JPH07178273A - チューブマット用ロープの製造法 - Google Patents
チューブマット用ロープの製造法Info
- Publication number
- JPH07178273A JPH07178273A JP34654393A JP34654393A JPH07178273A JP H07178273 A JPH07178273 A JP H07178273A JP 34654393 A JP34654393 A JP 34654393A JP 34654393 A JP34654393 A JP 34654393A JP H07178273 A JPH07178273 A JP H07178273A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- rope
- guide
- sewing
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的柔軟なロープ芯５を挿入したロープを、
円形や長円形に巻回して製造するチューブマット用ロー
プの製造法に関し、従来編み立てによって製造されてい
たものに比較して能率的に製造することができるととも
に、プリント生地などを用いることができる新規な製造
法を得ることを目的とする。 【構成】連続的に供給される帯状のテープ１を、導入ガ
イド２によってＵ字状に折り曲げ、続いて縫製ガイド３
によってテープの両端を縫着して筒状とする。筒状に縫
製されたテープは、縫製ガイド３の内方に配置した折り
返しガイドで折り返してテープの供給と逆行させるとと
もに、折り返しの際、その内部にロープ芯５を供給す
る。テープ１と逆行するロープ６は、Ｕ字状に折り返さ
れて供給されていくテープ１の開放部分から機外に取り
出す。
円形や長円形に巻回して製造するチューブマット用ロー
プの製造法に関し、従来編み立てによって製造されてい
たものに比較して能率的に製造することができるととも
に、プリント生地などを用いることができる新規な製造
法を得ることを目的とする。 【構成】連続的に供給される帯状のテープ１を、導入ガ
イド２によってＵ字状に折り曲げ、続いて縫製ガイド３
によってテープの両端を縫着して筒状とする。筒状に縫
製されたテープは、縫製ガイド３の内方に配置した折り
返しガイドで折り返してテープの供給と逆行させるとと
もに、折り返しの際、その内部にロープ芯５を供給す
る。テープ１と逆行するロープ６は、Ｕ字状に折り返さ
れて供給されていくテープ１の開放部分から機外に取り
出す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】チューブマットと称し、図３に示
すように芯入りのロープ６を螺旋状に巻回して円形や長
円形に縫い合わせて、玄関マット、室内マットなどに使
用されるものが知られている。本発明は、このチューブ
マット用のロープの新たな製造法に関するものである。
すように芯入りのロープ６を螺旋状に巻回して円形や長
円形に縫い合わせて、玄関マット、室内マットなどに使
用されるものが知られている。本発明は、このチューブ
マット用のロープの新たな製造法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種ロープは、供給されるロープ
芯の外周囲に、編立機を用いて通常５番糸の三本縒り程
度の比較的太い糸で、筒状の外装体を編み立てるのが普
通であった。
芯の外周囲に、編立機を用いて通常５番糸の三本縒り程
度の比較的太い糸で、筒状の外装体を編み立てるのが普
通であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の編立機を用いて
ロープを製造する方法では、その製造に長時間を要する
ため、製品の価格が高価なものとなる欠点があった。ま
た、そのデザインが編み模様に制限され、例えばカーテ
ン生地とのトータルデザインといった自由なデザインを
採用することができなかった。このような実情に鑑み、
プリント生地などの織生地を使用することができ、かつ
能率的に製造することができるチューブマット用ロープ
の新たな製造法を提供することを目的とするものであ
る。
ロープを製造する方法では、その製造に長時間を要する
ため、製品の価格が高価なものとなる欠点があった。ま
た、そのデザインが編み模様に制限され、例えばカーテ
ン生地とのトータルデザインといった自由なデザインを
採用することができなかった。このような実情に鑑み、
プリント生地などの織生地を使用することができ、かつ
能率的に製造することができるチューブマット用ロープ
の新たな製造法を提供することを目的とするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】連続的に供給される帯状
のテープ１を横断面形状がＵ字状となるように案内する
導入ガイド２と、折り返されたテープ１の両端を重合わ
せて縫製する縫製ガイド３と、Ｕ字状に形成される縫製
ガイド３内に配置した筒状の折り返しガイド４で構成す
る。まず、導入ガイド２を通ってＵ字状に案内されて供
給されるテープ１を縫製ガイド３部分において開放端部
を縫製して筒状とする。筒状に縫製されたテープは内方
に折り返して折り返しガイド４内に進行させるととも
に、折り返しガイド４にはテープの折り返しと同時にロ
ープ芯５を連続的に供給することにより、芯入りのロー
プ６とする。折り返されて進行するロープ６は、縫製ガ
イド３よりも基方にあってＵ字状に供給されるテープの
開放部分から外方に排出させる。
のテープ１を横断面形状がＵ字状となるように案内する
導入ガイド２と、折り返されたテープ１の両端を重合わ
せて縫製する縫製ガイド３と、Ｕ字状に形成される縫製
ガイド３内に配置した筒状の折り返しガイド４で構成す
る。まず、導入ガイド２を通ってＵ字状に案内されて供
給されるテープ１を縫製ガイド３部分において開放端部
を縫製して筒状とする。筒状に縫製されたテープは内方
に折り返して折り返しガイド４内に進行させるととも
に、折り返しガイド４にはテープの折り返しと同時にロ
ープ芯５を連続的に供給することにより、芯入りのロー
プ６とする。折り返されて進行するロープ６は、縫製ガ
イド３よりも基方にあってＵ字状に供給されるテープの
開放部分から外方に排出させる。
【０００５】
【作用】連続的に供給されるテープ１は、導入ガイド２
によってＵ字状に案内され、かつ縫製ガイド３において
両端部が縫い合わされると、縫い代が外に出た状態で筒
状に形成される。この筒状に形成されたテープが折り返
しガイド４に折り返されると、縫い代が内方に折り返さ
れると同時に、ここにロープ芯５が供給される結果、芯
入りのロープ６としてテープ１の流れと逆方向に繰り出
される。テープ１と逆方向に繰り出されるロープ６は、
Ｕ字状に供給されるテープの開放部分から外方に引き出
すことにより、製品として排出される。
によってＵ字状に案内され、かつ縫製ガイド３において
両端部が縫い合わされると、縫い代が外に出た状態で筒
状に形成される。この筒状に形成されたテープが折り返
しガイド４に折り返されると、縫い代が内方に折り返さ
れると同時に、ここにロープ芯５が供給される結果、芯
入りのロープ６としてテープ１の流れと逆方向に繰り出
される。テープ１と逆方向に繰り出されるロープ６は、
Ｕ字状に供給されるテープの開放部分から外方に引き出
すことにより、製品として排出される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明チューブマット用ロープの製造
法の実施例を添付の図面に基づいて説明する。幅７０ミ
リメートル程度のテープ状に裁断し、ロール状に巻回さ
れたプリント生地などのテープ１は、生地裏を表側とし
て導入ガイド１によってＵ字状に曲げられた状態で供給
される。導入ガイド１は、図２に示すように略Ｕ字状に
折り返し、かつその両端をさらに内方に折り返してテー
プ１の両端を保持できるようにし、支持部材2aによって
本体フレームなどの固定部分に固定される。
法の実施例を添付の図面に基づいて説明する。幅７０ミ
リメートル程度のテープ状に裁断し、ロール状に巻回さ
れたプリント生地などのテープ１は、生地裏を表側とし
て導入ガイド１によってＵ字状に曲げられた状態で供給
される。導入ガイド１は、図２に示すように略Ｕ字状に
折り返し、かつその両端をさらに内方に折り返してテー
プ１の両端を保持できるようにし、支持部材2aによって
本体フレームなどの固定部分に固定される。
【０００７】導入ガイド１から導入されたテープ１は、
図２に示すように略Ｕ字状に形成され、テープ１の両端
が重ね合わされてミシン針７によって筒状に縫着できる
ようにした縫製ガイド３に供給される。縫製ガイド３
は、テープ１をＵ字状に保持するとともに、テープの両
端重ね部分に相当する所に孔８を穿設し、ミシン針７に
よってテープの縫製ができるようにしてある。
図２に示すように略Ｕ字状に形成され、テープ１の両端
が重ね合わされてミシン針７によって筒状に縫着できる
ようにした縫製ガイド３に供給される。縫製ガイド３
は、テープ１をＵ字状に保持するとともに、テープの両
端重ね部分に相当する所に孔８を穿設し、ミシン針７に
よってテープの縫製ができるようにしてある。
【０００８】縫製ガイド３内には、筒状（図示実施例で
は一部が開放した円筒状）の折り返しガイド４を配置し
てある。縫製ガイド３内に、折り返しガイド４を配置す
るには、まずＵ字状の縫製ガイド３をその支持部材3aに
よって固定し、折り返しガイド４の支持部材4aを縫製ガ
イド３の開放部分から器外に出させて、折り返しガイド
４を縫製ガイド３内に配置し、この状態で折り返しガイ
ド４の支持部材4aを本体フレームなどの固定部分に固定
する。図示実施例において、支持部材4aにはミシン針が
通過する部分に切り込み4bを設けている。折り返しガイ
ド４の先端は、縫製ガイド３よりも先方に突出させてあ
るが、その先端はテープを折り返すときに抵抗が少な
く、かつテープに傷を付けないような丸みのある端面と
しておくのがよい。
は一部が開放した円筒状）の折り返しガイド４を配置し
てある。縫製ガイド３内に、折り返しガイド４を配置す
るには、まずＵ字状の縫製ガイド３をその支持部材3aに
よって固定し、折り返しガイド４の支持部材4aを縫製ガ
イド３の開放部分から器外に出させて、折り返しガイド
４を縫製ガイド３内に配置し、この状態で折り返しガイ
ド４の支持部材4aを本体フレームなどの固定部分に固定
する。図示実施例において、支持部材4aにはミシン針が
通過する部分に切り込み4bを設けている。折り返しガイ
ド４の先端は、縫製ガイド３よりも先方に突出させてあ
るが、その先端はテープを折り返すときに抵抗が少な
く、かつテープに傷を付けないような丸みのある端面と
しておくのがよい。
【０００９】筒状に縫製されたテープ１が折り返しガイ
ド４の内方に折り返されると、テープの表裏が反対とな
り、生地の表側が表面に出て縫い代がテープ内に隠れ
る。また、テープが折り返されると同時にロープ芯５を
供給すると、これが吸い込まれるようにして順次テープ
内に送り込まれ、芯入りのロープが完成されていく。図
示実施例においては、二本のロープ芯５，５が供給され
るようにしている。これにより、比較的柔らかく弾性の
ある芯であって太さにむらがないものとすことができ
る。
ド４の内方に折り返されると、テープの表裏が反対とな
り、生地の表側が表面に出て縫い代がテープ内に隠れ
る。また、テープが折り返されると同時にロープ芯５を
供給すると、これが吸い込まれるようにして順次テープ
内に送り込まれ、芯入りのロープが完成されていく。図
示実施例においては、二本のロープ芯５，５が供給され
るようにしている。これにより、比較的柔らかく弾性の
ある芯であって太さにむらがないものとすことができ
る。
【００１０】折り返されてテープ１の流れと逆行するこ
とになるロープ６は、Ｕ字状に曲げられて供給されてい
るテープの開放部分、即ち導入ガイド２と縫製ガイド３
の間で、外方に引き出す。ロープ６を外方に引き出すに
は、ロープ６を上下一対のローラー９，10によって強制
的に引き出す。ロープ６の引き出し力が、テープ１の折
り返し力やロープ芯の引き込み力となるため、ローラー
９，10は、テープの縫製速度に同調するものであって滑
りがなく、ある程度大きな引っ張り力が発揮できるよう
なウレタン樹脂などの合成樹脂製ローラーを採用するの
が好ましい。
とになるロープ６は、Ｕ字状に曲げられて供給されてい
るテープの開放部分、即ち導入ガイド２と縫製ガイド３
の間で、外方に引き出す。ロープ６を外方に引き出すに
は、ロープ６を上下一対のローラー９，10によって強制
的に引き出す。ロープ６の引き出し力が、テープ１の折
り返し力やロープ芯の引き込み力となるため、ローラー
９，10は、テープの縫製速度に同調するものであって滑
りがなく、ある程度大きな引っ張り力が発揮できるよう
なウレタン樹脂などの合成樹脂製ローラーを採用するの
が好ましい。
【００１１】
【発明の効果】請求項１記載の本発明チューブマット用
ロープの製造法によれば、従来編み立てによって製造さ
れていたロープを、縫製によって能率的に製造すること
ができる。また、本発明ではロープの外装体として、任
意の織物生地を利用することができるため、例えばカー
テン生地やその他の室内装飾とトータルデザインのチュ
ーブマットを安価に供給することができる。
ロープの製造法によれば、従来編み立てによって製造さ
れていたロープを、縫製によって能率的に製造すること
ができる。また、本発明ではロープの外装体として、任
意の織物生地を利用することができるため、例えばカー
テン生地やその他の室内装飾とトータルデザインのチュ
ーブマットを安価に供給することができる。
【図１】本発明方法による製造装置の概略を示す平面
図、
図、
【図２】本発明方法による製造装置の製造工程の要部を
示す斜視図、
示す斜視図、
【図３】チューブマットの一例を示す平面図。
１…テープ、 ２…導入ガイド、 ３…縫製ガイド、
４…折り返しガイド、５…ロープ芯、 ６…ロープ、
７…ミシン針、 ８…孔、 ９，10…ローラー。
４…折り返しガイド、５…ロープ芯、 ６…ロープ、
７…ミシン針、 ８…孔、 ９，10…ローラー。
Claims (1)
- 【請求項１】連続的に供給される帯状のテープ１を横断
面形状がＵ字状となるように案内する導入ガイド２と、
折り返されたテープ１の両端を重合わせて縫製する縫製
ガイド３と、Ｕ字状に形成される縫製ガイド３内に配置
した筒状の折り返しガイド４で構成し、導入ガイド２を
通って供給されるテープ１を縫製ガイド２部分において
筒状に縫製し、筒状に縫製されたテープを内方の折り返
しガイド４に折り返すとともに、折り返しガイド４には
テープの折り返しと同時にロープ芯５を連続的に供給し
て芯入りのロープ６とし、このロープ６は縫製ガイド３
よりも基方にあってＵ字状に供給されるテープの開放部
分から外方に排出させるようにしたことを特徴とするチ
ューブマット用ロープの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34654393A JPH07178273A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | チューブマット用ロープの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34654393A JPH07178273A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | チューブマット用ロープの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178273A true JPH07178273A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18384141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34654393A Pending JPH07178273A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | チューブマット用ロープの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178273A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101388728B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2014-04-25 | 이수은 | 의류장식용 파이핑과 원단을 봉제하는 봉제프레임 및 그 봉제방법 |
| KR101498884B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2015-03-05 | 이수은 | 의류장식용 파이핑봉제 프레임 및 의류장식용 파이핑봉제 방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS431178Y1 (ja) * | 1964-10-31 | 1968-01-19 | ||
| JPS52112527A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-21 | Kubota Ltd | Lifting finger for crop raising device |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP34654393A patent/JPH07178273A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS431178Y1 (ja) * | 1964-10-31 | 1968-01-19 | ||
| JPS52112527A (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-21 | Kubota Ltd | Lifting finger for crop raising device |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101388728B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2014-04-25 | 이수은 | 의류장식용 파이핑과 원단을 봉제하는 봉제프레임 및 그 봉제방법 |
| KR101498884B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2015-03-05 | 이수은 | 의류장식용 파이핑봉제 프레임 및 의류장식용 파이핑봉제 방법 |
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