JPH07179256A - 印刷物用コイリング装置 - Google Patents

印刷物用コイリング装置

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JPH07179256A
JPH07179256A JP6298927A JP29892794A JPH07179256A JP H07179256 A JPH07179256 A JP H07179256A JP 6298927 A JP6298927 A JP 6298927A JP 29892794 A JP29892794 A JP 29892794A JP H07179256 A JPH07179256 A JP H07179256A
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drive
coiling
winding core
band
spring
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JP6298927A
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Samuel Staub
サミュエル スタウブ
Peter Hausmann
ペーター ハウスマン
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Ferag AG
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    • B65H29/006Winding articles into rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2701/1932Signatures, folded printed matter, newspapers or parts thereof and books

Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑な調整装置等を必要とせずに簡単な構造
で、コイリング容量まで適切に巻上げ、かつ繰出すこと
を可能にしたコイルリング装置を提供すること。 【構成】印刷物用のコイリング装置は、巻上げコア16上
に印刷物と一緒に巻上げられるコイリングバンド24を有
し、駆動ディスク38、駆動ベルト40及び駆動ベルトディ
スク42を有する駆動列によって、巻上げコア16の回転軸
14を、バンドリール26を駆動する同一モータで回転させ
る。巻上げコア16と回転軸14との間にうず巻ばね18が配
置され、その一端部20を巻上げコアに固定し、他端部22
を回転軸14に固定し、他端部22が一端部20に対して移動
できる構造にしてばねの張力を変えることができる。こ
れにより、本装置は、巻上げコアに加えられるトルク
を、コイリングバンド24が平面物44と共に巻上げられる
間に増加するコイル直径に適合させるので、調整装置を
必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性の平面物、特に
新聞、雑誌及びその一部分等の印刷物用のコイリング装
置であって、フレームに回転可能に取付けられて、駆動
軸によって駆動される巻上げコアと、可撓性の平面物を
巻上げコアに対して少なくともほぼ接線方向に送り、ま
たバンドリールから出て、平面物と一緒に巻上げコア上
に巻上げられる少なくとも1つのコイリングバンドとを
有している装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種類のコイリング装置は、ドイツ国
特許明細書第31 23 888 号から公知である。
【0003】上記特許第31 23 888 号のコイリング装置
は、特に屋根瓦に似せて順次上に積重ねられており、印
刷工場内及び印刷工場間での運搬で場所を取らないよう
に巻上げコア上に小さいコイル状に巻上げられる、折畳
まれた新聞またはその一部分からなるいわゆるずれ重ね
形成体を巻上げるためのものである。目的地で、コイリ
ングバンドがコイルからずれ重ね形成体と共に繰り出さ
れて、個々の新聞またはその一部分にさらなる処理を施
すことができる。
【0004】しかし、この種類のコイリング装置は、そ
のような積重ねられた新聞だけを目的としているのでは
なく、広範な目的に、例えば幾つかの例を挙げれば紙
幣、袋、ベニヤ等の様々なものの巻上げに使用すること
ができる。
【0005】特にずれ重ねた新聞の巻上げに関する上記
特許第31 23 888 号では、コイリング伝達装置を介して
巻上げコアを駆動する駆動源としてモータが設けられて
いる。物体の下側に係合して巻上げコアに連結されてい
るコイリングバンドは、巻上げ中はモータによって駆動
される偏向ローラ上を通って巻上げコア上へ案内され、
これによって回転軸線回りに回転自在に取付けられてい
るバンドリールから一定速度で繰出される。しかし、シ
ューブレーキがこのバンドリールに係合している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】その目的は、コイリン
グバンドの張力を少なくともほぼ一定に維持することで
ある。これは、コイルの周速度を、すなわちコイリング
バンドの線速度も少なくともほぼ一定に維持したいの
で、コイル径の増加に伴って、駆動装置によって巻上げ
コアに加えるトルクを大きくしなければならず、また実
際にコイルの回転速度の低下を伴うことを意味してい
る。コイリングバンドを少なくともほぼ一定の張力で一
定速度にするこの要件によって、実際にはかなり複雑で
高コストの調整駆動装置、また従動偏向ローラ及びシュ
ーブレーキも必要になる。
【0007】本発明の目的は、複雑な機械装置または調
整装置を必要とせずに、装置の配置による制限されたコ
イリング容量まで適切に巻上げ、またそれを問題なく繰
出すことを簡単な構造で可能にした、コイルリング装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のコイルリング装置には、バンドリールを駆
動軸に固定して回転可能にし、駆動軸をコイリングバン
ド及びバンドリールだけでなく、駆動トレインをも介し
て巻上げコアに連結し、作動中に互いに相対移動する2
つの端部を有するばねをバンドリールと巻上げコアとの
間の駆動トレイン内に設ける装備が施されている。
【0009】この基本的に新規な着想は、ばねが複数の
巻線を備えたうず巻ばね、駆動ばね、または引張りばね
である実際的な実施例を参照して、より詳細に比較的簡
単に説明することができる。
【0010】単純化するため、実際の実施例において実
現できる方法を考えれば、ばねを緊張状態下にするため
に、ばねの一端部が巻上げコアに連結され、他端部が回
転軸に固定され駆動トレインによって回転できると仮定
する。
【0011】ここで、ばねは部分的に緊張状態にある、
すなわち設置状態の結果として予荷重が加えられている
と仮定する。
【0012】可撓性の平面物が巻上げコア上に巻上げら
れる用意ができればすぐに、巻上げ作業を開始できる。
コイリングバンドは、所定の回転方向に駆動軸を回転し
てバンドリールから繰出される。部分的に緊張したばね
は、結果的にさらに緩む可能性を備えており、巻上げる
べき可撓性平面物と共にコイリングバンドを巻上げコア
上に巻上げる。
【0013】このように、ばねに蓄積されている位置エ
ネルギが、少なくとも部分的に巻上げ運動に変換され
る。コイリングバンドを巻上げコアに巻上げる間のばね
張力の緩みは、回転軸が駆動トレインを介してばねの他
端部をばねの張力が増加する方向に移動させることによ
って防止される。
【0014】言い換えれば、ばねは、コイリングバンド
の巻上げによって弛緩するよりも強く駆動トレインによ
って緊張する。このため、巻上げコアに作用するトルク
は、ばねの緊張に伴って増加し、これによって可撓物を
巻上げることによって増加する巻上げコアの直径にこの
トルクが合わされる。このためコイリングバンドの張力
が少なくともほぼ一定に維持される。
【0015】駆動源で駆動されるバンドリールによって
巻上げコアからコイリングバンドが巻き戻される間、ば
ねの第1端部がばね張力を増加させる方向へ移動するだ
けでなく、ばねの他端部が、再び始動状態へ達するまで
駆動トレインを介してばね張力を緩める方向へ同じ駆動
源で駆動トレインを介して移動する。
【0016】印刷物の繰出し中、コイリングバンドの張
力を、一定の限界内で巻上げ工程中一定に維持すること
が望ましい。これは、コイルの直径が増加するのに伴っ
て、巻上げコアを回転させるために大きいトルクが必要
になることを意味しており、これは、前述したように、
駆動トレイン及びばねによって達成できる。
【0017】コイリング装置全体は、特に同一駆動源を
用いて、バンドリールを回転させると共に、駆動トレイ
ンをそれの駆動ディスクの回転によって駆動させること
もできるので、実際に比較的経済的に製造することがで
きる。バンドリールも駆動ディスクも共に同じ駆動軸に
取付けることができるので、余分な部品を全くなくすこ
とが可能である。本発明のコイリング装置を実現するた
めに全体で必要な部品はわずかである。複雑な制御装置
はまったく必要ない。
【0018】ばねは、空間を節約できるように巻上げコ
ア内に配置するのが好ましいが、請求項13に従ってバン
ドリールと駆動トレインとの間に配置して、駆動軸が駆
動トレインの駆動ディスクを直接駆動、またばねを介し
てバンドリールを間接的に駆動することもできる。この
形式の実施例では、駆動トレインは、巻上げコアに固定
されて回転できるように連結されている。
【0019】本発明のコイリング装置の特に好適な実施
例が従属請求項に記載されている。本発明のコイリング
装置の変更例が、請求項19に示されている。これらの実
施例はすべて共通して、巻上げコアからのコイリングバ
ンドの繰出し及び巻上げコア上へのコイリングバンドの
巻上げを行うために、1つの駆動モータを必要とするだ
けである。コイリング装置の調整は、ばねの配置及びそ
の他の部品の配置によって自動的に行われる。
【0020】本発明は、モジュラーまたはカセット形式
のコイリング装置で実現することもできる。この形式の
実施例では、フレームは、そのモジュールを外部駆動源
に連結した時に外部駆動源で駆動される駆動軸を支持で
きるだけである。
【0021】
【実施例】次に、実施例及び添付の図面を参照しながら
本発明をさらに詳細に説明する。図1によれば、コイリ
ング装置10は、フレーム12を備え、これに軸14が軸線13
回りに回転可能に軸支されており、ドラム状巻上げコア
すなわちマンドレル16が回転軸14に軸受(図示せず)で
回転可能に取付けられ、軸受は、例えばドラムの端面に
配置される。巻上げコア16と回転軸14との間にうず巻ば
ね18が配置されており、その一端部20が巻上げコア16に
固定され、他端部22が回転軸14に固定されている。
【0022】巻上げコア16に連結されたコイリングバン
ド24が、巻上げコア16から駆動軸28に固定されて回転で
きるように連結されたバンドリール26まで延在してい
る。駆動軸28は、モータ30によって歯車32、34及び歯付
きベルトまたはチェーン36を介して駆動でき、従って、
軸28またはモータ30がバンドリール26の駆動源である。
回転軸14に平行に延在して巻上げコアの近くに配置され
た駆動軸28には、バンドリール26から軸方向に距離をお
いて駆動ディスク38が取付けられ、この駆動ディスクも
同様に駆動軸28に固定され回転できるように連結されて
いる。
【0023】それは、駆動ディスク38から回転軸14に固
定されて回転できるように連結されている駆動ベルトデ
ィスク42まで延在している駆動ベルト40の巻取り及び繰
出しを行うことができる。モータ30は、フレーム内に固
定する(またオプションとして軸28を直接駆動する)
か、フレーム12の外側にそれから離して配置することが
できる。
【0024】図1の概略図は、1つが44で示されている
新聞、雑誌及びそのようなものの一部分などである可撓
性の印刷物をコイリングバンド24と共に巻上げコア上に
巻上げる前の始動位置を示している。次に、可撓性の平
面物が適当な供給装置(図示せず)でコイリングバンド
24へ送られる。図1からわかるように、コイリングバン
ド24はバンドリール26に巻上げられているので、コイリ
ングバンドのコイル25は巻上げ処理の開始時に最大直径
になっている。
【0025】それに対して、駆動ベルト40は実際に駆動
ベルトディスク42に完全に巻上げられている、すなわち
駆動ディスク38にはほとんど巻上げられていないで、駆
動ベルト40の一端部を駆動ディスク38に確実に固定する
のに必要な量だけである。このように、図1では駆動ベ
ルト40のコイル43は駆動ベルトディスク42上に位置し
て、最大直径になっている。
【0026】本実施例では、駆動ベルト40は、またコイ
リングバンド24より相当に厚くなっているので、バンド
リール26及び駆動ベルトディスク間で直径が異なること
を考慮に入れても、駆動ベルトディスク42上の駆動ベル
ト40のコイル43もバンドリール26上のコイリングバンド
24のコイル25よりも半径方向寸法が相当に大きい。
【0027】図1には示されていないが、駆動軸28も同
様にフレーム12に回転可能に取付けられている。
【0028】図面からわかるように、コイリングバンド
24は、駆動軸28の軸線29の上側を通ってバンドリール26
に達しているのに対して、駆動ベルト40は、駆動軸28の
回転軸線の下側を通って駆動ディスク38によって駆動ベ
ルトディスク42から巻き戻される。
【0029】ここで、平面物44が、実際に好ましくはず
れ重なり形成体で、巻上げコア16上へ巻上げられるよう
に送出されると仮定する。モータ30は、スイッチを入れ
ると、矢印54の方向に回転する。駆動軸28は矢印56の方
向に回転するのに対して、コイリングバンド24は矢印48
の方向へバンドリール26によって送出されて、ばね張力
の結果、平面物と共に巻上げコア上に巻き取られる。同
時に、駆動ベルト40が駆動ディスク38によって巻取られ
る、すなわち矢印52の方向へ移動する。
【0030】ばねについて説明すると、主にばね張力
は、コイリングバンド24の巻上げ時に、ばね18が弛緩す
る方向に一致する矢印50の方向にばねの端部20が連続移
動することによって生じる。この移動中に、駆動ディス
ク38、駆動ベルト40及び駆動ベルトディスク42によって
形成された駆動トレインを介して、ばねの半径方向内側
端部22が反時計回り方向に、すなわちばねを再緊張させ
る方向へ回転する。
【0031】図1は、本発明によるコイリング装置の実
際的な実施例の実際状態を再現している。巻上げコア16
へのコイリングバンドの巻上げ処理の開始時には、小径
である駆動ディスク38によって駆動ベルト40が巻取られ
るより速く、コイリングバンド24がバンドリール26から
巻き戻される。
【0032】これは、バンドリール26上のコイリングバ
ンド24のコイルの直径が、駆動ディスク38上に形成され
ている駆動ベルトのコイルの直径に比較してかなり大き
い結果である。巻上げコア16へのコイリングバンド24の
巻取りの開始時には、巻上げコア16上に形成されている
可撓物44を伴ったコイリングバンド24のコイルの直径
が、駆動ベルトディスク42上に位置している駆動ベルト
40のコイルの直径と少なくともほぼ同じであるから、ば
ねの第1端部20は、ばね18の他端部22が再緊張されるよ
りも速く反時計回り方向へ移動する。すなわち、最初は
ばねの張力が低減する。
【0033】駆動ベルト40はコイリングバンド24よりも
厚いため、駆動ディスク38上に形成される駆動ベルト40
のコイルの直径が比較的急速に増大する。それに対し
て、バンドリール26上に位置するコイリングバンド24の
コイルの直径は、比較的ゆっくり減少するだけである。
駆動ディスク38上の駆動ベルト40のコイルの直径が急速
に増大すれば、駆動ベルトディスク42上にある駆動ベル
ト40のコイル43の直径がそれに対応して減少する。それ
に対して、巻取りコア16上に形成される、平面物44及び
コイリングバンド24からなるコイルの直径は、平面物44
の厚さがあるために比較的急速に増大する。
【0034】これらの直径の変化の影響で、ばね端部20
が反時計回り方向に回転する速度が減速する一方、ばね
端部22が同じ方向に案内される速度は増加するため、最
小値に達した後ではばねの張力が全体として増大する。
【0035】ばね張力の増大は、巻上げコア16に加わる
トルクの増加に対応するので、また巻上げコア16上に形
成される平面物44及びコイリングバンド24のコイルの直
径も同様に増大するので、この巻取り作業から生じるバ
ンド張力を、図1に示されているコイリング装置の構造
でほぼ一定に維持することができる。
【0036】駆動モータ30は、ほぼ一定の回転速度で作
動するので、駆動軸28も同様に少なくともほぼ一定の回
転速度で駆動される。このように、コイリングバンドが
比較的薄いため、コイル25の直径の減少がわずかにすぎ
ないので、コイリングバンドはバンドリール26上のコイ
ル25から少なくともほぼ一定の線速度で送出される。こ
のように、巻取りコア16に見られるコイルの直径増加で
コイルの回転速度の減少に対応して、コイリングバンド
24は平面物44と共に巻上げコア16上に同じ線速度で巻取
られる。
【0037】図1の関係は、新聞またはその一部分等の
比較的厚い平面物を巻上げるコイリング装置用に特に選
択されたものである。しかし、コイリングバンド24及び
駆動ベルト40の厚さの選択を変えることによって、また
バンドリール26、駆動ディスク38、駆動ベルトディスク
42及び巻上げコア26の直径の選択を変えることによっ
て、巻上げ処理中のトルクまたは速度特性を広い限界内
で変化させて、それらをそれぞれ広範な状況に適合させ
ることもできる。
【0038】コイリングバンド24を平面物44と一緒に巻
上げコア16から繰出す時は、上記状況とはまったく逆の
関係になる。
【0039】コイリングバンド24が平面物44と共に巻上
げコア16に巻上げられる間にばねが再緊張されるので、
ばね張力は巻上げ処理の少なくとも後半段階において増
加するため、この巻上げ段階中にモータ30からコイリン
グ装置へエネルギを送らなければならない。反対に、コ
イリングバンド24を平面物44と共に巻上げコア16から繰
出す段階では、ばね張力が減少することによってコイル
が回転する。この場合、モータ30の主な働きは、コイリ
ングバンドの線速度を少なくともほぼ一定に維持するこ
とである。
【0040】上記の直径変化は、図2A〜図2C及び図
3A〜図3Cにわかりやすく要約されている。図2A
は、コイリングバンド24がバンドリール26上に完全に巻
上げられてコイル25を形成している図1の初期状態を示
している。駆動ベルトは反対に駆動ベルトディスク42に
完全に巻上げられて、コイル43を形成している。
【0041】図2B及び図2Cは、コイリングバンド24
及び駆動ベルト40を個別に考えた場合の関係を示してい
る。図3Aは、コイリングバンド24及び平面物44が巻上
げコア16上に完全なコイル60として巻上げられている巻
上げ処理の終了時の位置を示している。コイリングバン
ド24がコイル60内へ完全に組込まれて、バンドリール26
には固定されているだけであることがわかる。
【0042】反対に、駆動ベルト40は駆動ディスク38上
にコイル62として完全に巻上げられており、その他端部
が駆動ベルトディスク42に固定されているだけである。
図3B及び図3Cは、コイリングバンド24(図3B)及
び駆動ベルト40(図3C)の状態を個別に示している。
【0043】図4は、駆動ディスク38及びバンドリール
26が、それぞれ点線64で示したような共通の駆動部で互
いに回転連結されている個別の駆動軸63及び65に取付け
られている実施例を示している。
【0044】矢印66及び68は、バンドリール26及び駆動
ディスク38が共に両回転方向へ回転可能であることを示
しており、バンドリール及び駆動ディスク38は共に同じ
回転方向へ回転し、コイリングバンド24がバンドリール
に巻取られているか、バンドリールから送出されている
かによって回転方向が変る。
【0045】図4はさらに、屋根瓦状に順次ずれ重ねら
れた幾つかの平面物44、例えば印刷物からなるずれ重な
り流Sを示している。矢印70はさらに、巻上げコア16が
常にバンドリール26及び駆動ディスク38とは反対の方向
に回転することを示している。
【0046】図5は、図1のコイリング装置の変更例を
示している。バンドリール26は、この図面では同じ駆動
軸28上のコイル62を設けた駆動ディスク38の背後に位置
しているので、見ることができない。図5において、コ
イリングバンド24はバンドリール26から巻上げコアへ、
またはその上に形成されたコイル60へ直接に案内される
のではなく、偏向ローラ72を介して間接的に送られる。
【0047】この構造では、バンドガイド74が、バンド
リール26と偏向ローラ72との間でコイリングバンドを整
合させる働きをしている。バンドガイド74は、例えばバ
ンドリール26と偏向ローラ72との間においてコイリング
バンド24の走行の両側に、軸線がコイリングバンドの平
面に垂直になるように配置された自由回転可能な2つの
シリンダで構成することができる。
【0048】図5には、巻上げコア16に完全に巻上げら
れているコイリングバンド24の位置が、実線で示されて
いる。反対に、巻上げコア16と偏向ローラ72との間に延
在している一点鎖線は、コイリングバンド24の始動位
置、すなわちコイリングバンド24が平面物44と共に巻上
げコア16に巻上げられる直前の位置を示している。巻上
げコア16の回転軸線の左側に駆動ベルト40用の駆動ディ
スク38が配置されており、駆動ベルト40は駆動ディスク
38上に完全に巻上げられてコイル62になっている。駆動
ディスク38から駆動ベルトディスク42上のコイル43まで
延在している一点鎖線は、駆動ベルト40の初期位置、す
なわちそれが駆動ディスク38に巻取られる前の位置を示
している。
【0049】図6及び図7は、巻上げられる駆動ベルト
を含む駆動トレインで作動する代りに、歯付きベルトま
たはチェーンの形式の循環駆動ベルト40を設けた駆動ト
レインで作動する変更実施例を示している。
【0050】図6に示されている構造では、コイリング
バンド24の巻上げ中は、駆動ベルトディスク42を循環駆
動ベルト40によって反時計回り方向に回転しなければな
らないので、駆動トレインで回転方向を逆転させる必要
がある。これは、平歯車39を駆動ディスク38に同軸的に
固定された別の平歯車(図示せず)と噛合わせることに
よって行われる。
【0051】図面からわかるように、歯付きベルト40
が、駆動軸28に平行な回転軸線回りに回転可能な駆動デ
ィスク38から回転軸14上の駆動ベルトディスク42へ進ん
でいる。一点鎖線で示されているコイリングバンド24
は、巻上げコア16への巻上げ処理の開始時の初期状態を
示しているのに対して、実線で示されたコイリングバン
ド24は、ずれ重なり形成体の平面物と共にコイリングバ
ンド24を巻上げコア16上に完全に巻上げてコイル60にし
た位置を示している。
【0052】先の実施例では、回転軸14の回転速度が、
従ってばね端部22の再緊張速度が作動の途中で変化す
る。これは、駆動ディスク38上に形成される駆動ベルト
40のコイルの直径の変化、及び駆動ベルトディスク42上
の駆動ベルト40のコイルの直径の減少の結果である。
【0053】それに対して、図6の実施例では、回転軸
14の回転速度は同じである、すなわちモータ30の回転速
度に、平歯車39、駆動ディスク38に固定された平歯車
(図示せず)、さらに駆動ディスク、歯付きベルト40、
駆動ベルトディスク42及び軸14からなる駆動トレインの
伝達比を掛けたものに相当する。
【0054】図7は、うず巻ばね18が巻上げコアの外部
に配置されている興味深い変更例を示している。図7の
実施例では、モータ30が駆動軸28を駆動する。バンドリ
ール26が駆動軸28に固定されている。そして、うず巻ば
ね18が駆動軸28と駆動トレインの一方の平歯車39との間
に配置されており、この駆動トレインは、平歯車39が駆
動軸28に固定されていないでそれに回転自在に取付けら
れている点を除いて、図6の実施例の駆動トレインと同
様に形成されている。
【0055】この変更例は、作動の観点からすれば、先
行図面に記載されている変更例と同じである、すなわち
うず巻ばね18がモータから巻上げコアまでの駆動トレイ
ン39、38、40、42、40に組込まれている。ここで、平歯
車39は回転方向の変更も行うため、コイリングバンド24
を巻上げコア16上に巻上げる間、駆動ベルトディスク42
は同様に反時計回り方向に回転する。この実施例では、
駆動ベルトディスク42は巻上げコア16に回転方向に固定
して連結されている。
【0056】うず巻ばね18は、例えばバンドリール26を
ドラム形に形成して、うず巻ばね18をそのドラム内に配
置し、一方のばね端部をドラムに連結し、ドラムに同軸
な駆動軸28に回転可能に取付けられた平歯車39に他方の
ばね端部を連結するようにして収容することができる。
【0057】図7の実施例の他の変更例も考えられる。
例えば、同様に作動するが、ばね18を駆動軸28とバンド
リール26との間に配置した変更例がある。この場合、モ
ータ30はバンドリール26を駆動する。ここで、図7の最
初の変更例と同様に、このばねもモータから巻上げコア
まで延在した駆動トレイン内に配置されている。
【0058】第3変更例は、図7の2つの先行変更例と
は異なった原理に従って作動する。この第3変更例で
は、モータ30が、駆動トレインの平歯車39を固定した駆
動軸28を駆動する。そして、バネ18が駆動軸28とバンド
リール26との間に配置されている。
【0059】これは、巻上げコアがモータ30に固定連結
されるのに対して、バンドリール26はばねを介してモー
タから駆動されることを意味する。この変更例は非常に
実用的であるが、コイルの周速度を一定に維持しようと
する場合、モータの回転速度を調整しなければならない
が、他の実施例ではその必要がない。コイリングバンド
の駆動速度をあまり正確に制御できない。
【0060】図7の変更例をさらに発展させて、図1の
実施例に従って巻き取ることができる駆動ベルトを備え
た駆動トレインを用いることもできる。駆動トレイン内
の他の位置にうず巻ばねを収容することも考えられる。
【0061】図8は、コイリング装置を用いた巻上げ処
理中の第1予想トルク特性を示している。この実施例で
は、装置全体の組付け中にうず巻ばねに点Aまでの2.
5回転の予荷重が加えられている。この永久的な予荷重
は、例えば駆動ベルト40を駆動ディスク38に固定する前
に、巻き取りコア16を固定した状態で回転軸14をばねの
張力が増大する方向へ2.5回転させることによって達
成できる。あるいは、コイリングバンド24を巻上げコア
16に連結する前に、回転軸14を固定して、巻上げコア16
を2.5回転させることによってばね18を緊張させるこ
とができる。
【0062】図8に示されているトルクのグラフで、駆
動ディスク38及び駆動ベルトディスク42の直径をバンド
リール26に対比して適切に選択することによって、回転
軸14が駆動ベルト40を介して、バンドリール26及びコイ
リングバンド24に対して予め決定されている巻上げコア
16の瞬間回転速度よりも常に高速で駆動されるようにし
て、ばね張力が連続的に点Aから上昇して、点Bに達す
るようにすることができる。点Bは、ばね18の特定の配
置で可能な巻上げコア16の最大回転数を表している、す
なわち可撓性平面物と共にコイリングバンドを巻上げる
間に、ばね18が点Aから点Bまで合計17.5回転して巻上
げられる。
【0063】図9は、図1の実施例のトルク特性を示す
変更実施例である。ここでは、ばね18の初荷重を高くし
て作動させ、実際に図8で説明した同じ方法及び手段
で、ばねを点Aに達するまで5回転の緊張を事前に加え
ている。
【0064】バンドリール26及び巻上げコア16の直径に
対する駆動ディスク38及び駆動ベルトディスク42の直径
の関係は、図1によれば、巻上げ処理の開始時にはばね
端部20の回転速度がばね端部22より高くなって、ばね張
力が緩み、ばね18によって巻上げコアに加えられるトル
クが点Bまで減少するように選択されている。点Bにお
いて、ばね端部20の回転速度がばね端部22の回転速度に
等しくなり、さらにコイリングバンド24を可撓性平面物
44と共に巻上げると、ばね端部22の回転速度がばね端部
20の回転速度より高くなる。このため、トルクが点Cま
で増加し、この点で巻上げ処理が終了する。この点C
は、ばねの配置、すなわちばね18の最大許容巻上げ回転
数によっても決定される。
【0065】伝達比を対応して選択することによって、
図8及び図9に示されているトルク特徴を図6及び図7
の実施例で達成することができる。
【0066】コイリングバンドの速度は、巻上げられる
平面物の供給速度とほぼ同じである。供給速度も変更で
きる。
【0067】
【発明の効果】本発明のコイルリング装置は、巻上げコ
ア上に印刷物と一緒に巻上げられるコイリングバンドを
有し、駆動ディスク、駆動ベルト及び駆動ベルトディス
クを有する駆動列を介して、巻上げコアの回転軸を、バ
ンドリールを駆動する同一モータで回転させ、巻上げコ
アと回転軸との間にばねの張力を変えられるうず巻ばね
を配置したので、コイリングバンドの張力を調整する装
置等の複雑な装置を必要とせずに、巻き上げられるコイ
ル直径の増加に対応して、巻上げコアに加えられるトル
クを一定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイリング装置の好適な実際的な
実施例の概略的斜視図である。
【図2】可撓性平面物がコイリングバンドと共に巻上げ
コア上に巻取られる前の状態を示し、2Aは、図1の装
置の始動状態を説明する図であり、2Bは、コイリング
バンドの状態を示し、2Cは、駆動トレインの状態を示
す図である。
【図3】3A,3B,3Cは、可撓性平面物がコイリン
グバンドと共に巻上げコア上に巻取られた後を示してい
る、図2の各々に対応する同様な図である。
【図4】駆動トレインが、巻上げ及び繰出し式の駆動ベ
ルトを含む、巻上げコアの端面から見た本発明のコイリ
ング装置の変更例を示す概略図である。
【図5】本発明によるコイリング装置のさらなる変更例
を概略的に示している、図4と同様な図である。
【図6】図4及び図5と同様な、駆動トレインが無端循
環式駆動ベルトまたは駆動チェーンを含む本発明による
コイリング装置の概略図である。
【図7】ばねがバンドリールと駆動トレインの平歯車と
の間に挿入されている、本発明によるコイリング装置の
さらなる変更例を示す図である。
【図8】本発明によるコイリング装置の1つの実施例に
おいてばねによって巻上げコアに加えられるトルクの変
化を示すグラフである。
【図9】本発明によるコイリング装置のさらなる実施例
を示している、図8に従ったグラフである。
【符号の説明】
10 コイリング装置 12 フレーム 14 回転軸 16 巻上げコア 18 うず巻ばね 24 コイリングバンド 26 バンドリール 28 駆動軸 38 駆動ディスク 40 駆動ベルト 42 駆動ベルトディスク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の平面物(44)、特に新聞、雑誌及
    びその一部分等の印刷物用コイリング装置(10)であっ
    て、 フレーム(12)に回転可能に取付けられ、駆動軸によって
    駆動される巻上げコア(16)と、可撓性の平面物(44)を巻
    上げコアに対して少なくともほぼ接線方向に送り、また
    バンドリール(26)から出て、前記平面物と一緒に巻上げ
    コア上に巻上げられる少なくとも1つのコイリングバン
    ド(24)とを有しており、 前記バンドリール(26)は駆動軸(28)に固定されて回転可
    能となり、駆動軸は前記コイリングバンド及びバンドリ
    ール(26)だけでなく、駆動列(38、40、42、14) をも介して
    巻上げコア(16)に連結されており、 作動中に互いに相対移動する2つの端部を備えたばね(1
    8)が、駆動列内のバンドリール(26)と巻上げコア(16)と
    の間に設けられていることを特徴とするコイリング装
    置。
  2. 【請求項2】 ばね(18)は、複数の巻線を備えた、うず
    巻ばね、駆動ばね、または引張りばねであることを特徴
    とする請求項1のコイリング装置。
  3. 【請求項3】 モータ(30)で回転する駆動軸(28)は、巻
    上げコア(16)の近くでその回転軸線(13)に平行に延在し
    て、コイリングバンド(24)の巻取り及び繰出すためのバ
    ンドリール(26)と、駆動列のベルト駆動ディスク(38)と
    の両方を支持して駆動することを特徴とする請求項1ま
    たは2のコイリング装置。
  4. 【請求項4】 ばね(18)の一端部(20)は巻上げコア(16)
    に連結され、ばねの他端部(22)は、駆動列(38、40、42、1
    4) の、巻上げコア(16)に同軸的に、好ましくは同心状
    に配置されて巻上げコアに対して回転可能な回転軸(14)
    に固定されていることを特徴とする請求項2または3の
    コイリング装置。
  5. 【請求項5】 巻上げコア(16)は巻上げドラムとして形
    成されるか、ドラムに固定されており、ばね(18)がドラ
    ムの内側に配置され、ドラムは好ましくは回転軸(14)に
    回転可能に取付けられていることを特徴とする請求項4
    のコイリング装置。
  6. 【請求項6】 駆動列は、一端部が駆動ベルトディスク
    (42)に固定される駆動ベルト(40)を含み、前記駆動ベル
    トディスク(42)が回転軸(14)に好ましくは直接固定され
    て回転し、駆動ベルトは、ディスク(42)に巻上げられ、
    かつ巻き戻され、また他端部側で駆動ディスク(38)に巻
    き戻されかつ巻上げられるようになっており、コイリン
    グバンド(24)をバンドリール(26)上に巻上げる時、駆動
    ベルト(40)が駆動ディスク(38)から繰出され、逆の場合
    はその反対になるように構成されていることを特徴とす
    る請求項5のコイリング装置。
  7. 【請求項7】 巻上げコア(16)から出たコイリングバン
    ド(24)は、偏向ローラ(72)を介してバンドリール(26)へ
    送られ、一方、駆動ベルト(40)は、駆動ベルトディスク
    (42)から直接的に駆動ディスク(38)へ案内されることを
    特徴とする請求項6のコイリング装置。
  8. 【請求項8】 1つのバンドガイド(74)が、バンドリー
    ル(26)と偏向ローラ(72)との間に延在するコイリングバ
    ンド(24)の走行部分で、コイリングバンド(24)を確実に
    整合させるために動作することを特徴とする請求項7の
    コイリング装置。
  9. 【請求項9】 駆動列(38、40、42、14) は、回転軸(14)に
    連結された駆動ベルトディスク(42)を駆動する、例えば
    チェーン(40)、歯付きベルト、Vベルト等の循環伝達装
    置を有することを特徴とする請求項3のコイリング装
    置。
  10. 【請求項10】 駆動列(39、38、40、42) は、駆動軸によ
    って駆動されて、駆動軸(28)の回転を、循環伝達装置を
    移動させる駆動ディスクに伝達する平歯車(39)を含んで
    いることを特徴とする請求項9のコイリング装置。
  11. 【請求項11】 ばね(18)は、駆動軸(28)と平歯車(3
    9)、または駆動軸(28)に回転可能に取付けられた駆動列
    の駆動ディスク(38)と駆動軸(28)との間に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のコイリング装置。
  12. 【請求項12】 ばね(18)は、バンドリール(26)と駆動
    軸(28)との間に配置されていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載のコイリング装置。
  13. 【請求項13】 可撓性の平面物(44)、特に新聞、雑誌
    及びその一部分等の印刷物用のコイリング装置(10)であ
    って、 フレーム(12)に回転可能に取付けられ、駆動軸によって
    駆動される巻上げコア(16)と、可撓性の平面物(44)を巻
    上げコアに対して少なくともほぼ接線方向に送り、また
    バンドリール(26)から出て、平面物と一緒に巻上げコア
    上に巻上げられる少なくとも1つのコイリングバンド(2
    4)とを有しており、 駆動軸(28)は、駆動列(38、40、42、14) を介して巻上げコ
    ア(16)に連結されており、作動中に互いに相対移動する
    2つの端部を備えたばね(18)が、バンドリール(26)と駆
    動列(38、40、42、14) との間に設けられていることを特徴
    とするコイリング装置。
  14. 【請求項14】 バンドリール(26)は駆動軸(28)に同軸
    で配置されて、駆動軸(28)に対して回転可能であること
    を特徴とする請求項13のコイリング装置。
  15. 【請求項15】 駆動列は、一端部が駆動ベルトディス
    ク(42)に固定されている駆動ベルト(40)を含み、この駆
    動ベルト(40)が巻上げコア(16)に好ましくは直接固定さ
    れて回転可能となり、かつディスク(42)に巻上げられ、
    かつ巻き戻され、また駆動ベルトの他端部側で駆動列(3
    8,40,42,14) の駆動ディスク(38)から巻き戻され、かつ
    に巻上げられるようになっており、コイリングバンド(2
    4)をバンドリール(26)上に巻上げる時、駆動ベルト(40)
    が駆動ディスク(38)から繰出され、逆の場合はその反対
    になるように構成されていることを特徴とする請求項13
    または請求項14のコイリング装置。
  16. 【請求項16】 駆動列は、駆動軸(28)に固定されて回
    転できる平歯車(39)を有し、この平歯車は別の平歯車を
    介して、巻上げコア(16)に連結された駆動ベルトディス
    ク(42)を回転させ、それによって巻上げコア(16)を駆動
    する循環伝達装置の駆動ディスク(38)を駆動することを
    特徴とする請求項13または請求項14のコイリング装置。
  17. 【請求項17】 巻上げコア(16)の望ましくない回転を
    防止する拘束手段が設けられていることを特徴とする先
    行請求項のいずれかのコイリング装置。
  18. 【請求項18】 互いに並列状または直列状に作動する
    複数のばね(18)が設けられていることを特徴とする先行
    請求項のいずれかのコイリング装置。
  19. 【請求項19】 可撓性の平面物(44)、特に新聞、雑誌
    及びその一部分等の印刷物用のコイリング装置(10)であ
    って、 フレーム(12)に回転可能に取付けられ、駆動軸(28)によ
    って駆動される巻上げコア(16)と、可撓性の平面物(44)
    を巻上げコアに対して少なくともほぼ接線方向に送り、
    またバンドリール(26)から出て、平面物と一緒に巻上げ
    コア上に巻上げられる少なくとも1つのコイリングバン
    ド(24)とを有しており、 前記駆動軸(28)は、バンドリール(26)及び駆動列(38、4
    0、42、14) の両方に連結されており、コイリングバンド
    (24)は、巻上げコア(16)上への巻上げ前及び巻上げ中と
    巻上げコア(16)からの繰出し中の両方で緊張し、それに
    よって巻上げコア(16)にトルクを加えるようになってお
    り、 さらに前記駆動軸は、駆動列(38、40、42、14) を介して第
    1トルクに対抗した第2トルクを巻上げコア(16)に加
    え、巻上げ及び繰出し中に第1及び第2トルクの相対的
    大きさを、すなわちトルク差の大きさのバネ力を巻取り
    処理に適合する方向に与えるばね(18)が設けられている
    ことを特徴とするコイリング装置。
JP6298927A 1993-11-08 1994-11-08 印刷物用コイリング装置 Pending JPH07179256A (ja)

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CH336693 1993-11-08
CH03366/93-8 1993-11-08

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