JPH0717882B2 - 製本用用途の強化ゴムベースホットメルト接着剤組成物 - Google Patents
製本用用途の強化ゴムベースホットメルト接着剤組成物Info
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- JPH0717882B2 JPH0717882B2 JP1198110A JP19811089A JPH0717882B2 JP H0717882 B2 JPH0717882 B2 JP H0717882B2 JP 1198110 A JP1198110 A JP 1198110A JP 19811089 A JP19811089 A JP 19811089A JP H0717882 B2 JPH0717882 B2 JP H0717882B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42C—BOOKBINDING
- B42C9/00—Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding
- B42C9/0006—Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding by applying adhesive to a stack of sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J153/00—Adhesives based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J153/02—Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/02—Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
- Y10S156/908—Laminating sheet to entire edge of block and both adjacent opposite surfaces, e.g. bookbinding
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、強化ゴムベースホットメルト接着剤組成物に
関するものである。
関するものである。
(従来技術) ポリエチレンエンドブロックおよびゴム状ポリスチレン
ミッドブロックの領域からなる種々のブロックおよびマ
ルチブロック熱可塑性ゴム状コポリマーが利用されてい
る。これらの特定の物性により、上記種々のコポリマー
は、成形または押出成形(例えば、履物、自動車、靴下
等)に使用するのが勧められるある級のもの一方、接着
剤、被覆剤またはシーラントとして勧められる他の級の
ものを含む異なる最終用途が提案されている。
ミッドブロックの領域からなる種々のブロックおよびマ
ルチブロック熱可塑性ゴム状コポリマーが利用されてい
る。これらの特定の物性により、上記種々のコポリマー
は、成形または押出成形(例えば、履物、自動車、靴下
等)に使用するのが勧められるある級のもの一方、接着
剤、被覆剤またはシーラントとして勧められる他の級の
ものを含む異なる最終用途が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 本願発明者等は、通常履物工業に勧められる特定のクラ
スのブロックコポリマーを製本用ホットメルト接着組成
物において使用することが従来利用されてきた接着剤級
のブロックコポリマーでは達成できない優れた範囲の性
質を有する接着剤組成物を提供することを見出した。
スのブロックコポリマーを製本用ホットメルト接着組成
物において使用することが従来利用されてきた接着剤級
のブロックコポリマーでは達成できない優れた範囲の性
質を有する接着剤組成物を提供することを見出した。
(課題を解決するための手段) 従って、本発明は、粘着付与性樹脂、少なくとも一種類
のワックス状希釈剤および実質的に放射状のスチレン−
ブタジエンブロックコポリマーからなり伸度300%にお
ける弾性率が少なくとも4.5MPaであり、且つ溶液粘度が
1,000cps以下を示すホットメルト接着剤組成物を導くも
のである。
のワックス状希釈剤および実質的に放射状のスチレン−
ブタジエンブロックコポリマーからなり伸度300%にお
ける弾性率が少なくとも4.5MPaであり、且つ溶液粘度が
1,000cps以下を示すホットメルト接着剤組成物を導くも
のである。
本発明の得られた強化ホットメルト接着剤は、部分的に
コポリマーが低密度であることにより、これらが低いレ
ベルのコポリマーを用いて処方することができ、且つ従
来の製本用ホットメルトに見出されるよりも混和性であ
り、従来の製本用ホットメルトに見出されるよりも良好
な結果をも得られる製本分野において優れている。加え
て、従来有効なブロックコポリマーとともにフィッシャ
ー−トロプシュワックス(Fisher−Tropsch wax)を使
用すると不適当な脆さとなり、著しい応力亀裂を生じる
傾向にあったが、本明細書において開示する特定のコポ
リマーは、フィッシャー−トロプシュワックスを用いる
製本用の容易な処方を認めるものである。これらのフィ
ッシャー−トロプシュワックスは、長年これらが高い軟
化点を有し、迅速に硬化することが認められたが、得ら
れる接着剤組成物が応力下において亀裂状態にあるので
ゴムベース製本用接着剤に従来殆ど使用されていない。
応力下における亀裂による問題点は、より多量のより高
価なコポリマー差向い付着付与樹脂を用いて製本用接着
剤を処方する必要もあった。驚くべきことに、製本用に
好適なホットメルト接着剤を、本明細書に開示するブロ
ックコポリマーとともに処方すると、等量のコポリマー
と樹脂成分により処方された組成物において応力亀裂が
観察されない。
コポリマーが低密度であることにより、これらが低いレ
ベルのコポリマーを用いて処方することができ、且つ従
来の製本用ホットメルトに見出されるよりも混和性であ
り、従来の製本用ホットメルトに見出されるよりも良好
な結果をも得られる製本分野において優れている。加え
て、従来有効なブロックコポリマーとともにフィッシャ
ー−トロプシュワックス(Fisher−Tropsch wax)を使
用すると不適当な脆さとなり、著しい応力亀裂を生じる
傾向にあったが、本明細書において開示する特定のコポ
リマーは、フィッシャー−トロプシュワックスを用いる
製本用の容易な処方を認めるものである。これらのフィ
ッシャー−トロプシュワックスは、長年これらが高い軟
化点を有し、迅速に硬化することが認められたが、得ら
れる接着剤組成物が応力下において亀裂状態にあるので
ゴムベース製本用接着剤に従来殆ど使用されていない。
応力下における亀裂による問題点は、より多量のより高
価なコポリマー差向い付着付与樹脂を用いて製本用接着
剤を処方する必要もあった。驚くべきことに、製本用に
好適なホットメルト接着剤を、本明細書に開示するブロ
ックコポリマーとともに処方すると、等量のコポリマー
と樹脂成分により処方された組成物において応力亀裂が
観察されない。
本明細書に記載するブロックコポリマーは、別の梱包お
よび構造用の用途に用いるホットメルト接着剤に用いる
こともできる。
よび構造用の用途に用いるホットメルト接着剤に用いる
こともできる。
本発明において有効なブロックコポリマーは、実質的に
放射状の形状に配置されたスチレンおよびブタジエンか
らなり、スチレン部位少なくとも35重量%、一般には約
50重量%までを含有する。しかしながら、非常に重要な
ことは、選ばれるコポリマーは、300%伸度における弾
性率が少なくとも4.5MPaであり、かつ溶液粘度(トルエ
ン中における25%におけるブルックフィールド(Brookf
ield)粘度計を用いた23℃における粘度)が1,000cps以
下でなければならない。これらのコポリマーは、例え
ば、米国特許第3,239,478号、同第3,427,269号、同第3,
700,633号および同第3,932,327号等に教示される方法を
用いて製造することができる。他に、上記コポリマー
は、Kraton DX1122(スチレン37%、弾性率4.8MPa、粘
度670cps)の商標名でShell Chemical Co.から、Europr
ene SOLT 162LW/1(スチレン40%、弾性率5.0MPa、粘度
750cps)の商標名でまたはSOL T 162LW/2(スチレン40
%、弾性率4.6MPa、粘度640cps)の商標名でEni Chem A
mericas(Agip USA Inc.)から購入できる。接着剤に使
用するコポリマーの最適使用は、最終使用用途により異
なるが、上記コポリマーは、一般に、接着剤組成におい
て10〜40重量%、好ましくは、15〜25重量%で存在す
る。
放射状の形状に配置されたスチレンおよびブタジエンか
らなり、スチレン部位少なくとも35重量%、一般には約
50重量%までを含有する。しかしながら、非常に重要な
ことは、選ばれるコポリマーは、300%伸度における弾
性率が少なくとも4.5MPaであり、かつ溶液粘度(トルエ
ン中における25%におけるブルックフィールド(Brookf
ield)粘度計を用いた23℃における粘度)が1,000cps以
下でなければならない。これらのコポリマーは、例え
ば、米国特許第3,239,478号、同第3,427,269号、同第3,
700,633号および同第3,932,327号等に教示される方法を
用いて製造することができる。他に、上記コポリマー
は、Kraton DX1122(スチレン37%、弾性率4.8MPa、粘
度670cps)の商標名でShell Chemical Co.から、Europr
ene SOLT 162LW/1(スチレン40%、弾性率5.0MPa、粘度
750cps)の商標名でまたはSOL T 162LW/2(スチレン40
%、弾性率4.6MPa、粘度640cps)の商標名でEni Chem A
mericas(Agip USA Inc.)から購入できる。接着剤に使
用するコポリマーの最適使用は、最終使用用途により異
なるが、上記コポリマーは、一般に、接着剤組成におい
て10〜40重量%、好ましくは、15〜25重量%で存在す
る。
接着剤組成物に使用される粘着付与剤は、炭化水素樹
脂、水素化炭化水素樹脂、合成ポリテルペン類、ロジン
エステル類および天然テルペン類等であることができ
る。より詳しくは、有効な粘着付与剤としては、(1)
例えば、ガムロジン、ウッドロジン、タル油ロジン、蒸
留ロジン、水素化ロジン、二量化ロジンおよび重合ロジ
ン等の天然または改質ロジン類、(2)例えば、淡青色
ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンの
グリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエス
テル、水素化ロジンのペンタエリスリトールエステルお
よびロジンのフェノール改質ペンタエリスリトールエス
テル等の天然または改質ロジン類のグリセロールおよび
ペンタエリスリトールエステル、(3)例えば、スチレ
ン/テルペンおよびα−メチルスチレン/テルペン等の
天然テルペン類のポリマーおよびターポリマー、(4)
ASTM法E28−58Tにより測定された軟化点80〜150℃を有
するポリテルペン類(上記ポリテルペン類は、一般に、
緩やかな低い温度においてフリーデル−クラフツ触媒の
存在下にピネンとして知られてにる二環式モノテルペン
等のテルペン炭化水素類の重合より得られる;また水素
化ポリテルペン類をも含む)、(5)例えば、二環式モ
ノテルペンおよびフェノールの酸性媒体における縮合に
より得られる樹脂組成物等のフェノール改質テルペン樹
脂類およびこれらの誘導体類、(6)環球式軟化点70〜
135℃を有する脂肪族石油系炭化水素樹脂類(上記樹脂
は主にオレフィン類およびジオレフィン類からなるモノ
マーの重合によって得られ、水素化脂肪族石油系炭化水
素樹脂類も含む)、(7)芳香族石油系炭化水素樹脂類
およびこれらの誘導体類および(8)脂環式石油系炭化
水素樹脂類およびこれらの誘導体類がある。二種以上の
上記の粘着付与剤の混合物は、数例の組成に必要とされ
る。
脂、水素化炭化水素樹脂、合成ポリテルペン類、ロジン
エステル類および天然テルペン類等であることができ
る。より詳しくは、有効な粘着付与剤としては、(1)
例えば、ガムロジン、ウッドロジン、タル油ロジン、蒸
留ロジン、水素化ロジン、二量化ロジンおよび重合ロジ
ン等の天然または改質ロジン類、(2)例えば、淡青色
ウッドロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンの
グリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエス
テル、水素化ロジンのペンタエリスリトールエステルお
よびロジンのフェノール改質ペンタエリスリトールエス
テル等の天然または改質ロジン類のグリセロールおよび
ペンタエリスリトールエステル、(3)例えば、スチレ
ン/テルペンおよびα−メチルスチレン/テルペン等の
天然テルペン類のポリマーおよびターポリマー、(4)
ASTM法E28−58Tにより測定された軟化点80〜150℃を有
するポリテルペン類(上記ポリテルペン類は、一般に、
緩やかな低い温度においてフリーデル−クラフツ触媒の
存在下にピネンとして知られてにる二環式モノテルペン
等のテルペン炭化水素類の重合より得られる;また水素
化ポリテルペン類をも含む)、(5)例えば、二環式モ
ノテルペンおよびフェノールの酸性媒体における縮合に
より得られる樹脂組成物等のフェノール改質テルペン樹
脂類およびこれらの誘導体類、(6)環球式軟化点70〜
135℃を有する脂肪族石油系炭化水素樹脂類(上記樹脂
は主にオレフィン類およびジオレフィン類からなるモノ
マーの重合によって得られ、水素化脂肪族石油系炭化水
素樹脂類も含む)、(7)芳香族石油系炭化水素樹脂類
およびこれらの誘導体類および(8)脂環式石油系炭化
水素樹脂類およびこれらの誘導体類がある。二種以上の
上記の粘着付与剤の混合物は、数例の組成に必要とされ
る。
ホットメルト接着剤の残部(約60重量%まで)は、ワッ
クス状希釈剤からなる。好適なワックスは、「石油誘導
ワックス類」であり、融点範囲が130〜225゜Fのパラフ
ィンおよび微結晶ワックス並びにさらにパラフィンが約
5重量%までのレベルで存在するフィッシャー−トロプ
シュワックス等の合成ワックスを含む。
クス状希釈剤からなる。好適なワックスは、「石油誘導
ワックス類」であり、融点範囲が130〜225゜Fのパラフ
ィンおよび微結晶ワックス並びにさらにパラフィンが約
5重量%までのレベルで存在するフィッシャー−トロプ
シュワックス等の合成ワックスを含む。
本発明に含まれる安定剤または抗酸化剤のうち、硫黄−
および燐−含有フェノール類等の高分子量ヒンダードフ
ェノール類および多官能フェノール類が好適である。ヒ
ンダードフェノール類は、当業者に公知であり、そのフ
ェノール性ヒドロキシル基近傍において立体的に疎なラ
ジカルをも含有するフェノール類として特徴付けること
ができる。特に、ターシャリーブチル基は、一般にフェ
ノール性ヒドロキシル基に対してオルト位の少なくとも
一つにおいてベンゼン環上に置換される。ヒドロキシル
基の周辺におけるこれらの立体的に疎なラジカルの存在
は、延伸振幅(stretching frequency)を遅延させ相応
してその反応性を遅延する役割を果たす。即ち、この立
体障害は、その安定性を有するフェノール性化合物を提
供する。代表的なヒンダードフェノール類としては、1,
3,5−トリメチル2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシル)ベンゼン;ペンタエリスリトー
ルテトラキス−3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシル)プロピオネート;n−オクタデシル−3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート;4,4′−メチレンビス(2,6−tert−ブチルフェ
ノール);4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−o−ク
レゾール);2,6−tert−ブチルフェノール;6−(4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−2,4−ビス(n−オクチル−チ
オ)−1,3,5−トリアジン;ジ−n−オクタデシル3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネー
ト;2−(n−オクチル−チオ)エチル3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート;およびソルビト
ールヘキサ[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェノール)プロピオネート]が挙げられる。上
記の安定剤は、0.1〜4重量%、好ましくは、約2重量
%以下の量で存在する。
および燐−含有フェノール類等の高分子量ヒンダードフ
ェノール類および多官能フェノール類が好適である。ヒ
ンダードフェノール類は、当業者に公知であり、そのフ
ェノール性ヒドロキシル基近傍において立体的に疎なラ
ジカルをも含有するフェノール類として特徴付けること
ができる。特に、ターシャリーブチル基は、一般にフェ
ノール性ヒドロキシル基に対してオルト位の少なくとも
一つにおいてベンゼン環上に置換される。ヒドロキシル
基の周辺におけるこれらの立体的に疎なラジカルの存在
は、延伸振幅(stretching frequency)を遅延させ相応
してその反応性を遅延する役割を果たす。即ち、この立
体障害は、その安定性を有するフェノール性化合物を提
供する。代表的なヒンダードフェノール類としては、1,
3,5−トリメチル2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシル)ベンゼン;ペンタエリスリトー
ルテトラキス−3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシル)プロピオネート;n−オクタデシル−3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオ
ネート;4,4′−メチレンビス(2,6−tert−ブチルフェ
ノール);4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−o−ク
レゾール);2,6−tert−ブチルフェノール;6−(4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−2,4−ビス(n−オクチル−チ
オ)−1,3,5−トリアジン;ジ−n−オクタデシル3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネー
ト;2−(n−オクチル−チオ)エチル3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート;およびソルビト
ールヘキサ[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェノール)プロピオネート]が挙げられる。上
記の安定剤は、0.1〜4重量%、好ましくは、約2重量
%以下の量で存在する。
任意の添加剤を、ホットメルト組成物に性質を改良する
ためにホットメルト組成物に添加してもよい。上記の添
加剤としては、二酸化チタン等の着色剤、タルクおよび
粘土等の充填材並びに少量の(例えば、約5%以下)の
石油誘導ワックスが含まれる。
ためにホットメルト組成物に添加してもよい。上記の添
加剤としては、二酸化チタン等の着色剤、タルクおよび
粘土等の充填材並びに少量の(例えば、約5%以下)の
石油誘導ワックスが含まれる。
これらのホットメルト接着剤組成物を、当該技術分野に
公知の技術を用いて処方してもよい。操作例としては、
ジャケット付ケトル、好ましくはローターを付され、温
度250〜350゜Fの範囲(利用する正確な温度は特定の粘
着付与剤の融点に依る)に上昇するジャケット付強力混
合器に総粘着付与樹脂濃度の約40%を配合することを含
む。樹脂が融解した際に撹拌を開始し、そしてブロック
コポリマーを添加する。充分に且つ均一に混合して平滑
であり且つ均一な塊が得られるまで撹拌および加熱を続
け、これに残りの粘着付与樹脂を充分均一に加える。得
られるホットメルト接着剤組成物は、一般に塩形で製造
され、ボックスに詰められる。
公知の技術を用いて処方してもよい。操作例としては、
ジャケット付ケトル、好ましくはローターを付され、温
度250〜350゜Fの範囲(利用する正確な温度は特定の粘
着付与剤の融点に依る)に上昇するジャケット付強力混
合器に総粘着付与樹脂濃度の約40%を配合することを含
む。樹脂が融解した際に撹拌を開始し、そしてブロック
コポリマーを添加する。充分に且つ均一に混合して平滑
であり且つ均一な塊が得られるまで撹拌および加熱を続
け、これに残りの粘着付与樹脂を充分均一に加える。得
られるホットメルト接着剤組成物は、一般に塩形で製造
され、ボックスに詰められる。
本明細書に開示した接着剤は、広範囲の製本操作におけ
る複数のシートを接着するのに使用することができる。
従って、これらは、ワンまたはツーショット(即ち、下
塗りされたまたはされない)完全またはバースト製本技
術を用いて縫い合わせされたまたはされないハードまた
はソフト装丁本の製本に用いることができる。
る複数のシートを接着するのに使用することができる。
従って、これらは、ワンまたはツーショット(即ち、下
塗りされたまたはされない)完全またはバースト製本技
術を用いて縫い合わせされたまたはされないハードまた
はソフト装丁本の製本に用いることができる。
製本用接着剤に有効であることに加えて、本明細書に開
示する強化接着剤は、種々の包装およびカートン封止用
途に有効に利用することもできる。
示する強化接着剤は、種々の包装およびカートン封止用
途に有効に利用することもできる。
(実施例) 以下の説明のための実施例において、他にことわりのな
い限り、全ての部は、重量部を示し、また全てのは摂氏
を示す。
い限り、全ての部は、重量部を示し、また全てのは摂氏
を示す。
以下のサンプルの製造において、150℃に加熱され、撹
拌翼を付された強力混合器を粘着付与樹脂40%、全ての
抗酸化剤およびワックスで満たした。上記樹脂を溶融し
た後、次いで撹拌を開始して、ブロックコポリマーをゆ
っくり加えた。均一な塊が得られるまで撹拌および混合
を続け、残りの粘着付与樹脂をこれに加えた。次いで、
この溶融混合物を、チルドベルトにキャストして、固化
して、そして包装した。
拌翼を付された強力混合器を粘着付与樹脂40%、全ての
抗酸化剤およびワックスで満たした。上記樹脂を溶融し
た後、次いで撹拌を開始して、ブロックコポリマーをゆ
っくり加えた。均一な塊が得られるまで撹拌および混合
を続け、残りの粘着付与樹脂をこれに加えた。次いで、
この溶融混合物を、チルドベルトにキャストして、固化
して、そして包装した。
サンプルAを、35部のKraton DX1122、35部のEscore(E
xxon Chemical社の石油系炭化水素)、25部のパラフィ
ンワックスおよび1〜2部の抗酸化剤を用いて製造し
た。Kraton DX1122は、Shell Chemical Co.社製の37%
のスチレンを含有し、伸度300%における弾性率4.8MPa
および溶液粘度670cpsを有するスチレン−ブタジエンポ
リマーである。
xxon Chemical社の石油系炭化水素)、25部のパラフィ
ンワックスおよび1〜2部の抗酸化剤を用いて製造し
た。Kraton DX1122は、Shell Chemical Co.社製の37%
のスチレンを含有し、伸度300%における弾性率4.8MPa
および溶液粘度670cpsを有するスチレン−ブタジエンポ
リマーである。
Kraton DX1122をEuroprene Sol T162LW/1に置き換え、3
0部のワックスを用いた以外は、サンプルAのごとくサ
ンプルBを製造した。Sol T162LW/1は、Eni Chem Ameri
cas社製のスチレン含有量40%、弾性率5.0MPaおよび粘
度1290cpsを有するスチレン−ブタジエンポリマーであ
る。
0部のワックスを用いた以外は、サンプルAのごとくサ
ンプルBを製造した。Sol T162LW/1は、Eni Chem Ameri
cas社製のスチレン含有量40%、弾性率5.0MPaおよび粘
度1290cpsを有するスチレン−ブタジエンポリマーであ
る。
スチレン含有量43%、弾性率2.2MPaおよびブルックフィ
ールド粘度1000cpsを有するスチレン−ブタジエンポリ
マーであるEuroprene Sol T168に置き換えた以外は、サ
ンプルBと同様にサンプルC(比較例)を製造した。
ールド粘度1000cpsを有するスチレン−ブタジエンポリ
マーであるEuroprene Sol T168に置き換えた以外は、サ
ンプルBと同様にサンプルC(比較例)を製造した。
上記の製造されたサンプルを、以下の方法を用いて試験
した。
した。
粘度測定は、325゜Fにおいてブルックフィールド(Bro
okfield)粘度計(スピンドル27)を用いて行った。
okfield)粘度計(スピンドル27)を用いて行った。
フィルム低温亀裂−溶融塊を、加熱されたBirdアプリケ
ターによりポリテトラフルオロエチレン被覆された鋼性
シート上にキャストして乾燥フィルム厚さ20ミルを有す
るフィルムを得た。冷却した後、検体をプレートから剥
離して、1/2×2インチの試験検体に切断した。次い
で、各々の検体を、温度制御された二酸化炭素冷却キャ
ビネットに5分間配置し、これを直ちに180゜で曲げ
た。
ターによりポリテトラフルオロエチレン被覆された鋼性
シート上にキャストして乾燥フィルム厚さ20ミルを有す
るフィルムを得た。冷却した後、検体をプレートから剥
離して、1/2×2インチの試験検体に切断した。次い
で、各々の検体を、温度制御された二酸化炭素冷却キャ
ビネットに5分間配置し、これを直ちに180゜で曲げ
た。
この方法の結果、検体が破壊しなかった場合は、第二の
検体をより低温にてキャビネットの間に配置し、曲げ方
法を繰り返した。検体が結果として破壊された温度を、
その低温亀裂または「低温柔軟性」値として観察した。
従って、後者の値が減少するにつれて、これらのフィル
ムおよびこれと接着した本発明が低温条件に曝した際に
予期される柔軟性および安定性の相当する増加がある。
二つの値を記録した。即ち、亀裂が観察された値が低い
値であり、亀裂が生じなかった値が高い値である。
検体をより低温にてキャビネットの間に配置し、曲げ方
法を繰り返した。検体が結果として破壊された温度を、
その低温亀裂または「低温柔軟性」値として観察した。
従って、後者の値が減少するにつれて、これらのフィル
ムおよびこれと接着した本発明が低温条件に曝した際に
予期される柔軟性および安定性の相当する増加がある。
二つの値を記録した。即ち、亀裂が観察された値が低い
値であり、亀裂が生じなかった値が高い値である。
引張−ホットメルト接着剤の引張強さを、Instron Tens
ile Testerを用いてASTM法D882−61Tに従ってホットメ
ルトからキャストされたフィルム(フィルムは上述のフ
ィルム低温亀裂試験に説明した方法に従って製造)につ
いて測定した。検体を延ばし始めるのに要する時間を、
「引張降状」として記録し、検体を破壊するのに要する
時間を、「引張破断」として記録した。この方法は、ま
た極限引張強さを得る破断点におけるホットメルトフィ
ルムの伸度のパーセンテージである%伸度をも提供す
る。
ile Testerを用いてASTM法D882−61Tに従ってホットメ
ルトからキャストされたフィルム(フィルムは上述のフ
ィルム低温亀裂試験に説明した方法に従って製造)につ
いて測定した。検体を延ばし始めるのに要する時間を、
「引張降状」として記録し、検体を破壊するのに要する
時間を、「引張破断」として記録した。この方法は、ま
た極限引張強さを得る破断点におけるホットメルトフィ
ルムの伸度のパーセンテージである%伸度をも提供す
る。
試験した結果を第I表に示す。
上記の結果は、本明細書に記載されたコポリマーを含有
するサンプルAおよびBが目下工業的に優れた利用され
たブロックコポリマーによって達成されたものより優れ
た性質を提供することを示すものである。特に、引張破
断およびフィルム低温亀裂の性質が改良されたことに注
目のこと。
するサンプルAおよびBが目下工業的に優れた利用され
たブロックコポリマーによって達成されたものより優れ
た性質を提供することを示すものである。特に、引張破
断およびフィルム低温亀裂の性質が改良されたことに注
目のこと。
実施例II 以下の実施例は、本発明の接着剤組成物における種々の
量の原料の使用を説明するものであり、更に43%スチレ
ンを含有し、弾性率2.4MPaおよび溶液粘度650cpsを有す
る市販のスチレン−ブタジエンマルチブロックコポリマ
ーであるStereon840Aとの比較を提供するものである。
量の原料の使用を説明するものであり、更に43%スチレ
ンを含有し、弾性率2.4MPaおよび溶液粘度650cpsを有す
る市販のスチレン−ブタジエンマルチブロックコポリマ
ーであるStereon840Aとの比較を提供するものである。
Kraton DX1122 37.5部、Escorez 7312 37.5部,パラフ
ィンワックス26.0部および安定剤1.2部を用いて実施例
Iの方法を繰り返して、サンプルDを製造した。
ィンワックス26.0部および安定剤1.2部を用いて実施例
Iの方法を繰り返して、サンプルDを製造した。
サンプルEを、Sol T162 LW/1を用いる以外は、Dの通
りにまた、Stereon 840Aを含有するサンプルFを、比較
例とした。
りにまた、Stereon 840Aを含有するサンプルFを、比較
例とした。
試験した結果を第II表に示す。
上記に示した結果は、化学的組成に関してStereon 840A
と他のコポリマーと同様であるが、本発明の強化ホット
メルト接着剤組成物がStereonコポリマーを用いて製造
されたものより優れていることを示す。特に、引張破断
が100%以上増加することに注目のこと。
と他のコポリマーと同様であるが、本発明の強化ホット
メルト接着剤組成物がStereonコポリマーを用いて製造
されたものより優れていることを示す。特に、引張破断
が100%以上増加することに注目のこと。
実施例III 実施例Iの方法を再び繰り返してKraton DX1122Xを用い
て処方された接着剤の性能と、Kraton 1102、28%スチ
レンを含有し、弾性率2.76MPaおよび溶液粘度1200cps
(25%トルエン溶液において77゜Fにおける)を有する
線状スチレン−ブタジエンブロックコポリマーを用いた
ものと比較した。
て処方された接着剤の性能と、Kraton 1102、28%スチ
レンを含有し、弾性率2.76MPaおよび溶液粘度1200cps
(25%トルエン溶液において77゜Fにおける)を有する
線状スチレン−ブタジエンブロックコポリマーを用いた
ものと比較した。
サンプルGを、Kraton DX1122 38.6部、Escorez 7312 3
8.6部,パラフィンワックス27.7部および安定剤1.2部を
用いて製造した。サンプルHは、Kraton 1102 33.7部、
Escorez 7312 38.6部,パラフィンワックス29.7部およ
び安定剤1.2部を含有した。
8.6部,パラフィンワックス27.7部および安定剤1.2部を
用いて製造した。サンプルHは、Kraton 1102 33.7部、
Escorez 7312 38.6部,パラフィンワックス29.7部およ
び安定剤1.2部を含有した。
試験した結果を第III表に示す。
得られた結果は、再び本発明の接着剤組成物が優位であ
ることを示すものである。更に、引張破断において100
%以上の増加があったことに注目のこと。
ることを示すものである。更に、引張破断において100
%以上の増加があったことに注目のこと。
実施例IV この実施例は、本発明の接着剤組成物における異なる型
の粘着付与剤の使用を説明するものである。
の粘着付与剤の使用を説明するものである。
サンプルJ、KおよびLは、Kraton DX1122 37.5部、粘
着付与剤35.0部およびワックス27.5部および各々安定剤
1.2、1.0および1.0部を使用して製造した。サンプルJ
において、Escorez 7321(Exxon社製の芳香族樹脂)を
使用し、サンプルKにおいて、ロジンのペンタエリスリ
トールエステルを用い、サンプルKにおいて、Nirez M
105(Reichold Chemical社製の芳香族改質テルペン)を
用いた。
着付与剤35.0部およびワックス27.5部および各々安定剤
1.2、1.0および1.0部を使用して製造した。サンプルJ
において、Escorez 7321(Exxon社製の芳香族樹脂)を
使用し、サンプルKにおいて、ロジンのペンタエリスリ
トールエステルを用い、サンプルKにおいて、Nirez M
105(Reichold Chemical社製の芳香族改質テルペン)を
用いた。
試験した結果を、第IV表に示す。
上記の結果は、上記の何れの粘着付与剤を用いても優れ
た性質が得られることを示すものである。
た性質が得られることを示すものである。
実施例V この実施例は、Sol T162としてEni Chem Americasによ
って販売される生成物(スチレン含有量40%、弾性率5.
0MPaおよび粘度1290cps)が不適当であることを示すも
のである。
って販売される生成物(スチレン含有量40%、弾性率5.
0MPaおよび粘度1290cps)が不適当であることを示すも
のである。
コポリマー43.75部と芳香族粘着付与樹脂56.25部の比率
および生成物の粘度350゜Fにおいて6000〜8000cpsとな
るのに充分なワックスを用いて実施例Iのごとくホット
メルト生成物組成物を製造した。サンプルLは、Sol T1
62 LW/Iを含有し、サンプルMは、Kraton DX1122を含有
し、サンプルNは、比較用のSol T162を含有した。
および生成物の粘度350゜Fにおいて6000〜8000cpsとな
るのに充分なワックスを用いて実施例Iのごとくホット
メルト生成物組成物を製造した。サンプルLは、Sol T1
62 LW/Iを含有し、サンプルMは、Kraton DX1122を含有
し、サンプルNは、比較用のSol T162を含有した。
これらの組成物を、先に記載された如く引張強度ついて
試験した(結果は、引張破断値を表す)。加えて、これ
らの組成物を下塗りされた本の端への接着について多く
の工業的製本操作への有効性として試験した。この試験
において、ホットメルト接着剤を、従来のエチレンビニ
ルアセテート下塗り剤の乾燥フィルム上に塗布し、固化
して、72゜F、50%の相対湿度において16時間条件付け
して、Instron Tensile Testerを用いて剥離した。試験
結果を第V表に示す。
試験した(結果は、引張破断値を表す)。加えて、これ
らの組成物を下塗りされた本の端への接着について多く
の工業的製本操作への有効性として試験した。この試験
において、ホットメルト接着剤を、従来のエチレンビニ
ルアセテート下塗り剤の乾燥フィルム上に塗布し、固化
して、72゜F、50%の相対湿度において16時間条件付け
して、Instron Tensile Testerを用いて剥離した。試験
結果を第V表に示す。
その結果、Sol T162から製造されたホットメルト接着剤
組成物が本発明の強化ホットメルト組成物を必要とする
用途に用いるのに好適な接着力を示さないことを示し
た。
組成物が本発明の強化ホットメルト組成物を必要とする
用途に用いるのに好適な接着力を示さないことを示し
た。
実施例VI 実施例I〜Vに記載のものと同様な接着剤を、製造し、
製本に必要とされる補足的性質である柔軟性について試
験した。これらの場合において、接着剤の比較的多量の
被覆をブックブロックの結合端およびこれに固着される
ペーパーカバーに施した。多量の被覆量並びにブックブ
ロックの絶縁性のため、冷却は、やや遅く進行し、特定
の結晶型構造が形成された。この構造は、厚さ約4mmの
ディスクに接着剤のサンプルを形成することにより模造
し、これを室温で固化した。24時間劣化させた後に、サ
ンプルを、約180゜に保たれたクランプに24時間配置し
た。接着剤の柔軟性の程度を、応力破壊の存在または不
存在またはクランプから除去し、検体裏平坦部にブレン
ドした後の破断の存在または不存在によって記録した。
製本に必要とされる補足的性質である柔軟性について試
験した。これらの場合において、接着剤の比較的多量の
被覆をブックブロックの結合端およびこれに固着される
ペーパーカバーに施した。多量の被覆量並びにブックブ
ロックの絶縁性のため、冷却は、やや遅く進行し、特定
の結晶型構造が形成された。この構造は、厚さ約4mmの
ディスクに接着剤のサンプルを形成することにより模造
し、これを室温で固化した。24時間劣化させた後に、サ
ンプルを、約180゜に保たれたクランプに24時間配置し
た。接着剤の柔軟性の程度を、応力破壊の存在または不
存在またはクランプから除去し、検体裏平坦部にブレン
ドした後の破断の存在または不存在によって記録した。
本明細書における試験用のサンプルの製造において、接
着剤は、コポリマー/樹脂混合物100部および種々の部
のパラフィンワックスを用いてゴム状のコポリマー、粘
着付与性樹脂およびワックスから製造した。ワックス含
有量が希釈剤であるので、コポリマーと樹脂との比率の
みを、本実施例において議論する。
着剤は、コポリマー/樹脂混合物100部および種々の部
のパラフィンワックスを用いてゴム状のコポリマー、粘
着付与性樹脂およびワックスから製造した。ワックス含
有量が希釈剤であるので、コポリマーと樹脂との比率の
みを、本実施例において議論する。
第一の一連の試験において、接着剤におけるフィッシャ
ー−トロプシュワックスの使用を評価する。SOL T 168
53.6部、樹脂46.4部およびパラフィンワックスを含有す
る通常利用される接着剤を、試験した。同一の処方を、
市販パラフィンワックス2.5部の代わりにフィッシャー
−トロプシュワックスを用いて製造した。過酷な応力破
壊が生じた。先に記載された二種類のサンプルをKraton
DX1122Xを用いて製造した。いずれのサンプルにおいて
も応力破壊が見られず、従って、製本用の処方において
望ましいフィッシャー−トロプシュワックスを利用する
可能性を示す。
ー−トロプシュワックスの使用を評価する。SOL T 168
53.6部、樹脂46.4部およびパラフィンワックスを含有す
る通常利用される接着剤を、試験した。同一の処方を、
市販パラフィンワックス2.5部の代わりにフィッシャー
−トロプシュワックスを用いて製造した。過酷な応力破
壊が生じた。先に記載された二種類のサンプルをKraton
DX1122Xを用いて製造した。いずれのサンプルにおいて
も応力破壊が見られず、従って、製本用の処方において
望ましいフィッシャー−トロプシュワックスを利用する
可能性を示す。
第二の一連の試験は、所望の性質の損失なしに接着剤処
方における低レベルのブロックコポリマーの使用可能性
を示すために行われた。
方における低レベルのブロックコポリマーの使用可能性
を示すために行われた。
接着剤サンプルを、48.3/51.7;50/50;および53.2/48.3
のコポリマー/樹脂比においてSol T 168とともに工業
的に利用される処方を用いて製造した。53.2部のSOL T
168を含有する後者のサンプルのみが応力破壊試験に合
格した。これに比較して、同様な接着剤を50/50の比のK
raton DX1122Xと樹脂およびSol T162 LW/Iと樹脂を用い
て製造した。破壊は、観察されなかった。更に比較とし
て、別のサンプルを50/50の比のStereon 840Aと樹脂を
用いて製造した。後者のサンプルは、応力破壊試験に失
敗した。
のコポリマー/樹脂比においてSol T 168とともに工業
的に利用される処方を用いて製造した。53.2部のSOL T
168を含有する後者のサンプルのみが応力破壊試験に合
格した。これに比較して、同様な接着剤を50/50の比のK
raton DX1122Xと樹脂およびSol T162 LW/Iと樹脂を用い
て製造した。破壊は、観察されなかった。更に比較とし
て、別のサンプルを50/50の比のStereon 840Aと樹脂を
用いて製造した。後者のサンプルは、応力破壊試験に失
敗した。
さらに二種類のサンプルを製造して、応力破壊に関して
対比した。これらのサンプルを、各々低い46.6と53.4比
のKraton1122およびKraton D1122Xを用いて製造した。K
raton D1122Xを用いて製造したサンプルのみが応力破壊
試験に合格した。
対比した。これらのサンプルを、各々低い46.6と53.4比
のKraton1122およびKraton D1122Xを用いて製造した。K
raton D1122Xを用いて製造したサンプルのみが応力破壊
試験に合格した。
実施例VII 以下の実施例は、包装用用途に好適なホットメルト接着
剤組成物の製造を説明するものである。
剤組成物の製造を説明するものである。
Kraton D1122X 25部、テンペンフェノール性樹脂25部、
パラフィンワックス50部および安定剤1部を用いてホッ
トメルト接着剤を製造した。
パラフィンワックス50部および安定剤1部を用いてホッ
トメルト接着剤を製造した。
上記の如く試験すると、この接着剤は、350゜Fにおい
て、375cpsの粘度、3.2MPaの引張降状、3.5MPaの引張破
断、860%の伸度および−20゜F,−15゜Fのフィルム低
温亀裂を示した。
て、375cpsの粘度、3.2MPaの引張降状、3.5MPaの引張破
断、860%の伸度および−20゜F,−15゜Fのフィルム低
温亀裂を示した。
また、この接着剤を、包装工業に通常に必要とされる剥
離/剪断試験をする。剥離温度試験:直径約1/8インチ
の試験接着剤のビーズを、350゜Fで60ポンド/連のク
ラフト紙にガラス棒で適用した。同一の紙の第二のシー
トを、2秒以内に第一のシートと直列に配置し、これを
プレスしてクラフト−トゥ−クラフト接着を形成する。
離/剪断試験をする。剥離温度試験:直径約1/8インチ
の試験接着剤のビーズを、350゜Fで60ポンド/連のク
ラフト紙にガラス棒で適用した。同一の紙の第二のシー
トを、2秒以内に第一のシートと直列に配置し、これを
プレスしてクラフト−トゥ−クラフト接着を形成する。
次いで、接着剤したシートを、接着剤ラインに垂直に幅
1インチの小片に切断する。検体の一方の自由端を固定
された支持体に固定し、他方の自由端を100g負荷を懸架
した二つの接着検体を、オーブン中に配置する。次い
で、このオーブン温度を、15分間隔で10゜F上昇させ
る。接着離層が生じる温度を、剥離温度として特定す
る。
1インチの小片に切断する。検体の一方の自由端を固定
された支持体に固定し、他方の自由端を100g負荷を懸架
した二つの接着検体を、オーブン中に配置する。次い
で、このオーブン温度を、15分間隔で10゜F上昇させ
る。接着離層が生じる温度を、剥離温度として特定す
る。
剪断温度試験:サンプルを、接着された検体の両端を懸
架し、秤量して剪断モードにおける接着を応力を加えた
以外は剥離温度試験と同様に製造する。オーブンの温度
を、破壊するまで剥離試験と同様に増加させる。
架し、秤量して剪断モードにおける接着を応力を加えた
以外は剥離温度試験と同様に製造する。オーブンの温度
を、破壊するまで剥離試験と同様に増加させる。
接着剤は、150゜Fの剥離値および170゜Fの剪断値を与
えた。
えた。
本発明は、特許請求の範囲に記載の各請求項に関するも
のであるが、以下に記載の発明を実施態様として包含し
ている。
のであるが、以下に記載の発明を実施態様として包含し
ている。
(1) 上記スチレン−ブタジエンブロックコポリマー
がスチレン37〜40%を含有し、300%伸度における弾性
率4.6〜5MPaを有し、かつ溶液粘度640〜750cpsを示す請
求項1に記載の接着剤。
がスチレン37〜40%を含有し、300%伸度における弾性
率4.6〜5MPaを有し、かつ溶液粘度640〜750cpsを示す請
求項1に記載の接着剤。
(2) 上記粘着付与性樹脂が天然および改質ロジン
類、天然および改質ロジン類のグリセロールおよびペン
タエリスリトールエステル類、天然テルペン類のコポリ
マー類およびターポリマー類、ASTM法E28−58Tにより測
定された軟化点80〜150℃を有するポリテルペン樹脂
類、フェノール性改質テルペン樹脂類およびそれらの水
素化誘導体類、環球式軟化点70〜135℃を有する脂肪族
石油系炭化水素樹脂類、芳香族石油系炭化水素樹脂類お
よびそれらの水素化誘導体類および脂環式石油系炭化水
素樹脂類およびそれらの水素化誘導体類からなる群から
選ばれた請求項1に記載の接着剤。
類、天然および改質ロジン類のグリセロールおよびペン
タエリスリトールエステル類、天然テルペン類のコポリ
マー類およびターポリマー類、ASTM法E28−58Tにより測
定された軟化点80〜150℃を有するポリテルペン樹脂
類、フェノール性改質テルペン樹脂類およびそれらの水
素化誘導体類、環球式軟化点70〜135℃を有する脂肪族
石油系炭化水素樹脂類、芳香族石油系炭化水素樹脂類お
よびそれらの水素化誘導体類および脂環式石油系炭化水
素樹脂類およびそれらの水素化誘導体類からなる群から
選ばれた請求項1に記載の接着剤。
(3) 上記ワックスがパラフィンまたは微結晶ワック
スである請求項1に記載の接着剤。
スである請求項1に記載の接着剤。
(4) 本の背がホットメルト接着剤の塗布に先立って
下塗りされている請求項3に記載の方法。
下塗りされている請求項3に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−197481(JP,A) 特開 昭62−192479(JP,A) 米国特許4712808(US,A) 米国特許3950291(US,A)
Claims (6)
- 【請求項1】(a)スチレン含有35重量%以上であり、
300%伸度における弾性率が少なくとも4.5MPaであり、
かつ溶液粘度が1,000cps以下である実質的に放射状のス
チレン−ブタジエンブロックコポリマー10〜40重量%、 (b)少なくとも一種類の混和性粘着付与性樹脂20〜65
重量%、 (c)安定化剤0.1〜4重量%、および (d)少なくとも一種類のワックス状希釈剤からなる残
部(100%まで)からなるホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項2】補足的にフィッシャー−トロプシュワック
ス(Fisher−Tropsch wax)5重量%までが存在する請
求項1に記載の接着剤。 - 【請求項3】ホットメルト接着剤を本の背において複数
のシートに施す装丁方法において、ホットメルト接着剤
として、 (a)スチレン含量35重量%以上であり、300%伸度に
おける弾性率が少なくとも4.5MPaであり、かつ溶液粘度
が1,000cps以下である実質的に放射状のスチレン−ブタ
ジエンブロックコポリマー10〜40重量%、 (b)少なくとも一種類の混和性粘着付与性樹脂20〜65
重量%、 (c)安定化剤0.1〜4重量%、および (d)少なくとも一種類のワックス状希釈剤からなる残
部(100%まで)からなる組成物を使用することを特徴
とする上記方法。 - 【請求項4】補足的にフィッシャー−トロプシュワック
ス(Fisher−Tropsch wax)5重量%までが存在する請
求項3に記載の方法。 - 【請求項5】(a)スチレン含量35重量%以上であり、
300%伸度における弾性率が少なくとも4.5MPaであり、
かつ溶液粘度が1,000cps以下である実質的に放射状のス
チレン−ブタジエンブロックコポリマー10〜40重量%、 (b)少なくとも一種類の混和性粘着付与性樹脂20〜65
重量%、 (c)安定化剤0.1〜4重量%、および (d)少なくとも一種類のワックス状希釈剤からなる残
部(100%まで)からなる接着剤のホットメルト接着剤
組成物の乾燥残留物により本の背において相互に接着さ
れた複数のシートを含有する。 - 【請求項6】補足的にフィッシャー−トロプシュワック
ス(Fisher−Tropsch wax)5重量%までが存在する請
求項5に記載の本。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/233,171 US4942195A (en) | 1988-08-17 | 1988-08-17 | Toughened rubber based hot melt adhesive compositions for bookbinding applications |
US233171 | 1988-08-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275680A JPH0275680A (ja) | 1990-03-15 |
JPH0717882B2 true JPH0717882B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=22876182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1198110A Expired - Fee Related JPH0717882B2 (ja) | 1988-08-17 | 1989-08-01 | 製本用用途の強化ゴムベースホットメルト接着剤組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4942195A (ja) |
EP (1) | EP0356712B1 (ja) |
JP (1) | JPH0717882B2 (ja) |
CA (1) | CA1314643C (ja) |
DE (1) | DE68904382T2 (ja) |
DK (1) | DK403489A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5292819A (en) * | 1989-08-11 | 1994-03-08 | The Dow Chemical Company | Radial block copolymers containing butadiene endblock |
JP2791396B2 (ja) * | 1991-08-29 | 1998-08-27 | 東亞合成株式会社 | フレキシブルディスク及び当該ディスク用ホットメルト接着剤 |
US6034159A (en) * | 1995-01-06 | 2000-03-07 | H.B. Fuller Licensing & Financing, Inc. | Fast setting multipurpose bookbinding adhesive with excellent flexibility |
MX9704536A (es) | 1996-06-19 | 1998-04-30 | N B Fuller Licensing And Finan | Aplicaciones de encuaderancion utilizando poliuretanos fundidos en caliente. |
US5939483A (en) * | 1996-07-12 | 1999-08-17 | H.B. Fuller Licensing & Financing, Inc. | Low application temperature hot melt with excellent heat and cold resistance |
US6359075B1 (en) | 2001-01-09 | 2002-03-19 | Bridgestone/Firestone, Inc. | Means of producing high diblock content thermoplastic elastomers via chain transfer |
US6417270B1 (en) | 2001-01-09 | 2002-07-09 | Firestone Polymers, Llc | Means of producing high diblock content thermoplastic elastomers with functional termination |
US20040180197A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-16 | Everaerts Albert I. | Closure systems with self-adhering adhesives, and articles |
US7579394B2 (en) * | 2007-01-16 | 2009-08-25 | Xerox Corporation | Adhesion promoter |
US7754812B2 (en) | 2007-01-16 | 2010-07-13 | Xerox Corporation | Adhesion promoter |
US8357763B2 (en) * | 2007-05-02 | 2013-01-22 | Xerox Corporation | Adhesion promoter |
US8829105B2 (en) | 2012-01-18 | 2014-09-09 | Eastman Chemical Company | Low molecular weight polystyrene resin and methods of making and using the same |
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