JPH07179768A - 低煙性、低臭性防水工事用アスファルト組成物 - Google Patents

低煙性、低臭性防水工事用アスファルト組成物

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JPH07179768A
JPH07179768A JP34729493A JP34729493A JPH07179768A JP H07179768 A JPH07179768 A JP H07179768A JP 34729493 A JP34729493 A JP 34729493A JP 34729493 A JP34729493 A JP 34729493A JP H07179768 A JPH07179768 A JP H07179768A
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JP
Japan
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asphalt
low
waterproofing
jis
odor
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JP34729493A
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English (en)
Inventor
Yasuo Soga
恭夫 曽我
Akihisa Shiina
彰久 椎名
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Kazuharu Horimoto
一治 堀本
Ichiro Kobayashi
一郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水工事用アスファルトのJIS規格を満足
する範囲内で、しかも実用性能面でも優れた低煙性、低
臭性を有する防水工事用アスファルト組成物の提供。 【構成】 (a)JIS K 2207で規定する「防
水工事用アスファルト」90〜99重量%と、(b)前
記(a)の「防水工事用アスファルト」の軟化点より低
い軟化点を有するJIS K 2207で規定するスト
レートアスファルト10〜1重量%とを含有し、かつJ
IS K 2207で規定する「防水工事用アスファル
ト」に合格する物性を有することを特徴とする低煙性、
低臭性の防水工事用アスファルト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、低煙性、低臭性防水工事用アス
ファルト組成物に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする問題点】防水
工事用アスファルトは、JIS K 2207にある
「石油アスファルト」の1種であり、その用途によって
1〜4種に分類される。
【0003】このJIS K 2207の表2によれば
1〜4種の防水工事用アスファルトの性質と用途につい
ては、つぎのような趣旨の記載がある。すなわち、1種
防水工事用アスファルトとは、工期中およびその後にわ
たって適度な温度条件における室内および地下構造部分
に用いるもので、感温性は普通で比較的軟質のものであ
る。2種防水工事用アスファルトとは、一般地域の緩い
勾配の歩行用屋根に用いるもので、感温性が比較的小さ
いものである。3種防水工事用アスファルトとは、一般
地域の露出屋根または気温の比較的高い地域の屋根に用
いるもので、感温性が小さいものである。4種防水工事
用アスファルトとは、一般地域のほか、寒冷地域におけ
る屋根その他の部分に用いるもので、感温性が特に小さ
く、比較的軟質のものである。
【0004】これらの1〜4種の防水工事用アスファル
トの各物性については、JIS K2207の表4に記
載されており、それはつぎの表1に示すとおりである。
【0005】
【表1】
【0006】これら4種類の防水工事用アスファルト
は、防水性、接着性、電気絶縁性に優れており、かつ価
格も他のものに比べて安価であることから、アスファル
トルーフィングや同ルーフィングを用いた防水工事用の
接着剤、塗料、鋼管の塗覆層、ターポリン紙、ゴミ処理
用、電気絶縁用に用いられている。
【0007】これらの中でも、3種防水工事用アスファ
ルトは、その軟化点の高さおよび感温性の小ささから、
一般地域でのルーフィング材や屋根等の建物の防水工事
用として用いられている。従来の3種防水工事用アスフ
ァルトは、減圧蒸留残さ油に減圧蒸留油等(例えば、減
圧蒸留残さ油を溶剤脱瀝することによって得た溶剤脱瀝
油、常圧蒸留残さ油を直接水素化脱硫処理することによ
って得た直接水素化脱硫油)をカットバック材として使
用し、適度な針入度または粘度に調整したものを原料油
とし、無触媒または触媒下において、所定の反応条件で
ブローイングすることによって製造されていた。
【0008】これとは別に、近年環境問題との兼ね合い
から、防水工事用アスファルトの性状に関する再検討が
行われている。特に、一度紙袋等に充填の上、冷却・固
化され、使用する際に再び加熱融解によって施工する場
合、特に、マンション等の屋上でアスファルト防水の改
修を行う場合、防水工事用アスファルトから発生する煙
および臭いが多いため、施工作業員や周辺住民の健康を
損なうケースが発生していることが示唆されてきた。こ
ういった動向に対処するため、防水工事用アスファルト
から発生する煙および臭いを低減させるための検討が、
アスファルト製造会社を中心に行われるようになってき
た。
【0009】3種防水工事用アスファルトは、防水工事
用アスファルトの中でも軟化点が高く感温性が小さい
(つまり針入度指数が大きい)ものであり、加熱融解に
よる施工には高温を必要とする。しかし、高温施工する
場合には、先に述べた防水工事用アスファルトから発生
する煙および臭いが多くなるという欠点が出てくる。
【0010】以上のような問題点を解決するため、現在
アスファルト製造会社を中心に低煙性、低臭性のアスフ
ァルトに関する研究が進められ、特許出願されているも
のも存在する(特開平2−169669、特開平3−2
44690、特開平4−359089等)。
【0011】本出願人においても、作業性、施工性およ
び実用性能の優れた低煙性、低臭性の防水工事用アスフ
ァルト製造方法について数多くの研究を重ねており、低
煙性、低臭性の防水工事用アスファルトの研究開発には
不可欠であると思われる施工時にアスファルトから発生
する揮発成分の優れた分析手段について特許出願してい
る(特開平5−288655号)。
【0012】また、この分析手段により、低煙性、低臭
性防水工事用アスファルトの製造の最大のポイントは、
「施工温度近くでの動粘度をいかに小さくする」ことで
あるかという知見を見出し、動粘度が100cStにな
る温度をできるだけ低くするための膨大な研究を行い、
低煙性、低臭性の防水工事用アスファルトの新規な製造
方法を開発し、特許出願している(特願平4−1915
17)。
【0013】その後も、低煙性、低臭性防水工事用アス
ファルトの製造に関する多大な研究を行った結果、原料
の一方である減圧蒸留残さ油以外にも、JIS K 2
207に規定する「石油アスファルト」を特定の比率で
ブレンドすることにより、低煙性、低臭性防水工事用ア
スファルトを製造することが可能であることを見出し
た。
【0014】
【目的】そこで、本発明は、防水工事用アスファルトの
JIS規格を満足する範囲内で、しかも実用性能面でも
優れた低煙性、低臭性を有する防水工事用アスファルト
組成物を提供することを目的とする。具体的には、例え
ば3種防水工事用アスファルトの実用性能を大きく損失
することなしに、用途的には、2種または1種防水工事
用アスファルトに近いものにすることによって、つまり
感温性を若干大きくすることによって、施工温度付近で
の動粘度を従来の3種防水工事用アスファルトより低下
させ、施工時に発生する煙や臭いの発生を大幅に低下さ
せることを目的とする。
【0015】
【問題を解決するための手段】本発明は、(a)JIS
K 2207で規定する「防水工事用アスファルト」
90〜99重量%と、(b)前記(a)の「防水工事用
アスファルト」の軟化点より低い軟化点を有するJIS
K 2207で規定するストレートアスファルト10
〜1重量%とを含有し、かつJIS K 2207で規
定する「防水工事用アスファルト」に合格する物性を有
することを特徴とする低煙性、低臭性の防水工事用アス
ファルト組成物に関する。なお、前記低煙性、低臭性の
防水工事用アスファルト組成物が動粘度100cStを
呈する時に発生するガス中の炭化水素濃度は0.1vo
l%以下、好ましくは0.05vol%以下、さらに好
ましくは0.02vol%以下、硫黄化合物濃度は0.
007vol%以下、好ましくは0.005vol%以
下、さらに好ましくは0.004vol%以下、二酸化
炭素濃度は0.1vol%以下、好ましくは検出限界以
下であることが望ましい。
【0016】以下、本発明の内容を3種防水工事用アス
ファルトを例として、さらに詳細に説明する。本発明に
おいて、防水工事用アスファルトを製造するための出発
原料は、減圧蒸留残さ油および溶剤脱瀝処理して得た脱
瀝油であり、これらは、軽質、重質のいずれの原油種か
らも得ることができるが、好ましくは15℃における密
度が0.8〜0.9g/cm3、20℃における動粘度
が8〜12cSt、40℃における動粘度が4〜6cS
tの原油種または数種類の原油種の混合物から得ること
ができる。
【0017】本発明におけるブローイング原料の一つ
は、先に述べた原油種から得られた減圧蒸留残さ油で、
15℃における密度が、0.98〜1.03g/c
3、特に好ましくは、1.01〜1.02g/cm3
100℃における動粘度が700〜900cSt、12
0℃における動粘度が150〜300cStのものが好
ましい。
【0018】また、本発明におけるブローイング原料の
他の一つは、先に述べた原油種を常圧蒸留装置、減圧蒸
留装置で処理して得られる減圧残さ油を溶剤脱瀝装置で
処理して得た脱瀝油で、15℃における密度が、0.8
9〜0.94g/cm3、特に好ましくは、0.92〜
0.93g/cm3、100℃における動粘度が31〜
34cSt、120℃における動粘度が18〜20cS
tのものが好ましい。
【0019】本発明の防水工事用アスファルト成分は、
前記減圧蒸留残さ油と脱瀝油の混合物をブローイングす
ることにより製造する。すなわち、前記の減圧蒸留残さ
油60〜80重量%、好ましくは65〜75重量%と溶
剤脱瀝処理して得た溶剤脱瀝油40〜20重量%、好ま
しくは35〜25重量%とを混合して原料とし、触媒を
必要としない条件で、反応温度250〜350℃、好ま
しくは300〜325℃、さらに好ましくは310〜3
20℃、空気吹き込み量150〜300リットル/hr
/kg、好ましくは200〜230リットル/hr/k
gで、3〜10時間、好ましくは4〜6時間ブローイン
グ反応を行う。この反応は、バッチ式でも連続式でも行
うことができる。こうして製造されたJIS規格に合格
した防水工事用アスファルトを以下に示すブレンドの原
料の一方とする。
【0020】他方のブレンド原料は、JIS K 22
07に定める「ストレートアスファルト」である。この
ストレートアスファルトはJIS K 2207の表1
により針入度により10通りに分類されている。これを
表2、3、4として転載する。本発明の原料となりうる
のはこのうち、一方の防水工事用アスファルトのもつ軟
化点よりその軟化点が低いものである。
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【実施例】以下に本発明の内容を3種防水工事用アスフ
ァルトを例として、実施例および比較例により更に詳し
く説明するが、本発明はこれらによって制限されるもの
ではない。実施例1〜3および比較例1において、防水
工事用アスファルトの針入度、軟化点、針入度指数、引
火点、動粘度はJIS K 2207に記載された方法
で、動粘度が100cStの時の防水工事用アスファル
トからの揮発成分の分析は後述の特開平5−28865
5号の装置により測定した。ブローイングの方法やブレ
ンドの方法は、前記あるいは後記の方法にとらわれるこ
となく、他の公知の方法を用いることも可能である。
【0025】前記特開平5−288655号の装置は、
図1に示すとおりである。電熱器5により密閉加熱室中
のアスファルト組成物3を所定の温度に加熱する。アス
ファルト組成物3は撹拌モーター1により撹拌し、その
温度は温度センサー2により測定し、測定結果は温度調
節器9と温度記録計10に送られ、アスファルト組成物
3が所定温度に保持されるように電熱器5のオン、オフ
を行う。アスファルト組成物3より発生した揮発成分は
ガス吸引口4よりミストポット6に送り、ここでミスト
を除去した後、サンプラー7に吸引し、分析に必要な所
定量をサンプリングバッグ8に採取し、これを市販のガ
スクロマトグラフィーにかけて分析するものである。
【0026】実施例1 減圧蒸留残さ油69重量%と減圧蒸留残さ油を溶剤脱瀝
処理して得た脱瀝油31重量%との混合物を触媒を必要
としない条件で、反応温度310℃、空気吹き込み量2
25リットル/hr/kgで5時間ブローイング反応を
行う。(a)このブローイング法によって製造した防水
工事用アスファルト95重量%と、(b)JIS K
2207に定めるストレートアスファルト「60〜8
0」5重量%とをブレンド法によって混合し低煙性、低
臭性を有する3種防水工事用アスファルトを製造した。
この低煙性、低臭性を有する3種防水工事用アスファル
トの一般性状を表5に示す。
【0027】実施例2 減圧蒸留残さ油69重量%と減圧蒸留残さ油を溶剤脱瀝
処理して得た脱瀝油31重量%の混合物を触媒を必要と
しない条件で、反応温度310℃、空気吹き込み量22
5リットル/hr/kg、5時間ブローイング反応を行
う。(a)このブローイング法によって製造した防水工
事用アスファルト95重量%と、(b)JIS K 2
207に定めるストレートアスファルト「80〜10
0」5重量%とをブレンド法によって混合し低煙性、低
臭性を有する3種防水工事用アスファルトを製造した。
この低煙性、低臭性を有する3種防水工事用アスファル
トの一般性状を表5に示す。
【0028】実施例3 減圧蒸留残さ油69重量%と減圧蒸留残さ油を溶剤脱瀝
処理して得た脱瀝油31重量%の混合物を触媒を必要と
しない条件で、反応温度310℃、空気吹き込み量22
5リットル/hr/kg、5時間ブローイング反応を行
う。(a)このブローイング法によって製造した防水工
事用アスファルト95重量%と、(b)JIS K 2
207に定めるストレートアスファルト「150〜20
0」5重量%とをブレンド法によって混合し低煙性、低
臭性を有する3種防水工事用アスファルトを製造した。
この低煙性、低臭性を有する3種防水工事用アスファル
トの一般性状を表5に示す。
【0029】比較例1 減圧蒸留残さ油69重量%と減圧蒸留残さ油を溶剤脱瀝
処理して得た脱瀝油を31重量%の混合物を触媒を必要
としない条件で、反応温度310℃、空気吹き込み量2
25リットル/hr/kg、5時間ブローイング反応を
行うことにより3種防水工事用アスファルトを製造し
た。この3種防水工事用アスファルトの一般性状を表5
に示す。
【0030】
【表5】 注)*1 動粘度が100cStのときに発生する煙と
臭いを特開平5−288655号の装置により分析 *2 検出下限界以下
【0031】
【効果】上記実施例1〜3の針入度指数は従来の製品で
ある比較例1の針入度指数とほとんど同じで(つまり感
温性はほとんど同じで)あるにもかかわらず、施工時の
動粘度の目安と考えられている100cStになる温度
を低下させることができた。また、動粘度が100cS
tの時に発生する煙は、加熱温度が従来の防水工事用ア
スファルトに比べて7〜10℃低いため、発生量が少な
く、また、特開平5−288655号によって定量した
煙および臭いに含まれる有毒物質である炭化水素や硫黄
化合物を著しく低減させることができた。以上のことよ
り、従来の3種防水工事用アスファルトに比べて、感温
性等の実用性能上問題がなく、低煙性かつ低臭性に著し
く優れた新規な3種防水工事用アスファルトを提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する分析装置のフローシートであ
る。
【符号の説明】
1 撹拌モーター 2 温度センサー 3 アスファルト 4 ガス吸引口 5 電熱器 6 ミストポット 7 サンプラー 8 サンプリングバッグ 9 温度調節器 10 温度記録計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 勉 三重県四日市市塩浜町1番地 昭和四日市 石油株式会社四日市製油所内 (72)発明者 堀本 一治 三重県四日市市塩浜町1番地 昭和四日市 石油株式会社四日市製油所内 (72)発明者 小林 一郎 三重県四日市市塩浜町1番地 昭和四日市 石油株式会社四日市製油所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)JIS K 2207で規定する
    「防水工事用アスファルト」90〜99重量%と、
    (b)前記(a)の「防水工事用アスファルト」の軟化
    点より低い軟化点を有するJIS K 2207で規定
    するストレートアスファルト10〜1重量%とを含有
    し、かつJIS K 2207で規定する「防水工事用
    アスファルト」に合格する物性を有することを特徴とす
    る低煙性、低臭性の防水工事用アスファルト組成物。
  2. 【請求項2】 動粘度100cSt時において発生する
    ガス中の炭化水素濃度が0.1vol%以下、硫黄化合
    物濃度0.007vol%以下、二酸化炭素濃度0.1
    vol%以下である請求項1記載の低煙性、低臭性の防
    水工事用アスファルト組成物。
JP34729493A 1993-12-24 1993-12-24 低煙性、低臭性防水工事用アスファルト組成物 Pending JPH07179768A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002003858A (ja) * 2000-06-26 2002-01-09 Idemitsu Kosan Co Ltd アスファルト
CN110183869A (zh) * 2019-06-27 2019-08-30 黄河三角洲京博化工研究院有限公司 一种沥青基防水卷材用沥青原料

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JP2002003858A (ja) * 2000-06-26 2002-01-09 Idemitsu Kosan Co Ltd アスファルト
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413