JPH07181215A - 断線検出装置 - Google Patents
断線検出装置Info
- Publication number
- JPH07181215A JPH07181215A JP5327181A JP32718193A JPH07181215A JP H07181215 A JPH07181215 A JP H07181215A JP 5327181 A JP5327181 A JP 5327181A JP 32718193 A JP32718193 A JP 32718193A JP H07181215 A JPH07181215 A JP H07181215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sequencer
- contactors
- electromagnetic
- voltage
- disconnection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電磁接触器の開指令時に電磁接触器
がピックアップしたままにならないよう確実に電磁接触
器をドロップアウトさせる断線検出装置を提供すること
にある。 【構成】本発明は、シーケンサ出力により動作する複数
の電磁接触器のそれぞれの断線、または断路を検出する
断線検出装置において、前記電磁接触器の開指令時に、
断線検出のため抵抗器回路をシーケンサのリレー出力で
一瞬開することにより前記電磁接触器を確実に開するよ
うなシーケンサ出力回路を備えているので、電流を検出
しやすくするために抵抗器の抵抗値を低くしても各電磁
接触器のピックアップ電圧を越えなければ断線検出回路
により各電磁接触器が閉じたままドロップアウトする。
がピックアップしたままにならないよう確実に電磁接触
器をドロップアウトさせる断線検出装置を提供すること
にある。 【構成】本発明は、シーケンサ出力により動作する複数
の電磁接触器のそれぞれの断線、または断路を検出する
断線検出装置において、前記電磁接触器の開指令時に、
断線検出のため抵抗器回路をシーケンサのリレー出力で
一瞬開することにより前記電磁接触器を確実に開するよ
うなシーケンサ出力回路を備えているので、電流を検出
しやすくするために抵抗器の抵抗値を低くしても各電磁
接触器のピックアップ電圧を越えなければ断線検出回路
により各電磁接触器が閉じたままドロップアウトする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーケンサ出力により
動作するコンベアーライン等の多数の電磁接触器回路の
それぞれの断線あるいは断路を検出する断線検出装置に
関する。
動作するコンベアーライン等の多数の電磁接触器回路の
それぞれの断線あるいは断路を検出する断線検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の断線検出装置は電磁接触器の数と
同じだけの断線検出用の入力をシーケンサに入力するこ
とにより断線検出を行っている。すなわち、図2に示す
如く電磁接触器2〜4にシーケンサ1の出力リレー8〜
10から励磁指令を出していない時に電磁接触器2〜4
が閉じない程度の微少電流が流れるよう抵抗器5〜7を
接続し、その電流をシーケンサ1の入力フォトカプラ1
1〜13に流し、電流が流れることをシーケンサ1が検
出することにより回路の断線、あるいは断路がないこと
を検出している。
同じだけの断線検出用の入力をシーケンサに入力するこ
とにより断線検出を行っている。すなわち、図2に示す
如く電磁接触器2〜4にシーケンサ1の出力リレー8〜
10から励磁指令を出していない時に電磁接触器2〜4
が閉じない程度の微少電流が流れるよう抵抗器5〜7を
接続し、その電流をシーケンサ1の入力フォトカプラ1
1〜13に流し、電流が流れることをシーケンサ1が検
出することにより回路の断線、あるいは断路がないこと
を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き回路だけでは電磁接触器2〜4の開指令時にも断線
検出用の電流を流し込むので、抵抗器5〜7と電磁接触
器2〜4のコイルのインピーダンスの分圧で電磁接触器
2〜4のコイルに電圧がかかるため、この電圧が電磁接
触器2〜4のドロップアウト電圧より高いと電磁接触器
2〜4が開指令時にドロップアウトしなくなる。また電
磁接触器2〜4とシーケンサ1の距離が長いと線路の浮
遊容量の影響で電磁接触器2〜4のコイルに電圧を誘起
するため一層ドロップアウトしにくくなる。
如き回路だけでは電磁接触器2〜4の開指令時にも断線
検出用の電流を流し込むので、抵抗器5〜7と電磁接触
器2〜4のコイルのインピーダンスの分圧で電磁接触器
2〜4のコイルに電圧がかかるため、この電圧が電磁接
触器2〜4のドロップアウト電圧より高いと電磁接触器
2〜4が開指令時にドロップアウトしなくなる。また電
磁接触器2〜4とシーケンサ1の距離が長いと線路の浮
遊容量の影響で電磁接触器2〜4のコイルに電圧を誘起
するため一層ドロップアウトしにくくなる。
【0004】このようにシーケンサ1が断線検出し易く
するために抵抗器5〜7の抵抗値を低くすると、電磁接
触器2〜4が開指令にもかかわらず閉したままになりや
すいという問題があった。
するために抵抗器5〜7の抵抗値を低くすると、電磁接
触器2〜4が開指令にもかかわらず閉したままになりや
すいという問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は電磁接触器の開指令時に電磁接触
器がピックアップしたままにならないよう確実に電磁接
触器をドロップアウトさせる断線検出装置を提供するこ
とにある。
たもので、その目的は電磁接触器の開指令時に電磁接触
器がピックアップしたままにならないよう確実に電磁接
触器をドロップアウトさせる断線検出装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はシーケンサ出力により動作する複数の電磁
接触器のそれぞれの断線、または断路を検出する断線検
出装置において、前記電磁接触器の開指令時に、断線検
出のため抵抗器回路をシーケンサのリレー出力で一瞬開
することにより前記電磁接触器を確実に開するようなシ
ーケンサ出力回路を備えたことを特徴とする。
に、本発明はシーケンサ出力により動作する複数の電磁
接触器のそれぞれの断線、または断路を検出する断線検
出装置において、前記電磁接触器の開指令時に、断線検
出のため抵抗器回路をシーケンサのリレー出力で一瞬開
することにより前記電磁接触器を確実に開するようなシ
ーケンサ出力回路を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によると、複数の電磁接触器を無励磁に
した後断線検出回路を再び接続するが、ドロップアウト
電圧に比べピックアップ電圧の方が高い。したがって、
断線検出回路において電流を検出しやすくするために抵
抗器の抵抗値を低くしても各電磁接触器のピックアップ
電圧を越えなければ断線検出回路により各電磁接触器が
閉じたままドロップアウトする。
した後断線検出回路を再び接続するが、ドロップアウト
電圧に比べピックアップ電圧の方が高い。したがって、
断線検出回路において電流を検出しやすくするために抵
抗器の抵抗値を低くしても各電磁接触器のピックアップ
電圧を越えなければ断線検出回路により各電磁接触器が
閉じたままドロップアウトする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は、本発明による断線検出装置の一実施例の構
成図である。同図に示すように、本実施例の断線検出装
置は電磁接触器2〜4を動作させるためのシーケンサ1
の出力用リレー8〜10と、断線しているかどうかを検
出するためのシーケンサ1の入力フォトカプラ11〜1
3と、電磁接触器2〜4の開指令時に一瞬電磁接触器2
〜4を完全に無励磁にするためのシーケンサ1の出力リ
レー14〜16及び警報出力回路17から構成されてい
る。5〜7は抵抗器である。
る。図1は、本発明による断線検出装置の一実施例の構
成図である。同図に示すように、本実施例の断線検出装
置は電磁接触器2〜4を動作させるためのシーケンサ1
の出力用リレー8〜10と、断線しているかどうかを検
出するためのシーケンサ1の入力フォトカプラ11〜1
3と、電磁接触器2〜4の開指令時に一瞬電磁接触器2
〜4を完全に無励磁にするためのシーケンサ1の出力リ
レー14〜16及び警報出力回路17から構成されてい
る。5〜7は抵抗器である。
【0009】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、シーケンサ1の出力リレー8〜10が開いている
時、電磁接触器2〜4に閉しない程度の微少電流を流す
ための抵抗器5〜7を接続し、その電流を入力フォトカ
プラ11〜13に接続し、入力フォトカプラ11〜13
が入力を検出すれば断線はないと判断する。もし断線し
ていれば回路に電流が流れず入力フォトカプラ11〜1
3が入力を検出しないので、シーケンサ1のプログラム
により断線があると判断する。但し、入力フォトカプラ
11〜13の抵抗値は抵抗器5〜7を通して電磁接触器
2〜4に微少電流が流れた時シーケンサ1が入力を検出
し、この回路が断線した時は入力を検出しないような設
定にしておく。
まず、シーケンサ1の出力リレー8〜10が開いている
時、電磁接触器2〜4に閉しない程度の微少電流を流す
ための抵抗器5〜7を接続し、その電流を入力フォトカ
プラ11〜13に接続し、入力フォトカプラ11〜13
が入力を検出すれば断線はないと判断する。もし断線し
ていれば回路に電流が流れず入力フォトカプラ11〜1
3が入力を検出しないので、シーケンサ1のプログラム
により断線があると判断する。但し、入力フォトカプラ
11〜13の抵抗値は抵抗器5〜7を通して電磁接触器
2〜4に微少電流が流れた時シーケンサ1が入力を検出
し、この回路が断線した時は入力を検出しないような設
定にしておく。
【0010】また、出力リレー8〜10開の時に入力フ
ォトカプラ11〜13へ電流が流れることにより入力検
知を行うが、この入力検知を確実にするためにはできる
だけ抵抗器5〜7の抵抗値を低くする必要がある。
ォトカプラ11〜13へ電流が流れることにより入力検
知を行うが、この入力検知を確実にするためにはできる
だけ抵抗器5〜7の抵抗値を低くする必要がある。
【0011】通常、電磁接触器はピックアップ電圧に比
べドロップアウト電圧(例えばコイル定格200Vの場
合,ピックアップ電圧132V、ドロップアウト電圧9
2V)の方が低いため抵抗器5〜7の抵抗値をあまり低
くすると、シーケンサ1の出力リレー8〜10を開にし
ても電磁接触器2〜4がドロップアウトしないことが起
こる。それは抵抗器5〜7の抵抗値が低いほど電源電圧
の抵抗器5〜7と電磁接触器2〜4のインピーダンスの
分圧で電磁接触器2〜4のコイルに電圧が多くかかるた
めである。
べドロップアウト電圧(例えばコイル定格200Vの場
合,ピックアップ電圧132V、ドロップアウト電圧9
2V)の方が低いため抵抗器5〜7の抵抗値をあまり低
くすると、シーケンサ1の出力リレー8〜10を開にし
ても電磁接触器2〜4がドロップアウトしないことが起
こる。それは抵抗器5〜7の抵抗値が低いほど電源電圧
の抵抗器5〜7と電磁接触器2〜4のインピーダンスの
分圧で電磁接触器2〜4のコイルに電圧が多くかかるた
めである。
【0012】このようなドロップアウトしない(ピック
アップしたまま)現象が起こるのを防ぐために、シーケ
ンサ1の出力リレー14〜16で電磁接触器2〜4の開
指令時、出力リレー14〜16を開にし断線検出回路を
切り、一瞬電磁接触器2〜4を完全に無励磁にすれば、
確実に電磁接触器2〜4は一旦開する。その後再び出力
リレー14〜16を閉じ、断線検出回路が接続されても
ドロップアウト電圧ではなくピックアップ電圧まで電磁
接触器2〜4のコイル端電圧がかからなければ、電磁接
触器2〜4が閉することはない。
アップしたまま)現象が起こるのを防ぐために、シーケ
ンサ1の出力リレー14〜16で電磁接触器2〜4の開
指令時、出力リレー14〜16を開にし断線検出回路を
切り、一瞬電磁接触器2〜4を完全に無励磁にすれば、
確実に電磁接触器2〜4は一旦開する。その後再び出力
リレー14〜16を閉じ、断線検出回路が接続されても
ドロップアウト電圧ではなくピックアップ電圧まで電磁
接触器2〜4のコイル端電圧がかからなければ、電磁接
触器2〜4が閉することはない。
【0013】上述したように本実施例によると、シーケ
ンサ1の出力用リレー14〜16で電磁接触器2〜4の
開指令時、電磁接触器2〜4を一瞬無励磁にすることに
より電磁接触器2〜4が開指令にもかかわらず閉したま
まになることを防止することができる。
ンサ1の出力用リレー14〜16で電磁接触器2〜4の
開指令時、電磁接触器2〜4を一瞬無励磁にすることに
より電磁接触器2〜4が開指令にもかかわらず閉したま
まになることを防止することができる。
【0014】本実施例においては電磁接触器が3回路の
場合について説明したが、実際におけるようにコンベア
ーライン等においては数百の電磁接触器があるが、本実
施例と同様に適用できることは勿論である。
場合について説明したが、実際におけるようにコンベア
ーライン等においては数百の電磁接触器があるが、本実
施例と同様に適用できることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電磁接触器の開指令時に、シーケンサの出力リレーによ
り一瞬断線検出回路を切ることにより電磁接触器がピッ
クアップしたままにならないよう確実に電磁接触器をド
ロップアウトさせる断線検出装置を提供することができ
る。
電磁接触器の開指令時に、シーケンサの出力リレーによ
り一瞬断線検出回路を切ることにより電磁接触器がピッ
クアップしたままにならないよう確実に電磁接触器をド
ロップアウトさせる断線検出装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例の断線検出回路図。
【図2】従来の断線検出回路図。
1…シーケンサ、2〜4…電磁接触器、5〜7…抵抗
器、8〜10,14〜16…シーケンサ出力リレー、1
1〜13…シーケンサ入力フォトカプラ、17…警報出
力回路。
器、8〜10,14〜16…シーケンサ出力リレー、1
1〜13…シーケンサ入力フォトカプラ、17…警報出
力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠治 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 シーケンサ出力により動作する複数の電
磁接触器のそれぞれの断線、または断路を検出する断線
検出装置において、前記電磁接触器の開指令時に、断線
検出のため抵抗器回路をシーケンサのリレー出力で一瞬
開することにより前記電磁接触器を確実に開するような
シーケンサ出力回路を備えたことを特徴とする断線検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327181A JPH07181215A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327181A JPH07181215A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 断線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181215A true JPH07181215A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18196219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5327181A Pending JPH07181215A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 断線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07181215A (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327181A patent/JPH07181215A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6538863B1 (en) | Arc fault circuit protection device with asymmetrical transformer | |
US7336457B2 (en) | Ground fault circuit interrupter (GFCI) end-of-life (EOL) status indicator | |
US3654515A (en) | Leakage current interrupting apparatus | |
EP0241270B1 (en) | Self-testing monitoring circuit | |
CN110007261B (zh) | 电压互感器一次侧高压熔断器熔断判断装置及其判断方法 | |
CA2365737C (en) | Loop restoration scheme for distribution feeders | |
US5768077A (en) | Earthing wire disconnection detection apparatus and leakage detection apparatus having an earthing wire disconnection detection function conductor | |
US4156884A (en) | Ground fault protection system for industrial power circuits | |
JPH07181215A (ja) | 断線検出装置 | |
US11183831B2 (en) | System and method for discerning arcing in electrical wiring | |
JP3910321B2 (ja) | 突入電流抑制装置及び電源装置 | |
JPH0646522A (ja) | 遮断器用操作制御回路の常時監視装置 | |
CN112688549B (zh) | 变压器磁饱和处理方法、装置、系统及电器设备 | |
JPH04315298A (ja) | センサ二重化自動切換装置 | |
KR20020074689A (ko) | 계전기 감시 장치 및 방법 | |
JPS6230444Y2 (ja) | ||
JPH03253225A (ja) | 選択制御回路 | |
US2600059A (en) | Two wire load measuring system | |
JPS61108980A (ja) | 信号電流波形検出装置 | |
JPH08203392A (ja) | 遮断器の投入・引きはずし装置 | |
JPS63115073A (ja) | 電気機器の動作監視装置 | |
JPH0591658A (ja) | 配電線路の区分開閉装置 | |
CN113328418A (zh) | 一种不限负载类型的电气火灾限流式保护器 | |
JPH0456533B2 (ja) | ||
JPH06341693A (ja) | 空気調和機の電気回路 |