JPH0718393U - コネクタ取り替え工具 - Google Patents
コネクタ取り替え工具Info
- Publication number
- JPH0718393U JPH0718393U JP4837293U JP4837293U JPH0718393U JP H0718393 U JPH0718393 U JP H0718393U JP 4837293 U JP4837293 U JP 4837293U JP 4837293 U JP4837293 U JP 4837293U JP H0718393 U JPH0718393 U JP H0718393U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- tool
- hook
- replacement tool
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、システムを停止せず、容易にコネク
タの嵌脱を可能にして作業時間の短縮及び作業性の効率
化を図るコネクタ取り替え工具を提供することを目的と
する。 【構成】本考案は、握り部及び挟み部からなり、該挟み
部には引き抜くコネクタ9aの突起部9dに篏合するよ
うな大きさの切欠部3が設けられ、前記切欠部3の両側
先端に斜めに削り取られたテーパー形状を成しコネクタ
の係合部に嵌挿してコネクタ9aのフック9cを引き起
こすロック解除部4とが設けられた第1の工具1と、握
り部及び引き抜かれるコネクタ9bの底部にあてがわれ
該コネクタを咬持する挟み固定部とからなる第2の工具
2とで構成されたコネクタ取り替え工具である。
タの嵌脱を可能にして作業時間の短縮及び作業性の効率
化を図るコネクタ取り替え工具を提供することを目的と
する。 【構成】本考案は、握り部及び挟み部からなり、該挟み
部には引き抜くコネクタ9aの突起部9dに篏合するよ
うな大きさの切欠部3が設けられ、前記切欠部3の両側
先端に斜めに削り取られたテーパー形状を成しコネクタ
の係合部に嵌挿してコネクタ9aのフック9cを引き起
こすロック解除部4とが設けられた第1の工具1と、握
り部及び引き抜かれるコネクタ9bの底部にあてがわれ
該コネクタを咬持する挟み固定部とからなる第2の工具
2とで構成されたコネクタ取り替え工具である。
Description
【0001】
本考案は、バックアップメモリパッケージに搭載されるバックアップ用電池の 交換作業に用いるコネクタを取り外すための工具に関する。
【0002】
一般に、図4(a)に示すようにパッケージ搭載ユニット7は、複数の引き出 し可能なパッケージ基板8が装着され狭い間隔で仕切られている。それらのパッ ケージ基板8の一方の側面には、図示しないバックアップ電池を格納するバック アップ電池格納箱10とコネクタ9が取り付けられ、互いにリード線11により 接続されている。
【0003】 また図4(b)に示すように、前記コネクタ9においては、バックアップ電池 からのリード線11が接続されるコネクタ9aが、前記パッケージ基板8に固定 されているコネクタ9bに嵌入されている。各コネクタ9a,9bには、フック が設けられて互いに噛み合い、係合されてコネクタが抜け外れることを防止して いる。
【0004】 従来、バックアップ電池を交換する際には、特別な工具がないため、システム 全体を停止して、パッケージ搭載ユニット7からパッケージ基板8を引き出し、 コネクタ9bのフック9cをドライバー等でこじあけて係合を外し、コネクタ9 aを引き抜き、パッケージ基板8からバックアップ電池を取り外している。
【0005】 そして、新たなバックアップ電池に取り替え、コネクタを嵌入した後、パッケ ージ基板8を押し込み装着させ、システムを立ち上げて正常に動作することを確 認している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来のバックアップ電池を交換する際には、図4に示したようにシス テム等の大きさの制限等によりパッケージ搭載ユニット7が狭い間隔でパッケー ジ基板8に仕切られており、手を入れてコネクタ9aを引き抜くことはできず、 その度、パッケージ基板8を引き出していた。また、システムの可動中にパッケ ージ基板8を引き出すとシステム動作に支障をきたすため、システムが停止でき る時間(例えば、深夜)に電池交換を行なわざるを得なかった。
【0007】 また、一般的なドライバー等の工具によりコネクタのフックをこじあけるため 、必要以上に力を加わえて、例えば樹脂からなるフック部分を変形させて損傷を 与え、係合できなくなる場合もあった。
【0008】 そこで本考案は、システムを停止せず、容易にコネクタの嵌脱を可能にして作 業時間の短縮及び作業性の効率化を図るコネクタ取り替え工具を提供することを 目的とする。
【0009】
本考案は上記目的を達成するために、第1のコネクタへ装着するために篏合さ せる切欠部及び、前記切欠部の先端でテーパー状に形成され、コネクタの係合部 に嵌挿しフックを引き起こすロック解除部とを有する第1の工具と、前記第1の コネクタに嵌入する第2のコネクタにあてがわれ、前記第1の工具とで該コネク タを咬持する第2の工具とで構成されるコネクタ取り替え工具を提供する。
【0010】
以上のような構成のコネクタ取り替え工具は、パッケージ基板を装着した状態 で、工具先端をコネクタの所定部分に篏合させ、にぎり込み裏返し、フックの係 合(ロック)を解除させ、コネクタを嵌脱させる。
【0011】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1には本考案による実施例としてのコネクタ取り替え工具の構造を示し、説 明する。図1(a)は正面から見た図、同図(b)は上面から見た図、同図(c )及び(d)は切欠部を拡大した図を示している。
【0013】 このコネクタ取り替え工具は、コネクタを挟むための2つの部材からなる。第 1の工具1は右側の厚さd1の握り部と左側の厚さd2の挟み部からなり、該挟 み部には、図2に示したコネクタ9aの突起部9dに篏合するような大きさの切 欠3が設けられている。但し、この第1の工具1の幅(上辺から下辺までの長さ )Lは、パッケージ基板を装着したまま、後述するコネクタのフックを引き起こ す動作を行えるように、パッケージ基板で仕切られる間隔よりも小さくする必要 がある。
【0014】 そして前記切欠3の端部の両側には、図1(c),(d)に示すように斜めに 削り取られたテーパー形状のロック解除部4が形成される。
【0015】 また第2の工具2は、右側の握り部と左側のコネクタの底部にあてがう挟み固 定部からなる。前記工具の穴5,6は、工具を組として管理しやすいようにする ために紐等を通して結ぶために設けたものである。
【0016】 次に図2,3を参照して、この様なコネクタ取り替え工具を用いたコネクタの 脱着について説明する。
【0017】 まず、図2に示すようにコネクタ9bの底部に第2の工具の挟み固定部をあて がい、第1の工具の切欠部3がコネクタ9aの突起部9dに篏合し、フック9c が係合する部分にロック解除部4が入り込むようにあてがう。
【0018】 そして、図3(a)に示すように工具を軽くにぎり込み、第1の工具1を基板 からフック9cを浮かせるような矢印方向に手で捩じり、フック9cを引き起こ して、係合を解除する。
【0019】 さらに図3(b)及び(c)に示すように、コネクタ取り替え工具を一旦コネ クタから外し、第1の工具1の先端部をコネクタ9aの突起部9dに当て、押し 上げて、コネクタ9bからコネクタ9aを引き抜く。但し、前記コネクタ9aを 突起部9dに当てる際に、フック9cが押されて再度係合しないようにするため に、フック9cの背面側にテーパー形状のロック解除部4が噛み合うようにあて がう必要がある。
【0020】 以上のことから、本考案によるコネクタ取り替え工具をバックアップ用電池を 交換する際に用いることにより、パッケージ搭載ユニットにパッケージ基板を装 着した状態でコネクタを引き抜きバックアップ電池の取り替えができる。
【0021】 そしてパッケージ基板を装着した状態で電池交換作業ができるため、システム を停止する必要がなく、その結果、従来はシステムを停止することができる深夜 に行わなければならない交換作業が回避でき、随時、バックアップ電池の取り替 えが実施できる。
【0022】 さらに、本考案のコネクタ取り替え工具は、構造が簡素で且つ小形軽量であり 、操作が簡単である。
【0023】 また本考案は、前述した実施例に限定されるものではなく、他にも考案の要旨 を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0024】
以上詳述したように本考案によれば、システムを停止せず、容易にコネクタの 嵌脱を可能にして作業時間の短縮及び作業性の効率化を図るコネクタ取り替え工 具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例としてのコネクタ取り替え
工具の構造を示す図である。
工具の構造を示す図である。
【図2】本実施例のコネクタ取り替え工具をコネクタに
装着する状態を示す図である。
装着する状態を示す図である。
【図3】本実施例のコネクタ取り替え工具をコネクタに
装着し、コネクタを引き抜きための動作及び状態を示す
図である。
装着し、コネクタを引き抜きための動作及び状態を示す
図である。
【図4】システムのパッケージ搭載ユニットの構成と、
嵌入したコネクタの状態を示す図である。
嵌入したコネクタの状態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のコネクタへ装着するために篏合さ
せる切欠部及び、前記切欠部の先端でテーパー状に形成
され、コネクタの係合部に嵌挿しフックを引き起こすロ
ック解除部とを有する第1の工具と、 前記第1のコネクタに嵌入する第2のコネクタにあてが
われ、前記第1の工具とで該第2のコネクタを咬持する
第2の工具と、 を具備することを特徴とするコネクタ取り替え工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4837293U JPH0718393U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | コネクタ取り替え工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4837293U JPH0718393U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | コネクタ取り替え工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718393U true JPH0718393U (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=12801509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4837293U Pending JPH0718393U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | コネクタ取り替え工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718393U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09149991A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-06-10 | Tsutomu Sakino | ミシン針折損時の防護装置 |
WO2012124697A1 (ja) * | 2011-03-16 | 2012-09-20 | 矢崎総業株式会社 | レバー治具及びコネクタ装置 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP4837293U patent/JPH0718393U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09149991A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-06-10 | Tsutomu Sakino | ミシン針折損時の防護装置 |
WO2012124697A1 (ja) * | 2011-03-16 | 2012-09-20 | 矢崎総業株式会社 | レバー治具及びコネクタ装置 |
JP2012195153A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Yazaki Corp | レバー治具及びコネクタ装置 |
US8978242B2 (en) | 2011-03-16 | 2015-03-17 | Yazaki Corporation | Connector device having connectors and a lever jig |
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