JPH07178679A - 可逆ラチェット・ヘッド組立体とその可逆ノブ - Google Patents

可逆ラチェット・ヘッド組立体とその可逆ノブ

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JPH07178679A
JPH07178679A JP6246452A JP24645294A JPH07178679A JP H07178679 A JPH07178679 A JP H07178679A JP 6246452 A JP6246452 A JP 6246452A JP 24645294 A JP24645294 A JP 24645294A JP H07178679 A JPH07178679 A JP H07178679A
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head
shank
reversible
assembly
knob
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JP6246452A
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Anil P Ghode
ピー.ゴウド アニル
Martin S Scolaro
エス.スコラロ マーチン
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Snap On Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の重要な目的は、自己反転または自己
固着を最小限に抑さえられる可逆式の類のラチェット・
ヘッドを提供することにある。この目的は、比較的低質
量・低慣性の可逆ノブを供することによって実現されて
いる。 【構成】 ラチェット・ヘッド組立部15には、つめ車
機構のつめ組立体と結合した金属製シャフト31と、こ
のシャフトの外側一端の周りに挿入成形され、該シャフ
トの直径の2倍から3倍の直径を有し、しかも、該シャ
フトの密度の5分の1を超えない密度を有する、大きめ
の直径のプラスチック製ヘッド50を有する可逆ノブ3
0がある。従って、該可逆ノブは慣性が小さく、つめ車
機構の動作中に自己反転または自己固着を引き起こす可
能性を抑さえることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラチェット・ヘッドに
関するもので、特に、動力作動式のラチェット・ヘッ
ド、さらに具体的には、つめ車機構の作動する方向を制
御するセレクターノブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】可逆ラチェット・ヘッドには可逆ノブま
たは可逆レバーが付いているが、典型的な場合、このノ
ブまたはレバーが前進位置と逆行位置の間を回転して、
つめ車機構の回転方向を制御している。典型的には、一
般的な可逆ノブは、円筒形のシャンク部と拡大された頭
部を有する。このノブはシャンクの軸線まわりに回転し
て、方向を逆転させる機能を持つ。つめ車機能は、手動
式、または動力駆動式のいずれの装置にも使用できる。
このような動力駆動式装置の一例として挙げられるのが
空圧式ラチェット手工具で、スナップ−オン ツールズ
コーポレーションからモデル番号FAR72Bとして
発売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のラチ
ェット装置、とりわけ動力駆動式の装置では、可逆ノブ
が、特定の作動状況において自己反転や自己固着、ある
いはその両方を引き起こしがちである。このような状況
の一例として、ゆるい留め金具を急速に締める場合があ
る。この動作モードでは、ラチェット・ヘッドの駆動部
本体の組立体が高スピードでトルクを与えている。それ
が、留め金具を締め終わると、突然停止するので、急速
な減速を引き起こす原因となる。駆動部本体は、それ自
体にドラッグ・ブレーキがかかるが、大きめの頭部をも
つセレクターノブの方は、その慣性が比較的大きいこと
から、他方の位置に移動し、つめ車機構の作動方向を逆
転させて、そのまま回り続ける傾向がある。
【0004】また、長めの留め金具を緩めるために、つ
め車機構を手で操作するモードでラチェット装置を使用
するような場合、留め金具を突然緩めたり、解除する
と、急速な加速を引き起こす原因となる。この場合も、
可逆ノブの慣性が、可逆ノブと駆動部本体との間で相対
運動を引き起こすことになり、その結果、自己反転を起
こす傾向が強い。
【0005】ラチェット装置の多くは、上述のスナップ
−オン ツールズ社のモデル番号FAR72Bのよう
に、2個のつめを利用している。自己反転が起きたとき
に、両方のつめが方向を変えた場合は、つめ車機構がそ
の方向を逆転させたことを示すが、一方のつめの位置し
か方向を変えなかった場合は、自己固着状態に陥ったこ
とを示すというものだ。
【0006】従来の装置の中で少なくとも一つは、可逆
セレクターノブの大きさを縮小することによって、この
自己反転や自己固着、またはその両方の起きる可能性を
低減しようと試みている。しかし、こうした自己反転の
問題を完全に解消するには、セレクターノブをあまりに
小さくしなくてはならず、そのため手動操作が非常に困
難になってしまう。実際、このような装置の中には、セ
レクターノブを手で操作するのに、ニードル・ノーズ・
プライヤーを必要とするものもある。そのほかの装置で
も、ラッチ式のセレクターノブを使って問題解消を試み
ているケースもあるが、このようなノブは、まず軸方向
に押下しなくては回転させることができない。また、こ
うした配置には余分な部分を要するうえ、生産コストが
高く、組み立て方が複雑である。
【0007】本発明の一般的な目的は、従来のつめ車機
構に伴う欠点を回避する一方、これまでの装置に構造
上、操作上の利点を加えた改良型のラチェット装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる重要な特
徴は、自己反転または自己固着の傾向を最小限に抑さえ
る可逆型のラチェット・ヘッドを提供している点にあ
る。
【0009】上記の特徴に関連した本発明のもう一つの
特徴は、可逆機構を手で簡単に操作できるのを特徴とす
るタイプのラチェット・ヘッドを提供している点にあ
る。
【0010】本発明のさらなる特徴は、ラチェット・ヘ
ッドに使用するために可逆ノブを提供している点にあ
る。
【0011】上記の特徴に関連した本発明のもう一つの
特徴は、比較的質量が低く、しかも慣性の小さいラチェ
ット・ヘッドを提供している点にある。
【0012】以上の特徴、及び他の特徴は、次の部分よ
りなる可逆型ラチェット・ヘッド組立体を供することに
よって実現されている。この可逆型ラチェット・ヘッド
組立体は、本体と、この本体に取り付けられたつめ車機
構からなり、それには、つめ組立体をはじめ、つめ組立
体と係合し、この本体との相対運動によって回転する出
力シャフト、さらに、つめ組立体に結合し、つめ組立体
を作動して出力シャフトの回転方向を制御するため前進
位置と逆行位置の間を場合に応じて軸回転する可逆部が
含まれ、またこの可逆部には、内側一端がつめ組立体と
結合するために本体の内部に配置され、外側一端が本体
から突出した形の細長い金属製シャンク部が含まれてい
るほか、可逆部には、シャンク部と一体を成し、シャン
ク部の密度よりはるかに低い密度の非金属素材で成形さ
れた大きめのヘッド部も含まれており、さらに、シャン
ク部の外側一端が該ヘッド部に埋め込まれた形となって
いる。
【0013】本発明は、特定の新しい特徴と、以下で説
明する部品の組み合わせによって構成されており、その
詳細は、以下の記述や添付図面の説明に示される通り
で、特に、本請求項の中で指摘されている通りである。
但し、その詳細については、本発明の発想から逸脱せ
ず、または、その利点を損なうことなく、様々な変更が
加えられるものとする。
【0014】
【実施例】添付の図には、本発明をより深く理解するた
めの実施例が描かれている。これらの実施例を検証する
際に、以下の説明を考慮することで、本発明の内容、そ
の構造と操作過程、さらにその利点の多くを容易に理解
することができる。
【0015】図1を参照すると、一般に番号10と指定
された空圧式ラチェット工具が描かれている。この工具
には、周知の方法で作動する空圧モーターとそれに関連
した駆動機構を収納する、概して長めの筒型ケース11
を有している。ケース11の一端には、取手部12をは
じめ、圧縮空気など適切な駆動流体を送る装置と接続す
るためのカップラー13、それに空圧モーターの作動バ
ルブを制御するためのトリガー14が設けられている。
さらに、ケース11の反対側の端、すなわち前方端には
ラチェット・ヘッド15が取り付けられている。
【0016】図2を参照すると、ラチェット・ヘッド1
5には、一般に円筒の形状をした駆動部本体20が含ま
れており、また、該本体には、その一端から軸方向に突
き出た出力シャフト21があり、駆動ラグ22を保持し
ている。横穴23は、駆動部本体20の側面に形成さ
れ、その中に一対のつめ24と25を有している。これ
らのつめは、それぞれピボットピン26と27の周りを
軸回転するように取り付けられており、さらに、これら
のピボットピンは、駆動部本体20に設けられた穴の中
にそれぞれ座している。また、駆動部本体20には、ピ
ボットピンの座す穴とほぼ平行に形成され、ラグ22の
ある位置とは反対側の駆動部本体に作られた軸穴28も
あり、この軸穴が、横穴23と通じているほか、出力シ
ャフト21にやや食い込んだ形で形成されている。
【0017】ラチェット・ヘッド15にはまた、本発明
に従って作成され、その特徴を実施例として示した可逆
ノブ30が含まれている。該ノブ30には、適切な金属
で作られ、軸穴28に入るような寸法に形成され、細長
いほぼ円筒の形をしたシャンク(軸)31が付いてい
る。このシャンク31には、環状の肩33を形成する小
さめの直径の一端32が設けられ、さらに肩33は、横
穴23の底と交差する位置で、軸穴28の淵に座すよう
に形成されている。また、シャンク31の他方の端のす
ぐ近くには、放射状に外側に突出した環状のフランジ3
4が、駆動部本体20の外面に座すような形で取り付け
られ、駆動部本体の軸穴28の中でシャンク31を該軸
穴と同軸を持つよう正しく位置づけるために、肩33と
連係している(図2参照)。さらに、シャンク31は、
小さめの直径の外側一端35を有している。この一端に
は、外側に放射状に伸び、円周上に一定の間隔で設けら
れた複数のリブ36が設けられている。軸穴37は、こ
の小さめの外側一端35の中に形成されており、フラン
ジ34のすぐ下でシャンク31を貫通する直径長の穴3
8と通じている。
【0018】シャンク31の中には、該シャンク31の
両側面から反対方向に伸びた一対の半径長の穴39と3
9aも形成されている。穴39と39aの中には、円筒
状のアクチュエーターピン40と41がそれぞれ横に滑
らせるような形ではめ込まれており、各アクチュエータ
ーピンの先端には、シャンク31から放射状に外側に突
出し、つめ24と25のどちらか適切な一方と係合す
る、一般に切頭円錐形をしたノーズ部42が付いてい
る。また、ピン40と41には、ノーズ部42の反対側
の端にそれぞれ軸穴43が作られており、その穴の中に
設けられたつる巻き状の圧縮ばね44は、その弾性によ
ってピンが該当するつめに対し放射方向に外側に働くよ
うにしている。つまり、可逆ノブ30がシャンク31の
周りを軸回転すると、アクチュエーターピン40と41
がカムとなって、前進状態と逆行状態の間で、周知の方
法に従って、つめ24と25を動かすことがわかる。
【0019】可逆ノブ30はまた、大きめの直径のヘッ
ド50を有しており、このヘッドには、シャンク31と
同軸となるように配置されたほぼ環状の円盤51が含ま
れている。この円盤には下部ハブ部52があり、ほぼ等
角の間隔で放射状に外側に伸びた4つの補強アーム53
がこれに依存した形で設けられている。さらに、円盤5
1から上方に突出しているのは、ほぼ円筒状のタレット
54で、そこから直径を成して配置された、放射状に外
側に伸びたウイング55が設けられている。軸穴56
は、ヘッド50を貫いて形成され、シャンク31の小さ
めの直径の端35やフランジ34の形状と一致するよう
に配列された複数の穴がその中に設けられている。円盤
51の上表面には、可逆ノブ30が前進位置にあるか、
それとも逆行位置にあるのかを示す表示マーク58を設
けてもよい。
【0020】本発明の重要な一面といえるのは、ヘッド
50がプラスチック製でできており、シャンク31の小
さめの直径の端35の周りを取り囲んで挿入成形されて
いる点である。これに関係して、リブ36が、ヘッド5
0とシャンク31との間の相対的回転運動を効果的に防
ぐ役割を果たしていることがわかる。従って、ヘッド5
0とシャンク31の間に堅固で頑強な一体を成す結合が
供されたことになる。
【0021】図で示されているように、ヘッド50の外
形はシャンク31よりかなり大きく、好ましくは、シャ
ンク31の直径の2倍から3倍であるとよい。また、ウ
イング55は、ユーザーが手で簡単につかむことがで
き、可逆ノブ30を前進位置と後退位置の間で動かすた
めにヘッド50を操作できるよう、その高さをかなり高
くしてある。さらに、本発明の重要な一面といえるの
は、ヘッド50を形成する素材の密度が、シャンク31
の密度よりはるかに低い点である。特に、ヘッド50の
密度は、シャンク31の5分の1から10分の1の範囲
内にあるのがよい。
【0022】本発明の実施例では、シャンクは「金属の
押出成形」によって形成されている。この技術では、粉
末状の金属をプラスチックと混合し、この混合物を押出
成形にかけ、成形後、溶剤抽出法、あるいは、プラスチ
ック部にあらかじめ定められた高温の熱を加えるという
熱的絶縁破壊法のいずれかを用いて、プラスチック部分
が除去される。しかし、この結果出来上がったシャンク
31はおよそ5%の気孔率を有することもある。その
後、シャンク31は、プラスチック製ヘッド50の中で
挿入成形される。一方、ヘッドの素材として、イー.ア
イ.デュポン デネムアーズ アンド カンパニー発売
の認定番号NylonST−801のような適切なナイ
ロン素材を用いてもよい。シャンクの密度は、1cm3
当たりおよそ7.4グラムから1cm3 当たり7.8グ
ラムぐらいまでの範囲だが、一方、ヘッド50の密度
は、1cm3 当たり0.9グラムから1cm3 当たり
1.4グラムぐらいまでの範囲とする。本発明の構造モ
デルのヘッド50の密度は1cm3 当たり1.08グラ
ム、またシャンク31の密度は1cm3 当たり7.4グ
ラムで、シャンクとヘッドの密度の比率はおよそ6.5
対1となっている。
【0023】以上の結果形成された可逆ノブ30の総質
量はおよそ9グラムで、これと比較すると、従来のほぼ
同じサイズの全金属製可逆ノブの質量はおよそ22グラ
ムある。このように、可逆ノブ30、特にヘッド50の
質量と密度を大幅に減らすことができたため、可逆ノブ
の慣性を十分低く抑さえ、自己反転もしくは自己固着を
効果的に防ぐことが可能となった。
【0024】
【発明の効果】以上のような本発明の構成によれば、単
純で経済的な構造をもつ一方、特に動力駆動の装置にお
いて自己反転や自己固着を効果的に防ぐため、低質量、
低慣性という特徴を有する、改良型のラチェット・ヘッ
ド、とりわけ、改良型の可逆ノブを供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って作成され、その特徴を実施例と
して示す、ラチェット・ヘッドを備えた空圧式ラチェッ
ト手工具の部分的な側面立面図である。
【図2】図1に示される工具のラチェット・ヘッドの部
分拡大垂直断面図である。
【図3】図2に示されるラチェット・ヘッドの可逆ノブ
の上方平面図である。
【図4】図3に示される可逆ノブの正面立面図である。
【図5】図3に示される可逆ノブを左側から見た側面立
面図である。
【図6】図3に示される可逆ノブの下方平面図である。
【符号の説明】
10 空圧式ラチェット手工具 11 筒型ケース 12 取手部 13 カップラー 14 トリガー 15 ラチェット・ヘッド 20 駆動部本体 21 出力シャフト 22 駆動ラグ 23 横穴 24 つめ 25 つめ 26 ピボットピン 27 ピボットピン 28 軸穴 30 可逆ノブ 31 シャンク 32 小さめの直径の一端 33 肩 34 フランジ 35 小さめの直径の外側一端 36 リブ 37 軸穴 38 直径長の穴 39,39a 半径長の穴 40 アクチュエーターピン 41 アクチュエーターピン 42 ノーズ部 43 軸穴 44 圧縮ばね 50 ヘッド 51 円盤 52 下部ハブ部 53 補強アーム 54 タレット 55 ウイング 56 軸穴 58 表示マーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体、該本体に取り付けられかつつめ組
    立体および該つめ組立体に係合可能で前記本体に対して
    相対的に回転可能である出力シャフトを含むつめ車機
    構、および前記つめ組立体に連結されかつ前進位置と逆
    行位置との間で回転軸線回りに選択的に回転可能であ
    り、前記つめ組立体を作動して前記出力シャフトの回転
    方向を制御するための可逆部材、を包含し、前記可逆部
    材が前記つめ組立体に連結するために前記本体内部に配
    置された内側端部および前記本体から突出する外側端部
    を有する細長い金属製シャンク部分を含み、該シャンク
    部分と一体でありかつ前記シャンク部分の密度より実質
    的に小さい密度を有する非金属材料によって形成された
    拡大ヘッド部分を含み、前記シャンク部分の前記外側端
    部が前記ヘッド部分に埋め込まれていることを特徴とす
    る可逆ラチェット・ヘッド組立体。
  2. 【請求項2】 前記シャフト部分が概ね円形の筒状の形
    状をしていてそして前記ヘッド部分が円形の形状をして
    いて、前記ヘッド部分が前記シャフト部分と同軸心上に
    ありかつ前記シャフト部分の直径よりも概ね大きな直径
    を有することを特徴とする請求項1記載の可逆ラチェッ
    ト・ヘッド組立体。
  3. 【請求項3】 前記シャフト部の直径に対する前記ヘッ
    ド部の直径の比率が2と3の間にあることを特徴とす
    る、請求項2記載の可逆ラチェット・ヘッド組立体。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド部が挿入成形によって前記シ
    ャフト部の周りに形成されていることを特徴とする、請
    求項1記載のラチェット・ヘッド組立体。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド部の密度に対する前記シャフ
    ト部の密度の比率が5と10の間にあることを特徴とす
    る、請求項1記載の可逆ラチェット・ヘッド組立体。
  6. 【請求項6】 前記比率がおよそ6.5であることを特
    徴とする、請求項5記載の可逆ラチェット・ヘッド組立
    体。
  7. 【請求項7】 前記シャフト部の密度が1cm3 当たり
    およそ7.4グラムから1cm3 当たりおよそ7.8グ
    ラムの範囲にあり、前記ヘッド部の密度が1cm3 当た
    りおよそ0.9グラムから1cm3 当たりおよそ1.4
    グラムの範囲にあることを特徴とする、請求項5記載の
    可逆ラチェット・ヘッド組立体。
  8. 【請求項8】 前記ヘッド部がプラスチックによって形
    成されていることを特徴とする、請求項1記載の可逆ラ
    チェット・ヘッド組立体。
  9. 【請求項9】 前記ヘッド部がナイロンによって形成さ
    れていることを特徴とする、請求項8記載の可逆ラチェ
    ット・ヘッド組立体。
  10. 【請求項10】 両端をもつ細長い金属製のシャンク、
    および一端が該シャンクと一体を成し、前記シャンクの
    密度よりはるかに低い密度の非金属素材で形成された拡
    大されたヘッド、を包含し、さらに、前記シャンクの一
    端が前記ヘッドの中に埋め込まれていることを特徴とす
    る、可逆ラチェット・レンチ用の可逆ノブ。
JP6246452A 1993-10-12 1994-10-12 可逆ラチェット・ヘッド組立体とその可逆ノブ Pending JPH07178679A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US134631 1993-10-12
US08/134,631 US5603393A (en) 1993-10-12 1993-10-12 Ratchet head assembly and reversing knob therefor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07178679A true JPH07178679A (ja) 1995-07-18

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ID=22464238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6246452A Pending JPH07178679A (ja) 1993-10-12 1994-10-12 可逆ラチェット・ヘッド組立体とその可逆ノブ

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US (1) US5603393A (ja)
JP (1) JPH07178679A (ja)
KR (1) KR950011059A (ja)
DE (1) DE4436321A1 (ja)
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