JPH0717991U - 水車ポンプ装置 - Google Patents

水車ポンプ装置

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Publication number
JPH0717991U
JPH0717991U JP5192793U JP5192793U JPH0717991U JP H0717991 U JPH0717991 U JP H0717991U JP 5192793 U JP5192793 U JP 5192793U JP 5192793 U JP5192793 U JP 5192793U JP H0717991 U JPH0717991 U JP H0717991U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
turbine
water
shaft
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5192793U
Other languages
English (en)
Inventor
和光 大浦
Original Assignee
石垣機工株式会社
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Publication date
Application filed by 石垣機工株式会社 filed Critical 石垣機工株式会社
Priority to JP5192793U priority Critical patent/JPH0717991U/ja
Publication of JPH0717991U publication Critical patent/JPH0717991U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトに構成できて設置面積を占めず、
また、メンテナンスが容易な水車ポンプ装置を提案す
る。 【構成】 水没させて水平状に設けた水車軸の端部に、
伝動輪を固定し、この伝動輪を水車の周辺に設置したポ
ンプの駆動軸への伝動軸に連動連結するとともに、ポン
プの吸水口を上記水車のケーシング内に開口させた。ポ
ンプを水車軸と並行する別軸上に設けたので装置の長さ
を大巾に短縮でき、また、ポンプの吸込口を水車のケー
シング内に開口させて水車の至近位置に設置したので容
積的にも最小に構成し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流水路中に設置してその流水力で回転する水車によってポンプを 駆動し、揚水をする水車ポンプ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、流水中に没入して設けた水車でポンプを駆動し、流水の一部を揚水して 灌漑等に利用することはよく知られている。実開平4−47166、実開平2− 124273はその例である。実開平4−47166では水車軸とポンプ軸が同 じ軸線上に、実開平2−124273は水車軸とポンプ軸とが別の軸線上に設け てある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、実開平4−47166では、水車軸とポンプ軸が同じ軸線上に直 列に設けられているので、その全長が長くなり設置面積を占めるとともに、据付 けに手数を要し、メンテナンス等もしずらい。この点、実開平2−124273 では、装置の全長は短縮し得るが、ポンプの吸込口が水車とは離れた位置になっ ており、水深の浅いところには設置できない難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述のような従来の課題を一挙に解決し得るものであって、その 要旨とするところは、流水路中に水車を横架し、その羽根軸の流水流入側の端部 に伝動輪を固定し、この伝動輪と水車の周辺に設けた揚水ポンプの羽根軸の端部 に設けた伝動輪とを連動連結し、さらに、揚水ポンプの吸水口を水車のケーシン グ内に開口させたものである。
【0005】
【作用】
この考案に係る装置は、上述のように構成してあり、水車軸とポンプ軸とを並 列したので、装置の全長を短縮して設置面積を節減することができる。また、水 車軸とポンプ軸とを連動連結するのに、そのそれぞれの端部に設けた伝動輪を連 結したので、設置する場合やメンテナンスをする場合に作業が容易であり、さら に、ポンプの吸水口が水車のケーシング内に開口してあるので、水車とポンプを 最短距離に位置させて設置でき、装置を容積的にも最もコンパクトにできて、浅 い流水路でも設置することができる。以下、図面に基づいてこの考案を具体的に 説明する。
【0006】
【実施例】
図1において、符号1は流水路中に設置した水車、1aはその羽根、1bは羽 根軸、1cはケーシング、1dは羽根軸1bの端部に固定したベベルギヤー、1 eはケーシング1c内に設けた案内羽根である。
【0007】 次に、符号2は、ケーシング1c上に設置した揚水ポンプ、2aはその揚水羽 根で羽根軸2bに固定してある。羽根軸2bの他端には、ベベルギヤー2cが固 定してあり、このベベルギヤー2cは、前述の羽根軸1bのベベルギヤー1dと 伝動軸3およびベベルギヤー3a、3bを介して連動連結してある。また、2d は、揚水ポンプ2の吸水パイプでケーシング1c内に開口させてある。2eは揚 水管、2fはカバー、矢印イは流入水を示し、矢印ロは揚水を示すものである。
【0008】 尚、図2は上述の装置における流水力の伝動系路を模式的に示すものであり、 水車1から揚水ポンプ2への伝動機構としては、チェーン等を用いたものであっ てもよく、この伝動機構は、流水中の浮遊物が引っ掛かるのを防止するようにし なければならない。また、水車1の羽根1aは、羽根軸1bのトルクを増大させ るために外周の水流受面の広いものを用いると効果的である。
【0009】 この考案に係る装置は、上述のように構成してあり、流入水イが案内羽根1e に案内されて羽根1aに当り、羽根軸1bが回転し、この羽根軸1bの回転が伝 動軸3等よりなる伝動機構によって、揚水ポンプ2の羽根軸2bに伝達され、そ の揚水羽根2aが回転し、ケーシング1c中の流水が吸水されて揚水管2b内に 揚水される。
【0010】 すなわち、流入水イのエネルギーによって、その一部が揚水されて、灌漑等に 利用されるが、この考案に係る装置では、水車1と揚水ポンプ2とが並列して設 けてあるので、その全長を大巾に短縮でき、然も揚水ポンプ2の吸水パイプ2d が水車1のケーシング1a内に開口させてあるので、水車1と揚水ポンプ2と最 短の距離に設置できる。すなわち、一体的に構成できるので容積的(深さ方向) に最小となり、浅い流水路にも設置することができるものである。
【0011】
【考案の効果】
このように、この考案に係る装置は、従来のこの種、流水を利用した揚水ポン プの全長を短縮したのみならず、容積的にもコンパクトにして水路への設置やメ ンテナンスを容易にし、特に、浅い水路にも設置することを可能にしたもので、 実用的に得られる利益は著大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る水車ポンプ装置の概略の縦断側
面図である。
【図2】同じく、その伝動機構を解説的に示す模式平面
図である。
【符号の説明】
1 水車 1b 羽根軸 1c ケーシング 1d ベベルギヤー 2 揚水ポンプ 2b 羽根軸 2c ベベルギヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水路中に水車1を横架し、その羽根軸
    1bの流水流入側の端部に伝動輪1dを固定し、この伝
    動輪1dと水車1の周辺に設けた揚水ポンプ2の羽根軸
    2bに設けた伝動輪2cとを連動連結し、さらに、揚水
    ポンプ2の吸水口2dを水車1のケーシング1c内に開
    口させたことを特長とする水車ポンプ装置。
JP5192793U 1993-08-30 1993-08-30 水車ポンプ装置 Pending JPH0717991U (ja)

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JP5192793U JPH0717991U (ja) 1993-08-30 1993-08-30 水車ポンプ装置

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JP5192793U JPH0717991U (ja) 1993-08-30 1993-08-30 水車ポンプ装置

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JPH0717991U true JPH0717991U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12900515

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5192793U Pending JPH0717991U (ja) 1993-08-30 1993-08-30 水車ポンプ装置

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JP (1) JPH0717991U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056487A (ja) * 2001-08-09 2003-02-26 Tsurumi Mfg Co Ltd 直交軸型ポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003056487A (ja) * 2001-08-09 2003-02-26 Tsurumi Mfg Co Ltd 直交軸型ポンプ

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