JPH07184357A - 内燃機関の燃料搬送ポンプを駆動するための電動機 - Google Patents
内燃機関の燃料搬送ポンプを駆動するための電動機Info
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- JPH07184357A JPH07184357A JP6273772A JP27377294A JPH07184357A JP H07184357 A JPH07184357 A JP H07184357A JP 6273772 A JP6273772 A JP 6273772A JP 27377294 A JP27377294 A JP 27377294A JP H07184357 A JPH07184357 A JP H07184357A
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- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/02—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for suppression of electromagnetic interference
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/46—Auxiliary means for improving current transfer, or for reducing or preventing sparking or arcing
- H01R39/54—Auxiliary means for improving current transfer, or for reducing or preventing sparking or arcing by use of impedance between brushes or segments
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- H02K11/026—Suppressors associated with brushes, brush holders or their supports
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 内燃機関の燃料搬送ポンプを駆動するための
電動機において、電気的な妨害対抗装置の妨害対抗部材
（４７）が環状の整流子（３１，５１）に統合されてお
り、夫々１つの妨害対抗部材が隣接する２つの整流子片
（４１，５３）間に接続されている。 【効果】 このため妨害源への妨害対抗部材の直接的な
取付けが可能となり、このことによって、特に超短波領
域における極めて良好な妨害対抗作用を達成することが
できるようになった。
電動機において、電気的な妨害対抗装置の妨害対抗部材
（４７）が環状の整流子（３１，５１）に統合されてお
り、夫々１つの妨害対抗部材が隣接する２つの整流子片
（４１，５３）間に接続されている。 【効果】 このため妨害源への妨害対抗部材の直接的な
取付けが可能となり、このことによって、特に超短波領
域における極めて良好な妨害対抗作用を達成することが
できるようになった。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、殊に内燃機関の燃料搬
送ポンプを駆動するための電動機であって、ケーシング
内に配置されて少くいとも２つの永久磁石を有している
ステータと、その内方で回転して、ケーシング内に支承
されたロータ軸上に回動不能に配置されている、ロータ
巻線を備えたロータと、ロータ軸上のロータに配置され
た整流子と、非電導性の材料、殊にプラスチックから成
っている基体と、互いに向い合って配置されて夫々１つ
の反対の電位を有している２つの整流ブラシと、ケーシ
ングの内方で整流子の近くに設けられた電気的な妨害対
抗装置とを備えており、前記基体には個々のロータ巻線
に電気的に接続された多数の整流子片が配置され、かつ
前記整流ブラシはばね力によって整流子に接触させられ
保持されている形式のものに関する。
送ポンプを駆動するための電動機であって、ケーシング
内に配置されて少くいとも２つの永久磁石を有している
ステータと、その内方で回転して、ケーシング内に支承
されたロータ軸上に回動不能に配置されている、ロータ
巻線を備えたロータと、ロータ軸上のロータに配置され
た整流子と、非電導性の材料、殊にプラスチックから成
っている基体と、互いに向い合って配置されて夫々１つ
の反対の電位を有している２つの整流ブラシと、ケーシ
ングの内方で整流子の近くに設けられた電気的な妨害対
抗装置とを備えており、前記基体には個々のロータ巻線
に電気的に接続された多数の整流子片が配置され、かつ
前記整流ブラシはばね力によって整流子に接触させられ
保持されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ国特許第２７ ０２ ４０４号明
細書によって公知である燃料搬送装置にあっては、この
種の電動機が共通のケーシング内に配置された搬送ポン
プの搬送部材をロータ軸によって駆動している。その際
電動機は、ケーシングに固定されて互いに向い合って位
置する２つの永久磁石を備えているステータを有し、該
ステータ内でケーシングに支承されたロータ軸上に回動
不能に案内されたロータが回転している。ロ−タ軸のポ
ンプから離れた端部には整流子（集電極）が設けられて
おり、該整流子は、ロータの端面に結合されていて、円
筒状のプラスチック基体と半径方向でその上に配置され
た整流子片とから形成されており、該整流子片は個々の
ロータ巻条に電気的に接続されている。更にディスク状
のロータと、同じ様にロータ軸上に案内されてロータに
結合されているディスク状の整流子とを備えた電動機も
公知であり、この例では整流子片がその位置で、ディス
ク状プラスチック基体の軸方向の平らな端面上に配置さ
れている。
細書によって公知である燃料搬送装置にあっては、この
種の電動機が共通のケーシング内に配置された搬送ポン
プの搬送部材をロータ軸によって駆動している。その際
電動機は、ケーシングに固定されて互いに向い合って位
置する２つの永久磁石を備えているステータを有し、該
ステータ内でケーシングに支承されたロータ軸上に回動
不能に案内されたロータが回転している。ロ−タ軸のポ
ンプから離れた端部には整流子（集電極）が設けられて
おり、該整流子は、ロータの端面に結合されていて、円
筒状のプラスチック基体と半径方向でその上に配置され
た整流子片とから形成されており、該整流子片は個々の
ロータ巻条に電気的に接続されている。更にディスク状
のロータと、同じ様にロータ軸上に案内されてロータに
結合されているディスク状の整流子とを備えた電動機も
公知であり、この例では整流子片がその位置で、ディス
ク状プラスチック基体の軸方向の平らな端面上に配置さ
れている。
【０００３】更に公知の電動機のケーシングにあって
は、互いに向い合って位置する２つの整流ブラシが整流
子の領域内に配置されており、該整流ブラシは押圧ばね
によって整流子片を備えたシリンダ状整流子の半径方向
の外周部に接触して保持されている。ディスク状の平板
整流子の場合には対応して軸方向に配置されたブラシが
設けられており、該ブラシはばね力によって整流子片を
備えた平板整流子の端面に押し付けられている。整流子
のこの回転運動中滑走するブラシのその表面には、接続
導線によって夫々電気的に正又は負の電位が負荷されて
いる。電動機の運転中整流子上を滑走するブラシの火花
形成によって発生する、整流子領域内の妨害電圧を減少
させるため、公知の電動機は妨害対抗装置を有してお
り、その妨害対抗部材（妨害対抗絞り、妨害対抗コンデ
ンサ）と整流ブラシの接続導線とが接続されており、か
つ妨害対抗装置は、燃料耐性を有するプラスチック外被
によってケーシングの支承切欠き内に射出成形されて配
置されている。
は、互いに向い合って位置する２つの整流ブラシが整流
子の領域内に配置されており、該整流ブラシは押圧ばね
によって整流子片を備えたシリンダ状整流子の半径方向
の外周部に接触して保持されている。ディスク状の平板
整流子の場合には対応して軸方向に配置されたブラシが
設けられており、該ブラシはばね力によって整流子片を
備えた平板整流子の端面に押し付けられている。整流子
のこの回転運動中滑走するブラシのその表面には、接続
導線によって夫々電気的に正又は負の電位が負荷されて
いる。電動機の運転中整流子上を滑走するブラシの火花
形成によって発生する、整流子領域内の妨害電圧を減少
させるため、公知の電動機は妨害対抗装置を有してお
り、その妨害対抗部材（妨害対抗絞り、妨害対抗コンデ
ンサ）と整流ブラシの接続導線とが接続されており、か
つ妨害対抗装置は、燃料耐性を有するプラスチック外被
によってケーシングの支承切欠き内に射出成形されて配
置されている。
【０００４】この場合公知の電動機の妨害対抗装置は、
妨害対抗手段が妨害源から比較的遠くに離れて配置され
ているため、妨害源と妨害対抗手段との間の長い接続距
離によって妨害対抗の質が低下するという欠点を有して
いる。
妨害対抗手段が妨害源から比較的遠くに離れて配置され
ているため、妨害源と妨害対抗手段との間の長い接続距
離によって妨害対抗の質が低下するという欠点を有して
いる。
【０００５】更に公知の妨害対抗装置にはケーシング内
に付加的な構造空間が必要であり、かつこの付加的な構
造空間のために燃料搬送ポンプの組立経費が増加してい
る。更に、ケーシングに構造的な変更を加えることなし
には妨害対抗装置を存在する燃料搬送装置に後から統合
することは不可能である。
に付加的な構造空間が必要であり、かつこの付加的な構
造空間のために燃料搬送ポンプの組立経費が増加してい
る。更に、ケーシングに構造的な変更を加えることなし
には妨害対抗装置を存在する燃料搬送装置に後から統合
することは不可能である。
【０００６】
【発明の効果】これに対し請求項１に記載の特徴を備え
た、燃料搬送ポンプを駆動するための電動機は、妨害対
抗装置の妨害対抗部材を整流子内に統合することによっ
て妨害源への妨害対抗部材の直接的な取付けが可能とな
り、このことによって、特に超短波領域における極めて
良好な妨害対抗作用を達成することができる。その際整
流子基体のプレス成形体によって妨害対抗部材を有利に
完全に取り囲むことによって、整流子片が電動機を貫流
する燃料に対して妨害対抗部材をシールすることが可能
となり、その結果、簡単でコスト的に有利な取り扱い易
い構造部材（コンデンサ）を妨害対抗部材として使用す
ることができるようになり、該構造部材は燃料に対する
抵抗性を有していなくても宜い。
た、燃料搬送ポンプを駆動するための電動機は、妨害対
抗装置の妨害対抗部材を整流子内に統合することによっ
て妨害源への妨害対抗部材の直接的な取付けが可能とな
り、このことによって、特に超短波領域における極めて
良好な妨害対抗作用を達成することができる。その際整
流子基体のプレス成形体によって妨害対抗部材を有利に
完全に取り囲むことによって、整流子片が電動機を貫流
する燃料に対して妨害対抗部材をシールすることが可能
となり、その結果、簡単でコスト的に有利な取り扱い易
い構造部材（コンデンサ）を妨害対抗部材として使用す
ることができるようになり、該構造部材は燃料に対する
抵抗性を有していなくても宜い。
【０００７】更に本発明に基く整流子内への妨害対抗部
材の統合は、既存の搬送装置に後から装備する際に特に
有利である。その理由は、整流子及びケーシング並びに
予め設けられた接続カバーの元々の寸法を、高度に有効
な電気的妨害対抗装置のために変更する必要がないから
である。
材の統合は、既存の搬送装置に後から装備する際に特に
有利である。その理由は、整流子及びケーシング並びに
予め設けられた接続カバーの元々の寸法を、高度に有効
な電気的妨害対抗装置のために変更する必要がないから
である。
【０００８】また整流子片と妨害対抗部材との間の直接
的な電気結合部によって別の利点が達成される。つまり
この場合は、多くの製作コストと、その接触部における
機械的な作用（例へば振動）に基く高度な干渉感受性と
を有するおそれのある電気的な接続導線を省くことがで
きる。
的な電気結合部によって別の利点が達成される。つまり
この場合は、多くの製作コストと、その接触部における
機械的な作用（例へば振動）に基く高度な干渉感受性と
を有するおそれのある電気的な接続導線を省くことがで
きる。
【０００９】本発明の対象のその他の利点及び構成は、
図面、説明書及び特許請求の範囲からこれを推定するこ
とができる。
図面、説明書及び特許請求の範囲からこれを推定するこ
とができる。
【００１０】
【実施例】燃料搬送ポンプを駆動するための本発明の電
動機の２つの実施例を図面に図示し、次にこれを詳しく
説明する。
動機の２つの実施例を図面に図示し、次にこれを詳しく
説明する。
【００１１】図１に図示された燃料搬送装置にあって
は、電動機１によって回転駆動される燃料搬送ポンプ３
が、電動機１と共に、有利には燃料タンク５内に配置さ
れた共通のケーシング７内に案内されており、該ケーシ
ング７は燃料タンク５に対する吸込接続部９と吐出導管
１３に対する吐出接続部１１とを有しており、該吐出導
管１３は、他方で供給されるべき内燃機関１５に接続さ
れている。
は、電動機１によって回転駆動される燃料搬送ポンプ３
が、電動機１と共に、有利には燃料タンク５内に配置さ
れた共通のケーシング７内に案内されており、該ケーシ
ング７は燃料タンク５に対する吸込接続部９と吐出導管
１３に対する吐出接続部１１とを有しており、該吐出導
管１３は、他方で供給されるべき内燃機関１５に接続さ
れている。
【００１２】電動機１は、ケーシング７の内壁に配置さ
れたステータ１７とその内方で回転しているロータ１９
とから形成されている。その際ステータ１７は互いに向
い合って位置する２つの永久磁石２１を有し、これらの
永久磁石２１の間で、鉄コアとその上に配置されたロー
タ巻線２３とから形成されたロータ１９がケーシングに
支承されたロータ軸２５上で回転しており、その際ロー
タを不動な軸上に案内される中空軸ロータとして構成す
ることも可能である。更にロータ１９に回動不能に結合
されたロータ軸２５の端部が、燃料搬送ポンプ３内に突
入し、この位置でポンプ室２９内の搬送部材２７を回転
駆動している。
れたステータ１７とその内方で回転しているロータ１９
とから形成されている。その際ステータ１７は互いに向
い合って位置する２つの永久磁石２１を有し、これらの
永久磁石２１の間で、鉄コアとその上に配置されたロー
タ巻線２３とから形成されたロータ１９がケーシングに
支承されたロータ軸２５上で回転しており、その際ロー
タを不動な軸上に案内される中空軸ロータとして構成す
ることも可能である。更にロータ１９に回動不能に結合
されたロータ軸２５の端部が、燃料搬送ポンプ３内に突
入し、この位置でポンプ室２９内の搬送部材２７を回転
駆動している。
【００１３】燃料搬送ポンプ３とは反対側のロータ軸２
５の自由端部には、端面側でロータ１９に結合された整
流子３１が配置されており、該整流子３１は互いに向い
合って位置する２つの整流ブラシ３３の間で回転してい
る。その際整流ブラシ３３は、図２に図示されているよ
うに、押圧ばね３５によって円筒状整流子３１の半径方
向の外周面に接触して保持されており、かつ電気的な接
続導線３７を介して夫々電気的な正負の電位が負荷され
ている。図２に拡大して図示されている整流子３１はロ
ータ軸２５上に案内された円筒状の基体３９を有し、該
基体３９は有利にはプラスチックプレス材料から製造さ
れており、かつその半径方向の外周面には多数の整流子
片４１が配置されており、該整流子片４１は夫々個々の
ロータ巻条２３に電気的に接続されている。有利には銅
から製造されている整流子片４１は、横断面が円形リン
グセグメント状の形状を有し、その内径は基体３９の外
径に一致し、かつその外径は夫々同一の大きさであり、
そのためブラシ３３のための共通した均等の走行曲率を
形成している。整流子片４１は軸方向で整流子３１の全
長に亘って延び、かつ半径方向で内方に向って突入して
いる２つの保持ウエブ４３を介して基体３９に固定され
ており、その際個々の整流子片４１の間にはギャップ４
５が形成されている。
５の自由端部には、端面側でロータ１９に結合された整
流子３１が配置されており、該整流子３１は互いに向い
合って位置する２つの整流ブラシ３３の間で回転してい
る。その際整流ブラシ３３は、図２に図示されているよ
うに、押圧ばね３５によって円筒状整流子３１の半径方
向の外周面に接触して保持されており、かつ電気的な接
続導線３７を介して夫々電気的な正負の電位が負荷され
ている。図２に拡大して図示されている整流子３１はロ
ータ軸２５上に案内された円筒状の基体３９を有し、該
基体３９は有利にはプラスチックプレス材料から製造さ
れており、かつその半径方向の外周面には多数の整流子
片４１が配置されており、該整流子片４１は夫々個々の
ロータ巻条２３に電気的に接続されている。有利には銅
から製造されている整流子片４１は、横断面が円形リン
グセグメント状の形状を有し、その内径は基体３９の外
径に一致し、かつその外径は夫々同一の大きさであり、
そのためブラシ３３のための共通した均等の走行曲率を
形成している。整流子片４１は軸方向で整流子３１の全
長に亘って延び、かつ半径方向で内方に向って突入して
いる２つの保持ウエブ４３を介して基体３９に固定され
ており、その際個々の整流子片４１の間にはギャップ４
５が形成されている。
【００１４】電動機１の運転中整流子３１上におけるブ
ラシ３３のスリップによって惹き起される妨害電圧を減
少させるため、整流子３１は妨害対抗装置を有してお
り、該妨害対抗装置は整流子３１内に統合された妨害対
抗部材によって形成されている。この有利にはコンデン
サ４７として構成された妨害抵抗部材は、基体３９内に
プレス嵌めされており、そのため各２つの接触個所を除
いて基体３９のプラスチックによって完全に取り囲まれ
ており、その際夫々１つのコンデンサ４７が隣接する２
つの整流子片４１の間に配置されている。更に個々の整
流子片４１は、半径方向で内側に向いている保持ウエブ
４３の端部によって夫々２つのコンデンサ４７に接触し
ており、かつ該コンデンサ４７を介して夫々隣接する整
流子片４１に接続されている。また整流子片４１がコン
デンサ４７に設けられた接触個所を外方に向って閉ぢて
いるため、該接触個所は電動機１を貫流している燃料に
対して確実にシールされている。
ラシ３３のスリップによって惹き起される妨害電圧を減
少させるため、整流子３１は妨害対抗装置を有してお
り、該妨害対抗装置は整流子３１内に統合された妨害対
抗部材によって形成されている。この有利にはコンデン
サ４７として構成された妨害抵抗部材は、基体３９内に
プレス嵌めされており、そのため各２つの接触個所を除
いて基体３９のプラスチックによって完全に取り囲まれ
ており、その際夫々１つのコンデンサ４７が隣接する２
つの整流子片４１の間に配置されている。更に個々の整
流子片４１は、半径方向で内側に向いている保持ウエブ
４３の端部によって夫々２つのコンデンサ４７に接触し
ており、かつ該コンデンサ４７を介して夫々隣接する整
流子片４１に接続されている。また整流子片４１がコン
デンサ４７に設けられた接触個所を外方に向って閉ぢて
いるため、該接触個所は電動機１を貫流している燃料に
対して確実にシールされている。
【００１５】図３及び図４に部分図で図示されたディス
ク状の整流子５１の場合には、整流子５１がそのディス
ク状の基体５９によって同じ様にロータ軸２５上に案内
されており、かつ平らな整流子片５３が基体５９の軸方
向の端面５５上に配置されており、更に軸方向の２つの
整流ブラシ５７が押圧ばね３５を介して整流子片５３に
接触して保持されている。その際コンデンサ４７として
構成された妨害対抗部材が、図４に図示されているよう
に、同じ様に整流子片５３の間で整流子５１のディスク
状のプラスチック基体５９に統合されいて、図２で説明
したのと同じ様に整流子５１に接触している。
ク状の整流子５１の場合には、整流子５１がそのディス
ク状の基体５９によって同じ様にロータ軸２５上に案内
されており、かつ平らな整流子片５３が基体５９の軸方
向の端面５５上に配置されており、更に軸方向の２つの
整流ブラシ５７が押圧ばね３５を介して整流子片５３に
接触して保持されている。その際コンデンサ４７として
構成された妨害対抗部材が、図４に図示されているよう
に、同じ様に整流子片５３の間で整流子５１のディスク
状のプラスチック基体５９に統合されいて、図２で説明
したのと同じ様に整流子５１に接触している。
【００１６】つまり取扱いの簡単な妨害対抗部材を使用
し乍ら本発明の電動機によって、電動機の寸法又は搬送
装置のケーシングの構造を変えることなしに、妨害電圧
を確実かつ有効に減少させることが可能である。
し乍ら本発明の電動機によって、電動機の寸法又は搬送
装置のケーシングの構造を変えることなしに、妨害電圧
を確実かつ有効に減少させることが可能である。
【図１】電動機を受容しているケーシングの断面図であ
って、搬送装置の隣接する構造部材の概略図と一緒に図
示されている。
って、搬送装置の隣接する構造部材の概略図と一緒に図
示されている。
【図２】図１に図示された電動機の整流子領域の断面図
である。
である。
【図３】妨害対抗部材がディスク状の整流子内に挿入さ
れている場合の、別の実施例の側面図である。
れている場合の、別の実施例の側面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ方向からみた図である。
１ 電動機 ３ 燃料搬送ポンプ ５ 燃料タンク ７ ケーシング ９ 吸込接続部 １１ 吐出接続部 １３ 吐出導管 １５ 内燃機関 １７ ステータ １９ ロータ ２１ 永久磁石 ２３ ロータ巻線 ２５ ロータ軸 ２７ 搬送部材 ２９ ポンプ室 ３１ 整流子 ３３ 整流ブラシ ３５ 押圧ばね ３７ 接続導線 ３９ 基体 ４１ 整流子片 ４３ 保持ウエブ ４５ ギャップ ４７ コンデンサ ５１ 整流子 ５３ 整流子片 ５５ 端面 ５７ 整流ブラシ ５９ 基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー ルスト ドイツ連邦共和国 ジンデルフィンゲン ゾムボラー ヴェーク ３ (72)発明者 マルクス リードレ ドイツ連邦共和国 ヴァインスベルク フ リーデンシュトラーセ 25
Claims (5)
- 【請求項１】 殊に内燃機関の燃料搬送ポンプ（３）を
駆動するための電動機（１）であって、ケーシング
（７）内に配置されて少くいとも２つの永久磁石（２
１）を有しているステータ（１７）と、その内方で回転
して、ケーシング（７）内に支承されたロータ軸（２
５）上に回動不能に配置されている、ロータ巻線（２
３）を備えたロータ（１９）と、ロータ軸（２５）上の
ロータ（１９）に配置された整流子（３１，５１）と、
非電導性の材料、殊にプラスチックから成っている基体
と、互いに向い合って配置されて夫々１つの反対の電位
を有している２つの整流ブラシ（３１，５１）と、ケー
シング（７）の内方で整流子の近くに設けられた電気的
な妨害対抗装置とを備えており、前記基体には個々のロ
ータ巻線に電気的に接続された多数の整流子片（４１，
５３）が配置され、かつ前記整流ブラシ（３３，５７）
はばね力によって整流子（３１，５１）に接触させられ
保持されている形式のものにおいて、 電気的な妨害対抗装置の妨害対抗部材（４７）が環状の
整流子（３１，５１）に統合されており、夫々１つの妨
害対抗部材が隣接する２つの整流子片（４１，５３）間
に接続されていることを特徴とする、内燃機関の燃料搬
送ポンプを駆動するための電動機。 - 【請求項２】 妨害対抗部材（４７）が整流子（３１，
５１）の基体（３９，５９）内に配置されており、かつ
基体（３９，５９）及び隣接する整流子片（４１，５
３）によって完全に取り囲まれていることを特徴とす
る、請求項１記載の電動機。 - 【請求項３】 妨害対抗部材（４７）がコンデンサとし
て構成されていて、その電気接続部が夫々１つの半径方
向で内方に向って突出している、隣接する２つの整流子
片（４１，５３）の保持ウエブ（４３）に接触している
ことを特徴とする、請求項２記載の電動機。 - 【請求項４】 整流子（３１）の基体（３９）が円筒状
に形成されており、整流子片（４１）が、相互に間隔を
置いて基体（３９）の半径方向の外周面に配置されてい
ることを特徴とする、請求項１記載の電動機。 - 【請求項５】 基体（５９）がディスク状に形成されて
おり、整流子片（５３）が相互に間隔を置いて基体（５
９）の軸方向の端面（５５）の少なくとも一方に配置さ
れていることを特徴とする、請求項１記載の電動機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4338345A DE4338345A1 (de) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | Elektromotor zum Antrieb von Kraftstofförderpumpen für Brennkraftmaschinen |
| DE4338345.9 | 1993-11-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07184357A true JPH07184357A (ja) | 1995-07-21 |
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| CN100385751C (zh) * | 2003-02-14 | 2008-04-30 | 科莱克特集团公司 | 用于电机的换向器 |
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