JPH07181261A - 光レーダ - Google Patents

光レーダ

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JPH07181261A
JPH07181261A JP5324220A JP32422093A JPH07181261A JP H07181261 A JPH07181261 A JP H07181261A JP 5324220 A JP5324220 A JP 5324220A JP 32422093 A JP32422093 A JP 32422093A JP H07181261 A JPH07181261 A JP H07181261A
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    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
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    • G01S17/32Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated
    • G01S17/36Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated with phase comparison between the received signal and the contemporaneously transmitted signal
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/88Lidar systems specially adapted for specific applications
    • G01S17/89Lidar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging

Abstract

(57)【要約】 【目的】変調ゲート付イメージインテンシファイアに注
目し、その変調機能を利用して、距離及び形状をリアル
タイムに取得する。 【構成】あらかじめ設定された波形で強度変化され、面
状にひろがりを持つ光束を被測定物4に照射し、被測定
物4により反射された光の光学像を、感度変調機能を持
つ撮像素子8の受光面に結像して光電変換し、撮像素子
8の感度変調機能を用いて、あらかじめ設定された波形
で撮像素子8の感度を変調し、撮像素子8より出力され
る被測定物4の各点の光量信号より、被測定物4の各点
までの距離をもとめ、被測定物4の形状を測定する方式
の光レーダであって、光束の強度変化の位相と撮像素子
8の感度変調の位相の差を複数回ずらして得られるとこ
ろの、複数の被測定物4の各点の光量値より、被測定物
4の各点までの距離を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物までの距離や
被測定物の形状を測定検査するための光レーダに関し、
特に面受光センサを備え、その信号処理において光の帰
着時間差を位相変化量として求めることにより、高速に
距離形状のデータを取得することを可能とした光レーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】光レーダは、射出した光が、測定物に当
たり、センサに到達するまでの飛行時間の変化を、1つ
の光パルスについて直接飛行時間を測定するか、あるい
は、光パルス列を射出し、センサに到達したパルス列の
位相変化量として飛行時間を間接的に測定し、その飛行
時間の差より、測定物の距離の変化や形状を求める手法
である。
【0003】従来からレーザレーダに代表される光レー
ダは、ダムなどの構築物や、飛行機の翼などの形状測定
に利用されてきたが、近年の高周波技術や光エレクトロ
ニクス技術の進歩により、より近距離の物体の形状測定
にも利用されるようになってきている。
【0004】ここで、本発明の主眼点であるところの、
光レーダの光を受光する部分について、現状の概略を説
明しておく。
【0005】光レーダにおいては、センシング光の到着
を探知・測定するなんらかの高速な受光素子が必要であ
るが、従来から広く用いられている、高速フォトダイオ
ードや光電子増倍管は、現在の技術では、高速特性を維
持したままでは、CCDカメラのように2次元的に配置
できないため、図6に示す様に、照射光か反射光の、少
なくとも、いずれかを回転ミラーなどで走査して、1ケ
の受光素子で形状測定する工夫がなされてきた。
【0006】しかし、面受光センサが現在でもまったく
ないわけではないためここで、それらを比較しておく。
【0007】従来から広く用いられている、面受光タイ
プの光量変化測定方法として、代表的なものを列挙する
と、以下の様なものが挙げられる。
【0008】1)テレビカメラ 2)光センサの機械的走査 3)イメージディセクタ(電子管ランダムアクセスカメ
ラ) 4)ストリークカメラ ここで、1)のテレビはもっとも一般的で安価である
が、ある一画素の強度を、フレームレート(NTSC方
式で1/30秒)以上の速度で、サンプルすることはで
きないため、通常1GHz程度で変化するレーザレーダ
反射光の位相を計測するなどということは不可能であ
る。
【0009】最近、進歩の著しいシャッタ機能付きCC
Dでも、MHzを大きく上回る光量変化の測定には、感
度的に困難である場合が多い。
【0010】2)は、たとえば、高速のフォトダイオー
ドなどを縦横に移動ステージを用いて走査することであ
り、このようにすれば、面光束の帰着時間の差の分布は
比較的簡単に測定できる。しかし高速な走査を実現し難
いものであることは間違いなく、測定の同時性という面
で難点がある。
【0011】3)のランダムアクセスカメラは、100
KHZ程度の変調光を測定するヘテロダイン干渉計など
に用いられ成果を上げているが、現状では、GHz程度
の変調周波数には追従できず、また、ポイント測定を連
続的に繰り返す構成であるため、全画角内のポイントの
位相を同時に測定できるわけではなく、時間経過による
誤差を引き起こしやすい。
【0012】4)のストリークカメラは超高速現象の時
間変化を記録するのに向いており、当然光の帰着時間に
よる距離測定にも使用可能であるが、画角全体の光の帰
着時間を取得するためには、かなり多くの2次元画面を
取得せねばならない。また、実時間解析のため、mm程
度の距離変化を求めるためには、1ps程度の時間分解
能が必要となり、現状では、非常に高価な測定系となっ
てしまう。
【0013】このように、上記の従来の面受光センサで
は、光レーダの、100MHz程度以上の高速で強度が
変化する反射光を、S/N比良く測定し、その位相を高
速・高精度に決定することは不可能であった。
【0014】そこで、本願出願人は、特願平4−259
821号「測長方法および装置」で、ゲート付きイメー
ジインテンシファイアに代表される、光量感度を変化さ
せられる機能をもつ撮像手段による測長方法および装置
に関して提案した。本発明はその信号処理方法に関する
提案である。
【0015】本発明は、光レーダの変調された有限の広
がりを持つ面状光束の変調位相を、機械的走査なしに測
定することを目的としたセンサの利用を意図するので、
まず、一般的な位相測定原理を述べる。
【0016】被測定信号を関数f(t)で表わし、その
信号中に混在する、あるひとつの周波数の強度や位相を
求めたい場合を考えると、多数の角周波数ωよりなる関
数f(t)がフーリエ変換で表わせるような通常の信号
形態である場合、
【0017】
【数1】 となり、各係数は、
【0018】
【数2】
【0019】である。
【0020】周波数ω0 の位相を測定するために、2つ
の参照信号cosω0 t,sinω 0 tを用意し、なん
らかの手段で
【0021】
【数3】
【0022】
【数4】 が求められたとすると、各独立周波数は消え去り、関数
f(t)中の、周波数成分ω0 の割合を示す係数が求め
られる。
【0023】いま、参照信号sinω0 tの値が0の場
合を、位相0とすれば、周波数成分ω0 の位相θは、P
C,PSを用いて、 θ=tan-1(PS/PC) と表わせる。このような形でθを表わすのは、PS/P
Cの形で、測定値を用いることで、規格化定数を無視す
るためである。
【0024】なお、測定単位に対する規格化の値Pは、
【0025】
【数5】 となるから、 θ=sin-1(PS/P) としても、位相を求めることができる。
【0026】この値が電圧で、単位が[V]なら、Pは
周波数ω0 の実効値に等価なものである。
【0027】但し、これら逆正接や逆正弦を実際に求め
る場合には、その定義域・値域を考慮した条件設定で判
定しなければならない。
【0028】この方法は、電子・通信分野で、ネットワ
ークアナライザやロックインアンプ、位相計、ワウフラ
ッターメータ等の計測機器や、各種検波回路に用いられ
ており、もっとも基本的な位相計測原理の一つといえ
る。この様な位相計測原理を光レーダに用いた回路構成
を図4に示す。
【0029】光レーダの場合には、このようにして得ら
れた位相を利用し、得られた位相差をθ、変調周波数を
f、光速度をcとすると、距離差xが、 x=θ・c/2πf (往復測定の場合は、x=θ・c/4πf) と求められる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、信号が、時
間を追って変化する電気信号ならば、上記の乗算演算
は、ミキサーやスイッチなどにより、容易に達成でき
る。
【0031】しかし、画像のように2次元的広がりを持
つものの乗算は、非常に困難である。
【0032】例えば、テレビ画像なみの、512×51
2画素の分解能を持たせようと意図すれば、25万余の
ミキサ−やスイッチが必要となり、現在のLSI技術を
持ってしても、容易なことではない。
【0033】また、光レーダの検波のためには、100
MHz以上の変調が望まれるが、多数のスイッチを高周
波で同期駆動させるのは回路定数的にも困難な面が多
い。
【0034】また、前述のように、従来の面受光センサ
ーでは、光レーダには使用できない。
【0035】そこで、本発明は、最近開発された、変調
ゲート付イメージインテンシファイアに注目し、その変
調機能を利用して、距離及び形状をリアルタイムに取得
することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の光レーダは、あらかじめ
設定された波形で強度変化され、面状にひろがりを持つ
光束を被測定物に照射し、前記被測定物により反射され
た光の光学像を、感度変調機能を持つ撮像素子の受光面
に結像して光電変換し、該撮像素子の感度変調機能を用
いて、あらかじめ設定された波形で前記撮像素子の感度
を変調し、該撮像素子より出力される前記被測定物の各
点の光量信号より、前記被測定物の各点までの距離をも
とめ、前記被測定物の形状を測定する方式の光レーダで
あって、前記光束の強度変化の位相と前記撮像素子の感
度変調の位相の差を複数回ずらして得られるところの、
複数の前記被測定物の各点の光量値より、前記被測定物
体の各点までの距離を求めることを特徴としている。
【0037】また、この発明に係わる光レーダにおい
て、前記撮像素子は、変調ゲート付きイメージインテン
シファイアであることを特徴としている。
【0038】また、この発明に係わる光レーダにおい
て、前記光束の強度変化の位相と前記撮像素子の感度変
調の位相の差を変化させる手段が、高周波移相器である
ことを特徴としている。
【0039】また、この発明に係わる光レーダにおい
て、前記光束の強度変化の位相と前記撮像素子の感度変
調の位相の差を変化させる手段が、高周波回路用スイッ
チを用いた線路切り換え装置であることを特徴としてい
る。
【0040】また、この発明に係わる光レーダにおい
て、前記光束の強度変化の位相と前記撮像素子の感度変
調の位相の差を変化させる手段が、光導波路用光スイッ
チを用いた線路切り換え装置であることを特徴としてい
る。
【0041】また、この発明に係わる光レーダにおい
て、複数の撮像素子を用いて、前記位相の差が異なる光
量信号を同時に得ることを特徴としている。
【0042】
【作用】以上の様に、この発明に係わる光レーダは構成
されているので、複数の位相差を与えた変調信号を、感
度変調機能を持つ撮像素子に印化して、複数の光量画像
の光量値を計測することにより、測定対象の明るさに依
存しない距離測定値を、撮像素子の動作速度と同時の時
間にて高速に取得することができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は本発明に係わる光レーダの第1
の実施例の構成を示した図である。
【0044】図1において、1はレーザの強度を変調す
る信号を発する基準信号源、2は、光源であるところ
の、高速に強度変調されたレーザ光(プローブ光)を発
するレーザであり、例えば電流直接変調されたレーザダ
イオードであれば、その変調周波数は、10MHz〜3
000MHz程度が選ばれることが多く、また外部変調
素子で変調する場合には、10GHz以上も実現されて
いる。本実施例では、450MHzで、レーザダイオー
ドを直接変調した。その変調波形は、高次の周波数を含
まない単一周波数がS/N的には望ましいが必須条件で
はない。3はプローブ光を照射するレンズ、4は測定対
象であるところの物体、5はプローブ光を測定系に導く
穴あき鏡、6はプローブ光の波長のみを透過し、角度依
存性が少ないように製作したフィルター、7はプローブ
光を結像する対物レンズ、8は変調ゲート付きイメージ
インテンシファイア、9はイメージインテンシファイア
のゲートに印加する信号の位相を変化させる移相器、1
0はイメージインテンシファイア8の出力像を結像する
結像レンズ、11はイメージインテンシファイア8の像
をテレビ画像化(映像信号化)するCCDカメラ、12
は映像信号の強度とオフセットを調節するアナログ画像
処理装置、13は映像信号をデジタル化するA/D変換
器、14はデジタル信号の非直線性を変換する参照テー
ブル型デジタル変換器(Look Up tabl
e)、15は2つの画像を記録する2画面メモリ、16
は2つの画像の各点における信号強度を参照し、その強
度と強度比より位相を表わすデジタル値を出力する参照
テーブル型デジタル変換器、17はデジタル信号を記憶
して画像化する画像メモリ、18は画像を出力表示する
モニタ画面、19は移相量や参照テーブルの内容を変更
するコンピュータである。
【0045】次に、上記の様に構成された光レーダの動
作について説明する。
【0046】まず、信号源1から出力した、既知の周波
数分布を持つ高周波電力をレーザ2に印加すると、注入
電力にほぼ比例したレーザ光が射出される。射出された
レーザ光はレンズ3により一旦絞り込まれ、穴あき鏡5
の中心の穴5aを通り、発散しながら、測定対象4に照
射される。測定対象4により反射散乱された光のうち、
正反射方向に近いものは、穴あき鏡5により反射され、
測定系方向に向かう。
【0047】フィルタ6は蛍光灯などの不用な光を遮
り、レーザ光のみを通す。ただし、このフィルター6が
波長の透過角度依存性が大きいと、像の光量分布の差が
大きくなるので、入射角度が変化しても透過率が変化し
にくい様な必要十分な膜構成に設定したフィルターを用
いている。対物レンズ7は測定対象4の像をイメージイ
ンテンシファイア8の光電面に結像する。光電面では光
電変換が行われ像の各点の強度に比例した量の電子が飛
び出す。
【0048】一方、レーザ光の変調周波数を元に作られ
た変調信号が、後述する移相器9により、位相をシフト
され、イメージインテンシファイア8に印加される。
【0049】イメージインテンシファイア8は内部に図
5に示す様に変調ゲート204用の電極を持ち、変調信
号の電位に比例した量の電子が、イメージインテンシフ
ァイア8の蛍光面206に到達する。この結果、イメー
ジインテンシファイア8内部で、入射光量と変調信号の
乗算が行われたことになり、イメージインテンシファイ
ア8の蛍光面206に乗算結果が表示される。なお、図
5において、203はイメージインテンシファイア8の
光電面、205はイメージインテンシファイア8のMC
Pである。
【0050】もし、イメージインテンシファイア8の光
電面203に到達したレーザ光の強度と、変調信号の強
度の位相が同じならば、蛍光面206に到達する電子は
最大となり、変調信号と180度異なる位相で光電面に
到達した場合は最小となる。
【0051】ここで、考慮すべきことは、測定対象4の
反射率は各測定点で一定ではなく、したがって、蛍光面
206が同じ明るさのところが必ずしも同位相とはいえ
ないことである。この問題の解消法は後述する。
【0052】乗算結果である蛍光像は、結像レンズ10
によりCCDカメラ11の受光面に結像され、ビデオ信
号化される。
【0053】ビデオ信号は、光量最小の時に必ずしもO
Vにならず、しかも非線形成も存在するので、アナログ
画像処理装置12で、位相変化に対して正弦波状(si
nθ+1≧0)に光量が変化するように調節する。その
後、A/D変換器13でビデオ信号をCCDの各位置に
対応するデジタル信号とする。
【0054】デジタル信号は、まだ残存するオフセット
や非線形性をデジタル信号処理装置14で補正され、2
つの画面を記憶できる2画面メモリ15の1画面に記憶
される。
【0055】ここで、2画面メモリ15の片方の画面メ
モリバンクをA、他方をBとし、Aに記憶されたある位
置の画素Nの強度をa(N)、Bに記憶された同一の画
素の強度をb(N)とする。
【0056】この時Bにビデオ信号を記憶する時の、イ
メージインテンシファイア8に印加する変調信号の位相
を、Aに記憶させた時と90度変化させられると、a
(N)とb(N)は直交していると考えられる。
【0057】ただ、sinθ+1のように最小値が0で
あるような正弦波状関数であるため、位相θに対して a(N)=p(sinθ+1) b(N)=P(cosθ+1) のようにふるまう。この2値から、図3に示す様に位相
θを求めると、
【0058】
【数6】 と表わせる。
【0059】ここで、pは反射光量に比例する係数で、
このpは各測定点における濃淡に相当し、θの代わりに
pを求めれば、通常のモノクロ濃淡の画像に相当するも
のが得られる。
【0060】また、ここで三角関数は周期関数であるた
め、当然同じ出力となりうる位相差は繰り返し現れる。
ある測定値が、この繰り返し位相のどこに相当するか不
明となるが、あらかじめ、距離範囲を設定すれば通常の
使用には十分である場合が多い。また、複数の周波数で
位相を求める手法で位相を限定することも可能である。
【0061】位相を90度ずらすためには、移相器9を
用いる。移相器9は、通常は誘導性部品と高周波ダイオ
ードを用いて作られたミキサが用いられ、ダイオードの
バイアス電圧を変化させることにより、位相を変化させ
る。このように簡易な構造のため、コンピュータなどに
より、容易にイメージインテンシファイア8のゲート変
調信号の位相を変化させることが可能である。
【0062】上式の三角関数の計算は、コンピュータで
実行可能であるが、ビデオ信号と同等の速度で行うには
現在の安価なCPUでは困難なので、a(N)とb
(N)を入力すると、θに比例するデジタルデータを出
力する参照テーブル型デジタル変換器16により高速に
距離情報として画面メモリ17に書き込み表示用モニタ
画面18に出力する。
【0063】メモリ17の内容は、図示されていない工
業用機器や、コンピュータグラフィック装置に使用され
たり、コンピュータ19で処理されて、より見やすい表
示手段形式、たとえば、色による形状表示や、等高線表
示することなどが可能である。
【0064】以上説明した様に本実施例によれば以下の
様な効果が得られる。
【0065】1)最近進歩の著しい、液晶シャッター
や、AO・EO変調素子を用いて面全体を変調するアイ
デアもあるが、現在の液晶シャッターは高速化の点で、
またAO素子は大画角化に支障があるため、テレビカメ
ラサイズの光を100MHz以上で位相検波しようとす
ると、問題がある。
【0066】その点、ゲート付イメージインテンシファ
イアは、大画面化が容易であり、現状では、もっとも簡
便に上記の実施例の構造を実現できる。
【0067】2)移相器9を所有しているため、0−9
0度の位相変化以外の任意のデータを使用して、測定す
ることも可能である。この場合、画面の画数は本実施例
の2個に限定されるものではない。
【0068】3)発散光と穴あき鏡を用いるため、任意
の距離の物体がほぼ同一の視野で計測することが可能で
ある。
【0069】4)フィルターを持っているため、余計な
光をイメージインテンシファイアに導いてイメージイン
テンシファイアの寿命やS/Nを悪化させることがな
い。 5)イメージインテンシファイアには増幅作用があるた
め、非常に弱いレーザ源を使用しても十分な明るさが得
られる。
【0070】6)A/D変換する前にアナログ画像処理
してオフセット補正などをしているため限られた少ない
A/D階調のもとでも十分なS/N比が得られる。
【0071】7)参照テーブル型デジタル変換器を用い
て三角関数の変換を求めているため、高速に距離情報を
得ることができる。
【0072】8)参照テーブル型デジタル変換器の内容
は、書き換え可能なため、位相以外に、実際の濃淡画像
を得ることも可能である。 (第2の実施例)図2は本発明に使用される移相器の第
2の実施例を示した図であり、図1の移相器9をより簡
易化したものである。
【0073】図2において、101は高周波用の線路切
換スイッチ、102は短線路、103は長線路である。
【0074】同図において、切換スイッチ101に入力
した変調信号が、2画面のメモリ15のA画面に画像を
取り込む場合、短線路102側に切り換わり、B画面の
場合は長線路103に切り換わるよう、コンピュータ1
9により制御される。
【0075】長線路と短線路の長さの差をq、線路中の
信号速度をV、変調周波数をf、光速度をcとしたと
き、 q=(πV/2)/(2πf)=V/4f とする様に、線路の長さ、例えば同軸コードの長さを設
定すれば、90度(π/2)の位相差を生じさせられ、
イメージインテンシファイア8のゲ−トに印加される信
号も90度変化させられる。
【0076】この様な構成によれば、配線ケーブルと高
周波切り換えスイッチで位相差を実現でき、安価で高速
な位相変化を実現できる。また、複雑な回路構造を必要
としないため、温度、電圧など、長期安定性を疎外する
要因に対して強いシステムを構築できる。
【0077】また、本実施例では、電気線路を遅延線と
したが、光ファイバや導波路を遅延線としてもまったく
同一か、より高性能な遅延特性が得られることは当然で
ある。
【0078】また、2台のイメージインテンシファイア
を、共役の位置に設置して、90度異なる位相の信号を
印加しても、同じ効果が得られる。このとき、距離測定
が光量測定とまったく同時に実現可能である。
【0079】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0080】また、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能
である。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いれば、テレ
ビカメラなどの汎用撮像素子と同等の高速度で、撮像素
子と同程度の視野内の物体の形状や、物体までの距離
を、継続的に、何の機械的走査なしに取得することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる一実施例の光レーダ構成図であ
る。
【図2】第2の実施例の遅延線路の構成図である。
【図3】位相を求める方法の説明図である。
【図4】従来の位相測定回路構成図である。
【図5】本測定のイメージインテンシファイア動作説明
図である。
【図6】従来の走査型レーザレーダの配置図である。
【符号の説明】
1 基準信号源 2 レーザ 3 レンズ 4 測定対象 5 穴あき鏡 6 フィルター 7 対物レンズ 8 ゲート付きイメージインテンシファイア 9 移相器 10 結像レンズ 11 CCDカメラ 12 アナログ画像処理装置 13 A/D変換器 14 参照テーブル型デジタル変換器 15 2画面メモリ 16 参照テーブル型デジタル変換器 17 画面メモリ 18 モニタ画面 19 コンピュータ 101 線路切替スイッチ 102 遅延線路 103 遅延線路 203 イメージインテンシファイアの光電面 204 イメージインテンシファイアのゲート 205 イメージインテンシファイアのMCP 206 イメージインテンシファイアの蛍光面 301 レーザ光源 302 走査用ミラー 303 走査レンズ 304 測定対象 305 穴あきミラー 306 集光レンズ 307 受光素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定された波形で強度変化さ
    れ、面状にひろがりを持つ光束を被測定物に照射し、前
    記被測定物により反射された光の光学像を、感度変調機
    能を持つ撮像素子の受光面に結像して光電変換し、該撮
    像素子の感度変調機能を用いて、あらかじめ設定された
    波形で前記撮像素子の感度を変調し、該撮像素子より出
    力される前記被測定物の各点の光量信号より、前記被測
    定物の各点までの距離をもとめ、前記被測定物の形状を
    測定する方式の光レーダであって、 前記光束の強度変化の位相と前記撮像素子の感度変調の
    位相の差を複数回ずらして得られるところの、複数の前
    記被測定物の各点の光量値より、前記被測定物体の各点
    までの距離を求めることを特徴とする光レーダ。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子は、変調ゲート付きイメー
    ジインテンシファイアであることを特徴とする請求項1
    に記載の光レーダ。
  3. 【請求項3】 前記光束の強度変化の位相と前記撮像素
    子の感度変調の位相の差を変化させる手段が、高周波移
    相器であることを特徴とする請求項1に記載の光レー
    ダ。
  4. 【請求項4】 前記光束の強度変化の位相と前記撮像素
    子の感度変調の位相の差を変化させる手段が、高周波回
    路用スイッチを用いた線路切り換え装置であることを特
    徴とする請求項1に記載の光レーダ。
  5. 【請求項5】 前記光束の強度変化の位相と前記撮像素
    子の感度変調の位相の差を変化させる手段が、光導波路
    用光スイッチを用いた線路切り換え装置であることを特
    徴とする請求項1に記載の光レーダ。
  6. 【請求項6】 複数の撮像素子を用いて、前記位相の差
    が異なる光量信号を同時に得ることを特徴とする請求項
    1に記載の光レーダ。
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