0023】
【実施例】図面に、最初に図1に、本発明による摩擦電
気粉末スプレーガン10が示されている。ガン10は、
一端にディフューザー12と他端にバレル13とを備え
た本体11と、本体へ固定されたハンドル14とを有す
る。適切なスプレーヘッド15がバレル13の出口端部
に取り付けられている。スプレーヘッド15には、示さ
れたパターンのほかに、円錐または平面噴霧パターンを
形成するスプレーヘッドなどの各種タイプがある。ガン
本体11は、その本体を通り伸長し粉末の流路を形成し
ている中心開口を有し、ディフューザー12は前記中心
開口の入口端部に取り付けられ、バレル13の構成部材
は中心開口の出口端部に取り付けられている。
【0024】図3に示されているように、ディフューザ
ー12は、吹き付け粉末を搬送空気と混合する手段を備
えている。ディフューザー12は、中心軸方向流路21
を有するディフューザー本体20を備えている。ディフ
ューザー本体20は、ガン本体11の中心開口の入口端
へ嵌め込まれており、Oリング22と23とが、ディフ
ューザー本体とガン本体11の中心開口の内面との間
の、ディフューザー本体20の外面の回りの細溝に配置
されている。
【0025】圧縮空気が、接続部27に取り付けられた
空気ホース26を通りディフューザー12へ流入する。
接続部27は、ディフューザー本体20の端部に配置さ
れ、ディフューザー本体の外側に取り付けられ、Oリン
グ28と29とによりディフューザー本体と密封されて
いる。ホッパー(示されていない)からの粉末は、ポン
プ(示されていない)からの空気の流れによりディフュ
ーザー12へ送られる。粉末とポンプからの搬送空気
は、ディフューザー本体20の端部に配置された入口接
続部33においてガンへ接続されている供給ホース32
を通り、スプレーガン10へ流れ込む。ディフューザー
空気は、接続部27からディフューザー12へ入り、接
続部27内の短い流路34を通り、ディフューザー本体
が接続部30により被覆されている、ディフューザー本
体20の外側の回りにある円形溝35により形成された
流路へ流れる。次に、ディフューザー空気は、小さい斜
めのノズル流路36を通り、中心軸方向流路21内の粉
末流へ流入する。ノズル流路36を通るディフューザー
空気は、粉末入口の直ぐ下流に負圧を発生し、それは粉
末を粉末送りホースからディフューザーへ引き込むこと
によりポンプを補助する。
【0026】ディフューザー内の低圧は、低い背圧をポ
ンプに発生し、それはポンプからの高い粉末流出力を発
生する。多量のディフューザー空気により、粉末は、粉
末を強く帯電させる高速でガンのバレル13を通って送
られる。粉末に印加された電荷の大きさは、ガンを通る
粉末の速度に直接関係するので、ディフューザー空気の
容量は、粉末の帯電を調節する手段である。すなわち、
多量のディフューザー空気は、粉末に高い電荷を発生
し、少量のディフューザー空気は、粉末に低い電荷を発
生する。本発明は、粉末を所望の速度でガン・バレル1
3を通過させることにより粉末の電荷を制御する、ガン
の背部にあるディフューザーを提供する。
【0027】ガン・バレル13は、摩擦電気電荷を粉末
に印加する手段を備えており、この電荷は、粉末を緩や
かなうねりまたは波状のPTFE表面を有する流路に通
過させることにより発生する。従って、粉末の環状で波
状の流路が、ガン・バレル内に形成されている。ガン・
バレル13は、米国特許 No.07/956,615
に開示されているものと同じであり、その開示全体をこ
こに引用により取り入れる。
【0028】ガン・バレル13は、外側伸長管40を備
えており、この管はガン本体11に着脱可能に取り付け
られ、その前部から伸長しており、外部スリーブ組立体
41が外側伸長管40内に配置され、内部コア組立体4
2が外部スリーブ組立体41内に取り付けられている。
【0029】図2に示されているように、内部コア組立
体42は、中心のねじ付きロッド45を有し、その一端
にはほぼ円錐台状の入口分配器46が、他端にはほぼ円
錐台状の出口分配器47がねじどめされている。ほぼ円
筒状の内部表皮スリーブ48が、入口分配器46と出口
分配器47との間に保持されている。
【0030】外部スリーブ組立体41は、外側伸長管4
0内に取り付けられており、入口表皮スリーブ52と出
口表皮スリーブ53との間に保持された外部表皮スリー
ブ51を有している。出口表皮スリーブ53は、その外
側の回りに肩部54を有し、外側伸長管40の出口端部
にはフランジ55があり、フランジ55は半径方向に内
方へ伸長して、肩部54を係合し、出口表皮スリーブ5
3を所定の位置に保持している。
【0031】このように、入口表皮スリーブ52は入口
分配器46の回りに配置され、外部表皮スリーブ51は
内部表皮スリーブ48の回りに位置しており、出口表皮
スリーブ53は出口分配器47の回りに位置づけられて
いる。
【0032】環状の空隙57が、内部表皮スリーブ48
と外部表皮スリーブ51との間に形成されている。内部
表皮スリーブ48の外面と外部表皮スリーブ51の内面
とは、緩やかにうねっており、従って、環状の空隙57
は、粉末がガン・バレル13を通過する曲がりくねった
流路を形成している。特に、内部表皮スリーブ48の外
径は、外部表皮スリーブ51の内径が減少する、縦軸方
向のほぼ同じ位置において増加し、内部表皮スリーブ4
8の外径は、外部表皮スリーブ51の内径が増加する、
縦軸方向のほぼ同じ位置において減少する。従って、粉
末の狭い「波状」流路が、スリーブ48と51との間の
環状の空隙57により形成されている。環状の空隙57
は直径が変化するが、環状の空隙57の幅は、スリーブ
48と51の長さに沿ってほぼ一定である。
【0033】粉末はディフューザー12からガン・バレ
ル13へ流入し、内部表皮スリーブ52と入口分配器4
6との収束する面により、内部表皮スリーブ48と外部
表皮スリーブ51との間の環状の空隙57へ流入する。
内部表皮スリーブ52はガン本体11内に配置されてお
り、外部表皮スリーブ51からディフューザー本体20
へ伸長して、ディフューザー12から出る粉末の流路を
形成している。
【0034】次に、粉末は狭く、「波状」の環状の空隙
57を通り、引き続いて、出口分配器47と粉末がスプ
レーヘッド15へ噴出される外部表皮スリーブ51との
発散面により形成された広がっている環状の空隙を通っ
て流れる。
【0035】外側伸長管40は、差し込み形(バヨネッ
ト式)掛け止め機構により、ガン本体11へ着脱可能に
取り付けられており、従って、ガン・バレル13は、使
用中にガン本体11へ強固に保持されており、ガンを清
浄するか、または表皮スリーブの一つを交換しようとす
る場合、容易に取り外すことが出来る。差し込み機構に
よりガン本体11へ堅固に装着された外側伸長管40に
より、外部表皮スリーブ51は、外側伸長管の外部フラ
ンジと出口表皮スリーブ53の肩部54との間に配置さ
れたシリコンゴムのガスケット59により、ガン本体1
1の中心開口と気密的に係合する。ガスケット59は圧
縮可能で弾性があり、ガン本体11へ向けて外部表皮ス
リーブ51に力を加えるばねを形成している。
【0036】外部スリーブ組立体41に対する内部コア
組立体42の位置は、位置決めリング61とスペースリ
ング62とにより維持される。位置決めリング61は、
内部表皮スリーブ48をガン・バレル13の入口におい
て入口分配器46と半径方向に位置整合し、内部表皮ス
リーブ48と配分器46,47とを、外部表皮スリーブ
51と表皮スリーブ52と53とに軸方向に位置整合す
るために使用される。スペースリング62は、内部表皮
スリーブ48と出口分配器47とを、外部表皮スリーブ
51とガン・バレル13の出口にある出力表皮スリーブ
53とに半径方向に位置整合するために使用される。
【0037】位置決めリング61は、入口表皮スリーブ
52と外部表皮スリーブ51との間と、入口分配器46
と内部表皮スリーブ48との間に配置されている。位置
決めリング61を配置するために、小さい凹部が、外部
表皮スリーブ51に隣接した入口表皮スリーブ52の内
面の回りに形成されている。ほかの同様な凹部が、入口
表皮スリーブ52に隣接した外部表皮スリーブ51の内
面の回りに形成されている。対応する凹部が入口配分器
46および内側表皮スリーブ48の外面に形成されてい
る。これらの凹部は、外部スリーブ組立体41と内部コ
ア組立体42とに関して、位置決めリング61の正確な
軸方向の配置を行う。
【0038】スペースリング62は、外部表皮スリーブ
51と出口表皮スリーブ53との間に配置されている。
凹部が、出力端の外部表皮スリーブ51に形成されてお
り、対応する凹部が、出口表皮スリーブ53に形成され
ている。スペースリング62は、これらの凹部により形
成された溝内に嵌め込まれている。スペースリング62
は、出口分配器47の外壁と係合して、外部スリーブ組
立体41を内部コア組立体42に対して半径方向に位置
づける。
【0039】摩擦電気粉末スプレーガンの従来の設計に
より、ガン・バレル13の一部が接地されており、粉末
の帯電を高め、かつ、作業者に衝撃と損傷を与える容量
性の電荷をガンが蓄電するのを防止することにより、安
全性を助長している。本発明のガンの接地構成には、ガ
ン本体11内で、入口表皮スリーブ52と外部表皮スリ
ーブ51の外側の回りにに配置され、最高電荷の粉末へ
の転移が行われるガン・バレル13の入口に近くに位置
する接地リング65を含む。接地リング65は粉末流路
から離れて配置されており、従って、それは清浄に維持
され、良好で、恒常的電気接地が行われる。ガン・バレ
ル13の構成要素の電気接地は、内部表皮スリーブ4
8、外部表皮スリーブ51、入口表皮スリーブ52、入
口分配器46、出口分配器47、および入口表皮スリー
ブ53の内壁に沿った表面伝導により行われる。接地リ
ング65から、電流が接地植込みボルト66を経て、接
地植込みボルト66へ装着されたガン接地ワイヤー67
(後に説明する)へ流れる。PTFEの表面伝導率、接
地リング65への経路長、および粉末接触面上の電荷の
電位は、すべて、適切な接地と最適荷電性能とに関する
設計において考慮される変数である。
【0040】ガン・バレル13の出口端部は、多様な従
来のスプレーヘッドが装着されるように設計されてい
る。スプレーヘッド15は、ガン・バレル13の出口端
部へスプレーヘッドを取り付けている状態を図示するよ
うに示されている。スプレーヘッド15は、外側伸長管
40の出口端部のフランジ55に隣接した出口表皮スリ
ーブ53に取り付けられている。
【0041】図1と2に示されているように、スプレー
ガン・ハンドル14は、従来の”ピストルタイプ”ハン
ドルの代わりに、”杖タイプ”ハンドルである。ハンド
ル14は、ガン本体11の外側の回りに装着され、ハン
ドルをガンに固定するように設計された取り付け部71
を有するハンドル本体70を備えている。ハンドル本体
70は、好適に、二つの中空の成型プラスチック部材7
2と73とで形成されており、これらの部材はスクリュ
ー74などの留め具により一体に取り付けられている。
本体部材72と73は貝殻のごとく配列されて、ハンド
ル本体70を形成しており、スクリュー74は本体部材
73の内ねじ付き穴へねじ込まれている。部材72と7
3の下部は、取り付け部71を形成しており、ガン本体
11の回りに固く装着するように、構成されている。ハ
ンドル本体の部材がガン本体の回りにぴったりと装着さ
れて、ガンへ堅固に固定されるように、取り付け部71
の形状は、ガン本体11の外形と合っている。
【0042】ハンドル本体70は、ガン本体11から上
方へ伸長しており、従って、作業者は上方からスプレー
ガンを握って、保持することが出来る。このようにし
て、作業者は、一般に作業者の肘より下にある位置にス
プレーガンを保持する。これは、吹き付けブース内で多
数の塗装品、特に、ブースの下方にある塗装品の吹き付
けにおける、人間工学に適った構成を与える。ハンドル
本体70は、スプレーガンの前部に向かって傾斜して伸
長しており、従って、ハンドル14とガン・バレル13
とは、相互に鋭角を形成している。ハンドル14とガン
・バレル13との角度は、作業者が上からガンを保持し
ている場合、ガンの照準合わせを容易にするように選択
される。ガンが部品から標準的距離に離れている場合、
作業者の眼からハンドル14を通る想像線上に、部品が
ガンによりを吹き付けられている地点があるのが好適で
ある。ガンが、ピストル位置の代わりに、低い杖タイプ
の位置で保持されているとき、この配置は、作業者がガ
ンを照準するのを助ける。
【0043】図2に示されているように、ハンドルはガ
ンを操作するのに用いられる引き金77を有する。引き
金77は、逆さL形状の軸回転引き金部材78により形
成されており、部材78は、その基部の自由端において
ハンドル本体部材72と73との間に固定されているピ
ボットピン79の回りに取り付けられている。引き金7
7が駆動されると、引き金部材78は、ハンドル内に配
置された電気スイッチ80と係合する。作業者がハンド
ルを通常位置に保持している場合、引き金77が作業者
の人指し指により係合されるように、引き金77は、ハ
ンドルの上部に位置している。ハンドル14は、作業者
が、ガンが安全に操作されるように、作業者を接地する
ためにハンドルを握ると、作業者の手と接触する作業者
接地パッド81も有する。作業者接地パッド81は、ハ
ンドル14へ接続した電気ケーブル86から伸長してい
る作業者接地線82へ接続している。
【0044】スイッチ80は、ケーブル86から伸長し
ている絶縁された電導リード線84と85へ接続してい
る。ケーブル86の端には、カラー87がある。カラー
87は、環状フランジにより固定され、ハンドル14の
下端の穴に埋め込まれている。電導リード線84と85
は、逆さL形状の軸回転引き金部材78により操作され
るスイッチ80へ伸びている。ケーブル86は、上述の
接地植え込みボルト66へ固定されたガン接地線67も
有する。ガン接地線67は、接地植え込みボルト66か
らの電流を制御パネル(示されていない)の電流計を経
て接地へ伝導する。ガン接地線67は、ガン・バレル1
3を接地するだけでなく、バレル内の粉末の帯電から発
生した電流の測定も行う。
【0045】図示のディフューザー12は、杖タイプハ
ンドル14との使用に特に合わせてある。詳細には、デ
ィフューザー12から伸長しているホース26と32
が、ガンの底部からよりもむしろスプレーガンの後部か
ら伸長するように、ディフューザー12は設計されてい
る。これにより、ガンが、杖タイプハンドル14を使用
する作業者により低い位置に保持されている場合、ガン
の操作が容易になっている。
【0046】図1に示された杖タイプハンドル14は多
くの用途に有利であるが、従来のピストルタイプのハン
ドルが望ましい用途がいくつかある。例えば、作業者よ
り高い部品を吹き付ける場合、作業者は所望の成果を得
るためにガンを空中に高く保持しなければならない。ガ
ンの上部から伸長しているハンドル14付きの、図1の
スプレーガン10を使用すると、このような吹き付け作
業は、困難になり、従来のピストルタイプのハンドルが
この場合望ましい。作業者が二つの異なるガンを使用出
来るようにすることは可能である。即ち、多くの吹き付
け作業用の図1の杖タイプハンドル付きガンと、ピスト
ルタイプのガンが必要とされる作業用のピストルタイプ
ハンドル付きの他のガンである。
【0047】しかし、本発明は変換性を備えており、図
1の杖タイプハンドル14付きスプレーガン10は、単
にハンドル本体を変えることにより、ピストルタイプの
ハンドル付きスプレーガンに変えることが出来る。これ
により、単にハンドルを変えることにより何時でもその
個々の必要性に応じて、使用者は、塗装工場において杖
タイプガンとピストルタイプガンとの数を変えることが
出来る。変換されたスプレーガン110が図4に示され
ている。図4のスプレーガン110は、図1のスプレー
ガン10の構成要素のほぼすべてを有する。スプレーガ
ン10は、粉末の帯電流路を形成している一端に取り付
けられたバレル13付き本体11と、バレル13の出口
端部に取り付けられたスプレーヘッド15とを有する。
ガン・バレル13は、図2を参照してすでに説明したバ
レルと同じである。ガン110は、本体11の他端に取
り付けられたディフューザー112を有する。後に詳細
に説明するように、ディフューザー112は、ディフュ
ーザー12と若干異なる。杖タイプハンドル14の代わ
りに、ピストルタイプハンドル114がガン本体11に
取り付けられている。
【0048】杖タイプハンドル本体の構成要素72と7
3と異なる構造を有する二つの部材172と173とで
形成され、ガン本体111の外側の回りに装着されるよ
うに設計された取り付け部171を有するハンドル本体
170で形成されていることを除いて、ピストルタイプ
ハンドル114は、構造が前述の杖タイプハンドルと似
ている。ハンドル本体170は、ガン本体11の下部か
ら伸長するように取り付けられている。ハンドル本体の
部材172と173とは、4個のスクリュー74により
一体に取り付けられており、このスクリューは、本体部
材172を貫通して、本体部材173の内側にねじを切
られた穴へねじ込まれている。
【0049】ピストルタイプハンドル114の本体部材
172と173は、杖タイプハンドル14で使用された
ものと、同じ引き金部材78、同じスイッチ80、およ
び同じ作業者接地パッド81を使用するように改造され
ている。図4に示されているように、ピストルタイプハ
ンドル114は、逆さL形状の軸回転引き金部材78に
より形成された引き金77を有しており、部材78は、
その基部の自由端においてハンドル本体部材172と1
73との間に固定されているピボットピン回りに取り付
けられている。引き金77が動作されると、引き金部材
78は、ハンドル本体部材172、173の間に配置さ
れた電気スイッチ80と係合する。作業者がハンドルを
通常位置に保持している場合、引き金77が作業者の人
指し指により係合されるように、引き金77は、ガン本
体11に隣接したハンドルの上部に位置している。ハン
ドル114は、作業者が、ガンが安全に操作されるよう
に、作業者を接地するためにハンドルを握ると、作業者
の手と接触する作業者接地パッド81も有する。
【0050】スイッチ80は、ハンドルへ接続したケー
ブル86から伸長している絶縁された電導リード線84
と85へ接続している。ケーブル86の端は、ケーブル
取り付けカラー87へ接続している。これもまたケーブ
ル86から伸長している作業者接地線82は、ハンドル
14内の作業者接地パッド81へ接続している。バレル
13の接地ねじ込みボルトへ接続しているガン接地線6
7も、ケーブル86から伸長している。図2に示されて
いるように、杖タイプのガンにおいては、ガン接地線6
7だけが、ハンドル本体部材73とガン本体11との間
を、本体11の下から本体11の上へ通っているのに対
し、図6に示されているように、ピストルタイプのガン
においては、四本の線67,82,84,および85が
すべて、ハンドル本体172または173と本体11と
の間を、ガン本体11の下から本体11の上へ通ってい
る。
【0051】図3に示されたディフューザー12を、図
4のガン110と共に用いてもよいが、ハンドルとケー
ブルもガンの底部から伸長しているので、ディフューザ
ー12は、ディフューザーの後部からよりもむしろディ
フューザーの底部から下方に伸長しているホースのディ
フューザーと置き換えられることが好ましい。このよう
なディフューザーは、図5に示された、底部に両方のホ
ースとの接続部を有するディフューザー112により与
えられる。
【0052】図5に示されているよう、ディフューザー
112は、中心軸方向の流路121を有するディフュー
ザー本体120を有する。ディフューザー・ノズル13
0が、流路121の後端へ挿入されている。ディフュー
ザー本体120は、ガン本体11の中心開口の入口端部
へ嵌め込められており、Oリング122と123は、デ
ィフューザー本体とガン本体11の中心開口の内面との
間で、ディフューザー本体120の外面の回りにある溝
に配置されている。
【0053】圧縮された空気が、ディフューザー112
の底部に位置している接続部127へ装着された空気ホ
ース26を通りディフューザー112へ流入する。接続
部127は、ディフューザー・ノズル130へ上方へ伸
長しているディフューザー本体120内の半径方向へ伸
長している流路131へ接続している。ホッパーからの
粉末は、ポンプからの空気の流れによりディフューザー
へ送られる。粉末と搬送空気は、ディフューザーの底部
に配置されている入口接続部133においてガンへ接続
している供給ホース32を通り、ガンへ流入する。入口
接続部133は、ディフューザー本体120内へ半径方
向に、空気入口接続部127に続く流路121に向かっ
て上方へ伸長している。粉末が接続部133からディフ
ューザー112へ流れ込むと、粉末はディフューザー・
ノズル130からのディフューザー空気と混合される。
粉末入口接続部133の出口まで流れるディフューザー
空気は、粉末の入口に負圧を発生し、これが、粉末を粉
末供給ホースからディフューザー112へ引き込むこと
により、ポンプを支援する。ディフューザー・ノズル1
30の孔径は、多量の空気の流れを低圧で送るように大
きさが選択されている。
【0054】ディフューザー112は、ピストルタイプ
ハンドル114を有するスプレーガンとの使用において
好適であるが、ディフューザー112は杖タイプハンド
ル14を有するスプレーガンと共にも使用出来、ディフ
ューザー12もハンドル14または114を有するスプ
レーガンと共にも使用出来ることが理解されなければな
らない。ホース接続部127と133はガンの底部に配
置されており、これにより、ガンがピストルハンドルの
ガンの場合によくある高い位置で使用される場合、ガン
は容易に操作出来るので、ディフューザー112は、ピ
ストルタイプハンドル114を使用しているスプレーガ
ンとの使用において好適である。杖タイプハンドル14
を有するガンは、普通低い位置で使用され、従って、ホ
ース接続部27と33とはディフューザーの底部に配置
されていないが、その代わり、ガンの後部に配置されて
いるので、ディフューザー12は好適である。
【0055】本発明は、粉体塗装用スプレーガンに関し
て示され、説明されているが、本発明は、また、液体吹
き付け作業にも適応して、使用することが出来ること
が、理解されなければならない。
【0056】ここに示され、説明されている個々の実施
態様の他の変形と修正が、意図された本発明の精神と範
囲にすべてあることは、本技術に習熟した当事者には明
らかであろう。本発明はその個々の実施態様に関して示
され、説明されているが、それは限定するよりはむしろ
例証するためになされている。従って、本特許は、ここ
に示され、説明されている個々の実施態様を範囲と効果
において制約されるものでなく、また、本技術分野の進
歩が本発明により進む範囲と、決して矛盾するものでな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の杖タイプハンドルを有する粉末スプレ
ーガンの一つの実施例の側面図である。
【図2】図1のスプレーガンの部分側面図である。
【図3】図2のディフューザー部分を拡大した詳細図で
ある。
【図4】本発明のピストルタイプハンドルを有する粉末
スプレーガンのほかの実施例の、図1と同様な側面図で
ある。
【図5】図4のガンのディフューザー部分の詳細な側面
図である。
【図6】図4の粉末スプレーガンの部分断面側面図であ
る。
【符号の説明】
10 ガン 11 ガン本体 12 ディフューザー 13 バレル 14 ハンドル 15 スプレーヘッド 20 ディフューザー本体 21 中心軸方向流路 22 Oリング 23 Oリング 27 接続部 40 外側伸長管 41 外部スリーブ組立体 42 内部コア組立体 46 入口分配器 47 出口分配器 48 内部表皮スリーブ 53 外部表皮スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カーティス ビー. ハラー アメリカ合衆国.44053 オハイオ,ロー レイン,オバーリン アヴェニュー 4646

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杖タイプハンドルからピストルタイプハ
    ンドルへ変換可能である、素材を塗装する手持ちスプレ
    ーガンにおいて:前端と後端とを有するバレルと;バレ
    ルの前端へ接続したスプレーヘッドと;バレルから下方
    へ伸長し、バレルに関し取り付けるピストルタイプハン
    ドル本体と;バレルから上方へ伸長し、バレルに関し取
    り付ける杖タイプハンドル本体と;を含んでおり、杖タ
    イプハンドルまたはピストルタイプハンドルのいずれか
    がバレルへ取り付けられることを特徴とする前記スプレ
    ーガン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスプレーガンにおい
    て:杖タイプハンドル本体はバレルへ取り付けられた場
    合スプレーヘッドの方へ向かって伸長しており、ピスト
    ルタイプハンドルはバレルに取り付けられた場合スプレ
    ーヘッドから離れる方へ向かって伸長していることを特
    徴とする前記スプレーガン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスプレーガンにおい
    て:さらに、バレルの後端が接続されているガン本体を
    含んでおり、ピストルタイプハンドル本体はガン本体へ
    取り付けられることによりバレルに関し取り付けられ、
    杖タイプハンドル本体はガン本体へ取り付けられること
    によりバレルに関し取り付けられことを特徴とする前記
    スプレーガン。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスプレーガンにおい
    て:さらに、引き金とスイッチとを含んでおり、引き金
    とスイッチとが杖タイプハンドル本体に取り付け可能で
    ありかつピストルタイプハンドル本体に取り付け可能で
    あることを特徴とする前記スプレーガン。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のスプレーガンにおい
    て:ピストルタイプハンドル本体がバレルの回りに離脱
    可能に一体に固定される二つのピストルタイプハンドル
    本体の部材から成り、杖タイプハンドル本体がバレルの
    回りに離脱可能に一体に固定される二つの杖タイプハン
    ドル本体の部材から成ることを特徴とする前記スプレー
    ガン。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のスプレーガンにおい
    て:さらに、引き金とスイッチとを含んでおり、引き金
    とスイッチとが杖タイプハンドル本体の部材の間にに取
    り付け可能でありかつピストルタイプハンドル本体の部
    材の間にに取り付け可能であることを特徴とする前記ス
    プレーガン。
  7. 【請求項7】 素材を塗装する手持ちスプレーガンを杖
    タイプハンドルとピストルタイプハンドルとの間で変換
    する方法において:取り外し可能に取り付けられた杖タ
    イプハンドルとピストルタイプハンドルのいずれか一方
    を有するスプレーガンを用意し;該ハンドルを該ガンか
    ら取り外し;ガンから外したハンドルを杖タイプハンド
    ルとピストルタイプハンドルの他方のものと置き換え
    る;段階を含んでいることを特徴とする前記方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において:スプレ
    ーガンが杖タイプハンドルとピストルタイプハンドルと
    を備え、それぞれが離脱可能に一体に固定される二つの
    ハンドル本体部材で形成され、ハンドルがハンドル本体
    部材をそれぞれから取り外すことによりガンから取り外
    され、ハンドルがハンドル本体部材を相互に固定するこ
    とにより取り替えられることを特徴とする前記方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法において:スプレ
    ーガンが引き金とスイッチとを有する杖タイプハンドル
    とピストルタイプハンドルとを備え、該方法はハンドル
    がガンから取り外される場合引き金とスイッチとをハン
    ドルから取り外し、取り替えられたハンドルに引き金と
    スイッチとを装着する付加的工程を含んでいることを特
    徴とする前記方法。
JP6260247A 1993-10-25 1994-10-25 手持ちスプレーガン Withdrawn JPH07185408A (ja)

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US08/142,200 US5395046A (en) 1993-10-25 1993-10-25 Hand-held spray gun with replaceable handle

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